フレイのnever say neverを聴いている。何度聴いてもいい歌。彼の声は枯れている。いつも、悲しい雰囲気が出ている。
一声目で人を惹きつけるアーティストは彼だけじゃないか。最近アルバムだしてないらしいけど、彼らのコレクションだけで、もう5年は生きていける。それくらい僕を惹きつけてやまないバンドなんだ。
さて。
今日はダイレクトレスポンスマーケティングの「教育」について考えてみたいと思う。
すでに僕のステップメール教材を買った人ならわかると思うけど、ステップメールは作るのに時間がかかるね。
販売者のスピリットを言葉に乗せる作業だから、一筋縄ではいかない難しさがそこにはあるね。
僕の事業においても、その存命を担うほどコアな部分だから、容易にリークしちゃいけない「戦略的」な部分。まさかこのスキルを戦術レベルで捉えている人はいないと思う。
で、あなたに聞くわけ。質問するのね。
「教育ってなんですか」と。
なんて答える?
この質問って案外、答えるのが難しい。まぁ教材の中で明確に提示しているので、覚えていない人は確認してほしい。
もちろん教材の中にある答えはあくまでも教育の持つポテンシャルの一部を言語化しただけで、あの答えが全てを表していると思わないでほしい。
たとえば表層だけを理解している人はこう答える。
「ステップメールを使って、リストに対してメールを送ることでしょ」
ダイレクトレスポンスマーケティングの怖いところは、こんな安直な理解ですら、正解と言ってしまえるところ。つまり安直な考え方を持つ人にすら稼がせてしまう威力がある。彼らが実績を積み、グル化して、信者を作り、ステップメールとはリストに対してメールを送ることです、と教え込む。
愚行とはこのことを言うのです。愚行によって業界は汚れていく。
まあ、いいけどね。汚れても。コントラストで綺麗な人達が際立つだけだから。むしろ歓迎すべきことかもね。
教育とは本当にステップメールを使ってメールを送ること?
絶対ステップメールを使わないといけないの?
ほらね。
本質を捉えていないから、融通が効かなくなる。別にステップメールを使わなくても教育はできるよね。
たとえばネーミング。ネーミングに関して銀座まるかんの斎藤一人さんを語らないわけにはいかないでしょう。
スリムドカン、歩き元気ぎっくり楽々、ホワイトすっぴんパワー美容液。
説明不要。
商品名が、勝手に内容を語っている。お客さんたちは効用を見る前に頭の中で自分たちを教育する。
「スリムドカンってことは、大便がドカンと出て体がスリムになることね」と。
しかも薬事法にひっかからないからね。笑
説明欄で効果を約束すると薬事法にひっかかって問題になるけど、商品名はただの名前だからね。
そんな斎藤一人さんにインタビューが来るわけ。でも斎藤はなかなか見つからない。だって一年のうち200日は放浪しているんだから。
やっと見つけた。安心。これで秘密がわかる。さぁ聞こう。
一人さん!一人さんの仕事ってなんですか?
、、、
、、、
、、、
「商品の名前を考えることだよ」
!!!
やっぱりか。すげぇ。すげぇよ。
ステップメールを作らなても、お客さんが勝手に教育されてしまうんだから。すげぇよ。
ほら、教育ってのはステップメールだけじゃないでしょ。
ちゃんと本質を理解していれば、お客さんを教育するチャンスなんて半無限に存在しているんだから。物事を真に理解するって大事なことよね。聞き流すだけじゃ人生は始まらないよ。マジで。
あなたはお客さんをどうやって教育しているの?
そう、その答えが戦略だ。マーケティングだ。
知的職業に従事するものとして、頭の中で考えたことが原価もかからずして富を生むんだから、やっぱりマーケターという職業はやめられないね。
石崎力也@デルタ機内