さっきざくっと先月のひと月で僕らが外注しているライターさんの1人が集めてくれたWebへのアクセスを試算してみた。ざくっと、10万越え。10万PVです。単純計算、日本人の100人に1人は僕らのポータルサイトに来てくれているわけ。
*ちなみにGoogleアドワーズで10万PVを引っ張ってきたかったら、1000万円くらいを突っ込まないといけない。
僕らはこういうポータルサイトを1つではなく、複数持っている。
黒幕のライターさんたち
で、よく独立支援の集まりに呼ばれて顔を出すんですけど、「よく1人でそれだけアクセス集められますよねー」って言われるんだよね。その場では「あぁ、たまたまです」って嘘をついているんだけど、本当は僕のネット・スピリットあるいはビジネス・スピリットの入った黒幕のライターさん達が複数いて、彼らがアクセスを集めている。
僕が真剣に文章を書いて、それを定期的にアップロードすればそりゃアクセスは集まる。そんなの当然。大事なのは僕の考え方を他の誰かに再現させることだ。ここが一番難しく、個々数年間苦労してきたこと。で、今年の初めアタリからようやく成果が出てくるようになった。
僕が伝えているネット・スピリット、ビジネス・スピリットは何か?本当はこれ1つで、講座が複数立ち上がるし、セミナーを10本くらい強行できる。もちろんやらないけど。。。
でもその要約はできる。百万分の一くらいに要約するなら
「面白いことを発信しよう」
ただそれだけ。
WordPressができて、アメブロが日本で流行っていて、FacebookとTwitterができて、これまでネットに触れる機会がない人でもどんどんとネット上に文章を上げるようになってきた。
18世紀までの情報量をbit換算すると・・・
2013年現在、世界の情報量をbit換算すると、18世紀までに積み上げてきた情報量は、先週一週間のニューヨークタイムズのweekly版(平日版)に匹敵するらしい。(weekend版を入れると、18世紀まで積み上げてきた情報量を超えてしまう!)
そのくらい毎日毎日、Webページが立ち上がり、その度にGoogleはサーバーをオレゴン州のある地域に増設しまくっている。そしてインデックスをするためにクローラーは必死になって、様々なWebページを検索エンジンに格納し、順位付けを行っている。
こう考えると、ますますネット上で人を集めたり、目立ったりすることの障壁は上がっていくんじゃないかと多くの人は思う。大丈夫、それはあなたが正常な証拠です。(笑)
でも、心配しなくていい。いくらGoogleのロボット(クローラー)がWebページをランク付けした所で、見るのは人だ。そしてクローラーの解析力はどんどんと人に近づいてきている。
一昔前なら<title>タグや<h1>タグに何個のターゲティングキーワードを入れましょうか?なんてのが新宿と渋谷の至る所でSEOセミナーと題して行われていた。
はっきり言って、そんなのはもう関係ない。少なくともGoogleの検索エンジンはどんどんと人間に近づいきているし、今後も近づく一方だ。つまり、ロボット向けのSEOやコンテンツ制作の時代はもう終わりで、「人向け」のコンテンツ作りが主流になってきている。
じゃあ人は何が好きか?
・・・人は「面白いもの」が好きだ。「面白いことを言える人」が好きだ。これは変わりない。僕はここに揺るぎない自信があるから、MacBook Airとネット接続さえあれば生きいけると確信できる。(興味がある人は僕の(5年前から全く更新されていない)メルマガ・ニュースレター等を読んで欲しい。20歳の時に書いた文章。)
残念ながらDELLがつまらないわけ
デルやコンパックのようにコモディティ化したPCを欲しがる人はいるか?まあ値段重視に人はそっちに傾くでしょう。でも現時点での王者はAppleコンピューターだ。Appleのデザインにはジョブスの禅=シンプルさ、が詰め込まれている。いわばそれがストーリーで、そのストーリーがデザインに表れている。
それを「面白い」と形容せずしてなんと言おう。
一言でAppleは面白い。ガジェットとして面白い。マンハッタンに旅行に行き、セントラルパークに向かっているのに、右手に見えるアップルストアに入りたくなるのは、それが面白いからだ。透明なガラスに囲まれたゲートにはエレベーターしかない。エレベーターで下に降りると、おもちゃ屋に来た感覚が体に蘇る。あの感覚。ガジェット(おもちゃ)がそこにはたくさんある。
人は面白さに惹かれる。これだけネット上にはトラフィックが集まっている。たった一部の人の心を動かせる様なコンテンツ作るだけで良い。世の中の数兆分の1のアクセスを引っ張ってくるだけで、労働時間はぐっと減るはずだ。
数兆あるトラフィックは「人」から形成される。その中のゴクゴク一部にリーチする面白いコンテンツを作るだけで良い。その能力さえあれば、きっとこの人生はぐっと楽になるはず。冗談じゃない。僕の周りの人たちはみんな「面白さ」のおかげで、かなり人生をスマートに生きている。
イグノアな生き方。それはマジョリティ(大衆)を無視する生き方。あるいは自らのコモディティ(平凡)化を避ける生き方。ちょっとだけ、世間を無視するだけでいい。それだけであなたの心に面白い世界が広がる。あとは、その心に広がった「面白さ」を世界に向けて表現しよう。
こんなにも表現ツールはある
文章が得意な人は、SNSやブログを使って「活字」という表現ツールを利用する。
喋りが得意な人は、podcastやwebラジオを使って「音声(mp3)」という表現ツールを利用する。
動画編集が得意な人は、YouTubeやVimeoを使って「ムービー(mp4)」という表現ツールを利用する。
プログラミングが得意な人は、好きな言語を使って「Webサービス」という表現ツールを利用する。
・・・
やり方は無限だ。ツールは既に揃っている。
結構面白い時代になってきたと思う。
私事で申し訳ないですが・・・
高校生の時、金沢を出ることなんて夢の夢だと思っていた。だけどインターネットという存在そのものが面白いガジェットに出会い、僕はそのオモチャで遊びまくった。そして自分自身の得意な表現ツールを使って、それをWorld Wide Webの網の中に放り込んでみた。最初は誰も振り向いてくれなかったけど、徐々に洗練していく中で「ごくごくごくごく一部の人」が振り向いてくれるようになった。
たったそれだけで、石川県を飛び越え、日本を飛び越えることができるようになった。表現ツールを伝播するインターネットがあるおかげで、MacBook Airとネット接続さえあれば、どこででも自分を表現できる。
時には活字で、時には音声で、時にはムービーで、時にはWebサービスで、時には自分自身で。
思っていたよりも世界は面白い。
やることは少しだけ世間を無視すること。自分を少しだけ社会から出してみること。1日10分でもいい。人と違うクリエイティブなことをしよう。それだけで、世界は少しだけ面白くなる。あなたにとっても、あなたの友人にとっても。
不況なんて嘘だ。もし本当だとしても、僕たちには関係ない。気概は「1人で高度経済成長を起こしてやる!」だ。そんくらいのテンションで遊んでいる方が、きっと世界は面白い。
だって「1人で高度経済成長を起こしてやるぜ!」なんて思っているヤツらが世界中にたくさんいて、そいつらと繋がれば、本当に高度経済成長が起こる可能性だってあるんだから。
興奮して目が覚めると、決まって鼻血がある
僕はいつもそういった夢を見る。(興奮して鼻血で目が覚めることもある)
でも起きたあとも、夢とあんまり変わらないようなことを考えている。境界線が曖昧だ。
そのくらいで丁度いい。
スティーブジョブスは現実歪曲フィールドを使って、どんどんと人々の現実世界を良い意味でねじ曲げてきた。
でも自分の頭の中だけでなら、楽勝に現実歪曲フィールドは起こせる。頭の中だけでならどれだけでも現実をねじ曲げられる。その妄想で生きていると、少しだけキモくなれる。そのキモさが世の中に「面白さ」として表象したらいいなっていつも思っています。
もっと自由に!りばてぃー!!!
今年のテーマは「面白く」だぜ。。。
文責:石崎力也