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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

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石崎 力也

About 石崎 力也

石川県金沢市出身。モントリオール在住。専門スキル:競艇、コピーライティング、DRM、アニメーション。このサイトの運営責任者です。2013年3月に六本木と西麻布で会社を設立し、同年11月までに全てのメディア・広告事業を軌道に乗せる。現在は、家族と一緒に、3か月に1度、住む国を変えながら生活をしています。

ポルトガル移住を左右する – エージェント選びで失敗した経験と成功した選び方

Last updated on 2024年12月28日 By 石崎 力也

僕は最初のエージェントで失敗し、2社目で成功しました。最初のエージェントは銀行口座開設を自分でやるように言われ、2社目は追加料金300ユーロで書類にサインするだけで開設できました。同じ手続きなのに、なぜこんなに違いが出るのか。エージェント選びのポイントを実体験から解説します。

surfboard

ポルトガルは15分車を走らせたらどこかに波があります。新しいボードを買いました。

1. 失敗から学んだエージェント選びの重要性

最初のエージェントは、正直どうやって見つけたのか記憶が曖昧です。ネット上の評判は良さそうでしたが、契約後しばらくすると担当者からのコミュニケーションが徐々に減っていきました。

銀行口座開設でも大きな問題が発生しました。エージェントはただポルトガルの銀行を紹介してくれただけで、その後のサポートはありませんでした。銀行の口座開設担当者は非常に不親切で、働いていることを証明する書類を求められた際、オランダの商工会議所が発行する登記簿を提出したものの、要件を満たしていないと言われました。その後、銀行からの連絡は完全に途絶えてしまいました。

さらに、口座開設に必要なパスポートコピーの公証で高額な費用がかかりました。オランダ人の弁護士を探すのにも苦労し、結局パスポートコピー1枚の公証に150ユーロもの費用がかかってしまいました。

銀行口座開設の壁で行き詰まり、最初のビザ申請は諦めることにしました。しかし2024年になって再チャレンジを決意し、新しいエージェントを探しました。

2社目のエージェントでは、銀行口座開設がとてもスムーズでした。300ユーロの手数料を支払い、オンラインフォームに必要事項を入力。その後、自宅に届いた書類にサインして返送するだけで、あっという間に口座が開設できました。

ビザ申請を諦めてしまう理由の多くは、どこかの段階で手続きが止まってしまうことです。2社目のエージェントでは、そういった停滞がほとんどなく、全てがスムーズに進みました。

僕のビザ申請が成功したのは、2社目のエージェントを慎重に選んだからです。最初の失敗があったからこそ、良いエージェントの重要性がよくわかりました。

2. 良いエージェントの見分け方

エージェントを選ぶ際、まず重要なのが料金の透明性です。公証費用と翻訳費用が含まれているサービスを選びましょう。最初から全てを任せるのではなく、まずは銀行口座開設だけをお願いするなど、小さな依頼から始めるのがおすすめです。そうすることで、進捗管理やコミュニケーションの質を確認できます。

ほとんどのエージェントは現地の弁護士と連携しています。僕が利用したサービスでは、弁護士との面談が2回含まれていました。最初の面談で弁護士から「ポルトガル政府は自国に投資してくれる人材を求めているだけ」と説明を受け、収入要件や資産に関する書類をしっかり準備すれば却下される心配はないと確信できました。

コミュニケーション手段も重要なポイントです。DiscordやWhatsAppなどのチャットツールを使用しているエージェントは要チェックです。僕の場合はメールでのやり取りでしたが、返信は非常に早かったです。ビザ申請の過程では書類に関する質問が次々と発生するため、レスポンスの速さは重要な判断基準となります。

ただし、ネット上の評価は必ずしも信頼できるものではありません。僕がオランダに移住した際、弁護士が一斉メールでGoogleマップの評価を依頼していたことがありました。依頼されれば高評価をつけざるを得ない心理が働くものです。評価の高いレストランで失敗した経験があるように、オンラインの評価だけを信じるのは危険です。

3. 実際の費用比較

まず、A社の費用内訳について説明します。NIFの取得に300ユーロ、ビザの取得に800ユーロ、滞在許可の取得に600ユーロかかりました。これらはいずれも一回の申請につきの値段で、六人家族なら6倍になります。さらに家族の再会、family reunificationには600ユーロが必要でした。また、公証費用や翻訳費用は含まれていませんでした。

一方、B社の費用は銀行口座の開設に300ユーロ、ビザの取得に1000ユーロでした。こちらは家族全員分のビザが取得でき、公証費用と翻訳費用も含まれていました。

これらはいずれも僕が申請した時の値段です。現在は変更されている可能性があります。

公証費用については特に重要なポイントです。公証費用が含まれているかどうかで、総費用と申請スピードが大きく変わります。僕の経験では、ほぼ全てのドキュメントで公証を求められました。

銀行口座開設についても、エージェントによってアプローチが異なります。別料金で提供しているところもあれば、パッケージにして販売しているところもあります。

4. 成功したエージェントの特徴

なぜ一社目のエージェントで失敗して二社目で成功したのか。2つの大きな理由があります。1つ目は銀行口座の開設をアウトソースできるかどうかです。2つ目はレスポンスの早さです。お金を払っているのに、レスポンスしなくなったり音信不通になったりということが一社目では起こりました。

公証費用についても大きな違いがありました。一社目では公証費用は含まれておらず、オランダの高い弁護士に100ユーロ払って一枚のパスポートコピーに公証をしてもらう必要がありました。二社目では公証費用が含まれていたので、その分は安く済みました。

ビザ申請は基本的にトラブルの連続です。承認をもらった今となっては、何をあんなに悩んでいたんだろうと思います。どの書類を提出すればいいかわかっている今では、当時トラブルに感じていたことも些細なことに思えます。しかし当時は、日本またはオランダのどの書類が求められているものに該当するかわかりませんでした。

エージェントはたくさんのデータを持っているので、どんな書類がそれらに該当するか、代わりにどんな書類を提出すればいいかを教えてくれます。オランダに住む日本人が在オランダ・ポルトガル大使館経由でD8ビザを提出するケースなんて僕が初めてだろうと思っていましたが、エージェントは3週間前に僕と同じステータス、つまり日本人が在オランダ・ポルトガル大使館経由でD8ビザを取得し承認されたという事実を教えてくれました。

5. エージェント選びの具体的なチェックリスト

1. 初回問い合わせ時の確認事項

□ 初回ミーティングの設定
□ 収入要件の確認
– 現在の収入で要件を満たしているか
– 承認の可能性(要件を満たせば9割以上)
□ 家族での申請プラン
– メイン申請者の決定
– 家族全員同時申請の可否
– family reunificationの必要性
□ 重要な質問事項
– D8ビザ却下時の代替案(D7ビザへの切り替えなど)
– 申請可能な大使館の選択肢
– その他不安な点の確認

2. 料金プランの確認事項

□ 基本料金に含まれるもの
– 公証費用の有無
– 翻訳サービスの範囲
– 交渉・代理手続きの範囲
□ 追加費用が発生するケース
□ 支払い条件の確認
– 支払いのタイミング
– 分割払いの可否

3. 信頼性チェック項目

□ 初期対応の評価
– 返信の速さ
– 説明の丁寧さ
□ 小規模な依頼でテスト
– 銀行口座開設の手続き
– 単発の翻訳依頼
□ コミュニケーション品質
– メール対応の速度
– 質問への回答の正確さ
– 担当者の専門知識

【2025年最新】ポルトガルD8ビザ取得への道のり | オランダからの転居を決意した理由

Last updated on 2025年1月18日 By 石崎 力也

2024年、僕たち家族はオランダからポルトガルへの移住を決意しました。この記事では、なぜオランダでの生活に限界を感じ、ポルトガルを選んだのか、そしてビザ取得までの道のりについて詳しく綴っていきます。

オンラインで仕事をする4人の子供を持つ日本人家族が、北欧から南欧への大きな環境の変化を選択した理由と、その過程で直面した課題、そして新しい生活への期待をお伝えできればと思います。

1. オランダ生活がきつかった

オランダでの4年間の生活で直面した、天候、食事、家賃、人々との関係など、様々な課題について説明します。

オランダでの生活について簡単な紹介

子供ができるまでは妻とよく旅をしていました。でもヨーロッパだけはいったことなかったので、どうせなら住もうということでオランダに来ました。コロナ中にオランダに移住して合計4年ほど住みましたが、あまり心地の良いものではありませんでした。

ずっと雨降っているし、風強いし、ご飯美味しくないし、なんでも高いし。寒い国の人は冷たいです。特にオランダ人は違和感の塊のような人たちでした。

家探しの困難さ(家賃高騰、競争率の高さ)

僕たちには子供が四人います。最初のお家が手狭になったので、新しいお家を探そうと思っても本当に難しい。以前、200平方メートルの賃貸に応募しましたが、子供の数が多すぎるという理由で断られました。家賃も高い。85平米のお家に毎月40万円近く払っていました。

引越ししたくても引越しできないというのが不便だし、精神的にもきつかった。

新たな選択肢を探し始めたきっかけ

オンラインベースの仕事をしているので、日本からオランダに来るのも簡単だったし、一度日本を出ているのでオランダから次の国に行くことは難しくありません。オランダにきて2年目にはポルトガルやスペインに移住することを検討していました。

2. ポルトガルとの出会い

毎年の家族旅行を通じて、ポルトガルの魅力に触れ、移住を決意するまでの経緯を紹介します。

毎年5月の家族サーフィン旅行の思い出

2020年の7月にオランダに家族で来て、2021年の5月にポルトガルに家族で旅行しました。オランダには長期の5月休暇があるのでそれに合わせて。ロウリニャンという街に滞在しました。街の雰囲気や、パワフルな波、足元から伝わる自然のエネルギーに魅了され、いつかポルトガルに来たいなと思うようになりました。それから2022年、2023年、2024年と毎年5月休暇にポルトガルの同じ街に3週間ほど滞在しました。

心を掴まれた4つの理由

1. 美味しい地中海料理

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オランダの料理がとにかく不味くてそれに舌が慣れきっていたので、ポルトガル料理が美味しくてびっくりしました。スーパーで買ってきた豚の肩肉をBBQして塩胡椒を振るだけで本当に美味しい。日本から来た僕たちには食事が美味しいってのはすごい大事なことです。ある特定の人にとって食事は車のガソリンみたいなものかもしれないけど、僕たちにとって食事は日々の幸せそのものです。ポルトガルの新鮮な食材や料理なら、毎日幸せになれると思いました。

2. リーズナブルな物価

例えばオランダでコーヒーを飲もうと思えば一杯500円くらいです。でもポルトガルならその半額くらい。スーパーにいっても、たったこれだけで5000円?と思うのがオランダで、ポルトガルならこんなにたくさん買って5000円?と思うことが多いです。

別に食事に1万円出すこと自体は良いんです。美味しければ。でもオランダは美味しくないのに、高い。なんかあらゆるもののコスパが悪い、という印象でした。

3. 温かい人々との触れ合い

やっぱり寒い国の人たちは冷たいです。スペイン人、ポルトガル人は陽気です。ポルトガルは年間300日が晴れと言われているほど天気に恵まれていて、やっぱり太陽があるとそこに住む人のメンタリティに影響します。

以前、ブタペストからオランダに移住してきたハンガリー人に聞きました。「どうしてオランダに移住したの?」って。そしたらハンガリー人はいつもグランピー(機嫌悪い)だから、と答えてくれました。続けて、オランダ人も同じくらいグランピーだということに移住してきた気付いた、とも。

僕たちは子供が多いので、やっぱりすぐに周りの目を気にしちゃいます。「この親なにやっているんだ」という目で見られるのと「大丈夫、そのくらい気にしないで」という目で見られるのでは、心理的に大きく違います。

ポルトガル人は優しいし、あったかいです。

4. サーフィンに最適な環境

うちは家族全員サーフィンをします。毎年5月にポルトガルに行くのも、サーフィンのためでした。僕たちの面倒をよく見てくれるサーフスクールがそこにあります。長女は4歳からサーフィンを始めましたが、経験豊富なインストラクターがしっかりと面倒を見てくれるおかげで、親は親で自分たちのサーフィンに集中できます。オランダは海がぐちゃぐちゃでいろんな方向から波が来るけど、ポルトガルは一列の綺麗な波が入ってきます。趣味のクオリティが上がると、日々の幸福度も増します。料理も不味くて、天気が悪く、海も山もなくて、毎日自転車を漕いで家と学校を往復するだけの生活だったら、仮にどこかの企業から高給を受け取っていたとしても、容易にメンタル病んでしまいます。

3. 最初の挑戦:D7ビザの挫折

最初のビザ申請の試みと、ポルトガルの官僚的なシステムに直面した経験について説明します。

D7ビザに挑戦した経緯

2021年5月に初めてポルトガルに旅行して、オランダに帰ってからすぐにビザの種類について調べました。そしたら新設されたデジタルノマドビザ(通称D7ビザ)を発見しました。すぐにエージェントを探して、納税者番号の発行からスタートしました。

直面した課題

オランダの言語クラスで仲良くなったジョアオというポルトガル人がいます。彼はミュージシャン。彼はポルトガルが嫌でポルトガルを出たそうです。僕からするとこんなに素晴らしいポルトガルのなにが嫌なのか不思議でした。聞いてみると、

ビュロクラティック

と。官僚的、お役所仕事みたいな意味です。ようは、物事が進まないんです。

例を1つ紹介します。銀行口座の開設にあたり、パスポートのコピーを求められました。そのコピーが本物であるかどうかを証明するために、弁護士の公証が必要とも。たかだか1枚の公証をつけるためにオランダの弁護士事務所に連絡をとり予約を取り付け2万円ほど支払う。

そのコピーをスキャンして銀行に送ると、今度は働いていることを証明する書類を追加で求められました。メールで商工会議所に登録した会社の登記簿でいいかと聞くと、なかなか返事が返ってこない。実際に登記簿を添付すると、オランダ語は読めないので翻訳してくれとのこと。その翻訳にも公証をつけてください、と。

プロに翻訳してもらい、また2万円払って公証をつけてもらい、ポルトガルの銀行にその書類を添付してメールをしました。返事がない。

エージェントに仲介してもらい催促してもらうと、銀行口座開設の担当者が変わったとのこと。新しい担当者は登記簿は受け付けれないの一点張り。昨年の所得税申告書が必要と言い始めました。

僕はここらへんで心が折れました。銀行口座の開設はビザ申請プロセスのごく一部です。こんなことが繰り返されるなら、オランダに5年住んでEU市民権を取得してからポルトガルに移住すればいいやと思ったんです。

挫折から学んだこと

オランダのビザ申請はすごい簡単でした。移民弁護士を雇って彼がサインしてという場所にサインして、彼が要求する書類を提出するだけで良かったので。

今思うと良い移民弁護士でした。もちろんオランダの申請プロセスが効率的だったのはいうまでもありません。

良いエージェントを見つけるのが重要です。特にポルトガルのようなお役所仕事の国では、担当者によっていうことがコロコロ変わるし、たらい回しにされるのが常なので、どういうアプローチが最適なのか一緒に考えて答えを見つけてくれるエージェントがいないと途中で挫折しちゃいます。

4. 良い移住エージェントを見つけた

信頼できるエージェントとの出会いと、その後のスムーズな申請プロセスについて紹介します。

エージェント探しの経緯

オランダに5年住んでEU市民権を貰えばいい。EU市民権になってからポルトガルに移住すればいいと思い込むようにしたんですが、前例がないんです。

例えばオランダのパーマネントビザを取得し、同時にEU市民権を獲得し、それでスペインとかオーストリアに移住しました、みたいな人に会ったことがない。ネットでググってもそういう人が見当たらない。

もしかしたら5年我慢してオランダに住んでも、スペインやポルトガルに移住できない可能性もあります。そんな確証の無いあやふやな情報を信じて大事な人生をベットすることはできないと思ったんです。オランダでの生活が本格的に辛くなってきたってのもあります。

だからもう一度「ポルトガル 移住」で検索してみてエージェントを探し始めました。

ありました!移民弁護士と協力して、翻訳も公証も全部やってくれるエージェントが。試しに銀行口座の開設をお願いしたら、すんなり口座が開けました。前回の口座開設失敗が嘘のよう。ここに決めました。

エージェントが提供してくれたサポート

銀行口座の開設、書類の翻訳と公証。移民弁護士と2回のビデオコール。無制限のEメール相談。チェックリストの提供。

エージェントを通じて得た安心感

ポルトガルの大使館や移民局はいうことが担当者によって変わります。必要とされる書類の要件も日々変わります。ネットをググっているだけでは辿り着けない情報があります。

エージェントはたくさんの申請者をサポートしているのでノウハウが溜まっています。例えば、僕の頼んだエージェントにはオランダのポルトガル大使館経由でビザを申請した別の日本人の情報があると言っていました。彼/彼女は僕が申請する2週間前にポルトガルからビザを受け取ったそうです。

じゃあ僕も書類審査で落ちるわけないよね、と思えたのです。

5. ポルトガル移住への期待

新生活のスタートと、家族で挑戦する新しい目標について説明します。

生活の質の向上

まだポルトガル生活が始まったばかりですが、シンプルに「住む場所でこんなに気分が変わるんだ」と思える毎日です。

妻はお金を使う喜びを取り戻したと言っています。よくわかります、その気持ち。オランダでは30ユーロ払っても犬の餌みたいな不味い飯しか出てこなかったけど、ポルトガルでは10ユーロも払えば新鮮な魚と白ワインを楽しめます。

朝6時に起きて日課の朝練に向かいます。柔術教室です。この歳になって何かを白帯からスタートするというのは気持ちの良いものです。

子供たちを学校に送り、僕はそのまま海に向かいます。サーフスクールからボードを受け取り1時間ほどサーフィンをします。

キックボクシングの練習を終えた妻と合流し一緒にランチを食べる。昼は外食した方が安いし、時間効率もいいです。何より美味しい。

ポルトガル生活を始めたばかりで、いいところばかりに目が行きがちですが、そういったバイアスを割り引いたとしても、もう僕たちは寒い北欧には戻れないし、しばらくは南欧のあったかいところで楽しく生活していたいです。

家族との新しい挑戦

まずはポルトガル語の習得。子供たちは早速、ポルトガル語を話し始めています。僕たちもしっかりとコミュニティに溶け込んでいきたいので、ポルトガル語を勉強します。その国が素敵だとその国の言語を覚えたくなるということに気づきました。

サーフィンと柔術、さらにキックボクシング技術の向上にも努めます。家族全員で大会に出て、一喜一憂したいと思います。オランダでは怪我が多かったので、怪我をしないように9割の力で練習することも忘れずに。

ポルトガルの波は強いので、サーフィンで死なないのも重要です。家族が待っているし、南欧を回りたいし、夏休みには日本に帰りたいですし。冗談抜きで、ポルトガルに来てから大きな波に巻かれて2回ほど「あぶな、死ぬかも」と思う経験をしました。

これからの展望

あと何年ポルトガルにいるのかもわかりません。オランダの4年もあっという間だったので、忙しく子育てしていたら4年なんてすぐに過ぎてしまうでしょう。

仕事を軌道に乗せて海外移住するという漠然とした目標はオランダに住んだ時点で達成されました。今度はヨーロッパの中でも特に住み心地の良い場所に引っ越して、いよいよ次の目標を見つけるタイミングなのかもしれません。

家族と会話を重ねて次はどこを目指すのか、どうなりたいのかを話し合いたいと思います。

【完全ガイド】ポルトガルD8ビザ(デジタルノマドビザ)申請の全手順:要件・必要書類から面接対策まで

Last updated on 2025年1月18日 By 石崎 力也

あなたはフリーランスやデジタルノマドとして、海外で働きながら生活することを夢見ていませんか?ポルトガルのD8ビザ(デジタルノマドビザ)は、そんなあなたの夢を叶える可能性を秘めています。ここでは、D8ビザ取得に必要な要件と申請プロセスについて、2024年9月に在オランダポルトガル大使館から承認を受けた僕の経験を基に詳しく解説していきます。

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僕がD8ビザの取得に挑戦したとき、このビザが比較的新しいものだったため、日本語の情報がほとんど見つかりませんでした。そのため、英語圏のReddit・Quoraなどを参考にしながら、手探りで申請プロセスを進めていきました。情報が常にアップデートされているため、政府公式サイト(SEF/AIMA/大使館)にリストアップされている書類だけでは不十分なことが多々あり、苦労しました。

当時僕はオランダに住んでいたので、オランダにあるポルトガル大使館から申請を行いました。この経験を通じて得た最新の情報を、これから申請を考えている方々のために、ここで詳しく共有したいと思います。海外で働きながら生活するという選択肢は、デジタル技術の発展とともに現実味を帯びてきました。特に、新型コロナウイルスの影響でリモートワークが一般化したことで、より多くの人々がこの ライフスタイルに興味を持つようになりました。ポルトガルは、その美しい景観、温暖な気候、そして比較的低い生活コストから、デジタルノマドたちの間で人気の目的地となっています。D8ビザは、そんなポルトガルで合法的に長期滞在し、働くことを可能にする重要な鍵となります。ビザ取得のプロセスは複雑に見えるかもしれませんが、適切な準備と理解があれば、決して難しいものではありません。

必要書類

僕がD8ビザ(デジタルノマドビザ)の申請を決意してから、実際にビザが大使館から発行されるまでに6ヶ月(2024年の2月から8月まで)もの時間がかかりました。この長い過程で、多くの書類を準備する必要がありました。これらの書類は、僕の身元、財政状況、滞在目的を証明するためのものです。各書類の準備には予想以上に時間がかかり、特に海外にいる状態での準備は困難を極めました。

例えば、日本から戸籍謄本を取り寄せる必要がありましたが、これは海外にいる状態では特に時間がかかりました。戸籍謄本は婚姻関係を証明し、子供たちが自分たちの子供であることを証明するための重要な書類ですが、日本にいる家族や知人に依頼して取得し、国際郵便で送ってもらう必要がありました。このプロセスだけでも数週間を要しました。

僕が実際に準備した書類のリストは次の通りです:

– 有効なパスポート
– 定期的な収入の証明
– 銀行口座明細書
– ポルトガルでの賃貸契約書
– 犯罪経歴証明書
– 健康保険の証明
– 航空券の予約確認
– モチベーションレター

僕の経験では、すべての提出書類をポルトガル語または英語に翻訳する必要がありました。日本語で作成された書類は、公認翻訳者に依頼して翻訳しました。また、すべての書類にノータライズ(公証)またはアポスティーユによる認証が必要でした。僕の場合、ノータライズは弁護士に依頼し、アポスティーユはオランダの地方裁判所で取得しました。これらの手続きは、書類の真正性を国際的に保証するために不可欠でした。翻訳と認証には予想以上に時間とコストがかかりました。

収入証明の詳細

フリーランサーとしてD8ビザを申請する場合、過去12ヶ月間にクライアントがいたことを証明する書類が必要です。僕の場合、経営コンサルティングを仕事にしているので、コンサルティングサービスの契約書をポルトガル語に翻訳して提出しました。この契約書には、業務期間と報酬額が明記されていることが重要です。

eVisa Portal からデジタルデータとして必要書類を提出します。この際、4つのファイル、それぞれのファイルの大きさが2MB以内に収めなければいけません。コンサルティングの契約書の原本と翻訳には数十ページに及ぶため1つしか添付できませんでした。他に複数の会社と顧問契約を結んでいることを証明するために、契約書の原本と翻訳をGoogle Driveにアップロードし、共有リンクを1枚のドキュメントにまとめて eVisa Portal から提出するなどの工夫が必要でした。

さらに、実際にコンサルティング収入が入金されていることを証明するため、銀行口座明細書も提示しました。これらの書類によって、安定した収入源があることを示し、ビザ申請の要件を満たすことができます。フリーランサーの方は、同様の方法で収入を証明することが求められます。

銀行口座明細書の要件

D8ビザの申請には、過去12ヶ月の銀行口座明細書が必要です。この書類は英語で作成され、銀行からの判子(電子または紙への捺印)が必要となります。明細書は、申請者の安定した財政状況を証明する重要な書類です。いくら必要かは毎年変わっているので、他のサイトで最新情報を確認してください。

僕の場合、オランダとポルトガルの銀行口座にそれぞれ1000万円分のユーロを入金し、その証明書を提出しました。これにより、十分な資金力があることを示し、ビザ申請の要件を満たすことができました。移民弁護士からは、日本の銀行の証明だけでなく、ユーロでの貯金があることを証明するよう勧められました。

書類を準備する際は、審査をする人たちの手間を省くことを心がけました。例えば、日本円をユーロに換算する手間などは事前にこちら側で行いました。これは、AIMAという移民局が40万件ものペンディング中の申請を抱えており、面倒な申請は却下されやすいという現状を考慮したためです。審査官の負担を軽減し、スムーズな審査を促すことで、申請の成功率を高めることができると考えました。

書類を準備する前に移民弁護士と1回目の面談がありました。D8ビザはシンプルに金払いのいい外国人をポルトガルに呼び寄せるための施策であると言っていました。つまり審査基準ギリギリの収入要件と貯金額を提示するよりも、十分にお金があることを証明できれば審査は難しくないと。だから僕はコンサルティングの契約書を1社分だけでなく複数社分を提出したし、日本、オランダ、ポルトガルのそれぞれの銀行口座に要件を超える金額を入金した上で残高証明を出してもらい提出しました。

賃貸契約書の条件

D8ビザの申請には、ポルトガルでの賃貸契約書が必要不可欠です。僕の場合、妻がポルトに実際に行き、わずか3日間で契約を締結しました。しかし、その契約内容は「ビザの取得可否に関わらず1年払う」という厳しい条件でした。あとで移民弁護士と賃貸契約を一緒に確認した時に、次のようなことを言われました。

「あらかじめ僕たち(弁護士)に相談してくれていたら、賃貸契約書にはビザ承認後から家賃が発生する条項を盛り込むよう大家と交渉すべきとアドバイスしていたのに」と。

オランダの住宅事情が厳しかったため、ポルトガルでこれほど早く物件が見つかるとは予想していませんでした。

とはいえポルトガルでの信用がない状況でかつ住宅不足に陥っている場所での賃貸探しはそう簡単ではありません。妻が三日で物件を探し契約してきたことはほぼ奇跡に近いことだと僕たちは考えています。

ポルトガルの賃貸物件を探す際は、idealista.comというサイトが役立ちます。このサイトでは、様々な条件で物件を検索することができます。ちなみにオランダで2020年に賃貸を決めた時は家具付きで毎月1400ユーロ(85平米)でした。それが2024年の段階で1700ユーロになっていました。一方、ポルトのお家は120平米で毎月1200ユーロ。サーフィンができる海が近くにあり、ポルトの中心地に物件があることを考えたら、文句のつけようがありません。

賃貸契約書は妻がその場で大家からもらいました。ポルトガル語で書かれているので翻訳は不要でした。

犯罪経歴証明書の準備と翻訳

D8ビザの申請には、日本とオランダの2枚の犯罪経歴証明書が必要でした。当初、ポルトガル政府の公式サイトと移民弁護士のサイトには、直近5年間住んでいる国(オランダ)のもののみが必要と記載されていましたが、実際には日本の証明書も求められました。

日本の犯罪経歴証明書は在オランダ日本大使館で、オランダの証明書は現地の市役所で発行してもらいました。日本大使館からもらった書類は警察証明書というものだったはずです。大使館で指紋を取り、2ヶ月ほどで受け取りのメールが来ました。警察証明書は、英語やスペイン語などに翻訳されており、追加の翻訳は不要でした。

オランダの証明書は、ポルトガル語への翻訳が必要でした。これらの書類は、申請者の背景を証明する重要な役割を果たします。

ちなみに2つともの書類にはアポスティーユが必要でした。日本のものは無料、オランダの証明書は1枚20ユーロ近く払ったと記憶しています。

健康保険に関する注意点

D8ビザの申請には、家族全員分の海外旅行保険の証明が必要です。僕たちは12ヶ月分の海外旅行保険を購入しました。あるサイトには4ヶ月分でいいとか、半年分でいいとか書かれていますが、そもそも申請期間が読めないため4ヶ月分しか保険を買っていないと、ビザを提出する段階で海外旅行保険が切れているなんてこともあるかもしれません。そういう小さい出費を節約することでD8ビザに落ちるのは嫌だったので、僕たちは常に多め多めの発想で準備をしました。

2回目の面談で移民弁護士はクレジットカード付帯の海外旅行保険でも良いと助言してくれました。

保険には、ポルトガルでのけがの保障(治療費)と本国送還(レパトリエーション)の保障が含まれている必要があります。保険の規約は英語またはポルトガル語に翻訳して提出しなければなりません。僕の場合、契約した保険の規約が英語になっていなかったため、ポルトガル語に翻訳して提出する必要がありました。

ちなみに保険のポリシーは大量のページから構成されるため、これら全てを翻訳するようエージェントに頼むと嫌がられました。コストがかかりすぎると。だからオランダの保険会社に交渉して、英語で「ポルトガル滞在中、家族全員分の保険がカバーされていること」と「その保険には治療費と本国送還の費用がカバーされている」2点を盛り込んだ文書を作ってもらいました。

大使館にその文書を提出したところ、後で「オランダ語でもいいので」保険のポリシーをメールで提出するよう求められてました。

こんなふうに、大使館が求める書類と全く同じものを申請者が用意できるわけではないので、大使館のスタッフまたはエージェンシーと連絡を取りながら、それに近いものを準備するという姿勢が重要だと思います。もし僕が自分の勝手な思い込みや、ググっただけの情報を頼りに、多分これでいいだろうという推測の書類を持っていくと、ビザは却下されていたはずです。そもそも大使館のフェーズで書類を受け付けてもらえかったはずです。

航空券予約の取り扱い

D8ビザの申請には、往復の航空券予約の証明が必要です。審査が予想以上に長引く可能性があるため、4〜5ヶ月後の航空券を予約しておくことをお勧めします。これにより、ビザ取得後すぐにポルトガルに渡航できる準備が整います。

僕の場合、審査が長引きすぎて2回も航空券を捨てることになりました。このような事態を避けるためにも、余裕を持った日程で航空券を予約することが重要です。また、キャンセル可能な航空券や日付変更の可能なチケットを選ぶことも一つの対策となります。

ヨーロッパはそもそもチケットが安いので、2回分のチケットを捨てたとしても3万円ほどの損失で済みました。

その他の必要書類

D8ビザの申請には、モチベーションレターの提出も効果的と言われています。これは必須ではありませんが、申請者の意図を明確に伝え、審査官に良い印象を与えるために有用だとエージェンシーが言っていました。レターは英語で作成し、ポルトガルへの移住理由や自身のスキル・経験がポルトガル経済にどう貢献できるかを説明します。

また、長期滞在の意思を示すことも重要です。家族と一緒に移住する場合は、その旨もレターに記載しましょう。このレターを通じて、申請者のポルトガルでの将来的な計画や貢献意欲を伝えることができ、ビザ取得の可能性を高めることができるそうです。

とは言ったものの、僕はあんまりモチベーションレターの効果を信じていません。笑

大使館のスタッフと面と向かってやりとりした時も、モチベーションレターの存在だけが無視されていました。申請書が山積みになっているのに、そんな個々人の動機を1つ1つ読んでいる時間もないだろうというのが僕の意見です。

まとめ:D8ビザ申請に必要な書類と注意点

ここまでD8ビザの申請に必要な書類と注意点についてお伝えしてきました。最後に要点を7つにまとめました。

– D8ビザの申請には、パスポート、収入証明、銀行口座明細書、賃貸契約書、犯罪経歴証明書、健康保険証明、航空券予約が必要である。
– フリーランサーの場合、過去12ヶ月間のクライアントとの契約書と収入の証明が求められる。
– 銀行口座明細書は過去12ヶ月分が必要で、英語で作成され、銀行の判子が必要である。
– ポルトガルでの賃貸契約書が必要不可欠で、idealista.comが物件探しに役立つ。
– 犯罪経歴証明書は、直近5年間住んでいた国と出身国の両方が必要で、翻訳とアポスティーユが求められる。
– 健康保険は12ヶ月分の家族全員分の海外旅行保険が必要で、ポルトガルでのけがの保障と本国送還の保障が含まれていなければならない。
– 航空券予約は4〜5ヶ月後の日程で予約し、キャンセル可能なものを選ぶことが賢明である。

6-25 Teachableで生徒のEメールオプトアウト状態をチェックする方法

Last updated on 2024年4月9日 By 石崎 力也

今回はTeachableで受講生のEメールのオプトアウト状況をチェックする方法をやっていきます。

スクールからいろんなメールを自動や手動で受講生に出すことができます。しかしながら受講生からすると、そのメールは一部ちょっとうるさいなと感じることもあるでしょう。そういうメールを一部解除して受け取らないようにオプトアウトの設定ができるのでその方法を管理者として理解するとともに、管理者側が受講生のオプトアウトの状況を確認する方法をご紹介していきます。(※オプトアウトはオプトインの反対語)

Step1. Teachableでスクールから受講生に届くメールとは

まずはスクールからどういうメールが届くかを知りましょう。これは僕が送ったメールです。特定のコースを受講してる人だけに手動で送ったメールで、こういうふうに書いてます。受講生がこのリンクをクリックすると、そのメールを受け取らない設定ができます。他には例えば1ヶ月ごとにコースのモジュールを見せていくドリップコンテンツという仕組みで提供しているコースの場合、今月のモジュールが公開されたことを自動でメールで通知します。それも、こういうメールに含まれていますね。ただ、このメールは、解除できないみたいなんですけど、それも後で解説しす。

Step2. 受講生がスクールからのメールにオプトインする方法

まずはスクールからのメールに受講生がオプトインする方法がどうなっているかを見ていきましょう。スクールにサインアップするところでオプトインについての項目が出てきます。サインアップボタンを押すとサインアップのページに遷移します。ここで表示されるのが、I agree to receive promotional and instructional emails from Scool という文言です。プロモーショナルですから、販売に関するプロモーションのメールとか、このコースにまつわる指導目的のコースの補助となるようなインストラクターから来る手動のメールにオプトインしますよというのがこのチェックボックスです。これはあえて今、デフォルトの英語のままで表示していますが、日本語に和訳したものも作るといいと思います。(参考:3-5 Teachableで表示や文章を日本語化する方法)

これは購入画面ですね。今商品の購入画面に来てるんですけど、これは和文化してあります。「お得なクーポンや追加レクチャーのアップデートをEメールで受け取ることに同意します」とあります。同意ですからオプトインですね。ここでチェックするとオプトインされていくということになります。

Step3. 受講生がスクールからのメールをオプトアウトする方法

受講生がオプトアウトしたい、このメールが届くとうざいからUnsubscribe(解除)したいよとなった場合はどうしたらいいでしょうか。

  • アカウント登録や商品購入の段階でチェックボックスを外したままアカウントを登録したり購入することができます。そうしておくと最初からオプトアウトの状態でアカウントを生成できます。
  • いったんオプトイン(同意して登録)した後で、Eメール内の購読解除のリンクから、セールスの情報を受け取らないというリンクをクリックすれば受講生はオプトアウト(購読解除)することができます。
  • 受講生のプロフィールのところからメール受信を設定する方法もあります。受講生でログインしたときに右上に、自分のプロフィール情報を編集するという場所があります。それをクリックしてください。そうするとNotificationsというところの Receive instructional promotional、先ほどと同じメールの設定があるので、これをオフにしてもらえればオプトアウトできたということになります。

Step4. 受講生がオプトアウトできるメールの種類

ただし、受講生がオプトアウトできるメールの種類は限られています。何でもかんでもオプトアウトできるというわけではありません。

まず1つ目は管理者がEmails から Composeに行って送る手動のメールです。管理画面のEmailsからComposeのところで誰にどんな内容を送るかを決めて送ることができます。

またはコーチング商品がTeachableの中にあります。コーチングの中でマイルストーンを設定することができます。例えば入ったばかりのときはこれをやってね、次はこれやってね、その次はこれですよという道しるべになるようなマイルストーンを置いていくことができるんですけども。それに関するマイルストーンの通知の設定になります。

あとはコーチングのマイルストーンに投稿されたコメントなんかもこの通知で来ます。

これら3つが主にオプトアウトできる対象です。

ドリップコンテンツの通知メールは、以前はUnsubscribe(購読解除)のボタンがありましたが、仕様変更されたのか、ボタンがなくなりました。なので今は購読解除できないというふうになっています。

ちなみにスクールの管理者はこのEmailsのSettingsのところで他のEメールの通知状況を管理することができます。これは、受講生が変えるというよりもスクールの管理者側で変えるというようなものですね。見てください。EmailsからSettingsのところで、例えば CommentsのNotifivation や Drip Content 、無料のプロダクトのレシートなどがあります。

Step5. 管理者が受講生のオプトアウト状況を確認する方法

ここまでは受講生側の視点から見てきました。管理者側からも受講生のオプトアウト状況、つまり、この受講生はオプトアウトしてるかなというのを確認できます。どこからやるかというと、UsersというところからStudentsの一覧のページに行ってください。その画面に行くとユーザーが並んでいるので、EMAIL OPT OUTという欄を見てください。EMAIL OPT OUT、Yesの人は登録を解除してる。オプトアウトに対してイエスって言ってるので、オプトアウトしてる人ですね。なのでこの人たちには特定のメールが届かないということになります。Noという人はオプトアウトしてないのでオプトインしてる状態ですね。メールが届く人というふうに見ることができます。

あと1つ、CSVでStudentの一覧をエクスポートすることができます。エクスポートしたときにもこの欄は出ています。TRUEと書いてあるのがさっきのYesに当たるものですね。この中でTRUEという値になっているものはオプトアウトしてる人だよというふうに見ることができます。このように、Eメールのオプトアウト状況をチェックすることができるので、やってみてください。今回は以上です。

やり方を動画で見る

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6-24 Teachableで自動メールの文章を編集する方法(Eメールテンプレート)

Last updated on 2024年4月8日 By 石崎 力也

Teachableで自動で送信される各種のメール文章を変更する方法を解説します。

Teachableには受講生がスクールに参加したり、支払いが失敗したとか、支払いが失敗してコースから自動で登録が解除されました、というメールが必要なタイミングで送られるようになっています。これらのメールの文章は最初デフォルトで英語になっています。それをスクール全体を日本語化するという意味でも、この自動メールの文章を変える方法を覚えておいてください。

Step1. Teachableで自動で送信されるメールのポイント

今回はこのEメールテンプレートを変更していきます。ポイントの部分をまず先にお伝えしておきます。

  • 自動送信のメールの文章を変更できます。これはテンプレートと呼びます。そしてこの変更する機能はBasicプラン以上で可能で、無料プランでは使えません。
  • 自動メールの種類ごとにオンオフの設定がある
    • SettingsのところからNotificationsに行くとどんなときにメールを受け取りたいかというのが出てきます。今のところは全部オンになっていますが、これがオフだといくらメールの文章を変えたとしても、メールが届かなかったりしますね。

Step2. Teachableのメールテンプレートの編集方法

早速テンプレートを編集していきましょう。3段階で編集します。

2-1. 管理画面のEmail > Template Editor

1段階目はこの管理画面からEmailのTemplate Editorというところにいく作業です。Emailsを開くとTemplate Editorというのが出てきます。

2-2. SELECT A TEMPLATEで変更したいものを選んで、変更する

次に、SELECT A TEMPLATEというところで変更したいものを選んで、それを変更してください。例えば、これは Issued Certificate、修了証が発行されましたよというものです。そうすると、見てください。You have been issued a certificateということで、こんな感じで英語の文章が出てしまいます。

2-3. 日本語化してSaveしてPublishする

英語になっている部分を例えば、修了証を発行しましたという感じの日本語にしましょう。それでSaveすると、日本語の修了証っぽくなってきたと思います。

こんな感じで修正を入れてきます。修正したものがあったらSaveします。ボタンがPublishになっていまくてUnpublishのボタンが出ているということは、Publishされた状態ですね。ここでPublishのボタンが出ているときはPublishがされてないということです。修正したら忘れずにPublishしておきましょう。

Step3. 3種類のテンプレートが選べる

SELECT A TEMPLATEで3種類のテンプレートが選べるようになっています。

  • CSSとHeader(LAYOUT):Receipt以外のメール全てに適用されるものですね。CSSとかHeaderなのでこのメールのデザインや雰囲気を決めているものがここのLAYOUTという2つにあります。
  • 受講生が受け取るメールのテンプレート
  • 管理者、Owner、Authors、といった管理側が受け取るメールのテンプレート

3つに大別されますので、それを踏まえた上でテンプレートを編集していってください。

Step4. 使えるのはHTML、CSS、Liquid

メールの編集で使えるのは普通のテキストとHTMLです。HTMLがほとんど主ですが、CSS、あとLiquidが使えます。Liquidは、Shopifyが作った簡単なプログラミング言語みたいなものです。例えば画像のように2つの括弧に囲まれてcourse.url と記載されています。コースにアクセスするためのURLですね。

こういうのがschool.nameとかcourse.nameみたいな感じで決まっています。Teachableの中で使えるLiquid言語の解説に関してはLiquid on TeachableというTeachableのヘルプページを見てみてください。Liquid on TeachableでGoogleで検索しても出てくると思います。そうすると、いろんなカテゴリーごとや場合ごとにどういう変数を使うかが決まっています。

MainChimpで言う置換文字、マージタグのように動的に特定のデータを呼んでくるイメージです。例えばコースAに関するメールを送る場合は、このAというコースの名前を出したいですよね。ですが、Aというコース名をここのテンプレートの編集画面に直接書いてしまうと、ABC全部のコースに対して、Aのコースの名前が出てしまいます。それを防ぐためにABCのコースごとに動的に変更したい場合は、こういうLiquidを使うと便利になっているわけです。基本的にはこういうふうに英語の部分を日本語にしていく、あとは語順を変えたりして日本語と英語のちょっと変なところ、英語の部分を日本語に自然に直していくというのがいいんじゃないかなと思います。リンクになっているところも変えられますね。

Step5. Teachableにおける自動メールの種類

メールの種類がたくさんあるので、どれがどのメールかがちょっとわかりにくいと思います。なのでそれをちょっと解説していきましょう。そしたらLAYOUTからいきましょう。

5-1. LAYOUT

  • LAYOUT:Receipt以外の全メールに適用される基本的な項目。
  • Email Header:Eメールのヘッダー部分。
  • Email CSS:CSSっていうのはHTMLとかとセットで使われること多いですけども、デザイン部分を司っているようなものです。受講生用のメールですね。

5-2. STUDENT

  • Issued Certificate:修了証明書が発行されましたという通知です。
  • New Lecture Comment Notification:レクチャーに対する新しいコメントの通知です。
  • Upcoming Subscription Reminder:次回のサブスクが30日後に迫ってるよっていう30日前に送られてくるようなリマインダーのメールですね。
  • Automatic Product Unenrollment Notification:あなたはコースから自動で登録解除されましたという通知です。これはアクセス期間が設定されている買い切りのプロジェクトでも、5700円で買い切りなんだけども30日間しかアクセスできないコースみたいのが英語圏あるんですけども、そういうコースはあんまり日本ではないですよね。でもTeachableではそういうアクセス期間を、受講できる期間を限定したコースっていうのを作ることができます。その場合に、そのアクセス期間が終わったら登録解除の通知が送られるということですね。
  • Reset Quiz Notification:採点済みのクイズがスクール管理者によってリセットされたという通知です。ここでいうクイズはTeachableの中で小テストみたいなものが作れる機能ですね。その小テストの、例えば足切りラインが7割で、7割以上点数取らないと次に進めませんとかコースを終了できませんみたいなそういう制限をかけることができるんですけども。一旦、例えばクイズをやって採点ボタン押して、1回しかクイズ受けられない、それで一発不合格で終わりみたいなそういうクイズも作れるんですね。その場合にどうしてももう1回受けたいからスクールの管理者にお願いをして、クイズの結果リセットしてよっていうふうに言うことができます。それでもしリセットされた場合はその旨の通知が届きます。
  • Nonpayment Cancellation:受講生自身の支払いの問題によってカードが通らなかったりした場合に、「あなたのサブスクは、支払いに何回も失敗したので自動で解約されちゃいました」という通知です。
  • Payment Authorization Required:支払いを完了させるために追加のこの支払いの手段の確認作業っていうのが必要ですよっていう通知です。
  • Custom Email:手動送信のメール打つこともできます。その際に使うテンプレートがCustom Emailです。
  • Drip Content Release:Drip形式と呼ばれるちょっとずつ、1ヶ月目はこのモジュール1、2ヶ月目がモジュール2みたいな感じで講義を少しずつ公開していく方法があるんですけども、その形式をTeachableで設定できます。Drip形式で次のコンテンツが公開されましたよという通知のメール。これがDrip Content Releaseですね。
  • Failed Payment:定期支払が失敗したという通知です。
  • Free Trial Reminder:無料トライアル付きのコースに限定されるんですけども、その無料トライアルの終了日が迫っていることの通知です。終了の7日前に送信されます。
  • Free Trial Receipt:無料のトライアル期間があるコースの場合は、その無料トライアルの領収書です。
  • Receipt:コースの購入時の領収書です。

5-3. OWNERS & AUTHORS

あとはオーナー向け、管理者向けのEメール通知です。

  • New Student Signup:スクールに新しい受講生が入りましたよという通知ですね。名前と登録されたEメールアドレスが通知されます。
  • New Enrollment:新しく受講者がどの商品とかコースに登録されたという通知です。
  • Nonpayment Subscription Cancellation:受講生の支払いの問題によって、この人のサブスクが自動で解約されましたっていう通知なです。この通知は前述した通り、受講生の方にも届きます。なので管理者と受講生両方に届くようになっているということですね。
  • Manual Subscription Cancellation:マニュアルなので受講生自身が自分で手動でサブスクを解除したという通知ですね。この人は解約しましたというお知らせです。
  • Student Outreach:受講生が、スクールの一番右上のところにクリックするとメニュー出てくるんですけども、そこの問い合わせフォームから連絡してきましたよという通知です。
  • Billing Error:定期支払が受講生の支払いの問題によって失敗しましたという通知です。
  • New Lecture Comment Awaiting Moderation:承認待ちのコメントがあるよっていう旨の通知ですね。
  • Affiliate Onboarding:新しく登録されたアフィリエイター自身に向けて送信されるメールです。Affiliate Onboardingなので「アフィリエイトに登録してありがとうございます。おめでとうございます。あなたはこういうことをしてくださいね。あなたはこういうふうにアフィリエイト活動やってくださいね。」という感じのことを書いておくといいと思います。スクールにアフィリエイターが追加されたタイミングで自動的に彼らに送信されるものになります。
  • Student Details:新規登録した受講生の氏名、国、メールアドレスなどの詳細な情報を見ることができる通知です。

Step6. 「Teachable日本語化」という商品のご案内

こんな感じでいろいろできます。特にStudentに送られるものは日本語化しておくことをおすすめします。僕たちも「Teachable日本語化」という商品を持っています。左が英語ですね。右が僕らが英語を日本語化したものですけど、例えば、「Hi 〇〇さん」というところは、「〇〇さんこんにちは」という文言にしたり、Liquidを活かしつつ、きちんとした文言になるように変えています。画像のように綺麗に日本語化して、例えばボタンやハイパーリンクになってるところなども日本語にしてあげるとすぐ使いやすくなるかなというふうに思います。こんな感じでやってみてください。

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