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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

年収1000万円以上のネットビジネス経営者を対象にデジタルコンテンツの販売方法とマーケティングオートメーションの導入方法に関する情報を発信するブログ。

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石崎力也(編集者)

発信コンテンツのネタ教えます!「見込み客の成功を妨げている原因を特定する」

Last updated on 2024年6月6日 By 石崎力也(編集者)

あなたは個人事業主として、オンラインでの集客に苦労しているかもしれません。どのようにして見込み客の関心を引き、ビジネスに繋げるか?その方法に頭を悩ませていることでしょう。ここではそんなあなたの悩みを解決するコンテンツの作り方をご紹介します。

デジタル時代においてはネット上にたくさんのコンテンツが行き交っています。その中で、人々の心を掴むコンテンツを作ることは一筋縄ではいきません。でも実はその成功の鍵は見込み客との深い信頼関係の構築にあります。僕は10年以上に渡って個人でコンテンツビジネスで収益を上げ、家族を養ってきました。僕の豊富な経験から、見込み客の心に響くコンテンツの作り方について解説します。

人間の持つ普遍的な悩みに焦点を当てる

ここで紹介するコンテンツのテーマは、多くの人に共通する悩みを扱うものです。普遍的な悩みを取り上げ、それらにどう対処したら良いのかを語ってあげるのです。その中でも特に何かをやりたいと思っているものの、様々な障壁があって出来ていないことを扱ってあげます。例えば「なぜあなたの資格試験のための勉強は進まないのか?」といったものです。

Identify cause

見込み客の成功や行動を妨げている原因を特定してあげる。そしてその原因に対して、解説をしてあげたり改善案を提示してあげるのです。見込み客の多くは、何かをやりたいと思っていても様々な理由で出来ていないことが多いです。そして、その理由を自分自身では理解していないケースが多く見られます。

僕のお客さんを見ていても、例えばなかなかセールスレターを完成できない人がいます。そういう人は単に取り組む時間が足りない場合もあります。または「セールスレターを書いて売れなかったらどうしよう」と実は恐怖を感じている場合もあります。前者の時間のような分かりやすいものの場合は、気づいている人も多いかもしれません。ですが後者のような人の内面に存在する感情などは、はっきりと気づけていない場合が多いのです。

だからこそ、成功を妨げている原因を特定してあげるのです。ちょうど占い師が相手の深層心理を言い当てるように。そしてその原因に対して、対処方法や提案をしてあげます。それによって見込み客の心が動けば、彼らも行動を起こしやすくなります。

このパターンのコンテンツは作りやすい

このテーマのコンテンツは作りやすいという特徴があります。なぜなら、多くの人に共通する悩みには一定のパターンがあるからです。つまり悩みのテンプレートのようなものです。このテンプレがあるからこそ、楽にコンテンツを作ることができるのです。悩みのテンプレートには具体的に次のようなものがあります。

  • 怖い
  • 時間がない
  • 自分に自信がない
  • まだ何かが足りなくて出来ない
  • お金がない、掛かるお金が高い
  • 以前に試したけどうまくいかなかった
  • 失敗して時間とお金を失いたくない

これらの悩みを取り上げそれに対するあなたの独自の見解や解決策を伝えてください。それによって見込み客に価値を提供できます。この種のコンテンツの作り方は比較的簡単かつ効果的です。そのため僕もウェビナーなどでよく使っているテーマです。このテーマのすごいところは、特定の業界やジャンルに依存しない点です。時間がないとかお金がないというのは、人間が何をする時にでも感じるであろう普遍的な悩みだからです。

Multipurpose

だからオンラインコースでも、サーフィンでも、筋トレでも、総合格闘技でも使えます。万能なコンテンツテーマなんです。そしてそれに対する内容も、だいたい同じようなものを使い回せます。例えば僕は「時間がない」という悩みについていつも同じような話をします。勝間和代さんが「お金は銀行に預けるな」という本で言っていたことを使います。

それは次のようなものです。「金融について学ぶ時間がないのは、あなたに金融リテラシーが無いからですよ。それが無いから忙しく働かないといけない。だからまず金融について学んでください」基本のロジックはこのような形にして、あとはそれを自分なりに伝えます。このように一度答え方のパターンを作ってしまうと、別のジャンルの話をするときにも同じパターンを使うことができます。とてもコンテンツとして作りやすい形式をしているのです。

人々の持っている懸念を利用する

先ほど多くの人が持っている悩みのテンプレートをお伝えしました。確かにあれだけでもコンテンツを作ることができます。ですが見込み客の悩みの種類を増やすと、様々なバリエーションでコンテンツを作ることができるようになります。どうやって見込み客の悩みの種類を増やすのでしょうか?

それには見込み客の実際の声を利用してください。ネット上でコンテンツマーケティングや発信活動をしていると、日々様々な反応が返ってくると思います。動画にコメントが付いたり、メルマガに返信が来たりしているかもしれません。またはライブ配信をやったときにコメントをもらうこともあるかもしれません。そういった見込み客のリアルな声の中からヒントを掴むのです。

Real voice

つまり見込み客からのメールやコメントが、彼らの持つ懸念や疑問を理解するための情報源となるのです。またこれらの声はリアルなものなのでより真実味があります。これらの声に対して、まるで反論処理をするように回答を作ります。そうすることで、より説得力のあるメッセージを作ることができます。

このように見込み客とのインタラクティブな会話があると、リアルで良いコンテンツが作りやすいのです。実際の見込み客の悩みや疑問に触れることで、より深いレベルで彼らのことを理解できるようになります。もしまだ見込み客の声を取ることができないとしても大丈夫。その場合は先ほど紹介した悩みのテンプレートを使ってください。

見込み客と精神的に深くつながる

さて最後に大事なことをお伝えしておきましょう。この見込み客の普遍的な悩みに焦点を当てるコンテンツはどんな役割を果たしているのでしょうか?このコンテンツは主に2つの役割を果たしています。1つは見込み客の抱える問題に対して、解決策を示す役割です。成功に向けて行動できない要因を特定し、その解決を後押ししてあげます。

Deep connection

もう1つは見込み客と感情的な面で深くつながるという役割です。人間には自分の考えていることを当てられると、その人への信頼が高まるという性質があります。これはコールドリーディングに似ています。コールドリーディングというのは、相手に対する事前情報なしで相手のことを言い当てるというものです。相手のことを言い当てると「この人は自分のことを理解してくれている」と感じて、言い当ててきた相手を信頼しやすくなります。

ここで紹介したコンテンツでは、多くの人に当てはまる普遍的な疑問や悩みを扱っていましたよね。普遍的なものなので、多くの人の心に刺さるというのも事実です。多くの人が時間がない、自信がない、漠然と怖いと思っているはずです。だからこそ、見込み客は「あ、これ私のことだ」とまるで自分に向けて書かれたかのように捉えてくれるのです。そうすると、まるで占いが当たったかのように発信者であるあなたに信頼を寄せてくれるようになるのです。

また「かつて自分も同じだった」とあなた自身の体験談をコンテンツに盛り込むこともオススメです。これによっても、見込み客と感情的につながることができます。扱っているものが普遍的な悩みなので、発信者であるあなたにもかつて同じような悩みを抱えた経験があるはずです。そのことをコンテンツの中に折り込みます。

見込み客から見れば「あ、この人だって自分と同じようなことを考えてたんだ」とあなたに共感をしてくれるはずです。しかもそれはあなたが実際に経験した感情なので、詳しく語ることもできるのです。例えば「時間がない」という話に対して、どこにどのくらい時間を使っていたのかを詳しく語ることもできます。リアリティのある内容になるほど、見込み客とのエンゲージメントも高まります。このように、見込み客の成功や行動を妨げている原因を扱うコンテンツには、見込み客との間に強い感情的なつながりを作ることが可能です。

まとめ:見込み客の悩みに解決策を提示して信頼を勝ち取る

ここまで見込み客の成功や行動を妨げている原因を特定するコンテンツのテーマについて解説してきました。最後に要点を5つにまとめました。

  • 見込み客の成功や行動を妨げている原因を特定するコンテンツは、発信のテーマの1つとなる。
  • この種のコンテンツでは、見込み客の普遍的な悩みや疑問を取り上げ、それに対する解決策を提示する。
  • 見込み客に共通する普遍的な事柄を扱うコンテンツなので、パターン化されていて作りやすい。
  • 決まったパターンの他にも、見込み客からのリアルな声を反映させるとコンテンツの質が上がる。
  • コンテンツの中で同じようなあなたの過去の経験を伝えると、見込み客の共感や信頼を集めやすい。

ブログコンテンツのネタを紹介:今から半年後の見込み客の姿をイメージさせる

Last updated on 2024年6月6日 By 石崎力也(編集者)

あなたはコンテンツマーケティングを駆使して、自社のオンラインコースやコンサルティングを売りたいと目指す経営者かもしれません。でもどのようにして見込み客の関心を引き、自社の商品に興味を持ってもらえば良いのか?頭を悩ませていることでしょう。ここではそんなあなたのために、ストーリーを使ってあなたの商品の魅力を効果的に伝える方法をご紹介します。

コンテンツマーケティングではただ情報を提供するだけではなく、見込み客の心に火をつけるストーリーを伝えることが重要です。そこで人間が持つイメージの力を使いましょう。イメージする力を巧みに利用することで、あなたの商品の魅力を効果的に伝えることができます。またあなたの商品に対する興味を一気に高めることができます。このようにコンテンツマーケティングを行う上で、いくつかの型となるテーマを持っておくとネタに困らなくなってきます。ここで紹介するテーマを理解し、あなたのコンテンツレパートリーの1つとして加えてください。

見込み客に理想の未来像をイメージさせる

あなたの提供している商品やサービスではどんなベネフィットでお客さんを訴求していますか?その商品を通して、どんなことができるようになるかということはセールスページの中で伝えているのではないでしょうか。その内容を少し拡大して、1つのコンテンツにしてしまいましょう。具体的には半年後の見込み客の姿をイメージさせるコンテンツを作ってください。

Paint the picture

英語ではこの種のコンテンツをPaint the pictureと呼びます。ここでいうpictureは写真ではなく絵画のことです。なのでそのまま日本語にすると「絵を描く」という意味になります。まるで眼の前で絵を描いて「ほら、半年後のあなたはこんな姿になっていますよ」と見せてあげるようなイメージです。

ここでのポイントは、半年後に見込み客がどんな生活を送っているのかを描くようにする点です。見込み客が商品を通して得られるノウハウやスキルだけに終始せず、それらが得られた先の生活を描写するのです。突き詰めて考えてみると、お客さんは商品が欲しいのではありません。商品から得られるノウハウやスキルに期待しています。さらに言えばそれらを得た結果、人生がどんな風に変わるのか?に期待をしているのです。

見込み客は商品で得られる直接的な知識やノウハウがほしいのではなく、問題が解決したあとの人生が欲しいと考えています。そこでこの種のコンテンツでは、問題が解決したあとの人生について詳しく説明するのです。例えば正しい筋トレの方法を学んだ結果、体がカッコよくなって彼女が出来るかもしれません。または時間管理の方法を身につけたことで、仕事とプライベートのバランスが改善し、趣味のトライアスロンが思う存分できるようになるかもしれません。

このように結果的にどんな人生を送れるようになっているのか?ということも含めて見込み客が理想とするような未来像を描いてください。先ほど半年後と伝えましたが、半年に限らず3か月後、12ヶ月後、数年後をイメージさせるものでも良いです。大事なのは今より先の未来の見込み客自身の姿をイメージさせることにあります。

この理想の未来像を描くことで、あなたの商品やサービスがどのような未来をもたらすのかを伝えることができます。見込み客はまず理想像に共感し期待感を高めてくれます。そうなると自然とその実現方法に興味を持つようになります。その理想像を手に入れるためには何をしたら良いんだろうと考えるのです。そのためあなたの商品への興味も高まる。これを期待したコンテンツだと言えます。

たとえあなたのサービスやコンサルが6ヶ月限定のものだったとしても、その効果は何年も続くことをほのめかしてください。あなたがオススメすることを始めた瞬間から、人生がガラッと変わってしまう。そしてその効果は、半年後だけでなくそれ以降もずっと続いていくとして描くとストーリーは魅力的になります。

理想の未来像はなるべく緻密に描写する

ここで理想の未来像を伝える上で大事なことをお伝えします。それが未来像のディテールです。つまり理想の未来像をどれだけ、細かく緻密に描くかということです。これは小説をイメージしてもらうと良いかもしれません。僕はよくAudibleで小説を読みます。村上春樹さんが好きなのですが、その時に流行っている小説や人気のものも色々と聞きます。小説がすごいのはストーリーの中にリアリティを持たせていることです。

Desribe detail

例えば、朝起きてコーヒーを飲むという話だったとしてもそれを1つ1つ詳細に描きます。朝起きるとどんな天気なのか。朝の部屋の中はどのくらい静かなのか。コーヒーの袋を開けるとどんな香りがするのか。お湯を沸かしている間どんなことを考えているのか。ストーリーとは直接関係は無いけれど、そういう1つ1つの描写が緻密です。その緻密な描写が小説にリアリティを与えています。

その証拠に要約を読むのと、実際の小説本編を読むのではリアリティがまったく違うと思いませんか?単にストーリーだけを書いてしまうと、ほとんど人の共感を得られない無味乾燥な文章になってしまいます。だからこそあなたの書く理想の未来像も、まるで小説のようにディテールを入れて肉付けをしてあげてください。

僕はよくウェビナーなんかでこの方法を使います。ウェビナーの中で理想の未来像として、ディテールを描くのです。例えばオンラインコースを作る方法を解説した商品のウェビナーでもそのようなフレーズを用意しました。オンラインコースビジネスを成功させて海外移住を果たし、家族みんなで幸せに暮らしているという未来像です。それはちょうど次のような感じでした。

子供を学校に送り出したあと、午前8時、寒空の下、十分にストレッチをした後、奥さんと一緒にジョギングするんです。うちの奥さんは走りながら泣いていました。小さな水路をまたぐ橋の上で止まり、なんで泣いているの?って聞いたら、Life is beautiful って。こんなに人生が素敵なものだと思っていなかったって。確かそんなタイトルの映画ありましたよねって息を凍らせながら返答します。水面を反射する朝日がとても綺麗です。ジョギングしながら、AirPodsでSnow PatrolのChasing Car を聞いています。ボーカルのギャリーは Let’s waste timeと歌うんです。僕たちはそろそろ時間を無駄にすることを覚えた方がいい。近道をやめて遠回りしよう。出来るだけゆっくり移動しよう。今この瞬間を楽しもう。口にすると安っぽく感じられるかもしれないけど、今この瞬間を楽しめる人生って本当に素晴らしいと思うんです。

どうでしょうか?このようにディテールを書き込むと、ただ単にオンラインコースビジネスで成功したと書くよりも心が動くのが分かると思います。もちろんどこまで緻密に描くかはあなたの自由です。人によってどこまで書けるかというのも違うでしょう。少なくとも他人が見たときに、相手の気持ちが動くようなレベルの文章をイメージしてください。

固有名詞がリアリティを加速させる

先ほどの僕のウェビナーのような文章を書くときに注意していることをお伝えします。それは固有名詞を登場させるということです。固有名詞を登場させるというのは、例えば音楽を聞くと書く代わりに「AirPodsでSnow PatrolのChasing Carを聞く」のように書くことです。

Reality with proper nouns

固有名詞を書くと、それに反応してくれる見込み客の範囲を限定してしまうのではないかと心配になるかもしれません。でも心配しなくて大丈夫です。例えばコーヒーの代わりに、僕の大好きな「ライオンコーヒーのバニラフレーバー」と書いたとします。こう書くと、特定のコーヒーが好きでない人は反応しないか?というとそうではありません。

僕は作家の村上春樹さんが好きなのですが、彼の小説の中にもジャズのアーティストやレコードの話が頻繁に登場します。これも固有名詞です。正直言って、僕はジャズに詳しくないのでほとんどそれらの名前がわかりません。でも、このように固有名詞が登場することで小説がまるで現実のことのように思えてきます。だからこそ、ストーリーを語る上でところどころに固有名詞を登場させてください。

数値や物理的な成功だけでなく感情にも焦点を当てる

理想の未来像を上手に伝えるためのコツをもう1つ紹介します。それは見込み客の感情にも焦点を当てることです。先ほども「見込み客は商品から得られるノウハウの先の人生を欲しがっている」とお伝えしました。最終的には問題が解決したあとに嬉しくなったり、幸せを感じたいのです。そのため、理想の未来像を描写するときには見込み客が最終的に感じるであろう感情も表現するようにしてください。

Describe feelings

例えばガーデニングの方法を学んで、荒れ果てていた庭を美しく整備し直せたとします。そうすると半年後の見込み客は安心感とか、充実感を感じることができていると伝えるのです。またはサーフィンのトリックがうまく決まるようになった結果、周りの仲間から「リッキー、お前は最高だよ」と言われ自尊心が満たされるかもしれません。

このように単なる物理的な成功や直接的な結果のみでなく、見込み客がそこから得られるであろう感情にもフォーカスをしてください。そうすることで、コンテンツの中で見込み客の共感をさらに集めることが可能になります。先ほど紹介した緻密な描写と組み合わせて、どんな感情なのかを上手に表現してあげてください。

イメージができたら今日からスタートするように促す

コンテンツの締めくくりとして、最後に1つやってほしいことがあります。それは理想の未来像をイメージできたら、今日から実際に動き出すように促すことです。ここまでの段階で見込み客は、自分の理想の未来像についてかなり明確なイメージを持てているはずです。見込み客は理想の未来像に対してとてもワクワクしている状態です。その状態を活かして、あなたの商品やサービスに関する興味を高めましょう。

スムーズに伝えるには、理想像は今日行動を起こすことで手に入るものであることを強調すると良いでしょう。「理想の未来像がイメージできましたか?ここでイメージした未来像は、今日行動を起こすことで現実のものにすることができるんです」という具合です。

逆に言えば、行動を起こさなければそれらすべては手に入らないということです。今行動しないとこれらの理想像はいつまでも手に入らないと伝えるのも有効です。人間は何かを得られることよりも、失われることを強く嫌うという性質があります。これは行動心理学の世界でも認められているバイアスだそうです。今日行動するメリット、今日行動しないデメリットの2つのパターンが存在します。どちらでも良いので、あなたに合う方法で見込み客に行動を促してください。

理想の未来像をイメージしてもらったところで、今日すぐに一歩目の行動を取ることを推奨する。そうすることで、見込み客は具体的なやり方や進め方に興味を持つはずです。あなたはそのための商品やサービスを扱っているわけですから、あなたの商品への興味が自然と高まるはずです。

まとめ:理想の未来像をイメージさせて商品への興味を引き付ける

ここまで、見込み客に理想の未来像を提示するコンテンツについて解説してきました。最後に要点を5つにまとめました。

  • 見込み客に理想の未来像をイメージさせるコンテンツを通して、あなたの扱う商品への興味を高めることができる。
  • 理想の未来像を伝える場合、小説のようにディテールを緻密にすることでリアリティを感じてもらうことができる。
  • ディテールを緻密に描く際には、固有名詞を含めるとリアリティが高まる。
  • 物理的な成果や成功だけでなく、結果的に得られるであろう感情に焦点を当てると共感を得やすい。
  • コンテンツの締めくくりとして、理想像を実現するために今日からスタートすることを促す。

トルコに一人旅|5-Bullet Friday – 2024年01月19日

Last updated on 2024年1月20日 By 石崎力也(編集者)

​どうもこんにちは、石崎力也です。

オランダで生活する石崎の近況を毎週、5つの項目に分けて紹介する5-Bullet Fridayです。毎週お送りしていきます。

先日トルコに行ってきました。大きなお家に泊まりましたが、一人でいると寂しさが襲ってきます。オランダでは寂しいという感情が1秒たりとも浮かんでこず、むしろ忙しすぎて寂しいという感情の受容体が僕の中にあるか疑うほどですが、はい存在します。寂しいです。

二月は2回イタリアに行く予定です。一回は家族とミラン。こっちは確定。もう一回はナポリを想定していますが直前で変わる可能性あり、

気になること:人がいない。

ロッテルダム空港、人がいない。バスから降りたのも僕1人だけ。セキュリティ五人に対しパッセンジャー僕だけ。関空の50倍人おらんぞ

感動したこと:カッパドキアの気球

カッパドキアの気球、すごいよかったです。オフシーズンだったので1人60ユーロで乗れました。

とりあえず広告動画のネタになればいいと考えていましたが、カッパドキアの気球を経験した人生としなかった人生では何かが大きく異なるくらいインパクトのあるイベントでした。

  1. まず気球一つ飛ばすのに大勢の人が関わっている
  2. 朝6時気球を巨大扇風機で膨らますところから体験は始まっている
  3. 思っていたより遥かに安全(に感じた)。結構小回り効きます
  4. 日の出に合わせてたくさんの気球が一斉に飛び立つ風景は圧巻
  5. 気球に乗ることが目的ではなく気球に乗って不思議な地形を楽しむのがメイン

とりあえず、想像を超える経験ができました。watchtower of Turkey で見たあの場所にとうとう自分も!

食べたもの:ターキッシュブレックファスト

ターキッシュブレックファストはとにかくたくさんの料理を机に並べます。これ楽しみにしてました。で、バルコニーから見えるモスクを眺めながらエフェスビールを飲みます。

買ったもの:熟しすぎた柿

こっちでは熟しすぎた柿を食べるようです。一個食べたら超甘くて追加で2個買いました。もうね、オランダからでると生の食材が全部美味しくて野菜とかも調理せずにそのままボリボリと食べて大地の味を楽しみます。

朝はよく晴れていてベッドからカッパドキアのバルーンが見えました。

飲んだもの:トルココーヒー

朝6時。街中に響き渡るお祈りで目を覚まし、窓から見えるカッパドキアの気球を眺めながら熱いシャワー浴びます。とりあえずトルココーヒー作るところからヨーロッパの1日は始まります。

情報発信ネタのテンプレート:よくある間違いを指摘する

Last updated on 2024年5月29日 By 石崎力也(編集者)

あなたはネットビジネスを経営しており、効果的な集客コンテンツのテーマに頭を悩ませているかもしれません。集客コンテンツのテーマに困ったら、見込み客の間違いを指摘するコンテンツを作ってみましょう。このテーマは見込み客の興味を引き、あなたの専門家としての立場を強固にできるテーマです。

発信したいけど発信のネタが思いつかないというのは、多くのマーケターに共通する悩みです。コンテンツマーケティングにおいて、集客のネタが思いつかないというのはとても苦しいことです。だからこそ、色々な集客ネタのパターンを仕入れておいて欲しいのです。間違いを指摘するコンテンツを使えば、見込み客の強い興味を引き出すことが可能です。

間違いを指摘するのは人気の集客コンテンツ

「履歴書で避けるべき7つの間違い」みたいなコンテンツ、ネット上で見たことありませんか?これこそがここで僕が紹介したいコンテンツの型になります。多くの人がやっている一般的な間違いを「Xに関してやっているY個の間違い」という形のコンテンツにするのです。

Common mistakes

あなたも同じようなコンテンツを見たことがあるように、この間違いを指摘するものはとても人気のコンテンツテーマです。「こんな間違いしてませんか?」と教えてくれる記事があったらついついクリックしてしまうものです。ではこの種のコンテンツテーマがなぜ人気なのか?一緒に考えてみましょう。

その理由は2つほどあります。まず第一にそれが相手にショックを与えるからです。人は予想外の情報に遭遇すると強く印象に残ります。間違いを指摘されると「えっ、本当に?」という反応を見せます。また記事のタイトルを見ただけで「自分が間違っていたらどうしよう?」と好奇心が刺激されます。

2つ目の理由はそれが見込み客の向上心を刺激するからです。人間はもともと学習や成長への自然な欲求を持っています。つまり、心の底では今よりも良くなりたいと願っているのです。そして「間違っていませんか?」というコンテンツに触れることで、自分自身の方法に疑問を持ち、改善の方法を探したいと考えるようになります。もし自分が間違ったままでは居心地が悪いと感じるため、強い感情が想起されます。そのため多くの場所で見かける人気のコンテンツとなっています。

間違った方法だけでなく、間違った取り組み順序もカバーする

見込み客の間違いを指摘するコンテンツは、方法が間違っていますよと教えるだけではありません。実は間違った順序についてもカバーします。例えばダイエットをする際、多くの人は食事制限から始めます。ですがそれでは順序が逆だと指摘することもできます。本来はまずバランスの良い食事を理解し、その後徐々に食事量を調整することが重要だという具合です。

Mistake order

また貯金を始める時も節約の順序について語ることができます。その場合はいきなり大幅な節約を試みるより、最初に日々の小さな無駄遣いを見直すことをすすめたりします。「大胆な節約は挫折しやすく、結局は長続きしません」と理由付けをしても良いでしょう。小さな支出からコントロールを始めることで、より効果的に貯金習慣を身に付けることができると説明することもできます。

最終的な解決策をセットで提示する

間違いを指摘することは重要ですが、それだけでは読者の問題を解決しません。だからこそ間違いを指摘した後に解決策を提示することが大切です。これにより、コンテンツは読者にとって実用的なものとなります。例えば僕はオランダに住んでいて、よくジムに行きます。でも今までずっと独学でやってきたので、たまにフォームが間違っていることがあります。

そうすると、いつもジムにいる親切なおじちゃんが僕のフォームの間違いを指摘したりしてくれるんです。もちろん彼はトレーナーではなくてお客さんですが、そういう親切な人もいます。その後にフォームを正すためのコツを教えてくれます。これが解決策です。もしこの解決策がなかったら、ちょっと不親切になります。このように間違いを指摘するだけでなく、その上で解決策を提示してください。それによりコンテンツはさらに有益なものになります。

Solution

また見込み客に解決策を示すことであなたの専門性を示すこともできます。自分の間違いに気づいた読者は、どうすればいいのか具体的なアドバイスを求めています。そこで具体的な改善のアドバイスを示すことで「この人詳しいな」「この人すごい知識を持っているな」と信頼してもらうことができるのです。

このように信頼関係を作ることができれば、あなたのことを専門家と認識してくれます。そして見込み客は再びあなたの元に来て、さらなるコンテンツやノウハウを求めてくるようになります。間違いだけでなく専門的な立場から解決策を提示することは、見込み客とのエンゲージメントを高める秘訣なのです。

コンテンツの実例を紹介します

さて、では同じテーマで実際にどんなコンテンツが作られているのかをいくつか紹介しましょう。オンライン上に実在するコンテンツをいくつか、集めてきました。コンテンツのタイトルを次にまとめます。

  • 「子どもを不幸にする親」の“2つの間違い”とは?(ダイヤモンド・オンライン)
  • 新NISA「どうせなら…」と焦る人がハマる落とし穴(ダイヤモンド・オンライン)
  • 地方の衰退を招く「3つの重大な間違い」とは(東洋経済)
  • 「数字」に弱い会社が陥りがちな3つの間違い(東洋経済)
  • 実はカラダに良くない! 筋トレの4つの間違い(Tarzan Web)
  • 面接までこぎ着けない? 職務経歴書の5つの間違い(Forbes Japan)
  • イケアで買い物するときに陥りがちな3つの間違い(Business Insider Japan)
  • アプリの公開前にしてしまいがちな6つの間違いとは(UX MILK)

どうでしょうか?このテーマは東洋経済などの経済やビジネス系のメディアでも頻繁に使われています。またフィットネス、投資、生活などの分野でも広く使われています。また僕、石崎力也もこのテーマでウェビナーやコンテンツを作ります。僕のコンテンツも例として挙げておきます。

  • 【Kindle出版のやり方】電子書籍で稼ぐために6つの間違いを避けてください
  • 【絶対やってる!】ローンチの5つの間違いとは

どうでしょうか?やはりタイトルを見ただけでも、ついクリックして中身を思ってしまいませんか?このように間違いを教えるコンテンツは人の心を掴む魅力を持っています。ぜひあなたもこのテーマでコンテンツを作ってみてください。

まとめ:間違いの指摘と解決策の提示をセットで行う

ここまで、多くの人がやりがちな間違いを指摘するコンテンツについて解説してきました。最後に要点を5つにまとめました。

  • 間違いを指摘するものは人気のコンテンツテーマである。
  • 人気の理由は、見込み客にショックを与え好奇心と向上心を刺激するためである。
  • 間違いの指摘内容として、間違った方法論の他に間違った順序で物事を行っていることも含めることができる。
  • 間違いだけでなく解決策もセットで提示すると、コンテンツの価値はさらに大きくなる。
  • このコンテンツテーマはあなたの専門的知識を披露し、見込み客とのエンゲージメントを高めるのにも最適である。

【集客ネタのテンプレ配ります】ユーザーの成功事例をテーマにコンテンツマーケティングを行う方法

Last updated on 2024年5月29日 By 石崎力也(編集者)

あなたはオンラインで情報発信をしている専門家、もしくは個人事業主で、次の集客コンテンツのネタに頭を悩ませているかもしれません。どのようなテーマで発信すれば見込み客の興味を引き、関係を築くことができるのか?ここではケーススタディやユーザー事例を使って集客コンテンツを作る方法をお伝えします。

コンテンツマーケティングでは、質と量のバランスが重要です。市場にいる見込み客が喜ぶ質の高いコンテンツを、継続的に出し続けることが重要です。そこで様々なテーマの型を知っておくことでネタ切れに悩むことも少なくなります。ここでは実際のユーザー事例を用いて、見込み客の心をつかむコンテンツ制作の秘訣を解説します。これによりあなたのコンテンツマーケティングを一段高いものに持っていくことが可能になるはずです。

ケーススタディは人気の高いコンテンツ

ケーススタディとは、企業や個人の成功や失敗の事例を詳細に分析するものです。実際に成功した事例を段階的に紹介することにより、見込み客や読者は、そのプロセスや成果を身近に感じることができます。これは彼らのモチベーションの向上に直結し、あなたの商品やサービスへの興味関心を集めやすくなります。またこれを紹介することであなたの商品やサービスが現実世界で本当に効果があると示すこともできます。

特に異なる背景を持つ人々の成功例を取り上げることで、幅広い読者に共感を呼び起こすことが可能です。例えば個人であれば、家庭と仕事を両立させながら成果を上げた人のストーリーがあり得るでしょう。こういうストーリーは同じ立場にある人々にとってすごく刺激になります。また特定の障害や困難を乗り越えた事例は、同じ問題に直面している人々にとって問題解決の道筋を示してくれます。

Case study reality

ケーススタディが良いのはリアリティがある点です。多くのコンテンツでは理論が先行します。例えば「エバーグリーンローンチ」というキーワードで検索しても、多くの記事がエバーグリーンローンチをやったことのない人によって書かれています。そのため「理論的には正しいけど実際どうやるの?」というコンテンツが多いんです。僕が読者なら本当にできるか分からないので、ちょっと信頼性の低いコンテンツとして見てしまいます。

ですがケーススタディの場合は実際に成功に導いた例からたくさんの示唆を紹介します。その過程で遭遇した障害や、それを克服するために取った具体的な行動、使用したリソースなどを詳細に描くことで、よりリアリティが増します。読者は紹介された事例と自分のことを重ねることができます。「この人たちができたのであれば自分にもできそう」というように、強い共感を引き出すこともできます。

コンテンツの作り手にとって、これは自社の商品やサービスを効果的に宣伝する絶好の機会です。一方の受け手にとっては、自分が直面している問題を解決するための具体的な手段や道筋を詳細に理解することができます。そのため、この種のコンテンツは、作り手と受け手の双方から高い人気を集めているコンテンツテーマなのです。

ケーススタディを使っているサイトを4つ紹介します

ではここで、このケーススタディを有効に活用しているサイトをいくつか紹介しましょう。たくさんのサイトがこのテーマでコンテンツを作っていますが、特にSaas系の企業がこぞって使っている傾向があります。企業の例だけではイメージが湧きにくい場合もあると思います。そのためもう少し小規模なチームの例もご紹介します。

事例1:TeachableのCreator Stories

Teachableはオンラインコースのホスティングプラットフォームです。英語圏ではかなりのシェアがあり、一流コンテンツホルダーの多くがこのサービスを使っています。かくいう僕もオンラインコースを作って販売しています。販売したコースの中身はTeachableでお客さんに提供しています。そんなTeachableもたくさんのケーススタディを「Creator Stories」と称したブログ記事で公開しています。

Teachable creator stories

そこでは毎回1人のオンラインコースクリエイターに焦点を当てます。例えばプロの写真家としてオンラインコースを活用しているKayla Locke(ケイラ・ロック)。また水彩画アーティストのBirgit O’Connor(ビルギット・オコナー)がオンラインコースで他人に絵画を教えている事例も紹介されています。これらの事例の中では、オンラインコースを作ることになったきっかけや、乗り越えてきた障害などが書かれています。

参考:https://teachable.com/blog/news/creator-stories

事例2:Amy PorterfieldのStories of Transformation

個人のオンラインビジネスをサポートしているAmy Porterfieldも素晴らしいユーザー事例を記事にしています。Amy Porterfieldは、英語圏のオンラインビジネスにおけるトッププレイヤーです。ここでもAmyの顧客の事例として、オンラインビジネスを軌道に載せた人たちがたくさん紹介されています。

Amyporterfield stories of transformation

例えば55歳で突然解雇されたキャリア女性が、オンラインコースビジネスで復活したストーリーが書かれています。また4児の母親が子供の教育費をなんとかするためにガーデニングのコースで成功するまでのストーリーもあります。Amy自身が女性ということもあり、個人事業主の女性のコンテンツがとても多いです。もし気になれば見てみてください。

参考:https://www.amyporterfield.com/reviews/

事例3:Kintoneの導入事例

3つ目の事例は国内のものです。国内でもAdobeやZendesk、HubSpot、Shopifyなど大企業でもこのケーススタディの記事を出しています。ここで紹介するのはサイボウズが運営するグループウェアのKintone(キントーン)です。Kintoneは企業などのチームの生産性を高めるツールです。プロジェクトやタスク管理からCRM機能などもあります。

Kintone customer story

Kintoneのブログでも顧客の導入事例が紹介されています。例えばKintoneで納期の予測が正確になった創業100年の染物店の話。またアナログな紙での書類管理をデジタルに移行させ業務改善に至ったフィットネスジムの運営会社など。たくさんのチームのケーススタディを豊富に用意しています。

参考:https://kintone-sol.cybozu.co.jp/cases/

事例4:石崎力也

最後は僕の例も紹介させてください。僕はオンラインコースの制作販売やコンサルティングを仕事にしています。僕の商品やサービスを使って結果を出してくださったお客さんの事例をコンテンツにしています。

Nakanosan plc

例えば、出版社を通さずに個人で電子書籍を出版した中野琴子さんのケース。これは中野さんにお願いしてZoomで対談を撮影させて頂きました。そしてその内容をメルマガ登録者限定のコンテンツとしてメールで配信しました。

Sugitasan note

またセールスファネルを導入したことで売上が増加した杉田健吾さんのケース。この場合も杉田さんに対談を依頼し、Zoomで収録をさせて頂きました。その様子をPodcastで配信しました。また音声の書き起こしをまとめてテキスト版を作りました。そしてテキスト版はnoteの記事として公開しました。このように複数のフォーマットで出すことでコンテンツの量を何倍にも増やすことが可能になります。

参考:https://note.com/rikiyaishizaki/n/ndb98152a5f51

ケーススタディ・コンテンツの作り方

さて、ではここでケーススタディ型のコンテンツの作り方を紹介します。このコンテンツでは、まず自社の商品やサービスを実際に使用しているユーザーにヒアリングを行います。このステップは、実際の使用例や顧客の体験を深く理解するために不可欠です。質問は具体的に、顧客のニーズや彼らが遭遇した問題、そして製品やサービスがどのように役立ったかに焦点を当ててください。あらかじめ聞きたいことのリストを用意しておくと抜けの無いヒアリングがしやすいです。

Interview grouping

次にヒアリングで得られた内容をいくつかのグループに分けていきます。例えば「これは課題に取り組む前の彼らの置かれた状況の話だな」とか。「これは途中で遭遇した障壁の話だな」という具合です。ケーススタディのコンテンツでは、事例をなるべく段階的に説明することが重要です。そうすることで、見込み客が実際に同じことをやるときのイメージが鮮明になるからです。そのためヒアリング内容を、いくつかの段階に分けていくことをオススメします。

Case study create tips

最終的には、このケーススタディを通じて見込み客が実行しやすくなるように内容をまとめます。その際にユーザーのたどった道のりを1つずつ段階的に示すことの他にもう1つ意識して欲しいことがあります。それは具体的な固有名詞や数値を使うことです。例えば毎日何時間くらい時間を使っていたのか?最初に持っていた顧客リストは何人か?参考にした本や教材は何か?具体的にどんな道具を使ったのか?というものです。

このような具体的な内容を盛り込むことで、さらにイメージが湧きやすくなります。見込み客は自身の状況に当てはめやすくなるので、このケーススタディのコンテンツの価値が高まります。ケーススタディのコンテンツは記事だけでなく、動画、音声、画像など様々なフォーマットでも使うことができることも忘れないでください。

ケーススタディでは自分のケースを紹介しても良い

ここまでケーススタディ型のコンテンツの作り方を紹介しました。ですが、もしヒアリングを行う相手が見つからない場合はどうしたら良いでしょうか?特にビジネス初期のフェーズではそういったことが十分にありえます。その場合は自分自身の経験や過去のケースを紹介するのも一つの方法です。自分がこれまで直面した問題やその解決策、また得られた成果など、自分のストーリーを語るのも有効な手段です。

自分自身のケーススタディを紹介する際には、さきほど説明したようにその道のりを段階的に示すことが大切です。また具体例を交えながらどのようにして問題に取り組み、何を学んだのかを細かく説明しましょう。自分自身の経験を用いることで、より詳細で具体的な内容を盛り込むことが可能になります。これにより読者はケーススタディから実際に役立つ知識や戦略を学びやすくなるはずです。

この自分自身の事例を紹介するアプローチは、単に情報を伝える以上の価値を持ちます。自分自身のストーリーを共有することで読者とのエンゲージメントを深めることができます。また、自分の体験を率直に話すことで、読者との間に信頼感を築くことができます。あなたが経験した困難や成功は、読者にとってとても参考になります。彼らが同じ問題に直面した際の道しるべになるはずです。このように自身のケーススタディを紹介するコンテンツも、読者との強い絆を作り上げる貴重なコンテンツになり得ます。

まとめ:ケーススタディを通じて成功のイメージを想起させる

ここまで、実際の事例を紹介するケーススタディ型の集客コンテンツについて解説してきました。最後に要点を5つにまとめました。

  • ケーススタディ型のコンテンツとは、企業や個人の成功や失敗の事例を詳細に分析したものである。
  • 実際に他人が経験した例を紹介することで、読者はリアリティを持ってコンテンツに触れることができる。
  • コンテンツの発信側から見れば、自分たちの商品やサービスの効果を実例で示す絶好の機会となる。
  • コンテンツの受け手から見れば、自分が直面している問題への具体的な解決策や道筋を知ることができる。
  • ケーススタディ型のコンテンツを作る際には、物事の流れを1つずつ段階ごとに解説すること、そして具体的な数値や固有名詞を紹介することが重要となる。
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