今回はClickFunnelsでUTMパラメータを使って顧客をトラッキングする方法を解説します。ブラウズしてると、たまにこのようにURLの最後に「utm_source」「utm_medium」「utm_campaign」という文字列を見たことがありませんか。これはUTMパラメータといって、Googleアナリティクスなどでお客さんをトラッキングするためにつけているコードなんですよね。ClickFunnelsの中でも、お客さんがどういうソースから入ってきてファネルの中でぐるぐる回っているのかトラッキングするような機能を使うことができるのでやっていきましょう。
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Step1. Campaign URL Builderに必要な項目を設定する
まずはファネルの中で入っていくオプトインページですね。オプトインページの URLを取得してください。これをコピーします。Campaign URL Builderという専用のツールがあるので、まずはwebsite URLに先ほどの URLをペーストします。
- campaign ID:不要
- campaign source:どういうソースからお客さんが来たかということですね。ニュースレターなのかブログなのかとかいうことですね。
- campaign medium:ニュースレターであってもキャンペーンのEメールなのか、他の媒体なのか入れることができます。
- campaign name:例えばこれは春のセールなのか秋のセールなのかといったキャンペーンごとの名前ですね。この辺はこだわりを持つ必要はなく、お客さんをトラッキングできてそこを細分化できればいいのでそう思ってやってみてくださいね。
Step2. UTM パラメータが自動的にトラッキングする
適当にこのように入れていくと、最後にURLを合成して作ってくれます。このURLをコピーして、ここに貼り付けましょう。そうするとこのようにUTM パラメータというものが出てきます。これでClickFunnelsに入っていけば自動的にトラッキングしてくれるんですね。見ていてください。このUTM パラメータは引き継がれるのですが、このオプトインボタンを押すと消えるんですよね。少し待っていてくださいね。登録完了しましたということで画面が遷移してサンキューページに移りました。そうするとURLに「utm」ではなく「cf_uvid」と出ているのがわかりますか。これはクリックファネルの中でお客さん1人1人を識別するためのコードなのですが、それに変わっています。
Step3. ClickFunnels内でお客さんごとのUTM パラメータを見る方法
ではUTMはどこに行ってしまったのかというと、ブラウザのCookieのほうできちんとストアされています。そのため、このあとファネルに進んでもブラウザがトラッキングをかけてくれるよという感じになっていますね。ではそれをどこで見るのかというと、CONTACTSのところです。ここでお客さんごとにUTM パラメータを見ることができます。例えばテストという人のところに入ります。そして一番下まで行くとここに先ほどのUTM Source、UTM Medium、UTM Campaignが入っています。
お客さん個人だけではなく、どのくらいのお客さんがそのUTMパラメータをつけて入ってきたのかということも見ることができます。それはSTATSのところですね。フィルターにいろいろとUTM パラメータを入れるところがあるのでこれを入れて、Apply Filterを押してください。そうすると例えばこの期間に、このUTM情報で何人の客さんがここに入りましたというデータが出てきます。このようにしてUTMパラメータを使うことができます。
ポイントは、一度オプトインするとURLからUTMパラメータは見かけ上見えなくなるのですが、Cookieにはきちんと残っているのでお客さんのトラッキングは引き続き行われるということです。広告のどういうキャンペーンからお客さんが入ってきているのか、1つのファネルで集客経路を分岐させて見ることができるので便利かなと思います。やってみてください。