こんにちは、石崎です。
昨日購入した、いろはすの残りをコップに注いで飲み干します。動画を幾つか取る必要に迫られてて、喉が乾くといけないから。てな訳で、いろはすを購入したのです。ローソン?セブンイレブンか。
動画を撮るときは、いろんな準備が必要です。MacBook Pro、Keynoteで作ったスライド、カメラ、Blue Yeti Pro(USBコンデンサーマイク)。そして静かな部屋。集中的に動画を撮りためるときは、大通りから離れた閑静な街中に部屋を借りるほどです。運がいいことに、大通りから離れていると割と家賃は下がるものです。
昨日は運良く、歩いて10分の祖母の家が空いているとのこと。奥さんが前の職場で働いている時に、友人に騙されて購入した(本人は本物と言い切りますが)The North Faceのバックパックに上記一式を詰め込み、事務所を出ました。
余談ですが、あと1か月でこの日本を出ます。長らくの滞在、ご苦労様でした。歩きながら、しっかりと日本の風景をシャッターに収めました。心とSDカードの両方に。
No Traffic, No Boss, No Alarm Clock
祖母の家に着くと、ガヤガヤと音が聞こえる。なんだと思い、カーテンを開けると学校帰りの子供達。なるほど、普段なら、平和でいいな、と思える瞬間も、いざ動画を撮るとなると、いやはや困った・・・。これだから動画は困る。
今はスライドと内蔵カメラだけで動画を撮るスタイルに変えたので、身なりを気にする必要もありません。喋っている石崎の髪の毛が無理やり帽子で押さえつけられているのは、お察しの通り。しかし、まさか僕がどんな服装で、どんな風貌で、どんな形相で動画を撮っているかは想像もつかないでしょう。それでいいのです。
しかし、雑音は気にする必要があります。渾身の一発を撮り、確認すると雑音が。マイクは一級品を使っているので、マイク原因ではない雑音。先に挙げた子供の声や、スポーツカーがマフラーをパンパンやる音、街頭で行われる井戸端会議。
個人的には、わりかし楽な働き方を選んだつもりでありますが、いよいよ動画を撮るのも億劫になってきました。前回撮りためのは、もう5年前のことになりますから、次の撮影はまた5年後かもしれませんね。(それまでお元気で)
やはり一番楽なのは文章です。文章は場所を選びません。通勤もないし、上司もないし、アラームもない。No Traffic, No Boss, No Alarm Clock.
文字を商売道具にしようと思ったきっかけ
動画を撮るときのようにマイクもいらないし、カメラもいらない。資料を作る必要もない。調べる必要もない。静かな部屋でなくともいいのです!頭からトクトクと流れ出す思考を、そのまま文字に変換するだけでいいのです。
ある時点から、これ(文字)を飯の種にしようと思ったのは、そんな経緯があったからでした。
ちなみに僕が文字といったときに、それはコピーライティングだけに限定されたものではありません。もっと広義の、文字通りの文字を指します。ブログを書くもよし、メルマガを書くもよし。セールスレターはそのうち一つにしか過ぎません。ちなみにセールスレターを書くのは楽しくありません。
例えば業務提携を結び、他社さんのLP文章を作る際、僕が書くのは顧客の言葉です。自分の言葉は一切ありません。リサーチをして、なるほど酵素ドリンクを飲む人たちはこんなことを考えているんだ、と知る。自分は酵素ドリンクを飲むわけではないのに、なぜか「そうそう、うちも酵素ドリンクをまとめ買いしたの」と吹き出しの言葉を作る。
商売です。黙って文章を書くし、頼まれれば修正もします。しかし、そこにある文章は僕の心から出たものではなく、あくまでもリサーチに基づいて拾ってきた、他人の心にある言葉です。
やはり、自分の声で歌いたい。自分の心の中にある言葉を文字にしたい。その方が楽しいです。
フリーランスの進化(レベル1〜レベル4)
唐突にはなりますが、ここでフリーランスの進化をまとめます。
レベル1. いつ寝ても、いつ起きてもいい仕事をする レベル2. 世界中のどこにいてもできる仕事をする レベル3. セールスなしでも収入になる仕事をする レベル4. 文字だけ生きる
ちなみに、僕は3と4の間です。まだまだセールスを挟まないと、お客さんはものを買ってくれません。ただしセールスをスクリプト(システム会社さん)に外注しているので、生身の僕はもうセールスをする必要がなくなりました。決まった時間になれば、システムが勝手にセールス文章をメールします。
現状では、文字だけではお金を稼げていません。現実に、動画を作ったりしていますからね。喉を潰して、1日に6時間も話し続けた日もありました。いずれ、この所作も仕事のプロセスから抜かれ、文字だけで生きていく日がくるのを待ち続けています。まあ、動画を撮るのも楽しいんですけどね。
石崎力也拝