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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

年収1000万円以上のネットビジネス経営者を対象にデジタルコンテンツの販売方法とマーケティングオートメーションの導入方法に関する情報を発信するブログ。

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石崎力也(編集者)

【To do リストが続かない?】仕事を減らす4つの注意点とコツ

Last updated on 2021年4月14日 By 石崎力也(編集者)

今回は、ネットビジネスで月収100万円を達成したあなたが次のステージへと進むために必要なプラットフォーム戦略における参照すべきシート、「プラットフォーム戦略シート」を作ります。そして実際に計画を進めていく上で、重要な考え方についても解説します。プラットフォーム戦略シートの計画にコミットしていく期間や進め方、注意点などを具体的にまとめました。実際に進めていく上で不安になる部分や注意すべき点は、押さえておくだけで不意な事態にも対応できます。より効率よく計画を進める上での参考にしてください。

プラットフォーム戦略シートとは、3つのMを洗練させながらビジネスモデルの改善を図るための資料です。1つ目のM。あなたがコンテンツを提供し続け見込み客を集めるメディアの決める。2つ目のM。あなたが見込み客をどのようにしてリードに変えるかを考えるマーケティングの決定。3つ目のM。リードをいかにして顧客に変えるかを考えるマネタイズを決める。これら3つをグルグルと回しながら、ビジネスをより効率的なものへと変化させるのが目的です。

四半期ごとにプラットフォーム戦略シートの計画にコミットする

プラットフォーム戦略シートの計画は四半期に一度、アクションプランを決めて確約します。ダスティン・スタウトはソーシャルメディアに関するインタビューで、彼は「全てのソーシャルメディアを運用する必要はない」と言っています。

つまりFacebookやLinkedIn、Twitter、YouTubeなどを同時に成長させることはできないということです。プラットフォーム戦略でこの方向性を決定したら、見込み客を増やす広告活動にも影響します。

例えば「僕のメインになるソーシャルメディアはFacebookで、次に活用するのはTwitter」といった感じです。このように四半期ごとにプラットフォーム戦略シートの計画に注力し、実行することができます。

アクションプランを決めて実行すると、見込み客を効果的に増やすことができます。例えば新しいソーシャルメディアアプリ「Snapchat」が登場し、友人が「Snapchatはかなり良いよ。あなたもやるべきだ」と言ってきたとしても、惑わされることがありません。あなたは「この四半期が終わったら考えてみるよ。今は、他のものにコミットしてるんだ」と返すことができます。

仕事の「to do リスト」を減らす4つの注意点

プラットフォーム戦略シートがあることを前提としたときに、まだ試したことのない選択肢の中から魅力的なものが出てきたとします。でも現在継続している戦略があり、うまくいっているのならば続けたほうがいいでしょう。

例えば「週に1度、ブログに記事を書く」と決め、それがうまくいっているとします。それならば、そのままブログの投稿を続けるべきです。その後さらにブログ記事を増やすそうと思ったときに、例えばPodcastに手を伸ばしてみようという案が出てきたとします。その際は週に1度のブログ投稿を続けつつ、他のことをやってみてもいいのではないでしょうか。

追求したいものであれば、なんだってやってもいいのです。ただプラットフォーム戦略シートを前提に考えた際、今やっているアクションを辞める理由がないのであれば、そのアクションをそのまま続ける必要があります。

僕とビジネスパートナーの小川さんはコンサルティングの初回にクライアントさんに同じ質問をします。「どうやって僕たちを発見しましたか?」「なぜ僕たちを選んでくれたんですか?」と。ここで「検索エンジンで発見してそこからUdemyのコースをいくつか購入し、定期的にYouTubeの動画を見ていると、どんどん石崎さんの考え方に染まってきました」という発言を引き出すことに成功したのであれば、じゃあ今後もブログとUdemyとYouTubeをやり続けようという発想になります。

to do リストは少ない方が良いです。僕の場合であれば、土曜日の午前8時30分から午後5時30分まで30分刻みでコンサルティングをやります。日曜日の朝に、小川さんからいただいたスクリプトを読み上げて動画を撮影しています。やることはそれだけです。それ以外はすべて、小川さんと小川さんがまとめてくれている外注さんたちが仕事をしてくれます。

さて、僕が to do リストをここまで絞り込んだ方法を具体的に紹介します。あなたが to do リストを絞り込むときは次の4つの注意点に気をつけてください。

注意点#1:うまく行ってない施策は積極的に損切りする

もちろん今やっていることが戦略上うまくいっていないのであれば、無理に継続する必要はありません。例えば昨年、僕はFacebookのLive Showを始めました。その時点では、今後数年間はこれをメインにやっていくだろうと思っていたのです。しかし、3ヶ月後にはあっけなく終わってしまいました。

実際にFacebookのLive Showをやってみたときに、なんの喜びも得られなかったのです。それに、思った以上に視聴者数も伸びませんでした。その上ライブ配信は手間がかかり過ぎて、時間を捻出することができませんでした。だからすぐにやめたんです。

プラットフォーム戦略シートを考える際には、それが本当に妥当なアクションなのかについて考えなければなりません。それに、実際に始めたからと言って無理に続ける必要もありません。ただただ時間を浪費させているだけなら、すぐにやめましょう。

注意点#2:一度決めた損切りラインまでやり抜いてから方向転換を考える

今やっていることに少しずつ抵抗感を覚えてきたとします。そのときに「もうやめよう」と言いたくなるかもしれませんが、「これを決めたところまでやり切ってみよう」と考えてみることも大事です。そうすれば結果がどうであれ、決めたところまでやり切った過去を誇ることができます。

損切りラインは、あらかじめ明確に決めておきましょう。これは、うまくいってないのにダラダラと続けることを防止してくれます。例えば「3ヶ月後の6月30日までにブログのアクセスが1,000PVに到達しなかったらブログは撤退する」「半年後の12月31日までにYouTubeチャンネル登録者が500人に到達しなかったらPodcastに切り替える」などです。可能なら、例のように日付と目標を定量的に書いておきましょう。

一番最悪なのは、成功するまでやるという考え方です。この考え方には、自分の命が有限であるというコンセプトが排除されています。もうかれこれ3年ほど毎日YouTubeを更新しているけれども、登録者が1000人未満で「そろそろウェブマーケターと自称するのも恥ずかしいわ」と考えている人たちがたくさんいます。ここまで来るともう意地です。成功するかどうかよりも、続けることが目的化されており、どんどんとアラサーに近づき、身体的にも精神的にもパフォーマンスが出る20代を、くだらないネットビジネスなんかに無駄にしてしまう人たちがいかに多いことか。

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僕、先日、サーフィンをしている時にぎっくり腰をやってしまい溺れかけました。助けてくれたのは、ドイツ生まれのオランダ人・アントンです。彼は僕よりも背が高く身長190cmのサーファーです。18歳までスイスで生活し、スノボとサーフィンのインストラクターをしています。冬になると、オランダから出国しセネガルでサーフィンをしています。そんな彼、ドイツ語、スイス語、オランダ語、英語、フランス語、スペイン語を流暢にはじめに話します。彼はまだ24歳です。

もしアントンが、日本のビジネスインフルエンサーに騙され、毎日ブログを更新し、毎日のようにYouTubeに動画をアップロードしていたら、6カ国の言葉を話せるようにはなっていなかったでしょう。夕日の沈む綺麗な海でサーフィンをすることもないだろうし、アルプス山脈の広大な自然の中でスノボをすることもなかったはずです。

僕が言いたいのはこういうことです。たかだか仕事やお金のために人生の大半を費やすなんて馬鹿げている。しかも2年も3年もその業界にいて目立った存在になれていないのであれば、もう才能がないということです。もしあなたが20代後半でネットビジネスの成果が出ていないなら、まだ人生は長いと考えて、生命時間を浪費し続ける判断をするかもしれません。もしそのまま継続して30代に突入してしまったら、僕だったら確実に精神を病んでしまいます。

ネットビジネスなんて、生活費を稼ぐための手段にしか過ぎません。生活費を稼ぐために効率化できるところがあればやれば良いし、これ以上やっても成果の出る見込みがなければすぐにでも辞めてしまった方が身のためです。

もちろん決めたことを、あまりすぐにやめてしまうのはよくありません。なぜならそこから後悔が生まれ、自分自身の決断に自信が持てなくなります。自信がなくなるというのは、致命的なことです。やめるにしても後悔がないようにすべきです。

注意点#3:選択肢が増えたときのためにウィッシュリストを活用する

プラットフォーム戦略シートを作って実際にアクションを起こしている最中に、新たな選択肢がたくさん生じたとします。プラットフォームの運営もうまく回り始め、いろいろなことに手を出してみたくなっていきます。

全てのチャンスに手を出したい、今よりももっとプラットフォームを広げたい。こんな思いが生まれたときに、どうすれば目標に向かって一直線に努力ができるでしょうか。

そういうときは、ウィッシュリストを活用すると良いでしょう。ウィッシュリストは、願いを書き連ねてリストにしたものです。いろいろなことに意識が向かってしまうときには、このアイディアがとても有効です。僕は、自分にメールをします。Gmailでスターをつけて、こういったリストを管理しています。

刺激的で斬新なコンテンツや、新しいアイディアやチャンスが浮かんだら、それらをウィッシュリストに書き込んでおきましょう。そして四半期に1回、年に1回、プラットフォーム戦略の見直しのたびに参照できるようにしておきます。そうすれば、戦略文書を考えるときに、どんな新しいことにチャレンジするのか簡単に考えることができるでしょう。

そうすれば、時間や集中力などのリソースを分散させることができます。時間は限られていますから、チャレンジしようとすることを慎重に選ばないといけません。おそらくこれを観ている人の多くが会社勤めや、何かしらの仕事をしているでしょう。

だからプラットフォーム構築に、膨大な時間を割けるわけではありません。限られたリソースをうまく活用するためにも、ウィッシュリストを用いるといいですね。

旭川医科大にいるドクターの友人から聞いたことがあります。忘れるためにメモをするって。頭のワーキングメモリから、外に出すためにあえてやりたいことをメモに書いてすぐに忘れるようにしていると言っていました。なるほど、です。

注意点#4:リソース不足を避けるための考え方

特にリソース不足を避けるためにも、各カテゴリーでバランスを取るのがおすすめです。具体的にはメディア、マーケティング、マネタイズの3つのカテゴリー内で、同じ時期や同じジャンルで複数のやるべきことを導入しないようにしましょう。

例えば「週に2、3回ブログ記事を書く」というイニシアチブを導入しようとしているとしましょう。もしそこにPodcastを開始するというアイディアを導入するとすれば、それはもう1つのイニシアチブを追加したことになります。

「今四半期の間、ブログ記事を週に2〜3つ書くと同時に、Podcastで週に1度ライブトークを開催する」なんて戦略を導入してしまった場合、限りなく成功する確率は下がるでしょう。どんなイニシアチブを選ぶにしても、それぞれに学習曲線があります。そして、費やすべき時間や労力などのリソースがあります。だから、そのリソースに見合わないことをやろうとしてはいけません。

その代わりに、いくつかのアイディアを次かさらに先の四半期に移動させることもできます。1つのアイディアに集中し、それが持続可能なレベルに達したと感じたら、もはやそのアクションはイニシアチブではありません。戦略の1パーツです。そうなれば、さらに新しいイニシアチブを追加することができるはずです。

各四半期に2〜3以上のイニシアチブがあってはなりません。一度に多くのことをやろうとしても、全て失敗に終わるだけです。

ビジネスの計画や戦略は一般公開しない方が良い3つの理由

プラットフォーム戦略を誰かと共有するかについては、ある程度公開する相手を選んだほうがよいでしょう。例えば僕は、このドキュメントをライフプランと同じように扱っています。

もちろんあなたの家族や親しい友人などに見せても構いませんが、世界に向けて発信するようなものではありません。これにはいくつか理由があります。ただ多くの人が考えるような「競合他社がアイディアを盗むかも」といったことは、この理由には当たりません。

理由#1:大切なのはアイディアよりも行動

現実的な話を言うと、アイディア自体にあまり価値はありません。実際に価値があるのは、行動です。だから競合他社にアイディアが盗まれるというのは、本質的な意味だと価値がありません。

どんなに優れたアイディアであっても、行動しなければ何も現実は変化しません。行動して実際に得られるものがあるからこそ、価値が生まれるのです。

理由#2:発信する上でのリスクを理解する

もっと心配なのは、全世界に失敗したことが明らかになってしまうことです。自分が何をするつもりなのか発信することによって、いくつかのリスクが生まれます。

例えばあなたが、「圧倒的な結果を出す方法を教えるエキスパート」と自称していたとします。そんなあなたが、プラットフォーム戦略シートに記載した何かに失敗したとします。そうすれば、周囲の反応はどうでしょうか。あなたの印象が悪くなりますよね。

理由#3:見込み客へのシェアはリスクが多い

もう1つリスクがあります。多くの人は、オンラインマーケティング自体に全く知識がありません。だからあなたのプラットフォーム戦略シートを、完全に理解してくれている人ではありません。

それどころかあなたの具体的な達成目標を見たときに、不快感を覚えられる可能性もあります。せっかく信頼を築いた見込み客であっても、見込み客にプラットフォーム戦略シートをシェアしてしまったがゆえにあなたとの関係さえ疑問を持つかもしれません。例えばシートに「何月何日にYouTube経由の売上を月100万円にする」と書いたとしましょう。

あなたのことを信頼している見込み客も、生々しい数字を見て引いてしまい、あなたのYouTubeのチャンネル登録を解除してしまうかもしれません。でもそれはあなたの望むことではありませんよね。

僕らは人々を助けるために商品を販売し、人々が抱える問題を解決するためにプラットフォームを構築し、それらをビジネスにつなげることが正しいことだと信じています。しかしそんな考えも、短いドキュメントで完全に理解してもらうことはできません。

だからもしプラットフォーム戦略シートをあなたの見込み客にシェアしてしまった場合、誤解されたり、実害が起こったり、様々なリスクを抱えることになってしまいます。

プラットフォーム戦略を立てる上で多い3つのミス

ではプラットフォーム戦略に関して、多くの人が犯しがちな間違いについて話しましょう。あなたも想像してみてください。ある一定の知識と自信があり、これからしっかりとした基準を作ろうと熱意があります。とはいえミスを最小限にしたいとも考えています。

そんな方々が直面するであろう落とし穴とは、一体何でしょうか。また、どうすればその穴を避けられるのでしょうか。

ミス#1:複雑にしすぎてしまう

目標はどこに向かっているかを把握するものなので、目標までの道のりを全て明らかにしなくてもいいです。正しい方向にさえ向かっていれば、霧の中をかき分けて進むことができます。状況に応じて次の方策を考えましょう。複雑にしすぎてしまうと、応用が利かなくなります。

しかしそれ以上にやってはいけないのは、計画全体を事細かな手順まで交えて立ててしまうことです。明確にすべきなのは、今四半期に何に注力するのか、率先してやるべきことは何かです。

僕とビジネスパートナーの小川さんは、定期的にミーティングを行います。毎回、何か新しい決め事をするのですが、基準はいつも「どっちがシンプルか?」です。それが複雑になるなら、オペレーションにも確実に影響が出ます。特に僕たちは多くのクラウドワーカーたちと連携して仕事をしていますから、僕たちが複雑で理解できないことは、100%ワーカーさんも理解できないと想定した方が良いでしょう。多くの人を巻き込んでいる場合は伝達をすればするほど、情報の精度は落ちていきます。だからこそ仕事内容は常にシンプルであるべきだと僕たちは考えています。

ミス#2:定期的な確認を怠る

もう1つありがちなミスは、定期的にプラットフォーム戦略シートを確認しないということです。四半期に1回でも多く感じるかもしれませんが、それだけ見ても忘れる可能性は高いです。常にシートの内容を頭に入れながら行動するのは、なかなか難しい前提で考えておきましょう。

先ほど僕は、定期的にミーティングを行なっていると言いました。仮に何か新しい決め事がなかったとしても定期的に話すのは意味があります。僕も小川さんも全く違う場所に住んでいます。直接的に会う機会は1年に1度あるかないかです。だからこそ、定期的にオンラインで連絡を取り合い、ビジネスの方向性を確認するようにしています。

例えば忘れてしまったときに誰かが「Snapchatがかなりいいよ!」「なんでプラットフォーム・ビルダーなのにやってないの?」なんて言ってきた日には、思わず横道に逸れてしまうかもしれません。そして数ヶ月後にプラットフォーム戦略シートを振り返り、自分は何をやっていたのかと後悔するでしょう。

プラットフォーム戦略シートは、明確な意思決定に役立ちます。デジタルでも物理的なものでも構いませんので、すぐに参照できるようにしてください。そして一連のアクションプランを実行、適切な決定を行うことができるよう、定期的に参照するのです。

ミス#3:プラットフォーム戦略シートを作って満足してしまうこと

例えるなら、僕らはパイロットと同じです。自分の正確な位置や方角を知るためには、計器を見なければなりません。それ以外にどんな障害物が現れても、計器を見るだけ。なぜなら僕らもプラットフォーム構築をしていると、いろいろなものが目の前に現れるからです。

プラットフォーム・ビルダーは常にそういった環境で戦わなければなりません。そして僕らにとっての計器は、プラットフォーム戦略シートです。目的のために書き出すことは大切ですが、書き出して終わりではありません。

A地点からB地点へ行くまでに、随時状況は変わっていきます。90%くらいの飛行機は決まったルートから外れてしまうらしいのですが、それでも目的地に着くのは常に決められた飛行経路に戻ろうとしているからです。

あなたも飛行経路を持たなければなりません。自分の進むべき方向を常に確認し、自分自身を導きましょう。そうすれば、自分に合った方向に進み続けることができます。

まとめ:プラットフォーム戦略で辿るべき道筋を見失わないこと

このレクチャーでは、実践的なプラットフォーム戦略シートの作り方について話してきました。これらについては、さらに実践を踏まえた上で深めていってください。そしてそれが終わったら、将来について考えていきましょう。

一つアドバイスをしましょう。プラットフォーム戦略のビジョン・セクションをしっかりと立てること。これはプラットフォーム・ビジョンの拡張版のようなものです。また将来の目標を描き、自分のビジョンを明確にするために時間を使うことをおすすめします。なぜならこれがプラットフォームビルダーのモチベーションの3要素、独立性、影響力、収入に関連しているからです。

プラットフォーム戦略は、人によって大きく変わります。なぜなら、人によってモチベーションを持つ部分が違うからです。とある人は独立心が最優先事項になるかもしれませんし、別の人にとっては影響力が一番大事かもしれません。何があなたのモチベーションになるのか、どんな人をモデルにしているのかを把握し、あなたのビジョンを支援するプラットフォームと戦略を作りましょう。

注意しなければならないことは、2年後に今を振り返ったときに「僕は何を考えていたのだろう?」「これは僕が本当に望んでいた未来じゃない」と後悔することです。そんなプラットフォームを構築してはいけません。しっかりと時間を取り、あなたの夢がなんなのか明らかにしましょう。

では、次はあなたの番です。このレクチャーを参考にしながら、プラットフォーム戦略シートの作り方を実践しつつ把握していきましょう。もしここまででわからないことやご質問があれば、下記のコメント欄でお知らせください。あなたのプラットフォームがどんな可能性を見せてくれるのか、とても楽しみです。

月収100万円を達成した人がネットビジネスでさらに成功する方法

Last updated on 2021年4月7日 By 石崎力也(編集者)

今回はあなたのプラットフォームを次の段階へ押し上げる、「プラットフォーム戦略」についてご紹介します。「明確なブランド・アイデンティティ」…「収益性の高いフラッグシップコース」が完成したあとは、どうしたらいいのか?その疑問にお答えするのが今回の内容です。なお現段階において、「明確なブランド・アイデンティティ」「確立されたホームベース」「質の高いメーリングリスト」「戦略的なソーシャル・エンバシー」「収益性の高いフラッグシップコース」など、パーソナル・プラットフォームにおける全ての重要な要素を実現していなくてはなりません。

それはつまり、ビジネスの方向性が決まっており、ブログとメルマガを持っている。ブログとメルマガに一定の読者がいる。さらにメルマガ読者を増やすために、SNSを上手に運用している。メルマガの読者に販売する10万円前後のオンラインコース を持っている・・・これら全てを実現した人にのみ今日のレクチャーは有益な内容になります。そのため現時点で僕らは、通過すべきハードルの最終地点に立っているということになります。しかし見方によっては、スタート地点にようやく立ったとも言えるかもしれません。

プラットフォーム戦略とは、強固なブログとメルマガを持っており、かつオンラインコースを作りあげた人が初めて使える、飛躍の戦略になります。オンラインである程度の地位や名声を得たあなたが次のステージに進み、さらに収益を大きくするための具体的な戦略をお伝えします。

あなたのネットビジネスをプラットフォーム化する5つのステップ

短期間の間にこのビデオを観ているあなたは、どれだけの成果を出すことができたのかについて振り返る時間を取りましょう。最初はアイディアだけで始めたにも関わらず、今では多くのことを達成してきたでしょう。

そこからさらに前へ進むためには今までのような考え方を捨てて、自ら考えて行動し続けなくてはなりません。そこで重要になるのが、次のプラットフォーム戦略です。明確なブランド・アイデンティティや、質の高いメーリングリスト、収益性の高いフラッグシップコースなどと比べても、このプラットフォーム戦略は新しい形になるでしょう。

後ほど詳しく説明する「プラットフォーム戦略シート」をまとめ上げ、それを実行に移すのです。進むにつれて戦略の微調整が必要となるかもしれませんが、原則になる考え方はこれまでとさほど変わりません。むしろほとんど同じといっても良いかも知れません。

僕自身も基本となる戦略は、今まで何度も繰り返してきました。なぜなら繰り返せば繰り返すほど得られる結果は大きく、焦点はより絞られ、正確に実行することができるようになるからです。しかし原則自体はそこまで変わりません。

では先程お伝えしたプラットフォーム戦略シートとは、一体どのようなものなのでしょうか。

ステップ#1:プラットフォーム戦略シートとは何かを理解する

プラットフォーム戦略シートとは、あなたのプラットフォーム戦略をより明確にした内部資料です。もしチームでプラットフォームの運営をしているのであれば、チームメンバーが方向性を見失わないよう基準にするものでもあります。

言い換えれば、プラットフォームの成長を徹底的に追求するために、あなたが注力すべきマスターシートです。あくまでシートであり「テキストブック」ではないということを念頭に置きましょう。

基本的なプラットフォーム戦略シートは、頭文字が全てMから始まる3つの要素で構成されています。その3つとは、Media、Marketing、Monetizeです。

ステップ#2:注力するメディアを選択する

1つ目の要素は、あなたがどのメディアに注力すべきかです。これまでは主にブログに焦点を合わせていましたが、そろそろPodcastの導入を検討しましょう。もしくは、YouTubeチャンネルを立ち上げてビデオコンテンツを増やしてもいいですね。

既存のブログを補完するコンテンツの作成方法は、まだまだ色々なバリエーションがあります。視野を広く見ることが出来れば、あなたの可能性はもっと高まるでしょう。

そしてメディアはあくまで単体のコンテンツです。よくメディアをマーケティングと混同してしまう場合があるため、注意してください。違いを明確にしていないと、より効果的な戦略は作れないでしょう。

僕たちにとってのメディアは、ブログ、Udemy、YouTubeの3つです。これら3つのメディアで情報発信を続け、見込み客との関係を構築するようにしています。海外ではこれらに加えて Podcast をやる人が多いようです。

ステップ#3:ブログはマーケティングではなく顧客との関係作り

2つ目の要素はマーケティングです。ちなみにメディアをマーケティングツールとして扱い、ブログ記事を商品の販売手段として扱うのは大きな間違いです。メディアというのは主に見込み客の問題を解決し、なおかつ彼らと深く関わるものであるべきです。

メディアとはコンテンツを指し、マーケティングはメディアを一手段として考えながら見込み客と関わっていきます。ここの違いを明確にさせておきましょう。メディアはあくまでコンテンツであり、マーケティングはマーケティングです。

そもそもメディアという言葉は、コンテンツを指すときに使用する言葉です。あなたがブログのために作っているものや、近々Podcastやビデオとして配信するものなどを指します。

そしてこれらコンテンツは見込み客の役に立ち、彼らとの信頼を築き、成長させ続けるためのものでなくてはなりません。しかし販売に直接関係してはいけないのです。マーケティングとメディアは全くの別物と考えましょう。

もしかしたら、メディアを「教育のための機会」と捉えると理解しやすいかもしれません。そしてマーケティングは「見込み客を集める機会」と考えてはどうでしょうか。

マーケティングを行う際、どのようなソーシャルメディアプラットフォームを使うでしょうか。マーケティングは見込み客を増やすためにメーリングリストの拡大、及びソーシャルメディアのフォロワーを増やすといった行動が重要です。つまりこれからどのような方法を追求していくのかについて、明確にするべき別のカテゴリになります。

例えば、僕たちはブログのポップアップでリストをとっています。リストを取る際に、リードマグネットを用意するのかそれともコンテンツアップグレードをオファーするのか、もし何らかの資料をプレゼントする場合どのような形式が見込み客にとって魅力的なのかを考える。こういった一連の施策がマーケティングです。

ステップ#4:マネタイズを強化するためにファネルを導入する

3つ目の要素はマネタイズです。つまり収益化を指します。現段階であなたは初めての商品を作り出し、リサーチを行っていますよね。そしてアフィリエイト商品をプラットフォームに組み込み、収入源として活用する方法を学びました。今ではフラッグシップコースにおける一連の活動をスタートさせています。

プラットフォームをより活用し、今あるリソースを用いて収益を増やし、ビジネスを次の段階に引き上げましょう。マネタイズを次のレベルに進める準備は整っています。

僕たちのマネタイズ経路は主に3つです。自社で販売するオンラインコース の売上と、コンサルティングの顧問契約、法人との業務委託の3つです。

僕たちはClickFunnels を使いセールスファネルを構築しています。何の目的もなくセールスファネルを作っているわけではありません。すべてのセールスファネルは先ほどお伝えした3つの商材、オンラインコース 、コンサルティング、業務委託を売るために作られています。

マネタイズを考えたときに、フラグシップとなる自社商品を持っていると、「今自分たちはどの自社商品を売るためにセールスファネルを作っているのか?」を考えやすくなります。多くの人は毎年のように新商品を開発し、それを売るための出来の悪いセールスファネルを作り、販売期間が終了するとそれらセールスマテリアルを廃棄する。こんなことを繰り返していては、いつまで経っても労働集約型のビジネスモデルから抜け出すことはできません。

セールスファネルを1つ作ったらそれを永遠に使い回すつもりで、毎日のように洗練させていく方がビジネス的に効率が良いです。

ステップ#5:3つのMを活用してプラットフォーム戦略を進めていく

まとめるとメディア・マーケティング・マネタイズという3要素が、今後あなたのプラットフォーム戦略の重要な柱になっていくということです。

3つの言葉が全て「M」から始まるのは全くの偶然ですが、覚えやすくていいですね。とても重要な項目なので、3つのMを活用して戦略を進めていくことを頭の隅に入れておいてください。

もう一度繰り返します。

僕たちのメディアは、Udemy、YouTube、ブログです。これらの媒体を利用してコンテンツの提供と情報発信をしています。

僕たちのマーケティングは、いったんすべてのトラフィックをブログにランディングさせ、セールスファネルへと繋がるポップアップへと誘導します。ClickFunnelsで構築されたセールスファネルがお客さんを教育し商品を販売します。

僕たちのマネタイズは、オンラインコース の販売と、コンサルティングの販売、業務委託の販売の3つです。

僕たちはこれらMedia、Marketing、Monetize の3つを固定してここ5年ほどはこの3つをグルグル回し続けています。

儲かるネットビジネスを実現する4つの考え方

ここであなたは、プラットフォーム戦略シートについて疑問に思ったかもしれません。「なぜ、これが重要なのか?」と。

最も重要な理由は、プラットフォーム戦略シートがあることでやるべきことに全力で集中できるということです。戦略がなければ、方向性がブレてしまうことはよくあります。例えば「今はライブ動画が流行っているようだし、やってみようか」とか「自分で本を出版したほうがいいのかも」とか。

さまざまなものに気が散ってしまうと注力できず、圧倒的な結果は出せません。世の中の流行に動じてはいけないということですね。いちいちものの流行に反応してしまっては、前進するのが難しくなります。

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グレッグ・マキューンの「エッセンシャル思考」という言葉を知っているでしょうか。彼は大多数のものが重要だと考える思考の人を、たくさんの矢印がさまざまな方向を向いた円に例えて描きました。これではほとんど進歩はありません。

一方で本質を意識し、矢印が常に一方向を向いている円は大きな進歩を遂げることができます。プラットフォーム戦略においても、表面上の重要そうに見えることよりも本質に重きを置くべきです。

「これをやってみようかな…。でも、今は時期じゃない。ひとまずウィッシュリストに入れておこう」といった感じで、自分を言い聞かせ、本質を大事にしてほしいのです。

考え方#1:プラットフォーム戦略シートは3ヶ月に一回書き直せ

プラットフォーム戦略シートを作る頻度は、ある程度の期間を作って洗練させていきましょう。初めてプラットフォーム戦略シートを作るのであれば、今まで考えたことのなかった質問について考えていかないといけません。これはかなりの時間と労力がかかることになるでしょう。

この作業で参考になるのは、顧客にどうイメージしてもらいたいのか?を考えるブランド・アイデンティティや、提供する価値を考えるバリュー・プロポジション、初期段階で作成したプラットフォーム・ビジョンなどです。しかし多くの場合は、ゼロから作ることになるでしょう。

一度作ってからは1年に1回の更新にし、うまくいかなかった戦略を真剣に練り直す時間を持つのがおすすめです。さらに四半期に一度、プラットフォーム戦略シートの見直しを行いましょう。

3ヶ月に一度は作ったドキュメントに目を通し、今自分が戦略上どこにいるのか。実行していないアクションはないか、より効率的にできることはないか。機能していないものはないか、といった確認と見直しをします。

四半期に一度見直しの時間を取ることによって、微調整を加えることができます。つまり理想的には、3ヶ月に1度の頻度が望ましいでしょう。ただそれができないとすれば、最低限1年に1度は、プラットフォーム戦略シートが正しく作れていたのかどうか検討する時間を取りましょう。

考え方#2:転換期は「もうやめよう」と思った先にある

例えばあなたが、毎週YouTubeチャンネルで動画を公開すると決めたとしましょう。数週間続けた結果、思ったよりも結果が得られず、何か別のことをやろうと悩み始めます。この段階で別のことをし始めるというのは、とても簡単なことです。

こういった考え方をする人はとても多いです。僕はいつもセス・ゴーディンの「The Dip」を思い出します。彼は「The Dip」で、何かに行き詰まったときはどうやって結果を得るかについて話しています。思ったような結果が得られなければ、多くの人がすぐに諦めてしまいます。しかし諦めずにもう少しだけ前に進めば、そこから成功を得られる可能性は思ったよりも高いのです。

僕自身、自分の人生の中で何度も体験してきた原則のような感覚があります。なぜなら僕はブログを始めてからの4年間、月間1,000人以上のユーザー・アクセスを達成することができませんでした。しかし、突如として転換期を迎え、今に至ります。プラットフォームの構築について話すとき、僕はいつも決まってそのときのグラフを見せています。

もし僕がこの転換期を迎える前にブログを諦めていたら、今この体験をお伝えすることさえできなかったでしょう。きっと僕の代わりに、他のプラットフォーム・ビルダーが話していたはずです。

今では幸いなことに、転換期を迎えるのに4年もの月日を費やす必要はなくなりました。しかし当時は周りに僕しかいなかったので、従うべきモデルもなく、当然このコースもありませんでした。

考え方#3:プラットフォーム戦略シートの長さは最大で5ページ

実際にプラットフォーム戦略シートを作るとして、どれくらいのボリュームを想定したほうが良いでしょうか。これはプラットフォームによって異なりますが、10ページを超えるべきではありません。

通常は2〜5ページ程度が望ましいでしょう。もし文章を書いているうちに10ページ以上になっている場合は、戦略を詳しく書きすぎています。増やしすぎたページから、ある程度のゆとりをもたせて目安のページ数に削って行くと良いです。

多くの場合、詳細に書きすぎたアクションプランは、いろいろなことを先延ばしにするための言い訳になりやすいです。ですがプラットフォーム戦略シートで重要なのは、自分が何をしたいのかだということを忘れてはいけません。つまりビジョンを明確にし、そこにどうやって到達するのかを決めることになります。

僕がまだ大学生の時にアルバイトしていた頃、目にして驚いたのは、何度も現実離れした戦略資料が作られることでした。通常、戦略会議が開かれて戦略文書のようなものが作られます。進行役が議論を促し、入念な行動計画や目標、戦略的な優先事項が書き出されるのです。

コビー博士の7つの習慣をベースにしたフランチャイズチェーンの個別指導塾でバイトしていました。毎週金曜日に、塾長と講師ミーティングが開かれます。塾長はこうやりたいとかああやりたいとかいろいろ理想を語るのですが、ほとんどが7つの習慣に書かれていることの受け売りでした。「生徒との信頼残高を増やせ」と命令されたところ、僕たちは具体的に何をすればいいか全くわかりません。そもそも塾長と僕たちの関係は冷め切っていたので、残高は0どころかマイナスでした。

ちなみに北海道の円山にあったこの塾は、社運を賭けたティッシュ配りが失敗して資金繰りに困り、潰れました。

頭でっかちになって、市場の求めるものを提供できていない事業と全く同じ構造が、僕のバイト先にはありました。

意味のない会議やら、書類ばかりが重ねられる。そんな重要書類が8センチメートルほどのバインダーに閉じられていきますが、オフィスに持ち帰って棚に保管されたら最後、誰も再び目を通すことはありません。しかしあまりにも詳細に書きすぎたのです。詳細は二の次です。なぜなら、細かいことはその時々によって変わってしまうからです。

考え方#4:YouTubeでコケたって何度でもやり直せる

もしプラットフォームの目標が不安な領域にあるのであれば、ゴールに至るまでの道筋を見出すことはできないでしょう。なぜならその目標は、あなたの経験や実力の範疇を超える目標設定だからです。だからいろいろと試行錯誤し、その場で手法を柔軟に変え、目標実現のために邁進していかなければなりません。

しかしいろいろなことにチャレンジする上で、ミスを犯すことは悪いことではありません。例えば僕がやっているYouTubeのチャンネルも、初期に投稿していたあまり質の高いと言えない動画のせいで、長い間チャンネルの成長が滞っていました。そこから専門家の意見を取り入れて、立て直した過去があります。もしあなたが何かを試してみてうまくいかなかったのであれば、それはそれでいいのです。なぜならあなたは、そこから何かを学ぶことができたはずだからです。明日はその学びを糧に、別のことを試してみましょう。それが成功への鍵です。

Michael Hyattの「Your Best Year Ever」では、目標設定プロセスをさらに深く掘り下げる手段を提供しています。紹介した内容と全く同じ通りにやるべきだとは言いませんが、少なくともバインダーに閉じたまま2度と見ることがないようなドキュメントは作るべきではありません。

プラットフォーム戦略シートは、あなたのプラットフォームを上の領域に押し上げるためのものです。だけどあなたのライフプランを体現するための、熱量のこもった生きたものでなければなりません。ドキュメントに書かれた目標こそがあなたの目的とするゴールであり、書かれた手段こそが実際の通るべき道筋です。

まとめ:プラットフォーム戦略があなたのビジョンを明確にする

プラットフォーム戦略は、あなた独自のプラットフォーム戦略シートを作成するものです。しかし詳しく書き出しすぎてはいけません、ある程度の余白をもたせれば変化する状況で柔軟に手法を変えられます。

そして書き出すことにより、今まで不明瞭だった未来像がハッキリと見えてくるでしょう。プラットフォーム戦略シートを作ることは戦略的に物事を捉えられる他、より強固にあなたのビジョンを明確にする効果もあります。

さぁそれでは、次はあなたの番です。このモジュールのトレーニング・ビデオを参考にしながら、独自のプラットフォーム戦略シートを作成していきましょう。これで、コア・カリキュラムを修了する準備が整います。

もしここまでの流れについてわからない点やご質問があれば、下記のコメント欄でお知らせください。もう少しで終わります。ここまでついてきてくれてありがとうございます。あなたのプラットフォームがどのような衝撃を世界に与えてくれるのか、とても楽しみです。

12-4 フラッグシップコースのローンチを成功させる方法

Last updated on 2020年11月8日 By 石崎力也(編集者)

フラッグシップコースが完成したらいよいよサービスの開始、ローンチの準備をしていきましょう。今回は、はじめてオンラインコースを立ち上げたときにはできなかった方法をお教えします。

フラッグシップコースはあなたの集大成とも言える、とても貴重なオンラインコースです。もっと魅力的かつ効果的なスタートを切るためには、いくつかのステップを踏む必要があります。でも決して難しくはありません、すぐに僕が伝えている言葉の意味が分かりますよ。

新規サービス開始時の戦略について

具体的なサービス開始時の戦略についてです。これまでローンチ戦略を全く考えたことがなかった人のために、少し詳しく戦略をお話しします。

僕らがこれから行うのは、「オープン/クローズ・カート・プロモーション」というものになります。これは、あなたのオンラインコースを常時購入可能の状態にしない戦略です。はじめて作ったオンラインコースのように規模が小さい場合は、常に購入可能の販売方法を取ることが多いですよね。

しかしフラッグシップコースは、定期的にプロモーションを行うことをおすすめします。例えば年に1~2回、もしくは3回くらい登録期間を設けます。そして、登録期間が開始する特定の日程、登録期間が終了する特定の日程の2つを用意しましょう。

それを見込み客のためのイベントとして大きく宣伝します。そうすることによって、まだサービスの全体を理解していないお客さんに、非常に刺激的な体験を提供できます。そしてただ宣伝する以上に、フラッグシップコースをより効果的に販売することができるのです。

通常、こういったプロモーションは3つの異なるレベルに分けられます。具体的にレベルを3つに区切り、解説していきましょう。

#1:戦略のレベル1「メールでの伝達」

レベル1は、フラッグシップコースの販売ページを見込み客に送信するといった、一連のメールに焦点を合わせた宣伝の動きです。これが見込み客へあなたのコース販売を伝える基本の動きであり、とても重要な戦略となります。

フラッグシップコースの販売開始時には必ずメールが見込み客へ送られ、フラッグシップコースを販売するための最初にアクセスするページや販売ページが表示されることになります。

見込み客が何もない状態で、自らあなたのオンラインコースを見つけてくれる可能性は非常に低いです。そのため少しでも多くのユーザーへアプローチしていかなくてはなりません。

#2:戦略のレベル2「無料トレーニングの実施」

効果的にユーザーへ伝達する手段を、次はレベル2へと引き上げます。オンラインでセミナーやイベントをするような、ライブ・ウェビナーのようなものを行いましょう。

ではこのライブ・ウェビナーとは、どのようなものなのでしょうか。ライブ・ウェビナーは基本的に無料で配信され、そのコースで実際に価値のあるトレーニングを提供することになります。ウェビナーを行うプラットフォームはいくつかありますが、僕らがおすすめしているのはWebinarJamというウェビナーソフトウェアです。

ライブに出演して話をし、あなたのフラッグシップコースの価値を理解してもらえるような無料トレーニングを実施しましょう。そしてウェビナーの最後に、フラッグシップコースに参加するための期間限定オファーを提供します。

先ほどもお伝えした通り、「オープン/クローズ・カート・プロモーション」のベースは、メールで伝達・見込み客が到達するランディングページ・販売ページの流れです。しかしライブ・ウェビナーは、オンラインコースをはじめとする、ありとあらゆる種類のフラッグシップという成果を促進するための非常に効果的なテクニックです。

こういった本格的な広告活動を行ったことがない人は、「やることが多すぎる」と気後れしてしまうかもしれません。しかし、心配しないでください。大前提としてあなたがやるべきなのは、レベル1のプロモーションです。まずはここに集中しましょう。

#3:戦略のレベル3「ミニコース受講者に小さな変革を与える」

僕がレベル2とレベル3を紹介するのは、消費者への購買意欲を促進する動きがどれほどの可能性を秘めているのか、あなたにお教えしたいからです。

レベル3のプロモーションは、ジェフ・ウォーカーの「プロダクト・ローンチ・フォーミュラ」に似ています。まず特定のトピックに関するミニコースのような3部構成の無料ビデオシリーズを中心に、ユーザーへの伝達・宣伝を行いましょう。

そしてミニコースの受講者に、コースを通じて得られる凄まじい変化の切れ端を体感してもらいます。するとミニコースであっても、ユーザー自身が得られた体験の質が高いと判断されやすくなり、次の商品の購買意欲につながります。

これらは、数あるプロモーションのうちのほんの一例に過ぎません。ただ、もしあなたが初めてフラッグシップコースを伝えていく段階にあるのであれば、レベル1をとにかく続けることをおすすめします。

とはいっても、そんなに効果があることをやらずにレベル1だけを続けるなんて…と少し不安になりますよね。この点については後ほどさらに詳しくお話しするので、ぜひ読み進めて理解を深めていってください。

新規サービス開始時の価格設定について

オンラインコースの中でも、特にフラッグシップコースを販売する準備ができたら、当然のことながら価格戦略も考えていかなければなりません。ちなみに初めてオンラインコースを立ち上げて販売する際は、1万円の範囲で価格設定することをおすすめしています。

しかしフラッグシップコースに関して言えば、1万円前後という価格帯は安過ぎます。また安ければいい、ということでもありません。フラッグシップコースはあなた自身を象徴するコースにもなるため、値段そのものが一種のブランド価値につながります。

つまりあまりに安価だと、あなた自身をチープにしてしまう恐れもあるのです。なぜならフラッグシップコースは受講者の人生を変えるような濃くて深く、あなたが思っている以上の大きな影響力を持つ内容になっているはずだからです。このようにユーザーへ大きな衝撃をもたらす商品には、ある程度の値段を設定することを推奨します。

もちろん価格設定に関して、絶対的なルールはありません。価格をどのように決めるかは本当にその人の考え方次第なところもありますし、十人いれば十人とも違うルールで価格を設定していることもあります。まずはあなたの顧客に適した価格を知ることから始めなければなりません。

参考価格は10万円が適切なライン

あなたが自分の見込み客に、どれくらいの値段を提示するのがふさわしいのか全く検討がつかない…ということもあるかもしれません。もしそういう悩みを抱えているのであれば、僕らが一定の参考価格を提示しましょう。

それは、99,700円〜10万円の一括払いです。大金ですが、もし本当にあなたのフラッグシップコースが受講者の人生を変えるものであるならば、適切な価格だと言えるでしょう。むしろ受講者にそれだけ影響をもたらしてくれるものなら、価格としては安いほどです。ただその価値を、ユーザーは理解していないだけでしょう。

もちろん10万円近くという値段設定に関して、あなた自身が少し疑問に思うことはあるかもしれません。僕よりもあなたの方が、自分の見込み客について知っていることは多いでしょう。

だから「それは高すぎる」と、あなたが思っていることも分かっています。しかし値段設定に悩んでいるからこそこの値段を出発点として値段設定を始め、考慮に入れながらも、あなたの見込み客に合わせて少しずつ調整していってほしいのです。

分割払いのプランを導入すると受講者の選択肢が広がる

前提として、あなたのフラッグシップコースは高額で設定されるべきものです。そこで少しでも効果的に販売するため、分割払いプランの導入を提案します。もちろん分割払いのプランを導入するために、あなたが銀行や金融業者のような手間を費やす必要はありませんよ。

Teachableのようなツールを使えば、支払いオプションとして一括払いと分割払いを設定することは非常に簡単です。だからフラッグシップコースを99,700円に設定したとして、一括払いで購入する人もいれば、サブスクリプションのように月払い設定にする人もいる…ということです。

もし分割払いのプランを設定するのであれば、一括払いのものと比べて15〜20%ほど割増料金を請求することをおすすめします。なぜならもし途中で支払いを放棄してしまう人がいたとしても、残りの回収といった心配へ意識を向けるなんて考えたくもないでしょう。残念なことに、分割払いを最後まで払いきれない人もいるのです。だから、分割払いプランの場合は、先ほどもお伝えしたとおり割増料金を追加するべきです。

少し例をお話ししましょう。話をシンプルにするために、あなたのフラッグシップコースの料金が一括支払いで10万円だとしましょう。となると、2万円の6ヶ月払いで設定することができます。

月払い契約のように、1ヶ月間コンテンツへアクセスするために1ヶ月分を払うといった感じです。そして、残りの5ヶ月も同じように2万円が請求されることになります。Teachableを使えば、このような複雑な支払い設定もシンプルにセットアップ可能です。

あなたのフラッグシップコースを効果的に宣伝していくための考え方

新規販売時と価格の戦略が確定し、フラッグシップコースの広告が準備できたら、どんなメールで宣伝していくか真剣に考えていく必要があります。あらゆる種類の商品、あらゆる販売、見込み客との直接的なコミュニケーションなど、様々な可能性を考慮した上で、一貫してメールが重要なツールであることは変わりません。

そしてこれはフラッグシップコースでも同様で、プロモーション活動の重要な行動となります。ここからは、あなたがすでに高品質なメーリングリストを作り上げていると仮定して、具体的なプロモーション戦略についてお話ししていきます。

#1:目標は「イベントを作り出す」こと

このプロモーション戦略の全体的な目標は、大きなイベントを作り出すことです。あなたのフラッグシップコースを広めるための活動を、あなたを含めた見込み客のためのイベントに変えましょう。あなたの見込み客は、フラッグシップコースを心待ちにしているはずです。そして、フラッグシップコースがもたらしてくれる大きな変化をとても楽しみにしています。

メールを使って行うユーザーへの告知として最初におすすめするのは、無料コンテンツを使って期待感を高めるということです。無料コンテンツをフラッグシップコースの登録期間がスタートする前に利用してもらえば、そのコースで扱う内容に対する期待値が高まります。例えばアセスメントシートやなんらかのボーナス資料などを、見込み客にメールで送ることができるはずです。

ワークブックには、コース立ち上げから販売開始までの流れがどのようなものになるのかについて、より詳細なテンプレートが記載されています。そのため本レッスンでは、どのようなメールを確実に含めるべきなのかについて、いくつかポイントを絞って説明をしようと思います。

ただしこれらのメールの実際の順序やメールの本数などについては、ローンチの期間やスケジュールなどによって大きく異なることだけ注意してください。

#2:コースの販売開始はシンプルに

無料ダウンロードコンテンツで見込み客の期待を膨らませ、フラッグシップコースの登録を始める準備ができたら、実際にローンチ開始です。ここではシンプルに、フラッグシップコースの販売が開始したということだけをメールで知らせましょう。この時は、商品概要を説明する絶好の機会です。

どんなことを書けばいいのかについてですが、実際にフラッグシップコースを修了することで得られる変化した姿を要約して伝えるようにしましょう。複雑なトピックの場合には、より詳細な概要を説明する必要があるかもしれません。

ただ、販売ページやランディングページの内容をまるっきりメールに書くようなことはしなくても構いません。販売ページの目的は、アクセスしてくれたユーザーをあなたの顧客にすることです。なので、このメールでそういったアプローチをする必要はありません。シンプルにわかりやすく、かつインパクトは強めにしましょう。

#3:FAQメールは必ず送るべき内容

もう1つ、送るべきメールがあります。それは、よくある質問と回答集を備えたFAQメールです。人それぞれ違った個性や考え方はあれど、一貫して疑問に思う内容があるはずです。しかしFAQメールがあれば、皆が共通して懐きやすいおおかたの疑問を解消することができるので、とても役に立ちますよ。

反対に、こういったメールがなければどうなるかもお話ししておきましょう。FAQメールがなければユーザーはあなたに質問メールを送り、それに対して一通一通対応しなければならなくなります。対応が遅れれば遅れるほど、販売から遠のいていくのです。しかしFAQメールがあれば、わざわざあなたに質問を送らなくとも自分で解決し、フラッグシップコースを購入してくれることでしょう。

このFAQメールを、ローンチ時に送る一連のメール途中に入れておきましょう。おそらく販売を開始するメールを送り出した段階で、あなたのもとにいくつか質問が送られてくるはずです。それらの質問をまとめ、共通した質問には優先的に答えるようにしましょう。もちろん質問が来なくとも、おそらく持たれているであろう疑問に対して先回りで答えることも可能です。

例えば「金銭的な負担が大きくて購入できない場合はどうすれば?」という疑問に対して、「分割払いプランを用意しています」といった感じで答えることができます。「購入後に内容に満足できなければ何か保証はありますか?」という疑問に対して、「全額返金保証をお約束します」と言うこともできます。このように、購入するか迷っている人の背中を押す回答を追加してあげるといいでしょう。迷っている方の疑問が晴れれば、必ずあなたのコースを購入してくれます。

#4:推薦文や第三者からの評価を取り入れる

次にあなたのコースに対する推薦文や、実際にコースの成果を取り入れた事例に関する内容をメールで送りましょう。ただしこのメールは、すでにフラッグシップコースで変化を体感した修了者がいるということが前提です。

もし今回初めてフラッグシップコースを公開するということであれば、そのコースの推薦文は送ることができません。しかし第三者からの評価は、コース自体に対する評価以外にもあるのです。例えばもしあなたが、これまで同様のトピックで誰かをサポートしてきたという経験を持っていたり、何かしらあなたが達成したものがあったりするかもしれません。

そういったあなたの成し遂げたことに対して誰かからの短いコメントなどがあれば、それをメールで共有することができます。重要なのは、客観的な評価をもらっているという提示です。こういった推薦文や第三者からのコメントは、見込み客からの信頼を勝ち取る圧倒的な証拠です。真の結果を見込み客に伝えるようにしましょう。

#5:登録期間の締め切りを意識させる

次に送りたいメールは、見込み客に対して登録期間の締め切りを明確に意識させるものです。締め切りが迫っているときほど、お客さんに購入を決意させるものはありません。

イベントを作る目的は、見込み客を興奮させるためだけではありません。迷っている人に締め切りを意識させ、購入を決意させるという目的もあります。もしその人がまだそのコースを購入すべきじゃないと思っていたとしても、「もう購入できないかもしれない」と意識させることで、購入を決意させられるかもしれません。

登録期間の最終日にはユーザーが締め切りをより意識するように、2〜5回ほどメールを送ることをおすすめします。もちろん何回メールを送るかについては、あなたの見込み客次第なところもあります。しかし1日を通して何度か、「今日が最終日です」といったことをお知らせする必要があります。

場合によっては、締め切りが複数存在する人もいるかもしれません。登録期限はもちろんのこと、ボーナスの有効期間にも締め切りがあります。そのため、ボーナスの有効期間最終日についても、メールで通知をしましょう。以上がフラッグシップコースをプロモーションするためのメール告知の流れです。ここまでの説明で、一連の流れを理解していただければ幸いです。

フラッグシップコースではどれくらいの収益を設定すべきなのか?

フラッグシップコースでは、どれくらいの収益目標を設定すべきかについてもお話をしておきたいと思います。あなたのフラッグシップコースは、どれくらいの収益を期待することができるでしょうか。

これは科学的に分析できることではありません。もちろんいくつか参考となるデータはあるのでしょうが、収益目標を予測するには一定のセンスと経験が必要です。経験があればセンスも磨かれていくため、おぼろげながらも見通しは立てられます。

しかしおそらくあなたにとっては、今回がフラッグシップコースの初ローンチとなるでしょう。収益目標を予測するための経験は持ち合わせていないはずですよね。そこで僕らはあなたに対し、収益目標をある程度予測するために必要な3つの考え方をお教えしたいと思います。

まずは3つの異なる目標を設定して客観的に評価する

例えばあなたが、1,000人の購読者がいるメーリングリストを持っているとしましょう。そこであなたは、9万9,000円のフラッグシップコースを売り出しています。支払いプランには、一括払いと6ヶ月の分割払いの2種類を用意。ここまでが前提です。

この前提に基づいて、どれくらいの収益が得られるのか、どうやって予測することができるでしょうか。得られる収益はもちろん見込み客の規模や商品の価格に基づくものですが、それと同じくらい「どれくらい成果につながったのか」というコンバージョン率が深く関わっています。そこで客観的に収益を評価するため、3つの異なる目標を設定することをおすすめします。

#1:ミニマムゴールを設定する

1つ目はミニマムゴールです。この目標に達しない場合は、端的に言ってローンチ失敗です。まずは絶対に到達しておきたいラインとも言える目標を、ミニマムゴールで設定します。

ミニマムゴールを設定することによって、ローンチの結果を客観的に評価することができます。ただし、ここをクリアすれば「ローンチ成功」とも言いづらいレベルのものです。なぜならこれは最低限のラインであり、絶対に超えなければならない壁だと考えてください。

そのため初めてフラッグシップコースを販売する際は、かなり低めの数値を設定すると良いでしょう。そして、経験に応じてミニマム・ゴールを上げていきましょう。

#2:ターゲットゴールに焦点を合わせる

そして本当に焦点を合わせなければならないのは、ターゲットゴールです。最初にミニマムゴールを設定した理由は、初回ローンチだとターゲットゴールに届くほどの結果を出すのは難しいからです。

例えばターゲットゴールが400万円だとして、実際の売り上げが350万円だったとしましょう。もしあなたがターゲットゴールしか設定していなかった場合、単純に「失敗」としか評価することができません。これだけでは失敗の中にある評価すべき項目さえ、見失ってしまいますよね。

しかしミニマムゴールを設定しておけば、より細かく評価できる項目が増えます。ローンチが最小限のラインを超えられたのかどうか、どれくらいターゲットゴールに近かったのかなどを客観的に評価可能です。

このため最低限の目標ラインを置くだけではなく、伸びしろであるターゲットゴールを設定しておくことは、非常に価値があります。なぜなら同じ出来事があっても、情報量は多いほうが得られるものは大きく違うからです。失敗か成功かの二極化ではなく、目標に対する評価はより細かく精度を高めておきましょう。

#3:ストレッチゴールで伸びしろに対応する

3つ目の目標は、ストレッチゴールです。これはいわば、「無謀」とも言ってよいくらいにレベルの高い目標設定です。あなたが達成可能だと考えているライン以上の収益目標だと考えてください。

もちろん非現実的かつ妄想のような、途方も無い収益を設定するわけではありません。ただターゲットゴールと比べると、目標設定に大きな不安を感じるくらいの額を設定してほしいのです。

これは非常に重要なことです。もし販売を進めている途中でターゲットゴールを超えてしまった場合、何に向けて行動をすればいいのか見失ってしまうことになります。目標がなければ、適切な宣伝活動の効率が悪化してしまいますし、本来得られたはずの収益を失ってしまう可能性もあるでしょう。

そこでストレッチゴールを用意し、ターゲットゴールを超えた瞬間にその先へと視線を移すのです。また実際に得られた結果と自分が立てた目標値を見比べることで、ローンチの規模感に対するモノサシが自身の中で作られます。達成できないからと言って目標を立てないのではなく、立てること自体に意味があるのです。

#4:3つの異なる目標を設定した上で数字を把握する

先ほどの例に話を戻しましょう。1,000人のメーリングリストと9万9,700円のフラッグシップコースがあります。あなたはすでに、購読者に関する知識を持っている状態です。つまりどれくらい顧客が成果につながるのかという割合、コンバージョン率について把握しているということです。

例えば、メーリングリストのコンバージョン率が1%だとすれば、1,000人の購読者のうち、1%がフラッグシップコースを購入してくれる計算になります。そこでターゲットゴールを4%、ストレッチゴールを10%に設定しましょう。

ミニマムゴールが1%ということは、最低収益目標が100万円をわずかに下回るということになります。厳密な数字で言えば99万7,000円。そして、ターゲットゴールを収益換算すると398万8,000円で、ストレッチゴールは997万円です。

特に実際の数字を見ればわかるように、ストレッチゴールは現実的じゃないと思われるかもしれません。しかし僕はこれまで、何度もこの目標をクリアしてしまう人を見てきました。だから、ミニマムゴール1%、ターゲットゴール4%、ストレッチゴール10%というラインを基準にしてみて、あなたの見込み客に合わせて調節してみてください。

#5:あなたの見込み客に合わせた調節の方法

設定したゴールそれぞれをあなたの見込み客へ調節する方法ですが、すでに行っているリサーチをベースにして調整してください。ただローンチしてみてからじゃないと、より細かく分からないということはたくさんあります。

例えばメーリングリストのコンバージョン率が1%を超えない場合は、フラッグシップコースの値段設定が高すぎたか、見込み客のニーズを満たしていない可能性が高いです。もしくはメーリングリストに、あなたが設定した理想の顧客像に見合わないユーザーが多く紛れ込んでいる可能性もあります。

ミニマムゴールの1%という数値は基本的にかなり良い数値設定なので、ここを基準にすることをおすすめします。ただし最初から完璧に数値を合わせようとは思わないでください。少しずつ経験とともに磨かれていきますので、悩みすぎずに前へ進むほうが大切です。

まとめ:フラッグシップコースの販売開始まで一歩ずつ着実に進めば難しくありません

ここまでたくさんの情報をお伝えしてきました。フラッグシップコースのローンチが、気の遠くなるような作業だと感じているかもしれません。しかし、あなたなら大丈夫です。早速上記で紹介した、最初のレベル1プロモーションから始めていきましょう。

このトレーニングの順に沿って、作業を進めてください。このモジュールのワークブックには、いくつか重要な情報が含まれています。例えば、ローンチ時に送る一連のメールを時系列で並べたサンプルなどです。もしローンチ時のメールの順番などを理解していないのであれば、そちらを参照してください。

ここまでのプロセスについて何か質問はあるでしょうか?もし何か聞きたいとがあれば、コメント欄でお知らせください。あなたのフラッグシップコースが、あなたのプラットフォームやあなたの人生、そして、世界全体にまで大きな影響を与えてくれることを楽しみにしています。それでは早速始めましょう。

12-3 カリキュラム・アウトラインでコースの内容を明確にする方法

Last updated on 2020年11月6日 By 石崎力也(編集者)

今回は、あなたのオンラインコースを効果的に修了しやすくするロードマップ、「サクセスパス」を具体的にあなたのオンラインコースへ活用する方法について解説します。またサクセスパスをカリキュラム全体に行き渡らせ、フラッグシップコースの作成が始められるところまで進めていきます。

サクセスパスのコンセプトを理解する

まずサクセスパスの基本的な考え方について説明します。これはあなたが見込み客に約束する未来の姿や、受講者がどんな結果を獲得することができるのかを示す「プロダクト・フォーカス」を達成する上で最も重要なことの1つです。

サクセスパスとは冒頭でも示した通り、ゴールまでの道筋を効果的にクリアできるよう作られたロードマップのようなものです。文字通り誰かがあなたのオンラインコースで約束した結果や姿に到達するため、通る必要がある道と言えます。

#1:マイルストーンを設定する

ゴールを通過するための道のりでは、その過程で「マイルストーン」が必要になります。マイルストーンとは、受講者が得る小さな成功を指します。オンラインコースでは、ミニコースのようなイメージで扱うと良いでしょう。

ちなみにマイルストーンのコンテンツは、80%が独立したコンテンツになる可能性があります。なぜならそれぞれのマイルストーンには3つから5つのキーアクションがあり、それぞれをレッスンやビデオコンテンツでクリアできるようにしていくからです。それだけでも相応のボリュームになるでしょう。

#2:大切なのはあなたの情熱を忘れないこと

サクセスパスを設定していくのは、大変なことのように思えるかもしれません。全てを台本のように取り決めたり構造化したりして、整然としなければならないように感じるでしょう。

しかし実際には、そのように難しく捉えてしまうものではありません。これは、初めてフラッグシップコースを作る人が犯しがちなミスです。なぜならあまりに台本のようなオンラインコースを作ると、機械的になってしまうからです。

フラッグシップコースは、誰よりも熱のこもっている血の通ったオンラインコースでなければなりません。例えばあなたが好きなことや、情熱を持っていることについて語っているときを思い出してください。好きなことであれば誰よりも熱を持ち、当たり障りのない定型文ではなく最高のアイデアがアドリブで頭に浮かんでくるでしょう。

テクニックとしてコンテンツを効果的に配置するのは大切ですが、あなたの情熱を注げなければそれは魅力的なコンテンツと言えません。大前提にあるのは、あなたの感情や強い思いを忘れないことです。

#3:重要なコンテンツに絞る

あなたが情熱を注ぎ続けられるようマイルストーンを設定するためには、重要なコンテンツの概要に絞って作成するようにしましょう。あなたが喋るすべての単語を台本化するのではなく、自分と対話していくように自分の思いを深堀りしていきます。

例えばフラッグシップコースのコンセプトは何ですか?と自分に問いかけてみましょう。そこからさらに深く掘り下げていくことができます。そして友人や学生と直接話をするように語りましょう。

サクセスパスにマイルストーンを設定するときの考え方

サクセスパスにマイルストーンを設定する際は、いくつかの考えるべき事項があります。具体的に6つの考え方があるため、それぞれ設定しようと思うマイルストーンに当てはめて考えてみましょう。

#1:受講者が前進するために必要な行動を考える

オンラインコースを受講したお客さんが、前進するために必要なアクションは何でしょうか。ただ聞いて終わるだけでは、前に進むことはできません。しかし受講者は「この行動が正しいのだろうか?」と迷ってしまう場合もあるため、一歩踏み出す行動が提示されるとわかりやすいです。

次のマイルストーンへ進むためには、何をすべきでしょうか?どんな行動をすれば、次のステップに進みやすくなるでしょうか。その視点で、彼らの前に現れるであろうハードルを考えていきましょう。

#2:次のステップへ進みづらい要因を考える

受講者が、次のステップに進むのを妨げているものは何でしょうか。誰しもオンラインコースを受講しただけですぐに次のステップに進めるなら、簡単ですよね。しかし現実は人によって様々なハードルがあるため、それらを把握している必要があります。

彼らは一体何に悪戦苦闘しているでしょうか。見込み客にアンケートをしてみると、受講者のハードルと同じような回答が得られるかもしれません。それらを把握しておけば、どんなアクションをお客さんに用意すればいいかがわかりやすいです。

#3:自分の経験や知識を初心に戻って考える

あなたの業界について、受講者は何を知っており、何を知らないのでしょうか。そして、知ることによって次のレベルに進むことができる知識は、一体何だと思いますか。ここは本当に時間をかけて考えてみてください。

自分の専門分野は既に知っていることなので、その分野の初心者が知らないことを思い浮かべるのは大変な作業です。初心者は、問題や課題をわからないことさえわかっていない状態でもあります。しかし彼らが知っておくべき知識や、役立つヒントは必ずあるはずです。

例えばこれまで、あなたや同僚にとって役立ったヒントやコツは何でしょうか。また、それをマイルストーンの中でどのように適用すれば、受講者を助けることができるでしょうか。あなたができることを、手助けする感覚で深堀りしていきましょう。

#4:よくある質問の本質を捉える

あなたのトピック全般に関し、最もよく寄せられる質問やコメントは何ですか。もしくは、何度も何度も聞かれる同じような質問は何でしょうか。いつもどんなことに答えて、どんな内容を話していますか。よく思い返してみてください。

受講者の多くは、同じ場面で同じことを聞くことが多いです。それは解決すべき問題であり、受講者が興味を持つ内容でもあり、あなたが見込み客から発信される情報に気付けていない状態でもあります。

ただ疑問へ対処するのではなく、なぜその質問を同じ状況で多くの方がするのか?を考えましょう。その背景に必ず、解決すべき大きな問題が潜んでいます。

#5:繰り返し出てくる内容を配置する

見込み客へのリサーチを行う際、いくつかの情報を得られますよね。その中でもサクセスパスに関わる、見込み客が抱く重要な疑問や課題は何ですか?

リサーチの中で繰り返し出てくる項目に目を向けましょう。彼らには、どのような困難や障害があるのでしょうか。そしてサクセスパスの中にどのようなマイルストーンを配置すれば、そういったハードルを乗り越えていけるでしょうか。

繰り返し目にする問題は、多くの方が抱える大きな壁です。できるだけどんな内容が多く挙がっているのか、統計を取ってみると良いでしょう。細かく具体的なものじゃなくても構いません、おおよその数字を取って把握するだけで問題への意識が変わります。

#6:進捗状況を把握できるようにする

どうすれば、受講者がフラッグシップコースの進捗状況を把握できるようになるでしょうか。ただ闇雲に進むよりも、成果を自分で把握してどれくらい進んでいるかを自覚している必要があります。

なぜならフラッグシップコースは多くのコンテンツをカバーすることになるため、進捗状況を把握しづらくなるからです。しかし、進捗状況をしっかりと把握できれば、受講者はしっかりと自分の成果を感じられます。

さらにあなたがいつも側にいてくれているような安心感を持て、受講者にとって得られる効果が高まるのを期待できるでしょう。

受講者が進捗状況を確認しつつ圧倒されない感覚を持つためにはどうしたらいいか

コンテンツを見ながら常に進捗状況を確認できるようにし、思っていたよりも圧倒された感覚を持たないようにするには、どうすればいいでしょうか。まだ知識と実践に差がある場合、確認事項が多すぎると感じるかもしれません。

そこでこれらの確認事項がどのように適用されるのか、実際にこのコースを用いて説明していきましょう。マイルストーンはどのようなものか、サクセスパスはどうなっているのか。今見ているコースを例にし、解説していきます。

#1:このコースのマイルストーンを理解する

このコースの大きなマイルストーンは、以下の5つです。

1.明確なブランド・アイデンティティ

2.ホームベースの確立

3.質の高いメーリングリスト

4.戦略的なソーシャル・エンバシー

5.収益性の高いフラッグシップコース

これらがマイルストーンであり、ここからカリキュラムの概要、つまりアウトラインが生まれます。

それぞれの目標を達成するためには、1つか2つのモジュールが必要な場合もあります。例えばメーリングリストを作成する場合、2つの異なるパーツがあります。1つ目のパーツでメーリングリストを実際に作成します。

そしてセクションの目標を達成するために、このセクションで説明する必要がある項目を箇条書きにして項目ごとに理解してもらいます。それぞれのリンクには、オプトインの作り方やメーリングリストへのメール送信方法などを説明するスクリプトにつながっています。

#2:メーリングリストの購読者を増やす方法

そしてこのマイルストーンに到達するための第2つ目のパーツは、メーリングリストの購読者を増やす方法です。これはそれぞれ別のセクションになっています。

これを見てください。「リストビルディング101」 「初めての購読者を獲得してメーリングリストをジャンプスタートさせる方法」など、箇条書きがあるのが分かります。

#3:マイルストーンの本質を考え抜く

コース上におけるマイルストーンを、よく考えてみてください。結果を得るために達成しなければならないものは、一体何でしょうか?ゴールを設定した後、そのゴールから逆算して作業を進めると、マイルストーンを達成するためにはどんな行動が必要なのか分かります。

さらに一歩進んで、このセクションで説明するべき事項を挙げていきます。ビデオやワークブックなどで何を説明するべきか考えてみてください。カリキュラムの作成に必要な作業はこれだけです。

すでに言いましたが、台本のようにはしないでくださいね。喋る言葉を全て書き出す必要はありません。重要なコンテンツに関してのメモ書きがあれば、リマインダーのように思い返すことが出来ますので、それを見ながら自由に喋ることができます。

まとめ:結果から逆算的に考えることで達成すべきことを見つける

さあ、これでOKです。カリキュラム・アウトラインができたので、各マイルストーンのコンテンツを作成し、それをTeachableにアップロードしましょう。そうすれば、あなたのフラッグシップコースをオンラインコースとして公開できます。

もしアップロードの方法を忘れた場合や何かご質問があれば、下のコメント欄でお知らせくださいね。

最後に、ワークブックはあなたをサポートしてくれる強い味方であることを忘れないでください。カリキュラム・アウトラインの枠組みもありますので、これを使用して作業を開始することができます。

フラッグシップコースが完成し、実際に提供できるようになったら、次のステップにどんどん進みましょう。先へ進みにつれ、成功するフラッグシップコースに必要なマーケティング戦略も理解出来るでしょう。

初心者向け!アフィリエイト商品の売り方は5つあります【パッシブ・プロモーション】

Last updated on 2021年3月24日 By 石崎力也(編集者)

今回のレクチャーでは、初めてのアフィリエイト収入を得るために活用できる、プロモーション戦略について説明します。これはパッシブプロモーションと呼ばれる戦略です。スーパーアフィリエイターが活用しているような戦略ではなく、現時点で初心者の方が活用できる、アフィリエイトのプロモーション方をになります。そして、アフィリエイト・プロモーティングを加速化させる大きなヒントについてもお話ししましょう。

パッシブ・プロモーションとは、あなたが積極的にメールを送りつけたりしなくても、仮に眠っている間にもお金を生み出してくれる仕組みです。パッシブ・プロモーションには5つの方法があります。

  1. リソースページ
  2. YouTubeの概要欄
  3. ブログ記事
  4. ウェルカムシーケンス
  5. プロダクトプレイスメント

この5つの手段を全て活用することで、継続的な不労所得が入るようになります。

アフィリエイト収入の良いところはほぼ経費がかからない点

アフィリエイトのプロモーション方法をご紹介する前に、アフィリエイト収入の良いところをお伝えします。アフィリエイト収入の良いところは、ほぼ純粋な利益が得られることだと言えます。アフィリエイトによって得た利益から、その他に経費や費用が引かれることはありません。あなたがアフィリエイトを始めても、すぐに莫大な収入を得ることは難しいです。最初はほんの数百円しか稼げないかもしれません。しかし、あなたの見込み客に共感してもらい、その考えに関連するアフィリエイト商品をプロモーションし続けると、アフィリエイト収入は伸び続けるのです。

確かにあなたは自分の商品を作って自分で販売する方が多くの利益を得られます。しかしオンラインコース を作ったり、何かデジタルコンテンツを作ったりするのは非常に労力のかかる作業です。僕はこれまで、オンラインコース を作成し、その大変さに途中で挫折してしまう人たちを何人も見てきました。

それに比べてアフィリエイトは簡単です。そもそも自分で商品を作る必要はありません。そう言った面倒なプロセスをスキップして、ただアフィリエイトリンクを出すだけで収入が得られるのですから、スーパーアフィリエイターたちが「アフィリエイトは最強のビジネス」というのも理解できます。

現実的には自社商品とアフィリエイト商品をハイブリッドで売ることで、互いの足りない部分を補完し合えます。それはつまり、あなたの利益を最大化するだけではなく、顧客の問題解決を助けることにつながります。

年中売れ続ける5つのパッシブ・プロモーションをマスターする

アフィリエイト収入を伸ばすためにも、アフィリエイトのプロモーション方法を学んでおいて損はありません。まずは代表的なプロモーションの1つである、パッシブ・プロモーションに注目しましょう。パッシブ・プロモーションは、エバーグリーン・プロモーションとも呼ばれるます。

パッシブ・プロモーションは一般的に、常に開催されているキャンペーンです。

もしアクティブなプロモーションを選択したのであれば、あなたは、選んだ特定のツール、特定のリソース、特定の商品などを、1年中宣伝しなければなりません。プラスの言い方をすれば、どのタイミングであってもあなたの意思で自由にプロモーションを行うことができます。マイナス面は、あなたがメールで宣伝するなどのプロモーションをやめたときに売上はなくなってしまうことです。

パッシブ・プロモーションは、あなたが眠っている間も動き続けるように設定する必要があります。現時点では、あなたにはパッシブ・プロモーションによるアフィリエイト収入はないでしょう。あなたが眠っている間もプロモーションが動き続けるようにするには、多くの作業が必要で大変です。しかし、いったんプロモーションを設定する作業を行うと、それ以降はプロモーションを維持するために多くの作業を行う必要はありません。それでは、パッシブ・プロモーションの手法について見ていくことにしましょう。

手法#1. Webサイトに 「リソースページ」を作成

見込み客にツールやリソースを強調するためには、WEBサイト上へのリソースページの作成は欠かせません。メールやブログでアフィリエイト商品を紹介するだけではなく、リソースページを作っておくことで、見込み客が見たいときにいつでもあなたのおすすめのアフィリエイト商品を閲覧することが可能となります。

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ただ、勘違いしないで欲しいのは、リソースページの作成目的は「見込み客との信頼構築」であるということです。アフィリエイトプログラムがあるかどうかに関わらず、あなたが見込み客におすすめしたいツールがあるのならば、そのページに掲載することをおすすめします。とにかくこのページでは、無料ツールと有料ツールの両方をおすすめし、見込み客にこのページが存在する価値を与えることにフォーカスを当てましょう。

あなたが知っているリソースやツール、もしくはお気に入りのものをページ上で紹介し、見込み客も同様に気に入ってくれるというのが理想的です。もし、それらのリソースやツールのいくつかがアフィリエイト商品であれば、アフィリエイト収入にもつなげることができます。

リソースページには別の役割もあります。もちろんアフィリエイト収入を見込んでリソースページを作ることも可能ですが、僕たちの場合は「同じ質問を何度も受けたくない」というモチベーションでリソースページを作ることにしました。

「石崎さんはどのドローンを使っているんですか?」「スクリーンキャストツールは何がいいですか?」「セールスページを作るにはどのソフトウェアが必要ですか?」などの質問をこれまで何度も受けてきました。その度にリンクを出すのは面倒なので、リソースページに全てをまとめました。返信するときはいつもこのリソースページのURLを出せばいいので非常に楽です。

手法#2. YouTubeの概要欄にアフィリエイトリソースのリンクを掲示

動画の概要欄には忘れずに、アフィリエイトリソースのリンクを貼りましょう。リンクを提示するという一手間で、あなたの見込み客を助けることができる上に、アフィリエイトコミッションを得るチャンスも獲得できます。

もちろんあなたの動画コンテンツに沿ったアフィリエイトリンクを出す必要があります。美容系のビデオの概要欄に、FXの口座開設のアフィリエイトリンクを貼ってはいけません。バストアップのノウハウを伝える動画を作ったのであれば、それに関連する商品、例えばバストアップブラジャーとかサプリメントを紹介するようにしましょう。

毎回、アフィリエイトリンクを探すが面倒だと感じている方は、手法#1で紹介したリソースページを充実させるようにしてください。リソースページに全てのアフィリエイトリンクがありますから、そのページさえ充実させておけば、毎度のそのページからリンクを持ってこれるので一手間省けます。

手法#3. ブログの記事や動画の内容に沿った商品を紹介

記事や動画の内容にあったアフィリエイト商品を紹介することができれば、素晴らしい販売効果を発揮してくれます。あなたが今持っているプラットフォームの中で、自然な流れでアフィリエイト商品を紹介することができないか、試行錯誤してみてください。

一番簡単なのは、あなたの問題を解決した商品を紹介することです。可能であれば、あなたが問題を解決するプロセスをテキストなりビデオなりで記録しておくことがベストです。例えばダイエットサプリをアフィリエイトする場合、それを使ったことのない人が紹介するのでは意味がありません。太っている人が、そのサプリを飲んで痩せていく過程を見せることに成功すれば、安心して商品を購入してもらえるはずです。

ちなみに僕はダイエットサプリメントがこの世に存在するかも知りませんし、存在したとしてもそれに頼ろうとはしません。少なくとも僕は食生活を少し変えただけで痩せた経験を持つ人間なので、痩せるには食事をなんとかしなきゃいけないという固定観念があります。

手法#4. ウェルカムシーケンスの中で関連商品として紹介

ウェルカムシーケンスとは、あなたのメーリングリストに初めて参加した購読者が、登録直後に受け取る一連のメールのことです。このウェルカムシーケンスは大きな可能性を秘めています。ウェルカムシーケンスは、あなたの新規購読者に自己紹介をする絶好の機会であり、彼らにあなたのブランドやあなたのブログのトップコンテンツについて知ってもらうチャンスでもあります。そして、あなたに興味を持った購読者に対して特定の商品を紹介することもできます。

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僕はこのようにサブスクリプションのオンラインコース を販売する追伸部分で、ClickFunnels のアフィリエイトしています。このPS部分で紹介するアフィリエイトリンクだけで毎月$1000以上のアフィリエイト収入があります。

ウェルカムシーケンスでの目標は、あなたのブランドを彼らにより理解してもらうことです。まずはウェルカムシーケンスを通して、あなたのことをより理解してもらいましょう。その後、ウェルカムシーケンスを拡大し、アフィリエイト商品やあなたの独自商品のプロモーション行っていきましょう。間違っても、ユーザーがメーリングリストに登録した瞬間に商品を販売しようとしないようにしてください。

手法#5. アフィリエイト商品に関連したブログ記事を作成する

プロダクトプレイスメントという言葉をご存知ですか?海外の有名なテレビシリーズ「24」の中でジャックバウワーがカッコよくDELLのパソコンを使いこなします。別にDELLのパソコンを宣伝しているわけではありません。ジャックバウワーはテロと戦っているだけですが、それでもなぜかDELLのパソコンまでカッコよく見えてしまいます。

このプロダクトプレイスメントという手法はWikipediaで次のように説明されています。

広告手法の一つで映画やテレビドラマの劇中において、役者の小道具として、または背景として実在する企業名・商品名(商標)を表示させる手法のことを指す。

アフィリエイト商品の使用方法など、基本的な機能や魅力をブログ記事で紹介することで、読者にその商品の価値を伝えることができます。また、購入してもらった後の基本的なハウツーガイドともなるでしょう。そのブログ記事の中でアフィリエイト商品のリンクを掲示することができれば、非常に自然な流れで、アフィリエイト収入を得ることができるようになります。

積極的にプロモーションせずとも、ブログの中でちらりと商品を紹介したり、YouTubeのビデオの中であなたが簡単に説明するだけでも、立派なプロダクトリプレイスメント広告になります。

ジョイントベンチャー・ローンチ・プロモーションとは?

アフィリエイト商品のプロモーションは、エバーグリーン・プロモーションだけではありません。ジョイントベンチャー・ローンチ・プロモーション、通称JVローンチと呼ばれる期間限定プロモーションも代表的なものです。先ほど説明したエバーグリーン・プロモーションよりも、アフィリエイトパートナーシップをより強固にするプロモーションとして、非常に人気がある手法の一つです。そして、オンラインコースを宣伝するときに最もよく見られるプロモーション戦略の一つでもあります。それでは、JVローンチ戦略を使ってアフィリエイト商品を宣伝したいと思っているあなたに、確実な手法をお教えしましょう。

手法#1. プロモーション前に問題を意識化させる

アフィリエイト商品の販売、いわゆる、ローンチを始める前に、そのアフィリエイト商品がどのような問題を解決してくれるのかをはっきり伝えましょう。アフィリエイト商品が解決する問題を明確にできれば、プロモーションを行う前から見込み客を引き寄せることができます。

アフィリエイト商品が解決する問題を明確にし、その問題に関する情報等を拡大する、もしくはプロモーションを始める前にその問題を読者に意識化させることができれば、ローンチが成功する可能性はかなり高くなります。そして、この方法は、紹介するアフィリエイト商品がどんな商品であっても、うまく効果を発揮します。

もともと悩んでいる人たちに商品を訴求するのは簡単なことです。砂漠で水を売るのが簡単なように。

でもこれだけ豊かな時代になりました。まるで砂漠で喉がカラカラな状況に陥っている人たちは超マイノリティです。でも一方で彼らは何らかの問題を抱えている。そもそも問題を問題と感じていない人がほとんどで、その大多数は日常がうまくいっていないけれどもその根本的な問題が何であるかを把握していません。

そこであなたは彼らに問題を提起するところからスタートします。「実は癌細胞って20代の頃からあなたの体に存在しているんですよ」とか「毎日マルチビタミンとっているだけで安心していませんか?あなたの腸内環境はズタボロですよ」とか。

ちなみに僕が気に入っている問題提起のフレーズはこれです。「誰も見ていないインスタグラムにイタイ投稿を続けるのはやめにしませんか?」

これに反応するい人は大抵、集客に困っているフリーランサーです。YouTubeのチャンネルもそれほど育っていないし、毎日ブログやインスタグラムを投稿するのもしんどいと思っている人たちに刺さる言葉です。

あなたの見込み客が反応する「問題の意識化フレーズ」をいくつかストックしておくと、ウェビナーのスクリプトやセールスレターが書きやすくなります。

手法#2. 問題解決した話を共有する

アフィリエイトを成功させるためには、問題を提示し、見込み客にその問題を思い出させなければなりません。そのために、あなたが紹介するツール・アフィリエイト商品で、実際にあなたが問題を解決した事実を提示することがおすすめです。たとえば「以前、私も同じような問題を抱えていましたが、このツールを見つけて僕の人生は変わりました。今まで考えもしなかったような方法で、成功を収めることができたのです」と言うことができます。そうすれば、そのツール・アフィリエイト商品を使用すれば問題が解決されると示すことができるでしょう。これは、非常に自然な流れのプロモーションとなります。

逆にいうと、問題解決したことのない人は、商品をアフィリエイトするに値しないことになります。もちろん勝手にアフィリエイトする分には何の問題もありませんが、それをやっても成約はできませんよ、ということです。太っている人がフィットネスの方法を教えるのは変だし、茨城県の実家で引きこもっているような人間がウェブマーケターを自称するのもやはり変です。彼らに足りないのは「他人の問題を解決しようとする前に、自分の問題を解決する」という姿勢です。

貧相な顔をした人が「あなたをお金持ちにするためにウェブマーケティングを教えます」とYouTubeで語ったところで、視聴者はその人に哀れみを覚えることはあってもシンパシーを感じることは一切ありません。心の中で「まずはあなたがお金持ちになったらどうですか?」とみんな心配しています。

まずは自分の問題を解決する。そしてその解決策をストーリーにして共有する。これがアフィリエイトの王道です。

手法#3.期間限定オファーを出す

締め切りほど、人を動かすものはありません。期間限定オファーを設定すれば、プロモーションの効果を高くできるでしょう。ただ、期間限定オファーといっても、あなたはアフィリエイト商品のオファー期間を決めることはできません。そういったことを決めることができるのは、全てプロダクトオーナーです。

しかし、僕らがアフィリエイト商品に対して、期間限定オファーのようなものを設定することは可能です。具体的には、見込み客に対して特定のボーナスを提供します。例えば「今日から5日以内にこの商品に登録してもらえれば、私から無料でダウンロード・コンテンツをプレゼントします。それだけでなく、私のチーム・メンバーとの無料コーチングセッションもお付けします」といったオファーです。こういった期間限定のボーナスは、かなりうまく機能します。この方法なら、プロダクトオーナー自身が商品のオファー期限を設定していなくても、設定することができますね。

もう一歩踏み込んだ手法もあります。ずばり、プロダクトオーナーに期間限定のオファーを交渉するということです。そのアフィリエイト商品を宣伝するために、一種の期間限定セールを行うことは、販売促進の強化につなげられるでしょう。

もう1つは、年中行事に乗っかるというものです。年中行事のタイミングでプロダクトオーナーはプロモーションを仕掛けます。ハロウィーンセール、ブラックフライデー、クリスマス、年末年始、バレンタインなどなど、必ず毎年やってくるイベントに乗っかることでプロモーションの計画を立てやすくなります。

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例えばTeachableであれば、事前にプロモーションをする日程を教えてくれます。近々、年に1回の What you know サミットをするから、お手伝いお願いします。その期間だけアフィリエイト報酬を50%に増やしますね・・・といった一斉通知がメールで飛んできます。

手法#4.サポートやコーチングのおまけを付ける

あなたから購入したアフィリエイト商品が、あなたの商品ではないとしても、彼らが本当に望んでいるのはあなたからの説明、ガイダンスだと心得ましょう。なぜなら、あなたはその商品と彼らとの架け橋だからです。もしマンツーマンのコーチングをする余裕がなかったとしても、そのアフィリエイト商品の購入者限定で参加できるコミュニティを作り、サインアップ時にそれをボーナスとして提供することはできるでしょう。

手法#5.DOINGを参照に実践する

効率的なアフィリエイトのガイドラインにDOINGと呼ばれる方法があります。DOINGとは「Demo, Offer, Interview, Never, Get」の5つ単語の頭字語を取ったものです。DEMO・商品のデモンストレーションを行う、OFFER・商品に関して質具応答をオファーする、INTERIEW・アフィリエイト商品の製作者にインタビューする、NEVER・絶対に同じ問題の解決策として複数のアフィリエイト商品を紹介しない、GET・人前で商品を購入する。

以上が、アフィリエイトプロモーションの5原則であるDOINGです。もっと詳しい内容を知りたい場合は、1つ前のレクチャーをチェックしてください。

まとめ:アフィリエイト商品を宣伝する上で大切なこと

パッシブ・プロモーションやJVローンチ・プロモーションの手法を全てクリアできれば、アフィリエイト販売の成功確率は格段に上がります。この動画を見たあなたならば、アフィリエイト・プロモーションをプラットフォーム戦略に組み込むことができるでしょう。アフィリエイト商品のプロモーションを開始したら、ぜひご感想をお聞かせください。動画に関連する質問も受け付けています。

最後にこれだけは覚えておいてください。アフィリエイト・プロモーションは見込み客のために行うものです。目先の収益ばかりを追うのではなく、プロモーション活動は、あなたの見込み客がどのように反応したかに基づいて、ニーズをよりよく知る機会であると捉えましょう。ここで得られた経験は、あなた独自の商品を開発し、ローンチする際に非常に役立つものとなるでしょう。それでは幸運を祈ります。必要に応じてレクチャーを見直すこともお忘れなく。

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