どうもこんにちは、石崎力也です。
今回はPayPalで買い手に一部または全部を返金する方法をお伝えしようと思います。
あなたの商品やサービスにリスクリバーサル(返金保証)が付いていた場合、お客さんから返金の申請があります。
銀行振込と違ってPayPalは返金作業が簡単
これはPayPalのダッシュボードです。例えば、この$898USDの商品の返金申請があったとします。PayPalのいいところは、銀行振込と違って返金作業が楽です。銀行振込の場合は、相手の口座番号を聞いてこちらが手数料を負担した上で相手に入金する必要がある。こりゃ面倒です。ネットバンクならまだマシだけど、これがわざわざATMに行ってやらなきゃいけない作業であれば大変です。一方のPayPalはワンクリックで返金ができます。
デジタルコンテンツの販売者は返金が来てもノーダメージ
もともとデジタルコンテンツは原価がほぼゼロに近いですから、情報系(ビット換算できるデータ)の商品を売っている人はそれの返金をしたところで具体的なダメージはありません。一時的にあったかのようなお金を相手に戻すだけです。これが物販とかであれば話は違います。商品には原価がありますから、戻って来た商品が使えなくなった場合、実質的な損害が発生します。例えば100万円の車を販売して、お客さんが返金を要求して来たら、もうその戻って来た車は100万円で再販売することはできないでしょう。ほぼ新品と新品の間には大きな乖離がありますからね。
返金ボタンをクリックするだけ
今回の例であれば、2017/04/25 支払元XX XX $898USDの上でクリックをします。ページ上部の取引履歴をクリックしてもOKです。そしたらこんな画面が出て来ます。真ん中あたり(正味金額の下)に返金の実行というリンクがあります。ここをクリックするだけ。返金額を入力し[返金を実行]をクリックします。
返金期間は180日間
僕は転売ヤーじゃないのでどうでもいい話ですが、返金期間が180日ってすごい長いですね。転売している人たちにとっては大打撃です。だって、バイヤーが悪徳だった場合、180日間商品を手元に置いてボロボロに使い古した後に、セラーに対して「商品説明が違う」と異議を唱えて商品を返すことも想定できます。実際にeBayではそういう事例がたくさん起きているようです。以前は60日だったんです。それでも長いですけど、この期間内に返金をすれば手数料を含めて丸々お客さんに返金ができました。今、180日の場合でも、手数料を含めて返金はできるのでしょうか。60日を超えての返金における手数料の扱いは、僕自身知りません。やったことがないので。
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