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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

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石崎力也(編集者)

【高額オンライン講座の作り方】サクセスパスを描き顧客の乗り越えるハードルを全て書き出す

Last updated on 2021年4月7日 By 石崎力也(編集者)

今回は、ターゲットとする顧客の達成すべきゴールまでのロードマップ、「サクセスパス」を作る方法について紹介します。最終ゴールを目指す時は、出来るだけ小さな目標を達成していったほうがモチベーションの維持がしやすいです。そのためには少しずつ階段を上がっていけるような仕組みが求められます。サクセスパスの具体的な作り方についてお伝えしていきます。

サクセスパスとは、顧客の今の姿となりたい姿を一本の線で結び、彼らが目標を達成するプロセスで乗り越えなければいけないハードルを書き出したロードマップです。あなた自身のコース・カリキュラムを作る原案にもなりますし、顧客が道に迷わないための羅針盤にもなります。僕たちは新しい商品を作るときに、毎回このサクセスパスをスプレッドシートに書き出します。

プロダクト・フォーカスが常に重要な理由

初めてのオンラインコース作成は受講者が得られる結果、「プロダクト・フォーカス」を念頭に置いて作成しなくてはなりません。プロダクト・フォーカスはオンラインコースの作成において、最も重要な項目のうちの1つだからです。最後に受講者がどんな結果を獲得することができて、どんな成果が期待できるのか。オンラインコースの大小に関わらず、ゴールにたどり着くまでの思考プロセスをわかりやすくするためにも、プロダクト・フォーカスの意識は大切になります。

要はあなたがラーメン屋さんをやっているなら、チラシや採用を考える前に「もっと美味しいラーメンを作ったらどうですか?」ということです。商品がしょぼいとどれだけプロモーションをしても、短期的な売上は計上できても、長期的な売上は望めませんよという感じ。

マーケティング、セールス、集客、ファイナンス、採用、コピーライティング、いろいろビジネスでは考える要素がありますけど、まずはいい商品あるいはいいサービスを作ることに注力しましょう、というのがプロダクトフォーカスの考え方です。

またフラグシップコースは、初めて作るオンラインコースとは全く次元の異なる商品です。あなたのプラットフォームを新たなステージに押し上げてくれるようなコンテンツであり、受講者に大きな変化をもたらすものでしょう。しかし小さいオンラインコースとフラグシップコースでは役割が違うため、受講者にどのような影響をもたらすか違いを理解しておく必要があります。

まずフラグシップコースを通し、お客さんがどれだけ自身の人生に変化を起こせるかを考えなくてはなりません。つまり受講前と比べ、今までの自分よりもどれくらい変化しているか大きく実感してもらいたい。ただし、必ずしもミニコースのように具体的である必要はありません。受講者が最終的に得ることができる結果を、なんとなくイメージがつくよう全体的に理解できるものでなくてはならないのです。そのためフラグシップコースのプロダクト・フォーカスを考える際は、できるだけ広い視野を持つべきでしょう。

受講者がどんな結果を獲得することができるのか、どんな成果が期待できるのか。どのような過程を歩んでいけば、そのゴールにたどり着くことができるのか。この背景を、オンラインコースの製作者は常に意識しておかなくてはなりません。つまりプロダクト・フォーカスを理解していることにより、そういった思考プロセスが圧倒的に簡単になるのです。

各セクションでの取り組み方における工夫が必要

次のステップでは、初めて作ったオンラインコース同様にフラグシップコースのプロダクト・フォーカスも作成したとしましょう。その後のプロセスとして、初めてのオンラインコースとフラグシップコースでは異なるところがあります。それは各セクションでの取り組み方への工夫です。

フラグシップコースではかなり大きな変化量をもたらす必要があるので、それぞれのセクションで、受講者が非常に小さな成功を得られるような工夫をしましょう。フラグシップコース全体が1つのゴールに向かうことは当然ながら、各モジュール・各レッスンごとに、何かしらの目標があることが望ましいのです。そして、それぞれに設定された目標をクリアしていくことによって、定期的に達成感や喜びを感じさせるようにしましょう。

この項目はとても重要で、押さえておくべき内容です。大規模なオンラインコースの場合、小さな成功を重ねるような構成じゃないと、受講者が途中で諦めてしまったり、成長を感じられなかったり、圧倒されてしまったりすることになります。少しずつ成長を感じさせつつ、最終的にフラグシップコース全体の大きな目標を達成出来るようにしましょう。最終ゴールまでの進捗を受講者がチェックできる工夫が必要です。

ちなみにフラグシップコースは、対象となる見込み客の範囲が広くなりますよね。なので何の狙いもなくプロモーションやマーケティングをしても、本当にそのコースが必要な人に届けることはできません。だからこそあなたがフラグシップコースを提供するべき見込み客を、しっかりと明確にする必要があります。フラグシップコースを作る前の段階であってもあなたは自分の商品とアフィリエイト商品をプラットフォーム上で公開してみて、買ってくれるお客さんがいるか、どのような商品があなたの見込み客の心に響くのか調べることもできます。

こういったリサーチをしながら、見込み客が本当に求めているコンテンツは何なのか、あなたが解決するべき問題は何なのかをハッキリとさせておく必要があります。そうすれば、あなたの見込み客に必要なソリューションを、フラグシップコースに確実に組み込むことができます。

サクセスパスとは一体何なのか?

それではここであなたに、見込み客の問題解決を助けるとっておきの考え方をご紹介しましょう。それはサクセスパスというものです。これは一体、どういった意味なのでしょうか。また、あなたが実際にフラグシップコースを作成しようとした際、なぜサクセスパスが必要になると思いますか?

サクセスパスとは、最終的な目標までに達成すべき小さなゴール、もしくはマイルストーンです。つまりフラグシップコースのゴールへ到達するまでに、受講者が通過する道であり、過程であり、そこへ行くまでに経験する小さな成功のことです。

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これは僕たちがコンプリートバンドルという商品を作ったときに、作成したサクセスパスです。毎度、商品を作るたびにこのようなサクセスパスを用意しています。お客さんの今の姿と、なりたい姿をタイムラインで結び、なりたい姿になるためには何をしなければいけないのか1つ1つ書き出していきます。

最終的なゴールやプロダクト・フォーカスへ到達するためには、到達点までのマイルストーン、連続した小さな成功が鍵になります。なぜならサクセスパスがあることによって、より明確にゴールを意識できるようになるからです。

受講者は決して最終的なゴールまで、ゆっくりと進みたいわけではありません。サクサクと小さな成功を繰り返し、成長を感じながら、最終的なゴールにアプローチしたいと考えています。だからこそ、サクセスパスは必要なのですね。

特にフラグシップコースは、多くの情報をカバーしていますよね。だから、進捗状況について目で追えるようにしてあげたほうが良いでしょう。どのようにして最終的な結果を得ることができるか、クリアしてきた全てのステップを振り返ることができるように、サクセスパスは重要な役割を果たします。

サクセスパスの作り方と適切なステップの考え方

では、サクセスパスの作り方を解説していきます。実際に作成しようと考えた際、どのようにしてそれぞれのステップを考えることができるのでしょうか。もちろんいくつかのマイルストーンが必要であることは、あなたもわかると思います。しかし、どうやってマイルストーンを設置していけばいいのか、適切なサクセスパスとはどのようなものなのか。想像するのは少し難しいかもしれません。

具体的な手順や考え方を学び、体系的にサクセスパスのストーリーを理解することで、あなたはより効果的なマイルストーンの抽出が行えるようになります。

#1:自身の経験や体感したハードルを活用する

まずあなた自身の業界経験を活用します。教えているトピックについて、あなたは何を知っていますか?その業界にはどんなハードルがありますか?あなた自身が経験したハードルに基づき、「そのハードルがどこにあって、どうやって乗り越えられたか」に基づいて考えれば、サクセスパスを適切に作ることができるでしょう。

例えばあなたは、より良いライフスタイルを人々に教えたり、健康やウェルネスを根本から変えたりする方法を人々に教えているとしましょう。そういったジャンルでよく扱われる内容に、ダイエットがあります。ダイエットの中で、あなたが経験したハードルは次のようなものかも知れません。

  • 具体的にどうやってダイエットに取り組めばいいのか?
  • 食事プランを考える必要はあるか?
  • どのくらい運動しなきゃいけないのか?

ライフスタイルというテーマにおいて「ダイエット」を1つのゴールとした際、通過しなければいけないハードルは複数ありますよね。そのハードルを少しずつ乗り越えやすいよう導く役目がサクセスパスで、道中のハードルがマイルストーンです。

#2:抽出されたマイルストーンを難易度別に並べる

例えば、サクセスパスのマイルストーンをいくつか考え出したとします。その後、より簡単に得られる成果を最初の方に持ってきて、労力や時間がかかる成果を後半に並べるといった工夫は必要なのでしょうか?それとも、無造作に並べた方が良いのでしょうか。

その答えは1つで、成果が早く出るものから始められるようにしましょう。繰り返しになりますが、フラグシップコースのゴールは、1つの大きく、難易度の高い目標です。そのため、オンラインコースの作成者はできるだけ受講者に進捗状況を見せながら、進ませてあげたい。なので、難易度が低く簡単に達成できるマイルストーンを、サクセスパスの最初の方に配置してあげてください。

例えば最初のマイルストーンに、「20キロ減量する」といった難易度の高すぎるゴールを設定すべきではないということです。これはとても大変ですし、そのゴールに到達する前に、ほとんど多くの受講者が挫折してしまうことになるでしょう。

一方で「7日間バランスの取れた食事をする」ということをゴールにするとどうでしょうか。適切なガイダンスさえ示してあげれば、何とかクリアできそうですよね。受講者も目標を聞いて、達成できそうかをイメージしやすいでしょう。そして、成し遂げられたら自分の成長を確認でき、さらに先へと進むことができるはずです。だから簡単なマイルストーンや時間がかかるものよりも、すぐに成果が得られるマイルストーンを始めに置くべきです。

達成しやすい順に設定されたサクセスパスを進めれば進めるほど、より複雑なステップに挑戦できるようになるでしょう。なぜなら、受講者はその段階ですでにいくつかの成功を収めているからです。いくつかのマイルストーンを乗り越えた人なら、さらに難しいものにも躊躇せず取り組んでいけるでしょう。

#3:対象とするユーザーを具体的にする

サクセスパスを作るとき、誰を思い浮かべて作ればいいのでしょうか?より広い範囲に影響を与えたいと思う場合、できるだけ多くの人に合うよう作るべきかと考えてしまいがちです。逆に、具体的な個人にフォーカスしたサクセスパスを作るべきと考える方もいるでしょう。あなたは、優れたサクセスパスは一体誰に焦点を合わせていると思いますか?

これはサクセスパスに限らず、あなたが何かを作るとき、何かをするときには、必ず具体的な誰かを思い浮かべる必要があります。正直なところ、多くの人に当てはまるようなサクセスパスを作るのはとても簡単です。なぜなら、「これはAさんに当てはまる」「これはB君の心に響きそうだ」「Cさんはまだこのことを知らないから、このトピックについては組み込まないと」といったイメージで、何でもサクセスパスに含めることができてしまうからです。

でもオンラインコース・クリエイターとして、具体性に欠けるサクセスパスを提供するのは間違いだと言えます。実際にユーザー目線で考えてみてください。対象を広げすぎてしまった抽象的な内容が多いサクセスパスのオンラインコースを受けると、このように感じるでしょう。

「これはどこに向かってるの?」「これは僕に向けたものなの?」「何に取り組むべきで、何を無視すべきなのか分からない」

そのため、ある特定の人物、つまりアバターについて考えてみて、その人には何が必要なのか、その人は今どこにいるのかについて思いを馳せましょう。そして、その人のペイン・ポイントや苦しんでいること、マイルストーンをクリアするためにあなたがするべきサポートを明確にしてください。

たった1人のために作られたサクセスパスは多くの人の心を動かす

僕らのこれまでの経験上、具体的なターゲット・カスタマーのためにサクセスパスを作ると、最終的には大多数の見込み客に適したものを作ることができるデータがあります。

業界で手に入る知識の100%をフラグシップコースに詰め込む必要はありません。なぜなら、あなたが知っている全てのことを詰め込んだとしても、そのトピックに関しては初心者である受講者にとって全てを消化し切ることはできないからです。

フラグシップコースには、あなたの持っている知識の80%をカバーできれば十分でしょう。それだけでも、彼らは重要な結果を得ることができるはずです。大事なのは受講者が迷わずにこなせるようなサクセスパスとマイルストーンを設定することです。

サクセスパスを作る過程で、理想の顧客像を1人イメージし、その人のためにサクセスパスを作っているかのようにマイルストーンを書き出すことは非常に効果的です。出来るだけ具体的に、理想の顧客像を想定して質の高いマイルストーンを抽出しましょう。

このコースにおけるコア・カリキュラムのサクセスパス

僕らがこのコア・カリキュラムを作ったときにも、今僕があなたにオススメしたやり方を使いました。あなたの人生に大きな変化を起こすため、ユーザー、つまりこのコースの受講者であるあなたが進むべきマイルストーンを1つずつ設定していきました。

サクセスパスの理解を深めるためにも、このコースにおけるコア・カリキュラムのサクセスパスを共有しましょう。僕らにとってそれは、成功するオンライン・プラットフォームの3つ柱となりました。もう聞いたことがあるかもしれませんが、3つ紹介します。

  1. PLAN – オンラインコース・クリエイターの計画を立てる
  2. ESTABLISH – ブログとメルマガを軸としたホームベースを確立する
  3. LAUNCH – オンラインコース を作り販売する

これらのアウトラインを確立した後、僕らは逆算的に考えました。「受講者がそれぞれのマイルストーンを達成するためには、何が必要だろうか」と。それらを特定することができなければ、人生に大きな変化を起こすことはできません。その後、13のモジュールがコア・カリキュラムとして出来上がりました。

まとめ:あなたが誰を助けたいのかを明確にし、約束した変化を受講者にもたらす

最も重要なことは、あなたが誰を助けたいのか明確にすることです。オンラインコースを受講するのが誰であれ、達成するゴールが何であれ、あなたが約束した受講後の変化を彼らの人生に起こすということが大切なのです。

またサクセスパスの背景を理解することで、受講者の課題を洗い出し、オンラインコース・クリエイターとして何が手助け出来るのかを明確化することが出来ます。サクセスパスがあれば、コンテンツの作成自体もかなり簡単になりますよ。

このビデオを観ているあなたがどんなサクセスパスを考え出すのか、とても楽しみです。さあ、もう次に何をするべきかわかっていますね?これまでのレクチャーを復習し、フラグシップコースのプロダクト・フォーカスを明確にし、ターゲット・カスタマーのためにサクセスパスを作りましょう。

このステップは非常に重要なので、分からないことがあれば、コメント欄で聞いてください。サクセスパスが完成したら次のトレーニング・ビデオに進みましょう。サクセスパスを、本格的なコース・カリキュラムへ変える手順を紹介しています。

アフィリエイトで結果が出ない人へ【3つの基本的なルール】

Last updated on 2021年3月17日 By 石崎力也(編集者)

今回はあなたにアフィリエイトを実践して貰います。この動画では、あなたが初めてプロモーションするアフィリエイト商品を選択し、効率的に収入を得るための戦略を組み立てるところまでを、サポートしていきます。

まず、アフィリエイトプログラムについて、改めて確認しておきましょう。アフィリエイトプログラムとは、商品を保有している企業や開発者が、その商品を販売した別の会社や個人に対して報酬を提供する契約のことです。電子機器などの有形商材から保険などの無形商材まで、アフィリエイト商品には様々なタイプがあります。あなたがプロモーションするアフィリエイト商品を選ぶ際には、質問を繰り返すことが大切です。質問を通すことで、どのアフィリエイト商品があなたの見込み客に適しているのかを特定することができます。

アフィリエイト商品を特定するための5つの質問

アフィリエイト商品を特定するために欠かせないのが質問です。あなたがプロモーションするべきアフィリエイト商品を、特定するのに役に立つ5つの質問とその理由を、1つ1

つ見ていきましょう。

質問#1.あなたのお客さんが抱えている問題を解決できるものは?

まず、あなたが自分に問いかけるべき質問は「あなたのお客さんが抱えている問題のうち、ソフトウェア、コース、書籍などのツールを使用して解決できるものはなにか?」というものです。

ユーザーが抱えている問題を明確にし、その問題を解決できるツールを、アフィリエイト商品として紹介しましょう。例えば、あなたのお客さんがメーリングリストを作るという問題を抱えていると仮定します。このメーリングリストを作るという問題を解決するためには、メールの自動化等の高度な機能を備え、お客さんを徹底的にサポートする機能があるツールを、アフィリエイト商品としてあなたのお客さんにプロモーションすれば良いとわかります。

少しマニアックな例を出します。

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僕はチャンスがあれば、Aputure という撮影用のライトを紹介しています。もちろん動画制作をしている人にしかお勧めしていませんが、YouTube 全盛期の今日において動画制作はすべてのフリーランサーに必要なスキルだと思うのですがいかがでしょうか。

さて、このライト何がいいのか。とにかく光量が安定しています。そして明るい。かつソフトボックスがきれいに光を分散してくれるため、部屋中に光が回り込みます。まるで自然光のようです。

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自分の動画を例に出すのは気が引けます。イメージはなんとなく伝わるはずです。後ろがバン!とボケるのは単焦点のレンズが効いているからだけではありません。カメラのイメージセンサに十分な量の光が集まっているからです。

動画の良し悪しは照明で決まると僕は考えています。素人っぽさが出るのは、光量が足りていないせいで映像にノイズが乗っていたり、あるいは背景に人物の影が大きく写り込んだりするからです。

・・・とここまで撮影ライトについてマニアックに説明しましたが、こんなふうに、自分が使っている商品は、すでに使い勝手を理解しているので、他の人に勧めやすいです。映像で困っている人がいると、僕はすぐにこの Aputure のライトを勧めます。それはこのライトが彼らの抱えている問題の8割を解決するからです。

質問#2.アフィリエイト商品の中にあなたが作りたいと考えているコンテンツはないか?

「あなたが作りたいと思い浮かべている商品が、すでにアフィリエイト商品として存在していませんか?」もしあなたが思い浮かべていた商品と似たような商品がすでにこの世に存在するのであれば、あなたは新しい商品やコンテンツを作るための労力を抑え、アフィリエイト商品としてあなたの見込み客に紹介することができます。

プログラミングの世界には車輪の再開発はするなという信仰があります。もうすでにライブラリにあるコードを自分で一から作ろうとするな、ということです。

僕たちが属しているオンラインコース ・ビジネスの世界も同じです。もうすでにあなたのアイディアが市場にあるのであれば、わざわざあなたはその商品を作り直す必要はありません。アフィリエイトリンクを出すだけでいいです。あなたは、市場に出てない商品を作るべきです。その方が、効率的だと思いませんか?ニーズはあるがまだ市場に供給されていない商品を探し出し、それを作る。競合はいないから、あなたは総取りできる。

逆にすでに市場に投下されている商品を自らは作るのは時間の無駄というもの。アフィリエイトリンクを1本出す作業と、あなたの大事な生命時間を投資してすでに市場に出ている商品をほぼ同じものを作る作業のどちらが、費用対効果が高いかは火を見るより明らかです。

質問#3.毎日使用しているツールやリソースは?

次に問いかけて欲しいのが「あなたが毎日使用しているツールやリソースは何がありますか?」あなたが毎日使っている商品について調べてみると、アフィリエイトリンクが提供されている場合があります。あなたと同じようなニーズを持っている見込み客に、そのツールを宣伝する機会があることは、アフィリエイトで収益を出す大きなチャンスです。

僕が紹介しているツールは、ClickFunnels です。僕自身が使っています。僕自身がこのツールでビジネス上のあらゆる問題を解決していますので、お客さんにも同じようなことを勧めています。普段から使っているツールなので、操作方法や使い方に熟知しています。お客さんにそのツールを説明する際にも、表面的な言葉を使わずに、自信を持って推薦できます。

例えば、あなたは WordPressのプラグインでセールスファネルを作れるものを発見したとします。アフィリエイト報酬もそこそこいい。さてこのプラグインをアフィリエイトしますか?

答えは簡単。NOです。アフィリエイトしてはいけません。あなたはついさっきそのプラグインを発見したばかりだからです。自分で使うことなく、その商品を勧めたとしても、お客さんはあなたの言葉の軽さを見抜きます。仮にそのプラグインの解説動画を作りYouTubeにアップロードしたとしても、その動画が再生回数を稼ぐことはありません。再生されたとしても10回とか20回。

あなたは時間をかけて、顔出しして撮影をした。でもそれがほとんど再生されない。いずれもライトな視聴者ばかり。

理由はわかると思います。視聴者に見抜かれているのです。「この動画に出ている演者は、ただの自称 WordPress の専門家にしか過ぎない」と。

質問#4.これまで購入した教材やコースの中でアフィリエイトプログラムを提供している物はないか?

「これまでにあなたが購入した教材やコースでアフィリエイトプログラムを提供している物はありませんか?」あなたが実際に購入し、本当に学びや得るものがあった教材やコースは、あなたの見込み客にも伝える価値があります。良いなと思った教材やコースがアフィリエイトプログラムを提供すれば、あなたは収益を得られるだけでなく、見込み客にも喜んでもらえます。

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彼はミゲルヘルナンデスさんです。スペイン人ですが、結婚してカナダに住まれています。Udemyで初めて年間1000万円のコース売上を達成した人です。彼はアニメーターです。僕は彼のアニメーションのオンラインコース を購入しファンになりました。もちろんすべてのコースを購入しました。

もし興味があれば、彼のコースを購入してみてください。プレビューを見るだけでも結構です。オンラインコースを販売する人は、ティーチャーであると同時にエンターテイナーでなければいけないことがよくわかります。

もちろん僕は彼のオンラインコース を心の底から推薦します。Udemyは、プロモーションが入れば、1つのコースが1200円ほどで買えるのでちっとも高くないです。

質問#5.あなたの業界のプラットフォームビルダーはどんなアフィリエイト商品を紹介しているか?

アフィリエイト・マーケティングは、オンライン収益を得るための方法として非常に人気です。「あなたの業界のプラットフォームビルダーはどんなアフィリエイト商品を紹介しているか把握していますか?」もしあなたの業界で、商品をプロモーションしているプラットフォームビルダーが他にいるなら、彼らは特定の企業とアフィリエイト契約を結んでいる可能性が高いです。

競合が紹介している商品を調査し、あなたもその商品を購入したのち、それがよかったのであれば紹介します。

他のプラットフォームビルダーが、どのようなアフィリエイト商品を宣伝しているのか、まずはその商品について調べてみましょう。

  1. その商品が評価に値するか、
  2. あなたのお客さんに共有しても問題がないか、
  3. その商品がアフィリエイトプログラムを提供しているか、

この3点をまず調べてみてください。

アフィリエイト・マーケティングにおける3つの基本的なルール

はっきりと言っておきましょう。あなたは、アフィリエイト商品の所有者ではありません。だからと言って、あなたが販売責任を負わないということにもなりません。アフィリエイト商品をあなたの見込み客に紹介したとき、紹介した商品に関係なく、見込み客はあなたがその商品販売の代表者と考えるでしょう。あなたは、これまでに見込み客と築いてきた信頼、その信頼関係を利用して、アフィリエイト商品を宣伝するのだということを忘れないでください。

  1. 「使わない商品を宣伝しない」
  2. 「好きじゃない商品を宣伝しない」
  3. 「おすすめできない商品を宣伝しない」

この3つのルールは、アフィリエイト・マーケティングにおける基本中の基本です。これらのルールに反するコンテンツは販売してはいけません。

なぜこれらのルールに反していけないかは、見込み客の立場になって考えてみるとすぐにわかります。

例えばあなたは茨城県に住む実家暮らしの30代男性だとしましょう。あなたは「賃貸か持ち家か」というテーマのビデオを撮影しYouTubeにアップロードします。誰がその動画を見ますか?実家暮らしの男性に、持ち家も賃貸もわかるはずがありません。言葉に説得力がありません。

例えばあなたはConvertKitというメールマーケティングツールをアフィリエイトしたとします。でもあなたのConvertKitアカウントには100人未満の読者しかいません。あなたにConvertKitを語る資格はあるでしょうか?実績のない自称ウェブマーケターはすぐに見抜かれます。

例えばあなたはオンラインスクールの作り方に関するブログを書いたとします。ブログの記事から Teachable や Thinkific への アフィリエイトリンクを出します。でもあなたのオンラインスクールのデザインが無茶苦茶ダサかったらどうでしょう。

ここまで聞いていただいて僕の言わんとしていることがわかると思います。たかだか一度や二度使ったことのある商品をアフィリエイトしないのは当然のことですが、それを使って実績を出せていないのであればそもそもアフィリエイトを検討すべきではありません。

それは倫理的な問題というよりかは、ただ単に時間の無駄だからです。使わない商品を宣伝しない、は別の言葉でいえば「使い込んだ商品だけを宣伝せよ」です。好きじゃない商品を宣伝しない、は別の言葉でいえば「本当に心の底から好きな商品だけを宣伝せよ」となります。使い込んだ商品であり、心の底から好きな商品であれば、自然な言葉で説得力のある言葉で、見込み客にお勧めできるようになります。

プロダクトオーナー(販売者)と関係を築くための5つのステップ

いかがでしょうか。さきほどの5つの質問をしていく中で、紹介できそうな商品を1つか2つは特定できたのではないでしょうか。アフィリエイト・パートナーシップを構築する際には、あなたが紹介したい商品を所有している個人や会社などのプロダクトオーナーと、パートナーシップを確立する必要があります。今からは、プロダクトオーナーとの関係性を確立するために必要なタスクを、5段階に分けて紹介していきます。

タスク#1.紹介したい商品にアフィリエイトプログラムがあるかを調べる

あなたが一番最初にやるべきことは、紹介したい商品にアフィリエイトプログラムがあるかを調べることです。紹介したい商品やサービスのWebサイトを見れば、アフィリエイトプログラムがあるかどうかを確認することができます。大抵の場合、Webサイトの一番下に、アフィリエイトプログラムの詳細を知るためのページリンクがあるはずです。Webサイト上でアフィリエイトプログラムの情報が確認できない場合は、「商品名 アフィリエイトプログラム」や「会社名 アフィリエイト」のようなキーワードを組み合わせ、Googleで検索してください。アフィリエイトプログラムについての情報を見つけることができます。

まれにですが、アフィリエイトプログラム等についてWebサイトで公表していない企業もあります。アフィリエイトプログラムの情報を見つけられない場合は、その企業に直接質問してください。Webサイトには情報を掲載していないだけで、アフィリエイト・パートナーシップのような契約関係を結ぶことができる可能性があります。

少し前まで締め切り管理ツールの Deadline Funnel はアフィリエイトプログラムを用意していませんでした。そこで僕は直接、開発者のジャックボーンさんに連絡しました。たくさんの日本人の顧客にDeadline Funnels を紹介していると伝えました。そしてUdemyやYouTubeに Deadline Funnel の使い方に関する日本語の動画を出していることも伝えました。

そしたらジャックさん、すぐにアフィリエイト用のリンクを送ってくれました。

タスク#2.アフィリエイト商品を所有している企業へのコンタクトと自己紹介

アフィリエイトプログラムがあるかを調べることができたら、アフィリエイト商品を所有している企業へコンタクトを取り、自己紹介を行いましょう。実際は、アフィリエイトの商品を扱っている企業と連絡を取らなくても、アフィリエイトプログラムを始めることができることもあります。例えば、アフィリエイトプログラムのリンクを見つけ、簡単なフォームに記入するだけで、アフィリエイトプログラムを始めることができるセルフサービスのアフィリエイトプログラムがそれに当たります。しかし、セルフサービスでアフィリエイトを始められたとしても、プロダクトオーナーや企業のアフィリエイト・マーケティングの担当者に連絡を取ることは大切です。

自己紹介の中で、あなた自身がその商品のファンで、あなたの見込み客がそれを気に入るという自信もある、そして、これから積極的に宣伝していくつもりだと、ぜひ企業に伝えてください。

タスク#3.商品に関するベスト・プラクティスと注意事項を尋ねる

企業とコンタクトを取り関係を築けていれば、アフィリエイト商品を買ってもらうための最も効率の良い方法、つまりベスト・プラクティスや注意事項を尋ねやすくなります。

ベスト・プラクティスと、注意事項をその企業に尋ねることができれば、あなたは効率よくアフィリエイト商品を売ることが可能です。あなたが契約しようとしているアフィリエイト商品やサービスを作り、その商品を売り込んできた当事者から得られる情報は、非常に貴重です。成功しているプロモーション方法や販売過程で気をつけるべき注意事項など、これらの情報をアフィリエイト販売を始める前に聞くことで、効率的に売り上げを伸ばしていくことができます。

タスク#4.アフィリエイトアカウントとアフィリエイトリンクの作成

タスク1〜3を実行することで、アフィリエイト販売を効率的に始める準備が整います。タスク4はズバリ、アフィリエイトアカウントとアフィリエイトリンクの作成です。アフィリエイトリンクとはURLのこと、そしてアフィリエイトリンクの作成方法は様々です。企業からのメールでアフィリエイトリンクを得たり、企業から提供された情報を元に、あなた自身でアフィリエイトリンクを作成する必要があったりします。いずれにしても、アフィリエイトアカウントとアフィリエイトリンクを作成しなければ、次のタスクには進めません。

タスク#5.アフィリエイトリンクを短くする

プロダクトオーナーとパートナーシップを確立するための最後のタスクです。タスク5は、アフィリエイトリンク・ URLを短縮することです。BitlyやYOURLSといったリンク短縮ツールを使用して、アフィリエイトリンク・URLを短くし、シンプルに見せましょう。URLは短い方が見やすいため、見込み客のためになります。

アフィリエイトにおいて留意すべき4点

アフィリエイトにおいて、あなたが留意すべき点が主に4つあります。これらの注意点は、あなたが誰と提携しているか、見込み客が誰か、アフィリエイトプログラム自体によって大きく異なりますが、確認を怠ってはいけません。

確認事項#1.ベース・コミッション

アフィリエイト販売を始める前に、必ずベース・コミッションの確認をしましょう。ベース・コミッションとは、あなたの紹介によって発生した販売や購入に対して、どれだけの手数料をもらえるかということを指します。1回の販売につき、その売上の10%から50%くらいが平均的なベース・コミッションと言われています。

確認事項#2.見込み客の提供に対する報酬

ベース・コミッションだけでなく、見込み客を提供したことに対して何かしらの報酬があるかの確認も忘れてはいけません。一部のニッチな業界等では、見込み客を提供したことに対して、何かしらの報酬がもらえることがあります。ここで言う見込み客の提供とは、あなたの紹介やプロモーションにより、あなたの見込み客がアフィリエイト商品のWebサイトやその企業のメーリングリストに登録することなどが挙げられます。業界によって報酬額は変わりますが、1人当たり100円以下くらいと考えておくと良いでしょう。また多くのアフィリエイトで採用されているわけではないことも覚えておいてください。

確認事項#3.報酬支払いのスケジュール

報酬はすぐにもらえるわけではありません。アフィリエイ報酬がどのようにして支払われるかを確認しておきましょう。アフィリエイト商品があなたのWebサイトで購入されたとしても、あなたの銀行口座にその収益は入りせん。金銭的なやり取りは全て、購入者とプロダクトオーナーの間で発生します。そのため、プロダクトオーナーから、アフィリエイト報酬をあなたの口座に送ってもらう必要があるのです。

実際にあなたへ報酬が支払われるまでの期間は、取引先の企業によっても異なります。購入者が買った商品を払い戻した場合、それはアフィリエイト報酬に含まれません。そのため、ほとんどの企業は1ヶ月程度の期間を設け、購入者からの払い戻し希望があるかどうかを確認します。このため、アフィリエイト支払いが口座に入金されるまでに60日から90日くらい時間が掛かることがあります。

確認事項#4.オファーの種類

アフィリエイト契約が期間限定オファーなのかエバーグリーン・オファーであるかどうかの確認も、必ず行いましょう。エバーグリーン・オファーとは、オンライン・ビジネス業界で一般的に使用される用語で、「常に行われているオファーやプロモーション」という意味になります。期間限定オファーは、1年など特定の期間を指定して行われるオファーです。

企業や商品によっては、エバーグリーン・オファーを複数用意している場合もあります。見込み客にメリットのあるオファーを紹介できれば、商品の購入や登録にもつなげやすいです。

まとめ:ルールを理解しアフィリエイト・マーケティングを始める

この動画を通して、アフィリエイト商品を選定するための方法、アフィリエイト商品のオーナーとの関係の築き方、そしてアフィリエイト・マーケティングで大切な確認事項について説明しました。具体的にアフィエイト・マーケティングを掴めてきたのではないでしょうか。アフィリエイトの流れがいまいち掴めなかったのなら、再度内容の復習をおすすめします。ついに、アフィリエイト・マーケティングをはじめる時が来ました。プロモーションするアフィリエイトを1つか2つ選んだら、下のコメント欄から知らせてください。

アフィリエイトを今から始める初心者の方へ【競合の少ない商品を選ぶ】

Last updated on 2021年3月10日 By 石崎力也(編集者)

今日はアフィリエイトについてレクチャーします。アフィリエイトでお金を稼ぐためにたくさんのトラフィックが必要だと思っているかもしれませんが、それは勘違いです。紹介する商品を見極め、競合を調査し、専門性の高いコンテンツを作ることで、少ないトラフィックでも安定して月額10万円以上稼げることをこのレクチャーの中で証明いたします。

10年近くアフィリエイト業界に携わり、「Smart Passive Income」やPodcastの運営者であるPat Flynn(パットフリン)を例に挙げながら、アフィリエイトにおける大事なポイントやリスクそして効果的なプロモーション方法を紹介していきます。

アフィリエイト・マーケティングはあなたの収入をブーストしてくれる

はじめに、Pat Flynn(パットフリン)について紹介しておきましょう。

Pat Flynn(パットフリン)は、建築家の経歴を活かし、建築に関する資格試験の資料や合格するためのWEBサイトを立ち上げたのを皮切りに、10年近くアフィリエイト業界に携わっています。現在は「Smart Passive Income」やPodcastの運営者かつ講演者でもありながら、最新のオンラインコース 「1-2-3 Affiliate Marketing」で売り上げを好調に伸ばしています。本物のアフィリエイト・マーケティングのマスターと言えるでしょう。

パットフリンのサイトを見るとデジタルマーケティングの最先端がわかります。ポップアップでお客さんの属性に応じてオファーの内容を変える RightMessage をこの業界に持ち込んだのもパットフリンが最初でした。

今はPodcastが盛り上がっていますけど、パットフリンはその先駆け的な存在です。彼のPodcastノウハウを、多くのフリーランサーが真似していると言っても過言ではありません。

もともと建築家であった彼が、アフィリエイト・マーケティングで成功を抑えるまでの道のりをみていきましょう。彼がアフィリエイト業界に足を踏み入れたのは、なんと、会社を辞めさせられたことがきっかけです。社員250人がいる会社で、建築家として最年少キャプテンになるほど輝いていたにもかかわらず、いきなりのクビ宣告。

その後、ラジオや音声番組を無料で聞けるPodcastを通じて、アフィリエイトに出会いました。建築家だったときに合格した建築の資格経験を活かし、その資格試験に合格するための資料やWEBサイトで学習サイトを構築、どんどんアフィリエイトの世界に足を踏み入れていきました。

WEBサイトを構築してからは、資格試験に関する討論会などで知名度を上げ、試験などに関連する本を2,000円くらいで発売し、初月だけでおおよそ80万円ほどの収益を生み出した経験も持っています。読者の方から、出版した本が人生を変えてくれたと喜んでもらえたことに感銘し、収益を獲得しつつも、人々を助け、同時に感謝されるようなビジネスを今まで展開しています。

書籍の出版を行った次は、模擬試験を実施している会社に一緒に仕事をしないかと自ら持ちかけ、まずは彼のWEBサイトに5,000円でその会社の広告を出すことに。そのWEBサイトには、当時毎日6,000〜7,000人ものユーザーがアクセスしていたので、5,000円という広告費は安すぎる金額です。

そんなことをしながら広告料と他からの収入で月に3万〜4万円ほど稼いでいる時に、アフィリエイト・マーケティングに出会いました。もともと広告契約を結んでいたその会社と、新たにアフィリエイト収益の25%をもらうアフィリエイト契約を結び、そこから彼の収入は10倍、15倍と一気に増えていきました。広告を出していたときとほとんどやることが変わっていないのに、です。

アフィリエイトとは?

アフィリエイト・マーケティングとは、他社商品をWEBサイト等を通して販売することで、その手数料を得るという仕組み。誰かがWebサイト上の広告から、商品を買ってくれるたびに仲介手数料をもらえるというものです。Webサイトからの流入を利用させるだけではなく、実際にアフィリエイト商品を提供している企業のために売り上げを生み出してあげることで、一定額の報酬金をもらえます。

あなたはなぜ販売者にとってアフィリエイトというモデルが魅力的なのか考えたことはありますか?なぜ販売者にとって広告よりもなぜアフィリエイトが良いのでしょうか。何故広告よりもアフィリエイトを使う企業が多いのか。まずは、広告とアフィリエイトの違いを知っておく必要があります。そもそも広告とアフィリエイト・マーケティングは全く違うビジネスモデルです。

広告のビジネスは、広告掲載先にとって割りに合わない場合が多いです。WEBサイトに広告を貼り、サイトを訪れた誰かがその広告をクリック、商品の購入や問い合わせに繋がったとしても、広告掲載側の報酬が大きく変化することはありません。また広告が売り上げに繋がらなくても、広告を出稿した会社には広告報酬を支払う義務があり、出稿側としても費用がパフォーマンスに比例しない場合があります。

一方で、売り上げが発生した時だけ報酬を支払うという仕組みになっているのがアフィリエイト・マーケティングです。広告掲載側にとっても、売れれば売れるほど収益が出るため、報酬額が高く設定されている商品は強くプッシュしたくなりますよね。あなたが持っているWEBサイトを通して、通常では得ることができない顧客を得られることは出稿側にとってメリットでしかありません。そして報酬の支払いは商品が売れたときだけ、パフォーマンスに見合った形で払えば良いので出稿側にとってもリスクヘッジとなります。

もしあなたが気に入った商品で、まだあなたはアフィリエイト契約を結んで会社があれば、こう伝えてみて下さい。「御社の商品の販売をお手伝いさせていただきたいのですが、アフィリエイト契約を結びませんか?リスクはありません。売り上げがあった場合にのみ、一定の利率で報酬を支払ってください。単価ごとの利益は下がりますが、そもそもあなたが得ることができなかった販売機会を得ることになるので、デメリットはありませんよ」

YouTubeの再生回数が50回ほどでもアフィリエイト報酬は10万円を超える

このビデオを観ているあなたが今一番気になっているのが、アフィリエイト・マーケティングで、どのくらいの利益を生み出せるのかではないでしょうか。アフィリエイト・マーケティングで成功すれば、仲介手数料として1年間で8000万、1億を得ることも可能です。

あなたのブログやメーリングリストの購買者にぴったりの商品があれば、月に数百万円の利益を安定して生み出すこともできます。

どんな商品も、見込み客の前に提示することができる。これがアフィリエイト・マーケティングの魅力です。しかし、多くのアフィリエイト・マーケティングを行っている人・アフィリエイターがやってしまう失敗があります。それは、利益を第一にして提携を結ぶ商品を選んでしまうことです。見込み客に合わない商品を提示してしまうと、短期的には利益を得られますが、見込み客の心は離れてしまいます。見込み客と商品の相性を考えることが大切です。

逆にいうと属性さえあってしまえば、仮に少ないトラフィックでもアフィリエイトした商品は売れていきます。

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これは僕たちがアフィリエイトをしているClickFunnelsの報酬です。うちのお客さん向けに、ClickFunnels の操作方法に関する動画をYouTubeに提供しています。1つあたりの再生回数は50回ほどです。それでも、YouTubeの概要欄から出している ClickFunnels のアフィリエイトリンクから毎月1000ドル以上の報酬があります。

ClickFunnels と契約した人たちは、僕たちの追加の商品を購入する傾向があります。そういう意味では、僕たちがそれほど再生されていないYouTubeの動画をアップロードするのは、アフィリエイト報酬だけではなく、自社商品の売上にも間接的な影響を期待していると言えます。

アフィリエイト報酬はあくまでもサブの収入にしか過ぎませんが、それでもこう言ったサービスの解説動画をYouTubeにアップロードし、少ない再生回数で10万円以上の金額を稼げるのは魅力的なビジネスモデルだと思いませんか?

アフィリエイト報酬を10倍アップする3つのコツ

先ほどアフィリエイト・マーケティングについて簡単に説明しましたが、今一度アフィリエイト・マーケティングの定義を復習しましょう。アフィリエイト・マーケティングは、他社の商品を推薦したり宣伝したりすることで手数料を得るビジネスモデルのことです。良い商品をあなたが見つけ、それを友人等に紹介し商品を買ってくれた場合に、販売手数料がもらえると言えば分かりやすいのではないでしょうか。

ここではあなたのアフィリエイト報酬を10倍アップさせる3つのコツを紹介します。

コツ#1. 見込み客に合うアフィリエイト商品を選択する

「この商品は、おすすめするのにふさわしいだろうか」と考えることが、アフィリエイト・マーケティングの基準の1つです。利益を第一優先にしてしまうと、見込み客からの信頼を失う、という大きな問題が起きる可能性があります。あなたにとって馴染みのない商品をおすすめしたり、見込み客に合わない商品を宣伝したりすると、彼らの心は離れていってしまいます。

コツ#2. 自社商品とアフィリエイト商品をハイブリッドで販売する

オンラインコース等のパーソナル・プラットフォームを立ち上げた場合、自社商品を販売すれば100%の収益を得ることができますが、アフィリエイト・マーケティングは売った商品の収益の全てを得ることはできません。プラットフォーム・ビルダーにとって、アフィリエイト・マーケティングには収益以外のどんなメリットがあるのかを紹介します。

1つ目のメリットは、アフィリエイト提携を利用することで、商品制作のために時間とお金を投資しなくて良くなることです。あなたが作ることができないような商品であっても、アフィリエイト・マーケティングを活用すれば、販売することができます。自分のものではない商品を見込み客に紹介し、そこから感謝が生まれ、報酬が発生することは、素晴らしいことではないでしょうか。

例えば、僕らが利用しているMailChimpやConvertKitといったメールマーケティングツールは、自社で制作するのはなかなか難しいです。先ほど僕らが紹介したClickFunnels も同様です。そう言った自分たちでは作れないけど、見込み客に役に立つであろう商品を紹介することで、あなたは継続的な収入を得られるようになります。

2つ目のメリットは、会社と特別な関係を結ぶことができることです。いわゆる特別単価というやつです。特定の会社とアフィリエイト契約を結ぶことで、そのアフィリエイト商品を改善させるためにアドバイスすることもできます。そうすれば、その会社は単に販売手数料を与えてくれるだけでなく、何かしらの支援料も支払ってくれるかもしれません。

実際に、あなたがアフィリエイト契約を結んでいる会社のアドバイザーを努め、その会社の商品に対しても影響を与えられる立場に成れる可能性もあります。スーパーアフィリエイターになれば、無料トライアルの延長をしたり、アフィリエイト報酬の割合を高くしてもらったり、他のアフィリエイターにはできないような特別なサービスを見込み客に提供することができます。

僕はかつて、上場前のレアジョブの商材をたくさん売っていたことがあります。「レアジョブ」で検索するといつもうちのサイトが本家サイトの1個下に来ていました。特別単価をもらうのは当然、アフィリエイトがしやすいように広告主に様々な条件をのんでもらった記憶があります。ASPからもレアジョブ案件の担当がつくようになり、サイトにどのようにバナーを設置したアクセスが流れやすいかなどを直接教えてもらいました。当時、西麻布に住んでいました。ASPの会社も僕たちが住む西麻布三丁目の近くにあり、よく六本木ヒルズのスタバで、担当者とミーティングをしました。

コツ#3. アフィリエイト商品を自社商品のように扱う

アフィリエイト・マーケティング戦略において、重要なことを2つお教えしましょう。1つ目は、あなたが見込み客のために、商品のカスタマーサービスの中心、ハブになることです。つまり、困ったときにはここに聞けば大丈夫、といった存在になることが重要です。日本の場合、ClickFunnels に関してのノウハウであれば大抵のお客さんは rikiyaishizaki.com や 僕たちの運営するオンラインコース にアクセスすることになります。

2つ目が、購入前から購入後にかけて、その商品を購入してくれた見込み客への責任を持つことです。多くのアフィリエイターは、「素晴らしい商品だから、絶対に買ってくれ」とリンクを提供するだけですが、これは大きな間違いです。

アフィリエイト商品は、自分自身の商品と全く同じように扱わなければなりません。アフィリエイト商品を自分自身の商品に置き換えて考えてみてください。あなたは、見込み客に対して、絶対的な責任を持つはずです。この責任が、あなたが紹介するアフィリエイト商品にも必要です。あなたが紹介したアフィリエイト商品が合わなかった時に責任を持って対応できるスタンスがあれば、見込み客が離れていくこともありません。

フィリエイト商品を紹介する時には、絶対にその商品に関するカスタマー・サービスを用意する。これはその商品を扱っている会社のカスタマー・サービスで構いません。もし商品に関して問題があった際、アフィリエイト商品の会社が顧客への返金に応じないのであれば、代わりに返金するくらいの責任が必要です。アフィリエイト・マーケティングを学ぶ上で、この点は絶対に押さえておいてください。

初めてアフィリエイトマーケティングに挑戦するあなたへ

アフィリエイトマーケティングを経験したことがないあなたが、まず始めることは「あなたが今使っているもので、ぜひ、見込み客に勧めたいものは何だろうか」と考えることです。

僕は自分のビジネスで ClickFunnels を使っています。コンサルティングの中でもクライアントに実装することを勧めていますし、法人向けにClickFunnels を使いビジネスモデルを構築する業務委託も受けています。僕が ClickFunnels をアフィリエイトするのは当然の流れです。

あなたが使っているものの中から自信を持って勧められるものを探しましょう。セールスコピーであろうとメールであろうと、あなたがそれを上手に伝えれば、あるいはあなたがその商品に対して情熱を持っているのであれば、見込み客はそれを感じてくれます。販売するものに対して、常に絶対的な自信を持ってください。これが一番大事です。

そして、自信を持っておすすめしたい商品が見つかったら、その会社に連絡を取り「あなたの商品のユーザーなのですが、プロモーションを手伝わせてもらえませんか?」と尋ねてみましょう。

「あなたの見込み客に宣伝できる」という会社側にとってのメリットをプッシュしてください。提案することでアフィリエイト・プログラムを持っていない企業が最終的にはアフィリエイト契約を結んでくれることも大いにあり得ます。

コース・クリエイターのためのアフィリエイト商品の具体的な選び方

どんなアフィリエイト商品があなたのビジネスとマッチしやすいのかを紹介していきます。例えばオンラインコースを受講している見込み客には、そのコースで達成できる最終的な目標に関連する商品をなにか紹介できないか、考えて見るのが良いでしょう。

例えば、健康になりたい人がいたとします。あなたは健康のプロです。健康になるためにはあなたのオンラインコース を受講する必要があります。しかしそれだけでは十分ではありません。健康でいるためには普段の食生活を変える必要があります。そうであれば食生活に関するオンラインコースをアフィリエイトしてみるのも1つのアイディアです。あなたは健康の専門家かもしれませんが、栄養のプロではありません。そうであれば管理栄養士が講師を務めるオンラインコース を紹介すればいいだけです。

さらに、食事だけではカバーできない栄養をサプリメントで補給するのであれば、物販にまで守備範囲を広げて、あなたが使っているサプリメントをアフィリエイトするといいでしょう。

僕がClickFunnels やMailChimp、あるいはConvertKit を紹介するのは、自分のオンラインコース だけではクライアントの目標達成ができないからです。セールスページは ClickFunnels で作り、メールプロバイダーと契約することでようやく、自社商品を販売し、その収益で生計を立てられるようになります。

顧客の目標達成という観点において、あなたのオンラインコース だけでは補えない部分をアフィリエイトでカバーする発想を持って商品を選んでみてください。

もう1つの選び方を紹介します。

あなた自身が体験したコンテンツを実際に紹介することも、アフィリエイト・マーケティングにおいてはとても刺激的で説得力があります。

先ほどの例をもう一度引っ張ってきます。あなたは健康のプロです。でもあなたは5年前、健康のプロではありませんでした。誰かの本やオンラインコース を見て学び、それを実践する過程で専門知識を高めていきました。そうであれば、あなたが学びの対象にした、それら教材をアフィリエイトするのはどうでしょうか?

「私はA先生の講座を受講して、専門家になりました」というフレーズは説得力抜群です。なぜならあなた自身が体験したコンテンツだからです。あなたのファンは、あなたを信頼しています。あなたの選択も信頼しています。あなたが過去に選択し学んだ教材を知りたいという気持ちがあるのは当然です。

ちなみに僕は、飯の種である「セールスファネル」については ClickFunnels の創業者である ラッセルブランソンから学びました。

アフィリエイトを成功させるための3つの戦略

アフィリエイト商品を効率的にプロモーションする方法はあるのか気になるのではないでしょうか。そもそもアフィリエイト・マーケティングには、2つのタイプがあります。それは、パッシブ・アフィリエイト・マーケティング戦略とアクティブ・アフィリエイト・マーケティング戦略です。

#1. パッシブ・アフィリエイト・マーケティング戦略

まずは、パッシブ・アフィリエイト・マーケティング戦略について説明しましょう。これは、時間が経っても、紹介したいアフィリエイト商品の有効な状態を維持できるアフィリエイト戦略です。

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これは石崎のリソースページです。持っている商品全てを見込み客に向けてリストアップしているページをリソースページと言います。このリソースページをあなたがWEBサイト上に持っておけば、あなたのWebサイトやブログ記事、Podcastなどに掲載するだけで、どんなところでもプロモーションが可能です。

見込み客との関係を築いていれば、彼らはあなたが使った商品、あなたが保証する商品が素晴らしいことを理解してくれ、購入してくれるでしょう。

リソースページには、アフィリエイト契約を結んだ商品だけではなく、あなた自身のコンテンツも並べておくのもポイントです。また全てのプラットフォーム・ビルダーにおすすめしたい素晴らしい手法として、Webサイトに「Start here(ここから始める)」というページを配置することが挙げられます。

アフィリエイト商品の購入というゴールに至るまでの、最も効率の良い手法があります。それは、あなたのWebサイトを初めて訪問した人に向けて、初めて訪問した人が知っておくべき情報だけを厳選して伝えることです。まずは、あなたが持っている素晴らしいコンテンツを読んでもらえるようにすることが大切です。ブログ記事の中で自然に商品をおすすめして、アフィリエイトリンクを貼ることもできます。

そして、ユーザーに誠実さをもってアプローチするためには、アフィリエイト収入が発生することを伝えることが大切になってきます。透明性を持って見込み客にアプローチすれば、あなたを助けたいと思った人が、そのリンクをクリックし商品を購入してくれるでしょう。ブログ記事の最後に免責事項を載せ、報酬が発生することを伝えるのもひとつの手です。

あなたの住んでいる国の法律を確認した上で、アフィリエイトを初めてください。

#2. アクティブ・アフィリエイト・マーケティング戦略

次に、アクティブ・アフィリエイト・マーケティング戦略で最初に挙げるべき、プロモーションはキャンペーンです。この戦略では、いくつもの商品を一気に紹介するというよりは、重点を置いた商品を1つだけ選び、その商品を積極的にプロモーションしていくことができます。

例えば、ジェフウォーカーのプロダクトローンチ フォーミュラは、改訂が入るたびに新しいプロモーションが組まれ、多くのリストホルダーたちが彼の商品をアフィリエイトします。複数のメルマガに登録していると、同じ時期に、プロダクトローンチフォーミュラの商品をアフィリエイトするメールが一斉に送られてきます。彼らがやっている手法がまさにキャンペーンです。

パッシブ戦略と比べると、メールを送信する分だけ、手間がかかってしまいます。しかし、プロモーションができる商品について、いつでも宣伝ができるというのが強みです。イベントやコンテスト、景品などを用意して、ユーザーへ激励を与えることも可能です。

#3. パッシブとアクティブの融合・アンボクシング戦略

パッシブ・アフィリエイト・マーケティング戦略とアクティブ・アフィリエイト・マーケティング戦略以外にも、プロモーション戦略の一つとして広告を出すことが挙げられます。特におすすめなのが、アフィリエイト商品を開封したり、使用したりしる様子を動画等で撮影し、その説明やレビューをユーザーに伝える、アンボクシング戦略です。新しい商品を箱から開封しレビューする一連の流れを英語でアンボクシングということから、この戦略名が付けられています。

英単語では unbox ですね。「iPhone unbox」がその典型です。新しいiPhoneがリリースされると、たくさんのテック系YouTuberがiPhoneの開封動画をアップロードします。unboxだけでは競合が多すぎるので、ある人はiPhoneのカメラにフォーカスしてビデオを撮影し、ある人はiPhoneのスペックに焦点を当ててビデオを作ります。いずれもアンボクシング戦略の派生系と考えられます。

アフィリエイターの失敗の多くは、アンボクシング戦略を取り入れていないことです。あんたがおすすめしたいアフィリエイト商品の良さを、ユーザーにより直接的に伝えられる作業を怠ってはいけません。見込み客に向けて、実際に手にするものを開封しリアルに紹介しなければ購入にはつながりません。ソフトウェア等、アフィリエイト商品によっては開封してレビューするのではなく、実際に使用しながらレビューする必要も出てくるでしょう。ユーザーは購入する前にどんなものが手に入るのか、できるだけ詳しく知りたいと思っています。だから、彼らのためにもアンボクシング、開封をしましょう。

アンボクシング戦略におすすめな方法が、YouTubeビデオを使うことです。カメラに顔を映すのに抵抗がある場合は、顔を映す必要はありません。パソコンの画面録画機能を使用し、商品を紹介したり説明したりする必要も出てきます。この戦略の良い点は、あなたがその商品を扱うスキルを持っているという印象をユーザーに与えることもできまることです。

アンボクシング戦略を取り入れる機会はどこにでもあるはずです。YouTubeの良いところは、ユーザーが動画をシェアできること。シェアされて視聴回数が増えれば、広告収益も増え、YouTubeでも上位に表示されます。これはパッシブ戦略とアクティブ戦略が混在する素晴らしい方法と言えます。

アフィリエイト・ビジネス潜む3つのリスク

アフィリエイト・マーケティングにも潜在的な3つのリスクがあります。それぞれのリスクを見ていきましょう。

#1. 見込み客に合わない商品を勧めてしまう

1つ目のリスクは、見込み客に合わない商品を勧めてしまう可能性があることです。どれだけ条件が良くても、あなたのユーザーに合っているのか、あなたのポリシーに合っているのか。このような点を考えてみる必要があります。またアフィリエイト契約を結んだのであれば、宣伝をしなければなりません。当たり前ですが、商品が売れなければ、アフィリエイト契約が続くことはありません。

#2. 広告主がアフィリエイトから撤退する

2つ目のリスクは、アフィリエイト商品を提供している企業や商品の内容が変わってしまうことがよく起こることです。アフィリエイト商品はあなたの商品ではないので、状況が変わったときに、そのままその変化を知らないという危険性が常にあります。定期的に、あなたのWebサイトのリソースページにアクセスし、表示されている情報と現状が間違っていないか確認しましょう。

またリスクではないですが、企業ごとにアフィリエイトに関するルールがあります。これは必ず守りましょう。アフィリエイト契約を結ぶ上でこちら側が何をすべきなのか明確に提示してくれている会社もあります。ルールが分かりやすい企業を選ぶというのも1つの手段です。

#3. アフィリエイト商品を自分の名前で販売する

そして、最後のリスクは、アフィリエイトで紹介している商品を自分の名前で売ってしまうことです。ある商品をアフィリエイトで宣伝しながら、自分の名前を背景に設置する等…ユーザーに誤認を生じさせるような表示はしてはいけません。常に誠実であることが重要です。

まとめ:アフィリエイトのステージに立つには

アフィリエイト・マーケティングを始めるにあたり、いちばん大切なのは計画を立てることです。アフィリエイト・マーケティングをしている人のほとんどは、行き当たりばったりで取り組んでしまっています。しかし、どの商品をどのようにプロモーションすべきか気をつけることが成功に繋がる大きな鍵です。もし途中で迷うことがあればもう一度このレクチャーに戻ってきて、ここで話した内容を参考にしてください。

アフィリエイトマーケティングをはじめる時が近づいてきました。見込客のことを第一に考え、素晴らしい商品を紹介していきましょう。

【Teachableとは?】オンラインコースを作成し毎週200万円を稼ぐ方法

Last updated on 2021年1月27日 By 石崎力也(編集者)

今日はTeachableを使って、毎週200万円のオンラインコース 売上を計上する方法についてレクチャーします。Teachableの創設者兼CEOの有益なアドバイスもとに、あなたの専門知識をオンラインコースを使って収益化する効率的な方法を具体的に解説します。あなたの専門知識をオンラインコースにし収益化する具体的な方法を確認していきましょう。

Teachableはこうして生まれた

はじめに、Teachableの創設者について紹介しておきましょう。彼は、自らオンラインコースの作成・販売を始めたことを起点とし、現在ではTeachable社を数億円規模の会社へと成長させています。2万人が在籍する、巨大なコース製作者コミュニティを運営し、このプラットフォームで制作されたオンラインコースの受講生は、700万人以上にものぼります。オンラインコースにおいて、彼の右に出る者はいないと断言できます。

似たような企業としてThinkificが挙げられますが。Thinkificはカナダをベースにしたウェブサービスですが、あらゆる点においてTeachableに劣っています。僕もThinkificのエンタープライズプランを購読しているから、良い点も悪い点もはっきり伝えられます。悪い点は一言で、決済周りが弱いです。円決済の導入も遅かったし、ワンクリックの開発もTeachableに2年ほど遅れていました。Thinkificに実装されている現時点のアップセルオファーもそれほど使い物になりません。

もしあなたがThinkificとTeachableで迷われているなら、Teachableをお勧めします。

まずはTeachable社の歴史について、知っておきましょう。どのようにしてこの巨大なプラットフォームが誕生したのか理解することは、オンラインコースを作成する上でのヒントになるはずです。

Teachableの歴史で特徴的なことは、創業者自身が初めての顧客でもあったということです。Teachableの創設者は、当時、オンラインで収益を得る方法として、オンラインコースが大勢の人に届く素晴らしいメディアであるということは知っていました。しかし、同時に、彼は既存のオンラインコースのプラットフォームに対しては不満を持っていました。具体的には、プラットフォームを自由にカスタマイズできないこと、デザインが優れていないことの2点について欠陥があると考えていたとのこと。

まず1つ目の欠陥について。当時の既存のプラットフォームは、自分たちでコントロールできる部分が何ひとつなかったそうです。何か足りない機能があっても追加できず、オンラインコースを購入した受講生と話すことさえできない。手軽にプラットフォームを使用できる代わりに、それを自分好みにカスタマイズすることが許されていなかったのです。

Udemyがその典型です。自分たちでカスタマイズできる部分は非常に少ない。価格も決まったレンジから選ばなきゃいけない。顧客情報は入手できませんので、追加の商品を売ることはできません。Teachableはこれら欠点を全て補う機能があります。

2つの目の欠陥は、デザインが洗練されていないこと。「まるで1980年代に構築されたかのような代物だった」と彼は語ります。受講者に「買ってよかった」と思ってもらうためには、優れたコンテンツと優れたデザインの両方が必要です。プラットフォームというのは自分自身を反映させるようなものです。そして、優れたデザインというのは、それ自体で魅力になり、デザインは人に与える印象にも影響を及ぼします。

よくクライアントから石崎さんのような会員制サイトを作りたいと言われますが、僕はシンプルにTeachableを使っているだけです。WordPressの個人開発されたPluginで会員制サイトを作るのと、ニューヨークでたくさんの優秀なプログラマーが協力して作り潤沢な資金をベースにして運営されているTeachableで会員制サイトを作るのでは、どちらのパフォーマンスが優れているのか言うまでもありません。

この2つの欠陥を補うような、つまり「自分でカスタマイズ可能であり、かつ、美しくシンプルにデザインされたプラットフォーム」を目的として作られたのがTeachableです。しかし、当初これは純粋に彼自身のためのプラットフォームとして作られました。多くの人に提供するという意図はなかったものの、いつの間にか利用者が1人、5人、10人と増えてゆき、最終的に2万人の利用者を抱える巨大なプラットフォームとなったのです。

これが、Teachableの誕生の歴史です。自分の理想のプラットフォームを追求した結果、生まれたものなのですね。

あなたが書籍ではなくオンラインコースを作るべき理由

それでは本題に入りましょう。あなたの専門知識をオンラインコースを使って収益化する効率的な方法についてです。これを見ている人の多くは、オンラインコースを作ったことがなく、そして、今まさにそれを作ろうとしているでしょう。しかし、あえてここで改めて問い直します。

あなたは、なぜオンラインコースを作るべきであるか、理解しているでしょうか。

例えば、紙媒体の本を作るのではいけないのでしょうか。本とオンラインコースを比較して、考えてみましょう。なぜ、あなたは書籍ではなくオンラインコースを作るべきなのか。理由は2つあります。

#1:オンラインコースはすぐに収益化できる

1つ目は、オンラインコースは収益化が速いからです。あなたが1冊の本を書くことを想像してみましょう。本を制作するのに、一体どれくらいの時間がかかるでしょうか。文章を執筆し、校正し、印刷・製本し、書店に流通させる…。企画をしてから実際に収益を得るまでには、数ヶ月、数年がかかることも珍しくありません。

一方で、オンラインコースは、数日間から数週間で作成することが可能です。作成してから収益を得るまでに1ヶ月もかからないでしょう。オンラインビジネスで重要なのは、どれだけすぐに成果を得ることができるかです。オンラインコースは、圧倒的に速く収益を得ることができるビジネスです。

#2:オンラインコースは収益性が高い

2つ目は、オンラインコースの収益性の高さにあります。人は本を読んで学ぶよりも、動画を見て学ぶことを好むということがわかっています。つまり、オンラインコースと書籍とで全く同じ内容を学習できる場合、金額が高くてもオンラインコースで学びたいという人が多いのです。実際にTeachableでは、本と同じ内容のオンラインコースを売り出す著者もいるくらいです。そのオンラインコースには、本の10倍から20倍の値段が付けられていますが、それでも売れています。

オンラインコースは書籍よりも速く収益化でき、より高い収益を得られる。これが、あなたが書籍ではなくオンラインコースを制作すべき理由です。

人はなぜ本よりも動画を好むのか?

「人は本を読んで学ぶよりも、動画を見て学ぶことを好む」と言いましたが、それは一体なぜでしょうか。なぜ、オンラインコースは、値段が高くても売れるのでしょうか。

理由は2つあります。1つは、紙媒体のものを見ると、どうしても「情報の価値」を基準にするのではなく「コスト」を基準に考えてしまうからです。800円の本を見て、記載されている内容の有益性ではなく、ページ数や紙の質など物理的価値を基準に、高いか安いの判断を下してしまう。「その情報を知ることで得られる結果に、いくら払うのか」という基準で考えにくいのです。

2つ目の理由は、オンラインコースが受講者に寄り添ったものであるということです。

本というのは、著者から読者への一方通行の情報共有ツールです。しかし、オンラインコースの場合は、受講者に受講履歴を書き込んでもらったり、コメントをしてもらったりと、相互にコミュニケーションを取ることができるようになっています。オンラインコースが対話的なコンテンツであるということは、値段が高くても売れる理由のひとつでしょう。

オンラインコースはお金と時間を引き換えにせずとも稼げる

もちろん、対話的なコンテンツというのはオンラインコースだけではありません。ワークショップや講演会など、様々な種類があります。しかし、その中でもやはりオンラインコースを選択するべきです。その理由は、オンラインコースは、稼ぐために多くの時間を使う必要がないからです。オンラインコースというものは、一度作成してしまえば、あとは勝手にお金を稼いでくれるのです。

うちのクライアントの例をお話しましょう。会社を辞めたとき「講演者、作家になりたい」と思いました。やがてそれは実現し、彼の収入のほとんどは、講演によって得られるものになりました。しかし、彼は講演のために色々な場所を行ったり来たりすることが、少しずつ煩わしく感じるようになってしまいました。確かに、毎日各地に足を伸ばすのはとても大変で、しかも時間がかかります。10万円、100万円とより多くのお金を稼ぐためには、外に出てさらに仕事を受けなければなりません。講演に限らず、スピーチ、コンサルティング、コーチングなど、従来の対話的なコンテンツのビジネスにも同じことが言えるでしょう。

しかし、オンラインコースでは、最初に時間と労力を投資することで、あとは自分が足を動かさずとも稼ぐことができます。事前にきちんと仕事をすれば、もうお金と時間の取引を繰り返す必要はありません。これは、オンラインコースの非常に大きな強みです。

オンラインコースを選択すべき理由を理解してもらえたでしょうか。まとめると、収益までのスピードが速く、収益性が高い。情報の価値で金額をつけることができ、対話的なコンテンツである。さらに、一度制作してしまえば、その後は自分が手足を動かすことなく稼ぐことができる。これが、オンラインコースを選択すべき理由です。

さてかく言う石崎はオンラインコース の販売でどのくらいの収益を得ているのでしょうか?

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これは先ほどスクリーンショットしたStripeの画面です。まだ1日の前半ですが、既に純売上高は14万円を超えています。僕たちは毎日ブログを更新するわけでもないし、Facebookでライブストリーミングをするわけでもありません。メルマガは2015年以来一度も書いていません。もちろん儲からないメディアとして有名なInstagramもしていないし、Twitterに時間を割くようなこともしません。

朝7時に起きて子供を学校の送り、海に行ってサーフィンして、あるいはスノボをして、また子供を迎えにいき、Stripeのアカウントを確認したら14万円の売上になっています。ちなみにサブスクの方の収入はもっと調子が良くて、だいたい週に150万円から200万円ほどの売上があります。

サブスクリプション売上

これは2020年8月の第1週、第2週、第3週に、Stripeのサブスク専用アカウントから入金された金額です。5400円、5700円、39700円のサブスク商品がよく売れている、ということがわかります。サブスク収入って言ったって、中身はただのオンラインコース 見放題のサービスですから、結局、売っているものはデジタルです。

毎日、あるいは毎週、このくらいのオンラインコース 売上があると、あなたの日常はどのように変化するでしょうか?

はじめてのオンラインコース作成における7つのポイント

それでは次は、実際にオンラインコースを制作するにあたってよく寄せられる質問に答えていきます。特に、オンラインコースを始めるタイミング、動画の難易度や長さ、テーマ選び、注意点、そして値段設定についてです。早速見ていきましょう。

#1:オンラインコースを始めるタイミングは「今すぐに」

はじめに、タイミングについてです。「オンラインコースの作成を開始するのは、どのタイミングが良いのでしょうか」という質問が寄せられます。

回答は、「早ければ早いほど良い」です。その理由はオンラインコースは、プラットフォーム構築の手段となり得るからです。実際に、無料のオンラインコースをプラットフォームの構築や見込み客の獲得のために利用している人も少なくありません。

具体例として、無料のオンラインコースを利用してプラットフォームを構築し、成功を収めたケースを紹介しましょう。Teachableの初期のトップインストラクターのうちの1人が、無料のiPhoneプログラミングコースを制作することで5万人以上の受講生を獲得し、さまざまな方面で取り上げられました。それは、心から良いコンテンツだと言えるものでした。

実はこのインストラクター、その時点ではメーリングリストもブログも持っておらず、もちろん既存の顧客もいませんでした。それでも、非常にクオリティの高いiPhoneプログラミングコースを発表し注目を集めることで、5万人以上のメールアドレスを集めることができたのです。つまり、オンラインコースはプラットフォームを構築する手段として利用できるということです。なので、なるべく早く、オンラインコースの作成に取り掛かりましょう。

#2:難易度は「シンプルに、簡単に」

次は、難易度についてです。「初めてのオンラインコースは、どれくらい気合を入れて作るべきでしょうか。シンプルに作るべきか、高度な内容にするべきなのか」という質問があります。

答えは「なるべくシンプルで、合理的なオンラインコースを作るべき」です。オンラインコースの目的を思い出してください。それは、人々を変革させることです。受講者は、結果を出す必要があります。そして、あなたは受講生が結果を出すことに対して責任を持つべきです。

オンラインコースをただの動画の集合体だと考えている人がいます。しかし、ただの連続した動画コンテンツは、オンラインコースとは呼べません。また、オンラインコースというのは目的が曖昧な、漠然としたものを扱うコンテンツだと思っている人が多いです。しかし、そうではありません。オンラインコースには、1つ筋の通った目標が設定されています。メーリングリストの購読者を100人にする、体重を10キログラム減らすなど、目的は様々でしょう。しかし、どのオンラインコースでも何かしらの一貫したゴールがあります。反対に言えば、そのようなゴールがなければ、それはオンラインコースとは言えないのです。

あなたのオンラインコースを買う人は、オンラインコースに対してお金を払っているわけではありません。オンラインコースから得られる結果を買っているんです。彼らが実質的にお金を払っているのは、あなたとその人との間に取り交わされた「オンラインコースを受講すれば、望むような結果が得られる」という約束に対してです。

2つのコマーシャルがあったとしましょう。1つは、安っぽい作りで、もう1つは洗練された作りになっています。ほとんどの人は後者のコマーシャルで宣伝された商品を買うはずです。彼らが買っているのは商品そのものではなく、そこから得られる信頼性やイメージなのです。これは、オンラインコースにも全く同じことが言えます。だから、初めてオンラインコースを作るとき、あなたが考えるべきなのは「僕のオンラインコースが、見込み客に対して具体的に約束できることは何だろうか」ということです。

そのため、初めてのオンラインコースのテーマは難しいものでなくて構いません。簡単に約束した結果まで導くことができるものを作りましょう。目標は高くなくて良いのです。オンラインコースから確実に得られる何かがあれば、それでいいのです。そこからオンラインコースを構築し、発展させていくこともできるでしょう。

#3:テーマ選びのコツは「焦点を絞る」

次はテーマ選びについて話しましょう。「テーマはどのように選択すべきでしょうか、テーマ選びに何かコツはあるのでしょうか」という質問ですね。

まず言いたいのは、「焦点を絞ることが何よりも重要」ということです。テーマの焦点を絞ることによって、自分の考えを明確に示すことができます。オンラインコースの製作者として、何を含めるべきかを考えると同時に、不要な情報はすべて削除するべきです。そして、約束した場所へ受講者を連れていくために必要な最小限のものだけを提供しましょう。繰り返しますが、人々はオンラインコースを買うのではありません。受講することで得られる結果を買っているのです。「僕はワークブックと学習用のビデオを探してるんだ」なんて言う人はいません。「僕はiPhoneのアプリケーションを作りたいんだ」と言うはずですよね。

理想的なオンラインコースのテーマの例を2つ紹介しましょう。1つ目は、「iPhoneアプリを構築するための14の方法」。オンラインコースを通して何ができるようになるのかが、非常に具体的にテーマが示されていて分かりやすいですよね。2つ目は「好きな仕事を見つける方法」。これも焦点が絞られたテーマの良い例です。自分にとっての天職がわからないという悩みを持った人が、受講後は自分にとっての天職がわかるようになる、とイメージできます。

テーマ選択の際には、オンラインコースを受講することで何が得られるのか、焦点を絞ってハッキリと明示することが大切です。

ここからは、テーマ選びに関するポイントを2つお話します。1つは、考えたテーマはノートに書き留めておくこと、もう1つは、見込み客に変革を感じさせるようにすること。詳しく解説します。

#3-1:選んだテーマはノートに書き留める

まずは1つ目。考えたテーマは、ノートに書き留めておくこと。テーマを書き留めておくことで、コースの大筋を作るのがとても簡単になります。「給料アップの交渉をする方法」というテーマのオンラインコースを作るとしましょう。最終目標は「給料アップすること」で、あとはその目標を達成するための道筋を書くだけです。小さなステップに分けて、具体的に何をすべきか示しましょう。

給料アップの交渉方法をテーマとする場合、ステップ1では心理学を学んでもらうといいかもしれません。ステップ2では、自分の業績のリストを作ってもらう。ステップ3でミーティングの設定をし、ステップ4でミーティングに向けた実際の準備をしてもらう。最後のステップ5では、ミーティングでの振る舞いを考えてもらいましょう。目的となるテーマを書き留めておけば、その後のステップを考えやすくなります。

#3-2:見込み客に「変革」を感じさせるテーマを選ぶ

2つ目のポイントは、テーマは、見込み客に変革を感じさせるようなものであることが重要ということです。反対に言えば、変革を感じさせなければ、売るのは難しい。また、変革がなければ、成功しているかどうか、優れているオンラインコースかどうかを判断することも難しいです。多くのオンラインコース販売者は、そのオンラインコースの視聴者数を評価軸として宣伝しています。しかし、本来は視聴者数ではなく「オンラインコースが提供する変革」を、実際にどれだけの人が達成できたのかという基準で優劣を測るべきだと思います。

ちなみに、変革を成功させる手段は、動画コンテンツだけではありません。例えば、PDFコンテンツを配布したり、音声コンテンツで作成したりもできます。しかし、まだ始めたばかりだという人には、動画コンテンツをおすすめします。初期設定から何もいじらずにただ撮影して構いません。慣れてきたら、他のことも試してみてもいいかもしれません。

重要なのは、まず始めてみることです。とりあえずやってみたら、自分に合うやり方を見つけることができます。ただ、初心者の場合は、まずビデオを録画して配信するというのが一番簡単で良いでしょう。

#4:「いつでも修正できる」ことを忘れずに

次は、初めてのオンラインコース作成における注意点です。最も注意してほしいことは、自分を責めすぎないこと、完璧主義にならないことです。完璧主義な人は、コンテンツ作成が続きません。ミスや足りないことにばかり注目しています。動画中、何回「えーっと」と言ったか、スライドが洗練されていないとか、そういった部分にばかり目がいってしまい、なかなか配信まで至りません。

しかし、そんな細かい部分は、誰も気にしていないのです。オンラインコースの利点は、常にアップデートできることにあります。作った後で、そのコンテンツが気に入らなくなったならば、変更や修正を加えれば良いだけです。正しく変更や修正を行い、オンラインコースを一番完成形に近づける方法は、受講生に判断してもらうことです。自分のパソコンに動画を保存しているだけではいけません。撮りっぱなしの動画でも良いです。凝った編集をしなくても構いません。とにかく、受講生に見てもらい、その反応を見て修正することが大切です。

ちなみに、僕の代表的なオンラインコースはEvergreen Factoryというものです。実はこれは、トロントにいるとき1日もかけずに撮ってしまった動画です。トロントに行く飛行機の中であらすじを書き出し、すぐに撮影しました。しかし、僕はこのオンラインコースをとても気に入っています。なぜなら、公開後に何度も内容を改善していったからです。すぐに売り出し、受講者の反応を受け、すぐに修正していきました。

これが、オンラインコースの唯一の改善方法です。オンラインコースは、自分一人の手で完成するわけではありません。受講者の意見があって、初めて完成に近づきます。僕自身も、オンラインコースを始めてから、多くの人に散々、いろいろなことを言われてきました。それでも、真摯に受け止め改善を重ねれば、いつかは良いものになります。「できることはやった。あとは受講者に見せて、気に入らないところは1週間後に直せばいい」、このような考え方を前提に、オンラインコースの作成を進めてください。

商品の販売後に修正できることは、書籍などのコンテンツにはないオンラインコースの利点です。出来が悪い書籍はインターネット上で散々に貶されて、それでおしまいです。この動画を見ているみなさんの中にも、出版業界など本中心のコンテンツの業界で働く人がいるかもしれません。出版物はタイプミスが許されませんね。市場に出回ってしまえば、少なくとも次の版まではもう変更することはできませんから。そして、80%以上の書籍は、新たに刷られることはありません。

しかし、オンラインコースというのは、いつでも編集・修正ができます。まさに生きたコンテンツです。しかし、編集・修正には受講者の声が必要です。つまり、パソコンに眠ったままでは、改良の余地などありません。とにかく、後から修正することを前提に、作成した動画を公開してしまいましょう。

#5:動画の長さは「数分から20分程度」

次は動画の長さについてです。「1本の動画は、どのくらいが良いのか?」という問いですね。

答えは、「受講者が手軽に視聴できる長さ」です。具体的には、数分から20分程度。ただ、これも決まったルールではありません。なぜ短い方がいいかというと、動画の本数を多くこなせばこなすほど、受講者に与えられる達成感が大きいからです。1本の動画を見ることができれば、1つ成功体験を与えられます。電車で移動中でも、旅行中でも、いつだって手軽に再生できる長さで作ることをおすすめします。

つまり、コース全体で1つの目標を達成させると同時に、動画1本1本でも達成感を与えるとべきだいうことです。1本の動画が短いほど、視聴するハードルは低く、達成感を感じてもらいやすいです。そのため、動画は受講者が手軽に視聴できるよう、短めに作成することが大切です。

ちなみに、動画コンテンツだけじゃなく、通勤中イヤホンだけで聴けるように音声版を用意しようと考える人もいるかもしれません。もちろん、Teachableにもそういった人はいます。音声版を用意したり、もしくは音が出せない環境にいる人のために字幕を用意したり。外出先でいつでも見られるような工夫は、本当にたくさんあります。

ひとつ、注意点としては、動画と音声のコンテンツを比べると、人は動画コンテンツの方が価値が高いと考えやすいです。もし音声だけだとしても、それにスライドが付いているかどうかで、視聴者の数は大きく異なります。だから動きがないような動画であっても、スライドなどを利用することをおすすめします。

#6:補助的資料は「あくまで補助、必須ではない」

次は、補助的な資料の必要性についてです。「ワークブックやPDFなど、補助的な資料については用意すべきでしょうか」という質問があります。

回答としては「補助的なものについては、あくまで『補助』であると考えるべき」ということです。あくまでメインはオンラインコースです。「絶対に用意しなきゃ」と思う必要はありません。僕らの例では、いつもオンラインコースに「話し合いの場」を設けています。会話をしているかのような感覚を抱いてほしいときには、議論を投げかけてみましょう。自己採点ができるクイズを用意するのもいいですね。

オンラインコースですから、対話的なアイデアを取り入れると良いでしょう。ワークブックやワークシート、ダウンロード可能な物などを用意して、受講者が楽しめるようにすると良いですね。ただ、これはこの動画で深く掘り下げるような重要なものではありません。補助的資料については、あなたの個性を発揮させたり、オンラインコースの単調な感じをなくしたり、受講者を楽しませたり、そういったことができれば十分です。

#7:ボリュームは「30分から2時間程度」

次はオンラインコースのボリュームについてです。1本の動画の長さは、先ほどお話した通り、手軽に見れる長さであるべきです。それでは、短い動画を一体何本くらい用意すべきなのでしょうか。

あまり限定的な回答はできませんが、目安としては30分から2時間くらいでしょう。30分というと、例えば5分のビデオを6本くらい。最長でも2時間、これが限界でしょう。やはり、ここでも重視すべきは「変革と成果」です。常に受講者の立場になって考える必要があります。受講者は、長時間の動画コンテンツにお金を払っているわけではありません。「このオンラインコースが、あと30分長かったら買うのに」なんて言う人はいないですよね。彼らは、僕らが提供する「変革と成果」を信頼してお金を支払っているのです。「このオンラインコースから得られる成果は、料金以上の価値があるのだ」と思っています。つまり、30分から2時間くらいで、変革と成果を提供できるボリュームを設定することが大切です。

値段設定に関する4つのルール

次は、値段設定についてですね。ビジネスとしてオンラインコースを作成する以上、これは最も重要なポイントとも言えますので、詳しくお話します。

#1:過小評価しない

まずはじめにお伝えしたいのは、「過小評価しないで値付けすべき」ということです。オンラインコース初心者の実に多くが値段設定に悩んでいます。そして、通過儀礼とも言えるほど、実に多くの人が初めてのオンラインコースにおいて実際の価値に比べて低い値段を設定する傾向にあります。自分のオンラインコースを過小評価してしまうのです。

過去に僕が主宰したセミナーでも、受講者に「もっと高値で設定してください!」「今の倍にしましょう!」と何度も大声で繰り返しました。誰かが「コンテンツを売り出したいんだ」と言うのを聞けば、必ずそう返しました。「倍にしろ」とね。僕の言う通りに価格設定した人の多くは、しっかりと収益を得ることができました。その半年後には、さらにその倍の値段にした人もいました。それでも売り上げは伸び、それまでの2倍の売り上げを記録したのです。

僕の経験上、ほとんどの人はオンラインコースを適正価格の4分の1くらいの値段で売っています。適正に値段設定をすることで、より良い顧客を得ることができるというメリットを得られます。ある研究では、同じオンラインコースを売る場合であっても、より高い値段を払う人ほど返金率が可能性は下がることがわかっています。

反対に、もし自分のオンラインコースを無料配布したり1,000円くらいの安価なコースとして販売したりしてしまうと、ほとんどの人はそれに真剣に取り組みません。ただダウンロードして終わりです。

一体なぜでしょうか。それは、無料で配布したり、極端に安く売ってしまうと、受講者にとっての投資にならないからです。高い金額を払ってこそ、真剣にオンラインコースに向き合うことができる のです。あなたも、高額なオンラインコースにお金を支払ってくれる受講者にこそ、力を注ぐべきでしょう。安価なコンテンツでたくさんの人の人の気を引いたとしても、それはあまり価値のあることではありません。

つまり、オンラインコースの値段を上げることは、あなたにとっても、受講者にとっても、WIN-WINの構図になる手段です。受講者はより良い結果を得ることができる。あなたには、質の高い受講者が集まってくるだけではなく、返金率の可能性を下げるというメリットを得られます。

#2:はじめてのオンラインコースの適正価格は「1万円以下」

次は、具体的な例をもとに、値段設定について詳しく考えてみましょう。

初めてオンラインコースを作成し、販売しようとしている人がいます。成功させるプレゼンテーションの行い方をテーマとした、非常に具体的な入門コースです。最高のプレゼンテーションで最高のコンテンツを提供するための、基礎的なテクニックについて学ぶことができるように構成されています。このオンラインコースには、一体どれほどの値段をつけるべきでしょうか。

経験則から言うと、この場合は1万円以上の値段設定にはしないことがおすすめです。具体的には、9,700円から始めましょう、と言いたいです。ただし、ひとつ注意点があります。それは、もしあなたが1万円でも「高すぎるのでは」と不安に思うのであれば、それはコンテンツ自体に問題がある可能性があるということです。「何万円もの価格設定にするなんてめっそうもない」と考えているのであればそのままで大丈夫です。迷わず1万円以下で設定しましょう。

1万円という価格設定に不安を感じた場合、そもそもコンテンツに問題がある可能性があります。価格設定の前に、まずは自分のオンラインコースを見直してみましょう。そうすれば、あなたのオンラインコースを1万円の価値があるものにする方法が見つかるはずです。値段設定に不安がある方は、そこから再出発しましょう。

また、できるだけ多くの種類の価格設定でオンラインコースを提供することも効果的です。価格の種類が多ければ多いほど、収益が上がります。それは、例えば10万円のオンラインコースを、2万円の5回払いで支払いができるプランを提供するということだけではありません。9,700円のオンラインコースに、コミュニティ参加の権利をつけて、2万円に設定するという方法もあります。そうすれば、月に1度受講者と交流することもできますね。

ちなみにですが、2万円の価格帯なら、マンツーマンはおすすめしません。対面式を用意するならば、10万円〜15万円で、マンツーマンレッスンやコンサルティング付きのオプションを作りましょう。おそらくほとんどの人が9,700円のコースを購入するでしょう。しかし、レッスン付きのプランを購入する人もいるはずなので、さらに収益を増やすことができます。加えて、9,700円のコースが比較的安く見えるようになるというメリットもあります。

高い値段設定のオンラインコースを提供することには、もうひとつのメリットがあります。それは、受講者に対して深く貢献できるので、高い成果をだしてもらいやすいということです。受講者がより良い成果を出してくれれば、他の受講者に対しても良いフィードバックができます。

#3:「価値がある」と確信できるオンラインコースを売る

オンラインコースを始めたばかりの人であっても、高額な値段設定をして問題ありません。もちろん、誰にも購入されないという可能性もあるでしょう。しかし、受講生と交流することで、購入しない理由を聞くことができます。フィードバックを受ければ、そこから改善していくことができます。あまりにも高い値段に設定してしまったことで、安価な値段で売り直すというケースも見たことがありません。

まずは自分自身が、そのオンラインコースの価値を確信している必要があります。価格設定は難しくありません。本当に難しいのは「自分が売っているオンラインコースが絶対に価値のあるものなのだ」と確信することです。

ちなみに、僕はオンラインコースの値段設定について、実験をしたことがあります。安いオンラインコースを高値で販売して、本当に売れるのかどうかという実験でした。結果は、高額であっても売れていました。もちろん、後から「僕らは価格設定のテストをしていたん。」と受講者に明かして、差額分は返金しました。値段の価値があると、自分自身が確信できるオンラインコースを販売しましょう。

#4:初心者用なら無料配布もアリ

初心者用のオンラインコースであれば、無料で提供することもひとつの手です。その理由は、最初にも言った通り、プラットフォームの構築を目指す時、無料のオンラインコースというのは最も価値のあるツールのうちの1つとなり得るからです。

しかし、気を付けたいのは無料だからと言って、価値が低いものでもいいわけではないということです。一度プラットフォームを構築すると生涯にわたって、顧客を獲得することができます。つまり、無料のオンラインコースは、これからの10年間、20年間にかけて、あなたの商品を購入する可能性がある人にとっての、あなたの第一印象となるものです。だから、無料であったとしても最高品質のものを配布すべきです。

誰が言った言葉か忘れてしまいましたが、こんな言葉があります。「無料の商品を、他の人の有料商品と同じくらいの品質にするように努力しなさい」。オンラインコースにおいても同じことが言えます。考えられる限りの、最高の品質のものを配布するべきです。もし最高のものが出来上がったら、その次にはさらに良いものができるものです。あなたの顔となるようなオンラインコースは、たとえ無料で配布するとしても、高品質のものを作るべきです。

ここまで、オンラインコースの値段設定について説明してきました。高額な値段設定をすべき理由について、納得していただけたでしょうか。

コンテンツに関する3つのポイント

それでは、次はオンラインコースのコンテンツについて解説します。オンラインコースのコンテンツは、時代に合わせて常に最高の情報を提供するようなものであるべきです。

#1:テクノロジーの変化は早く、激しい

世界は急速に変化しています。あるiPhoneユーザーの例を紹介しましょう。彼は、iPhoneアプリの作り方について、14種類のコンテンツを無料で公開しました。そのオンラインコースにはたくさんの動画が入っていたので、多くの人が「なぜ、こんなに価値のあるものが無料なの?」と不思議がっていました。そして、多くの人が最高に気に入って、急速に広がっていったのです。

しかし、テクノロジーの変化というのは恐ろしいほど早いものです。来年には新たなiPhoneや新たなテクノロジーが登場し、多くの人が古い技術のことを忘れてしまいます。これは、テクノロジーというジャンルにおいて逃れることのできない運命なのです。未来には絶対に新しいものが出てくるので、たとえ今日、最高の情報を誰かに提供したとしても、その情報が1、2年後にも最高の情報であり続ける可能性はかなり低いでしょう。残酷な現実ですが、しかし、これは収益を見つけるチャンスだとも言えます。

#2:唯一無二の巨大な収益化ツール

収益化の観点から言うと、オンラインコースというのは唯一無二とも言える手段です。プラットフォームで利用することができる、最高の収益化ツールです。その理由は、オンラインコースなら、どれだけ多くの人にだって届けることができるからです。何人が受講しようと、かかる費用は変わりません。1万人が受講するのも、10万人が受講するのも、費用面で言えば全く同じです。事実上それを作ったら、どこまでも収益を生み続けることができるというわけです。非常に巨大な収益化の手法ですね。

また、オンラインコースで追加コンテンツを売ろうと思った時、何の費用もかかりません。だから、大袈裟ではなく、オンラインコースはオンラインビジネスの歴史的な流れを変えてしまう存在です。これまでの歴史を遡ると、多くの起業家が何かコストをかけて物を用意し、それを売って儲けています。もちろんオンラインコースという商品を販売するわけですが、時間さえかけてしまえば、そのあとは一切何の費用もかかりません。だから、オンラインコースは明らかに歴史に変革を与える存在と言えるのです。そして、どの産業もオンラインコースの波から逃れることはできません。

オンラインコースの価格について、その平均価格をご存知でしょうか。平均数万円です。これだけを見ても非常に収益性の高い商品であるということがわかりますね。これほど強力な収益化の手段はありません。例えば、これまでブロガーは、記事に広告を貼ることでによって物理的に商品を売り、そこから数千円、数万円の収益を得てきました。しかし、オンラインコースを正しく作り、正しく売ることで、11,000人の受講者を抱え、数億円規模のビジネスを構築した人もいます。それは、ブログの広告収入とは比べ物になりません。もう、他のビジネスはできませんよ。

#3:受講者の人生に変革を与える

もちろん経済的な面で利益を与えてくれるというのは大きいのですが、オンラインコースの魅力は他にもあります。それは、受講者の人生に変革を与えられるということです。そんなコンテンツはなかなかありませんよね。書籍にはそのような力はない、と断言できます。確かに本を読み、何かしらの影響を受けることはあるかもしれませんが、オンラインコースと比べるとあまりにも小さい。

Teachableには、現在100万人以上の受講者を抱えているオンラインコースがあります。歴史上、オンラインコースで100万人以上に到達したものは、これまでありませんでした。書籍でも100万部を出版するものは、なかなかありませんよね。1年に数冊ある程度でしょう。そのオンラインコースは人類史上はじめて100万人が受講したものであり、今後数年をかけて、さらに多くのコースが100万というハードルを超えてくる見込みです。

はじめてのオンラインコース作成でよくある間違い

最後に、オンラインコースを作る上でよくある間違いをいくつか挙げてみます。最もよくある間違いは、最初にも言ったことですが、明確な変革や何を達成させようとしているのかわからないことです。明確なゴールがないと、それはオンラインコースと呼べません。

もうひとつは、いつまでもオンラインコースを完璧にしようと頑張ってしまい、配信できないということです。完璧主義で、編集の繰り返しをするよりも、締め切りを決めて、できるところまでクオリティを高めましょう。そして、その締め切りになったらあとは公開するだけです。

これは、成功している人とそうでない人との決定的な違いです。成功している人は、洗練されていないオンラインコースを公開できるのです。だから、もしあなたが完成とは程遠いオンラインコースでも、まずは公開できたのであれば、成功に一歩近づいたと考えましょう。なぜなら、物事を成し遂げるためには、とにかく始めることが大事だからです。これは、成功者の精神を如実に表した考えです。

そして、よくある間違いは、コンテンツをいつまでも公開せず、何度も何度も編集を繰り返すことです。これは、成功者の行動と真逆です。コンテンツを洗練させることに重きを置いているのは、受講者ではなく自分自身です。だから、まずはその考え方を改めなければなりません。洗練されていない動画を上げることで、一歩ずつ抵抗感を克服していきましょう。全ての間違いは、自分のメンタルブロックに起因します。結局のところ、適切な値段設定ができないことも、完璧主義になってしまうことも、何もかも達成できないことも、日付を設定できないことも、自分の心に原因があるのです。

繰り返しになりますが、このような間違いを犯さないためにも期限を設定することをおすすめします。その日までに絶対に終わらせる、という約束を自分に誓いましょう。そして、その時まで全力で頑張ってください。

まとめ:ポイントを理解し、期限を決めて、公開する

これを読んでいる間に、きっとあなたの中にはワクワクした気持ちが湧き上がっているでしょう。最高ですね。でも、覚えておいてください。あなたの名前を冠したオンラインコースを考えて、形にしていくという過程は本当に楽しい。しかし、モチベーションというものは一時的です。だから、ワクワクした気持ちが湧き上がったら、すぐに「いつまでにオンラインコースを作り切るか」という期限と目標を設定してください。ここに記載されている情報を活用すれば、絶対にオンラインコースは作れるはずです。すべてを活用して、作業を決めた期限までに終わらせてください。

さあ、次はあなたの番です。これから残りの記事で、より高度なコース戦略を掘り下げ、独自のオンラインコースを構築する方法を伝授します。トレーニング動画で、初めてオンラインコースを作る方法については完全に理解できるはずなので安心してください。もし始める前に何か質問があれば、コメント欄で教えてください。それでは、またお会いしましょう。

オンラインコースのトピックを選択する方法

Last updated on 2021年2月3日 By 石崎力也(編集者)

今日は、オンラインコースのトピックの選び方についてレクチャーします。トピックの選択は、あなたのオンラインコースの成功を左右するほど重要なステップです。顧客が抱える問題を明確にし、その解決方法を提示する。ボリュームは抑え、できる限りシンプルに、明確に、熱意を込めて。この原則がなぜ有効か、そしてどの手順で行うべきか?Teachableチームのレーニングインストラクターのアドバイスをもとにした「見込み客の心に響くトピックの選択方法」を見てみましょう。

トピック選びがオンラインコースの成功のカギ

オンラインコースは、本などの従来のコンテンツと比べ物にならないほどに、受講者が変化するきっかけを提供するに適しています。また、オンラインコースで収益を生み出ことができれば、あなたのプラットフォームをさらに大きくしていくことができます。

そう、つまりオンラインコースによって生み出す収益が、プラットフォーム構築にかかるコストを上回り、その収益を使って骨の折れる作業を外部委託することが出来るようになるからです。もちろん、収益の一部を貯金に回してもいいですね。

僕の経験から言うと、オンラインコースの作成過程で最も大変なステップは「どのトピックをカバーするのか決める」ところです。その理由は、トピックの決定があなたのオンラインコースの成功、さらにはプラットフォームの成功を左右するからです。

しかし、心配は不要です。このレクチャーであなたは「初めてのオンラインコース作成で、どのトピックを選ぶべきなのか」という大きな問題について理解できます。そして、あなたを最適なトピックへの選択へ、成功するオンラインコースへと導きます。

今回は、Teachableチームのトレーニングインストラクターのアドバイスもとに、トピックの選び方について徹底的に解説しています。

ちなみに友人の山田どうそんさんは、いくらあなたが爪切りに詳しくても爪切りに関するオンラインコース を販売しても売れるわけがないと言っています。面白い表現ですが、的を得ています。世の中には爪切りに悩んでいる人はいないからです。問題が存在しない以上、それを解決する必要性もありませんから、オンラインコース にしたところで誰も購入してくれません。

見込み客の悩みと問題を理解する

早速本題に入りましょう。あなたが初めて作るオンラインコースにおいて扱うトピックを決定する際、どこからスタートしたらいいでしょうか。先に結論だけいうと、「あなたの見込み客がどんな問題を抱えているのかについて把握すること」です。

僕はこれまで何度も説明してきました。インターネットビジネスで成功するためには見込み客の問題を解決するだけでいいと。

オンラインコースを作ろうとする人が持つ、最大の誤解はなんだと思いますか?それは、実に多くの人が「どんな動画コンテンツを作るべきか」と悩んでいることです。はっきり言って、どんな動画コンテンツであるのかなんて、問題ではありません。受講者が気にかけているのは「そのオンラインコースを受講した結果、何を得られるか」ということです。

想像してみてください。あなたは何かを学ぼうと思い立ち、オンラインコースを探しています。色々な動画コンテンツがありますね。その中で、何に着目して申し込むコースを決めますか?「自分が学びたいことが学べるか」「自分の抱えている問題を解決してくれそうか」という視点から選ぶ人がほとんどではないでしょうか。逆に「『どんなボーナスがついているか』『誰が喋っているか』が最重要」なんて人はあまりいませんね。

つまり、オンラインコースで最も大切なのは、それを修了させたときに受講者が得られる結果や変化なのです。つまり、あなたが作るオンラインコースも見込み客の抱えている悩みにどうアプローチできるのか、それをはっきりとさせる必要があります。

あなたの見込み客の悩みは何なのか、彼らはどのような問題を抱えているのか。これを明確にすることで、どんなトピックを選んで、どんなオンラインコースを作るべきかが分かるでしょう。

オンラインコースのトピックを決める最初のステップは、まずは見込み客が何を必要としているのか研究し「あなたの見込み客が抱えている問題について把握すること」です。見込み客が抱えている問題を把握できましたか?

いくつかの小さなステップで問題が解決できると明示する

問題を把握できたなら、次は、選んだトピックをどうやって見込み客の心に響かせるかについて紹介します。

何度も言うようですが、受講者はオンラインコースのタイトルと内容を確認して「このコースを受けることで、何を得られるのか」「どんな人生に変わるのか」「今、自分が抱えている問題をどう解決してくれるのか」ということを第一に考えます。

そう、だから、あなたが選んだトピックを見込み客の心に響かせるためには、彼らが疑問に思っている問題を解決できるということを、明確に、そして簡単に理解してもらう必要があるのです。

これを見ているあなたのために付け加えておきますが、ここで、以前に行ったリサーチがとても価値のあるものになるでしょう。あなたが行ったアンケートの結果を振り返ってみてください。特に、2つの自由回答形式の質問について、見込み客から得た回答を持っていますね。1つ目は目標について、2つ目は問題や不満についてです。2つ目の回答「見込み客が抱える問題」を、あなたのオンラインコースで、できるだけ小さなステップで解決できるようにするのです。いくつかの小さなステップを組み合わせることで、1つのオンラインコースとしてまとめることができます。

コンテンツに関する3つのポイント

ここまでの説明を聞くと、こんな疑問が出てくるかもしれませんね。

「見込み客の抱える問題を明らかにして、小さなステップで解決させる必要があることはわかった。じゃあ、具体的に一体どんな内容を取り上げるべきか?」「オンラインコースで受講者を変えるような十分な内容を提供できているかどうか、どうやって判断するのか」。

お答えしましょう。「どんな内容が良いのか」という疑問は、ややざっくりとしているので、ここでは①適切なボリューム②適切な難易度③具体的に何に焦点を当てるべきか、この3つに分けて説明します。

#1:適切なボリューム

実は、オンラインコースのボリュームというのは、少ない方がいいんです。多くの人は最短ルートで結果を出す方法を知りたがっています。あなたも、できることなら何時間もビデオを見ずに、結果を出したいですよね。

あなたのやるべきことは、受講者が毎日、そして毎週、具体的に何をすべきなのかについて、細かく分析することです。そして、分析して出てきた事柄を、コースのセクションやモジュールに割り振ります。これだけです。

何度も言いますが、オンラインコースの量は少ない方がいいんです。

こうお伝えすると、こんな質問も多く寄せられます。「『ボリュームは少ない方がいい』と言うけれど、一体どれくらいの量が必要なのか?」これについての完璧な答えはないんですが、僕たちはその質問を受け取ったときにはいつも、5本から10本、もしくは6本から12本程度と答えています。

でも、覚えておいて欲しいのは、ノルマはないということ。「10本ないとダメ」ということではないんです。何度も言いますが、本当に大切なのは最小限の時間で結果を出すことです。

つまり、このように考えるべきだということです「最短ルートを受講者に提供するために、何本のビデオが必要なのか」。こう考えることで、大まかにビデオの本数を決められるでしょう。

ちなみに、これを見ているあなたは、まだオンラインコースを作ったことがないかもしれません。なので、あまり長いオンラインコースを作る必要はありません。できるだけ自分の中でのハードルを低くして、小さなコンテンツを作ることを意識しましょう。例えば、動画はたったの5本、レッスンもたったの5回で構いません。オンラインコースの利点は、後からいつでも追加することができる事です。なので、最初は出来る限り短く、小さなコンテンツを作りましょう。

#2:適切な難易度

さて、次はオンラインコースの難易度についてです。しつこいようですが、ここでも「できるだけ簡単にしてください」と言わなければなりません。受講者に、小さな成功を経験してもらうことが大切です。

ここで、先ほどの話に戻しましょう。もし、あなたが見込み客に対してアンケートを行ったなら、彼らの中で何度も話題になったテーマは何であったか、ご存知ですよね。そのテーマに対する解決策を提供できるような、ミニコースを作ってみましょう。

これは、このシリーズで何回も話してきたことです。すでに、あなたはメーリングリストを構築するための無料コンテンツを作成していますね。同じコンテンツを使って、それを有料の商品に変えることができるかもしれません。または、それに関連して解決できる、別の問題があるかもしれません。とにかく、初めのゴールは、最小限のボリュームで、受講者に対して価値と変化を与えることです。初めてのオンラインコースでは、受講者からの信頼を得ることが大切です。

また、オンラインコースは、あくまでビジネス戦略全体ではないということを忘れないでください。つまり、オンラインコースというのは「見込み客」が、あなたから有料の商品を購入する「顧客」に変化するためのツールなんです。実際の「顧客」にするために、オンラインコースを使って購入のハードルを下げるのです。

#3:何に焦点を当てるべきか

最後に、オンラインコースのどの部分に焦点を当てるべきかという問題についてです。オンラインコースにおいて焦点を当てるべきは、あなたが提供する変化です。これは、オンラインコースで最も重要なことの1つでしょう。

あなたのオンラインコースを受けた結果、受講生はどうなるのでしょうか?何を得られるのでしょうか?この点に焦点を当て、はっきりとに示すべきです。結果を証明できる数値があれば、さらに良いですね。どっちにしても、「どんな結果が得られるのか」ということが最も重要です。

「変化」という言葉について、ここでハッキリと定義しておきましょう。具体的にこの言葉について説明できますか?これは、テーマによって大きく違ってきますね。

以前のレクチャーで「Get 10,000 Subscribers」日本語では「10,000人の購読者の獲得方法」という商品について紹介しました。このタイトルは、ハッキリと商品の焦点が伝わってくる良い例ですね。この商品を購入すると、「購読者数を10,000人まで増やすこと」ができます。そして、オンラインコースではこの目標を達成するまで、しっかりサポートしてくれることが分かります。

ちなみにこの例は、全くもって簡単な目標ではありません。もちろん、あなたが初めてのオンラインコースを制作するとき、この商品と同じように難しいものを作る必要はありません。しかし、この商品と同じように焦点をハッキリと示すべきです。

わかりやすい例だと、「30日間で10キロの減量に成功する」というのでもいいですね。

もう1つ、焦点がハッキリとしたオンラインコースの素晴らしい例がTeachableにあります。そのオンラインコースの名前は「Learn How to Create a Digital Scrapbook in 30 Days(30日でデジタルスクラップブックの作成方法を学ぶ)」というものです。このオンラインコースのように期限や期間があると、「〇〇日間で、この結果を得られるのか」と受講者がすぐに理解してくれます。これは、とても良いテクニックですね。

2つの例はどちらもオンラインコースでしたが、もちろんオンラインコース以外のコンテンツでも利用できる技術です。コンテンツの焦点を決定する時には、まず「受講者にどんな変化を与えたいのか」を決めます。そして受講者が変化するまでの道筋を考え、その道筋を小さな結果ステップとして提供すれば良いのです。自分の中ではっきりとしたコンテンツの焦点を持っておけば、うまく作ることができるはずです。

ここで一旦、振り返りましょう。初めてのオンラインコースは、「できるだけ小さなボリュームで」「できるだけ簡単に」「受講者がどんな変化を得られるかをはっきり示す」ことが大切です。

台本はいらない、熱意を持って語りかける

さて、ここまでで具体的なトピックの選び方について学びました。次はどんな作業に入るでしょうか?「詳細な計画表と、動画で喋るための台本を作る」そう予想する人もいるかもしれませんね。

実は、初めてのオンラインコースには綿密な計画表も、きっちりとした台本も、必要ありません。あなたがやるべきことはひとつ「できるだけシンプルなオンラインコースにする」ことです。これが正直なところ、最善な方法であり、成功するために最も簡単なコツでもあります。

初めてオンラインコースを作るときは、誰もが「洗練されて生産性が高いものを作らなければ」と考えてしまいます。しかし、洗練さや生産性は最も大切というわけではありません。何より一番大事なのは、あなたが情熱を持って話すということです。だから、文字通り、台本を読んでいるような喋り方である必要はありません。それよりも、熱心かつ心を込めて、受講者の目を見て話すかのような喋り方が必要です。その方が、受講者も真剣にオンラインコースを聞いてくれるでしょう。

これは、バリュー・プロポジションを見返す良い機会かと思います。オンラインコースの焦点が、あなた自身のバリュー・プロポジションに深く関係しているということをチェックしてください。もし、バリュー・プロポジションに基づいてオンラインコースができているのであれば、すでにあなたはその分野の専門知識を持っているはずです。逆に言うと、自信を持って教えるためには、ある程度の予備知識がないといけません。

そして、一語一語が書かれたような細かい台本は必要ないです。ビデオなので、気に入らないところがあったなら後から修正することもできます。大本通りじゃない方が自然に聞こえるし、受講者からもウケるんです。

裏話ですが、僕がこれまで提供してきた動画の半分にはスクリプトがあり、もう半分にはスクリプトはありませんでした。この動画についても、細かい台本はありません。もちろん参照できるあらすじはありますし、カバーすべき質問についてきちんと答えられているかは確認しています。でも、台本があるわけではありません。

僕らは経験上、このやり方がとても自然で、受講者にとっても良いということがわかっています。僕たちみたいに、事前に多くの詳細な決め事をしないで、すでに前提知識を持っている分野から話せるようにすることがおすすめです。そうすることで、より親しみやすいオンラインコースになるでしょう。

まとめ:受講者にとって役立つトピックを選ぶ

さて、ここまででオンラインコースのトピックの選び方についての案内は以上です。

最後にひとつだけ覚えておいて欲しいのは、何よりも重要なのは、何かを選択したら、それを必ず実行すること、ということです。

初めてのオンラインコースを作る際、「完璧なトピックを選ばなければ」と考えてしまう人は多いです。でも、あなたが何をテーマとすれば人々を助けることができるのか分かっているのであれば、それで十分です。何か1つの問題に焦点を当てることもできますし、大きなテーマの中でいくつも焦点を見つけて複数のオンラインコースを作ることもできます。

別に、あなたが今選んだオンラインコースのトピックで一生コンテンツを作っていくわけではありません。重要なのは、受講者にとって役立つトピックを選ぶということだけです。トピックは、決まりましたか?決まったならば、今すぐに作業を始めましょう。

このプロセスについて、何か質問はありますか?アドバイスを参考にして、独自のオンラインコース・トピックを選択し、新しい商品の焦点を、このモジュールのワークブックに書き残してください。もし何か質問があれば、コメント欄で教えてくださいね。準備ができたら次のビデオに移りましょう。

引き続き、僕たちがあなたの考えをオンラインコースに変えるための案内をします。

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