僕の周りには何故か人生で圧勝し続けている人が多い。フツーの人が一生追い続けて勝ち取れるか勝ち取れないかというキワドい目標をバンバンと複数達成していく、いわゆる精力絶倫な人たち。ここで具体例をあげるとキリがないし、人に寄っては「いやらしい」と感じるかもしれない。だから具体的なお話は全て控えさせて頂く。
そんな彼らの近くにいると、ある種の共通項らしきものが見えてきた。それは「負ける技術」である。彼ら曰く、もう勝つことに興味はないらしい。だから今は負けてあげる技術を覚えていると言っていた。例えば
- 定石を踏まないマーケティングを行い札束を燃やしている
- 英語業界でタブーとされている「難しい・時間がかかる」を連呼する
- 広告代理店を儲けさせるために敢えてオファーされた価格の2倍の直接広告を購入する
- フォトリーディング・マインドマップを絶対に使わない
- フェラーリ、馬、豪邸は絶対に買わない
- ジュンク堂に言って目を瞑って本を選ぶ
- などなど
いずれもビジネス本・自己啓発本に書いてあることに真っ向から否定するものばかり。
で、何が起こるか。悲しいことに彼らは勝ち続けてしまうのである。負けようと思っているのに、勝ってしまう。大衆とは違う考え方で行動するから自動的にエッジがたち、競争のないブルーなオーシャンでいつも圧勝してしまう。勝ちたい、金持ちになりたい、成功したいと思いFacebook上に”自営業”とか”代表取締役”と書いている人がいつも負け続け、勝たなくてもいいと思っている人がいつも圧勝してしまう。世の中とは因果な物ですね。
そんな彼らの口癖はいつもこれだ。
「大衆は常に間違っている」
ただただ心服致します。
石崎力也
追伸:アジアのどこかで自分を落としてきたため、再び探してきます。ばいばいジャパヌ!