今回はClickFunnelsでSticky One-Click Upsellを実装していきます。Sticky One-Click Upsellと舌を噛みそうな名称ですが、これがなにかというと、普通のアップセルはワンクリックアップセルですよね。なにか商品を買ったあと、その次のページでワンクリックでアップセルが完了するようなボタンを作ることができます。
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Step1. Sticky One-Click Upsellとは
stickyはくっついてくるという意味で、例えばメインの商品は買ったもののアップセルを買わなかった人に対して、メールでこのアップセルを買いませんか?と追加のオファーを出したらメール経由でこのアップセルページにアクセスしてもらう必要があります。そのとき一度メイン商品で決済を通していて、クレジットカード情報などをClickFunnelsがセキュアな形で記憶しているので、その顧客情報を出してこないとワンクリックアップセルを実現できないんですよね。
概念が少し難しくなるのですが、メール経由でもう1回アップセルページにアクセスしてもらったときに、きちんとワンクリックアップセルを働かせるための機能ですね。それを実装していきます。
Step2. アップセルページを用意する
結論を言うと、このアップセルページの URL がこれなのですが、末尾の部分に?cf_uvid=#CF_UVID#とあって、#CF_UVID#の部分は実際には数字と文字の羅列のコードになっています。これはサンプルですが、メールに差し込んでおくと、後でClickFunnels側が#CF_UVID#の部分をお客さんのコードに変えてくれるんです。
ではやっていきましょうか。まず用意するのはアップセルページですね。アップセルの商品がきちんと登録されていることを確認してください。OverviewタブにあるURLの末尾、「?cf_uvid=」の後に#CF_UVID#をくっつけます。
Step3. アップセルページのURLをメールで送る設定をする
では今回はこのURLを誰に対して投げるかについて考えていきますね。Automationタブから、アップセルページを見たものの買わなかった人に限定してメールを送ることができるのでやっていきましょうか。+Add New Emailをクリックします。今はトリガーのメールが何もないので、追加していきます。まずはFrom NameとSubjectですよね。なにを入れるかはすでに用意しています。メールの差出人は石崎力也サポートチーム、件名はアップセルオファーという件名にしました。
Step4. アップセルページのURLをどの条件のユーザーに対して投げるかを設定する
そしてどのメールアドレスから送るのかを選んだ次がSend Only To Subscribers Active in Past X Days:です。過去何日間かの間にアクティブだったユーザーにのみ送りたい場合、例えば7日間ならここに7、30日間なら30と入れてください。デフォルトでは-1と書いてあったり空白だったりするのですが、その場合は アクティブかどうかに関わらず全員に送られます。一応ClickFunnelsはベストなものとして30と書いているので、僕たちも30と入れてみましょうか。
Conditionはどういう条件でメールを送るかを設定するもので、今回はsaw page but didn’t purchase、ページを見たけど買わなかったよという人に送りましょう。もしpurchasedを選んでしまうと買った人だけにメールを送ってしまうので、それはおかしいですよね。
ではこれでいきましょう。今回テンプレートはなんでもいいので適当に選んで、CREATE EMAILをクリックします。open editorで中に入っていきます。文言はあとで変えるとして、ボタンの中身を入れましょうか。「アップセルページに行く」とします。リンクのところに先ほどのURLを#が付いたまま入れたら、DONE EDITING SETTINGSをクリックします。ここまでやるとオファーを見たけど買わなかったたよという人にメールが届きます。忘れずに上にあるSAVEで保存してください。
これでメールのところでクリックすると、しっかり顧客情報を掴んだままClickFunnelsがアップセルのページに連れて行ってくれます。ということで今回は以上です。発展的なやり方ですが、いろいろと応用の利くやり方になってくるのでぜひマスターしてみてください。