経営者のほとんどは、羊だ。その業界でそれまで見てきたのと同じやり方で会社を経営している。それが最適な方法だからではなく、それしか知らないからだ。一つの例として、次の話について考えてみよう。
経営者の多くのはキャリアの大部分を同じ業界の中で過ごし、周辺の業界で渦巻いている効果的で儲かるアイデアに気づかない。羊囲いから自分を連れ出そう。機能していないことを改善し、最適化しよう。新しいことを試そう。長期戦略を立てよう。マーケティングと熱烈な恋に落ちよう。あなたのビジネスには、その価値があるのだから。
今回お届けするノウハウはこちら
自分のプライドが許さないだろ、家族に頼るなんて!
なぜ僕はここまでマーケティングにはまってしまっているのだろう。それはマーケティングが僕の心の支えになっているからだと思う。家族を持った時、絶大な信頼のおけるのがマーケティング。助けてくれるのはマーケティングな気がする。家族や友人に頼るのも一つだけど、僕はそんなの好きじゃない。自分のプライドが許さない。自分の力で生きていけることをしっかりと証明するためにも、力強く自分の知識と意思決定で不況を脱出し、未来を切り開きたい思いが強い。そうマーケティングなんだ。
僕たちは羊。羊が羊囲いの外に出れないのは、羊囲いより外には世界が存在していないと勘違いしているから。僕が見えている世界は、この世のごく一部であり、その外には巨大な世界が存在している。マーケティングは僕を外に出してくれる?ちょっと違うかな。マーケティングを通して僕は外に出て行く。化学反応には直接影響しないけど、反応スピードをあげるための触媒のような存在、それがマーケティング。
僕はマーケティングというメガネをかけて世界を見ていたのかと思っていた。だけど違った。マーケティングは「メガネを外せ」と定期的に教えてくれる言わばコンパスのようなもの。前が見えない時、もしかしたら僕は真っ黒なサングラスをかけているのかもしれない。そう考えられるのもマーケティング。
[amazonjs asin=”4408107832″ locale=”JP” title=”クラッシュ・マーケティング”]→今日で10回以上は読んだことになる。
失敗の正体、デブの正体、人生の正体
自己啓発本や怪しいセミナー講師はこう言う。「失敗はありません」。マーケティングはこう言う。「失敗はある。失敗を早くにしろ。そこからフィールドを得て改善しろ」。・・・現実的で、信頼のおける指南。それがマーケティング。
デブのスピリチュアリストはこう言う。「自分を信じなさい」「それでいいのよ」「その道をまっすぐ進みなさい」。マーケティングはこう言う。「自分を信じるな。そのままじゃダメだ。外の世界を見ろ」。・・・自分の頭の中にある情報(特に若ければ若いほど。特に他の人と同じであればあるほど)は間違っているなんて思いもしなかった。だけどマーケティングがひっくり返してくれた。
マーケティングと付き合っていると、いつの間にか自分の人生と向き合っていることに気づく。「なぜそう考えるのか?」「その教育(知識)は正しいのか?」「自分の思い込みに気づけるのか?」「現状を維持して向上があると思うのか?」「そもそも前提が間違っていると思わないのか?」・・・そんなことをビシバシと平気で投げかけてくるマーケティングは短期的はイラつくものだし、ムカつくものだし、ウザい感じがする(した)。でも長期的には僕を遠くへと連れて行ってくれる(くれた)。
[amazonjs asin=”4757302878″ locale=”JP” title=”ハイパワー・マーケティング”]→これなんかはもう個人のバイブル。
[amazonjs asin=”4905319080″ locale=”JP” title=”ハイパワーマーケティング Getting everything you can out of all you’ve got”]→本当に好きな本はFEBE等にあれば音声でも毎日聞く。なければナレーターに作ってもらう。
暗くても歩けんのかよ、男!
暗闇の中、唯一灯火となるのはマーケティング。どうやら僕は恋に落ちたようです。これだけ助けてくれた人を好きにならないのもオカシイけどさ。
石崎力也
追伸:そんなマーケティングの第一歩は『最適化』から。それが終わってはじめて外の世界が見れる。そう『イノベーション』。市場にイノベーションを起こせない経営者は無価値だし、自分の人生にイノベーションを起こせない人はきっと飽きられる。
[amazonjs asin=”4478530343″ locale=”JP” title=”インターネットを使って自宅で1億円稼いだ! 超・マーケティング”]→僕の後輩は全員持っている必読書。