母校のグラウンドで盆踊り大会がありました。赤ちゃん喜んでいるかなって顔を見ると爆睡してました。
無料で配っているアイスを食べて、東入江町会の演舞を見て、運動場を後にしました。そだよね、興味ないよね、盆踊りなんて。
ちなみにうちの息子の最近の興味はもっぱら Mother Goose Clupです。
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外資サービスに完全レイプされている状態
僕のビジネスモデルで純日本製のものは何か考えると、まず第一にピーアールジャパンさんのVPS-NEOが思いつきます。もうどのくらいNEOを使っているんだろ。僕に啓発されて他社さんからNEOを移行された方もたくさんおられるようで、それなりに彼らの利益に貢献していると思います。実際いくつかのプロダクト内でもNEOさんを推しているくらいだし。今度暇があればUdemyで、石崎しか知らない(なぜなら石崎用に実装していただいた機能が複数あるから)NEOの使い方などをまとめて商品にしてもいいかもしれません。
自社ビジネスモデルの核部分となるステップメールを純日本製が独占しているのは嬉しいことです。しかし、それ以外に何があるか。思いつくかなー。無理だなー。何かありますか。あ、そうだ。販売管理システムは純日本製ですね。シンプルサイトの上川さんが作ったペイメントEXを使っています。他に何かあるかな・・・。
アメリカ、カナダ、日本でAmazonのプライム会員やってます
この文章はApple製品のMacBook ProとiMacで書かれていますし、ブログエディターはMarsEditででやはり外国製です。ちなみにCMSはWordPressです。商品を提供するときはDropbox(かGoogle Drive)経由だし、ストリーミング商品はVimeoを使っています。会員サイトと会員専用のメーリスはGoogle Apps for Work。商品を作るときは、Blue社(Yeti Pro)のマイクを使い編集はCamtasia Studio for Mac か Adobe社のPremiere Proを使います。メガネはLunorとRay-Banで、そのメガネを通してたくさんの情報を頭に突っ込んでいます。集中したいときはBoseのQuiteComfortを使い、Norah Jonesを聞きます。そして最近はエドテックのUdemyにはまっている。Udemyから報酬の支払いはPayPal経由です。ビジネス周りの商品は全部Amazonで購入しています。Amazonに関して言えば、.comと.caと.co.jpの3つでプライム会員になっています。
うわ、やばい。かなり外資だぜ。Englishがビジネスのベースになりつつある。もちろん管理画面は日本語なんだけど、英語で書かれた情報の方が圧倒的にアクセスしやすいですね。Google Apps for work のサポートチーム(日本人)に電話しても解決しない場合は、自分で英単語をGoogle.comに突っ込んで調べます。そっちの方が早いこともあります。
そうか。こうやって振り返ると、僕のビジネスは外資プラットフォームの上に乗っかっているんですね。
VPS-NEOの疎外感が激しい
だからか。最近、VPS-NEOが僕のビジネスエコシステムからexclude(排除)されている気がするんです。もちろんVPS-NEOの紙田社長が世界からいじめられているとかそういう意味ではなくて、ただ単に日本のサービスが世界から完全に無視されているだけなんですけど。
例えば、ポップアップ形式でリストを取りたい場合。HubSpot(また外資!)が提供するLeadinというプラグインを使うんですけど、連携できるサービスがすごい限られているんです。当然、世界で最も使われているMail Responder(海外ではステップメールをそう呼びます)はMailChimpなので、MailChimpは当然のように選択肢にある。でもVPS-NEOはない。(たぶんHubSpotの社員は存在すら知らないんじゃないかな)
悲しいですね。例えばフォームでhiddenのパラメータとか編集させてくれるならまだVPS-NEOにも望みがあるんですけど、これまでLeadinやSumoMeなどのマーケティングオートメーション系プラグインを触っている限り、あんまり中のコードは触ってほしくないらしく、彼らが推奨しないサービスとは連携が取れない状況です。
いま少しずつMailChimpがローカライズされていますよね。たぶん少しずつ、スモールビジネスのオーナーもMailChimpにシフトしていくんだと思います。だって彼らの(僕の)ビジネスモデル-エコシステムの9割以上が外資のサービスで埋め尽くされているんだから、そこに純日本製の商品やサービスがあると、邪魔になるんです。仕方なくビジネスを潤滑に回すために、外資のサービスにシフトしていくしかないんですよね。(言いたくないけど、インターフェースもエクスペリエンスも圧倒的に海外のサービスの方が素晴らしいです)
TPPこなくても、もうとっくにこの産業死んでいます
TPPが可決されると、外資の保険会社がやってきて、日本の皆保険制度をぶっ壊すと予言する人もいます。
TPPがやってこなくても、もうすでに日本のスモールビジネス向けB to Bサービスはかなりの部分、壊されている(殺されている?)気がします。
ああ、もしかしたらメール配信システムのVPS-NEOを辞めて、MailChimpに完全シフトする日が来るんでしょうか。英語圏で運用するECサイト(Shopify)ビジネスは当然MailChimpを使っているんですけど、まさか日本で展開するビジネスですらMailChimpを使う日がやってくるんでしょうか。
やってくるんでしょうか?と疑問符を投げながら、内心「99%シフトするんだよな」思っているところが余計悲しいです。
そっか。もうそういう時代なんですね。