サラリーマンしている人がタイムマネジメントを考えるのは、何か変ですよね。そもそもサラリーマンの働き方が時間の無駄遣いなので。サラリーマンやめると通勤と会議がなくなるので、人生のかなり部分を節約することができます。サラリーマンを辞めることがタイムマネジメントの第一歩。サラリーマンを辞めないなら時間管理については考えないほうがいいです。ただでさえ時間がないのに、さらに時間管理を考えると頭が狂います。少なくとも僕は発狂するでしょう。
さてサラリーマンを辞める以外にもタイムマネジメントする方法はたくさんあります。通学通勤中に英単語を覚えろとかそんなレベルの話はしません。人生単位でがっつりと時間が増える方法について考えてみようと思います。まず、人と付き合わない。人生から中毒性のあるものを抜くとかなり時間を節約できます。タバコやアルコールをやめれば、時間を節約できますよね。ライターを探しながらイライラしている人を見ると「ああ、時間を無駄にしてしかもイライラしているや」と思います。Taylor SwiftのOursでも聞いていればもっといい気持ちになれるかもしれないのに。
コミュニケーションも中毒性があります。僕が北海道にいるとき、複数のセフレがいました。彼女たちは僕のセフレではなく、誰かのセフレなんです。なぜか知らないけど、セフレ身分を誇らしく思う女友達がわずかばかりいたのです。そのうちの一人は、一人っ子で育ち、毎回H君から電話がかかるたびにJRを乗り継いで札幌駅まで繰り出していました。そして事を成す。彼女曰く、一人っ子は親の愛情をうまく受けきれないから余計人の肌が恋しいらしいです。そんなもんなんですかね。いずれにせよ、彼女の時間の使い方はかなり非効率です。コミュニケーションや人に会うって行為は中毒性があるんですね。(そういえば僕の弟も1日に3つのグループと遊ぶほど人間依存症でした)
最後に子供を作らないこと。子供を作ると時間が奪われます。勝間和代さんが子供を作ると時間を効率良く使えるようになる、みたいなことを著書で書いていたはずです。そりゃそうだ、そもそも時間がないんだもの。保育園に預けずにベイビー達と一緒にいると、1日が、まるで高速の砂時計を滑り落ちるように消えていきます。小説を読む人なら誰でも知っている(僕の大好きな!)Aさんは、たぶん子供を作ると執筆時間が減るから作っていないんじゃないかと勝手に邪推しています。そのくらい時間がなくなる。
ということで、ギターもプログラミングも英語も勉強したい人は、子供を作っちゃいけません。育児に投下する時間を英語に当てれば、TOEIC990は当然のこと、英語もぺらぺらになります。本当です。そのくらい時間がかかる。
・・・じゃあ、あなたは子供を捨てる?僕は子供を捨てる?
・・・じゃあ、あなたはサラリーマンを辞める?タバコをやめる?お酒もやめる?
・・・じゃあ、あなたはコミュニケーションをやめる?
なワケねぇだろ。ですよね。一見時間を消費(浪費?)しているような時間食い虫からも、それなりに効用を得ているわけです。効用がなければそもそも継続的に時間を投下する理由がありません。確かに育児は時間がかかります。でも、ジミヘンみたいにギターを弾けるようになり、楽天の三木谷さんのように堂々と英語を話せるようになるよりも、大きな達成感があります。イメージとしては、心地の良い音楽をヘッドホンをで聞いてリズムに没頭し恍惚とする時間が続きます。
Someone, Somewhere – Ben Bruce Acoustic を聞いてみてください。イントロをじゃかじゃかと鳴らしている時に、気持ちよくなります。こんな感じです・・・。たぶん。
あれ、結局時間の浪費を推奨する記事になった。