今回はクリックファネルで正しいテストを行うための3つのコツというのを紹介します。ここで言う正しいテストって何かというと、クリックファネルでファネルを組み上げた後に、必ずテストをやりますが、思った通りにファネル動かないことは結構あります。
そのときにクリックファネルの自分が設定した何かが間違ってるのか、ただ単にブラウザのバグなど自分の設定と関係ないところで問題が起きているのかを切り分ける必要が出てきてしまいます。正しい方法でやれば、そういう余計な手間をぐっと減らすことができます。
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Step1. Google Chromeを使う
まずはGoogle Chromeを使ってください。MacであればSafariが標準のブラウザですが、実はクリックファネル公式としてはGoogle Chromeを推奨しています。そのため、テストのときは必ずGoogle Chromeを使うのがいいです。
Step2. ブラウザのシークレットウィンドウを使う
次は、Google Chromeを使ってテストをする際にも必ずシークレットウィンドウ、シークレットブラウジングを使ってください。
よく、シークレットモードじゃなくて普通のモードでテストをすると、何かよくわかんない不具合が起きてますという問い合わせが来ます。シークレットウィンドウでやってみることをおすすめすると、ちゃんとできましたと解決する方が結構多いので、最初からシークレットウィンドウを使うとそういう問題が起きにくいと思います。
キャッシュがクリアされて不具合が起きにくい
ここで2つポイントがあって、シークレットウィンドウ使うとキャッシュとCookieがクリアされるからいいということです。キャッシュというのは、例えばページを1回読み込んだときに、画像などページ内のデータを保存しておいて、次にまた呼び出されたときに再利用するみたいな仕組みなのですが、これが悪さをすることがあります。
例えばテストをしていて、ここが間違っていたからクリックファネル側で修正しようと、ボタンを変えたりとか画像を変えたりしますよね。変えてからもう1回オプトインしてテストするときに、キャッシュが残っていると、クリックファネルで設定を変更する前のページのデータみたいなのが残ってしまっていることがあるのです。そのため次にアクセスしたときに、変更した内容が正しくページに反映されなかったりします。なのでそういうキャッシュっていうのを一旦クリアにして不具合が起きにくい状態にしてみるというのが1つのポイントです。
Cookieもクリアされて完全に新しいユーザーとして認識される
もう1つはCookieといって、お客さん1人1人を識別する仕組みがあります。Cookieをクリアにすることによって、何回もテストした場合でも完全にまた新しいユーザーとしてクリックファネル側に認識してもらえるようになります。
ブラウザのシークレットウィンドウを使うときに1つ気をつけていただきたいことがあります。ブラウザのシークレットウィンドウをどういうふうに使うかといえば、こういうふうにファネルの代表URLからページを開くときがありますよね。右クリックしてシークレットウィンドウで開くというふうにすればOKです。
ただし注意があって、シークレットウィンドウを開きっぱなしで次のウィンドウを開いていくと、そのシークレットウィンドウの中にいろんなキャッシュやCookieがたまってしまって、それがクリアされない状態で2回目3回目のテストをしていることになってしまいます。または、シークレットウィンドウが複数開かれていると、その場合もキャッシュなどがクリアされないで、2回目3回目のテストをしていることになってしまいます。
一つしか開いていな場合も、複数開いている場合も、必ずこのシークレットモードをいったん閉じて全て終了させます。するとまっさらな状態になるので、もう一度シークレットウィンドウを開き直してテストをしてください。ここは注意点ですね。
Step3. 毎回異なるメールアドレスを使う
最後は、テストのたびに毎回異なるEメールアドレスを使いましょうということです。テストを2回目、3回目とやっていくと、別のお客さんとしてクリックファネルに認識してほしいっていうのがあるので、別々のメールアドレスで毎回テストをするのがおすすめです。
そのたびに新しいメールアドレスを用意するのは大変です。便利なのがGmailのエイリアス機能です。エイリアス機能というのは、例えば、オリジナルが mail@gmail.com というメールアドレスである場合に、mail というこの前半の文字列の後に+で適当な文字列を入れるやり方です。
僕の場合は下図のようにtestで日付を入れて、何のファネルかがわかるような文字列を入れてテストに使います。
@gmail.com と付けると新しいメールとして認識されるので、例えばこれが1回目のテストだったら、ハイフンの1とか2とか3回目、4回目みたいな感じでやると、1文字でもずらしてあげれば別のユーザーとして認識されるので毎回新しいメールアドレスを用意するという必要がなくなります。
クリックファネルに紐付けされてオプトインした人にメールシーケンスを流したり、動的に締め切りをDeadlineFunnelでつけたり、Zapierで納品処理を自動化したりっていうときに、何回目にテストした、いつテストしたものに問題が起きてたかっていうのを識別するためにこういうふうに日付などを付けておくと原因がわかりやすくなります。
この3つのルールを守っていただいて、クリックファネルでテストするとスムーズにいくと思うのでやってみてください。今回は以上です。