ちょうど福岡で用事あったので、そのタイミングでカタンドアネス島行こう!
決めたら、すぐさまチケット。
さっきセブパシフィックで福岡からマニラのチケット買いました。
なんと片道6,500円。やすっ。(子供が感染症にかかってチケットがパーになった話)
他のプロモーションを見てると、マニラからシドニーが1万円、グアムが6000円、釜山も6000円、プーケットも6000円。とにかく破格、破格、破格。
サウスウェストがLCCの始まりと言われています。そのサウスウェストがビジネスを始めたのは、1980年代。四半世紀を経てようやく、日本にLCCが上陸し、トラベルがラグジュアリーではなく、習慣の一つとして認知されるようになってきました。イギリスのライアン、マレーシアのエアアジア、オーストラリアのジェットスター。ここら辺の企業は全てサウスウェストをモデルにしているので、基本的にサービスの売り方は一緒です。
・・・って、今日はLCCがいかに安いかって話をしたいのではなく、なぜそう言った情報をいち早くキャッチできるかってことですね。
もちろん格安航空の情報だけではなく、自分の専門分野、セミ専門分野での情報を素早く得続けるためにも、人生の早い段階で情報収集の技術を身につけておくべしと繰り返し言ってきました。少なくともうちのお客さんなら、全員が使っているであろう Reeder や Instapaper。
Instapaper – Instapaper Holdings, Inc.
自分の欲しい情報だけを選択的にプッシュ型で得てください。大事なので繰り返します。情報収集とは「選択的に」「プッシュ型」で情報を得ることです。テレビやラジオを見ている人・ヤフーのトップニュースだけ見ている人はプッシュ型で情報を得ていることになりますが、これはダメ。必要以外の情報(例えばベッキーの不倫とか)が目に入ってきます。じゃあGoogleだけを使って必要な時に必要な情報を選択すればいいじゃないかと思うかもしれませんが、これはプル型の情報収集なのでスピードが落ちます。まずインターネット環境がなきゃ達成できません。さらにブラウザを開く時間、タイピングする時間、サーバーからのレスポンスを待つ時間が無駄です。
だから、セレクティブな情報収集(しかもプッシュ型)が重要なんだよと。
雨の日に傘をさす光景をイメージすると、分かりやすいです。
「情報をシャワーのように浴びる」という表現がありますけど、まさに空中から降ってくる雨のように情報は上から下に降ってきます。もちろん雲ひとつないカリフォルニアの空に向けて傘をさすよりも、北陸地方(雨が多いので自殺が多いようです)で傘をさした方がい効率はいいです。
妻が妊娠すると町中に妊婦が増え、Macユーザーに改宗したところ町中にMacintoshを見かけるようになる。アンテナを張ると、情報が入ってくる、いわゆるカラーバス効果ですね。でも、僕からすると、世の中のほとんどの人は、カラーバスをやっているつもりで全然できていない。先に出した例のごとく、カリフォルニアで傘をさして、たまに降ってきた雨をキャッチして喜んでいる程度です。地方には本屋がなく、都会には本屋が多いですね。ある著者さんはこう言っていました。
「地方と都会の情報格差は本屋の数で決まっている。だから地方の人たちは偏見が多いし情報弱者が多いんだ」と。
これはインターネットの世界でも起きていることです。情報収集のやり方を知っている人は、本屋に囲まれた都会に住んでいるようなもの。知らない人は、本屋のない地方に住んでいるようなもの。
放っておいても情報がどんどんと入ってくる状況を作れていますか。最近の若者は情報の海に埋もれている・・・なんて言われているけど、ここで使われる情報は全部サーバーの肥やしのこと。ただのゴミです。1記事400円もらって素人が書いているキュレーションメディア(まとめ系)や、FacebookやLINEでの無意味な会話を、情報と呼んでいるわけです。こりゃダメだ。
もし情報格差がダイレクトに収入格差に繋がるとわかっていれば、現状のような時間の使い方はしていないはず。少なくともきゅうきゅうとした生活をしている人が電車の中でアングリーバードをやっている時間なんてないはずです。まずは情報収集の方法から学びましょう。やり方は簡単です。雨の降っている場所で傘をさす。雨が降っていない地域に住んでいるなら、雨が降っている地域に引っ越す。正確には、自分の住む地域に雨を降らすわけです。
どうやって?
Reeder(mac + iPhone)とInstapaperを使いましょう。
金沢城で撮影してきました。