収益性の高いブログを作りたい場合はここから始めなきゃいけません。
最初のレッスンで、収益性の高いブログを作るために最適なニッチを選ぶことの重要性を強調しました。
この2回目のレッスンでニッチについて詳しく説明することをお約束しましたね。
ブログを始めるにあたって、最初の大きな決断がニッチを決定することです。あなたが付き合うべきニッチを1つだけ決めることが重要です。
あなたの顧客は「あらゆる人」でもないし「大衆」でもありません。あなたは「たくさんの商品をたくさんの人に売ればいいじゃん」と思うかもしれないけど、結果はその逆です。正反対です。
あなたが具体的で小さな小さなトピックを作れば、想像より簡単にリッチになれます。あなたはスイートスポットを見つける必要があります。スキル、知識、情熱などを掛け合わせて、あなただけのユニークなジャンルを見つけます。もちろん最低限のニーズは必要です。誰もいないマーケットをニッチとは呼びませんので。ニッチのベースには常にニーズがあることもここで強調しておきます。
ニッチを探すために、直感やアイディアを利用してもいいですか、追加の自己分析を加えることでさらに磨きがかかります。
もしあなたがすでにブログを持っている場合、思うように収益を上げられていないなら、ニッチを再評価する必要があります。カテゴリーを見て、参入ジャンルを確認し、まずは「本当に必要か、これ?」と一つ一つを精査していくといいでしょう。
- どのカテゴリーとどのトピックが無駄か?
- その分野で権威的な存在になり目立つためにはどうすればいいか?
- 何によって憶えられたいか?
最後の What do you want to be remembered?は、経済学者のPFドラッカーが座右の銘としていた言葉です。
「私が十三歳のとき、宗教の先生が、何によって憶えられたいかねと聞いた。誰も答えられなかった。すると、今答えられると思って聞いたわけではない。でも五〇になっても答えられなければ、人生を無駄に過ごしたことになるよといった」(ドラッカー名著集『非営利組織の経営』)
素晴らしい文章です。声を出して文章をなぞるだけで背筋がピンとします。さて、あなたはカテゴリーに雑多な(例えば今日のランチとか)内容を追加しているかもしれません。果たしてあなたは「今日のランチ」を食べた人と憶えられたいのでしょうか?人生は有限です。限られた時間を使って取り組みたいトピックを真剣に考える時が来たようです。
要は、あなたは何屋さんですか?ということ。何をやっている人なのでしょうか?アメブロでよく見かけるようなキモい肩書きではダメです。「価値創造プロデューサー」とか「プロカウンセラー」とか「渋谷の自宅でWordPressを教える専門家」みたいな世間的に認知されていない変な職業ではダメです。ブログをパッと見た瞬間に、あなたが何屋さんかわかるようにしなきゃいけません。
手前味噌?ですが、僕の肩書きはすごいわかりやすいです。「オンラインスクールの作り方を教える人」です。わかりやすい肩書きにしているから、お客さんも頼み事をしやすいです。セミナー講師や本の著者さんたちが「石崎さんみたいにデジタルコンテンツをオンラインスクールで販売したいです」と言ってきます。僕は「はい、手伝います」と快諾し契約が成立します。全てはニッチを決めるところからスタートしています。
今回お届けするノウハウはこちら
どうやって収益性の高いニッチを探すか?
ニッチを探す方法#1. 2つの異なるトピックのユニークなニッチを掛け合わせる
例:旅行 + ビジネス = 旅する起業家(僕が10年くらい前に使っていた今は使い古された肩書きです)
僕はこの便利な方程式が大好きです。これです。→ ニッチ = 情熱 + スキル for 特定の見込み客
繰り返します。ニッチのベースにはニーズがなきゃダメです。仮に足し算や掛け算をしても、そこで生まれたニッチにニーズがなきゃ意味なしです。
例えば、僕がヨガにはまっていたとします。さらに経済学の学士号を持っていたとしましょう。さらにこのオファーを田舎の人に投げたとします(for 田舎の人)。これらを掛け合わせるとどうなるか。
「田舎に住む人限定のヨガと経済学」・・・あくまでも即興で作ったものなので、ニーズの有る無しは勘案していません。たぶんニーズはないと思います。でもこうやっていろんなコンビネーションを試していくことで、ぴったりなものが見つかることもあるんです。
ニッチを探す方法#2. キーワードを検索する
例:ニッチ候補のキーワードをアマゾンで検索しどのような関連商品や関連本が出てくるかチェックする。
商品や本のレビューはどうでしょう?高評価されていますか?それともたくさんの不満がありますか?そもそもマーケットは存在しますか(検索結果に何も出てこなかったらマーケットがないってことです)?あなたの選んだトピックにはどんな商品があるでしょうか?どうやってあなたは既存の商品と差別化できますか?
僕の場合であれば「オンラインスクール」で検索をしてみます。結果はゼロ。じゃあ諦めるかと言うとそうではなく、言葉を変えて再検索します。「デジタルコンテンツ」「オンラインコース」などなど。それでも思ったような結果は出てきません。やはりこの分野は有望でないのか。
いえ、そんなことはありません。例えばAmazon.comで検索をすれば、僕の分野の盛り上がりを確認できます。さらにUdemyやSkillshareといったマーケットプレイスでは「Online Course Creation」は超売れ筋のコースです。こんな風に日米で温度差のある分野を狙うのも一つですね。自分でいうのもなんですが、このオンラインスクールの構築に関しては潜在的なニーズはあるのに、教えている人が僕1人だけなのでほぼ独占(控えめにいって寡占)の状態なんです。オンラインスクールを作りたかったら石崎力也のところに来るしかないという状況です。
あなたもこんな風に潜在的なニーズはあるが競争相手がほとんどいないようなニッチを発見できると、かなりハッピーに慣れます(ハッピーの内容は人それぞれだけど、少なくとも経済的なリターンはあります)。
ニッチを探す方法#3. 絞り込む
ここまでくると多分3つから5つほどのニッチ候補があるはずです。それだけですごい!だってほとんどの人は何も思いつかないんだから。
でも1つに絞り込む必要があります。どのニッチにも秀でていたとしても、今は1つだけを選びます。僕が教える方法はビジネスをオートメーションに乗せることだから、1つが完成するとすぐに次のモデルにシフトすることができます。それまでは1つのニッチに絞り込んで固定してください。
まずはあなたのバックグランドや知識、スキル、興味、情熱を書き出してください。憶えておいてください。あなたがジャンルを絞れば絞るほど、お客さんが見つかりやすくなり、しかも高額な商品をスムーズに売ることができます。
色々とアイディア出しをしてみてください。「なんだこれ?」と思うようなニッチでも、楽しみながらメモしていってください。組み合わせて、絞り込んで、あなただけの(しかしニーズはある)完璧なニッチを探してください。
もしすでにニッチが見つかっていたら、もうあなたはお金を持っているのと同じこと。金脈を掘り当てることに成功しました。あとはスコップでじっくりと地面を掘るだけでいい。地面を掘りながら次のレッスンを待っててね。次のレッスンは、ブログビジネスの核となる「リスト」についてお話しします。
レッスン3は明日お届けしますね!
石崎力也
追伸:もしこのブログに関するコース[収益ブ]を価値あるものだと判断した場合、今すぐ友達にシェアしなさい。今すぐだぞ!(地面におでこをつけてお願いしています)