(ハイハイというより、這い這い。Walking Deadに出てくるゾンビみたいに腕だけで前進しています)
こんばんは、メタルギアソリッドPS4をクリアしたばかりの石崎です。
暑いですね。きな粉アイスなしでは生きてゆけません。
ちょっと聞いてください。
2つの後悔
僕には人生で後悔していることが2つあります。
1つは浪人したこと。もう1つはデブ期が長かったこと。
デブ期が長かったことは、ここではあまり重要ではないので話しません。機会があったらどこかで話そうと思います。生まれてから高校1年生までずっとデブでした。たぶんデブじゃなかったら、もう少しだけジョギングするのが好きだったり、食べること以外に時間を費やせたり、(もしかしたら!)少しだけ女性にもてていたかもしれません。デブをこじらせたせいで、いよいよ僕の青春(前半戦)はこれらを実現せずに終わりました。
痩せたのは、ボクシング始めたからです。ほら、ボクシングって試合に出ようと思ったら計量がありますよね。僕はいつもライトウェルター級(64kg以下級)で出ていたので、だいたい試合前になると8kgぐらいを落としていました。ちなみにボクシングを始める前はずっと空手をやっていたんですけど、空手の場合は階級がすごいざっくりとしていて(軽量級、中量級、重量級)、むしろデブの方が有利だったんです。まあ仕方ない、痩せないと試合に出れないからってことで、毎日ヨーグルト1食だけの生活を1ヶ月続けてしかもジムで追い込みをかけていたら、すぐに痩せました。
痩せてからも依然としてモテない人生は続いたんですけど、少しだけ変化がありました。僕にとっては人生でトップ10に入るくらい大きな出来事でした。それは、女性に電話番号聞かれたことです。その時の恍惚とした気持ちは言葉で形容できないものでした。普段から「電話番号聞かれた時の対応<傾向と対策>」を練習していたので、ものすごいカッコいい声で(あたかもいつも女性に電話番号聞かれているかのような雰囲気で)「あ、いいよ」と返しました。その日の帰り道、夕日があまりにも美しかったのは言うまでもありません。
大学受験に失敗して浪人するのは時間の無駄
今日話したいのは、僕が浪人したことです。浪人したことをむっちゃ後悔しているぞ、と。
誰がなんと言おうと浪人は時間の無駄です。
社会人になってから1度だけ、浪人仲間たちと飲んだことあります。
彼らのスペック。一人は京大落ちて同志社いった奴。もう一人は3浪して富大医学部いった奴。そして東北大学に2回落ちた奴=石崎。
そこで意見が分かれたんです。
浪人したことはいいことだったか悪かったことか。
ちなみに同志社の彼は、現役の時も同志社に受かっていたので、一浪した意味はそれほどなかったんです。しかし彼は超ポジティブな奴で「浪人したのもいい思い出だった」と言い切るんです。僕は人生の無駄でしかないという論陣を張っていました。医学部の彼は、中庸。どっちつかず。確かに医者なれたのは浪人したからだけど、さすがに3浪はしすぎだろ・・・という意見。ちなみに彼は今、医者になったことそのものを見直し始めています。
2パターンの過去の捉え方
過去の失敗には2つの捉え方があります。
1つは解釈を変えるパターン。まさに同志社の彼が「浪人したのもいい思い出だった」と過去の失敗の解釈を変えたように。僕はこれを「過去の正当化」と呼んでいます。過去の正当化をしているうちは、過去の失敗からは何も学べないと考えます。自己啓発書とか読むのが好きな人は「過去の事実は変えられないけど、過去の解釈は変えられる」といったこの手の甘い言い回しにガンガンと影響を受けるでしょう(そしてまた失敗を繰り返しては、自己啓発書に助けを求めるを繰り返す)
もう1つはネガティブファクターとして強く記憶するパターン。もうあんな無駄なことは絶対にしないぞ、と強く記憶に残し未来の自分が同じ過ちを繰り返さないよう働きかけます。僕にとっての浪人は「良い思い出」とは真逆に位置する最悪の思い出です。自分史上、劣悪最低最悪自嘲悲観的ペシミズム下劣チョベリバな出来事です。
過去を正当化した時点で思考がストップし、失敗から何も学べなくなります。解釈を変える程度で人生が幸せになるなら、洞窟で瞑想でもしていればいいんです。実際に達磨大使(ダルマさん)は壁に向かって9年座禅して瞑想した結果、手足の細胞が壊死して、手も足も機能しなくなりました。玩具としてのダルマに手足がないのは、これが起源ですよね。
僕は9年も瞑想したくない
敬虔な仏教徒には申し訳ないんだけど、僕は9年も座禅したくないです。メディテーションして気持ちよくなるくらいなら、僕は旅路での気持ち良い風を選びます。過去の解釈を変えて一時的に満足するくらいなら、未来の体験を変えて恒久的な満足を選びます。解釈なんていらない。僕に必要なのは圧倒的に楽しい体験だけです。
僕ら家族が、旅先でカメラを抱え、動画編集に命を賭しているのは、それが圧倒的に楽しい体験だからです。
もう一度言います。過去の解釈なんて変える必要はない。過去を凌駕する圧倒的な体験をしろ。
過去の正当化なんてするな。打ちのめされるくらい過去に向き合え。
いつも自分にそう言い聞かせています。
まとめ
最後に、今回僕が一番言いたかったことをまとめます。
新しいコースが出ました。
クーポン発行数は20。有効期限は2016年8月1日(月)まで。
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