はい、どうも石崎力也です。
いやー、ここ数年は、Googleの独走ぶりが凄まじいですね。
その独走ぶりに嫉妬してか 、様々なメディア企業からの批判もまた凄まじいですね。(特に、AP通信あたりの攻撃が過激ですね!)
なんでメディア企業がこんなにも目を血眼にしてGoogleを批判するのかと言うと、結局はメディア企業も広告依存型モデルなので、Googleと利益相反するのは明らかだからなんです。
しかも、勝ち目ないんですよ、Googleの広告モデルには。
誰かが検索する度にGoogleはデータを蓄積していくわけです。「石川県金沢市〇〇町に住む32歳男性(銀行員)は、午前2時34分に”柴咲コウ 無修正”と検索する」と。それが一秒間に何万件と蓄積される。
更に、検索結果に表示された様々なHPの中から人為的に一つだけを選ぶ度に、これもまたGoogleのデータになるのです。「”柴咲コウ!高校時代のアレが流出(無修正)”というtitleがクリックされた」と。
それだけ莫大なデータを蓄積できるGoogleに、勝てる広告モデルは存在しないのです。
・・・と、ここまで書きながら、心のもう片方では「でもなー、Googleの表示してくる広告って、俺の興味ないものバッカリなんだよねー」と思っているのも事実。
確かに僕が「ベッド クイーンサイズ 速達」と検索した直後には、IKEAやニトリの広告がバンバンと表示されるんですが、別にIKEAやニトリの商品には興味がないんです。
僕の関心事は「どれだけ早く家に届くか?」。ただそれだけなんです(だから、「速達」と検索しました)。いくらGoogleが僕のデータを集めた所で、僕の心深くで思っていることまでは読み取れてないんですよね。
今、この心がホットな状態(欲しい!欲しい!今すぐ欲しい!)の時に、商品を手元に置きたいのです。気持ちが冷めきったときに、IKEAの広告を見ても、ちっとも心が動きません。
僕がGoogle幹部なら、消費者の心がホットな時には広告表示回数を増やし、クールなときには表示回数を減らす様なアルゴリズムを作れ、みたいなことを命令するのかなーって思っています。
長めのつぶやきでした・・・。
では、今日の本題いきましょう!!