『鏡の国のアリス』で赤の女王はこう言いました。
「同じ場所に留まるためには、走り続けなければいけない」
まことに正しい忠告です。特にこのデジタルマーケティングの業界においては、仮に倍の速さで走っていたとしてもギリギリ追いつけるかどうかというくらい。
ところで、僕たちはどこに留まろうとしているのか?そしてどこに向かって走っているのか。誰に追いつこうとしているのでしょうか?
実は答えはシンプルです。僕たちの向かうのは、英語圏のデジタルマーケターの走っている方向であり、日本人は英語圏のトッププレーヤーに追いつこうとしているのです。
あなたが東京のミッドタウンに住んでいようが、情報商材を販売して1億円を売りあげようが、ノマドを自称してマレーシアのスタバでふんぞりっていようが(僕のことです)、英語圏のトッププレーヤー、あるいは彼らのビジネスモデルに比べれば、お粗末様です。
どうお粗末か?まず稼ぎの額が違います。ジェフウォーカーは「400億円男」としてフォーブスで特集されていますし、アンソニーロビンズはたった十数人の優れた従業員だけで年間100億円を稼いでいます(もはや上場企業のレベル)。さらに使っているプラットフォームが違います。日本の情報商材のようにWordPressで付け焼き刃的に作られた会員制サイトは、使い勝手が悪く、ユーザービリティも最悪です。一方、英語圏のトッププレーヤーはClisckFunnels、Kajabi、Infusionsoft、Hubspot、Teachable、MailChimp、SaleForceといった「ユーザー第一」の優れたソフトウェアを使ってビジネスを運用しています。
何よりも、英語圏のトッププレーヤーはサブスクリプションからの収益が非常に大きいのです。ご存知とは思いますが、Adobeは箱に詰められたパッケージの販売をやめて、Creative Cloud というサブスクリプションモデルにシフトしました。そのゆえ、収益構造が改善され、株価が大きく上昇したのはいうまでもありません。
Adobeだけではありません。Amazon、Apple、Google、Microsoftといった過去に「箱詰め」の商品を販売していた超巨大企業がサブスクリプションへと決済方法をシフトさせ、今まで以上に儲けることに成功しています。
彼らは気づいのです(運よく、僕もかなり昔に気づきました)。単発商品を売るのと同じくらい、月額課金を売るのは簡単だ、ということです。
きっとあなたは「大企業だから、サブスクリプション導入できるんでしょ」と思っているはずです。そういう固定観念をいつまでも持っていると、一生そこから抜けま。例えばTeachable、Thinkific、Kajabiといった会員制サイトを作るプラットフォームは揃っているし、ClickFunnels、Stripe、PayPalといった優れた決済手段があるんだから、僕らみたいなニッチを攻めているプレーヤーでもサブスクリプションは導入できます。
その証拠にほら。タラーン!…これ1つのファネルの結果です。
僕が会員制サイトのファネルを作れば、たった1つのファネルから年間1000万円の売り上げを計上するなんて、ザラです。僕が2018年にローンチしたオートウェビナーファネル は半年で3300万円の売り上げです。
閑話休題。僕の自慢はここまで。
これまで、このインフォ業界のいわゆるAランク(年商億越えのネット経営者)の方々に雇われ、会員制サイトの構築とサブスクリプションの導入を手伝ってきました。東京の一等地にオフィスを構える実業家や、越境EC(特に中国)でOEM商品を売る起業家のお手伝いもさせていただきました。
僕に直接コンサルティングを頼むと高いのであまりオススメしませんが、ノウハウ自体は、無料でばら撒くことできます。なぜならばら撒いたノウハウを見た一定数のお金持ちのお客さん(やはりAランクの方々)が僕の超高額な商品を購入してくれるからです。ということで、かなり腹黒い魂胆はありますが、あなたが情報盗る分には僕にもあなたにも何のダメージもありませんから、恐れずに以下のノウハウを参考にして、ご自身のビジネスに活かしてください。
で、もし石崎力也の助けが必要になったら、うちの高い商品を買うか、Aランク御用達のコンサルティングに申し込んでみてください。
今回お届けするノウハウはこちら
会員制サイトを作るためのマインドセット
「私にも会員制サイトを作れるのでしょうか?」みたいなつまらないことを聞かないでください。なぜなら「あなたにも作れる」からです。コンマリさんも、苫米地英人さんも勝間和代さんもホリエモンも、基本的には個人を売っているキャラクタービジネスであり、個人プレーヤーです。
今や、世界で最も影響力のある100人に選ばれたコンマリメソッドの近藤さん。彼女は、読者にKonmari Consultant の資格を$2200でオファーします。年間の資格維持費が$500ですから、仮に1000人が申し込んだとすれば、3億円を超えるビッグビジネスになります。あるいは出すビジネス書が全てベストセラーになる経済評論家の勝間和代さんも、やはり読者に勝間塾を月額4970円でオファーしています。ホリエモンは堀江貴文イノベーション大学や、有料メルマガなど様々な月額課金制のキャッシュポイントを用意していますし、苫米地英人さんはニコニコチャンネルを864円で、クラブ苫米地を1万6200円でオファーしています。いずれも月額課金です。
個人プレーヤーですらできるのだから、従業員を抱えてビジネスをやっている僕たちにできないわけがありません・・・と思いませんか?
会員制サイトを作るための基礎知識
お客さんがメンバーシップサイトをやめる理由は1つしかありません。それは、オーバーウェルムです。圧倒されるからやめていきます。圧倒されない為に、サクセスパスが重要になります。サクセスパスを簡単に作る方法は、1番左に線を書いてタイムラインを書いていきます。左側はお客さんの今の姿、右側はお客さんのゴールとして、この間をいくつか区切っていきます。このステップはなるべく短くしましょう。
どのみち同じ結果を得られるなら、ステップが短い方がいいですよね。
6つの会員制サイトモデル
ここからはコンテンツ戦略です。メンバーシップサイトを運営していきます。このセクションでは、どのようなコンテンツを作るべきかをお話していきます。コンテンツ戦略を理解するためには、6つの異なるメンバーシップサイトモデルを理解する必要があります。
それでは、6つのメンバーシップサイトモデルを紹介していきます。
会員制サイトを成功させるコンテンツ戦略
” Multiple Modalities “「複数の五感を使ってください」という意味で、シンプルに言うと「補足教材を用意しましょう」ということです。もしあなたが今、ビデオだけ、CDだけ、MP3だけという1つのmodalityだけで会員制サイトを構築している、あるいは構築しようとしているのであれば、複数のものを用意できいないか考えてください。別々のmodalityに訴えかけましょう。
もしDIRECT出版さんが本だけを送ってくるビジネスだったら、今ほどの会員数はいなかったかもしれません。
会員制サイトの集客とマーケティング PART1
ローンチ後、どのようにしてリテンションを上げるか、どのようにして毎月お客さんを呼び込むかを理解しましょう。日本でも長く会員制サイトが続いている所は少ないです。途中でサービスをやめてしまうか、何らかの理由で閉じてしまったり。ほとんどの会員制サイトが運営を止めているのは、徐々にフェードアウトしていくからです。
毎年、数百人、数千人の新しいお客さんが入ってくるようなビジネスモデルを作るには、2つのやり方があります。
会員制サイトの集客とマーケティング PART2
最強のエバーグリーンプロモーションを紹介します。僕はLiveのプロモーションのプロではないです。僕はエバーグリーンのプロです。そして世間的にも、エバーグリーンでローンチを回している人という認識だと思います。実際にあなたは僕の商品をおそらくエバーグリーンで買いましたよね。 僕はLiveでプロモーションしません。
仕組みを作ってしまったら、あとはローンチしておしまいです。そのあとは一切触りません。
会員の継続率(リテンション)を上げる方法
集客、マーケティング、コンテンツ戦略、基礎知識、ファンデーション全て大事ですが、どこが一番お金に繋がるかを考えるとリテンションの部分だと個人的には思います。今からお伝えする施策をメンバーシップサイトに適用していくと、その月からすぐに売上が変わっていきました。
是非あなたにもやっていただきたいです。