今回はClickFunnelsのウェビナー視聴ページの使い方を解説します。すでにウェビナーのファネルを作っていてRegistration ページ、Confirmationページがあります。次はウェビナーのBroadcastページを作ろうという段階ですね。まだテンプレートをセレクトしていないので、なにかセレクトしていきましょう。新しいものがいくつか増えていますね。+Select Templateでテンプレートを選ぶとページを作ってくれます。
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Step1. Automationタブの使い方
少し待つとウェビナーのBroadcastページができあがり、いろいろな設定ができます。いつものようにAutomationタブでは登録してくれたすべての人、登録してくれたもののウェビナーを見なかった人、ウェビナーは見たもののオファーまで見なかった人、オファーまで見たものの買わなかった人、買った人と分かれていますね。saw offer but didn’t purchaseのオファーまで見たというのはどこで判断しているかというのはあとでお伝えします。
それぞれの対象に対して+Add New Action、+Add New Email、+Add New Sms Textができます。+Add New Actionは基本的にはClickFunnels Internalといって、ClickFunnels内のリスト分け、タグ付け、Email Notificationなどができますね。Action Delayも入れられます。いろいろとやってみてください。+Add New Emailではメール、+Add New Sms TextではSMSを送ることもできます。
Step2. EDIT PAGEで設定する
ではOverviewを見ていきます。早速EDIT PAGEから中に入っていきましょう。ウェビナーのページはこのように動画とカウントダウンタイマーがあって、ここはCTAで商品を買ってもらえるようにしたりします。この場合はお電話しましょうと書いていますね。営業部隊の人に電話をつなぐという感じです。
まずはsaw offerについてやりましょうか。SETTINGSのWEBINAR SETTINGSをクリックします。SHOW OFFERというところに何秒と書いているのですが、この秒数まで見た人はsaw offer、オファーを見たよとカウントされます。そこから買った・買わないに合わせて先ほどのメールやアクションの対象をClickFunnels側で判断してくれます。
Step3. Vimeoを挿入するときの注意
基本的にはウェビナーの配信のページは動画が主になってきます。VimeoやWistiaなど有料のものを使ってもいいですが、基本的には無料のものでいいかなと思います。僕らはVimeoを使っています。なぜVimeoを使っているのかというと、例えばYoutubeにしてプレビューで見てみましょうか。そうするとこんな感じになって、あとで見るやYoutubeのロゴなどいろいろなモノが出ますよね。これが気になるという人がいて、僕もやはり気になるので、そういうものを諸々隠せるVimeoを使っています。
ここにVimeoのURLを入れてくださいとあります。実際にURLを取ってきたのでやってみましょう。URLを入れて見てみると「申し訳ありません。この動画の埋め込みコードが無効です。」と表示されてしまいました。きちんと設定をしたにも関わらず、なぜこのようになってしまうのでしょうか。
実はVimeo URLにはVimeoのURLをフルで入れたらダメなんですね。スラッシュで区切られた真ん中の数字だけの部分をコピーして入れてください。 他のhttp://などはいらないんです。 すごく不親切なのですが、こうしないとうまくVimeoが表示されません。数字だけ入れるときちんと表示されるようになりましたね。Vimeoを使う方はここに注意してください。
Step4. 動画の再生設定
あとはAUTO PLAY、BLOCK PAUSE、UNMUTE LABELなどいろいろあって、組み合わせが難しいのですが、おすすめは全てオフにすることです。バリエーションがいくつかあって、ほかにはAUTO PLAYをOn、UNMUTE LABELをYesでやると最初は音が聞こえないのですが、勝手にボタンを押さなくても再生が始まって、動画の真ん中にあるボタンをクリックすると声が出るようにもできますし、一時停止することもできます。
あとはAUTO PLAYをOn、BLOCK PAUSEをYes、UNMUTE LABELをNoでやると、このようになります。「Click To Join Session In Progress…」と出ている動画をクリックするとミュートが外れるのですが、そのあとクリックするとこのようになります。BLOCK PAUSEをYesにすると一時停止できないんです。
今のようにAUTO PLAYをOn、BLOCK PAUSEをYes、UNMUTE LABELをNoにしてOVERLAY TEXTに「クリックして音声を聞く」と入力すると、「Click To Join Session In Progress…」となっていた英語の部分が日本語に変わるので、クリックしたら音声が出るんだなとわかるようになります。すごくいいですよね。あとはBLOCK PAUSEをNo、UNMUTE LABELをYesにするものありですね。
なぜこの辺りをこだわってお話ししているのかというと、ブラウザの挙動が結構変わるんですよね。Google Chromeの場合、ページがロードされてから自動的に音声が出たり、自動的に動画が再生されたりすることをすごく嫌がるんです。勝手にそういうことをされると迷惑なサイトも作れるじゃないですか。そのため、結構頻?にポリシーを変えていて、勝手に音が出なくなったり、自動的に動画を再生することができなくなったりします。
僕らのファネルも、ブラウザの挙動に引っ張られてせっかく最初に設定して動作確認もしたものが、後々ファネルを運用していく間にパタッと売上が止まったり、ウェビナーを見ることができませんといった問い合わせがきたことがありました。調べてみると、やはりその辺りの挙動が関係していました。
そのため、なにもないのは全てオフの設定にすることです。自動再生ではないので問題なく自分で再生して自分で止めることができます。これが一番安全ですね。問題が起きたときにこの辺りの設定を見直せる方は、いろいろと挑戦してみてもいいと思います。
Step5. タイマーやボタンなどを後から表示させる方法
動画のところが長くなりましたが、あとはこの辺りですよね。こういったタイマーやボタンなどを後から表示させたいという場合があるじゃないですか。1時間のウェビナーで後半の15分や30分に後付けで出したいといったときは 、SETTINGSのADOVANCEDに行きます。そしてANIMATIONにあるTIMED DELAYでFade inを選んでください。
SECONDSにテストとして5と入れましょうか。全てのエレメントに5秒と設定していきます。本当はセクションでこの辺りをまとめてしまうとエレメントごとに設定しなくていいので楽です。
では全て5秒にしたので、SAVEをクリックしてPREVIEWで見てみましょう。どこから5秒かというと、ページがロードされてからなので、再生している・再生してないに関わらずこのように出てくるんですよね。もちろん自動で再生するようにしてもいいと思います。もう1回やりましょう。1・2・3・4・5、パッと出てきましたね。
ということでこれで全部ですかね。ウェビナーの設定もやりましたしOKですね。動画のところはやはりいろいろとあるので、一番安全な設定でやってみて運用するか、ちょこちょこ見直してみるか、あとは下にチャットウィンドウや問い合わせフォームを作っておいて、ウェビナーが見れなくなったり異変があったときにすぐお客さんからコンタクトをもらえるようにしておくといいかなと思います。
では今回は以上です。やってみてください。