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ベトナムでもインドネシアでもニューヨークでも六本木でも、夜景に必要なものはお酒ではなく思考だった。
以前に投稿でニューヨークのエンパイアステートビルからスティーブジョブスの偉大さを感じたという話をした覚えがある。素晴らしい夜景を見るときはいつもなんらかのインスピレーションが降ってくる。夜景にはお酒でも美女でもなく、思考が必要なんて言うと「そんなちぐはぐな言葉はないよ」と怒られるかもしれないけど、心底からそう思っている。ヤバい夜景を見たときにどんな思考が脳内で生じるか、小説家でもない僕の乏しい表現力からはそうとしか言い表せない。夜景には思考が必要。
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東大法学部・司法試験合格・BCG、それでもやることはプリミティブ
たとえば、どうしても勉強しないといけないことがあるのに気持ちが乗らないとき、無理やり勉強会を設定して自分でプレゼンターに名乗り出ます。「一ヶ月後にこのテーマについて発表します」などと公言すると、否が応でもやらざるを得ません。また、外資系企業で働いていたとき、仕事がはかどらないときは、昼間から二時間くらいオフィスを抜け出してプールで泳いでいました。その分、夜中から朝にかけて必死に働きます。
僕の中では岩瀬さんは超エリートにカテゴライズされるのだけど、この本を読んでみて(失礼だが)エリートなのにプリミティブ(原始的)だなと思ってしまった。もっとスマートに生きているのだと思っていたけど、思考法はとっても地道というか原始的で、僕らとやることとさほど変わらないんだと思ってしまった。(精神的安定ゲット)
伝説の投資家の言葉
「投資でいちばん大事なことは何ですか?あなたが勝ち続ける理由は何ですか?」という質問を投げかけました。すると彼はこう答えました。「どれほど自分の不安や恐れと正直に向かい合えるかだ」
当時二兆円くらいの資産を20年以上、高い利回りで運用してきた、まさに伝説の投資家の言葉。ここでもまたプリミティブだけどシンプルで本質的な答えが。エリートも一般人も伝説の投資家も、思考の部分でそれほど大差ないのかもしれない。その差のない思考をどれだけ意識し続けられるかが人生をかえるのかもしれない。クソっ!今日は夜景が必要だ。夜景を見ながら、ゆっくりと考えてみたいぜ。