(#005の続き)繰り返すけど、なぜ僕がこのブログを書き始めたか、理由を探ってみても、答えは出てこないんだ。だけど中断するにはたくさんの理由を付けられる。
もう分かったと思う。あなたは自分自身で未来を選択しようと思っているかもしれないけど、それは無駄ってことだ。この話を聞いて心が軽くなる人と、ガッカリする人が出てくると思う。或は僕のように最初はガッカリして、後に心が軽くなる人もいるかもしれない。
今回お届けするノウハウはこちら
スタートする自由はない
あなたがどう感じようと、これは学問の成果であり、現在でも最も事実らしい学説だ。僕たちには何かを決める力はない。特に何かをスタートする自由はないと思っていた方が良い。
たとえば、あなたはこの文章を読んでいるけど、まさか自分の意志でこの文章を読もうと決意したわけじゃないよね。そりゃそうだ。僕が仕組んだんだもの。あなたが僕をFacebookやグーグルで見つけて、メルマガ登録に誘導して、この文章を読むように全て設計図を作って、ここまであなたを操作したんだ。
ほら、選択の自由は無いでしょ。全ては僕の設計図通りにあなたは動いたのだから、いまあなたがこの文章を読んでいるという事実と、あなたの意志は全くの別次元に存在していることになる。もちろん読むのを止めるという決断はできるよ、繰り返しになるけど。
僕があなたに「読ませている」
僕もあの手この手を尽くしてこの文章を読ませようと努力している。だからあなたを含め、人は僕なんかの文章を読んでしまうんだ。それがマーケティングの力だ。
いや、怒らないで欲しい。僕があの手この手を尽くして読ませようと努力しているとは言っても、やっているのは僕の体だし、根本を突き止めると実際に僕にやらせている正体は分からない。
僕が選択したことじゃないことは確かだ。僕の内側から「あなたにこの文章を絶対に読ませてやる」という意識が生まれてきたのではなく、外部からの何らかの働きかけがあって勝手に体がそうしているだけだ。
おっと・・・。なんかオカルトっぽくなってきた?・・・そっか。じゃあここら辺で話をやめることにする。
あんまり選択することで悩まない方がいい
とりあえず言っておきたいのは「自分にはやりたいことがない」とか「将来はなりたいものが見つからない」とか「自分にはどんな職業があっているのだろう」と悩むのは無駄だってこと。今日の話を聞いて、少しでもあなたの心が軽くなったら幸いだ。
高校3年生の時にクラスメイトのH君はいつも言っていた(サッカーがむちゃくちゃ上手い、彼)。「成るように成る」って。彼は成るように成って、大学に落ちた。そのまま成るように成って公認会計士になった。
僕も同じく成るように成って、大学に落ちた。そのまま成るように成って今こうやって会社を経営している。なんで経営しているの?って聞かれても「分かりません。そう成っていました」としか答えようがない。
社名:バーニングカー
あ、そうそう。最近、社名をバーニングカーに変えようか迷っているんだ。Burning Car。燃えている車、転じて、火の車。どう?結構良い名前じゃない?・・・ま、会社がどの方向にいこうが、結局成るように成るんだ。
唯一僕がしちゃいけないと思っているのは、会社が大きくなるのを必死で止めること。もちろん会社が大きくならなくて悩むのもアホらしい。会社が小さくなっているなら、「ヤバい」とは表面では思いながら、「ま、そんなもんか」と心では受け止める。(大きくならなくて悩むのも無駄だし、小さくなって悩むのも無駄ってことだ)
本当になるようになっていくんだから。ただ心では素敵な会社になったらいいなって思っているけどね。
文責:石崎力也