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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

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現在の場所:ホーム / Business / カウパー経営術:組織とは慣性である by 石崎力也

カウパー経営術:組織とは慣性である by 石崎力也

Last updated on 2017年8月14日 By 石崎 力也

飛行機の中で書いています。

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今回お届けするノウハウはこちら

  • シアトルの君、これをやっておいて
  • 1、会話は時間短縮
  • そういえば、セックスは大抵の男女問題を解決する
  • 2、メールの方が仕事が振り易い
  • 完璧なトップダウン形式を作って独裁経営をしろ
  • 「はい、わかりました」が99%でいい
  • 慣性は他人が入った時に強くなる
  • 「ちょ、お腹痛いから首相やめます」
  • やってみなきゃわからないことをやってみるために
  • A、小さく始めて、ダメならすぐに損切りをする
  • B、逃げ道を用意しておく
  • なんでおれはこんなに不幸なんだ!
  • 生命時間のペイ
  • 正解は・・・

シアトルの君、これをやっておいて

これまでリモートでチームを組みプロジェクトを進行させたことは何度かあった。じゃあ同志社大学の君、これをやっておいて。じゃあブラジル人の君、これをやっておいて。じゃあシアトルの君、これをやっておいて。じゃあ慶応の君、これをやっておいて。じゃあ石川県の君、これをやっておいて。何度かある・・・というのはあまりにも控えめな表現で、本音は”かなりの数“をうった。9割は失敗したんだけど。

僕はリモート作業、そのスピード感に耐えられなかった。口で言えば3秒で終わるものをGoogle Chatを使えば10分になる。ディスカッションすればソリューションが見つかるものを、Skypeではそもそもディスカッションの時間すら見つからない。だから今回、東京のど真ん中に僕が知る限りのSTARメンバーを集めて、事業を始めた。そやね、いわゆる「リアルの場で組織を動かす」ということを経験してみた。

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1、会話は時間短縮

リアルの場で組織を動かしてみて、リモートとは違う大きな三つを見つけた。1つは『会話は時間短縮』、1つは『メールの方が仕事が振り易い』、1つは『組織には慣性が伴う』。

まず1つ目。『会話は時間短縮』から。これは当然のことだけど、言語を介した情報伝達スピードで21世紀現在最速なのは『喋り』だから、意思疎通は『喋り』でやった方が早い。メールは、なんせ打つのが面倒臭いから、仕事の受け手も“なんとなく”で仕事を始めて、こっちが期待するものと全く違うものが仕上がってくるなんてことは多々あった。またそれを修正するの、むっちゃ時間かかれんてなー。

でもリアルの場でやっていると、「ちょ、今どんな感じ?」とか相手のPCを覗き込み、過程・過程でリバイズが可能。相手も僕の要求が理解できなかったら「力也、Aはどういう意味なの?」とかダイレクトに聞いてくる。こんな感じで『会話』は最速のコミュニケーション手段である。本当は会話よりも早いコミュニケーション手段があるんだけど、それは後日説明します。

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そういえば、セックスは大抵の男女問題を解決する

そう言えば松本紳介で紳介が「ほら、男と女やったらセックスがあるやろ?喧嘩してもセックスがあるんやん?そこでなんか喋れば解決するやん」って言ってたけど、まさしくそれ。遠距離恋愛でうまくいかないのは、メールやスカイプを凌駕する圧倒的な臨場感でのコミュニケーションが少ないから。遠距離にないものは、セックス(粘膜の摩擦)であり、キスであり、半径5M以内での会話。これに異論はないでしょう。セックスすれば大抵の男女問題は解決できると思っている男友達をたくさん僕は知っている。(し、僕もその一人)

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2、メールの方が仕事が振り易い

2つ目。『メールの方が仕事が振り易い』。これって1の利点を相殺してしまうんやってね。これまでずっとリモートで仕事をしてきた人が急にリアルの場で仕事のヤリトリを始めると、最初にこの壁にぶち当たる。「うわっ、仕事振り辛い!」ってね。そりゃそうだ。メールだったら「Aをやっておいて」って言えば、あっちも「はい、分かりました」と言って終了だけど、リアルの場なら「Aをやっておいて」って言えば、「なぜAなんですか?Bじゃダメなんですか?説明して下さい」ってことが往々にして起こる。

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完璧なトップダウン形式を作って独裁経営をしろ

これは1であげた利点でもあるんだけど、喋りって結構と面倒。ある意味僕のようなフィーリングで仕事をしている人には説明責任ってものが面倒で仕方ない。「オレが良いって言っているから、良いの。やって」って言って「はい、わかりました」って言ってくれれば、絶対にこの組織はすごいスピードで成長していくのが分かっているんだけど、それが無理なんだな、リアルの場だったら。説明責任が、ある種のタイムロスになる。リアル組織の性質1『会話は時間短縮』と性質2『メールの方が仕事が振り易い』のバランスを取るのはムズイんよ。

じゃあこうすればいい。たとえば、完璧なトップダウン形式のチームを作って、メールでどんどん仕事を振ってゆき、トップの意思決定は絶対にしてしまう。メールで仕事を振る際は敢えて相手に仕事のバッファを持たせておいて、自由にやってもらう。ただし大枠は外れないように、仕事の成果・目的 は明確にしておく。もしメンバーが、各自の細部意思決定に自信が持てず、成果・目的から外れているどうかを確認したいときはたっぷり時間をとって会話する機会を設ける・・・などなど。

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「はい、わかりました」が99%でいい

え?「はい、わかりました」って言うような奴ばかりだったら、誰も石崎が正しいかどうか判断できないじゃないかって?

いーの、いーの。誰もヤル前から正誤の判断なんてできないから。僕らには価格を決める権利も、商品を決める権利もない。ただただ見切り発車して、あとはマーケットからフィードバックをもらってそれに従うだけだから。なら、早く市場からレスポンスもらう方がいいに決まっているじゃん。意思決定なんかに時間をかけている暇はないの。僕は心の底からそう思う。ベンチャーみたいに初動が大事な組織は、トップの意思決定の影響力を最大化しておく必要があると思う。マーケティングをする前に意思決定速度が遅いせいで船が沈むなんて、是が非でもさけなきゃいけん。

3、組織は慣性の法則に縛られる

最後の三つ目。組織には慣性が伴う。むかし日本の大御所の自己啓発セミナーに参加した時に(Yサン)、彼は「僕はいつだって挑戦するよ。だっていつだって辞めてもいいって自分に許可を出しているもん」って言っていた。辞めたきゃいつでも辞めればいいじゃん!みたいなテンション。それを聞いたときは「なるほどな」と思った。

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慣性は他人が入った時に強くなる

だけど、それは個人においてのみ適用されることが今になって分かった。個人にはそれほど慣性が働かない。たとえば、個人で活動しているなら、いつやめたっていいし、いつはじめても良い。そこには個人で完結する程度の責任しか発生しないし。個人は軽い。だから慣性も小さく働くだけ。

が、組織は違う。個人とは違って、重い。だから動き出すと、止まるのはそう簡単じゃない。組織は自分のみで完結しない。他人を巻き込んでいる。その他人が養うべき家族を持っているなら、その他人の家族まで巻き込んだことになる。ある意味、トップはそれを一人で背負わなきゃいけない。なんなら会社という法人格を持ってしまったなら、 法人格を維持する責任が発生する(たとえば、コンプライアンスに始まり、財務管理、社会保険の支払いとかとかそーゆー面倒なこと)。

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「ちょ、お腹痛いから首相やめます」

これら全部含めての重さ、それが動き出した時、慣性も大きく働く。「ちょ、お腹痛いからあのプロジェクトやめるわ」なんて絶対に言えない。僕一人がお腹痛いせいで、他人と他人の家族と法人そのものに迷惑をかける。だから簡単にはやめられない。(ちなみに慣性は英語でinertia。どーでもいいね)

僕はここ数年ずっと、その慣性と自由度の葛藤でいつも頭を悩ましてきた。本当はいろんなこと挑戦したいんだけど、いったん始めると、簡単にはやめられないことが分かっているから、二の足を踏む・・・みたいなね。

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やってみなきゃわからないことをやってみるために

けど分かっているんだよね。やってみなきゃわからないことがたくさんあるって。じゃあやるしかないんだよ。でもやり始めると簡単にはやめられない。さあこれをどう解決するか。僕はどうやって解決しているか。

方法は二つある。一つは【小さく始めて、ダメならすぐに損切りをする】。もう一つは【逃げ道を用意しておく】。

A、小さく始めて、ダメならすぐに損切りをする

組織は重い。重いものに、更にスピードが加わったら、もう簡単には止められない。だからこそ、スピードが加わる前に、続行するかどうかの意思決定をする。つまり小さく始めるってこと。広告費も一気に投入するんじゃなくて、少しずつ。もちろんちゃんと計測しながら。新しいマーケティングも、ちょっとだけやってみる。で反応が薄そうならすぐにやめてしまう。小さく始めているうちは、それほどやめるのにエネルギーは必要としない。潔く諦める勇気は一種のスキルと思うようになってきた、最近。(男として悔しいけどね・・・)

B、逃げ道を用意しておく

もう一つは【逃げ道を用意しておく】。これは組織に関わらず個人の人生においても適用できるんじゃないかな。

新しいキャリア(かなりセクシーな)を開拓したければ、プロフェッショナルとして現存のキャリアを一定のレベルにまで持っていく。そうすれば、新しいのが失敗しても、またもとに戻って来れる。

資本主義という土俵で戦う企業なら、まず主義となっている資本が潤沢でないと、挑戦しようにも挑戦できない。挑戦しまくりたいなら、挑戦して失敗しても、支えてくれるだけのキャッシュフローが必要。

日本人は全てを断ち切って背水の陣たる戦略を取る人や企業を「いいね!」するけど、僕からすると、あんなのはただのパフォーマンスで、賢い方法とは思えない。ビジョナリカンパニーを読むと分かるけど、優れている企業がいかに保守的であるかが見て取れる。それは挑戦をするためにも、敢えて保守的になって資金繰りが苦しくならないようにキャッシュを守ろうとしている。グーグルだって革新的なプロダクトを定期的に発表しているけど、その革新の裏には儲かりまくっているアドセンス事業が存在しているのを忘れちゃいけない。

挑戦をしたけりゃ、逃げ道を作るんだ。逃げ道を絶てば勇気が湧いてくるなんて、そんなゴリラ的発想は21世紀っぽくないと僕は思う。(ビビリ気質が故の結論を許して欲しい)

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なんでおれはこんなに不幸なんだ!

でね・・・いっつもアンフェアだなって思うわけ。

大前研一さんが「経営者の給料は社員の100倍(?1000倍?一万倍?正確な数字は忘れた)でいい」とか言って、それを叩いている人いるじゃん。でもトップのツラさも分かってあげて欲しいと思う。社員さんもツラいのは分かる。だけど、トップもツラいんだよって。

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生命時間のペイ

この組織たるものをどう維持しようかと常に考えて、その結果いろんなことを小さく始めればいんだと妙案が浮かび実行すると・・・「若いんだからもっと大胆にやれ」って言われる。

キャッシュフローを作ろうと保守的になれば「びびり」とか言われる。その上、チームのメンバーからも悪口を言われて、外野からも嘘八百をデッチあげられる。むっちゃアンフェアじゃん?

正直、全然割にあってないわけぶっちゃけ。これだけ自分の生命時間をペイしているのに、全然期待している見返りが来てないわけ。

きついじゃん?だって悪口いわれるんやよ?嫌じゃない?責任も全部背負わされるし、見えない将来の恐怖と戦うんやよ?失禁レベルじゃないん、これが?まじで割にあってないやん?

そういう誰にも気づかれていないアンフェアのど真ん中に立たされるわけ。

でね?いつも何を考えとると思う?こんな不幸と共存しながら、何を考えとると思う?

「アンフェアやなー」とか?「割にあってないなー」とか?「もう悪口言うのやめてー」とか?

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正解は・・・

・・・全然違う。一ミクロンも正解に近似してないわ。ごめん。

毎日考えていることはただ一つ。

「やってやろーじゃん」

以上。(男やし)

言ったでしょ。理性的に判断するのを意図的に放棄してるって。そんなアンフェアすらも超越して心の底から湧いてくる感情はいつも「やってやろーじゃん」。そう、そういう状況が心の底から好きやからやっとるんやってなー。理性を越えて「好き」でやっとる。損得勘定じゃなくて、純粋に「好き」。ビックリするくらいピュアな好き。それ以上の理由は存在しない。ただただあなたが好きなんです。以上。

石崎力也

追伸:こんな一途に濁りない感情で愛されたら射精ものじゃん。(これをカウパー経営術と言う)

カテゴリBusiness 関連タグ:by, カウパー, 力也, 慣性, 石崎, 組織, 経営, 術

About 石崎 力也

石川県金沢市出身。モントリオール在住。専門スキル:競艇、コピーライティング、DRM、アニメーション。このサイトの運営責任者です。2013年3月に六本木と西麻布で会社を設立し、同年11月までに全てのメディア・広告事業を軌道に乗せる。現在は、家族と一緒に、3か月に1度、住む国を変えながら生活をしています。

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