今回は、エバーグリーン・ローンチの中でも、Eメールファネルに関するお話をします。Eメールファネルは、メールを中心に展開していくファネルです。メールの内容が大事になるんですが、なかなか筆が進まない。そんな悩みをよく聞きます。ですが安心してください。このレクチャーを見れば、Eメールファネルのメールシーケンスで何を書いていいのか?もう迷うことはありません。
このレクチャーでは、Eメールシーケンスに盛り込むべき内容、商品の紹介の仕方、メールの中で締切を知らせる方法などを学びます。見込客をメールで教育し、効率よくコンバートするためのノウハウをお伝えしていきます。
メールシーケンスの中で何をするのか?
Eメールファネルでは、Eメール講座という名目で見込客にオプトインをしてもらいます。オプトインページの段階で、見込客は解決したい問題を持っていて、その問題を解決するためにEメール講座に入ってきます。
メールシーケンスが流れ始めます。締切までの間に、毎日メールを送っていきます。その中で見込客を教育し、徐々にあなたの商品に興味を持ってもらいます。
メールシーケンスは、オプトイン直後から締切日まで何通も送っていきます。あなたの商品に興味をもってもらうには、毎回のメールを読み続けてもらう必要があります。そのためメールの中身はできるだけ魅力的にしてください。
「無料のメール講座だから、それなりの内容で良い」と考えるのはやめてください。見込客に価値を感じてもらえ、次のメールも読みたいと感じてもらえるように、見込客が知りたいことを詰め込んでください。
メールの内容は何でもいい
メールの中身に何を書くか?あなたも迷った経験があるでしょう。メールの内容は、もっと簡単に考えてください。メール講座のテーマに沿って、あなたの知識やノウハウを書けば良いのです。ここで書くノウハウは何でも良いんです。とはいえ、何でも良いというと難しいので、例を挙げておきましょう。例えば、次のようなテーマのメールが来たら魅力的に見えませんか?
- あなたのビジネスにサブスクが必要な3つの理由
- サブスクを成功させるための4つのマインドセット
- サブスクを実装するための5つのツール
- 魅力的なサブスクを作るための方法
- サブスクの導入を阻害する心理的要因
あなたの商品の中で話していることの一部を、メールに書いてしまっても問題ありません。「どこまで無料で出していいのか?」ということを気にする人がいますが、僕に言わせればそういったことを気にする必要は全くありません。理由は2つあります。
1つは、あなたのノウハウはメールの中では全て紹介しきれないからです。数通のメールの中では、どうしても書けるボリュームに制約が出てきます。お客さんがあなたのノウハウをすべて知りたければ、結局商品を買うことになります。
もう1つの理由は、テキストだけで伝わることには限界があるということです。人によって文字を読むのが得意な人、音声で聞くのが好きな人、動画が一番楽に見れる人など、コンテンツの形式は変わってきます。そして多くの人は、テキストよりも動画を好みます。テキストよりも動画で視聴できるのであれば、動画コンテンツとしてあなたの商品を購入してくれるはずです。
CTAは複数回用意する
メールシーケンスの中には、あなたの知識やノウハウだけでなく、あなたの商品のセールスも少しずつ入れていきましょう。メールシーケンスの後半では、見込客が抱える問題の解決策として、あなたの商品をオファーします。
その際にメールの中に、商品のセールスページへのリンクを用意してください。リンクは、複数のメールの中に出します。
さらに1通目のメールの中にも、1回ではなく何回もリンクを出してください。何度も出す理由は簡単で、より見込客がクリックしてくれる回数が増えるからです。「詳細はこちら」のようなボタン1つだけでなく、メールの文章の中にもリンクを入れてください。
メールの中にカウントダウンタイマーを入れる
Eメールファネルにも締切が存在します。セールスページにも、カウントダウンタイマーを入れますが、メールの中にもカウントダウンタイマーを入れてください。
メールにもタイマーを入れるのは、セールスページを見なかった見込客に対して、締切が迫っていることを伝えるためです。
メールの中のタイマーと、セールスページ上のタイマーを同期させるにはDeadline Funnelが便利です。オプトインを起算点として、デバイスを超えて締切のトラッキングをしてくれます。
メールの中でカウントダウンタイマーが実際に動くので、すごく目立ちます。英語圏ではよくあるのですが、日本ではまだまだ少ない手法です。メールを読んでいると、どんどんタイマーの数字が減っていくので、すごくソワソワするんです。そういった心理的な効果を使って、購入を促すことが出来ます。
まとめ:メールで見込客をホットにする
今回は、Eメールファネルで見込客を教育するためのメールの書き方を解説しました。メールシーケンスの中で何を書くか迷ったときにはあなたの知識やノウハウを書いてください。そのときに、Eメール講座の内容や見込客のニーズに合うテーマを選んでください。最後に要点を4つにまとめました。
- Eメールファネルのメールシーケンスを通して見込客を教育し商品をセールスする。メールの内容は何でもよく、主にあなたの知識やノウハウを書けば良い。
- ノウハウは出し惜しみせずに書いてしまって良い。理由はメールですべてのノウハウを紹介しきれないため、そしてテキストという形で伝わるノウハウには限界があるためである。
- メールシーケンスの中には、商品へのリンク(CTA)を複数回挿入するとクリック回数が増える。
- 見込客に商品購入の締め切りを意識させるために、メールシーケンス内でもカウントダウンタイマーを表示する。
今回は以上です。また次回のレクチャーでお会いしましょう。