あなたはAIを使って副業で稼ぎたい会社員で、どんな稼ぎ方があるのかと疑問に思っていませんか?ここではスキルやノウハウ、資格に頼らない稼ぎ方を紹介します。AIとSNSを使ってゼロから不労所得を作り出していくためのヒントがつかめるはずです。
ChatGPTを始めとした生成系AIの登場で、ネットビジネスが楽だと言っている人がいます。特にX(旧Twitter)などを見ていると、たくさんの発信者がAIの可能性やオススメツールなどについて発信しています。ですが実際にChatGPTでお金を稼ごうとすると、どこから手をつけるべきなのかと途方に暮れてしまうはずです。そこでAIを使ってマネタイズしていくためのコツを理解していきましょう。
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リスクなしの副業ビジネスを始めよう
まず副業を始める場合に一番重要なことをお伝えします。それはリスクをできるだけ避ける形で副業を始めることです。僕は大学在学中からずっとインターネットの世界でビジネスをしてきました。その中で色々なタイプのビジネスモデルを採用してきました。ですが同じネットビジネスでも、ビジネスモデルによってリスクの大きさに大きな偏りがありました。
例えば、クレジットカードの不正利用で大きな損失を被ったことがあります。これは何年も前の話ですが、外国人向けに日本のiTunesカードをネットで売っていたことがあります。日本のAppストアで決済するための支払い手段として需要があったんです。でもこのビジネスにはいくつかの問題がありました。
まずこのビジネスは典型的な薄利多売のモデルでした。確かにいくら日本でしか買えないカードだからといっても価格を2倍、3倍にして販売することはできません。元値に若干のマージンを載せて売ります。決済はPaypalなどを通して行っていたので、もちろん取引手数料も掛かります。そのためどうしても利幅が少なくなるので、薄利多売にならざるを得ません。
サービスではなく何かの物を売る場合には、在庫を抱えるリスクも発生します。僕の場合はギフトカードを売っていましたが、その実態は入力して使う数字とアルファベットのコードでした。それでも何かの理由で商品を売れなくなった場合を考えると、在庫を抱えているとそれだけでリスクになります。
一番の問題はクレジットカードのチャージバック詐欺でした。誰かが盗まれたクレジットカードで僕のiTunesカードを購入します。そして、その不正購入を知った持ち主がクレジットカード会社に不正利用の申し立てをします。この段階で不正購入されたカードの中に書いてあった引き換えコードは、すでに犯人によって転売されてしまっています。
そのため僕は、不正購入された売上を返金しなければなりません。売上を返金したとしても、商品であるiTunesカードはもう再販売できません。こういった不正購入が大量に増えた結果、この事業を畳まざるを得なくなってしまいました。このようにどんなビジネスモデルを選ぶかによって、ビジネスのリスクは大きく変わってくるのです。
他人からの注目は現代における最高の通貨である
では今リスクを避ける形で賢く稼いでいる人たちは、一体どんな風にビジネスをしているのでしょうか?カイリー・ジェンナーはカーダシアン家の末っ子です。実は彼女は実業家であり、自分のコスメブランドを所有しています。フォーブス誌が2020年に発表した億万長者番付ではなんと1位を獲得しています。
引用:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2023-03-15/RRKBM7DWX2PT01
またライアン・レイノルズはハリウッドでも人気の俳優です。でも実は彼がビジネスマンであることはあまり知られていません。彼は出資する「ミントモバイル」という会社に出資をしています。ミントモバイルは携帯電話キャリアです。ミントモバイルは最終的に大手のTモバイルという会社に売却されました。
引用:https://teremana.com/
俳優で自分のビジネスを持っている人というのは、他にもいます。ロック様という人を知っていますか?ハリウッドで一躍有名になって映画に出まくっている俳優です。名前はドウェイン・ジョンソンと言います。英語での愛称が「The Rock」という名前なので、ロック様と呼ばれています。彼は実はTeremana(テレマナ)というテキーラの会社を持っています。しかもそのテキーラの会社は約35億ドルの価値がついています。ハリウッド映画で彼の演技を楽しんでいる人は、誰も彼がテキーラ会社のオーナーだとは夢にも思わないはずです。
さてこれら3人の人物に共通するものは何でしょうか?それは3人とも世間で注目を集める存在だということです。SNSが発達した現代の社会では、注目というのが直接通貨として機能します。つまり注目を集めていれば、その注目を金銭という形に交換できるということなんです。
そしてこの3人が持っている収入のタイプにも着目してください。彼らはパッシブインカムつまり不労所得的な稼ぎ方を選んでいます。ライアン・レイノルズが直接、携帯電話のネットワークを設定しているわけではありません。ドウェイン・ジョンソンがテキーラ工場で実際にテキーラを製造しているわけでもありませんよね。つまり彼らの収入は、労働時間には比例していません。ここが大事なポイントです。
昔イケダハヤトさんが「大事なのはお金を探しに行くのではなく、お金の流れているところに立つこと」というようなことを言っていました。つまり、自分の実力とは関係なく、お金の流れるところに身を置くことが重要だということです。そして現代では、お金は人々の注目が集まる場所に流れます。YouTubeの人気の配信者、フォロワーの多いインフルエンサーなどが大きく稼ぐ時代です。だからこそ、人々の興味を集めるような商品やコンテンツを持つということが、現代における富の基礎となります。
自分のテレビ局ネットワークを所有する
注目が現代の富の中心だとすれば、あなたも注目を集める装置が欲しいと思いませんか?あなただけのテレビ局のネットワークのようなものを所有しましょう。これを僕はAI集客エンジンと呼んでいます。実はネット上では、このテレビ局のネットワークのようなものを既に所有し、お金を稼いでいる人達がいます。しかも顔出しすることなく、です。
引用:https://www.forbes.com/profile/ted-turner/
テッド・ターナーという人物をご存知でしょうか?彼はアメリカのCNNの創設者です。CNNの他にもカートゥーンネットワークというアニメ専門チャンネルなどを持っています。つまりメディア界の大御所です。でも誰も彼のことをSNSで見かけないし、彼の顔を知っている人さえほとんどいません。
ちょっとここで考えてみてください。テレビ局のネットワークというのは、何を飯の種にしているのでしょうか?つまり何をマネタイズしているのかを考えて欲しいのです。テレビは広告枠を売って収益を上げています。これはあなたもご存知の通りです。その広告枠の価値を上げるために、人々の注目を最大限集める努力をしています。そのために重要になるのがコンテンツです。
ところがよく考えてみると、テレビ局自体が必ずしも自分たちでコンテンツを作っているという訳ではありません。例えば金曜ロードショーなどのように映画の放映権を買ってきて、それを自社のネットワークで流すというパターンもあります。または親会社がお金を出して、子会社のプロダクションに番組を作らせるというパターンもあります。
つまり、テレビ局の稼ぎ方を真似すれば顔出しをする必要がありません。そして、自分たちで1からコンテンツを作る必要も実は無いのです。どこからか、良いコンテンツを見つけてきてそれをメインのコンテンツとして放映すればよいのです。つまり注目を集めるためには、TikTokで若い女性に紛れてダンスする必要はないんです。魅力的なコンテンツさえあれば、自然と注目を集めることができます。
テレビ局の稼ぎ方を真似すればインフルエンサーでなくても稼げる
さて、このテレビ局の稼ぎ方をあなたのケースに応用できないか考えてみましょう。まずあなたは顔出しをする必要はありません。よくYouTubeやInstagramをやろうとしたときに、顔出しをしないといけないんじゃないかと思う人がいます。確かに僕も顔出しは必須でしょと思っている人の1人でした。
ですが先ほどのCNNのテッド・ターナーの例を思い出してください。彼は巨大なテレビ局のネットワークを所有しています。ですが彼自身がメディアの前に姿を表すことはありません。人々の注目を集めてくれる人気のコンテンツさえあれば、それが富の源泉となります。
そのようなコンテンツを作ることは個人でも可能になります。なにも何千万円も掛けて、人気のプロデューサーの作るコンテンツを買い付ける必要はありません。ChatGPTをはじめとするAIを活用すれば良いのです。
AIを使えば、市場リサーチからコンテンツのネタ出し、コンテンツの構成などを練るところまでやってくれます。自分1人でやるよりも遥かに精度の高いものができます。また本編コンテンツに必要な文章を書いたり、画像や動画を生成することまでやってくれます。
Lo-Fi HipHop(ローファイ・ヒップホップ)という音楽ジャンルをご存知ですか?作業用とかリラックス音楽の一種です。YouTubeで3時間の尺で作業音楽と一緒にアニメーションを流しているような動画がたくさんあります。実はこれらはAIで作られていると言われているんです。
有名な例がLoFi Girlというチャンネルです。登録者が1400万人のお化けチャンネルです。一番人気の動画は再生回数が1億回です。年間の収益でいうと億を超えているんじゃないかと噂されています。このチャンネルの動画は作業用の音楽と、動きの少ないアニメーションで構成されています。
技術的にはAIを使えば十分に個人でも作れるレベルで、実際に多くの人がこのチャンネルの真似をして動画を作っています。YouTubeなので収益源は広告収入です。広告収入に限らず、アフィリエイトを行って稼ぐことだって出来ます。なぜなら注目を集めるためのコンテンツは、あなたが指示するAIがやってくれるからです。
このように仮にあなたがインフルエンサーでなくても、見込み客の求めるコンテンツを作って稼ぐことは可能です。生成系AIというものがまさにそれを可能にしてしまったと言えます。
まとめ:AIを使えばインフルエンサーにならなくてもマネタイズできる
ここまでAIを活用すれば、人々の注目を集めることができ、さらにその注目をマネタイズできることを解説してきました。最後に要点を3つにまとめました。
- 副業を始める際にはリスクの少ないビジネスを選択すべきである。
- 現代において他人からの注目は換金性が高く、通貨と同じ価値を持つ。
- 自分だけのテレビ局のような発信媒体をネット上に所有すれば、インフルエンサーになって顔出しすることなく稼ぐことが可能である。