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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

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現在の場所:ホーム / Business / 簡便法で世の中を見ると、嘘で目が埋まっちまった。成功は何も教えてくれない。

簡便法で世の中を見ると、嘘で目が埋まっちまった。成功は何も教えてくれない。

Last updated on 2017年8月14日 By 石崎 力也

今回お届けするノウハウはこちら

  • 【0.9*0.9*0.9*0.9*0.9 = ゴミの世界】
  • 概念の操作
  • 食パンとマーケティングは違うぜ!
  • 愚を犯す似非経営者(or マーケティング担当者)
  • 札束に火をつけろ
  • 暗闇の中で唯一の灯火になるのがマーケティング
  • 20代を捨てて、10年後カンバックしろ

【0.9*0.9*0.9*0.9*0.9 = ゴミの世界】

逆説的だけど情報が増えれば増えるほど僕たちは簡便的な方法で判断を繰り返していかねばならず、世界を誤った形で見てしまうことが多い。たとえば9割正しいようなことを、10割正しいと見なして生活しないことには、事はうまく回らない。「たぶん6月4日が賞味期限のこの食パンは焼いたら食えるだろう」「たぶんパンの粉を落としたらここにゴキブリが出るだろう」「たぶん冷蔵庫の中にはネオソフトが入っているだろう」。でこれら9割型正しいだろう情報を「10割正しい」と見なして行動をしないとどれだけ時間があっても足りない。「いやまずはパンの臭いを嗅ごうぜ」「いやまずは粉を落として20日間観察しようぜ」「まず冷蔵庫をあけてネオソフトの存在と中身の量を確認してからパンを焼こうぜ」9割型正しいことを10割の確証を得るため確認作業を繰り返していたら、1日があっという間にすぎてゆく。

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概念の操作

じゃあ、全てのことを簡便法で処理していいのか?勉強法?ビジネス?人間関係?・・・まさか。僕は人間関係と勉強が得意じゃないので勉強法・人間関係については一家言をもたないけど、ビジネスなら少しだけ意見ができる。たとえばマーケティングの世界なんかは明らかに概念の操作だと思う。価格設定・広告単価設定・商品の見せ方・ある文言の有無・Better that risk free guaranteeの有無・限定商品か否か・時限性があるかないか・・・ この組み合わせを全通りリストアップしてそれを試行してゆくだけで、圧勝する人と負け組になる人に二分してしまう。やっていることは同じマーケティングなのに。簡便法が力を一切持たない世界がそこにはある。

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食パンとマーケティングは違うぜ!

負ける人はいつもテストマーケティングができていない。いや、簡便法でマーケティングをしている。「たぶん価格を安くしたらお客さんが来るだろう」「たぶんBTRFを決済の下に置いたら人がくるだろう」「数量限定にした方が購買意欲があがるだろう」みたいな感じで。本を読んでたぶん正しいであろう9割型の情報を「10割と見なして」実際に広告を出稿してしまう。しかし、僕が食パンを食べるときの簡便法と違って、マーケティングは非常に複合的な要素が絡み合ってoutputを得られるため、いわば掛け算的に組み合わさってしまう。

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愚を犯す似非経営者(or マーケティング担当者)

市場の一切のものは常に変化し生滅しているので、マーケティングの世界で9割型正しいであろうことなんて存在しないんだけど(だからマーケティング本とかも正しい正しくないの前に”古い”ってことを知っておかないと)、仮に僕らの頭の中にある情報が9割正しいと仮定する。マーケティングは複合的な要素が絡み合っているから、5つの要素を1つの広告にまとめてアプライしたとすると、0.9*0.9*0.9*0.9*0.9 = 0.59 となり既にほぼ半分近く(41%)の情報が誤っている可能性がある状態で出稿してしまうことになる。スタートの時点で41%間違っている方法を、たまたま第一回目で59%の方に針が振れ、「やっぱりオレが正しいんだ!」なんて勘違いして第二回目の出稿時に全額を突っ込むと今度は41%の間違いの方に針が振れ、愚を犯すことになる。

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札束に火をつけろ

僕たちの頭の中にあることって、そんなに正しかったっけ?小学生中学生の時、全てのテストが100点だったっけ?・・・そんなわけがない。なんなら基本的に間違いと思ってかかった方が、よっぽどうまくいく。「オレの頭の中にあるのはゴミだけ」くらいで丁度いいような気がする。それだけ謙虚な姿勢でいるとどうか?いや質問を変える。どうやったらマーケティングを成功させることができるのか?そんな方法はあるのだろうか?・・・はい、たった1つだけ。それはテストすること。簡便法を一切排除してテストマーケティングをすることで、一つ一つのファクターが10割正しいかどうか?あるいは複合的に組み合わせたものが10割に近いものかどうかを突き止めるまで、時間とお金をかけて札束を燃やしながらテストする必要がある。

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暗闇の中で唯一の灯火になるのがマーケティング

テストを繰り返すと、最終的にはかなり高い確率でリターンがかえってくる広告を打てるようになる。ここをすっ飛ばして、間違って成功してしまうと、マジでその人のビジネスは終わってしまう。逆に早い段階で失敗を積み重ね、痛い目に会えば会うほど(つまりテストすればするほど)、最終的には10割に近いマーケティングができるようになる。

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20代を捨てて、10年後カンバックしろ

これって人生と一緒じゃない?運良く(あるいは親の手ほどきで)早い段階でうまくいっている人は相当不幸だと思うし、いざ30代、40代で、この資産価値下落・年功序列の制度が崩壊している世の中に放り出されたとすると、結局何もできない人になってしまう。僕の知っている知の巨人達が口を揃えて「あの人には叶わない」という知の怪物・ドラッカーは言う。「意図的に成功を遅らせよ」・・・深い。深すぎる。20代でうまくやろうとしている自分の目をchopstickでぶっ差したい気分になってしまうぜ。成功は何も教えてくれないのさ。20代は捨てだぜ、ベイベー。捨てる覚悟があれば失敗も怖くない。起業しよう、そして倒産させよう。そして10年後カンバックすればいい。意図的に成功を遅らせよう。(若いうちからうまくいくのがbetterみたいな吹き込みを入れてくる大人には気をつけなきゃ。若いうちはうまくいかない方がいい、くらいの方が僕は信頼し易い)

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石崎力也

追伸:テストマーケティングの大切さを学ぶにはこの一枚だけでいい。そうオーディオブックで聞けてしまう。

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Filed Under: Business 関連タグ:世の中, 便法, 嘘, 成功, 目

About 石崎 力也

石川県金沢市出身。モントリオール在住。専門スキル:競艇、コピーライティング、DRM、アニメーション。このサイトの運営責任者です。2013年3月に六本木と西麻布で会社を設立し、同年11月までに全てのメディア・広告事業を軌道に乗せる。現在は、家族と一緒に、3か月に1度、住む国を変えながら生活をしています。

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