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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

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石崎力也

6-2 【完全比較】リードマグネット4種類の特徴と効果|初心者向け無料オファーの選び方ガイド

Last updated on 2025年5月4日 By 石崎力也

あなたはオンラインビジネスを運営する個人事業主やフリーランサーとして、効果的なリードマグネットを作って見込み客リストを増やしたいと考えていませんか?どのタイプのリードマグネットが自分のビジネスに合っているのか悩んでいる方も多いはずです。ここではさまざまなリードマグネットの種類と特徴を詳しく紹介し、あなたのビジネスに最適な選択肢を見つけるお手伝いをします。

オンラインマーケティングにおいて、リードマグネットまたは無料オファーは見込み客を集める強力なツールになります。しかし、PDFガイド、ミニコース、ウェビナー、Eメール講座など、選択肢が多すぎて迷ってしまうことも少なくありません。実際、形式によって制作の難易度や見込み客の反応は大きく変わります。ここからは、それぞれのリードマグネットの特徴やメリット・デメリットを解説し、あなたのビジネスに最適な形式を選ぶためのポイントを紹介していきます。

種類1:PDF系リードマグネットの特徴と活用法

PDF系のリードマグネットは、eBook、ガイド、チェックリスト、テンプレートなどが含まれます。これらは比較的作成しやすく、メール登録後すぐにダウンロードリンクを送る形で提供できるため、多くの事業者に人気があります。特に短いチェックリストやテンプレートは「すぐ使える資料」として高い反応が得られます。

Optinpage cta

PDF系の最大のメリットは制作の手軽さです。文章を書くのが得意な方なら、専門知識をまとめたガイドやチェックリストを短時間で作成できます。また、見込み客の立場からも、ダウンロードしてすぐに活用できる点が魅力と言えます。僕のクライアントの中には、シンプルな1枚のチェックリストで月間100件以上のリード獲得に成功している方もいます。

一方で注意点もあります。内容が膨大なeBookの場合、「あとで読もう」と思われて結局読まれないリスクがあります。また、複雑な概念を説明する際には、図解などを工夫しないと伝わりにくいこともあります。PDF系を選ぶ際は、あくまで「すぐに価値を感じられる」簡潔な内容にすることが重要です。

PDF系リードマグネットがおすすめなのは、短時間で具体的な成果を感じられる資料を求めている層です。例えば「日間でブログアクセスを2倍にするチェックリスト」や「初心者でもわかるSEO用語集」といった、すぐに役立つ内容が効果的です。時間をかけずに作成できる点も、マーケティング初心者にとって大きなメリットと言えるでしょう。

種類2:ミニコースで商品の無料プレビューを配る

ミニコースは、短いレクチャー動画やメール講座の形で提供される学習体験型のリードマグネットです。このタイプの最大の強みは、受講者があなたの教え方やコンテンツの質を実際に体験できる点にあります。有料コースやコンサルティングを販売している場合、この「お試し体験」は非常に効果的です。

Optinpage first view

ミニコースは形式によって特徴が変わります。動画ミニコースなら実演を見せやすく、視覚的な学習を好む人に強い印象を与えます。一方、メール講座ならテキスト中心で作成しやすく、忙しい人でも少しずつ学べるという利点があります。いずれも見込み客との信頼関係を築くのに役立ちます。

デメリットとしては、PDFよりも制作の負荷が高いことが挙げられます。特に動画の場合は撮影・編集の手間がかかります。また、受講に時間がかかるため、気軽に受け取ってもらうハードルがやや上がる点も考慮する必要があります。

ミニコースはある程度じっくり学びたい層や、「動画で実演を見たほうが分かりやすい」と感じる人に向いています。例えば料理やDIY、ソフトウェアの使い方など、実際の手順を見せながら説明したい場合に効果的です。すでに無料コンテンツで信頼を得ている場合、次のステップとしてミニコースを提供すると高い成約率につながることも多いです。

種類3:ウェビナーで一気に深い関係性を築く

ウェビナーは、録画またはライブ配信の形で提供されるリードマグネットです。ライブ感や双方向のコミュニケーションがあり、受講者との距離を縮められる点が大きな魅力です。また、すでに開催した録画を配布するなら、新たな制作コストはほとんどかかりません。

Cashlab autowebinar funnel 1optin

ウェビナーの強みは、詳細な情報提供と信頼構築の両立です。ライブウェビナーなら質疑応答を通じて参加者の疑問にリアルタイムで答えられるため、信頼度が格段に高まります。また、画面共有機能を使って実演やケーススタディを紹介できるので、複雑な内容も分かりやすく伝えられます。

一方、ウェビナーは長時間になりやすく、「まずはサクッと知りたい」層には不向きという面もあります。ライブウェビナーなら日程調整が必要で、録画配布の場合は視聴の腰が重いと再生されないケースも出てきます。ビジネスの性質や見込み客の特性を考慮して選ぶことが大切です。

ウェビナーは詳細をしっかり説明したい場合や、実演・事例を映像で共有したい場合に有効です。特に高単価商品を販売している場合、ウェビナーを通じて価値を十分に伝え、その場でセールスにつなげるという戦略も有効です。ただし、初めから長時間拘束するリードマグネットを選ぶと登録率が下がる可能性もあるため、ターゲット層の特性を見極めることが重要です。

種類4:Eメール講座で段階的な関係構築をする

Eメール講座は複数回に分けて送信される一連のメールから成るリードマグネットです。ステップメールの形で小分けに学べるため、難しい概念を分割して解説しやすいという特徴があります。また、文字ベースでサッと読み進められ、制作者側のコストも動画より低いというメリットもあります。

Email funnel sequence

Eメール講座の強みは継続的な関係構築にあります。数日間や数週間にわたって価値あるコンテンツを届けることで、見込み客との関係を徐々に深められます。さらに、配信の途中で反応を見ながらセールスメッセージを挟むこともできるので、自然な流れで商品提案が可能になります。

ただし、テキストが多すぎると飽きられやすいという弱点もあります。また、難しい概念を図や動画でサポートしないと伝わりづらい場合もあるため、内容によっては補助素材の準備も必要になるでしょう。

Eメール講座は「短期間で理解すべき内容を、日ごとに少しずつ伝える」形が合う場合におすすめです。特に忙しい見込み客に向けて、1日5分×5日間などの学習提案をしたい時に効果的です。また、複数のトピックをカバーする総合的な講座を提供する場合も、Eメール講座の形式が適していることが多いです。

まとめ:あなたのビジネスに最適なリードマグネットを選ぼう

ここまでリードマグネットの主要な種類と特徴について解説してきました。最後に要点を3つにまとめました。

  • リードマグネット選びは、自分の強み、作りやすさ、見込み客のニーズ、提供するコンテンツの特性のバランスで決めるべきである。
  • 初心者なら作成が比較的簡単なPDFから始め、反応を見ながらミニコースやEメール講座などに拡張していくアプローチが効果的である。
  • どの形式を選ぶにしても、見込み客が「すぐに価値を感じられる」内容にすることが、高い登録率とその後の成約につながる鍵となる。

6-1 コンテンツアップグレードで差をつける!リスト登録率がアップするリードマグネット設計法

Last updated on 2025年5月2日 By 石崎力也

あなたはメールリストやLINE登録者を増やしたいと考えている個人事業主やフリーランス講師で、効果的な無料オファーの作り方に悩んでいませんか?オンラインで見込み客を集めるには、メール登録の見返りとして何を提供できるかが最大のカギになります。ここではリードマグネットという概念と、そのさまざまな種類について詳しく解説します。

オンラインマーケティングの世界では、リスト構築がビジネス成長の基盤となります。しかし、「メルマガに登録してください」と単に呼びかけても、今日のユーザーはそう簡単に個人情報を提供してくれません。彼らは常に「これを登録する価値があるか?」と考えています。そこで重要になるのがリードマグネットの存在です。適切なリードマグネットを用意することで、オプトイン率を大幅に向上させることができます。

リードマグネットとは?その基本概念を知ろう

リードマグネットとは、リードつまり見込み客が自分のメールアドレスやLINE登録などの個人情報を提供する見返りとして無料で提供するものです。昔は「無料プレゼント」と呼ばれることが多かったのですが、今ではこの「リードマグネット」という言葉が一般的になっています。その名の通り、見込み客を磁石のように引き寄せる役割を果たします。

Upgrade

しかもただ単に見込み客を引き寄せるだけでなく、特定のテーマに興味のある見込み客を引き寄せることができるのです。良いリードマグネットには、いくつかの共通する特徴があります。まず何より、あなたのターゲット層にとって「価値がある」と感じられるものでなければなりません。また、あなたが提供する有料のコースやサービスへの入り口として機能するよう、メインの商品と関連性があることも重要です。

リードマグネットの形式はさまざまです。最も一般的なのはPDFのeBookですが、チェックリスト、テンプレート、ワークシート、ウェビナー録画、音声コンテンツなど、形式は多岐にわたります。大切なのは、あなたのターゲット層が「これなら登録する価値がある」と思えるものを提供することです。

コンテンツアップグレードとは?:リードマグネットをさらに強力にする方法

「コンテンツアップグレード」という言葉を聞いたことがありますか?これは英語の「Content Upgrade」をそのまま日本語にしたもので、直訳すると「コンテンツの格上げ」や「コンテンツの上位版」という意味になります。つまり、読者が今見ているコンテンツの「さらに良いバージョン」「パワーアップ版」を提供するという考え方です。

Same different offers

従来のリードマグネットは、すべてのブログ記事や動画に対して同じ一つのオファーを使用するのが一般的でした。例えば、サイト全体で「無料メール講座」や「初心者ガイド」といった汎用的なものを提供していました。しかし、コンテンツアップグレードは違います。これは特定の記事や動画の内容に超特化したリードマグネットを提供する手法なのです。

例えば、あなたが「英会話の基本フレーズ10選」というブログ記事を書いたとします。通常のリードマグネットであれば、すべての記事で「英語学習ガイド」のようなものを提供するかもしれません。しかし、コンテンツアップグレードでは、その記事に特化した「PDF版:使える英会話フレーズ50選+音声データ」といった特典を用意します。これは読者にとって「今読んだ内容のパワーアップ版が手に入る」という明確な価値を提示していることになります。

この「アップグレード」という言葉には「今あるものよりも良くする」「グレードアップする」というニュアンスがあります。つまり、読者は無料で読んだ記事の「有料級の上位バージョン」を手に入れられるという感覚になるわけです。日本語では「コンテンツの上位版提供」と言い換えることもできますが、マーケティング用語として「コンテンツアップグレード」という言葉が定着しつつあります。

このアプローチが非常に効果的なのは、読者が記事を読んで興味を持っている瞬間に、その内容をさらに深めるリードマグネットを提供できるからです。読者の「もっと知りたい」という欲求に直接応えるため、通常のリードマグネットよりも高いコンバージョン率が期待できます。

僕の経験では、記事内容と完全に一致したコンテンツアップグレードを提供すると、オプトイン率が大幅に上がります。これは「今、まさに読者が欲しいもの」を提供しているからこそ得られる効果です。

どんなリードマグネットを作るべきか?選び方のポイント

最適なリードマグネットを選ぶ際の最大のポイントは、「無料コンテンツのテーマとの一致度合い」です。例えば、MailChimpの使い方について書いた記事であれば、「MailChimp効率化テンプレート集」が最適なリードマグネットになります。一方、ダイエットに関する記事であれば、「コンビニ食品で作る低カロリーレシピPDF」がぴったりです。

逆に、無料コンテンツとリードマグネットのテーマの不一致の例を挙げてみます。YouTubeの動画編集テクニックを解説した記事で「Instagramフォロワー獲得術」を配布しても、読者にとっての関連性は薄くなります。両方ともSNSマーケティングに関連していたとしても、読者の現在の関心事とマッチしていなければ効果は微妙です。

Russell brunson ebook

もう一つ重要なポイントは、「今、読者が抱えている疑問や欲求」を深掘りすることです。その記事を読んでいる瞬間、読者は何を考え、何を欲しがっているでしょうか?例えば、WordPressの初期設定について書いた記事なら、読者は「次に何をすればいいのか」「どのプラグインを入れるべきか」といった疑問を持っているはずです。そこで「WordPressセットアップ完了チェックリスト」を提供すれば、非常に魅力的に映るはずです。

最後に、制作の難易度も考慮しましょう。リードマグネットは完璧である必要はありません。eBookやチェックリストなど、比較的作りやすいものから始めても構いません。大切なのは、あなたが提供できる価値と読者のニーズが一致していることです。それさえあれば、シンプルなPDFでも十分に効果を発揮するはずです。

まとめ:リードマグネットで見込み客を効果的に集める

ここまでリードマグネットの概念と種類についてお伝えしてきました。最後に要点を4つにまとめました。

  • リードマグネットとは、見込み客がメールアドレスやLINE登録などの個人情報を提供する見返りとして無料で提供するもので、見込み客を磁石のように引き寄せる役割を果たす。
  • 良いリードマグネットは、ターゲット層にとって価値があり、有料のコースやサービスへの入り口として機能するよう、メインの商品と関連性があることが重要である。
  • コンテンツアップグレードは特定の記事や動画の内容に超特化したリードマグネットを提供する手法で、通常のリードマグネットよりも高いコンバージョン率が期待できる。
  • 最適なリードマグネットを選ぶ際の最大のポイントは、記事や動画のテーマとの一致度であり、読者が今抱えている疑問や欲求を深掘りすることが重要である。

5-3 受講生の声でコースは進化する!プリセル後のフィードバック活用で完成度を高める方法

Last updated on 2025年4月30日 By 石崎力也

あなたはオンラインコースを作成する講師や個人事業主として、プリセル(先行販売)を行って初期の購入者を集めたものの、彼らからのフィードバックをどう活かせばいいか迷っていませんか?コース完成に向けて受講生の声をうまく取り入れる方法が分からず悩んでいるかもしれません。ここではプリセル後に集まるフィードバックを効果的に活用し、コースの完成度を高めながら次の販売につなげる具体的な方法を紹介します。

オンラインコースのプリセルは、コンテンツをまだ完全に仕上げていない段階で先行販売することで、早期の収益化とフィードバック収集を同時に実現できる優れた手法です。しかし多くの講師は「集まったフィードバックをどう扱えばよいか」「どの意見を優先して取り入れるべきか」という点で悩みを抱えています。適切なフィードバック活用はコースの品質向上だけでなく、本格ローンチ時の「お客様の声」としても活用できる貴重な情報源となるはずです。

フィードバック活用のポイント

プリセル後に集まるフィードバックは、コースの質を高める貴重な情報源です。ここでは効果的な活用法を3つのポイントから解説します。

どこでフィードバックをもらうのかを明確にする

フィードバック収集のポイントは、まず受講生が意見を送れる場所を明確に設定することです。メール、Discordグループ、専用のコミュニティプラットフォームなど、受講生が気軽に意見を送れる場所を確保しましょう。

Lecture community

僕の場合は、コースの最初のレクチャーにDiscordコミュニティの招待リンクを置いています。これにより受講生同士の交流も生まれ、より多様な意見が集まるようになりました。

また、フィードバックの受付方法と返答のタイミングを最初のメールや案内で明示することも重要です。「ご感想や質問はこちらへ」「週に一度まとめて回答します」など、あらかじめ伝えておくことで受講生の期待値も適切に管理できます。

Teachable lecture comment

例えばTeachableなどのオンラインスクール管理システムには、レクチャーごとにコメント欄を設置できる機能があります。この機能を活用すれば、コンテンツの特定部分に関する具体的なフィードバックを得やすくなります。

受講生がフィードバックを送りやすい環境を整えることで、より率直で有益な意見が集まるはずです。最初は少し面倒に感じるかもしれませんが、このステップをしっかり踏むことで、後の工程がずっとスムーズになります。

小さく公開して反応を見る

プリセルの大きな利点は、コース全体を一気に公開する必要がないことです。MVP(Minimum Viable Product)的アプローチを取り、まずはモジュール1だけを公開して反応を見ることから始めてみましょう。

MVPというのは、最小限の機能で市場に出して、その反応を見て改善していくというものです。よくソフトウェア開発の現場などで使われる言葉です。そこでの受講生の反応を基に、モジュール2以降の内容を調整していくことができます。

例えば、モジュール1の公開後に「思った以上に初歩的な質問が多い」という状況に気づいたなら、モジュール2以降では基礎的な解説レクチャーを追加するといった対応が可能です。逆に「説明が冗長で退屈」というフィードバックがあれば、後続モジュールではより簡潔な説明に切り替えることもできます。

僕自身の経験では、コースの完成度が70%程度の段階でも公開し、走りながら改良していくアプローチが非常に効果的でした。完璧を目指して公開を遅らせるよりも、実際の受講生の声を取り入れながら改善していく方が、最終的な品質は遥かに高くなるはずです。

「良いフィードバック」は正式なローンチに活用する

プリセル期間中に受け取る好評の感想は、本格ローンチ時の強力な武器になります。「このコースの〇〇のレクチャーが分かりやすかった」「たった1週間でXXができるようになった」といった具体的な成果報告は、セールスページやランディングページに掲載する「お客様の声」として非常に価値があります。

こうした好意的なフィードバックを受け取ったら、セールスレターへの掲載許可を丁寧に取りましょう。その際、「あなたの成功体験を紹介させていただくことで、同じ悩みを持つ人の参考になります」と伝えると、多くの受講生は快く承諾してくれるはずです。

掲載の際には、ユーザー名をイニシャルで表記するか実名を使うか、顔写真を載せるかどうかなど、プライバシーへの配慮も忘れずに行いましょう。お客さんがハンドルネームで活動していたり副業でビジネスをしている場合も想定してください。正式なローンチ時には、これらの「お客様の声」が強力な社会的証明となり、新規購入者の決断を後押しします。

プリセルのフィードバックからコース内容を充実させる方法

プリセル後に集まったフィードバックを活用して、コースの内容をさらに充実させ、受講生の成果を高める方法を見ていきましょう。

コース内容の不足をアップデートする

プリセル期間中に集まったフィードバックを整理し、コース内容のアップデートに活かしましょう。「もっと実践例が見たい」「初心者向けの用語集が欲しい」「上級テクニックも早めに知りたい」など、受講生からの要望を集計し、多くの人が求めている項目から優先的に対応していきます。

ただし、すべての要望を無条件に取り入れるのは危険です。あまりにも多くの内容を詰め込みすぎると、カリキュラムが膨大になって受講生が迷子になってしまう可能性があります。自分のコース設計理念に合うかどうかを見極めながら、追加する内容を選別することが重要です。

僕はプリセル後のフィードバックを「必須対応」「検討対応」「将来対応」の3つに分類し、優先順位をつけて対応しています。特に初心者向けコースの場合、「分かりにくい」というフィードバックには敏感に反応し、説明の追加や補足資料の提供を積極的に行うようにしています。

追加商品の販売を検討する

プリセル購入者の反応を見ていると、「もっと深く学びたい」「個別の相談がしたい」といった追加ニーズが見えてくることがあります。こうした声は、アップセル商品や追加サービスを企画する絶好のヒントとなります。

BankOven in course upsell

例えば、基本コースに対する反応が良好なら、「応用編レクチャー」や「個別コーチングセッション」などの追加サービスを検討してみましょう。プリセル段階で集まった「コアファン」は、追加サービスにも高い関心を示す可能性が高いです。

プリセルで得たフィードバックを活用してファネルを設計することで、一人当たりの顧客生涯価値(LTV)を高め、ビジネス全体の収益性を向上させることができます。

まとめ:プリセル商品へのフィードバックを活かしてコースの完成度を高めよう

ここまでプリセル後のフィードバック活用について紹介してきました。最後に要点を4つにまとめました。

  • プリセル購入者のフィードバックは、コース改善のための貴重なデータであり、適切に活用することでコースの質を大幅に向上できる。
  • フィードバック収集のためのコミュニケーションチャンネルを明確に設定し、受講生が意見を送りやすい環境を整える。
  • 好評価のフィードバックは、本格ローンチ時の「お客様の声」として活用し、セールスの強力な武器となる。
  • 集まったフィードバックをもとにコース内容をアップデートし、さらに追加商品の開発にも活かすことで収益機会を拡大できる。

5-2 【完全ガイド】オンライン講座の先行販売(プリセル):価格設定と明朗性を高めてオファーを魅力的にする方法

Last updated on 2025年4月29日 By 石崎力也

あなたはオンラインコースを作って販売したい個人事業主やフリーランサーで、コースを完成する前に先行販売(プリセル)をしたいと考えているものの、その方法やオファーの作り方、価格設定について悩んでいませんか?ここではプリセルの主要ステップと、リスクを最小限に抑えながら効果的に販売するための方法を紹介します。プリセル販売は、コースの需要を確認しながら制作を進められる素晴らしい手法です。

プリセル販売はシンプルに見えますが、工程を間違えると受講者が混乱してクレームが発生しやすくなります。特に日本の受講者は「購入したらすぐに全ての教材が届く」と思い込んでいる場合が多いため、あらかじめスケジュールを明記し、商品がまだ完成していないことや提供方法を明確に伝えることが重要です。こうした準備をしっかり行えば、トラブルや返金リクエストを大幅に減らすことができるはずです。

魅力的なオファー作り:明朗性を重視する

プリセル販売で最も重要なのは、オファーの「明朗性」です。明朗性とは「何が、いくらで、いつ手に入るか」をハッキリと示すことです。僕がこれまで多くのオンラインコースを販売してきた経験から言うと、受講者は曖昧なオファーに対して不信感を抱きやすいと感じています。

Strong offer

例えば「コースを受ければ稼げるようになります」というフワッとした表現だけでなく、「5つのモジュールで構成された全30レクチャーのコースで、通常29,800円のところ、先行購入なら19,800円。さらに、月1回のリアルタイムウェビナーが全5回ついてきます」といった具体的な説明が必要です。

また、明朗性と一緒に考えたいのが「ビッグプロミス」です。例えば「英語の発音を30日で矯正し、TOEICスピーキングで+50点を狙う」というビッグプロミスがあれば、その後に「コース内容は動画レクチャー10本と週1回のライブQ&A、支払いは一括19,800円または3回の分割払い」という明朗性を示す情報を続けると効果的です。コンセプトだけに逃げず、受講者が得られる具体的な成果や必要なツール、前提知識などをはっきり書くことで信頼感が高まります。

商品のアウトラインは完璧でなくて大丈夫

プリセル販売では、コースのアウトラインを完璧に作り込む必要はありません。僕の経験からすると、タイトルや概要で「どんな流れで進むか」が伝わればそれで十分です。大切なのは、受講者が学習内容をイメージできるかどうかです。

具体的には、モジュールを複数用意し、それぞれにサブタイトルをつけます。そして各レクチャー名はできるだけ具体的にしましょう。「第1章:スマホで撮影を成功させる基礎設定」というモジュールがあれば、その下に「レクチャー1:iPhoneカメラのHDR活用法」「レクチャー2:Androidの場合の注意点」などと具体的なタイトルをつけると、受講者は閲覧前に「何を学べるか」をイメージしやすくなります。

またプリセル販売の良いところは、実際に受講者の反応を見ながらコースの内容を調整できる点です。プリセル後、受講者からの質問や要望を反映して、モジュールの順番を変えたり、新しいレクチャーを追加したりすることも可能です。僕自身、過去のコースでは受講者からのフィードバックをもとに、当初予定していなかったボーナスコンテンツを追加したこともあります。そのため、最初から大枠を固め過ぎず、必要に応じて編成を変更する余裕を持たせておくと良いと思います。

提供スケジュールをあらかじめ決めておく

プリセル販売で多くの人が見落としがちなのが、コンテンツの提供スケジュールです。購入者の不安を解消するためには、いつどのコンテンツが提供されるのかを明確にしておくことが重要です。僕のアドバイスとしては、プリセル販売が終了してから21日~30日後くらいに最初のモジュールを提供し、その後定期的にコンテンツを追加していくというスケジュールを示すことが効果的だと思います。

Schedule

具体的なタイムラインとしては、初回募集期間を4週間とした場合、その終了時点で販売数が目標を超えればコース制作を確定し、その3~4週間後にモジュール1を公開して受講開始というのが一般的です。例えば4週間のプリセルキャンペーン(ウェビナー開催とランディングページ公開)を行い、締め切り後に購入者数が目標に達していれば、7~8週目にモジュール1を公開するという流れです。

特に注意したいのは、「プリセル」であることを繰り返し強調することです。何度も言いましたが、日本の受講者は「買ったらすぐに教材が全部届く」と思いがちです。僕たちにとっては当たり前でも、相手が読み飛ばして勘違いするケースは少なくありません。そのため、「これはまだ制作途中です。○月○日ごろに1章が完成します」と目立つ形で何度も伝えるようにしましょう。

まとめ:プリセルを成功させるポイント

ここまでプリセル販売の具体的なステップとポイントを解説してきました。最後に要点を3つにまとめました。

  • プリセルではオファーの明朗性を重視し、「何が、いくらで、いつ手に入るか」を具体的に示すことでトラブルを未然に防ぐことができる。
  • コースのアウトラインは完璧でなくてもよく、大枠となるモジュールとレクチャーのタイトルがあれば十分だ。
  • コンテンツの提供スケジュールをあらかじめ決めて明示することで、受講者の不安を解消し、満足度を高めることができる。

5-1 オンライン講座を失敗させない!先行販売で収益とフィードバックを早期獲得する方法

Last updated on 2025年4月29日 By 石崎力也

あなたはオンラインコースを作り始めようとしているが、「本当に需要はあるのか?」と不安を感じている講師や個人事業主ではありませんか?大量の時間と労力をかけてコースを完成させたのに、思うように売れなかった経験はありませんか?ここではそんな悩みを解決する「プリセル(先行販売)」という手法を紹介します。プリセルを活用することで、オンラインコースの成功確率を大幅に高められるはずです。

オンラインコースの作成は、準備から完成まで膨大な時間とエネルギーを必要とします。しかし多くの場合、その労力に見合う収益が得られるかどうかは完成後にしか分かりません。これはビジネスとしては非常にリスクの高い手法といえます。プリセルという方法を使えば、先に「お試し販売」して反応を見ることができるため、大きく方向性を間違えるリスクを減らすことができます。需要を確認してから本格的に制作に取り組めば、失敗する可能性を大幅に下げられるのです。

オンラインコースのプリセルとは?

プリセルとは、完成前のコースを一部のコンテンツまたは概要だけ用意して先に売り出す手法です。日本語では「先行販売」とも呼ばれますが、コースの本編がまだ未完成の状態でアイデアだけを販売する手法です。英語圏ではプリセルを行って、そのコースの需要を事前に把握するという方法がよく使われています。

プリセルの最大の利点は、もし先行販売が思うように進まなかった場合でも、膨大な制作コストをかける前に軌道修正できることにあります。コース作成に数か月を費やした後で「需要がなかった」と気づくよりも、はるかに効率的なアプローチといえるでしょう。プリセルには、本格的な制作前に市場の反応を確かめられるという大きなメリットがあります。

Jumpcut course

実は僕自身も昔、お客さんとしてプリセルの商品をいくつか買ったことがあります。その中の1つにJumpcutの「Viral Editing Masterclass」というコースがありました。これはSNSなどでバズる動画の編集方法を教えるコースです。400ドルくらいしました。プリセルで購入しましたが、結果的にJumpcut側でコースをリリースしないことになりました。そのため、後になって返金してもらいました。このようにプリセルは英語圏では、テストマーケティングとしてたびたび使われています。

なぜプリセルをやるのか?プリセルのメリット

プリセルには多くのメリットがありますが、中でも特に重要な点をいくつか紹介します。まず最も大きなメリットは「需要の検証」ができることです。お金を払ってくれる受講者が本当にいるかを事前に確かめられるため、もし反応が薄ければ企画自体を変更したり、ターゲットをズラすなどの調整が可能になります。完成後に大失敗するより遥かにリスクが低いと言えるでしょう。

次に「先行資金確保」というメリットもあります。プリセルで得た仮売上を使ってコースの品質を改善できるのです。例えば良いカメラやマイクの購入、編集ソフトの導入などに活用できます。これによりコースの品質を高められるため、最終的な満足度向上にもつながります。

さらに「フィードバックを得られる」という点も見逃せません。最小限のコンテンツでも受講者のリアクションを把握できるため、「ここはもっと詳しく聞きたい」「この順番が分かりやすい」などの声を本編制作に反映できます。受講者の意見が設計段階で手に入るため、仕上がりの完成度が自然と高まるのです。

最後に「締め切りを設けられる」というメリットも重要です。先行購入者が待っているという状況が生まれるため、逃げ道がなくなります。結果としてスケジュールを守る意識が高まり、制作のモチベーション維持にも大きく貢献します。締め切りの存在は、多くのクリエイターにとって作品完成の強力な推進力になるはずです。

石崎のプリセルの実例:7 days eBook

ここで、僕の体験談を紹介します。かつて「7 days eBook」というKindle出版の方法に関するオンラインコースを、プリセルの形で売り出した経験があります。このコースは「Kindle本の出版方法を学びたい人向け」という大テーマで設計しました。Kindle出版自体はニーズが高いものの、競合情報も多い領域でした。

7days ebook success path3

プリセルを決定した理由は、本格的に全レクチャーを撮る前に、どのぐらい需要があるか把握したかったからです。事前に「7日でKindle出版を完了させるロードマップ」を作りました。僕はサクセスパスと呼んでいるのですが、これがほぼそのまま商品のカリキュラムになります。それをメルマガで配布しました。

7days eBook presale optinpage

メルマガ経由でサクセスパスが欲しいという反応をたくさんもらいました。そのため「これはいけるかもしれない」と考えて、7 days eBookをメルマガでプリセルしました。メルマガだけでなく簡単なライブウェビナーもやりました。結果は想像以上に良好で、プリセルで想定以上の購入がありました。

重要なポイントとして、「7 days」という区切りとKindle出版への需要が合わさったことで、「すぐに結果を出したい人」へ強くアピールできました。もしプリセルで反応が悪ければ、表現や対象読者を変えたり、別のテーマへ転換することも考えられたので、大きなリスクを負わずに済んだと思います。

まとめ:プリセルで失敗リスクを減らしコース制作を効率化する

ここまでオンラインコースのプリセル(先行販売)の意義とメリットについてお伝えしてきました。最後に要点を4つにまとめました。

  • プリセルとは完成前のコースを一部のコンテンツや概要だけで先に売り出す手法で、需要を確認してから本格制作することで失敗リスクを大幅に減らせる。
  • プリセルの主なメリットは「需要の検証」「先行資金確保」「フィードバックの獲得」「締め切りの設定」の4つである。
  • プリセルの形式は「仮アウトライン+セールスページ」や「一部動画の先行公開」など複数あり、本格的な制作前に市場の反応を確かめられる。
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