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現在の場所:ホーム / Travel / 世界一周から帰国し、一番ショックを受けたこと

世界一周から帰国し、一番ショックを受けたこと

Last updated on 2017年8月14日 By 石崎 力也

飛行機を何十本と乗り継ぎ、いろんな国のいろんなスポットに行きました。

フライトの度に、前日からソワソワとする僕たち。

いつもの儀式、Check-inを20kgに抑えるためにモノを捨てる。

旅行中はモノを買わないようにしているんですけど、ついつい旅先で見つけたナイスなガジェットや土産を購入してしまいます。結局、儀式のプロセスで、結局使わなかったねと言いながら捨てられるモノも多々。中には未開封のものもあるから、強く自分たちを責めます。使わないなら買うなよって。自らを叱責し、反省する手順を何度か踏むと、所有に対する欲望はどんどんと減っていきます。

どーせ使わないし。

欲しいのは一時的な感情だし。

もらった側もたぶん困るだろうな。

そうやって、なんやかんや理由をつけて物を買おうとする自分を制止します。

世界旅行を続けているとミニマリストになってきます。物を持たないのが素晴らしいという観念が自然と湧いてくる。正確には、本当に大切なこと(モノ)は少ないと気づくことで体がふっと軽くなる。2010年ごろからシンプルライフ・ノマドワーカー・ミニマリストといった言葉が定着を始めて、日本人のマインドにも「少ない、は素晴らしい」という考え方が根付き始めました。その象徴として、世界一のiPhoneユーザーを抱える国家=日本があるわけです。目の前にPanasonicのリモコンがあります。その隣にiPhoneがあります。正直、リモコンは醜い。iPhoneはホームボタンが一個だけ。超シンプルです。少ない、は見た目もいいんです。

僕らが最初の世界一周を終えて、マレーシアから帰国した日、実家に帰りショックを受けました。子供としてすごい恥ずかしい気持ちになったのです。それは、家がゴミ屋敷と化していたこと。世間的な定義ではゴミ屋敷ではありませんが、かつて広々としていた家に所狭しとモノが並ぶのを見て、純粋に「醜い」と思いました。テレビで報道されるようなゴミ屋敷は、なんていうか潔い。悪びれた感じがなく、とにかく所有欲が玄関先まではみ出ているので、当事者でない僕たちも「ああ、なるほどね」とどこか納得する部分があります。競馬を止められないギャンブラーや、タバコやアルコールに依存している彼らと同列なんだな、と。

しかしうちの両親は違います。おそらく一般的な家庭のど真ん中にいるような人たちです。

「いつか使えるから」とナイロン袋を溜め込み

「売るときに高く売れるから」とiPhoneの箱をとっておき

「捨てるのはもったないない」と冷蔵庫の中に賞味期限の過ぎた菓子パンが1個や2個はあるはずです。

引き出しの一つや二つが行き場のない(しかし捨てられない)物々で占拠されている。その中には、ポストイットや、半分だけ使われた単三電池、キャップを失ったボールペンなどがあるかもしれません。

クローゼットに入りきらない洋服が、部屋の洋服かけに冬物夏物構わず掛けられています。セカンドストリートやブランドオフで「安いから」と理由だけで購入した、使用用途のわからない道具や三段ボックスもあるかもしれません。もしかしたら財布の中には3ヶ月以上使われていないクーポン券やスタンプカードがあるかもしれません。冷蔵庫にはかつやの割引チケットが貼られているでしょう。はい、それはうちのことです。

僕らが滞在していない間は、この家には3人しかいません。両親と、弟。部屋は8個あるのに、全てが満杯状態。車庫にも2台の車が縦置きされていて、駐車場にももう1台の車があります。

母親が狭くなった廊下をぎこちなく動く姿を見て「あ、これは固まったパソコンと同じだ」と思いました。マウスを左右に小刻みさせ、カーソルを素早く動かすけども、クルクルと回り続けたままの、あの状態。きっとこの家の住人は、スムーズに動きたいんだけど、モノが邪魔でそれが達成できないんだなと感じたわけです。

モノを持つと執着が生まれますから、余計捨てられなくなります。捨てられなくなったモノは、その存在を忘れられ、いよいよ持ち主が死ぬまで捨てられないまま部屋の一角を占拠し続けている。

割と大きな家を買ったのに、モノが占拠しているせいでスペースが小さいのは、なんか馬鹿っぽくないですか。モノが家賃の一部を食っていることを理解すべきです。

このミニマリストの考え方は、物理的でタンジブルなモノだけが対象ではありません。コトも対象です。

なかなか縁を切れない悪友。時間を浪費するだけのFacebook。8分に1回は確認してしまうLINE。とりあえずはやっておいた方がいいだろう手を出した英語のリスニング教材。自己投資といえばカッコいいけど将来が不安だから保険としてとっておこうと思った資格の通信講座。すでに高額なお金を払ったから最後まで集めないと気が済まないアンティークの食器。普段はiTunesとSpotifyで音楽を聴いているけど中学生の頃から思考停止状態で買い続けているミスチルのアルバム。

こんなの挙げるときりがありません。ちなみにミスチルの件は、僕のことです。引っ越しするたびに全てのアルバムを売り、新しい居住先でまた一から集め始めてしまいます。もうわけがわかりません。

やっぱり何かに執着するのはダサいし、物を捨てられないのは非常に醜いことです。過去の栄光に浸る人間を見下しながらも、実は自分が一番過去に執着している。

世界一周をするモチベーションはシンプルに「行きたい」という気持ちだけです。そこに知見を広めるとか、Facebookに投稿したいとか、履歴書に箔がつくからとか、どーでもいいような理由を求めるのは邪道です。同じくミニマリストになるために世界一周をするなんて発想はクールじゃありません。でも、世界一周をした人が、帰国後、最初に感じることはその身軽さです。大切なものは少ない。これだけの荷物でも生きていけるんだ。身軽さを自覚しているが故に、他人がものに執着する姿を見て醜いと感じるわけです。

ちなみに僕は今、PSVRが欲しいです。これって醜いですか。うーん、ビミョー。

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリTravel

About 石崎 力也

石川県金沢市出身。モントリオール在住。専門スキル:競艇、コピーライティング、DRM、アニメーション。このサイトの運営責任者です。2013年3月に六本木と西麻布で会社を設立し、同年11月までに全てのメディア・広告事業を軌道に乗せる。現在は、家族と一緒に、3か月に1度、住む国を変えながら生活をしています。

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