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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

年収1000万円以上のネットビジネス経営者を対象にデジタルコンテンツの販売方法とマーケティングオートメーションの導入方法に関する情報を発信するブログ。

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根本 耕輔

4. ブランドを強めUdemyでもっと大きく稼ぐ方法

投稿日:2019年1月1日 最終更新日:2019年2月11日 By 根本 耕輔

1. Udemyの売り上げを伸ばすポイント

Udemyで大きく稼ぐ方法

  • 生徒を増やす
  • コースを増やす
  • 顧客単価を上げる

売り上げを伸ばすポイントは、この3つです。「生徒を増やす」と「コースを増やす」は、シンプルなので、省きます。「顧客単価を上げる」は、お客さん一人あたりが払ってくれる金額を増やすという意味です。顧客単価を上げるには、次の4つの戦略があります。

  1. 関連コースを作成する
  2. 上級コースを作成する
  3. プライベートコースを作成する
  4. 独自のプラットフォームでコースを作成する

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1-1. 関連コースを作成する

80:20の法則という言葉は聞いたことがあるでしょう。これは、売り上げの80%は20%の社員から生まれているということが知られています。しかし、この法則はUdemyの売り上げにも言えることです。実際に、これまでの売り上げの80%は20%のコースから上がっています。

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全部のコースから同じくらいの売り上げが上がっているわけではありません。売れ行きが良いコースと微妙なコースが出てきます。また、80%の売り上げは、20%のお客さんから生まれているというのもあります。なので、それを意識した戦略を4つ挙げておきました。

まず、1つ目は、「関連コースを作成する」という戦略です。これは、すでに売れ行きが良いコースに関連するコースを作成するということです。そうすれば、売れ行きの良いコースを買ってくれたお客さんは、一定の割合で関連コースを購入してくれるようになります。例えば、 WordPressの使い方に関するコースを販売しているなら、ブログのやり方を解説したコースを販売するみたいな感じです。

1-2. 上級コースを作成する

2つ目は、売れ行きの良いコースの上級版を作成するという戦略です。これは関連コースを作成するのと似ていますが、こっちは縦展開です。売れているコースよりも難しかったり、よりテクニカルな内容を扱います。例えば、WordPressの使い方に関するコースが売れているのであれば、WordPressのプラグイン、MarsEditでWordPressを更新する方法、WordPressのテーマをカスタマイズする方法などを上級コースにする、といった具合です。

1-3. プライベートコースを作成する

3つ目は、プライベートコースを作成するという戦略です。Udemyのほとんどのコースは一般公開されていて、Udemyは割引をして宣伝してくれます。なので、一般公開したコースの料金を上げても売り上げはほとんど変わりません。つまり2万4000円の値付けをしようが、3000円の値付けをしようが、プロモーションがかかればどちらのコースも1200円や1800円で販売されるということです。

それでは値段を上げる意味があまりありませんので、プライベートコースを作成します。

プライベートコースは、一般公開されないコースになります。Udemyの検索バーで検索をかけてもヒットしません。なので、24,000円に設定したコースでも1,200円とかで安く売られることはなくなり、常に自分で決めた値段で、コースを販売することができるようになります。また、割引は通常コースと同じようにできます。

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プライベートコースにする方法は以下の手順です。

  • コースの管理画面から歯車マークをクリック
  • プライベート設定を「プライベート(招待のみ)」か「プライベート(パスワード保護)」に変更
  • 「プライベート(パスワード保護)」の場合は、パスワードを設定

「プライベート(招待のみ)」の場合は、受講生にリンクを配布し、申請をしてもらって、それを承認するという作業が必要になってきます。一方、「プライベート(パスワード保護)」の方は、受講生にコースのURLとパスワードをお伝えすれば、受講できるようになります。なので、個人的には「プライベート(パスワード保護)」の方がラクで良いと思います。

例えば、すでに一般公開しているコースのボーナスレクチャーにプライベートコースのリンクを埋め込んだり、宣伝目的のお知らせでプライベートコースを販売したりします。

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現在僕は、Udemyに関してこれら3つの戦略を導入しています。「関連コースを作る」「上級コースを作る」「プライベートコースを作る」の3つです。小手先のテクニックでもなく、アルゴリズムのバグを狙った裏技でもなく、ただシンプルに3つの戦略を地道にやり続けました。この資料を作っている時点で、まだ今月は十日しか経っていませんが、それでもすでに収益は$3000を超えています。今月は残り二十日あるので、おおよそ$3000の2倍から3倍ほどの収入になるのではないかと見込んでいます。毎月のおおよその収益が見込めるのも、Udemyのいいところですね。

ちなみに、プライベートコースの場合でも、値付けの上限は24,000円になります。なので、それ以上の値段で販売したい場合は、次の戦略を導入しましょう。

1-4. 独自のプラットフォームでコースを作成する

Udemyでプライベートコースを作成する以外にも、高額商品を販売する方法があります。それは、Udemy以外で独自の商品を販売するという戦略です。この場合は、プラットフォームの構築やプロモーションも全部自分でやる必要がありますが、値付けが自由なので、24,000円以上の商品を販売することができるようになります。

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いろんなやり方がありますが、Teachableなどのプラットフォームを契約することをお勧めします。Udemyのようにコースを作成することができますし、管理も非常に簡単です。コースを作成したら、URLをお客さんに配布するだけです。Teachable側で、決済も自動で行ってくれますし、売り上げも月一で自動的にPayPalに振り込んでくれます。

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これは僕と石崎さんがジョイントベンチャーで作ったmorefree.meというサイトです。ホームページはSquarespaceで作り、オンラインスクールはTeachableで運用しています。Udemyのボーナスレクチャーとブログを使って集客をしています。これはエバーグリーンローンチで回している仕組みなので、いったんセールスファネルを作ってしまえば、それ以降、ほぼやることはありません。このmorefree.meでは、5万円の商品と3万円の商品を販売しています。2万4000円以上の商品を販売して顧客単価をアップしたかったので、自分たちでスクールの管理をすることに決めました。

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ローンチしてから今日に至るまで、この1サイトだけで月々の不労所得がおおよそ20万円から30万円ほどあるので、悪くない数字だと考えています。もちろんこの20万円から30万円という数字には、僕たちがUdemyで得ているコース売上は含まれていません。

アクションリスト:Udemyの売上をさらに伸ばす方法

2. 収益性の高いウェブサイトを作成する

ブランド力を高めるためには、ウェブサイトを作成するのもお勧めです。Udemyにはいろんな規約があり、制限があります。例えば、コースの宣伝はボーナスレクチャーでしかやってはいけないとか、宣伝目的のお知らせは月に2回しか送信できないとか。

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しかし、自分のサイトを作成することで自由にコースを宣伝することができます。月に何度でもセールスができるようにもなります。自由にビジネスすることができるようになるんですね。

2-1. 使用するCMS

CMSはコンテンツ・マネジメント・システムのことで、ウェブサイトの構築や運用を簡易化するソフトウェアのことです。

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サイトを作成するにあたって、どんなCMSを使えば良いか迷うかもしれませんが、一番のオススメはWordPressです。無料ブログもたくさんありますが、規約の変更によって利用できなくなってしまう可能性があったり、商用利用できないサイトが多いです。しかも、自動的にサイトに広告が貼られてしまったりするのでオススメできません。一方、WordPressはそういった規約は一切ないので、自分の好きなようにサイトを作成することができます。

HTMLやCSSといったコードを知らなくても、プラグインを追加すれば対応できる場合も結構ありますので、初心者の方でも十分使っていけます。テンプレートも無料のものが用意されていますし、もっとデザインがカッコ良いテーマを使いたいのであれば、有料で販売しているサイトもありますので、探してみてください。

もし綺麗なデザインのサイトを作りたいのであれば、Squarespaceを使うのも一つのアイディアです。ただしSquarespaceは、WordPressほど有名ではないので、日本語のソースがほとんどありません。英語のドキュメントをどんどん読める方は、Squarespaceを使ってみるといいと思います。

2-2. 参考にするサイトを見つける

また、サイトを運営する上で、参考にするサイトを2つ3つ、ブックマークしておくことをオススメします。このサイトのデザインを真似したいなとか、このサイトの記事の書き方を真似したいなとかって思うサイトを見つけ、研究し、あなたのサイトに反映させていきましょう。海外で活躍している別のUdemy講師のサイトを見つけてみたり、Googleなどであなたのジャンルで有名な方のサイトを見つけてみましょう。

2-3. 記事を書く

サイトを立ち上げたら、まず初めに、次の3つの記事を書いていきましょう。

Aboutページ

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Aboutページというのは、自己紹介ページのことです。あなたの専門分野に関することやこれまでの経歴などを書いていきましょう。Udemyで教えているトピックに強く関連する自己紹介だと、より良いです。

リソースページ

リソースページというのは、あなたが使っているツールやサービスを一覧にしたページのことです。例えば、動画撮影で使用しているカメラの種類や動画編集ツールなどを一覧にします。特に受講生の数が増えてくると「どのウェブサービスを使っていますか?」とか「どんなカメラレンズを使っていますか?」といった質問をよく受けるようになります。なので、リソースページを用意しておくとURLを渡すだけで質問に答えられるようになります。

コース紹介ページ

このページでは、Udemyで公開しているコースや独自で展開しているコースなどを一覧にしたページです。リソースページのコース版だと思ってください。

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これら3つの記事は、WordPressで書いていく場合は、固定ページで作成していくことをお勧めします。そしてこれらのページが作成し終わったら、ブログを書いていきます。

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最初は、ブログ記事のアイデアが湧きにくいと思います。そんな場合は、よく受ける質問を記事にしていきましょう。例えば「Udemyでコースを作成するのにどんなツールを使っていますか?」という質問がよく来るのであれば、ツールの紹介(使い方も含む)をしたりですね。あとは、「どんな手順でコースを作成していますか?」という質問を受けるのであれば、あなたが普段コースを作成している手順を、ステップバイステップで書いたりしてみてください。

2-4. ブログは量よりも質

ただ、記事を作成する際に1つ注意していただきたいことがあります。それは、記事を大量に書けば良いというものではないということです。300字程度しか書いていなくて、しかも内容が薄い記事を100記事とか書いても全く意味がありません。むしろ逆効果です。この人はこんな情報しかくれないんだ、と思われてブランド価値が下がってしまいます。なので、お客さんの悩みを解決してあげられるような、質の高い記事を継続的に書き続けていきましょう。

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ブログとウェビナーだけで月々1000万円以上を稼ぐMariah Cozさんはこのように言っています。

I know I would rather read one AMAZING blog post once a week, than three mediocre blog posts every week. – Mariah Coz

訳:週に3回公開される普通の記事よりも、週に1回公開される素晴らしい記事を読みたい 僕は石崎さんの仕事も手伝っているので、内部の情報を知っているんですけど、石崎さんは毎週水曜日に1回ブログを更新するだけで、毎日40から50の見込み客リストを獲得しています。石崎さんの仕事ぶりを見ていると、毎日ブログを更新する必要はない、ということがわかります。

以前クライアントからこんな質問を受けたことがあります。「書くのが好きで、すでにアメブロに500記事を投稿しているのですが、WordPressに移行したほうがいいですか?」と。

彼女のアメブロを確認したところ、参加したセミナーや旅行先で食べたランチなど、日常を書き綴った600字程度の記事が大量に投稿されていました。趣味でやるなら別にいいんですけど、ビジネスでブログの更新をするのであれば、こういった質の低い記事を投稿するのはただの時間の無駄なので、今すぐやめたほうが良いということをお伝えしました。

厳しいアドバイスと思われるかもしれませんが、ビジネスは成果が出なきゃ意味がないので、正直にお伝えしました。ぶっちゃけた話、世の中にある99%のブログは、仮に彼らが「ビジネスのために真剣に取り組んでいた」としても、全くビジネスになっていないものばかりです。

覚えておいてください。ブログは量よりも質です。

3. Eメールマーケティング

オンラインビジネスをする上で、Eメールマーケティングも欠かせません。リストを獲得して、そのリストに対してセールスをしていきます。近年、TwitterやFacebook、instagramなどのSNSが増えてきているのに、メールを使うの?と思ったかもしれません。確かに、SNSだけでもセールスをして、商品が売れるかもしれません。でも、SNSはいわば、他人の土地を借りているようなものです。いつ運営会社が潰れるかわかりません。もし潰れてしまったら、ビジネスが成り立たなくなります。

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一方で、リストを集めておくことで、もしEメールプロバイダーが潰れても、リストは残ります。なので、別のEメールプロバイダーに乗り換えて、ビジネスを再開することができるようになります。こういった理由から、Eメールマーケティングは重要なんですね。

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また、メールはブログよりも読まれる傾向にあります。ブログは初見の方もたくさんいますが、メールの場合はそうではありません。大抵の場合、あなたのブログを読んで、気に入ってくれた方、興味を持ってくれた方がEメールアドレスを登録してくれるわけなので、多かれ少なかれあなたに興味がある方が集まっています。なので、ブログよりも読まれやすいんですね。つまり、ブログでセールスするよりも、メールでセールスする方がより商品を購入してくれやすくなる、ということになります。

3-1. Eメールマーケティングのやり方

Eメールマーケティングを始める前に、一つ頭に入れていただきたいことがあります。それは、お客さんは簡単にはEメールアドレスを登録してくれないということです。やっぱり、Eメールアドレスは個人情報なので、単純に「Eメールアドレスを登録してください!」という文言だけならお客さんは、あなたがよっぽど有名なブロガーでない限り、Eメールアドレスを登録してくれません。なので、Eメールアドレスを登録しても良いかな、と思わせるようなプレゼントを用意する必要があります。

そのプレゼントというのは、eBookやワークブック、チェックシート、ビデオコンテンツ、音声コンテンツなどです。魅力的なプレゼントを用意すれば、お客さんは、そのプレゼントと引き換えにEメールアドレスを登録してくれるようになります。ちなみに、この無料プレゼントは、海外では「リードマグネット」と呼ばれています。

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morefreeのウェビナーマスタークラスでは、ウェビナーのチェックリストというリードマグネットを配布しています。このスクリーンショットを見ていただくとわかりますが、コンバージョン率が25%あります。これは、結構良い数字ではないでしょうか?

3-2. Eメールプロバイダーを契約する

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Eメールプロバイダーを契約する際も注意点があります。それは日本のサービスは利用しない、ということです。メールの到達率が悪いということが言われていますし、マーケティングオートメーション(自動化)といって、いろんなツールを連携させることができません。なので、海外のものを使うことをお勧めします。海外の中でも、僕がお勧めするEメールプロバイダーは、ConvertKitです。以前は、MailChimpも使っていました。でも、ConvertKitの方が使い方が簡単で、初心者でも1週間くらいあれば、基本的な操作はできるようになると思います。

3-3. ステップメールを作成する

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Eメールプロバイダーを契約したら、ステップメールを作成していきます。ステップメールは、リストに対して送っていきます。僕が実際に作成したステップメールは以下の10通から構成されています。

1通目:ウェルカムメール

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最初のメールはウェルカムメールです。ここでは、簡単な自己紹介はもちろん、これから送っていくメールコンテンツがユニークであることを伝えます。このユニークさを伝える方法は、いろいろあると思います。中でも、「よくある一般的なやり方は間違いである理由」や「これから扱う内容が正しい理由」を伝えると、比較的簡単にユニークであることが伝わります。

例えば、morefreeのビジネスでは「収益性の高いブログを作る方法」というメールコースがあります。ここでは、自分で商品を作り販売する方法を伝えています。ブログで稼ぐ方法としては、Googleアドセンスやアフィリエイトが有名です。でも、これらの一般的な稼ぎ方は正しくないことを、理由を含めて伝えています。同時に、自分で商品を作り販売する、ということがいかに正しい稼ぎ方なのかを伝えます。こうすることで、ユニークさを出すことができます。

また、ウェルカムメールの最後では、これから送っていく教育コンテンツの目次をリストアップしておきましょう。

2~9通目:教育コンテンツ

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2通目から9通目は、教育コンテンツを送信しています。ここでは、商品の売り込みはせずに、純粋に価値ある情報を伝えます。「収益性の高いブログを作る方法」では、以下の内容をお伝えしています。

  • レッスン1:収益性の高いブログの要素
  • レッスン2:あなたの参入ジャンルを決定する方法
  • レッスン3:リストに始まりリストに終わる
  • レッスン4:脱ゴミ記事!ピラーページの作り方
  • レッスン5:見込み客が欲しくなる商品を作る方法
  • レッスン6:働く時間を半分にして2倍お金を稼ごう
  • レッスン7:小さなリストで収益を生む秘訣
  • レッスン8:彫刻家になり情け容赦なくタスクをこなす

これらのコンテンツは、一から作成する必要はありません。すでにあるブログ記事や動画コンテンツ、音声コンテンツなどを再利用してもOKです。

10通目:まとめ&プロモーション

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ステップメールの最後は、まとめとプロモーションです。今まで送ってきた教育コンテンツを簡単にまとめます。そのあとに、販売したいコースや商品を宣伝していきます。プロモーションの文章では、販売するコースで学べることはもちろん、お客さんが得られるベネフィットを伝えます。

ベネフィットというのは、お客さんがプロモーションする商品を購入することで、どんなことができるようになるか、どう変化することができるかということです。このベネフィットは、複数記載していきましょう。

また、このプロモーションでは、必ず締め切りを設けます。締め切りを設けないと、「1ヶ月後でも、半年後でもまた買えるからいいか」と思われて、購入が後回しにされます。そして、結局購入してくれない、というのもあるでしょう。なので、必ず締め切りを設けます。

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あとは、クーポンを発行するのも効果的です。この場合、必ず、売り切れるような数に設定しておきましょう。10人のリストしかいないのに、10枚も発行してしまっては売り切れない可能性が高いです。そうではなく、10人しかリストがいないのであれば、2枚とかに数を限定します。このように、締め切りとクーポンの発行数を限定することによって、コースの希少性が高まるので、よりお客さんは購入したい、と思ってくれます。仮に発行したクーポンが売り切れ、一定数の人たちがクーポンを使えなかったとしても、彼らは次回のセールスで「急いで買わなきゃ」と思ってくれるはずです。

4. YouTubeでコースを販売する

売上を伸ばす4つ目の戦略としては、YouTubeがあります。人によっては、Udemyでいろんなジャンルのコースを作成しているかもしれません。例えば、英語関連のコースとかマーケティング関連のコースとか。その場合はチャンネルを分け、必ず1つのチャンネルから、同じような悩みを抱えたお客さんを集められるようにしましょう。

また、定期的に動画を投稿するというのも大切です。ブログやUdemyでも言えますが、更新しないとあなたの存在が忘れ去られてしまいます。なので、定期的にコンテンツを配信し続けましょう。

4-1. YouTubeにアップする動画のアイデア

それで、YouTubeで動画を投稿してプロモーションしていくということなんですけど、最初はどんな動画を投稿すれば良いかわからないかもしれません。でも、ご安心ください。次の3つのアイデアから好きなものを選んで投稿していきましょう。もちろん全部でもOKです。

アイディア#01:Udemyの無料コースのコンテンツを全てアップロードする

まず1つ目は、Udemyの無料コースのコンテンツを全てアップロードするというものです。無料コースは、YouTubeにも同時に投稿してOKなので、Udemyで無料で公開しているコースがあれば全部のレクチャーを投稿しましょう。

アイディア#02:Udemyの有料コースのコンテンツを20%ほどアップロードする

無料コースなら、全部の動画をYouTubeにアップしてもOKです。ただし、有料コースに関しては、全部投稿してはいけません。当たり前といえば、当たり前ですが。Udemy側は正確な量は提示していませんが、20%ほどアップロードしてもOKだと僕たちは考えています。有料コースの一部をYouTubeにアップロードしてもいいということは、Udemyのスタッフにも確認をとりました。

アイディア#03:よく聞かれる質問を動画にして投稿する

3つ目のアイデアは、ブログと同じように、お客さんから頻繁に質問されることを動画にして、それをYouTubeに投稿するというものです。この場合、ブログにも同じ内容の記事を投稿しましょう。

4-2. YouTubeの概要欄の使い方

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また、YouTubeの概要欄には、自由に動画の詳細などを記入することができます。なので、概要欄も有効活用しましょう。いろんな使い方ができます。例えば、コースのリンクを埋め込んでコースを販売したり。もしくは、概要欄でコースを販売するのではなく、リストを獲得するためのランディングページにお客さんを飛ばしてもOKです。

5. ウェビナーを運営しコースを販売する

オンラインで商品を販売する方法は、セールスレターやステップメールが有名ですが、現在はウェビナーが最も効果的な手法です。エバーグリーンウェビナーを含め、僕たちはこれまでにいくつものウェビナー開催してきました。その中でも、ウェビナーの成約率は驚異的です。ウェビナー参加者の半分以上が商品を購入してくれることもあります。

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石崎さんも「ウェビナーの成約率は50%を超える」と言い切っています。これまで、セールスレターで成約率が1%出れば上出来!というような世界で生きてきた人には驚きの数字だと思います。

他にも、以下のようなメリットがあります。

  • リストを短時間で爆発的に増やすことができる
  • ライブチャットやQ&A形式を導入した場合、お客さんと直接やりとりできる
  • YouTubeにアップしたり、商品として販売することもできる

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セールスレターやステップメールで商品を販売する場合、比較的、教育に時間がかかります。ステップメールの場合、1週間にわたって教育をして、それからセールスをするというようなプロセスを経ます。以前、販売していた商品なんかは、30通ほどのステップメールを組んでいました。しかし、ウェビナーの場合は、1,2時間程度でお客さんを教育することができます。

そもそも、ウェビナーは動画配信なので、テキストベースのセールス手法には不足している、視覚情報が豊富です。しかも、顔出ししてウェビナーを行えば、よりお客さんと信頼関係を築くことができます。さらに、チャットを導入することで、お客さんと直接やり取りができるので、ウェビナーが終わるころには、「この人からもっと学びたい!」と思わせることができるようになります。なので、ウェビナーは、コンバージョンが高い優れたセールス手法なんです。

5-1. プラットフォームを選択する

ウェビナーを運営できるツールやサービスとしては、ClickFunnelsやEverWebinar、WebinarJamなどの有料のものもありますが、YouTubeなら無料で運営できます。ただ、YouTubeの場合は、WordPressやSquarespaceにウェビナーのためのページをDIYで作成する必要があります。

5-2. ライブ形式か録画形式か選択する

次に、ライブでウェビナーを運営するのか録画した動画をウェビナーとして利用するか決めましょう。もちろん、ライブでやったほうがよりコンバージョンは高くなります。YouTubeを使ってライブウェビナーを運営する場合は、YouTube Live機能を使えばOKです。

録画形式のウェビナーにする場合は、一旦、YouTubeなどに動画をアップロードしておきます。アップロードする場合は、一般公開にしてしまうと、ネットが閲覧できる人全員が視聴できるようになってしまいます。なので、限定公開にしておきましょう。そして、リンクを取得し、WordPressなどのサイトにリンクを埋め込みます。あとは、記事のリンクをお客さんにシェアする、という流れです。

ちなみにビジネスパートナーの石崎さんは、ClickFunnelsを使ってオートウェビナーを運用しています。月々3万円近くのランニングコストがかかっていますが、それ以上のリターンを得ているそうです。ウェビナーはライブが良いという人もいれば、石崎さんのようにもっぱら録画形式だけを使う人もいるようです。あなたのライフスタイルやワークスタイルに合わせた手法を選択してください。

5-3. ウェビナーのトピックを決める

ウェビナーの形式を決めたら、次はウェビナーのトピックを決めましょう。トピックは、かなり絞り込みます。ウェビナーは、約1,2時間なので、その中で何かしらの目標が達成できるような内容にします。例えば、「WordPressの使い方」という漫然としたトピックではなく、「WordPressでリソースページを作成する方法」のように、ウェビナーで何が学べるのかが一瞬でわかるようなトピックを選びます。

5-4. ウェビナーで話す内容

ウェビナーで話す内容は以下の通りです。

ウェビナーで話す内容とその順番

話す順番#01:ウェビナーのイントロダクションと自己紹介

まずはウェビナーで扱う内容の説明や簡単なあなたの自己紹介をします。ブログの運営に関するウェビナーをするのであれば、これまでのブログ運営の経歴を話します。例えば、「ブログを始めて1年くらいは全くといって良いほどトラフィックが集まらなかったけど、ある戦略を導入したら、100万PVを達成しました。」みたいな感じです。

話す順番#02:チャットでお客さんと会話する

ここでは、お客さんのエンゲージメントを高めるために、チャットでやり取りします。そうすることによって、ウェビナーを最後まで見てもらいやすくなります。

話す順番#03:コンテンツ

そしたら、本題に入ります。ここでは、セールスのことは考えずに、純粋に価値を提供しましょう。

話す順番#04:まとめ

ここでは、本題のところで話した内容をまとめます。さらに、本題で伝えた内容は、理論ではなく、あなたが実際にやってきて培ったノウハウだということを伝えます。

話す順番#05:売り込み

次に、売り込みです。ウェビナーで伝えたノウハウは、売り込みたい商品の一部であることや商品は網羅的であることなどを伝えます。

話す順番#06:Q&A

最後に、Q&Aです。ライブウェビナーの場合は、お客さんから質問を募集して、その質問に答えていきます。録画形式の場合は、あらかじめ、よく聞かれる質問を何個か用意しておいて、それに答えていきます。

アクションリスト:ウェビナーで話す内容

6. EAの効果的な使い方

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Udemyでは、Educational AnnouncemenとPromotional Announcementという2種類のお知らせを送ることができます。前者は、教育目的のお知らせで月に4回まで送ることができます。後者は、宣伝目的のお知らせで、月に2回まで送ることができます。

EAは、お客さんとの関係性を構築するために使います。月に4回送信することで、お客さんに自分のことを知ってもらい、信頼関係を構築します。そうすることで、他のコースを購入してもらいやすくなります。

6-1. EAの事例

僕の場合は、EAでは、ブログ記事を紹介しています。他にも、コースにレクチャーを追加したり、変更を加えた場合は、その連絡しても良いですね。とにかく、お客さんとの関係性を深めるために、頻繁に連絡をすることがEAを使う上でポイントになってきます。僕が受講している講師の方の事例を、次にご紹介します。

Chrisさんの事例

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Chrisさんは、Udemyで最も有名な講師の1人です。彼は、MBA関連のコースを中心に展開しています。つい先日届いたEAでは、YouTubeの動画をいくつか紹介されていました。受講生の悩みやよく受ける質問を動画にしてYouTubeにアップして、それをEAでシェアしても良いですね。

Philさんの事例

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PhilさんもUdemyで最も有名な講師の1人です。彼は、ビデオ編集やコース作成のコースなどを展開しています。この前届いたEAでは、コースを作成するのに必要なガジェットやツールの紹介をしているブログ記事をシェアしていました。つまり、リソースページです。ただ、ガジェットやツールを並べただけのリソースページではなくて、どういった方にどんなツールがオススメなのか、詳しく書いたページを紹介するようにしましょう。

Robさんの事例

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Robさんは、ウェブ開発が専門の有名な講師です。彼のEAでは、SurveyMonkeyというサービスを利用して、アンケートを取っていました。アンケートは、次のコースのアイディアを得るのに最適です。SurveyMonkeyの他にも、Googleフォームを使ったり、コースのQ&Aにアイディアや悩みを投稿してもらうというのも良いかもしれません。

Educational Announcement(教育目的のお知らせ)の事例集

7. PAの効果的な使い方(PAでコースを宣伝する)

オンラインコース  いつでも どこでも  Udemy

EAでは、Udemyの他のコースを宣伝することはできませんが、PAでは所有しているUdemyのコースを宣伝することができます。

7-1. PAのプロモーション方法

PAでコースを宣伝する場合は、クーポンを発行します。講師によっては、1300円とか、1400円のクーポンを配布している場合もあります。でも、シンプルに最安値の1200円でOKです。

他には、3種類のクーポンを発行するというプロモーションの方法もあります。例えば、¥1200×3枚、¥1500×5枚、¥1800×10枚みたいな感じです。いろんなやり方がありますので、それらを試してみてください。

Promotional Announcement(宣伝目的のお知らせ)の事例集

7-2. PAのポイント

PAを送るポイントは、次の2つあります。

ポイント#01:締め切りを設ける

1つ目は、締め切りを設けるということです。締め切りを設けないと、「1ヶ月後でも、半年後でもまた買えるからいいか」と思われ、購入が後回しにされます。そして、割引になっていることさえも忘れ去られて、結局購入してくれなかったというのもあります。なので、必ず期間を限定する必要があります。

ポイント#02:数量を限定する

2つ目は、数量を限定するということです。期間を設け、さらに数量も限定することで、お客さんに今すぐ購入する必要があるということが伝わります。こうすることで、今すぐ購入するインセンティブを与えることができるので、購入が後回しにされることは少なくなります。

また、数量を限定するということは、PAを送った時だけではなくて、次のPAの時も有効になってきます。なぜかというと、数量を限定することで、コースを購入したかったのに購入できなかった、というお客さんが出てくるからです。そうなると、次は早めに購入しようというインセンティブが働いて、購入してくれるようになります。

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上のスクショは、2018年の12月のものです。Udemyの力ではなく、自分でプロモーションした売り上げです。「DEC1200」がこの月に送ったPAのクーポンコードになります。$240なので、日本円で¥26,000円ほどの収益が上がりました。

アクションリスト:Promotional Announcementでコースを宣伝する方法

Bロールのアイディア – Aロールを際立たせるBロールとは?

投稿日:2018年12月29日 最終更新日:2019年1月8日 By 根本 耕輔

この記事では、Bロールのアイディアをご紹介していきます。Bロールの他にもAロールがありますが、Aロールの方はメインで、Bロールはサブとして使われます。でもBロールがサブだからあまり重要ではないというわけではありません。Aロールを引き立たせるため、魅力的に見せるために使われます。

具体的な使われ方としては、BロールはAロールに上書き、挿入されます。Premiere Proのタイムラインでイメージするなら、トラック1にAロールを挿入し、その上のトラック2でBロールを使います。もしくは、トラック1にカットインする形で挿入されたりします。

1. Bロールの実例

最初に、Bロールについて文字(言葉)で説明しましたが、まだどんなものなのかイメージがついていないと思います。なので、ここで実例をお見せして説明していきます。

上の動画は、世界一切れるという包丁のレビュー動画から持ってきたものです。ビデオのはじめにその包丁の説明をしているんですけど、やっぱり、包丁の説明だけだと飽きてしまいますよね。なので、次のような場面でBロールを使っています。

  • 実際に包丁を使用している場面
  • 注文した包丁を段ボールから取り出している場面
  • 包丁の販売ページのスクリーンキャスト
  • 包丁の長さや重さを測定している場面

こんな風に、視覚的な情報を加えたほうがいい場合はどんどんBロールを使って動画そのものを魅力的にしていきましょう。

2. フレームレートを変える

さてここからは具体的なBロールのアイディアです。これは、世界的に有名なPeter McinnonやChris Hauがよく使う手法です。よくAロールを24fpsで撮影し、Bロールを120fpsで撮影します。すると、120fpsで撮影した映像は30フレームとかで見るとスローモーションに見えます。この手法は、包丁で切るシーンだったり、髪をなびかせるシーン、子供が走り出すシーンなどで使います。

3. ピント送り

ピント送りは、テレビとか映画とかでよく見かけることがあると思います。手前の被写体に合っていたピントを奥へ変えたり、逆に奥の被写体に合っているピントを手前に合わせる手法です。例えば、車と柱の2つの被写体があって、それらの距離感を出したい場合は、最初は車にピントを合わせてから、ピントを柱に変えたり、その逆でもOKですね。

ピント送りは、2つの被写体の距離感を印象付けることができます。iPhoneや一眼レフのオートフォーカスでもピント送りできますし、マニュアルフォーカスを使って自分でピントを合わせることもできます。

4. 手ブレ&手持ちカメラ

僕が持っているGH5SとかGH5などには手ブレ補正機能が備わっています。ユーザーが手ブレを嫌っているので、企業は手ブレ補正機能をつけているんですけど、Bロールとして、あえて手ブレを使用すると面白くなります。上の動画は、Premiere Proの使い方を説明した動画の中に、BロールとしてiPhone6sで撮影した手ブレありの動画を挿入しています。

ずっと手ブレだと見ていて辛いですけど、たまにBロールとして使うことで視聴者のアテンションを維持することができます。

5. タイムラプス&ハイパーラプス

これは、世界一のクリエイターであるCaseyもよくオープニングで使用している手法で、時間の経過を短時間で表現します。やり方は簡単で、三脚を置いて時間をかけて撮影するだけです。もしくは、スタビライザーを使って動きながらハイパーラプスを撮影するのもOKです。あとはGoProもオススメです。特にGoPro7以降。GoProの中にスタビライザー機能がついていますので。

6. 異なるフレーム

いろんなフレームで撮影しても面白い絵になります。例えば、距離のあるディスタンスショットと至近距離から撮影するマクロショットを組み合わせてみたり、最初は超広角レンズ撮影して、途中で標準レンズに切り替えたりですね。あとは、動きながら撮影したものと止まって撮影した映像を組み合わせたり。いろんなフレームを使って編集してみてください。面白いビデオになります。

7. カメラマウントを変える

マウント。カメラを置く位置のことです。え、これどうやって撮っているの?と思うようなアングルで撮影するのもオススメです。以前、サーフィンの動画を見ているときに、サーファーの足が写っていたのでどうやって撮影しているのかと思ったら、サーフボードにGoProをマウントして撮影していました。このように、普段見れないようなアングル、一眼レフカメラが置けないような場所にGoProカメラを置いて撮影してみてください。

8. ドローン&空撮

Drone and a pilot PL4QFFY

Beautiful beach top aerial view drone shot P74CMBA

Dalmatian pelicans pelecanus crispus in danube PJ9LSB6

ドローンは、もうみんなが知っているドローンです。このドローンを使って空撮映像を撮ります。でも、日本ではドローンを飛ばせるような場所が少なかったり、そもそもドローンを持っていない方もいると思います。

Bridge through kura river PCAUNGG

そんな場合は、橋の上からカメラを下に向けて動く車を撮影すると空撮っぽくなりますので、オススメです。アイデア次第で空撮映像(空撮っぽい映像も)が撮れます。

9. スタビライザー

スタビライザーは、DJIのRonin Sがオススメです。今までのは、大きくて、両手で押さえないと使えないものだったんですけそ、これは、片手で使えるので便利です。しかも、手ブレ補正もとても良いです。あとは、GoPro7の手ブレ補正も素晴らしいので、それを使っても良いですね。

10. POV Point of View

POVというのは、「視点」「観点」を指す略語で、カメラマンの目線で撮影する手法です。男性向けのアダルトビデオなんかがまさにPOVで撮影されたものです。

撮影方法は、単純にiPhoneやGoProを顔の前に置いて歩いて撮るだけです。CaseyとかPeter Mckinnonは、このPOVからセルフィーへの切り替えを1カットの中で行ったりしています。

11. スライダー&トラッキング

Video shooting at the park SWELNR7

スライダーを使った撮影は、よく料理動画で使われています。他には、歩いている女性を横からトラッキングしたりといった時にも使います。今は自動で人をトラッキングしてくれる機材が主流になってきていますが、やっぱり値段は高くなります。なので、安価に抑えたい場合は、手動のものにしましょう。中国ブランドの安いものはAmazonで1万円くらいで購入できます。

12. 三脚

Autumn waterfall WDH7XUV

Bロールというと、動きながら撮影しないといけないとかって思うかもしれませんが、シンプルに三脚にカメラを置いて撮影するというスタイルでもOKです。この時、レンズは、広角レンズを使って大きく撮ると良いかもしれません。

まとめ

以上がBロールのアイディアでした。Bロールにも流行があり、その年ごとに流行り廃りがあります。あくまでもアイディアなので、誰が考えてもいいんです。映像制作はハリウッドだけの特権ではありません。あなたが自由にBロールのアイディアを考案してみてください。僕はこういうBロールを使っているよ!というのがあれば、コメント欄で教えてください。じゃ!

オートウェビナーとDeadline Funnel

投稿日:2018年12月18日 最終更新日:2018年12月26日 By 根本 耕輔

オートウェビナーを運営するときに、Deadline Funnelを使います。作成するキャンペーンは、全部で4つ。4つさえあれば、ウェビナーで何個商品を販売しても、管理することができます。この記事では、どんなキャンペーンをどのようにキャンペーンを作成すれば良いか解説していきます。

1. 全てのウェビナーをエバーグリーンで回す設定

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上のスクリーンショットを見ていただくとわかりますが、オレンジの締め切りは4つともエバーグリーンで運用しています。固定した締め切りを設けずに、お客さんがオプトインしたのを起点にして、締め切りを設けるようにしてあります。これが、エバーグリーンです。

2. ウェビナーの成約率を高める15分オファーの締め切り

03 1

まずは、15分オファーのキャンペーンを確認していきましょう。上のスクリーンショットの上の方の「INLINE TIMER」は、オーダーフォームに設置する締め切りの設定で、下の方はウェビナーのライブページに設置する締め切りの設定になります。カウントダウンの時間は、88分に設定してあります。ウェビナーの動画の時間が88分で、オファーの時間が73分からなので、15分間限定のオファーということになります。お客さんがオプトインしたというのを起点にしないといけないので、このように設定しています。なので、あなたの場合は、88分ではないかもしれません。ウェビナー中で60分から15分間オファーするのであれば、75分にしないといけませんね。

3. ウェビナーとフロントエンドの販売に締め切りを設ける

Deadline Funnel

次にフロントエンド商品の締め切りを確認していきましょう。この締め切りは、3日にしています。また、ウェビナーのリプレイ期間も同じ3日にしています。つまり、ウェビナーのリプレイが見れなくなったら、商品も同時に購入できなくなるという設定にしてあります。ここでは、4つの締め切りを設定しています。

  • ウェビナーのオプトインページ
  • フロントエンド商品のセールスページ
  • オーダーフォーム
  • ウェビナーリプレイページ

オプトインしてから3日経ってしまうと、これらのページは表示されずに、別のページにリダイレクトされるようになります。また、1つ目の締め切りは、「HIDDEN TIMER」で、お客さんには締め切りが見れないようになっています。でも、ちゃんと3日経つと、別のページにリダイレクトされるようになります。

4. 高額商品を販売するための2日間の締め切り(スティッキーワンタイムオファー)

Deadline Funnel  1

次は、バックエンド商品を販売するための締め切りです。これは、2日間にしています。これらは、全部「HIDDEN TIMER」にしています。これらのバックエンド商品は、フロントエンド商品を購入した人しか買えないようになっているので、これらのページに来たお客さんのクレジットカード情報はStripeに登録されています。なので、ワンクリックでバックエンド商品を購入できる仕組みになっています。

  • いしこんゴールドダウンセル
  • いしこんプラチナのOTO(ワンタイムオファー)
  • OSBエッセンシャルダウンセル
  • OSBのOTO
  • コンプリートバンドルライタイム

これらの高額商品を2日間限定で販売しています。

5. 5700円商品の締め切りを設ける

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4つ目にあるオンラインスクール構築プログラムは、10分間限定で、5700円でオファーしているものになります。これは、実は、ファネルの一番最初にくるものになります。これは、カウントダウンページとオーダーフォームにおいています。

オプトイン直後に、ウェビナー準備中のページを挟んでいるんですけど、ここでもこの商品をオファーをしています。なぜかというと、お客さんは一度Yesというと、次にオファーに対してもYes(購入する)と答える確率が高くなるからです。

6. 何を起点として締め切りを設けるのか?

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まず、最初にオファーする商品(オンラインスクール構築プログラム)の締め切りの起点は、オプトインです。お客さんが登録ページでオプトインしてから、10分間限定で、5700円で商品をオファーしています。

7. Deadline Funnel でキャンペーンを作る方法 パート1

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それでは、最初にオファーする商品のキャンペーンを作成していきます。まずは、ダッシュボードから「ADD NEW CAMPAIGN」をクリックします。

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そしたら、「Campaign Name」に適切なキャンペーンの名前を入力します。次に、下の四角からClickFunnelsを選択します。一番左は、Eメールプロバイダーを選択する欄なんですけど、ClickFunnelsのSMTPを使っているので、ClickFunnelsを選びます。真ん中と右は、LPを作成しているサービスを選ぶ箇所ですが、これもClickFunnelsなので、3つともClickFunnelsを選択することになります。そして、「NEXT」をクリックします。

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次は、どのようにキャンペーンを作成しているか聞かれます。「Choose a blueprint」はテンプレートで、「Start from scratch」は自分で一から作成するオプションになります。今回は、「Start from scratch」を選択します。

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次は、締め切りの種類を選択します。今回は、エバーグリーンなので、「Evergreen」を選びます。

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そして、今回は、APIを起点にしてカウントダウンを開始したいので、「Direct integration (recommended)」を選択します。

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そしたら、締め切りの時間を決めます。10分間なら、一番左の欄に10を記入し、真ん中の欄で「minutes」を選びます。そして、一番左の欄ではタイムゾーンを選びます。日本だと「Tokyo」になります。

8. Deadline Funnel のファネルステップについて

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「Funnel Steps」では、「funnel step」にカウントダウンタイマーを設置するページのURLを、「redirect after the deadline to」にはリダイレクト先ページのURLを入力します。「redirect after the deadline to」のURLはそのままリダイレクト先のリンクを挿入すればOKです。でも、「funnel step」の方は若干ややこしいです。

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まず、該当のファネルステップにいきます。そして、そこにあるURLにアスタリスクをつけたものを「funnel step」に入力します。つまり「あなたのURL*」のように記入します。こうすることによって、今後A/Bテストのために複数のページを用意しても、全部に締め切りが入るようになります。入力が終わったら、「FINISH」をクリックします。

9. Deadline Funnel と ClickFunnelsをAPIで連携する

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次に、Deadline FunnelとClickFunnelsをAPIで連携します。まず、「Quick Start Guide」でURLをコピーします。URLをクリックするだけで、コピーできます。

10 Deadline Funnel と ClickFunnelsをAPIで連携する

次に、ClickFunnelsに戻り、「SETTINGS」に行きます。そして、下にスクロールしていくと、「webhooks」というのがありますので、「Manage Your Funnel Webhooks」をクリックします。

10. WebhookをClickFunnelsに埋め込む

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次に、「New Webhook」をクリックします。

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そして、スクロールしていくと、「URL」という欄があるので、そこにコピーしたURLを挿入します。その下の「EVENT」では「contact_created」を選び、「CREATE FUNNEL WEBHOOK」をクリックして完了です。

11. ClickFunnelsにDeadline Funnel のトラッキングコードを埋め込む

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次に、トラッキングコードを埋め込んでいきます。Deadline Funnelのダッシュボードにコードマークのアイコンがあるので、それをクリックします。すると、トラッキングコードが表示されますので、「Copy the tracking code」をクリックしてコピーします。

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そして、ClickFunnelsの「SETTINGS」に行き、「BODY TRACKING CODE」の欄にペーストします。そしたら、セーブして完了です。

12. APIの連携が成功しているか確認する

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ここまでで、締め切りが作成できたので、うまく連携できているか、ページのリンクをシークレットウィンドウで開いて確認してみてください。今の段階では、フローティングバーが表示されると思いますが、それでOKです。

13. Deadline Funnel のHidden Timerを利用する

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Deadline Funnelの「Funnel Steps」に行くと、「FLOATING BAR」になっているはずです。これを「HIDDEN TIMER」に設定ます。その理由は、デザイン的にClickFunnelsのタイマーの方がしっくりくるからです。でも、ClickFunnelsのタイマーはクッキーによるものなので、デバイスを変えると、そのページが見れるようになってしまいます。なので、裏ではDeadline FunnelのAPIによるタイマーを機能させたいんです。だから、Deadline Funnelのタイマーは隠しておくわけですね。

14 Deadline Funnel のHidden Timerを利用する

やり方は以下の手順になります。

  • 「EDIT」をクリックする
  • 「Don’t display a timer」を選択する
  • 「SAVE」する

14. セールスページと注文ページにカウントダウンタイマーを設置する

同じカウントダウンタイマーをセールスページと注文ページにも設置していきます。今まで設定してきたカウントダウンは、オプトインを起点にしています。なので、タイマーは、セールスページや注文ページでも継続されます。つまり、もし、お客さんがウェビナーカウントダウンページに3分間滞在したら、注文ページでは7分と表示されるわけですね。

15. Deadline Funnel のインラインタイマーを設置する方法

15

まずは、注文ページで「EDIT PAGE」をクリックします。

16 Deadline Funnel のインラインタイマーを設置する方法

そして、次の手順でコードを入力していきます。

  • 追加したい場所で「ADD NEW ELEMENT」をクリックする
  • 「Copy the inline timer code」をクリックしてコードをコピーする
  • 「OPEN CODE EDITOR」をクリックする
  • コードを入力する

16. インラインタイマーをテストする

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15でコードを入力しただけでは、カウントダウンタイマーが表示されません。表示させるためには、Deadline Funnelでページを追加する必要があります。注文ページのダッシュボードに戻り、URLをコピーします。

17 インラインタイマーをテストする

そしたら、以下の手順でページを追加します。

  • Deadline Funnelの「Funnel Steps」に行く
  • 「ADD NEW PAGE」をクリックする
  • 「When someone lands on this page」にURLとアスタリスクを入力する
  • 「Display an inline timer」を選択する
  • 「Automatically redirect to another page after the deadline expires? Leave blank if you don’t want to redirect the page.」にリダイレクト先のURLを入力する
  • 「SAVE」をクリックする

17 2

最後に、インラインタイマーが表示されるか確認してみましょう。

ClickFunnelsの顧客情報をTeachableに自動で渡す方法[Zapier]

投稿日:2018年12月16日 最終更新日:2018年12月19日 By 根本 耕輔

この記事では、ClickFunnelsの顧客情報をZapierを使ってTeachableに自動で渡す方法を解説していきます。その前に、Teachableのプランをプロフェショナルプランにしておきましょう。そうしないと、ZapierとTeachableを連携することができませんので。

1. Teachableで新しいコースを作成する

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まずは、新しいコースを作成します。ダッシュボードの左側にある「COURSES」のプラスボタンをクリックから、コースを作成できます。

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そしたら、以下の情報をを入力・選択して、「Create Course」ボタンをクリックします。あとは、レクチャーをアップロードしておきましょう。

  • Name(名前)
  • Bio(講師)
  • Subtitle(コースのサブタイトル)
これで、作成したコースにユニークなID番号が割り当てられました。このIDをZapierが自動で認証して、ClickFunnelsの顧客情報をTeachableに渡してくれるようになります。

2. Teachableで値付けをしてコースを公開する

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決済は、ClickFunnelsで設定している値段を付けましょう。ここで値段を無料にしてしまうと、URLを知っている人がタダで登録できてしまいます。ということで、値付けを設定していきます。ダッシュボードの「Pricing」に行きます。

03 2

プライシングは以下の4つ用意されています。

  • Free(無料)
  • Subscription(継続課金)
  • One-Time Purchase(一括払い)
  • Payment Plan(複数払い)
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そしたら、適切なものを選んで、料金を設定します。上のスクショは、「One-Time Purchase」になります。日本人向けにサービスを提供する場合は、「JPY」を選択し、右側に料金を記入します。最後に「Add Pricing」をクリックして完了です。
03 Teachableで値付けをしてコースを公開する
あとは、コースを公開します。そうしなと、Zapierでコースを認識してくれませんので。やり方は、以下の手順です。
  • 「Information」に行く
  • 「Publish Course」をクリックする
  • 「Yes, publish course」をクリックする

3. 新しくZapを作り名前をつける

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次に、Zapierに行き、Zapを作成していきます。まずは、「Make a Zap!」をクリックします。

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そして、画面の左上にZapの名前を変更する箇所がありますので、そこで適切な名前を付けておきます。

4. ZapierのトリガーアプリはClickFunnels

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まずは、トリガーを設定していきます。トリガーというのは、引き金です。「どんなアクションがあったら」というのを決めます。今回は、ClickFunnelsで顧客情報を獲得したら、Teachableに渡したいわけなので、トリガーアプリはClickFunnelsになります。

5. トリガーは「商品を購入してくれた時」

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今回のトリガーとなるアクションは、「商品を購入してくれた時」なので、「Select ClickFunnels Trigger」では「New Successful Purchase」を選択します。そして「Continue」をクリックします。

6. ZapierでClickFunnelsのアカウントを選択する

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次の「Select ClickFunnels Account」ではClickFunnelsのアカウントを選択します。まだ、Zapierと連携していない場合は「Connect an Account」から連携することができます。終わったら、「Save + Continue」します。

7. ClickFunnelsのファネルとファネルステップの違い

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次は、「Funnel」と「Funnel Step」の設定画面が出てきます。「Funnel」では、どのファネルで商品が購入されたらZapierに確認してもらいたいかという設定になります。1つのファネルしかない場合は、「All Funnels」でOKですが、複数のファネルがある場合は、その中から選択します。

「Funnel Step」も同じで、1つのファネルの中で1つの商品しか販売していない場合は、「All Funnel Steps」を選べばOKです。でも、アップセル商品やバックエンド商品を販売している場合などのように、複数の商品を1つのファネルで販売している場合は、どの商品を見れば良いのかここで設定します。

8. ZapierでClickFunnelsのファネルを選択する

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実際に、「Funnel」でドロップダウンから適切なファネルを探してみてください。ちなみに、ファネル名の右側にIDが割り振られていますが、Zapierは、このIDで認識しているわけですね。

9. Zapierでファネルステップを選択する

10

今回、僕はCopywriting Auto Webinarというファネルを選択しました。このファネルをClickFunnelsで確認してみると、「Registration」や「Count Down」、「Broadcast」などがあります。これが、「Funnel Steps」になります。つまり、この中から商品を選択するわけですね。

10 2

今回は、5700 offerというものを選択しました。このように、適切な商品を選択して、「Continue」します。

10. サンプルデータをClickFunnels側で作成する

11

「Funnel」と「Funnel Steps」の設定が終わったら、一度テストしてみましょう。でも、Funnelにお客さんがいない場合は、テストすることができませんので、自分のアドレスを登録してみると良いです。登録ページで実際に登録してみてください。すると、ダッシュボードの「Click Funnels」の「Contacts」にアカウントが追加されます。

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そのアカウントに商品を割り当てます。まずは、「Purchase」タブに切り替えます。

11 サンプルデータをClickFunnels側で作成する

あとは、次の手順でアカウント情報を更新します。

  • 「Add Purchase for Product Access」をクリックする
  • 「Product」で適切な商品を選択する
  • 「Save」をクリックする

11. Zapierでサンプルデータを引っ張ってくる

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Zapierに戻って、「Test This Step」で「Pull in Sample」をクリックすると、サンプルが表示されます。そして、適切なものを選択して、「Continue」をクリックします。

12. Teachableをアクションアプリとして選択する

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次にアクションステップを設定していきます。「+ Add a Step」もしくは、「Your Zap currently lacks an Action step. Add one now!」で追加します。13 2

そして、アプリは「Teachable」を選択します。

13. 購入者をTeachableに自動で追加するアクションを選択する

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アクションでは、「Enroll User in Course」を選択します。このアクションでは、お客さんをコースに追加してくれるだけでなく、アカウントがない場合は、アカウントを作成して、それでコースに追加してくれるようになります。選択したら、「Save + Continue」します。

14. TeachableのアカウントをZapierに接続する

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次にTeachableのアカウントを選択するんですけど、まだ追加してない場合は、「Connect an Account」から連携します。以下の情報を入力して、「Yes, Continue」をクリックします。

  • Email
  • Password
  • Subdomain

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終わったら、今追加したTeachableのアカウントを選択して、「Save + Continue」をクリックします。

15. Zapierのテンプレートを設定する

次に、ClickFunnelsで取得した顧客情報をTeachableでどう扱うかの設定をしていきます。それぞれ以下のように設定します。

  • 「Course」では、お客さんを追加するコースを選択する
  • 「Email」では、「Contact Email」を選択する
  • 「Name」では、「Contact First Name」か「Contact Last Name」を選択する
  • 「Password」は空欄でOK

このように設定しておきます。「Name」では、「Contact First Name」でも「Contact Last Name」でもどちらでも構いません。また、「Password」は空欄でOKです。空欄にしておくと、後で、お客さんにパスワードの設定を促すメールが送信されます。

16. Zapが正常に動いているかテストする

17

これでZapの作成が完了したので、実際にテストしてみましょう。「Send Test To Teachable」をクリックします。

17. Zapをアクティベートする

18 Zapをアクティベートする

Teachableでアカウントが作成されているか確認する前に、Zapをアクティベートしましょう。「Finish」をクリックして「YOUR ZAP IS」を「ON」に切り替えます。

18. Teachableでアカウントが作成されているかどうかを確認する

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Teachableのダッシュボードから「USER」タブでアカウントが追加されているか確認します。「Name」には設定した名前「Contact First Name」か「Contact Last Name」が設定されていますでしょうか?「Email」には、登録したメールアドレスが追加sれていますか?確認してみてください。

19 2

あと、「Enrollments」でも、選択したコースが表示されているか確認してみてください。

19. 番外編:ThinkificとClickFunnelsを連携させる方法

僕は、メインの商品をThinkificで運用しているので、その設定もお伝えします。まず、トリガーについてですが、トリガーはTeachableの場合と同じです。その後、アクションを2つ重複させています。Thinkificでは、お客さんの名前をそのままパスワードにしてくれるんですけど、お客さんの苗字か名前のどちらか一方しかパスワードにできません。Thinkificのパスワードは6桁以上にしないといけないのですが、日本人の場合は、名前が4文字になってしまうとかがあるので、設定できないんですね。なので、アクションを2つ追加する必要があります。

20 1

まず、1つ目のアクションに関してですが、ここでは、以下のように設定します。

  • 「Products」でお客さんに渡す商品を選択する
  • 「First Name」でClickFunnelsのFirst Nameを選択しアンダーバーを追加する
  • 「Last Name」でClickFunnelsのLast Nameを選択しアンダーバーを追加する
  • 「Email」でEメールアドレスを追加する

20 2

2つ目のアクションも同じものを作成しますが、「First Name」と「Last Name」にアンダーバーはつけませんので、注意しておいてください。あとは、17で説明したように、Zapをアクティベートして完了です。

20. 1つのZapで2つのFunnel Stepsを処理する方法

僕はコンプリートバンドルという商品はWebinarのファネルステップでもセールスページでも購入できるようになっています。ファネルステップが異なるので、別のZapを作成しないといけないと思いがちですが、同時に処理することができるんですね。その方法をご紹介します。

22 1

「Edit Options」の「Funnel Step」で「All Funnel Steps」を選択します。つまり、デフォルトのままということですね。

22 2

プラスボタンから「Filter」を選択し、「Only continue if」をクリックします。これを追加することで、この条件を満たす場合に限り、3つ目に設定するアクションが起きるという設定ができます。

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そしたら、左から順番に「Products Name」、「(Text) Exactly matches」を選び、一番右の欄では商品名を入力します。こうすることで、複数のファネルステップで商品を販売していても、同一の商品であれば1つのZapで処理してもらえるようになります。

ワークブックの作り方 – Keynoteで魅力的なデジタルコンテンツを作る方法

投稿日:2018年12月9日 最終更新日:2018年12月16日 By 根本 耕輔

eBookは、単純に情報を提供するだけですが、ワークブックは情報を提供するだけでなく、アクションリストを追加したり、書き込みができるようにしておきます。この記事では、ワークブックの作り方をご紹介します。

1. Envato ElementsからKeynoteのテンプレートをダウンロードする

02

ゼロの状態から綺麗なデザインにするのは、難しいので、Envato Elementsからテンプレートをダウンロードします。「Browse」から「Presentation Templates」を選びます。

02 2

次に、フィルターをかけましょう。「Keynote」か「PowerPoint」、「Google Slides」の3種類あります。好きな形式でテンプレートを探してみてください。

02 Envato ElementsからKeynoteのテンプレートをダウンロードする

ダウンロードしたいテンプレートが見つかったら、ダウンロードボタン(下矢印)をクリックして、「Recent projects」から適切なプロジェクトを選んだら「Add & Download」をクリックします。

2. スライドの大きさは16対9がベスト

ダウンロードしたテンプレートは、まず解凍する必要があります。それから、テンプレートを選ぶんですけど、おそらくテンプレートは2種類の大きさがあります。4:3と16:9です。最近は、16:9くらいのパソコンが増えてきているので、16:9のスライドを選ぶと良いです。

3. 使うスライドを選択する

実際に、スライドを編集する前に、使うスライドを選びましょう。テンプレートには、たくさんのスライドが用意されていますが、ワークブックで使えるようなスライドは限られていると思います。なので、使うものだけ選び、それ以外は削除してしまいましょう。

4. Canvaでロゴを作る(500px X 500pxを選ぶ)

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次に、スライドで使用するロゴを作成していきます。例えば、上のようなものです。ここでは、スライドの左上に載せています。これは、Canvaで作成しました。

05 2

まず、Canvaに行きます。そしたら、「ロゴ」というものがありますので、これを選択します。

5. Canvaでロゴをデザインする

06 1

画面の左にテンプレートがたくさんありますので、好きなものを選択します。

06 2

あとは、テキストを変更するだけです。テキストは、クリックすれば編集できるようになります。最後に、右上にある「ダウンロード」からロゴをダウンロードします。この際、「背景(透明)」にチェックを入れておくことをお勧めします。あとで、使い回しが効きますので。(ただし、有料プランの機能になります。)

6. Keynoteのマスタースライドにロゴを挿入する

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ダウンロードしたロゴは、スライドに一つ一つ挿入していくのではなく、「フォーマット」から「マスタースライドを編集」をクリックします。

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そしたら、ロゴを選択して、スライドの左上(お好きな位置)に移動します。終わったら、「終了」をクリックして完了です。

7. マスタースライドを編集する

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あとは、ウェブサイトや商品名をマスタースライドに追加していきます。すでにテキストやSNSなどのリンクがマスタースライドで設定されている場合があるので、それらの文言と位置を調節すればOKです。ウェブサイトのテキストにリンクを埋め込む場合は、Command+Kで入力画面が表示されますので、「表示」の欄にリンクを追加します。

8. Canvaで表紙を作成する

09 2

次に表紙をCanvaで作成していきます。まずは、「カスタムサイズ」をクリックして、「1600×900」と記入します。そしたら、新しいデザインを作成をクリックします。

09 Canvaで表紙を作成する

ロゴを作成した時と同様に、テンプレートを選択します。今回は、背景に写真を挿入します。その前に、写真や画像をアップロードしていない場合は、「アップロード」から素材をアップロードします。それから、ドラッグ&ドロップで背景に追加します。

09 1 Canvaで表紙を作成する

背景画像が白っぽくて文字が見づらい場合は、まず、写真を選択します。そして、「フィルター」をクリックします。すると、いろんなフィルターのテンプレートが出てくるので、好きなものを選択してください。

9. Keynoteに表紙を挿入する

10 Keynoteに表紙を挿入する

表紙のダウンロードとKeynoteへの追加方法は、ほぼロゴでやった通りです。「挿入」から「選択」で表紙を選択します。あとは、大きさをKeynoteに合わせるだけです。

10. Keynoteでコンテンツを作る

11 Keynoteでコンテンツを作る

あとは、コンテンツを作成していくだけです。ちなみに、Keynote以外でコピーしてきた文章をテキストにペーストしたい場合は、「編集」の「ペーストしてスタイルを合わせる」を選択します。そうすると、元のテキストのフォントに合うようにペーストされます。

11. キャッチコピーをデザインする

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引用の部分には、テキスト中から重要な部分を持ってきましょう。また、お客さんの注目をキャッチするために、上のスクショのように、ボールドしたり、セミボールド、色を変えたりすると良いですね。

12. Keynoteにドラッグ&ドロップで写真を挿入する方法

13 Keynoteにドラッグ ドロップで写真を挿入する方法

Envatoのテンプレートには、画像を埋め込む箇所が用意されている場合があります。「DROP YOUR IMAGE HERE」とありますので、そちらに写真を追加すれば、勝手に写真がリサイズされます。

13. 文字コンテンツを左寄せにする

今回は、eBookではなく、ワークブックを作成していくので、お客さんが記入できる部分を追加する必要があります。なので、テキストを左に寄せ、空いたスペースに書き込めるようにしていきます。

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テキストが2段になっている場合は、テキストを選択した状態で、「テキスト」の「レイアウト」で「段」を1に変更します。

14 1

そしたら、テキストの幅を狭めて、左に寄せていきます。上のスクショみたいに寄せればOKです。

14. 穴埋めフォームをKeynoteの表で作成する

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お客さんが記入できる欄は、表で作成できます。上のスクショのように、表の位置とサイズを変更します。

15. 表の塗りつぶしを「なし」にしてグリッドラインを表示する

16 1

まずは、表の色を削除します。それは、表を選択した状態で「フォーマット」の「表」にいきます。すると、下の方に「1行おきに色をつける」がありますので、このチェックマークを外します。そして、グリッドラインの横バージョンを選択します。

16 2

次は、「セル」に行きます。そこの一番下にある「塗りつぶしなし」をクリックすると、表が透明になり、グリッドラインだけが浮かび上がってきます。

16. セルを結合する

17 1

次に、表のセルを結合していきます。1行のセルを1つにまとめてしまいましょう。やり方は、行のセルを全部選択した上で、右クリックします。そして、「セルを結合」をクリックします。

17. 行を結合する

お客さんに何行にもわたって書き込みしてもらう場合は、さらに、行のセルも結合しておきましょう。

18. お客さんへの質問を記入する

19 1

記入欄をボックス形式にしたい場合は、「フォーマット」の「セル」に行き、「枠線スタイル」から線を選択します。

19 2

最後に、表の一番上に、質問を記入すれば記入欄は完成です。あとは、ほかのコンテンツを充実させていきましょう。

19. KeynoteをPDFで書き出す

24 KeynoteをPDFで書き出す

ワークブックが完成したら、PDFで書き出します。手順は、以下の通りです。

  • 「ファイル」の「書き出す」から「PDF」を選択
  • 「イメージの品質」を「最高」にし、「次へ」
  • 「名前」に適切な名前を入力し、「書き出す」

20. Acrobatでフォームを作成する方法

25 1

書き出したPDFにフォームを追加していきます。その作業は、Adobe Acrobatで行います。Acrobatの「ファイル」から「作成」、「フォームを作成」の順番にクリックします。

25 2

「ファイルを選択」から作成したPDFを選択し、「開始」をクリックします。

21. PDFにテキストフィールドを追加する

26 PDFにテキストフィールドを追加する

通常は、箱を見つけてそこにフォームを自動で埋め込んでくれます。しかし、たまに埋め込まれない場合があるので、その時は手動でフォーム(「テキストフィールド」)を追加します。

22. 複数行に書けるテキストフィールドを作成する

27 複数行に書けるテキストフィールドを作成する

普通にテキストフィールドを追加するだけだと、お客さんは複数行に渡って記入することができないので、テキストフィールドを右クリックして「プロパティ」を選択します。そして、「オプション」の「複数行」にチェックを入れます。

23. フォームを別ページにコピペする

あとは、先ほど作成したフォームを他のページにもコピペしていきます。それが終わったら、ちゃんと書き込めるかプレビューで実際に書き込んで確認してみてください。

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