どうもこんにちは、石崎力也です。
今日は「ブログで商品を告知する方法(エバーグリーンローンチ)」をお伝えしていきます。
このレクチャーであなたが学べることは次の6つです。
- ブログを使ってあなたの商品やサービスをもっと効率よく販売する方法
- 具体的な締め切りを設けないエバーグリーンローンチの基本的な考え方
- 有料のマーケティングツールを使ってオプトインページの成約率を上げる方法
- SUMOのポップアップ機能
- A/Bスプリトテスト
- Canvaでバナーを作る方法
このレクチャーを受講するために必要な条件は、
- SUMOの有料アカウント
- WordPressで構築されたブログ
- Canvaの有料アカウント
です。このレクチャーは次のような人たちを対象としています。
- 年収1000万円以上のネット経営者
- UdemyやSkillShareの先生
- デジタルコンテンツの販売者
- 都内で活躍するセミナー講師
- コンサルタント/士業の先生方
- オンラインスクールの運営者
- ベストセラー作家
では早速ノウハウをみていきましょう。
今回お届けするノウハウはこちら
- 1. エバーグリーンローンチとは?
- 2. なぜブログでエバーグリーンローンチをするのか?
- 3. エバーグリーンローンチを使うとどうなるか?
- 4. エバーグリーンローンチをする方法
- 5. WordPressのカテゴリー別に異なるオファーを表示する
- 6. ブログのバナーをCanvaで作成する
- 7. CanvaでカスタムサイズのPXを指定する
- 8. Canvaでバナーをデザインする
- 9. Conditional Widgetsの使い方
- 10. カテゴリーごとに表示されているバナーを確認する
- 11. SUMOでポップアップを作る方法
- 12. SUMOをデザインする方法
- 13. CTAのイエスリンクとノーリンク
- 14. 特定のURLにだけポップアップを表示する方法
- 15. SUMOのポップアップを確認する
- 16. SUMOでABスプリットテストを設定する
1. エバーグリーンローンチとは?
エバーグリーンというのは、不朽の作品とかずっと使われるという意味があります。そこからエバーグリーンローンチは、ずっと販売し続けるという意味があります。オプトインを起算点として、自動的に締め切りが設定されるローンチです。例えば、クリスマスキャンペーンのように締め切り日を固定しないローンチの仕方です。また、一旦セールスを組めば365日売り上げがあります。
2. なぜブログでエバーグリーンローンチをするのか?
まず、なぜブログを使うのかという理由についてですが、これはコンテンツマーケティングが最も優れた顧客獲得方法だからです。バズ部さんのeBookを読んだことがあるからならわかるかもしれませんが、以前は、AdwardsやPPC広告を打って、LPに飛ばして商品を販売していました。でも、参入者がどんどん増えて、広告単価が上がったので、利益が圧縮されました。それで、もっと広告費にお金をつぎ込む会社もいれば、コカコーラのようにオウンドメディアを作り出した企業もあります。つまり、今までコーポレートサイトとして使っていたものをオウンドメディアとして使うようになったわけです。それがあまりにもうまくいったので、コンテンツマーケティングという言葉が広まりました。
次に、エバーグリーンローンチを使う理由は、3つあります。
- 収益が安定する
- 働く時間が減る
- 仕事の内容がシンプルになる
1つ目は、収益が安定するからです。クリスマスキャンペーンのようなオファーと違って、年中セールスが行われるので、収益が安定します。
2つ目は、働く時間もぐっと減るからです。確かに、仕組みを作るのは時間がかかります。でも、その後がかなり楽になります。僕が、ビジネスパートナーの根本さんと2018年に立ち上げたmorefree.meは、仕組みを作るのに半年ほどかかりました。でも、そのあとはほとんどメンテナンスをしていないのに、毎月売り上げがあがっています。
3つ目は、仕事の内容がシンプルになるからです。通常のセールス方法だと、アフィリエイターにセールスを手伝ってもらったり、セールスレターを書いたり、締め切りを設けたり、というのが必要になるので、仕事内容が複雑になります。でも、エバーグリーンだとやること(仕組み作り)が決まっていて、それが終わったらあとはほったらかしです。あるとすれば、集客です。ブログを書いたり、YouTubeに動画を投稿したりとかですね。なので、やることが非常にシンプルになります。
3. エバーグリーンローンチを使うとどうなるか?
実は、Udemyそのものがエバーグリーンローンチです。締め切りを設けるのではなく、年中セールスしてくれています。
これは、根本さんとやっているmorefree.meです。
これは、山田さんとやっているVideoreation.cloudです。このようにエバーグリーンローンチだと、一旦作ってしまえば、ずっと収益が入り続けます。しかも、複数のビジネスを同時に立ち上げることができます。
これは、僕が個人でやっているClickFunnelsの収益です。これも全部エバーグリーンで回しています。
4. エバーグリーンローンチをする方法
では実際に、ブログでエバーグリーンローンチする方法をご紹介していきます。やることは、次の2つです。
- After Entryで記事直下にバナーを出す
- SUMOでスライドイン形式/ポップアップ形式でバナーを出す
5. WordPressのカテゴリー別に異なるオファーを表示する
上記の画像を確認してみてください。まず初めにやっていくのは、After Entryでカテゴリー毎に記事直下にバナーを出すというものです。上のGifは、「List Marketing」というカテゴリーで出しているバナーです。「最初の見込み客1000人を集める方法」というリストマーケティングに関連するオファーを出しています。
6. ブログのバナーをCanvaで作成する
このバナーは、Canvaというサービスで作成しています。無料のテンプレートがたくさん用意されていて、簡単にカッコイイバナーを作成できます。
7. CanvaでカスタムサイズのPXを指定する
Canvaのトップページの右上に「カスタムサイズ」というのがあるので、そのボタンをクリックします。すると、サイズを入力するポップアップが表示されるので、「幅」に「660」、「高さ」に「283」を記入して、「新しいデザインを作成」をクリックします。
そしたら、デザインに名前をつけます。画面右上にある「共有」の左側に名前を記入する欄がありますので、適切な名前を入力します。
8. Canvaでバナーをデザインする
画面の左側にテンプレートがたくさん並んでいますので、好きなものを選んで、テキストを変更します。テキストは、ダブルクリックすれば変更できるようになります。
テキストや素材を拡大したい場合は、全部を選択して、「グループ化」します。あとは、引き伸ばすだけです。
9. Conditional Widgetsの使い方
次にWordPressで「Conditional Widgets」というプラグインをインストールして、有効化してください。僕は、Genesis Frameworkを使っているので、ウィジェットに「After Entry」が表示されていますが、別のテーマを使っている方はないかもしれません。それは、ご了承ください。
バナーの追加方法は、以下の通りです。
- 「画像」を「After Entry」に追加します。
- 「Enable 投稿 Logic and Hide on 投稿 in selected カテゴリー」にチェックを入れる
- 「Hide」を「Show」に変更する
- 適切なカテゴリーを選択する
10. カテゴリーごとに表示されているバナーを確認する
それでは、実際に設定したカテゴリーのみにバナーが表示されるか確認してみましょう。今回は、「Udemy」のカテゴリーにUdemy関連のバナーが表示されるように設定しました。
11. SUMOでポップアップを作る方法
次に、SUMOでポップアップを作成していきます。「FORMS」の中の「List Builder」にいきます。そして、画面右上に「Create New Form」があるので、そのボタンをクリックします。
そしたら、細かい設定をしていきます。ポップアップでは、Eメールアドレスを取得するのではなく、オプトインページに飛ばしたいので「My Goal」で「Add a Call to Action」を選択します。
「Form Type」では、スライドイン形式の「Scroll Box」を選択します。
「Design」は、好きなものを選んでいただいて構いませんが、僕はいつも「Boost」を使用しています。大きさは、「Medium – 512px」です。
その他の「Visibility」と「Success」はデフォルトのままでOKです。そしたら「Save Draft」しておきましょう。
12. SUMOをデザインする方法
次にポップアップのデザインを変更していきましょう。「Design」の「image」にロゴなど表示したい画像を追加しましょう。SUMOに用意されているものを選んでも良いですが、自分で作成したものやダウンロードしたものを使いたい場合は「Upload Your Media」をクリックして追加していきます。あとは、適宜画像の大きさを変更します。
次に変更するテキストをクリックして、「Text (HTML is allowed)」の欄に文章を追加します。ボタンに関しては、クリックして「Text」の欄にメッセージを入力します。
13. CTAのイエスリンクとノーリンク
ボタンのイエスリンク・ノーリンクを追加する方法は、まず、イエスボタンをクリックします。そして、「Click Action」で「Redirect To」を選択して、その下の欄にオプトインページのリンクを挿入します。新しいウィンドウで開きたい場合は、リンクの下で「Open in new window」を選びます。
次にノーボタンの設定をしていきます。ノーボタンは、「Click Action」で「Opt-out」を選択します。
14. 特定のURLにだけポップアップを表示する方法
「Visibility」で「Smart Mode」を選ぶと、SUMOの方で適切なタイミングでポップアップを表示してくれます。でも、今回は、特定のURLに表示させたいので、「Manual Mode」を選びます。
そして、「Display Rules」の「Add New Rule」をクリックします。すると、ポップアップが表示されますので、ここで「Show」の中にある「URLs」の「Paths」を選びます。「Exactly Matching」になっているのを「Beginning With」に変更し、カテゴリーを入力して、「Add This Condition」をクリックします。カテゴリーは「/カテゴリー名」のように入力します。最後に「Update」ボタンをクリックして完了です。
15. SUMOのポップアップを確認する
設定したポップアップが表示されるか確認していきましょう。設定したカテゴリーにぶら下がっている記事を開いてスクロールして、表示されたらOKです。
16. SUMOでABスプリットテストを設定する
文言を少し変えることで成約率が変わってくるので、A/Bテストするようにしましょう。SUMOのダッシュボードの「FORMS」から「List Builder」、「Tests」の順にクリックしていきます。そして、画面右上にある「Create New Test」ボタンをクリックします。ポップアップが表示されますので、A/Bテストをしたいポップアップを選択し、「Start Test」をクリックします。
今回は、文章の文言を変更しました。見出しを「8通のEメールコースです。」を「Udemyで8桁の収入、欲しい?」に変更し、その下の文章を「Udemyを使って8桁の収入を生み出す方法を知りたいですか?」から「Udemyでオンラインコースを販売するノウハウを8通の無料Eメールコースでお届けします。」に変更しました。
A/Bテストの結果は、上記のように表示されます。「Statistical Significance」で数字が出た方が優位なポップアップという意味になります。ただ、10回とかテストしただけだと意味がないので、1万とかテストしてみて優位な方を選ぶようにしましょう。