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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

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5-5 ブログへのトラフィックを増やすメルマガの配信方法

Last updated on 2023年2月1日 By 石崎力也

今回のレクチャーでは、メルマガを使ってブログへのトラフィックを増やす方法についてお話しします。メルマガでブログの更新を通知したり、テーマに沿った関連ブログ記事を掲載したりしましょう。メールの開封数やクリック数が増えることは、そのままブログへのアクセス数が増えることを意味します。

ただし、気が向いた時に適当にメルマガを配信しても、トラフィック増加への効果は薄いでしょう。決まった時間に、決まったペースでメルマガを配信することが非常に重要です。メールの開封率やクリック率を上げ、離脱率を減らせる方法について、早速見ていきましょう。

ブログの成長のためにはメルマガ配信日時が重要

ブログへのトラフィックを増やすためにメルマガによる記事の紹介などは有効な手段です。僕らも定期的に自分たちのリストに対してメルマガを送って、読者にとって有益な記事を紹介しています。メルマガで記事の概要を紹介し、詳しくはメルマガ内のリンクからブログへ飛んでもらって直接記事を読んでもらいます。

Blog newsletter blog article

メルマガからブログへのトラフィックを集めるためには、いつ、どのタイミングでメールを配信するのかは本当に重要です。たとえ全く同じ内容のメールであっても、配信するタイミングによって開封率やクリック率は大きく異なってくることもあります。まずは、一般的にメールの配信に適していると言われる曜日・時間についてご紹介します。

火曜日、木曜日、水曜日に配信する

効果的なメルマガ配信についての研究は、今まで数多く行われてきました。10の有力な研究結果を総合的に分析すると、メルマガを送るのに最適な曜日は次のようになります。

  • 火曜日: ほとんどの研究において、メール配信に最適な日として1位になっています。
  • 木曜日:週に2回メールを送る場合は、火曜日と木曜日を選びましょう。
  • 水曜日:水曜日が最も人気があるという調査結果はありませんが、水曜日は2位に何度もランクインしています。

もちろんこれは、あくまで複数の調査結果から示された平均的なデータです。どの日が最も効果的かは、購読者層によっても変わってきます。これを参考に、テストをしながらあなたにとってベストな曜日をテストを見つけてください。具体的なテスト方法は、後半で詳しくお話しします。

朝10時はメルマガのゴールデンタイム

続いては、メルマガを開封してもらえる確率が高い時間についてです。次のような調査結果が明らかになっています。

  • 午前10時:総合的に見ると、午前中の遅い時間帯が最も効果的という結果が出ています。中でも午前10時台は、複数の実験においてメールを送るのにベストであることが示されています。
  • 午後8時〜午前0時:予想外に感じる人も多いかもしれませんが、夕方以降にも開封率とクリックが増加します。これは、多くの人が寝る前にメールをチェックする習慣を持っていることが原因だと考えられます。
  • 午後2時:企業で働く多くの人が、一旦仕事モードから抜け出し、気晴らしを求める時間帯です。仕事とは関係のない、一息つけるようなメールを送るとチェックしてもらいやすいでしょう。
  • 午前6時:1日の始まりにベッドでメールチェックをする人が50%もいることがわかっています。この時間にメルマガを送るのは、とても理にかなっていますね。

自分が普段、どのタイミングでメールをチェックするのかを考えると、何時に配信すべきかも見えてきますね。

メルマガの配信時間と頻度を決定する4つのステップ

さて、ここまで、データを元にしたメルマガ配信のベストな日時についてご紹介しました。しかし、先ほどもお話しした通り、これは必ずしも全ての人に当てはまるものではありません。最も効果的な配信日時というのは、メルマガの購読者層によって異なります。

例えば、あなたのメルマガの主なターゲットが9時から17時まで働くサラリーマンであれば、起床時間の朝6時頃に送るのも良いかもしれません。一方で、購読者の多くが学生を占める場合は、午前9〜10時頃が起床後のメールチェックの時間となるでしょう。

このように、最も効果的な配信時間は、そのメルマガの購読者層によって異なるのです。あなたにとって最適な配信時間を見つけるためには、実際に配信日時を変えて開封率の高さをチェックしていく必要があります。

ステップ#1:次の12通のメルマガを日時を変えて配信する

早速、あなたにとってのベストな配信タイミングを見つけるための実験をしていきましょう。まずは今後の12通のメルマガについて、異なる曜日と時間の組み合わせで配信してください。次に示すパターンは、研究結果で明らかになった配信に適した曜日と時間の上位をそれぞれ組み合わせたものです。

  1. 火曜日の午前10時
  2. 木曜日の午後8時
  3. 水曜日の午後2時
  4. 火曜日の午前6時
  5. 木曜日の午前10時
  6. 水曜日の午後2時
  7. 火曜日の午後2時
  8. 木曜日の午前6時
  9. 水曜日の午前10時
  10. 火曜日の午後8時
  11. 木曜日の午後2時
  12. 水曜日の午前6時

沢山のパターンがあってややこしいかもしれませんが、要するに曜日としては火曜日、水曜日、木曜日の3種類です。時間帯としては午前6時、午前10時、午後2時、午後8時の4種類です。それら3種類の曜日と4種類の時間帯を組み合わせて12個のパターンを作ったというわけです。これら12のパターンを参考に、日時を変えて順番に送信してみましょう。

Blog mailchimp send time optimization

またMailChimpを使っている場合はSend Time Optimizationという機能が便利です。これはMailChimpがデータサイエンスを使って、受信者とのエンゲージメントが最大になるような送信時刻を探してくれる機能です。MailChimpでは毎日大量のメールが送信されているので、それらの開封率やクリック率などを測定して最適化をしています。

Blog mailchimp send day optimization

またMailChimpでは、Campaign Managerという機能の中に送信日を最適化してくれるSend Day Optimization (SDO) という機能も実装しています。これもMailChimp内に蓄積された過去の年のクリック率の傾向を分析し、メール送信に最適な日を選んでくれるものです。

このSend Day Optimizationは、Campaign Managerという機能の下にぶら下がっていることからも分かるように、どちらかというと期間を区切ったキャンペーンに向いていますが、曜日のテストに迷った場合には有効です。

ステップ#2:テストの成果を測定する

12通の配信を終えたら、その結果を測定します。メールの開封率や、メールに記載したURLからブログに飛んで読んでくれた人の数をチェックしてください。

開封率やクリック率は、あなたが使っているメールサービスのダッシュボードなどで確認できます。しかし、それよりもGoogle Analyticsを使うことをおすすめします。その方が、より簡単にテストのパフォーマンスをチェックできるからです。

Blog google analytics custom report

使い方は簡単です。Google Analyticsの「カスタムレポート」を参照してください。メールの開封率およびクリック率が高い曜日と、その曜日ごとに最もパフォーマンスが高い時間帯を把握できます。併せて、曜日を問わず、平均的に最もパフォーマンスの高い時間帯についても調べることができます。

ステップ#3:メルマガ配信の頻度を決める

メルマガ配信に最適な曜日と時間帯を把握できたら、最後に配信頻度を決めましょう。配信頻度は、配信タイミングと同じくらいに大切な要素です。

それでは、一体どの程度のペースで配信すべきなのでしょうか?20の研究を分析した結果、最適な頻度はあなたのビジネスのタイプによって異なることがわかっています。最初は以下のペースから始めてみましょう。

  • ブロガーの場合:まずは毎日配信することから始めてください。テスト結果によっては週に1〜6回でも良いでしょう。
  • B to Cビジネスの場合:週に1回以上が効果的です。
  • B to Bビジネスの場合:月に1回以上が効果的です。

もちろんこの頻度はあくまで目安です。配信日時と同様にテストをしながら、最適な頻度を見つけてください。

ステップ#4:明確な期待値を設定し、一貫性を持たせる

あなたにとってのベストな配信タイミング、ベストな配信頻度を見つけることができたら、その後はそれを継続しましょう。これが最も重要なポイントです。

あなたがやるべきことは、究極的に言えば読者の期待に応えることです。今まで月1回の配信だったのに、急に週3通もメルマガが届き始めると、購読者は煩わしく感じるかもしれません。読者は月に1回の配信を期待しているのですから。

配信頻度を増やす(あるいは減らす)のであれば、事前にそれを予告しましょう。そうすれば、読者も毎日あるいは毎週のメルマガを期待できるからです。期待と異なる配信頻度は、読者を苛立たせてしまう可能性があるので頻度を変更する場合にはしっかり告知していきましょう。

1つのことをやり続けるというのはなかなか出来ません。これは僕がやっている「いしこん」というコンサルティングを通してお客さんと話していても毎回感じることです。たいていの人は、成果がすぐに出ないと不安になったり、別の面白そうなことに飛びついてしまいます。その結果、思いつきで季節ごとの企画をやってみたり、Twitterに影響されて新しい手法に踊らされて、自分の持っているリソースを圧迫されてしまいます。

成果が出るまで1年、2年という期間継続してやり続けないので、SNSもブログもUdemyも中途半端で終わってしまいます。僕の場合は、決めたことを3年、5年という単位でやり続けます。なるべく判断の回数を減らしたり、イレギュラーな仕事を作りたくないからです。これはコンサルのお客さん全員に伝えていることですが、あなたも1つのことを決めたら、しっかり継続してやってみることをオススメします。

継続的にコンテンツを書くのは大変なことですが、スケジュールを立ててそれを購読者と共有することで楽になります。購読者に約束してしまうんです。購読者に対して、明確に配信頻度とタイミングを伝えましょう。これは読者を安心させるためにも、あなたが継続的に配信を続けるためにも効果的なのです。

まとめ:自分にとっての適切な配信日時を見極める

ここまで、ブログ更新を通知するメルマガについての、ベストな配信日時についてお話ししてきました。今回ご紹介した方法に沿って、自分にとって都合の良い曜日と時間帯を見つけてください。ベストなタイミングを見つけられたら、あとはスケジュールに従って、一貫して継続的にメールを送り続けるだけです。今回のレクチャーは以上です。また次回、すぐにお会いしましょう。

5-4 ブログ記事から見込み客のメーリングリストを作る8つの方法

Last updated on 2022年11月24日 By 石崎力也

今回のレクチャーでは、ブログを使って見込み客のメールアドレスを獲得する方法についてお話しします。これは大手マーケティング企業のCoScheduleが、40万人以上の購読者を持つメーリングリストを作った時の戦略を基にしたものです。

近年ではSNSやLINE@などのプラットフォーム上で集客をするのが流行っていますが、英語圏ではメールアドレスを集めて行うEメールマーケティングがまだまだ主流です。そのメールアドレスを集めるのにブログ記事の最後にただ「メルマガ登録をお願いします」という文章を添えるだけでは、なかなか登録者は集まりません。そこで、今回ご紹介するいくつかのテクニックを活用することで、ブログへの訪問者の多くをメルマガの購読者にすることができるようになるはずです。

コンテンツの信頼性を高めるために利用すべきもの

ちょっとした言葉が、あなたの信頼を担保するのに大きな効果を上げることがよくあります。例えば「35万人以上が登録するニュースレターをあなたも受け取りませんか?」という表現は、少ない言葉であなたのコンテンツについて多くを語ってくれます。こんなにも多くの人が購読しているメルマガなら、良質な内容に違いないと思えますよね。

そのほかにも次のようなものは、あなたのコンテンツの信頼性の保証に繋げられます。

  • 専門家からの評判:業界の権威があなたについて素晴らしいと評価している場合、それは見込み客にとって大きな安心材料となるでしょう。
  • 有名人の購読者:社会的な自分の立ち位置を得るために、何かのグループのメンバーになりたいと考える人もいます。ある有名人があなたのメルマガを購読していると公開すれば、自分もそれを読むことで有名人との繋がりができると感じる人も出てくるでしょう。
  • ユーザーの声:実際にあなたのメルマガを読んでいる人のポジティブな声が、購読のきっかけになることが多くあります。
  • 多くのファン:たくさんの人があなたのメルマガに登録していることを見せましょう。多くの人がチェックしている情報を見逃すことへの恐怖を訴えかけるのです。
  • 友達からの評判:親しい友人からの口コミやSNS上の「いいね!」なども有効です。

これらは一般的に社会的証明と呼ばれるもので、ロバート・チャルディーニの書籍「影響力の武器」で一気に有名になった概念です。僕もこのインターネットビジネスを始めた頃に、この本を読んでそこで解説されていたテクニックの数々に魅了されたうちの1人です。社会的証明の効果とはつまり、社会的に評価されたものを見るとそれに影響されてしまうということです。

Blog optin form

ではオプトイン画面を工夫して、メールアドレスの入力フォームの横に購読者の声など、ここで紹介した信頼性を保証する内容を載せてみてください。このように多くの人のメールアドレスを集めたいなら、すでに購読している人の評価や口コミなどの社会的証明を集めて、それをブログで積極的に紹介してください。

ブログからメールアドレスを集めるための8つの方法

ブログ記事から見込み客のメーリングリストを作るためには、読者のメールアドレスと引き換えに何か価値のあるものを提供することが必須です。それは、特定の問題を解決するのに役立つ特別な記事でも良いですし、あなたの目玉商品の割引でも構いません。

読者に、メール購読をすることのメリットを感じてもらうことが重要です。ここからは、読者がメルマガ登録してくれる確率を上げる、具体的な8つのテクニックを紹介します。

方法#1:「チャンスを逃したくない」と思わせるキーワードを使う

「今すぐ」「無料で」「より良くなれる」といった言葉は、メルマガ登録を促す魔法の単語です。あなたも広告なんかで、「今日だけ無料でこの教材をダウンロードできます」みたいな文句を聞いたことがあるはずです。キャッチコピーに使う言葉は慎重に選んでください。「今、メルマガ登録しなければ損をする」と思わせるような、深い印象を与えるフレーズを作るのです。

方法#2:無料のプレゼントを用意する

メールアドレスの登録特典として、あなたの見込み客が欲しているものを無料で与えましょう。こういったメールアドレスと引き換えに渡すプレゼントのことをリードマグネットと呼びます。リードマグネットは何かのテンプレートでも、eBookでも、便利な計算ツールでも良いです。

この場合、あなたが発信している内容に合ったプレゼントを用意することが大事です。どんなに良いリードマグネットであっても、ブログ記事のテーマとズレているとオプトインしてもらえません。例えば、インデックス投資に関するブログ記事に対して、料理のリードマグネットを当ててはダメです。インデックス投資のブログ記事には、例えば「高配当を記録している銘柄20選」といったものが良いでしょう。

見込み客があなたのコンテンツを見つけた時、プレゼントの無料ダウンロードと引き換えに喜んでEメールアドレスを提供してくれるような仕組みを作るのです。単にメールアドレスの登録をお願いするよりも、見込み客の「これが欲しい」という強い感情を刺激するので、リストが集まりやすくなります。

方法#3:無料プレゼントの種類を増やす

メールアドレスと引き換えの無料プレゼントは、1つだけである必要はありません。2つ、3つを用意してはどうでしょう?1つのメールアドレスに対して、プレゼントするボーナスコンテンツが多ければ多いほど、コンバージョン率も高くなることが明らかになっています。

方法#4:無料の拡散ツールを使用する

無料で使える拡散ツールを使うことで、1本のブログ記事で提供できる以上の価値を多くの人に与えられます。少し開発に手間が掛かりますが、競合が少ないので強力な武器になります。

Coschedule free tools

CoScheduleでは、いくつもの便利なプラグインが提供されています。例えば、ブログ拡散に最適なツイート作成する「Click To Tweet」、良質な見出しを作成する「Headline Analyzer」、最適なSNSのメッセージを作成する「Social Message Optimizer」、開封率をアップする件名を作成する「Email Subject Line Tester」などがありますね。これらは、実際に何千人ものメルマガ登録者を生み出すのに役立っています。

方法#5:無料のオンラインコースやトレーニング

メールの自動返信機能を利用して、何らかのテーマに沿ったコースやトレーニングを提供することもできます。購読するだけで無料で学びが得られるなら、メルマガ登録したくなりますよね。

実際CoScheduleでは2013年には、4つのメールコースを提供していました。僕らも当時の購読者数を振り返ると、これらはかなり成功したと言えるでしょう。この自動配信でのコースというコンセプトはその後劇的に成長し、現在ではCoScheduleのコア製品のひとつとなっています。

方法#6:他の有名ブログにゲストとして記事を投稿する

あなたの友人が運営しているブログや、あなたの業界で有名なブログにゲストとして記事を書きましょう。そして、その記事内にあなたのブログへのリンクを貼ってください。もちろん、ランディング先はメールアドレスと引き換えにダウンロードできるリードマグネットを紹介しているページです。

方法#7:SNSで購読者を募る

デジタルコンテンツの販売サイト「AppSumo」の創業者Noah Kagan(ノア・ケイガン)は、TwitterをはじめとしたSNSを活用して、メルマガの購読者を集めていきました。そのやり方は単純です。

Blog noah kagan optinform

SNSのフォロワーに「メルマガの購読者になってくれ」と頼み続けただけです。彼の場合のリードマグネットは、「起業家精神に関する10個の教訓」というPDFです。Facebookや家計簿管理サービスのMintのようなテクノロジー企業で働き、AppSumoを創業した彼からのアドバイスが欲しいと考える人がいるからです。

方法#8:読者に友人に勧めるように頼む

僕が海外のコースクリエイターが提供するトラフィックについてのオンラインコースを受講していた時、その素晴らしさに驚き感動したのを覚えています。そしてすぐに「この素晴らしい内容を、仲間に伝えたい、紹介したい」と思いました。

メルマガの末尾に「もしこのメールを読んで素晴らしいと思ったり、共感できたりした場合、ぜひこのメールをご友人にも転送してください」と書き加えてみましょう。それが本当に優れたメルマガであれば、購読者の友人に、さらにその友人が友人にと、徐々に拡散していくはずです。

Blog tim ferris newsletter forwarded

僕らの大好きなTim Ferris(ティム・フェリス)のウィークリーニュースレターでは、さらにこんなことを書いています。「転送メールをお読みですか?それならここから直接僕のニュースレターに登録してください」と。彼のニュースレターを読んで友人に転送した場合、転送された人が彼のニュースレターに登録できるようにしている素晴らしいアイデアです。

メールアドレスを集めるために役立つデジタルツール

最後に、今回紹介したテクニックを使って、ブログ訪問者のメールアドレスを獲得するのに役立つツールをいくつか紹介しましょう。次に紹介は、ブログ上にメルマガ登録のフォームを簡単に設置できるWordPressプラグインです。

  • Hello Bar
  • OptinMonster
  • Sumo
  • LeadBoxes by LeadPages
  • Wistia Turnstiler

また次のメールサービスでも、メルマガ登録フォームを作成できる機能がそれぞれ用意されています。

  • MailChimp
  • ActiveCampaign
  • Campaign Monitor
  • Constant Contact

ブログ記事からメルマガに登録してもらうためには、魅力的な内容であることを証明するのはもちろんのこと、登録画面のわかりやすさや、手続きの簡単さも非常に重要です。ここで紹介したツールを比較してみて、あなたのサイトに合うプラグインを選びましょう。

まとめ:ブログを使って戦略的にメルマガの登録を促す

ここまでブログ記事にトラフィックを呼び込み、ブログの訪問者をメール購読者にコンバートする方法についてご紹介してきました。重要なポイントは、すでにメルマガを購読している人からの口コミや業界の権威からの評判を掲載して、あなたの社会的な信頼性を証明することです。その上でメルマガ登録特典として無料のリードマグネットを用意したり、SNSなどのツールを使って地道に拡散したりすることで、徐々に購読者は増えてゆくはずです。今回は以上です。また次回のレクチャーでお会いしましょう。

5-3 【画像とフレーズを工夫せよ】ブログ記事をSNSでシェアしてトラフィックを2倍にする方法

Last updated on 2022年11月9日 By 石崎力也

今回のレクチャーでは、ブログ記事を効果的にSNSでシェアする方法について解説します。ブログ記事のトラフィックを増やすために、SNSは非常に重要です。せっかく良質なブログ記事を書いても、誰にも読まれなければ意味がありません。

とはいえ、人気トピックでSEOで上位を獲得するのは簡単ではありませんよね。特にブログを立ち上げたばかりだと、なかなか自分の記事が表示されず落ち込むこともあるでしょう。しかし、SNSで記事を上手くシェアできれば、トラフィックを大きく増やせます。

SNSに投稿に使えるフレーズアイデア

「ブログ記事をSNSでシェアする」と言っても、ただ「記事を更新しました。読んでください」と投稿しても意味がありません。こんな投稿では、誰もブログに飛んでくれないでしょう。フォロワーの注意を惹きつけ、「読みたい」と思わせるような投稿をすることが大切です。

SNSでシェアされやすいフレーズには、ある程度決まった型があります。クリックされやすい投稿の特徴について、早速見ていきましょう。

アイデア#1:質問形式にする

1つ目の方法は、質問形式のフレーズを入れることです。

このタイプの文章を作る際のポイントは、オープンクエスチョンではなく、クローズドクエスチョンにすることです。つまり、「あなたはどう思いますか?」というような自由に回答できる質問(=オープンクエスチョン)ではなく、「はい/いいえ」で答えられる質問(=クローズドクエスチョン)を作ってください。オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンを比較すると、平均して後者の方が255%多くクリック率を獲得することがわかっています。

クローズドエンドの質問の場合、頭の中で「はい/いいえ」で答えたとしても、「みんなはどうなんだろう?」「記事を読むことで、新たな情報が得られるかもしれない」と考えてもらえるのです。

良い例としては、「ハッシュタグを必要以上に使っていませんか?」といったフレーズが挙げられます。心当たりがあると、ついクリックして開いてみたくなりますよね。

アイデア#2:常識を覆すキャッチを入れる

2つ目の方法は、常識とは反対のフレーズを入れることです。

この方法では、読者が普段から疑問を抱くことなく続けている行動や信念、所属している集団への帰属意識に疑問を抱かせることができます。

例えば、コンテンツマーケティングについて勉強している時に、「コンテンツマーケティング戦略が必要ない理由」というフレーズが目に飛び込んでくると、「どういうこと?」と疑問に思い、詳しい内容を知りたくなりますよね。

アイデア#3:エピソードを使う

3つ目は、エピソードを使う方法です。

エピソードとは、データの裏付けの必要がない、自分の意見や体験のことです。個人的ないくつかの体験から、一定の法則を導いて提示することができます。

例えば、早起きを習慣化してその時間で1冊の本を執筆した経験を記事化したとします。その場合、「コンスタントに出版する秘訣は、スキルアップと習慣にあり」というフレーズを作れるでしょう。

アイデア#4:名言や格言を使う

4つ目の方法は、名言や格言を使うことです。

自分の主張を証明するような影響力のある人物の言葉を選んで引用するのです。投稿の際には、可能な限りその人たちをタグ付けしましょう。

例えば僕がこの記事をシェアするなら、マーケティングで世界的に有名なJay Baerの「コンテンツは火で、ソーシャルメディアはその燃焼を補助するガソリンだ」という名言を使いますね。

アイデア#5:ブログを読むメリットを強調する

5つ目は、ブログ記事を読むことのメリットを強調する方法です。

フォロワーが投稿をクリックして、貴重な時間を割いてあなたの記事を読むことに、どんなメリットがあるのかを具体的に伝えるのです。

例えば「【6つの事例付き】プロセスを改善することで、時間を節約できるとしたらどうでしょう?」というフレーズは、「時間が足りない」「効率的に物事を進めたい」と考えている人なら必ずクリックしたくなるでしょう。

アイデア#6:ブログ記事の文章を再利用する

6つ目の方法は、コンテンツから小見出し、文章などを引用することです。

ブログを書く際には、タイトルや見出しに設定する文章を25〜30個は作るようにしてください。そこからベストなものを選ぶのです。そして、この作業の中で思いついたフレーズをSNSでシェアする時に流用することができます。もちろん、見出しや本文の文章をそのまま引用しても構いません。

あなたのSNS投稿を目立たせる画像アイデア

日々何百もの新たな投稿がフィードに流れてくる中で、あなたの投稿をフォロワーの目に留めてもらうためには、画像を添えることも重要です。ここからは、シェアされやすい、キャッチーな画像のアイデアを紹介します。

アイデア#1:画像に名言を入れる

1つ目は、画像に名言を画像に盛り込む方法です。

Blog social media idea quote

自分を励ましたり、鼓舞したりしてくれるような文章が流れてくるアカウントは、ついフォローしたくなりますよね。文章として本文に名言・格言を使うのも良いですが、画像に入れた方が、より目に留まりやすくなるでしょう。

以下はフロリダのマーケティング会社のツイートです。シンプルな画像に「成功よりも失敗から学ぶことの方が多い。失敗に負けるな。失敗が人格を作る」という名言が書かれていますね。

アイデア#2:笑えるGIFアニメ

2つ目は、笑えるようなGIFアニメを使うことです。

Blog social media idea funnygif

これは特に海外アカウントの投稿でよく見られますね。今やTwitterでもFacebookでも、気軽にショート動画を投稿することができます。GIFアニメーションの良いところは、気軽に再生してもらいやすく、なおかつ印象に残りやすいところです。

アイデア#3:ハウツーや役立つ情報を載せた画像

3つ目は、ハウツーや情報をまとめた画像です。

Blog social media idea useful

すぐに役立てられるような情報が流れてくると、思わず保存したり、フォローしたりするでしょう。フォロワーを増やしたり、「いいね!」をたくさん獲得したりすることで、ブログ記事にも興味を持ってもらいやすくなります。

アイデア#4:長めのインフォグラフィックス

4つ目は、長めのインフォグラフィックスを添付することです。

Blog social media idea infographics

経済ジャーナリストの後藤達也さんは、日々の経済の動きやイベントをまとめ、そこから予測できる今後の見通しについて紹介しています。グラフや表を多用して、ひと目で要点がわかることがポイントですね。すごくSNS向きの画像と言えます。

アイデア#5:コンテンツタイトルを書いたアイキャッチ画像

5つ目は、記事のタイトルを見出しに書き出すことです。

Blog social media idea content title

CoScheduleの「2022年、Facebookに投稿するのにベストな日時」という記事です。画像に記事タイトルがそのまま書かれていますね。本文が「ベストな日時を予想できますか?」と質問形式になっていることもポイントです。

アイデア#6:動きで注意を引くために動画を使う

6つ目は、動画を挿入する方法です。

Blog social media idea video

文字や画像での投稿が多いSNSプラットフォームにおいて、動画の投稿があると注意を引くことができます。今やほとんどのSNSで動画の投稿が可能になっています。Twitterでは140秒まで、Instagramでは60分まで、そしてFacebookでは240分までの動画投稿が可能です。文字や画像では伝えきれない場合は、動画にまとめてみるのも良い方法と言えるでしょう。

最適な時間帯にSNSに配信できるように予約投稿する

ここまでご紹介してきた通り、SNSからのクリックを獲得するためには、フレーズと画像が非常に大切です。しかし、もう1つ忘れてはいけないポイントがあります。それは投稿するタイミングです。

いくら良質な文章と画像を作成しても、深夜3時に投稿しては誰の目にも留まりません。多くの人がSNSをチェックするタイミングでシェアしましょう。多くの人が何時にSNSをチェックするのかは、フォロワー層によって異なります。それを知るためには、無料で使えるGoogle Analyticsカスタムレポートを使用しましょう。あなたのブログにおいて、SNSから最も多くのトラフィックを得るタイミングを知ることができます。

まとめ:フレーズ・画像・タイミングを意識してシェアを増やす

SNSからより多くのブログへのトラフィックを得るためには、魅力的なフレーズやキャッチーな画像を作って、アップした記事を複数回共有しましょう。

最初は苦戦するかもしれませんが、何度かタイプの異なる投稿をしていくことで、トラフィックを得やすい文体や画像が見えてくるでしょう。フォロワーの注意を引くフォーマットが明らかになれば、それをテンプレート化して使い回すこともできるようになります。それではまた次回、お会いしましょう。

5-2 【予定に組み込め!】一貫したテーマで計画的にブログ更新を続ける方法

Last updated on 2022年9月6日 By 石崎力也

今回のレクチャーでは、計画的に一貫性のあるブログ記事を更新し続けるコツについてお話しします。定期的に同じテーマについてのコンテンツを発信するメディアを構築できれば、それはあなたのビジネスを成長させる強力なツールとなるでしょう。このレクチャーを学べば、ブログの更新に疲れて途中で更新が止まるのを避けることができます。

定期的なコンテンツ配信の重要性はわかっていても、ブログ更新をなかなか継続できないという人もいます。またはどれくらいの更新頻度を目指せば良いのかわからないという人もいますよね。今回は、記事更新を継続する具体的な方法から、目標達成のために必要な更新頻度の計算方法まで紹介します。

コンテンツマーケティングでは一貫性のあるコンテンツが重要

コンテンツマーケティングを成功させるためには、一貫性のあるコンテンツを投稿し続けることが最も重要です。ここで言う「一貫性のあるコンテンツ」とは、取り扱うトピックのジャンルや主張がコロコロ変わらないということです。統一されたテーマ・主張を発信し続けることで、それに共感する読者があなたのメディアのファンとなってくれるからです。

マーケターが知っておくべき事実のひとつとして「人は、自分が知っている人、好きな人、信頼できる人から製品やサービスを購入する」ということがあります。あなたも洋服屋さんで買い物をしていて「迷っていたけど店員さんの感じが良かったから購入した」とか、「あの家電量販店の店員さんは知識が豊富で安心できるから毎回そこで買っている」という経験があるはずです。

インターネットにおいてもそれは同じです。海外では「マーケティングならこの人のところに行け」という、その分野の専門家のことを「Go-To Person(ゴートゥー・パーソン)」と呼んだりします。例えば集客つまりトラフィックに関することなら、Neil Patel(ニール・パテル)のコンテンツを見たら良い。会員制サイトづくりならStu McLaren(ストゥ・マクラーレン)のところに行きましょう。クリエイティブな動画撮影をしたければ、Sam Kolder(サム・コールダー)のオンラインコースで勉強しましょう。みたいな感じです。

彼らは特定の分野についてのコンテンツを出し続けています。途中で料理のコンテンツに変えたり、バスケを教え始めたりすることはありません。つまり、一貫したコンテンツを発信し続けることで、読者との信頼関係を築くことができるのです。

もうひとつのメリットとして、ブログを通してコンテンツの一貫性を保つことで、強力なライティング力とコンテンツ作成の習慣を身につけられることも挙げられます。これにより、より多くのコンテンツをより早く公開できるようになるでしょう。

それでは、実際にどうすれば、一貫性のあるコンテンツを継続して作ることができるのでしょうか。それは、次の3つのポイントに集約されます。

  • コンテンツを作成する目的を明確化する
  • ブログの執筆をスケジュールに落とし込む
  • スケジュールを実行する

簡単でしょう?ここからは、成功するブログを育てるために、一貫したコンテンツを作成する方法について具体的に見てみましょう。

コンテンツを出す目的を明確にする

ブログを成長させるためのファースト・ステップは、ブログを更新する目的を明確にすることです。ブログ記事の更新には、読者の興味関心についての調査からトピックの選定、記事の執筆、画像の作成まで、多くの手間がかかります。このような手間を理解した上で、それでもブログを書くことが必要だと思えるのなら、おそらく理由はあるはずです。その理由を明確にしてください。

例えば「ページビューを増やす」「SNSでのシェア数を増やす」「メール登録のコンバージョンを増やす」「製品やサービスの登録者・購入者を増やす」などの目的が挙げられます。当然ですが、「ブログを書くこと」自体が目的となってはいけません。「より多くの記事を公開すること」を目的にしないでください。

複雑に考える必要はありません。あなたが到達したいゴールと、あなたが出すブログ記事がそのゴールにどのように貢献しているかを考えれば良いだけです。

ブログ更新の目標を明確にしたら、次はそれを具体的な数値へと落とし込みましょう。「目標達成のためには、どれくらいの記事の更新が必要なのか」を考えるのです。それを客観的な数値として割り出すためには、以下の計算式が有効です。

達成したい数値的なゴールを、そのゴールに対する現状の数値で割ってください。これで、目標達成のためには何記事書く必要があるのか、おおよその目安がわかります。

Blog growth 8000pv

例えば、あなたのブログ更新の目的が「1ヶ月に8,000ページビューを達成すること」だとします。現状、1本のブログ記事が平均して1,000ページビューを獲得しているとすると、「8,000 ÷ 1,000 = 8」で目標を達成するためには8本のブログ記事を書かなければなりません。

この計算式は、ページビューだけでなく、SNSのシェア、Eメールの購読登録、製品のサインアップなど、あなたが目標とする全ての数値に対して有効です。ゴールを現状の数値で割ってみてください。

具体的にこれから何本追加で作成していくべきかということは、現在公開しているブログ記事の数から、上の数式で算出された本数を引くだけです。

例えば、月間の目標プレビュー数を達成するためには、月に8つのブログ記事を書く必要があることがわかったとします。現在月に4記事しか書いていない場合、目標達成のためには追加で毎月4記事書く必要があるということですね。

この計算式は常に完璧というわけではありませんが、マーケティング目標を達成するために必要なコンテンツの量を判断するのに役立ちます。

ブログの執筆をスケジュールに落とし込む

今後の執筆本数の目標が定まったら、今書いているコンテンツをコンスタントに公開できるようなスケジュールを立てましょう。具体的な曜日と時間帯を設定することで、目標を達成しやすくなります。

コンテンツマーケティングのスケジュール帳である「エディトリアルカレンダー」をお持ちの場合は、少なくともそこに今後1ヶ月間分のブログ記事の投稿予定を記入しましょう。

ここで一点気をつけたいのは、エディトリアルカレンダーに予定を追加する前に、現状何かブログ投稿に関して課題を抱えている場合は、まずはそれを克服する方法を考えるべきということです。

Blog growth team brainstorming

例えばコンテンツのアイデアが出ないことで困っている場合は、まずはブログのアイデアをどこで見つけるかを考えましょう。チームで定期的にブレイン・ストーミングの時間を設けても良いですね。グラフィックが必要な場合は、誰が、いつまでに、どのように画像やイラストを入手するのか考えてください。

このように、ブログ作成のワークフローを作成することは非常に重要です。全てのステップを事前に詳細に計画しておくことが、一貫したコンテンツを作成するための最善の方法だからです。一人でブログを書いている場合も、ブログ記事のToDoリストがあれば、毎回迷うことなくスムーズに執筆を進められるでしょう。

重要なことは、一貫していて、繰り返し可能な、ステップバイステップのシンプルなプロセスを構築することです。このフレームワークは、効率的で上手なブログの作成方法を学ぶのに役立つのはもちろん、ブログのスキルを磨きながら、スピーディに仕上げることも可能にします。

繰り返しになりますが、ブログはより多くのコンテンツを作成することが重要なわけではありません。より良いコンテンツをより多く作ることが必要なのです。

最初の6ヶ月のスケジュールアイデア

それでは、具体的なコンテンツ公開のスケジュールを作成していきましょう。記事の更新を継続するためのポイントは、最初は小さな目標を立てて、それを確実にこなしていくことです。例えばあなたが「1週間に2回、ブログ更新すること」を目標としている場合、最初の6ヶ月間は次のようなスケジュールを立ててみると良いでしょう。

Blog growth stepup

初月は、2週間に1度の更新を目指してください。それができたら、2ヶ月目と3ヶ月目は月に3回の更新をしましょう。4ヶ月目には、毎週1度の更新を目標にしてください。5ヶ月目と6ヶ月目に5度ずつの更新ができたら、それ以降も継続できるはずです。

おめでとうございます、これで目標は達成です。このように大きな目標を達成したい場合は、1つ1つのステップを出来るだけ小さくしてください。そうすることで習慣化しやすくなります。まずは達成可能なスケジュールを計画してください。

まとめ:スケジュールを立てて一貫性のあるコンテンツを生み出し続ける

ここまで、計画的にブログ更新を投稿し続ける方法について紹介してきました。コンテンツマーケティングを成功させるためには、一貫性のあるコンテンツを提供し続けることが非常に重要です。同じトピック、同じ主張のコンテンツを一定の頻度で投稿し続けることで、あなたのブランドのファンが生まれ、それがあなたの製品やサービスの売上に繋がっていくからです。

一貫性のあるコンテンツを定期的に更新するためには、事前にスケジュールを立てることが重要です。今回ご紹介した計算式を使って、目標達成に必要な更新頻度を割り出してください。そして、実現可能なスケジュールを立ててみましょう。いきなり最終目標の達成を目指すのではなく、まずはスモールステップから始めてくださいね。今回は以上です。またすぐにお会いしましょう。

5-1 ブログのオーディエンスを10倍に成長させる!記事アイデアを作る方法

Last updated on 2022年9月3日 By 石崎力也

今回のレクチャーでは、ブログの読者数・閲覧数を10倍に成長させる方法についてお話しします。コンテンツ・マーケティングにあたって自社のブログを運営している人は多いでしょう。しかし、ただ漠然と記事を書き続けていては、読者数も効果も伸びることはありません。

ブログの読者数を増やすためには、そしてブログからの売上を伸ばすためには、競合他社と差別化する必要があります。それを実現するためには、トピックの選び方、アイデアの出し方にちょっとしたコツが必要になります。詳しく見てみましょう。

ブログの成長はコンテンツの質が決める

コンテンツ・マーケティングにおいて質の高いコンテンツを生み出し続けることは非常に重要です。なぜなら、読者にとって役に立つ、興味を引くような良質なコンテンツを提供し続けることで、自社の信頼を構築できるからです。そして、自社ブランドに対する信頼が大きくなることで、サービスや商品の購入にも結びつくのです。

また、ブログで自社の製品やサービスを紹介することもあるでしょう。その場合は、ブログ記事から直接商品が売れていくこともあります。その点からも、ブログのコンテンツは質を高く保つ必要があるのです。

あなたのブログは、あなたが公開する日々の記事によって構成されます。つまり、あなたがコンテンツの質を向上させることによってのみ、あなたのブログは良いものとなるのです。したがって、あなたがコンテンツマーケティングによって他社との優位性を確立したいのであれば、他の全ての競合他社のブログとあなたのブログを差別化する必要があります。

すでにブログを運営しているのであれば、ここで言う戦略的な差別化要因が何であるかをご存知かもしれません。それは、一言でいえば「独自性・専門性」です。

例えば、あなたが料理に関するビジネスを行っている場合は、特定の食材を使ったレシピに特化した料理ブログを運営してください。ファッションについてのビジネスを行っているのであれば、特定のトレンドのみに特化したファッションブログ記事を投稿しましょう。ある地域でフィットネスジムを行っている場合は、そのエリアのみにフォーカスしたフィットネス・ブログを運営することができます。

あなたのブログに必要なのは、あなたがターゲットとする読者が興味を持つ可能性が高いトピックを扱うことです。それを継続していくことで、自然とあなたのブログは専門性を持ったユニークなものになるでしょう。これにより、読者がすでに購読している競合他社のブログに加えて、あなたのブログも読んでくれるようになります。これが、差別化をするということです。

Blog growth coshedule

具体的な例を見てみましょう。Wordpress上のメディア運営を円滑にするためのツールを提供しているCoScheduleは、自社ブログにおいてマーケティングのトピックを扱っています。もちろん、世の中にはマーケティングトピックを扱うブログは他にも何万と存在します。しかし、CoScheduleでは、全世界のどのブログよりも実用的かつ、包括的で、よく研究された内容の記事を掲載することで、コンテンツを差別化しています。

Blog growth hubspot

また何度も例に出していますが、HubSpotも質の高いブログ記事を出し続けています。僕が昔からずっとベンチマークし続けているメディアの1つです。こういったブログ記事は、核となるアイデアを決めたあとで外部のライターに執筆を依頼したりしているようです。HubSpotほどの大きな上場企業でもそのようなやり方をやっています。

つまり、どれだけありふれたブログのアイデアであっても、このように実用性、包括性、深い研究といった条件を満たすこと、つまり独自性を確立することで、ユニークを創出できるのです。

ブログ記事のアイデアを発想する2つのステップ

それでは、先のCoScheduleはどのような方法でオリジナリティの高いブログのアイデアを生み出しているのでしょうか。ここからは、CoScheduleの手法を応用して自社ブログにおいてユニークな切り口を見つける方法について紹介します。

CoScheduleによると、ブログ記事の良質なアイデアを出すためにやるべきステップは、たった2つ。アイデアのリストアップとそれらの精査です。そして、そのアイデアメイキングには次の3つのアイテムがあれば十分です。

  • ポストイットもしくはノート
  • ホワイトボード
  • マーカー

それでは、2つのステップについて詳しく見てみましょう。

ステップ#1:20分で思いつく限りのアイデアをリストアップする

ファースト・ステップは、ブログ記事のアイデアをブレイン・ストーミングすることです。まずはポスト・イットもしくはノート、そしてタイマーを用意してください。タイマーがなければスマホでも構いません。

Blog growth brainstorm 20min

タイマーで20分間をセットして、その時間を全て使って思いついたアイデアをそのまま紙に書き出してください。「こんなアイデアは無理そうだな」「これは読者が興味を持ってくれるか自信ないな」と感じても、頭に浮かんだのであれば、迷わず全てを書き出してください。ここでの目標は、とにかく、できるだけ多くのアイデアを書き出すことです。

制限時間を目一杯に使って、ポストイットであれば1枚につき1つのアイデア、ノートであれば1行ごとに1つのアイデアを書き出しましょう。

ステップ#2:40分かけてアイデアを精査する

20分間のブレイン・ストーミングが終わったら、次は実行するアイデアと、そうでないアイデアとを分別していきます。この時点で、あなたは100個以上とは言わないまでも、それに近い数のアイデアを持っていることでしょう。

実際のところ、山ほどあるアイデアの9割は、実現されることはないでしょう。しかし、それで良いのです。制限を設けずに多くのアイデアを出したことによって、これまでにない視点からのトピックを思いつける場合があるからです。また、あるアイデアと別のアイデアを組み合わせることで、実現可能な良質なトピック案に繋がることもあるかもしれません。

Blog growth idea grading

さて、実際にアイデアの選別をしていきましょう。まずは、ホワイトボードに2本の線を書いて、1、2、3 という列を作ってください。そして、先のステップで出したアイデアを全て分類していきます。最高だと感じるアイデアや、実現したいと思えるアイデアは「3」に、そうでないものは「1」に貼り出してください。

自分自身のアイデアを評価するためには、以下のようないくつかの簡単な質問を自分に投げかけてみると良いでしょう。

  • これは、読者がもっと知りたいと思うようなトピックか?
  • これは、私の他のトップコンテンツとどの程度似ているか?

そのトピックについて、「インターネット上で見つけられる他のどんなものよりも優れている」「自分がターゲットとする読者がユニークな価値を見出してくれる」と明確に答えられる場合、そのアイデアは「3」に分類されます。

「そうでもないな」「確信は持てないな」と感じる場合は、「2」に振り分けてください。「読者が自分のメディアのコンテンツとして期待するようなものでない」と判断される場合は「1」となります。「1」に分類されたアイデアも、あなたの得意分野であるのであれば、マーケティングを重視しないような投稿のトピックとしては十分です。

全てのアイデアを見直して、1~3の採点基準で分析してください。当然ですが、実際に優先的に記事化するべきアイデアは「3」に分類されたものです。このような手順に従って大量のアイデアの中から、最良のものを選び出していってください。

まとめ:良質なアイデアのみを取り上げ他社との差別化を実現する

ここまで、競合他社と差別化できるコンテンツ・マーケティングのトピックの選び方について紹介してきました。ブログ記事において他社と差別化するためには、自分のターゲットとなる読者の興味や関心に合った、専門性と独自性の高いトピックのみを取り扱うことが重要です。

優れたアイデアを出す方法は簡単です。20分間ブレイン・ストーミングを行い、40分間かけてアイデアをある基準に沿って選別するだけです。そして、高得点が付けられたアイデアから記事にしていってください。今回のレッスンはここまでです。また次回、すぐにお会いしましょう。

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