(弾丸で。香港の物価は高いけど、香港までの航空券は鬼安です。さ、帰国して長期トラベルの支度をしなきゃ)
誰かを詐欺師呼ばわりしたら、自分が詐欺師と思われないと考えているネット詐欺師がたくさんいます。
僕もその一人です。
ということで誰かを詐欺師呼ばわりします。ごめんね。
冗談です・・・。
強いコンテンツ、弱いコンテンツ
ネットに限らず、世の中には強いコンテンツと弱いコンテンツがあります。基本的にお金と技術をかければ強いコンテンツが出来上がります。僕がパパパと思いつく強いコンテンツは
- ハリウッド映画
です。ハリウッド映画が飛び抜けて強いコンテンツで、それに続くように
- テレビ番組
- 新聞記事
- 雑誌記事
のような旧来型?メディアに載るコンテンツがあげられるわけですね。
なんか最近はフリーランスを自称する人たちが「自分メディア」や「個人メディア」なる造語を使っていますが、あーゆーのは弱いコンテンツの集まりです。コンテンツが弱いから数を出して勝負するしかない。たくさん更新することで優位性を保とうとするビジネスモデルです。ブログとかYouTubeとかがその典型ですね。
早稲田の国教生に教えて貰ったTOEFLの勉強法
月収50万円前後のブロガーが制作するコンテンツと、ハリウッド映画は比べものになりませんよね。ハリウッドで作られた映画をハリウッド映画と昔は読んでいましたが、今はコロンビア、フォックス、ユナイテッド、ワーナー、パラマウントみたいな大手が手がける映画を全てハリウッド映画と呼ぶようです。この定義でハリウッドを捉えていいなら、僕はハリウッド映画だけで一夏をつぶせます。でもブロガーの記事だと一夏どころか、一日すらつぶせないと思います。
僕が北海道で学生やっていた時に、早稲田(国教)の学生が泊まりに来ました。とにかくTOEFL(ibt)を受けまくりたいから・・・ということで東京から北海道まで来たそうです。で、彼は言っていました。
「早稲田の国教は留学が卒業条件なんです。だからみんな1年は留学するんです。でね、先輩に聞きました。ibtで100を取る秘訣。それは、夏休みにプリズンブレイクを見ないことなんです」・・・と。
もともと英語のできる人が集まっている国教ですから、海外ドラマを見ながらでも英語力はあげられるわけです。でも英語力は上がってもTOEFL(ibt)のスコアは上がらないよ。間違って24やプリズンブレイクみたいな海外ドラマを見始めると、一夏が潰れるよ、とのこと。
ちなみに24もプリズンブレイクも通しで見たことありますが、実際は一夏は潰れません。長編の24でも2週間あれば余裕で見終えることができるし、短編のプリズンブレイクなら1週間で十分です。数年前はBreaking BadやWalking Deadにはまり、今はビッグバンセオリーやHow I met your mother(3回目)にはまっています。
ハンガーゲームの女優は62億円もらいました
ああ、なんて強烈なんだろう、ハリウッド・コンテンツ。人間の一夏を潰す強さがある。いや、正確には海外ドラマをハリウッド映画とは呼ばないか。なんかドラマ俳優はハリウッドスターに比べて格下って話をどこかで聞いたことがあります。うーん、果たしてキーファーサザーランド(ジャックバウアー)は、ジョニーデップやトムクルーズよりも格下なんでしょうか。僕には区別できません。全員、演技の天才だと思っています。
おお。話がだいぶそれてしまいました。ハリウッドコンテンツや海外ドラマコンテンツは非常に強力だよってことを言いたかったわけです。実際にその界隈にいる人たちのリッチ度は、もう半端ないわけです。コンテンツが強力なんだから、そりゃ集客は成功しますよね。ハンガーゲームでブレークしたジェニファーローレンスは年収62億円、アベンジャーズの大ヒットでさらに儲けたロバートダウニーは年収90億円。いや、もう、どんだけ。10%くらいください。さすがにYouTubeやブログで60億円稼ぐなんてのは、無理ですよね。聞いたことありません。やはりコンテンツパワーに圧倒的な差があります。ブログやYouTubeのコンテンツは弱い。
コンテンツを強くする裏技
しかし!
一つだけ、ブログやYouTubeのコンテンツを強くする裏技があります。最近のブロガーやYouTuberで稼いでいる人たちは、確信犯的にこの裏技を使っているんじゃないかな、と思うほど。この裏技を使うためには、ブログやYouTubeの特性をわかっておく必要があるんです。まあ、一言で、ブログやYouTubeというメディアは、参加しやすい。それだけ。いきなりハリウッドスターになれないけど、いきなりブロガーになることは可能です。この特性を逆手に取って(?)、コンテンツをわざと強くするんです。
ようは、ここでビジネスをすれば儲かりますよってことを繰り返し言う。YouTuberになれば儲かりますよ。ブロガーになれば儲かりますよ。これらを形を変え、表現を変え、繰り返し言い続ける。最近見かける
「今月のブログ収入を公開します」
「今月のアフィリエイト報酬を見せます」
「今月は月商200万円達成」
みたいな記事は、まさにメディアの特性(参加のしやすさ)を利用して、強くなっているコンテンツです。実際にすごいアクセスを集めますから。プレーヤーのままでいるより、ティーチャーになった方が儲かるよって繰り返し言い続けているのは、そのためです。
ジーパン売るならここで売れ
ゴールドラッシュの時期に儲かったのは、ここに金鉱があるぞ!と喧伝したリーバイスとホテルでした。スコップを持ったプレーヤーたちに、ジーパンを売り、宿泊施設を提供した奴らが儲けたんです。意気揚々と鉱山に入っていくプレーヤーたちはあんまり儲かりませんでした。今なら、有料サロンとか開いて「金鉱で効率良くゴールドを掘り当てる塾」みたいな講座を作った方が効率的に儲けられるかもしれませんね。
ということで、ステマです。僕がいろいろ講座を開設している教育プラットフォーム=Udemyで月に$600を稼ぎましたって記事を書いたら、なんかいろいろアクセスを集めるようになりました。実はもっと稼いでいるんですけど、”$600の不労所得”って言葉がターゲット層に響きそうだったので、あえて数字に脚色を加えました。ただ、$600を稼いでないのに$600稼ぎましたっていうと詐欺になるけど、$1000以上稼いでいる人が$600稼ぎましたっていうのは、まあセーフだと思うのです。(実際に$600の月もあったし)
本当は3行で説明がつくことを、長い文章にするのも、近年の「個人メディア」運営者の特徴です。
そう、まるで、このブログのように。今回の内容を3行で説明するとこうなります。箇条書きにしましょう。
- ブログやYouTubeはコンテンツが弱い
- でもブログやYouTubeは参加が簡単
- だから「参加したら儲かるよ」というコンテンツは強くなる