この記事では、ClickFunnelsの顧客情報をZapierを使ってTeachableに自動で渡す方法を解説していきます。その前に、Teachableのプランをプロフェショナルプランにしておきましょう。そうしないと、ZapierとTeachableを連携することができませんので。
今回お届けするノウハウはこちら
- 1. Teachableで新しいコースを作成する
- 2. Teachableで値付けをしてコースを公開する
- 3. 新しくZapを作り名前をつける
- 4. ZapierのトリガーアプリはClickFunnels
- 5. トリガーは「商品を購入してくれた時」
- 6. ZapierでClickFunnelsのアカウントを選択する
- 7. ClickFunnelsのファネルとファネルステップの違い
- 8. ZapierでClickFunnelsのファネルを選択する
- 9. Zapierでファネルステップを選択する
- 10. サンプルデータをClickFunnels側で作成する
- 11. Zapierでサンプルデータを引っ張ってくる
- 12. Teachableをアクションアプリとして選択する
- 13. 購入者をTeachableに自動で追加するアクションを選択する
- 14. TeachableのアカウントをZapierに接続する
- 15. Zapierのテンプレートを設定する
- 16. Zapが正常に動いているかテストする
- 17. Zapをアクティベートする
- 18. Teachableでアカウントが作成されているかどうかを確認する
- 19. 番外編:ThinkificとClickFunnelsを連携させる方法
- 20. 1つのZapで2つのFunnel Stepsを処理する方法
1. Teachableで新しいコースを作成する
まずは、新しいコースを作成します。ダッシュボードの左側にある「COURSES」のプラスボタンをクリックから、コースを作成できます。
そしたら、以下の情報をを入力・選択して、「Create Course」ボタンをクリックします。あとは、レクチャーをアップロードしておきましょう。
- Name(名前)
- Bio(講師)
- Subtitle(コースのサブタイトル)
2. Teachableで値付けをしてコースを公開する
決済は、ClickFunnelsで設定している値段を付けましょう。ここで値段を無料にしてしまうと、URLを知っている人がタダで登録できてしまいます。ということで、値付けを設定していきます。ダッシュボードの「Pricing」に行きます。
プライシングは以下の4つ用意されています。
- Free(無料)
- Subscription(継続課金)
- One-Time Purchase(一括払い)
- Payment Plan(複数払い)


- 「Information」に行く
- 「Publish Course」をクリックする
- 「Yes, publish course」をクリックする
3. 新しくZapを作り名前をつける
次に、Zapierに行き、Zapを作成していきます。まずは、「Make a Zap!」をクリックします。
そして、画面の左上にZapの名前を変更する箇所がありますので、そこで適切な名前を付けておきます。
4. ZapierのトリガーアプリはClickFunnels
まずは、トリガーを設定していきます。トリガーというのは、引き金です。「どんなアクションがあったら」というのを決めます。今回は、ClickFunnelsで顧客情報を獲得したら、Teachableに渡したいわけなので、トリガーアプリはClickFunnelsになります。
5. トリガーは「商品を購入してくれた時」
今回のトリガーとなるアクションは、「商品を購入してくれた時」なので、「Select ClickFunnels Trigger」では「New Successful Purchase」を選択します。そして「Continue」をクリックします。
6. ZapierでClickFunnelsのアカウントを選択する
次の「Select ClickFunnels Account」ではClickFunnelsのアカウントを選択します。まだ、Zapierと連携していない場合は「Connect an Account」から連携することができます。終わったら、「Save + Continue」します。
7. ClickFunnelsのファネルとファネルステップの違い
次は、「Funnel」と「Funnel Step」の設定画面が出てきます。「Funnel」では、どのファネルで商品が購入されたらZapierに確認してもらいたいかという設定になります。1つのファネルしかない場合は、「All Funnels」でOKですが、複数のファネルがある場合は、その中から選択します。
「Funnel Step」も同じで、1つのファネルの中で1つの商品しか販売していない場合は、「All Funnel Steps」を選べばOKです。でも、アップセル商品やバックエンド商品を販売している場合などのように、複数の商品を1つのファネルで販売している場合は、どの商品を見れば良いのかここで設定します。
8. ZapierでClickFunnelsのファネルを選択する
実際に、「Funnel」でドロップダウンから適切なファネルを探してみてください。ちなみに、ファネル名の右側にIDが割り振られていますが、Zapierは、このIDで認識しているわけですね。
9. Zapierでファネルステップを選択する
今回、僕はCopywriting Auto Webinarというファネルを選択しました。このファネルをClickFunnelsで確認してみると、「Registration」や「Count Down」、「Broadcast」などがあります。これが、「Funnel Steps」になります。つまり、この中から商品を選択するわけですね。
今回は、5700 offerというものを選択しました。このように、適切な商品を選択して、「Continue」します。
10. サンプルデータをClickFunnels側で作成する
「Funnel」と「Funnel Steps」の設定が終わったら、一度テストしてみましょう。でも、Funnelにお客さんがいない場合は、テストすることができませんので、自分のアドレスを登録してみると良いです。登録ページで実際に登録してみてください。すると、ダッシュボードの「Click Funnels」の「Contacts」にアカウントが追加されます。
そのアカウントに商品を割り当てます。まずは、「Purchase」タブに切り替えます。
あとは、次の手順でアカウント情報を更新します。
- 「Add Purchase for Product Access」をクリックする
- 「Product」で適切な商品を選択する
- 「Save」をクリックする
11. Zapierでサンプルデータを引っ張ってくる
Zapierに戻って、「Test This Step」で「Pull in Sample」をクリックすると、サンプルが表示されます。そして、適切なものを選択して、「Continue」をクリックします。
12. Teachableをアクションアプリとして選択する
次にアクションステップを設定していきます。「+ Add a Step」もしくは、「Your Zap currently lacks an Action step. Add one now!」で追加します。
そして、アプリは「Teachable」を選択します。
13. 購入者をTeachableに自動で追加するアクションを選択する
アクションでは、「Enroll User in Course」を選択します。このアクションでは、お客さんをコースに追加してくれるだけでなく、アカウントがない場合は、アカウントを作成して、それでコースに追加してくれるようになります。選択したら、「Save + Continue」します。
14. TeachableのアカウントをZapierに接続する
次にTeachableのアカウントを選択するんですけど、まだ追加してない場合は、「Connect an Account」から連携します。以下の情報を入力して、「Yes, Continue」をクリックします。
- Password
- Subdomain
終わったら、今追加したTeachableのアカウントを選択して、「Save + Continue」をクリックします。
15. Zapierのテンプレートを設定する
次に、ClickFunnelsで取得した顧客情報をTeachableでどう扱うかの設定をしていきます。それぞれ以下のように設定します。
- 「Course」では、お客さんを追加するコースを選択する
- 「Email」では、「Contact Email」を選択する
- 「Name」では、「Contact First Name」か「Contact Last Name」を選択する
- 「Password」は空欄でOK
このように設定しておきます。「Name」では、「Contact First Name」でも「Contact Last Name」でもどちらでも構いません。また、「Password」は空欄でOKです。空欄にしておくと、後で、お客さんにパスワードの設定を促すメールが送信されます。
16. Zapが正常に動いているかテストする
これでZapの作成が完了したので、実際にテストしてみましょう。「Send Test To Teachable」をクリックします。
17. Zapをアクティベートする
Teachableでアカウントが作成されているか確認する前に、Zapをアクティベートしましょう。「Finish」をクリックして「YOUR ZAP IS」を「ON」に切り替えます。
18. Teachableでアカウントが作成されているかどうかを確認する
Teachableのダッシュボードから「USER」タブでアカウントが追加されているか確認します。「Name」には設定した名前「Contact First Name」か「Contact Last Name」が設定されていますでしょうか?「Email」には、登録したメールアドレスが追加sれていますか?確認してみてください。
あと、「Enrollments」でも、選択したコースが表示されているか確認してみてください。
19. 番外編:ThinkificとClickFunnelsを連携させる方法
僕は、メインの商品をThinkificで運用しているので、その設定もお伝えします。まず、トリガーについてですが、トリガーはTeachableの場合と同じです。その後、アクションを2つ重複させています。Thinkificでは、お客さんの名前をそのままパスワードにしてくれるんですけど、お客さんの苗字か名前のどちらか一方しかパスワードにできません。Thinkificのパスワードは6桁以上にしないといけないのですが、日本人の場合は、名前が4文字になってしまうとかがあるので、設定できないんですね。なので、アクションを2つ追加する必要があります。
まず、1つ目のアクションに関してですが、ここでは、以下のように設定します。
- 「Products」でお客さんに渡す商品を選択する
- 「First Name」でClickFunnelsのFirst Nameを選択しアンダーバーを追加する
- 「Last Name」でClickFunnelsのLast Nameを選択しアンダーバーを追加する
- 「Email」でEメールアドレスを追加する
2つ目のアクションも同じものを作成しますが、「First Name」と「Last Name」にアンダーバーはつけませんので、注意しておいてください。あとは、17で説明したように、Zapをアクティベートして完了です。
20. 1つのZapで2つのFunnel Stepsを処理する方法
僕はコンプリートバンドルという商品はWebinarのファネルステップでもセールスページでも購入できるようになっています。ファネルステップが異なるので、別のZapを作成しないといけないと思いがちですが、同時に処理することができるんですね。その方法をご紹介します。
「Edit Options」の「Funnel Step」で「All Funnel Steps」を選択します。つまり、デフォルトのままということですね。
プラスボタンから「Filter」を選択し、「Only continue if」をクリックします。これを追加することで、この条件を満たす場合に限り、3つ目に設定するアクションが起きるという設定ができます。
そしたら、左から順番に「Products Name」、「(Text) Exactly matches」を選び、一番右の欄では商品名を入力します。こうすることで、複数のファネルステップで商品を販売していても、同一の商品であれば1つのZapで処理してもらえるようになります。