インターネットビジネスをする上で石崎が実際に使っているツールを紹介します。英語圏で有名なデジタルコンテンツのトップクリエイターが使っているソフトウェアやWebサービスなども一緒に掲載しておきます。確かにネットビジネスは銀行から融資を受ける必要がないくらい初期投資が小さいです。一方で初期投資をしていないが故に突き抜けられていない人たち(99%のネット起業家)もたくさんいます。感覚値ですが、最初の売上の100万円くらいは、Webサービス、ソフトウェアや撮影機材などに再投資していくことをお勧めします。
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ブログを構築する
SNSが一時期、流行りました。でもみんなブログに戻ってきました。ブランドの王様・コカコーラが2012年に「コンテンツ・エクセレンス」のコンセプトムービーを紹介してから、コンテンツマーケティングという言葉が使われるようになり、再びオウンドメディアの重要性を皆が意識するようになりました。ちなみに僕は高校生の時に楽天市場でブログをオープンし、大学生の時にアメブロとジュゲムに乗り換え、仕事を始めてからはずっとWordPressを使っています。mixiもFacebookもTwitterもやらなかったのは、ブログで十分に儲かっていたからです。
エックスサーバー
エックスサーバーは、サーバーです。安定的に動いてくれるし、ブログの表示スピードも速いです。かつてロリポップでWordPressの大量改ざん事件が起こったけど、エックスサーバーの方ではそう言った話はほとんど聞きません。うちの会社の場合、英語関連のブログ(月間10万PVほど)はエックスサーバーのX10プランで動かしています。かつて真剣にブログを更新していたときは月間100万PVほどあったのでX30プランで運営していました。ちなみに当時はバズを意図的に狙った記事を書き、Facebookで3000シェアとか、はてブで400ブックマークを定期的に獲得していました。バズが起こるたびにサーバーがパンクしエックスサーバーから「転送量オーバーしています」という注意を何度も受けました。逆にいうとバズが起こらなければ、通常時は安定的に稼働しているということです。エックスサーバーのHPはこちら>>
ロリポップ
ロリポップは格安レンタルサーバーで有名ですね。ちなみにこのブログはロリポップで運営されています。途中で何度もエックスサーバーに乗り換えようと検討したんですけど、ペイメントEXを rikiyaishizaki.com + ロリポップで運用していたので、移りたくても移れない状況でした。数年前のロリポップは上位プランでも表示スピードが遅く、そのせいでSEOにもずっと悪影響を及ぼしていました。僕がブログの更新を一時期、3年ほど、怠っていたのは、そのせいです。まあいいや、このブログからリストを取れなくても、ビジネスはうまくいっているから・・・と。そんなある日、ロリポップがモジュール版PHPを導入しサーバー環境を改善したところ、表示スピードが爆速に。僕のブログ記事もちょいちょいとGoogleで上位表示されるようになりました。このブログのアクセスが月間10万PVを超えたら、エックスサーバーへの乗り換えを再び検討します。ロリポップのHPはこちら>>
Genesis Framework
Genesis Frameworkは世界で最も売れているWordPressのテーマです。世界最高峰と言われる所以は、SEOの強さです。表示スピードも早いし、HTMLのソースも軽い。Googleの検索エンジンの中の人、マットカッツですらこのテーマを使っているほどです。マットカッツ曰く、WordPressでちゃんとしたテーマを導入するだけで、検索エンジン対策の8割は完了している、と。僕もそう思います。このテーマに変えてからアクセス数は伸びたし、何よりリスト取りとの相性が非常にいいのです。いざWordPressのテーマとなるとデザイン重視のものを選びがちです。デザインの凝ったテーマは個人で作成されたものが多く、その開発者がやる気をなくしてしまえばアップデートはされます。僕もかつてそういうテーマを使っていたことがあって、本当に困りました。Genesis Frameworkにはしっかりと資本が入っているし、何より1つの企業であり、開発者がたくさんいます。だから「やる気がなくなったので、もうアップデートしません」といった、いわば事故は起こりません。もちろん僕のこのWordPressにもGenesis Frameworkが入っています。ちなみに子テーマはNews Proです。テーマを購入する>>
バリュードメイン
バリュードメインは独自ドメインを販売している会社です。.comとか.co.jpとか.netとか。GMOに買収されているので、正確にはGMOが管理するドメイン会社といった方が正しいかもしれません。他のドメイン会社を試したことはないので比較はできませんが、これまでなんの問題もなく使えています。こういうWeb周りのサービスって一回スタートしてしまうと、スイッチングコスト(乗り換えコスト)の方が高くなるので、もうずっと同じ会社のサービスを使い続けることになるんですよね。僕の講義では、ドメイン周り(NSの設定など)の解説は全てバリュードメインで行われています。うちの会社のドメイン:haamalu.co.jpも、英語関連ビジネスのドメイン:thisisenglish.jpも、このサイトのドメイン:rikiyaishizaki.comも全部バリュードメインで管理しています。汎用性の高いドメインを取るようにしてください。日本だけでビジネスをするなら.jpがいいです。英語圏までリーチするビジネスを将来的に作るのであれば .com がいいです。ドメイン登録はこちらから>>
ブログ記事を書く
ブログを生活の一部にするためには、時間の確保が必要です。でも現代人は忙しいから、余暇はありません。さてどうやってブログを書きましょうか。1つは、効率よくブログを書くことです。サクサクとブログを書くイメージです。ブログを書くときは、ブログを書くことだけに集中できる環境を用意します。大事なのでもう1度いいます。ブログを書くときは、書くことだけに集中する。調べ物もしない。リンクも発行しない。編集もしない。コピペもしない。検索もしない。クリックもしない。極端だと思われるかもしれませんが、このくらいやらないと現代人はブログを続けられません。逆にいうと、書くことだけに集中できる環境を整えられれば、誰でもブログを書き続けることができるようになります。
Envato Elements
Envato Elementsでストックフォトを入手します。今まで123RFとかGetty Imagesに高いお金を払ってストックフォトを買っていました。でもEnvato Elementsが2017年からPhotos機能を追加してからは、ストックフォトを新たに購入しなくてもよくなりました。Envato Elementsはストックフォトのみならず、アイコンやフォトショップのアクション、KeynoteやPowerPointのテンプレートも配布しています。月々3,000円ほど払うだけで、これらがダウンロードし放題です。ブログ記事を書くとき、ほとんどの人は無料のストックフォトを使います。Envato Elementsの写真はプロユースのものが多く、無料のストックフォトよりクオリティが高いです。検索機能も優秀なので、欲しい写真がドンピシャリで手に入ることもあります。ちなみにEnvato Elementsの管理画面は英語です。デザインプロジェクトを効率的に完了するためにEnvato Elemtnsを契約しておきましょう >>
オンラインスクールを構築する
Web上であなたのスキルを販売する方法は2つあります。1つはUdemyやSkillShareのようなマーケットプレイスに”販売してもらう”方法。もう1つは、ThinkificやTeachable、Kajabiを使ってオンラインコースをセルフホスティングし”自分で販売する”方法。僕がオンラインスクールを構築すると言ったとき、これが意味するのは後者のセルフホスティングの方です。ある程度の集客力は必要になりますが、自分でお客さんを集められるのであれば、絶対にセルフホスティングをお勧めします。なぜか?理由は一つ。上代の制限がないからです。つまり自分で自由に販売価格と決済方法を決められます。実際にうちの上位商品であるOSB(Online Shool Building)は、99800円です。Udemyは上代(販売価格)が24000円に設定されているので、どうあがいてもマーケットプレイスでは販売できないのです。プロモーションにおける自由度、そして大きな売上を見込むのであれば、自分自身でオンラインスクールを構築した方がいいです。
Thinkific
Thinkificは、Haamalu Online Schoolのシステムを提供してくれている会社です。カナダのバンクーバーにある会社なので、彼らスタッフとやりとりをするときは、いつも午前3時とか午後4時になります。これまで執念深いロビー活動を繰り返した結果、決済通貨として日本円を導入してもらい、さらにMAに重要なZapierの導入もしてもらうことができました。今は thank you page のアップセルオファーの導入をお願いしています。こんな東洋に住むしがない1ユーザーの意見を会社のシステムに取り入れてくれるなんて、結構クールだと思いませんか?実際にThinkificは、スタッフの対応がいいです。ただライバルのTeachableやKajabiに比べて、マーケティングセンスが低く、どうでもいいような機能の追加やアップデートばかりしています。やっぱりシステム会社は販売者を儲からせてナンボ、ですからね。今後もロビー活動を続けて、日本人向け、マーケター向けのサービスに改善してもらうべく僕も頑張っていこうと思います。Thinkificでオンラインスクールを運営する>>
Teachable
Teachableは、Thinkificのライバルです。Thisisenglish Online SchoolはTeachableで運営されています。ニューヨークにある会社で、やはりNYの魅力が優秀なプログラマーを引きつけます。御多分に洩れず、Teachableにも優秀なプログラマーが多く「この機能が素晴らしい!」と彼らが思えば、ものすごいスピードで実装されます。しかもセンスがいい。ビジネスのセンスがあるのです。マーケター向けのプラットフォームと言えましょう。それゆえ、UdemyのトップクリエイターはTeachableを使う傾向にあるようです。僕もなんどもTeachableに乗り換えようと考えました。もちろんいい言葉ばかりではありません。例えば、Teachableに売上管理を任せると、仮に僕のような上位プランのユーザーでも、コミッション(手数料)が取られます。JVをした場合でもThinkificはパートナーの先生にも自動で(しかもノーコミッションで!)収益を分配してくれます。Teachableは数%のコミッションを取ります。仮に1000万円の売上があれば、3%のコミッションで30万円です。これってかなり大きいですよね。TeachableにもThinkificにも、いいところ、悪いところがあります。僕はオンラインスクールの構築を教える先生です。だから両方とも最上位のプランに加入し、両者の違いを比較しながら研究しています。現状は、クライアントさんにはTeachableを勧めています。Teachableでオンラインスクールを運営する>>
自前でオンラインスクールを作る
オンラインコースの販売であれば、ThinkificやTeachableがベストの選択肢になります。もちろんあなた自身で決済システムを組むのもありです。その場合、決済と納品を別々のWebサービスで調達する必要があるので、若干の手間がかかります。もちろんそれなりのリターンもあります。例えばペイメントEXを導入すれば、PayPalの決済にワンタイムのアップセルオファーをつけることができます。これがすごいパワフルなんです。僕がThinkificやTeachableを導入した後も、いくつかのビジネスではペイメントEXで決済を受け付けていました。ワンタイムのアップセルオファーを使いたかったからです。実際にそれでTeachableやThinkific以上の成果を出せていました。だから仮に手間暇がかかったとしても、大きな売上を計上したい方は自前でオンラインスクールを構築するといいです。
ペイメントEX
ペイメントEXは上川さんが1人で作っています。危惧するなら、上川さんが何らかの理由で開発や更新をやめてしまうケースです。WordPressのThemeとかでは、よくある、あるあるです。実際、PHP 5.6の対応を長いことお願いしていたんだけど、お願いしてからアップデートされるまで1年くらいかかりました。いつまでペイメントEXがPayPalやPayPalを取り巻く環境にキャッチアップできるかは、正直、不明です。そういう意味で、ペイメントEXをメインの決済システムにするのは危ないです。別の選択肢も知っておくべきだし、仮にペイメントEXが使えなくなっても、持続可能なビジネスモデルを構築すべきです。ペイメントEXが優秀なのは、強力なワンタイムオファーがあるからです。これを使わないなら、ペイメントEXを使う理由はありません。クーポン機能や販売管理機能やアフィリエイト機能は、些細なものです。他でいくらでも代用できます。もしあなたがワンタイムのアップセルオファーを導入したいのであれば、ペイメントEXを強く勧めます。うまく機能すれば、TeachableやThinkificを使うよりも売上を出せます。ペイメントEXのアップセルオファーを確認する >>
スクリーンキャストで動画レクチャーを作成する
動画レクチャーには2タイプあります。1つは、スクリーンキャスト形式。これはCamtasiaやScreenFlowを使って、コンピュータの画面をそのまま録画してしまうものです。オンラインコースの8割〜9割はこのスクリーンキャスト形式で動画が作られています。ある人はKeynoteやPowerPointで資料を作り、ページを送りながらスクリーンキャストして動画レクチャーを作ります。ある人はソフトウェアの使い方や操作方法を、そのままスクリーンキャスします。しかもスクリーンキャストは顔出しする必要がないので、光量を気にする必要はないし、髪型や容姿を気にする必要すらありません。いずれにせよ動画を録画し編集するのが非常に簡単なのです。じゃあ、もう1つのパターンは簡単じゃないの?はい、簡単じゃないです。面倒です。そのもう1つのパターンは、一眼レフやミラーレスカメラを使って動画レクチャーを作ります。あなたが登場して、カメラをビシッと見据えて喋るわけですから、被写体として醜くない状態である必要があります。しかも編集作業も面倒・・・。でも出来上がりはプロフェッショナルです。映像屋さんを頼まなくても、いいカメラを買ってAdobeのPremiere Proで編集をすれば、かっこいい動画が完成します。
Camtasia
Camtasia(カムタジア)はスクリーンキャストツールです。ライバルのScreenFlowよりユーザー数が多いはずです。その証拠に、たくさんの英語ドキュメント、日本語ドキュメントがググったら出てきます。困ったことがあったら、Camtasiaの場合ググれば大抵のことは解決します。ただ問題が。まずクラッシュの数が多い。動画を撮影するので、PCに負担がかかるのはわかる。それでもクラッシュの回数があまりに多い。そういったソフトウェアの特徴をわかっていてか、Camtasiaは自動バックアップ機能がついているので、仮に録画中にアプリが落ちた場合でもちゃんとどこかのフォルダにデータが格納されています。もう1つ問題があって、なぜか編集中に(特に再生ボタンを押した時)強烈な機械音というかノイズを発生するのです。書き出した動画には影響はありませんが、このノイズのウザさが半端ないので僕は長年使い続けてきたCamtasiaからScreenFlowに改宗しました。英語が読めなくて日本語ドキュメントに頼る必要がある場合はCamtasiaを購入するといいです。ScreenFlowはそもそも情報が少ないので。
ScreenFlow
ScreenFlow(スクリーンフロー)に早く改宗しておけばよかった。ScreenFlow の方が圧倒的に操作が軽いです。ソフトが落ちることもなし。書き出しのスピードもScreenFlow の方が早いし、バッチ書き出しもできます(一括で複数をエクスポートする機能)。英語が苦手な方は、日本語ドキュメントが少ないので困るかもしれません。とは言え、僕のブログや、Udemyコースで使い方を説明しているのでそれほど問題はないはずです。あなたがMacユーザーであれば、CamtasiaではなくScreenFlowを使うといいです。Udemyのトップクリエイターも(彼らがMacユーザーであれば)ScreenFlow を使う傾向にあるようです。
ScreenFlow(Mac App Store)の購入はこちら>>
Blue Snowball
ニューヨークで舞台俳優をされているYoshi Amaoさんという日本人がいます。彼は声優としても活躍されて、これまで何度かプロジェクトで一緒に仕事をしました。YoshiさんはVoices.comという音声販売のWebサービスに登録されています。そこで彼のプロフィールを見ると「microphone : Blue Snowball」と書いてありました。最近では、WixのCMでもボイスオーバーをしていましたね。ああいった、企業案件にもBlue社のSnowballを使っているんですね。そう、Blue Snowballはプロユースなんです。ちゃんとした綺麗な音が取れます。軽いので持ち運びも楽チン。出先ではいつもこのSnowballを持ち歩いています。Snowballをアマゾンで購入する >>
Blue Yeti Pro
Blue Yeti Proは、Snowballの上位版です。USBコンデンサーマイクとしては、最高レベルの音質を録音できます。ただ重いので、出先では使えません(国内であれば、持ち運ぶこともありますが)。基本はオフィスにずっと据え置く感じです。僕はマイクマニアなので、これまでいろんなマイクで録音しました。たくさんのコースも作りました。Rodeのショットガン、Shureのピンマイク、Snowball、Yeti Pro、ZoomのH4n、3Dioのバイラルマイク・・・。全部を聞き比べてみて、スクリーンキャスト動画のマイクとしては、Blue Yeti Proがベストでした。コンテンツビジネスを生業にするなら、早めの段階でマイクに投資することをお勧めします。Blue Yeti Proをアマゾンで購入する >>
Zoom H4n Pro
Keynote
KeynoteはMacのプレゼンテーションソフトです。WindowsのPowerPointとほとんど一緒です。あんまりKeynoteで資料を作って欲しくないんだけど、かくいう僕も”手抜き”をするときはKeynoteで資料を作ってScreenFlowでスクリーンキャストします。不思議なことに「石崎のあのレクチャーのおかげで人生変わりました」みたいなメッセージをいただく場合、”あの”が指すのはいつもKeynoteの手抜きコースでした。僕はKeynoteのコースを見ると「クッソ、つまらんわ」と思うわけです。世界一のYouTuber、CaseyがKeynoteで動画を作っていたら笑えますよね。提供する映像が、教育でもビジネスでも娯楽でも、エンターテイメントの要素が必須だと僕は思います。大学に行って、クッソつまらん講義を聞いているより、エンタメ要素たっぷりのCaseyの映像見た方が多くのことを学べます。だから、可能な限りKeynoteは使わないでね。Keynoteの購入はこちらから>>
Logicool ロジクール HD プロ ウェブカム c920r
ロジクール c920r はWebカメラです。Webカメラの画質は大したことありません。iMacやMacBook Proに内蔵されているカメラよりも少しいいくらい。若干ですが、内蔵カメラよりダイナミックレンジが広いです。パナソニックのGHシリーズや、キャノンのフルサイズで撮った動画の方が圧倒的に画質は綺麗です。じゃあなぜWebカメラを使うのか?それは・・・簡単だからです。WebカメラはUSBで接続されているので、例えばScreenFlowやCamtasiaで撮影した時に、簡単にタイムラインに動画を取り込めます。録画停止ボタンを押せば、スクリーンキャストの映像 + Webカメラの映像 + マイク音源が一瞬で取り込まれます。一眼レフを使うケースではこんなにスムーズにはいきます。Webカメラはちょっとした撮影に使えます。プロモーションビデオは一眼レフで撮影して、講義動画はWebカメラで撮影する講師が多いようです。ロジクール c920rをアマゾンで購入する >>
Akuou ポップガード
Akuou ポップガードはSnowballやBlue Yeti Proのマイクに設置します。P音やF音の破裂音を軽減してくれます。なんでかわからないけど、動画レクチャーの中で豆腐について熱弁してたんです。あとで聞き直したら、TOFUのFサウンドが爆発しているんです。経験した人じゃないとわからないと思うけど、パピプペポとハヒフヘホの音って、破裂するんです。破裂音は別名、ブレス音とも言われて、息を吹き出すようにして発音するのでノイズになりやすいんです。そのノイズを軽減してくれるのが、ポップガードです。ストッキングを巻いてポップガードの代わりにしているツワモノもいますが、まあポップガードなんて安いですし。うちの奥さんはストッキングを履いてくれないので、個人的にはマイクにそんなん巻いておくと発情してしまうかもしれません。ポップガードをアマゾンで購入する >>
一眼レフカメラで動画レクチャーを作成する
正直、スクリーンキャストだけだった競争力はでません。これまでのメインストリーム・・・というか競合の作る動画がスクリーンキャストばかりだったので、じゃあ私もこれまでのパターンを踏襲して Keynote + Camtasiaで行きましょうか!ってなっちゃうんだけど、それは「これまで」の話。日本人はデザインセンスがなくて、美的センスも低いので(街中の醜い電線とかみてください、どうやって観光立国するのでしょうか)、競合の日本人の作った商品ばかりをみていると目が腐ります。ちゃんと米国Udemyや米国SkillShareにいる、世界の競合のプロモーションビデオをみてください。今後、僕たちはあのレベルの人たちと戦っていく必要があるんです。
Adobe Premiere Pro
Adobe Premiere Proは、動画の編集ソフトです。僕たちが没頭してみているハリウッド映画がAdobe Premiere Proで編集されていると知ったら、きっとあなたは驚くでしょう。僕も驚きました。一眼レフやミラーレスで撮影した動画はAdobe Premiere Proで編集をしましょう。英語でも日本語でもユーザー数が多いので、分からないことがあればググる。もちろんノウハウが体系化された書籍もたくさん出版されているし、UdemyにもたくさんのAdobe製品に関するコースがあります。学校に行かずとも、オンラインコースや書籍を片手に一気呵成に集中して学習すれば、あなたも来週から動画クリエイターになれます。Adobe Creative Cloudに加入してPremiere Proを使う>>
VIDEOBLOCKS
VIDEOBLOCKSは、フッテージやAEファイルのストックサイトです。サイト内にあるメンバー限定の動画を無制限にダウンロードできます。オンラインコースのプロモーションビデオを作るときに、こちらのサイトからたくさんの動画をダウンロードしてPremiere Proで編集すると、結構かっこいい動画が出来上がります。また動画レクチャーは文字や喋りだけの、一見するとプレーンなものになりがちです。まるで大学の講義がつまらないように、受講生のリテンション(維持)に失敗しているオンラインコースはたくさんあります。VIDEOBLOCKSでダウンロードしたフッテージを加えると、文字や喋りに「映像」が加わり、より説明が具体的になりイメージが湧きやすくなります。例えば、文字で「旅行しています!」と書いたり、しゃべりで「旅行しています!」と言ったりするよりも、旅行の動画を見せた方がわかりやすいと思いませんか? VIDEOBLOCKSの特別オファーを確認する >>
AUDIOBLOCKS
AUDIOBLOCKSは、音楽やSFX(サウンドエフェクト)のダウンロードサイトです。定期的に特別オファーを開催しています。僕はちょうど、安い時に申し込んだので$99で契約できました。通常価格は$948と高いので、定期的に開催されるオファーを見つけて契約するようにしてください。動画の冒頭と末尾に音楽をちょっと挿入するだけで、普通のレクチャーが→洗練されたレクチャーに見えます。オンラインスクール運営の歴史は浅く、まだまだ日本人のデザインレベルは高くないので「まあこんなもんでいいか」と簡単に妥協するオンライン講師が多いようです。でも僕らが作っているのは次の1〜2年を生き残るためのビジネスモデルではなく、5〜10年くらいは継続的に稼ぎ続けられるビジネスモデルです。競争力のあるオンラインコースを作り、他の講師との違いを作りましょう。違いこそが利益の源泉なのですから。AUDIOBLOCKSで開催されているオファーを確認する >>
メルマガを配信する
ずっと前からメールマーケティングの終焉が謳われていて、LINEの登場で再びその議論が加熱しました。今の所、まだ大丈夫なようです。僕がインターネットビジネスに参入した頃から、メルマガは儲かるという派閥とメルマガは終わったという派閥がずっとあったんです。結論から言うと、いつかは終焉するでしょう。スタートトゥデイの前澤さんはパソコンとメールアドレスを捨てて、LINEだけでやり取りをしているそうです。確かにメールって、色々と面倒です。送信するのも受信するのも。ただ(繰り返しますが)まだ大丈夫なようです。コミュニケーションとしてメールを使う商慣習がしっかりと根付いていますから、いきなりパっと消えることはなさそうです。不思議なことに、メルマガ経由での売上って毎年、伸びているんです。これはうちの会社だけの話かもしれませんが。
VPS-NEO
VPS-NEOはずっと昔から評判が良かったです。値段はそこそこですが、到達率が高いし、サポートの対応も真摯です。なぜかわからないけど、定期的に大きいミスをやらかします。数日間、メールが全く配信できなかったり、管理画面にログインできなかったり。こちらから積極的にアクションを起こさない限り、運営元のPRジャパンさんは問題に気づけていないようです。そこがたまにキズ。ただこれまでちゃんとリカバリーをしてくれたので、今も継続的に利用させていただいています。 VPS-NEOの機能を確認する >>(2018年に解約しました。海外のWebサービスとシームレスに繋がらないため)
MailChimp
やっぱり世界中で使われているメール配信会社は資本力が違います。資本力があると頻繁に更新もできるし、新しい機能の追加もできるし、問題もすぐにフィックスされるし、優秀な開発者をたくさん雇うことができます。日本のメール配信会社には申し訳ないけど、MailChimpを1回使うと元に戻れなくなります。「ああ、同じメール配信会社でも、ここまで差が出るんだ」というくらいに。MailChimpのダッシュボードは英語です。英語ができないと少し苦労するかもしれません。でも、言語的障壁さえ越えられれば、MailChimpを使わない理由はありません。値段も良心的だし、到達率もほぼ100%です。MailChimpを無料で始める>>