あなたはネットビジネスを経営しており、効果的な集客コンテンツのテーマに頭を悩ませているかもしれません。集客コンテンツのテーマに困ったら、見込み客の間違いを指摘するコンテンツを作ってみましょう。このテーマは見込み客の興味を引き、あなたの専門家としての立場を強固にできるテーマです。
発信したいけど発信のネタが思いつかないというのは、多くのマーケターに共通する悩みです。コンテンツマーケティングにおいて、集客のネタが思いつかないというのはとても苦しいことです。だからこそ、色々な集客ネタのパターンを仕入れておいて欲しいのです。間違いを指摘するコンテンツを使えば、見込み客の強い興味を引き出すことが可能です。
今回お届けするノウハウはこちら
間違いを指摘するのは人気の集客コンテンツ
「履歴書で避けるべき7つの間違い」みたいなコンテンツ、ネット上で見たことありませんか?これこそがここで僕が紹介したいコンテンツの型になります。多くの人がやっている一般的な間違いを「Xに関してやっているY個の間違い」という形のコンテンツにするのです。
あなたも同じようなコンテンツを見たことがあるように、この間違いを指摘するものはとても人気のコンテンツテーマです。「こんな間違いしてませんか?」と教えてくれる記事があったらついついクリックしてしまうものです。ではこの種のコンテンツテーマがなぜ人気なのか?一緒に考えてみましょう。
その理由は2つほどあります。まず第一にそれが相手にショックを与えるからです。人は予想外の情報に遭遇すると強く印象に残ります。間違いを指摘されると「えっ、本当に?」という反応を見せます。また記事のタイトルを見ただけで「自分が間違っていたらどうしよう?」と好奇心が刺激されます。
2つ目の理由はそれが見込み客の向上心を刺激するからです。人間はもともと学習や成長への自然な欲求を持っています。つまり、心の底では今よりも良くなりたいと願っているのです。そして「間違っていませんか?」というコンテンツに触れることで、自分自身の方法に疑問を持ち、改善の方法を探したいと考えるようになります。もし自分が間違ったままでは居心地が悪いと感じるため、強い感情が想起されます。そのため多くの場所で見かける人気のコンテンツとなっています。
間違った方法だけでなく、間違った取り組み順序もカバーする
見込み客の間違いを指摘するコンテンツは、方法が間違っていますよと教えるだけではありません。実は間違った順序についてもカバーします。例えばダイエットをする際、多くの人は食事制限から始めます。ですがそれでは順序が逆だと指摘することもできます。本来はまずバランスの良い食事を理解し、その後徐々に食事量を調整することが重要だという具合です。
また貯金を始める時も節約の順序について語ることができます。その場合はいきなり大幅な節約を試みるより、最初に日々の小さな無駄遣いを見直すことをすすめたりします。「大胆な節約は挫折しやすく、結局は長続きしません」と理由付けをしても良いでしょう。小さな支出からコントロールを始めることで、より効果的に貯金習慣を身に付けることができると説明することもできます。
最終的な解決策をセットで提示する
間違いを指摘することは重要ですが、それだけでは読者の問題を解決しません。だからこそ間違いを指摘した後に解決策を提示することが大切です。これにより、コンテンツは読者にとって実用的なものとなります。例えば僕はオランダに住んでいて、よくジムに行きます。でも今までずっと独学でやってきたので、たまにフォームが間違っていることがあります。
そうすると、いつもジムにいる親切なおじちゃんが僕のフォームの間違いを指摘したりしてくれるんです。もちろん彼はトレーナーではなくてお客さんですが、そういう親切な人もいます。その後にフォームを正すためのコツを教えてくれます。これが解決策です。もしこの解決策がなかったら、ちょっと不親切になります。このように間違いを指摘するだけでなく、その上で解決策を提示してください。それによりコンテンツはさらに有益なものになります。
また見込み客に解決策を示すことであなたの専門性を示すこともできます。自分の間違いに気づいた読者は、どうすればいいのか具体的なアドバイスを求めています。そこで具体的な改善のアドバイスを示すことで「この人詳しいな」「この人すごい知識を持っているな」と信頼してもらうことができるのです。
このように信頼関係を作ることができれば、あなたのことを専門家と認識してくれます。そして見込み客は再びあなたの元に来て、さらなるコンテンツやノウハウを求めてくるようになります。間違いだけでなく専門的な立場から解決策を提示することは、見込み客とのエンゲージメントを高める秘訣なのです。
コンテンツの実例を紹介します
さて、では同じテーマで実際にどんなコンテンツが作られているのかをいくつか紹介しましょう。オンライン上に実在するコンテンツをいくつか、集めてきました。コンテンツのタイトルを次にまとめます。
- 「子どもを不幸にする親」の“2つの間違い”とは?(ダイヤモンド・オンライン)
- 新NISA「どうせなら…」と焦る人がハマる落とし穴(ダイヤモンド・オンライン)
- 地方の衰退を招く「3つの重大な間違い」とは(東洋経済)
- 「数字」に弱い会社が陥りがちな3つの間違い(東洋経済)
- 実はカラダに良くない! 筋トレの4つの間違い(Tarzan Web)
- 面接までこぎ着けない? 職務経歴書の5つの間違い(Forbes Japan)
- イケアで買い物するときに陥りがちな3つの間違い(Business Insider Japan)
- アプリの公開前にしてしまいがちな6つの間違いとは(UX MILK)
どうでしょうか?このテーマは東洋経済などの経済やビジネス系のメディアでも頻繁に使われています。またフィットネス、投資、生活などの分野でも広く使われています。また僕、石崎力也もこのテーマでウェビナーやコンテンツを作ります。僕のコンテンツも例として挙げておきます。
- 【Kindle出版のやり方】電子書籍で稼ぐために6つの間違いを避けてください
- 【絶対やってる!】ローンチの5つの間違いとは
どうでしょうか?やはりタイトルを見ただけでも、ついクリックして中身を思ってしまいませんか?このように間違いを教えるコンテンツは人の心を掴む魅力を持っています。ぜひあなたもこのテーマでコンテンツを作ってみてください。
まとめ:間違いの指摘と解決策の提示をセットで行う
ここまで、多くの人がやりがちな間違いを指摘するコンテンツについて解説してきました。最後に要点を5つにまとめました。
- 間違いを指摘するものは人気のコンテンツテーマである。
- 人気の理由は、見込み客にショックを与え好奇心と向上心を刺激するためである。
- 間違いの指摘内容として、間違った方法論の他に間違った順序で物事を行っていることも含めることができる。
- 間違いだけでなく解決策もセットで提示すると、コンテンツの価値はさらに大きくなる。
- このコンテンツテーマはあなたの専門的知識を披露し、見込み客とのエンゲージメントを高めるのにも最適である。