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Content Marketing

10-5 【そのまま使える】Twitterでクリック率をアップさせるためのテンプレート30選

Last updated on 2023年6月11日 By 石崎力也

あなたはSNSの投稿文を作成するとき、どうしたらクリック率の高い文章を作れるか?1人起業家として気になっていませんか?今回は、SNSでクリックを促すためのフレーズのテンプレートを一気にご紹介します。SNSにリンクを貼りトラフィックを生むためには、限られた文字数の中で効果的にメッセージを伝えなければなりません。その時に使えるフレーズをストックして持っておくと便利です。

SNSでクリックを生みやすい構文には、大きく3つのパターンがあります。それは「How To」「質問形式」「リスト形式」です。今回は、これらの構文の中でも特に効果的なメッセージを30種類に絞りました。テンプレートとして用意しているのですぐに使うことができます。あなたがすべきことは、これをそのままコピーして、微調整するだけです。

タイプ#1:How To形式

早速見ていきましょう。まずはHow To形式です。How Toはとても人気があります。

Social media text template1

みな「何かのやり方」というものに興味があるからです。How Toを伝える方法にも色々なバリエーションがあります。

  1. あなたを助けるXXの始め方
  2. まるでXXになったかと思えるほどYYを伸ばす方法
  3. 成功するためのXXの育て方
  4. XXでYYを増やす方法
  5. XXを使ってYYを盛り上げるには?
  6. XXのためのYYの方法
  7. XXでYYを作る方法
  8. 世界一のXXを作る方法
  9. 成功するXXの進め方
  10. XXで圧倒的なYYを実現する方法

これらのテンプレートの後に、リンク先の記事の内容の要約を書くのも良い方法です。「オンラインコースを作る方法:シートに記入して、スライド化する。より詳しい内容はブログで」といったイメージです。このテンプレートを使いつつ、柔軟に言葉を足しても良いでしょう。

タイプ#2:質問形式

続いては、質問形式です。リンク先の記事の内容が答えになるような質問を、メッセージで投げかけてください。

Social media text template2

人間は質問をされると、自分の頭の中で答えを自動的に探し始めてしまうものです。そういう人間の脳の特性を刺激します。質問形式には次のようなテンプレートを用意しました。

  1. XXをするのにベストなタイミングを知っていますか?
  2. XXするとき、あなたならどのようにYYしますか?
  3. XXは、本当にあなたに必要ですか?
  4. なぜ XXがYYより優れていると信じているんですか?
  5. XXについて、YYは何を教えてくれていますか?
  6. XXするにはどこが一番良いと考えていますか?
  7. どうすればXXにYYできますか?
  8. XXはどうやってあなたのYYを成功させるのでしょうか?
  9. XXでお悩みですか? YYするためのアドバイス
  10. 本当にベストなXXとは?

こういったメッセージは目に留まりやすい上に、一度考え出すとその答えを知りたくなりますよね。クリックを促すのにとても効果的です。

タイプ#3:リスト形式

最後は、リスト形式です。ブログの記事タイトルなどにも活用される構文です。

Social media text template3

3つの方法や、7箇条のように数字が入るので文章に信憑性が感じられるのも特徴です。だらだらとした文章ではなく、情報が整理されている印象も与えることができます。それにより見込客の興味を強く引き付けることが可能になります。

  1. XXで最も人気のYY、ZZ選
  2. XXしたくない時にやる気を出すYYつの方法
  3. あなたのXXを強化するYYつの方法
  4. あなたにXXをもたらすYYつのタイプ
  5. あなたをXXにするYYつの手段
  6. XXからYYを得るZZの方法
  7. あなたのXXを喜ばせるYYか条
  8. たったXX日でYYする簡単なZZのステップ
  9. 1日XX分、YYステップで最高のZZを手に入れる方法
  10. XX年でYYを急上昇させるZZつの方法

上記のフレーズに加えて、リスト内容を端的にメッセージに含めても良いでしょう。「How To形式」と同様に、記事の要約を記載して、詳細の内容を知りたい人にクリックを促すことができます。

これらの30のテンプレートを利用することでより効率的に、そして効果的にSNSでのクリック率を高められます。また、作業時間の大幅な短縮にもなるでしょう。あなたが行うのは、テンプレートをそのままコピーして単語を挿入するだけです。もうメッセージ作成に長時間頭を悩ませる必要はありません。

実際にこれらのテンプレートを使う際には、それぞれどのメッセージがどれくらいのクリック数を得られたかを記録しておきましょう。クリック率の高かったものを、将来的にも積極的に活用してください。

まとめ:テンプレートを活用して効率的にメッセージを作成する

さて、ここまでSNS投稿文でクリック率を高める文章のテンプレートを見てきました。最後に要点をまとめました。

  • SNSでクリックを生みやすい構文には「How To」「質問形式」「リスト形式」の3つのパターンが存在する。
  • 今回紹介したテンプレートを使って投稿文を作るとクリック率のアップが期待できる。その際に必要に応じてテンプレートの前後に言葉を足すことも可能である。

SNS投稿でクリック率を高める文章づくりの3つのコツ

Last updated on 2023年7月26日 By 石崎力也

あなたはクリックされるSNS投稿を作ることができますか?今回はSNSからブログやWebサイトへのトラフィックを生むメッセージ作成方法についてお話しします。難しく考える必要はありません。ただパターンに当てはめてください。今回紹介する3つのパターンに当てはめることで、SNSのクリック率を簡単にアップさせることができます。

SNSマーケティングにおいて投稿に添える文章は、あなたのブログというパーティへの招待状のようなものです。例えば淡白でつまらなそうな招待状をもらったとしても、そのパーティに行ってみようとは思わないですよね。魅力的に見えないパーティーには誰も参加したくないものです。SNSでのメッセージも同じです。フォロワーに何の感情も喚起しない平坦な文章をただ発信しているだけでは、誰もそのブログを読んでみたいとは思ってくれません。ここでは、思わずクリックしたくなるSNS投稿文の作り方を見ていきましょう。

Upworthyにならって25個の記事タイトルを量産する

それでは、どのような文章を書けばクリックを促すことができるのでしょうか?これについては、非常に具体的で効果が証明されている方法があります。それは「ブログ記事が完成したら記事のタイトル案を25個ほど出し、それをSNSでのメッセージに活用する」という方法です。

これは、大手メディア企業「Upworthy」がブログ記事を公開するたびに行っている方法としてもとても有名です。彼らは、タイトル案を出せば出すほど最終的なタイトルの質が高くなることを発見しました。SNSの投稿文を考えるときにも、これと同じ方法を使って投稿文の候補を25個出してください。もしブログ記事のタイトルを作る段階で、いくつかのタイトル候補があった場合はそのアイデアを再利用しても良いです。

候補を3つ、4つではなく25個ほど考えることで様々なバリエーションを強制的に試す必要性が生まれます。様々なタイトルのパターンを使わないと25個も案を出せないからです。数を増やす上でクリエイティブなアイデアがたくさん出てきます。なんとこのプロセスを経て考えられたSNSメッセージは、一般的なメッセージよりも31.8%多くクリックされることが明らかになっています。やらない手はないですよね。

クリックしたくなるメッセージの3つのパターン

このようにたくさんの案を出すことで、より良質なメッセージを生み出すことができます。しかし、ただ闇雲に25個のフレーズを考えれば良いというわけではありません。またそんなに沢山のバリエーションを出すのは大変に思えるかもしれません。

そこでアイデア出しを楽にするために、いくつかのパターンを紹介します。これらのパターンを組み合わせて沢山のアイデアを出してみてください。人の心に訴えかけるメッセージには、いくつかのパターンがあります。それに則ることで、クリック率をより高められます。

魅力的なメッセージのポイントを一言で言えば、「感情に訴えかけ、行動を起こさせる文章」です。これではちょっと抽象的ですね。具体的にどのようなメッセージにするべきか、3つのパターンに分けて詳しくご紹介します。

パターン#1:ブログ記事を読むメリットを伝える

1つ目は、リンク先のブログ記事やWebサイトを読むことで、どんなメリットを得られるのかを伝える方法です。つまらないSNS投稿文の多くは、フォロワー側に対するメリットの提示がうまくできていません。自分たちの言いたいことだけを押し付けている状態です。フォロワー自身がメリットを感じられないと、興味を持ってもらえません。

例えばリンク先のページがブログ記事であるならば、それを読むことで何を知ることができるのかを書きましょう。実際にマーケティング企業のCoScheduleのツイートを参考に、具体的な例を見てみましょう。彼らはこんなツイートからブログ記事に誘導しています。

Social media writing click tips1

「あなたのビジネスを成長させるための、最新かつ最も効果的なマーケティング戦略を知ってください。コンテンツ・シンジケーションからAI活用まで、あらゆる方法を理解することで競合に差をつけましょう。」

(引用元:https://twitter.com/CoSchedule/status/1640821715788808194)

これを読んだフォロワーは、効果のあるマーケティング戦略や競合に差をつける方法を知ることができるというメリットを感じるはずです。リンク先のブログ記事でどんなことが書かれているかが端的に伝わる、良いメッセージです。

パターン#2:フォロワーの抱える問題への解決策を示す

2つ目は、フォロワーが抱えている問題に対する解決策を提示する方法です。この方法ではあなたの製品やサービスが、フォロワーのどんな問題を解決できるのかについて書きます。またリンク先があなたの製品やサービスの販売ページであるならば、それを使うと問題をどんな風に解決できるのかを示しましょう。

CoScheduleは「SWOT分析」というマーケティングの概念を解説するブログ記事を宣伝するために、こんなツイートをしています。

Social media writing click tips2

「SWOT分析では、マーケティング戦略の成功を左右する内部要因と外部要因を把握することができます。SWOT分析のやり方と効果について学ぶならこちら」

(引用元:https://twitter.com/CoSchedule/status/1638364524301496320)

これはマーケティング戦略について悩んでいてSWOT分析を知りたいという担当者なら、きっとクリックしたくなる文章です。

パターン#3:フォロワーのFOMOを刺激する

3つ目は、フォロワーの中にあるFOMOを刺激するようなものです。FOMOとは、英語でFear Of Missing Outの略です。つまり「取り残されることへの恐怖」という意味です。ある情報を知っておかないと、周りから遅れを取ってしまうのではないか?という漠然とした不安です。

これはTwitterやInstagramなどのSNSをやっていると、よく感じることだと思います。「現代人ならこれを知っていないとダメ」とか「このコンテンツの中にすごく有益な情報があるはずだ」といった感覚です。それを知っていないと、恥ずかしかったり損をしている気分になる状態を指します。

リンクをクリックしなければ何か価値のあるものを見逃してしまう、という気分にさせる文章を作ってください。これはSNS内のメッセージの中でも、比較的よく見る方法かもしれません。MailChimpの例を見てみましょう。

Social media writing click tips3

「ビジネスをサポートするAIリソースにはどんなものがあるでしょうか?気になる方はぜひご覧ください。誰もが知っておくべきAIライティングツール10選はこちら」

(引用元:https://twitter.com/Mailchimp/status/1653825912046067714)

これはAIツールという話題性のある言葉を使って上手にFOMOを作り出しています。こういった話題性のある言葉には乗り遅れてはいけないと思わせる力があります。なので、ついクリックしてしまうというわけです。

クリック率を高める3つの文章テクニック

さてここまで、魅力的な投稿文のテーマをいくつかのパターンでご紹介してきました。続いては、人の心をつかむ文章の形式についてお話ししましょう。文章の書き方のテクニックです。クリック率を高めるには、文章の内容と同じくらい書き方のテクニックも大切になります。ここでは書き方のテクニックを3つ紹介します。

テクニック#1: How Toにまとめる

1つ目は、How Toを紹介する方法です。何かのやり方をツイート内で簡潔に表す方法ですね。具体例について見てみましょう。

Social media writing click tips1

(引用元:https://twitter.com/wikiHow_Japan/status/1614457431651655682)

「マニキュアを塗る前に爪の周りにワセリンを塗ってみて。マニキュアが肌に付いても簡単に拭き取れます」

このように記事で紹介しているHow To情報を要約したものをメッセージに記載してください。ハウツーはいつの時代も人気のあるトピックです。要約された情報でフォロワーの信頼を勝ち取ると、フォロワーがさらに詳しい情報を求めてあなたのリンクをクリックしてくれます。

テクニック#2: 質問形式にする

2つ目にテクニックは、文章を質問形式にすることです。人間は質問文を読むと、自然と答えを考え出そうとして脳が動くようになっています。そのためフォロワーが気になるような問いを投げかけると、それが文章のフックとして機能します。そして、その後に「答えを知りたい場合はリンク先をクリックしてください」といった形の文章を続けると効果的です。

Social media writing click tips5

「『ふつう』ってなに?『ふつう』じゃないと生きづらいのはなぜ?世の中の「ふつう」との付き合い方について、パンと日用品の店「わざわざ」代表の平田はる香さんが語ります。」

(引用元:https://twitter.com/cybozushiki/status/1661148881701445633)

ここでのポイントは、特にTwitterなどにおいて、流れの早いフィードの中で埋もれないように、シンプルで単純な質問にすることです。パッと目についた質問の答えを頭の中で考え出すと、ついクリックしてそれが正しいか確認したくなりますよね。

テクニック#3:リスト形式にする

3つ目は、リスト形式です。リンク先の記事の内容のポイントを箇条書きにして記載してください。SNSは情報の流れが早いので、長い文章はなかなか読まれません。そのため、リスト形式でまとめられているコンテンツはフォロワーの目に止まりやすいです。ちょっと事例を見てみましょう。

Social media writing click tips6

「靴のサイズを広げる方法。凍ると容積が増す水の性質を利用して、一晩で靴を広げる方法

  • ジップロックを2つ用意
  • 水を入れる
  • 水を入れた袋をスニーカーに入れる
  • 靴を冷凍庫に一晩入れる」

(引用元:https://twitter.com/CoSchedule/status/1640893689659629568)

これは最初にご紹介した、How To形式と組み合わせることも可能です。何かのやり方をリスト化してシンプルに伝えるということも可能です。

まとめ:効果的なパターンと構文に則って文章を作る

ここまで、SNSでのクリック率を高めるためのメッセージの作り方についてお話ししてきました。最後に要点を3つにまとめました。

  • クリック率のSNSの投稿文を作る際には、25個の候補を作りその中から選択する。これにより通常より31.8%もクリック率が向上する。
  • クリックされるメッセージのタイプには次の3つが存在する。①記事のメリットを伝える ②フォロワーの問題への解決策を示す ③FOMOを刺激する
  • さらにクリック率を高めるためのテクニックとして次の3つの構文が存在する。①How To ②質問 ③リスト

SNSを使ってブログに集客する方法【Google Analyticsを使った人気記事の分析】

Last updated on 2023年7月24日 By 石崎力也

このレクチャーでは、SNSを使ったブログの宣伝方法について解説します。あなたはブログを成長させるためにSNSを使いたいを考えているかもしれません。しかし、実際にどうSNSを活用して良いのか悩んでいませんか?このレクチャーを学べば、ブログを成長させる上でのSNS活用方法を理解することができるはずです。

SNSを活用するには、SNS上で人気になりやすいコンテンツを選んでシェアすると良いでしょう。あなたが作成した数あるコンテンツの中でも、特に人気の高いものについて、SNSを使って毎日少しずつしかも繰り返し宣伝してください。これを実行することで、より多くの人にリーチしてトラフィックを得ることができます。コンテンツを宣伝する際の投稿スケジュールについてもお話しします。では具体的な方法について見てみましょう。

人気コンテンツを何度も宣伝すべき理由

さて、繰り返しシェアすべきコンテンツの選び方や、投稿スケジュールについてお話しする前に、まずは「なぜ人気コンテンツに絞って、何度も宣伝する必要があるのか」についてお話ししておきましょう。

その理由を一言でいえば「より多くのフォロワーを獲得できるから」です。例えば、あなたがブログを運営しているとしましょう。ただ単に「ブログのPV数を伸ばしたい」と考えているのであれば、全ての記事を何度もSNSでシェアすることも一つの方法です。

しかし、「新規フォロワーを獲得したい」と考えるのであれば話は別です。初見の人が一瞬でファンになるようなコンテンツが必要だからです。初めてあなたの記事を目にする人の数を増やすことも大事ですが、さらにその記事を読んだ人に「面白い」「役に立つ」と思ってもらうことも同時に必要になります。

全ての記事を繰り返しSNSでシェアすれば、前者の「初めてあなたの記事を目にする人の数を増やすこと」は達成できます。しかしその記事の内容が共感を呼ぶものでなかったり、読者にとって有益なものでなかったりすると、わざわざフォロワーになろうとは思ってもらえません。

ですので、既に多くのPV数を獲得していたりする人気の記事に的を絞ってシェアするのです。こうすることで新たな人にリーチし、かつその人がフォロワーになってくれる確率をグッと上げることができます。

SNSで再シェアするコンテンツの選び方

それでは、あなたが作成した数多くのコンテンツのうち、どれを「人気コンテンツ」と判断してシェアすべきなのでしょうか?シェアするコンテンツを選ぶ際にはどうしても特定のコンテンツを選びたくなります。例えばそれはあなた自身が気に入っている記事や、時間をかけて書いた記事かもしれません。

しかし、フォロワーを増やしたいのであれば、データに基づき客観的に評価されている記事をシェアしなければなりません。ここでは「客観的に評価されている記事」を見つける方法をご紹介しましょう。

まずは現時点での人気記事をピックアップしてください。これには数値やデータを使ってください。詳しいデータを見るにはGoogle Analyticsの分析機能が役に立ちます。

  1. Google AnalyticsでSNSからの流入が多い記事を確認する
  2. ブログ上で最も多くのPVおよびセッションを獲得している記事を確認する

これらの記事は多くの人に支持されている記事であり、現在あなたのブログにトラフィックをもたらしてくれる記事です。ですので、これらの人気記事を再び共有することは理にかなっています。「上位何%」「上位何記事」など自分の中で基準を設けて、それらを中心に再度SNSでシェアしてください。

Google AnalyticsでSNSからの流入数を記事別に調べる方法

それではGoogle Analyticsを使って、記事ごとにSNSからの流入数を調べる方法を見ていきましょう。Google Analytics 4(GA4)のデータ探索という機能を使います。まず前提として、Google Analyticsでブログのアクセス解析データを蓄積していることが必要になります。もしまだの場合は、Google Analyticsを設定してデータを蓄積してからこの方法を使ってください。

まずはGoogle Analyticsにログインして、左側の「探索」をクリックします。次に「自由形式」というものをクリックしてください。これは旧Google Analyticsにあったカスタムレポートのような機能です。色々なデータを自由に配置して、自分の好きなレポートを作ることができます。今回はこれを使います。

Contents marketing google analytics explore

「自由形式」というものを選ぶと、表示する数値を選ぶ画面になります。まずセグメントというのが「どのデータを対象にするか?」ということを意味しています。ここではSNS経由のトラフィックのみを対象とします。そのためSNS経由のトラフィックのみのセグメントを新しく作っていきます。

Contents marketing google analytics segment

  • 変数の中にあるセグメントのプラスボタンを押して、「ユーザーセグメント」を選びます
  • 新しい条件をクリックして、トラフィックソースから「セッションのデフォルト チャネル グループ」を選びます

Contents marketing google analytics segment social

  • 「フィルタを追加」をクリックして「含む」の条件として「Organic Social」を選びます
  • 左上のセグメントタイトルに「SNS」などの分かりやすい名前をつけ、セグメントを保存します

Contents marketing google analytics segment sns

  • 今作ったセグメントが「セグメントの比較」の部分に自動で入ります。もし入っていない場合は、ドラッグアンドドロップで追加してください

これでSNS経由のトラフィックのデータだけが表示されるようになりました。次にディメンションというものを作っていきます。ディメンションとは表示項目のような意味です。今回は記事ごとのアクセス数を知りたいので、ランディングページというディメンションを用意します。

Contents marketing google analytics dimension landingpage

  • ディメンションのプラスボタンを押します
  • 検索に「ランディング」と入力して、「ランディング ページ + クエリ文字列」を選びインポートします

Contents marketing google analytics dimension drag

  • 追加されたディメンションを行のところにドラッグアンドドロップします
  • 列に配置されているディメンションは不要なので、バツボタンで削除します
  • 値のところに「アクティブ ユーザー数」が入っていることを確認します

Contents marketing google analytics social landingpage final

そうすると、記事ごとにアクセス数の一覧が表示されるはずです。しかも覚えていますか?今セグメントを使って、SNS経由のトラフィックのデータだけを見ています。そのため、ここに表示されている値は「記事別のSNSからの流入数」ということになります。この数値が大きいものが、SNSからのアクセス数の多い記事ということになります。

過去の記事を再シェアする際のスケジュール

さて、繰り返しシェアする記事を見極められたら、次は投稿スケジュールを立てましょう。過去の記事を使ってフォロワーを獲得するには、単に毎日SNSで記事を宣伝すれば良いわけではありません。各プラットフォームの特性を理解した上で、メッセージを変えて、適切な頻度でシェアすることが重要です。

より効果的に記事をシェアしたいのであれば、事前に月間、もしくは週間での投稿スケジュールを立てることがおすすめです。一度スケジュールを立ててしまえば、予約投稿などを活用して投稿忘れも防げます。

投稿スケジュールは、利用しているプラットフォームと、フォロワーの属性の両方を加味して決めましょう。例えばTwitterなど、多くの人が毎日いくつもの投稿を行うプラットフォームであれば、短期間に何度もシェアしても良いでしょう。

一方でFacebookやLinkedIn、PinterestといったSNSでは、平均的なユーザーの1日あたりの投稿数は1ポストもしくはそれ以下です。こういったSNSで同じコンテンツを何度もシェアしても、効果は薄いです。それどころか宣伝ばかりを繰り返していると受け取られることで、信頼を失ってしまうリスクもあります。

例えばあなたがFacebook、Twitter、LinkedIn、Pinterestを利用している場合、Twitterでは4日ごとにシェアします。FacebookとPinterestでは5日ごとに、LinkedInでは1週間ごとにシェアするなどの方法が考えられます。もちろん上記の投稿スケジュールは一例です。あなたのフォロワーにとって最適と思える投稿頻度でシェアしてください。

まとめ:人気コンテンツをシェアしてフォロワーを増やす

ここまで、あなたが作成した人気のコンテンツをSNSで繰り返しシェアすべき理由と、その具体的な方法についてご紹介してきました。

  • ブログの新しい読者を獲得したり、ブログのPV数を伸ばしたい場合には人気のコンテンツをSNSで繰り返しシェアする。
  • 人気コンテンツかどうかの判断基準は、主観ではなくデータに基づいて行う。
  • Google Analyticsのデータ探索を使うこと記事ごとにSNSからの流入数のデータを確認することができる。
  • SNSで過去の人気コンテンツをシェアする間隔はTwitterは4日ごと、Facebook、Pinterestは5日ごと、Linkedinでは1週間ごとを推奨する。

今回のレクチャーはここまでです。また次回、お会いしましょう。

SNSキャンペーン企画の効果的な告知方法は?|投稿頻度と内容を解説

Last updated on 2023年7月24日 By 石崎力也

今回のレクチャーでは、マーケティングにおけるSNSの活用方法をお伝えします。1つのキャンペーンを行うときに、キャンペーン期間中にSNSをどう活用したら良いか?悩みますよね。このレクチャーでは1つのコンテンツを繰り返しSNSで共有する際のポイントをご紹介します。

今回は、SNSの使い方を期間限定のキャンペーンの例を使って解説します。期間中になるべく多くの参加者を集めるためには、繰り返しの宣伝が必要ですよね。しかし、ただ毎日「キャンペーン開催中!」という同じポストをしても、誰も興味を持って見てくれません。各プラットフォームに合った内容・頻度で投稿内容を計画する必要があります。それでは具体的なスケジューリングのコツについて、早速見ていきましょう。

各SNSにおける1日あたりのベストな投稿頻度

では最初に、プラットフォームごとのベストな投稿頻度をまとめておきましょう。プラットフォームごとの投稿頻度を把握することで、投稿頻度が多くなりすぎることを防止できます。プラットフォームごとの1日のベストな投稿頻度は次の通りです。

  • Twitter:1日15ツイート
  • Facebook:1日1投稿
  • LinkedIn:1日1投稿(平日のみ)
  • Pinterest:1日9投稿(最大11投稿まで)

これを見るとTwitterとPinterestの投稿頻度が突出して高いことがわかります。TwitterとPinterestでは他に比べてキャンペーンの投稿を多く行って良いということです。このあと具体的なSNS投稿のスケジュール例を見ていきます。この投稿頻度のことを念頭において頂くと理解がしやすいはずです。

ここで紹介した投稿頻度はあくまで一般的なデータを基にしたものです。あなたにとってのベストな投稿頻度は、ビジネスのジャンルやフォロワー数やユーザーの属性によっても異なります。まずはこの頻度からスタートして、あなたのベストな頻度について見極めてください。

1ヶ月間のキャンペーンにおけるSNS宣伝スケジュール

SNSを使ってなんらかのキャンペーンを打ち出した場合を想定して、その際のベストな投稿スケジュールの例についてご紹介します。ちなみに、ここで言う「キャンペーン」の内容はなんでも構いません。

Contents marketing promotion

製品やサービスの売上を伸ばしたいのならセールを開催したり、メルマガ登録者数を増やしたいのなら「いつまでに登録すればこれをプレゼント」など企画をしたりできます。ある分野のブログ記事を何日かごとに順番に紹介していくのも良いでしょう。あなたのビジネスのゴールに適したキャンペーンを打ち出しましょう。

せっかく入念な準備のもとにキャンペーンを開催したり、素晴らしいコンテンツを作成したりしても、それが多くの人の目に触れられなければ意味がありません。そのためキャンペーンやコンテンツの宣伝にSNSを活用することは必須です。複数のプラットフォームを活用して、様々な切り口でメッセージを伝え続けてください。

さてキャンペーンの実施が決まったら、参加者を増やすためにキャンペーンを宣伝しなければなりません。ここで活躍するのがSNSです。キャンペーンの開催期間中、メッセージを変えて何度も頻繁にアピールしましょう。ここでのポイントは2つです。

  • ポイント1:メッセージを繰り返す
  • ポイント2:メッセージを色々な形に変化させる

SNS上には沢山の投稿が溢れています。1つのSNS投稿でキャンペーン内容をしっかり見てもらえる、という保証はありません。発信者であるあなたが思っているほど、見込み客はあなたの投稿を見ていないと考えてください。見込み客はあなたの投稿を繰り返し見ることで徐々に教育されていきます。彼らとの接点を増やす意味で、メッセージを繰り返し投稿することを意識してください。

また同じメッセージであっても、全く同じ画像や文面を繰り返し投稿するのはやめてください。見込み客からすれば、「ああまたこの投稿か」となって飽きられてしまいます。プラットフォームごとに合った形式に変えることはもちろん、伝えたいメッセージを色々な切り口で、手を変え品を変え伝えていくことが重要です。

ここでは、キャンペーンの開催期間を30日間と仮定してベストなSNS投稿スケジュールをご紹介します。利用するSNSは、Facebook、Twitter、LinkedIn、Pinterestです。どのSNSプラットフォームに、どういったタイミングで告知をしていけば良いのか?3つのフェーズに分けて説明していきます。

フェーズ1:キャンペーン発表当日

キャンペーン開催の発表をしたその日は最も重要です。全てのフォロワーにキャンペーンの開催を知ってもらい、さらに拡散してもらえるよう、利用している全てのSNSでキャンペーンが始まったことを宣伝しましょう。可能であれば、キャンペーン開始前に予告期間を2日〜3日ほど取れば期待感を高めた状態でスタートできます。

Contents marketing promotion banner freekindle

キャンペーン内容や期間などを記載したバナー画像を作ると良いです。僕らもよくキャンペーンを行うときに、その内容と期間を載せたしたバナー画像を作ります。文字で書くよりも目を引くからです。デザインを用いて、重要な情報を目立たせることができるのでオススメです。Canvaというツールが優秀なので、こういったバナーを短時間で作ることができます。

Promotion timeline day1

まずはキャンペーンが始まった時刻に、TwitterとPinterestでキャンペーンの内容がわかるような内容の投稿を行いましょう。タイムラインの流れが早いTwitterでは、1時間後にもう1度、メッセージを変えて宣伝しても良いでしょう。LinkedInでは、キャンペーン開始時刻から3時間後を目安に、そのキャンペーンに参加することのメリットを伝えるような投稿を行います。

さらにその2時間後を目処に、Facebookにも投稿してください。繰り返しになりますが、ただ単に「キャンペーンを開始しました」という投稿をするのは辞めましょう。タイトルやメッセージを質問形式にするなど工夫して、他の多くのポストに埋もれないように意識しましょう。

フェーズ2:キャンペーン発表後10日目まで

キャンペーン開始から10日目までは、フォロワーに「煩わしい」と思わせない程度の頻度で宣伝していきましょう。この期間、FacebookやLinkedIn、Pinterstなど、フィードの流れが比較的ゆっくりなSNSでの連日投稿は不要です。

つまり、この期間に集中的に活用すべきはTwitterです。毎日多くの人が多くのツイートをするため、1度きりの投稿だとひと目につかず流されてしまう可能性があります。何度も繰り返し、投稿内容や視点を変えてキャンペーンにまつわる投稿をしましょう。

具体的にはキャンペーン開始の翌日にもう1度、その内容と締切などがわかる投稿を行ってください。そして開始から3日目以降は、それぞれ次のように切り口を変えながら、キャンペーンに関する投稿をしてください。

  • 開始2日目:内容と期限をリマインド
  • 開始3日目:議論を呼ぶようなメッセージ
  • 開始4日目:ユーモアを交えたメッセージ
  • 開始8日目:フォロワーに質問を投げかける
  • 開始9日目:キャンペーンのメリットを伝える

議論を呼ぶようなメッセージとは、人によって意見が割れるような話題を投げてみることです。例えば、オプトインと引き換えに電子書籍出版に関するPDFを配るキャンペーンであれば次のような感じです。「電子書籍のタイトルで売れるのはどっち?」とか「電子書籍は自分で執筆する?それともライターを雇う?」といったものです。AかBかというようなテーマは、議論を呼ぶので話題として盛り上がりやすいです。

Contents marketing promotion controversial lotte

引用:https://twitter.com/yukimi_lotte/status/1315562853768720386

また実際の企業の例として、こんなものもあります。ロッテの雪見だいふくでは「禁断の雪見トースト」という投稿を行っていました。これはパンの上にチーズと雪見だいふくを載せてトーストすると、禁断の味になるというものです。すごくユニークですし、少し罪悪感も刺激する内容なので、議論を呼びそうな感じが分かると思います。

Contents marketing promotion humor tanita

引用:https://twitter.com/TANITAofficial/status/1404730421405917189

キャンペーン開始から4日目あたりには、ユーモアを交えた投稿をしてみましょう。例えば体重計で有名なタニタは、「タニタのってる大喜利」という面白いキャンペーンをやりました。あらかじめ画像を用意して、フォロワーには大喜利形式で文字を入れて投稿してもらいます。参加者には抽選でギフト券が配られていました。大喜利なので、ユーモアのある投稿がタイムライン上に並びました。

Facebookも使うなら8日目にキャンペーンページのURLも紹介する形で投稿してください。なおメッセージの内容は、キャンペーンに直接関係するものばかりに限定する必要はありません。例えば、あなたがマーケティングツールを販売していて、メルマガ登録の催促キャンペーンを実施しているとしましょう。

この場合、「今の時代、SNSを正しく活用できるかどうかがマーケティングにおける勝ち負けの分かれ道になっています。このメルマガに登録すれば…」「SNSマーケティングで成功している企業の共通点はなんだと思いますか?」「X日までにメルマガに登録した方には、有料級の電子書籍をプレゼント!」などの異なる切り口でメッセージを作成しても良いでしょう。

フェーズ3:キャンペーン発表後10目〜30日目まで

この期間もやはりメインで使うべきSNSはTwitterです。次のテーマに沿って、一定の頻度でキャンペーンに関する内容のツイートを継続してください。どうしても内容が思い浮かばない場合は、以前の投稿をリツイートするのも一つの方法です。

  • 開始から12日目:キャンペーンの内容を伝える
  • 開始から18日目:キャンペーンの内容を伝える
  • 開始から22日目:議論を呼ぶようなメッセージ
  • 開始から25日目:ユーモアを交えたメッセージ
  • 開始から27日目:キャンペーンのメリットを伝える
  • 最終日:キャンペーンの内容と間もなく終了する旨を伝える

Twitter以外のSNSについては、連日の投稿は避けましょう。それぞれのSNSでメッセージの内容を変えながら、キャンペーンの宣伝をしてください。例えば12日目にLinkedInにキャンペーンの具体的な内容を投稿し、20日目にPinterestでキャンペーン参加のメリットを伝える投稿をする。終了間近の27日目にはLinkedInで、キャンペーンからの引用を含む投稿を作成します。最終日にはFacebookで再度、キャンペーンの内容を詳しく伝えても良いですね。

そんな風に各SNSを順番に使ってメッセージを色々な方法で伝えるようにしていきます。ここで紹介したプラットフォームは1つの例ですが、あなたの使うプラットフォームに置き換えてやってみてください。また締切が近くなるにつれて、締切日が迫っていることも徐々に伝えるようにしてください。

同一コンテンツを複数投稿する際の注意点

ここまで見てきてお分かりの通り、同じコンテンツを繰り返し投稿するにはプラットフォーム選びが非常に重要です。つまり、FacebookやLinkedIn、PinterestはTwitterのように毎日同じ内容を投稿するのには適していません。それはTwitterに比べて他のプラットフォームでは、1日の平均投稿数が少ないからです。

Contents marketing promotion optimum post freq

平均的な1日あたりの投稿回数が少ないプラットフォームにおいて、最適な頻度を超えて繰り返し同じ内容の投稿をしてしまうとフォロワーが減ってしまうなどのリスクもあります。注意しましょう。同じコンテンツを繰り返しシェアする際には、プラットフォームに最適な投稿頻度に合わせてください。

さてここでご紹介した同一コンテンツを繰り返し投稿する方法は、キャンペーンの宣伝以外にも活用できます。力を入れて書いた記事、新しく出した製品・サービスの宣伝、新規事業の開始など、多くの人に拡散したいコンテンツがある場合には同じ方法で繰り返し投稿してみましょう。

まとめ:SNSの特性を活かしてスケジューリングする

ここまで、1つのコンテンツを繰り返しSNSで投稿する方法についてご紹介してきました。最後に要点を3つにまとめました。

  • キャンペーンを行う際には、各SNSプラットフォームごとの最適な投稿頻度に合わせて行う。最適な投稿頻度に合わない高い頻度で同じ投稿ばかりをしてしまうとフォロワーが減るなど悪い影響が出やすい。Twitterは1日15ツイートと突出して高いので、Twitterを中心とした投稿を考えると良い。
  • 見込み客がすべての投稿を見ていることはありえないので、なるべく接触頻度が高くなるように同じメッセージを繰り返し投稿する。その際に同じメッセージを様々な形に変えて投稿していくと、飽きられることなく見込み客の興味を引き付けやすい。
  • 投稿のタイプとしては次のようなものがある。キャンペーンの内容と期限をリマインドするもの。議論を呼ぶようなメッセージ。ユーモアを交えたメッセージ。キャンペーンのメリットを伝えるもの。

今回のレクチャーはここまでです。また次回、お会いしましょう。

【GA4の探索レポートの使い方】SNS経由の時間帯別アクセス数を分析する方法

Last updated on 2023年7月12日 By 石崎力也

今回のレクチャーでは、SNSでの最適な投稿時間帯を探る方法についてご紹介します。SNSにいつ投稿すれば、最も多くのトラフィックやコンバージョンを得られるのか気になりませんか?今回はGoogle Analyticsを使ってSNSからのトラフィックが最大となる時間帯を調べていきます。

SNSにいつ投稿すればよいのか?これについては、ネット上で様々なリサーチ結果が公開されています。ですが、そこには必ず「結果は業種や顧客層によって変化します」とのただし書きがあります。つまりそれはデータがあくまで最大公約数的なものであり、様々な条件によって結果が異なることを意味しています。それではあなたのビジネスに最適な投稿時間帯を正確に知るにはどうしたら良いでしょうか?答えはあなたのサイトを実際に訪れたユーザーの統計データを分析することです。それでは早速その方法を見ていきましょう。

GA4を使ってSNS経由のアクセスが多い時間帯を調べる

複数のSNSを運用している場合、それぞれのプラットフォームにおけるベストな投稿時間を把握するには「Gcoogle Analytics」を活用するのがベストです。Google Analyticsは、Googleアカウントさえあれば誰でも利用できる分析ツールです。今回はGoogle Analytics 4(GA4)における分析方法を解説します。

今回のデータを分析するには、あらかじめGoogle Analyticsをセットアップし既にデータを取得し始めている必要があります。もしまだセットアップが済んでいない場合は、このレクチャーが終わったあとに早速セットアップしてアクセスデータの蓄積を始めてください。

Content marketing google analytics social media to website traffic

どうやってSNSからのトラフィックが最も多い時間帯を調べるのか?それはSNS経由であなたのサイトを訪問したデータを調べればよいのです。Google Analyticsを使えば、アクセス元のSNSとアクセスされた時間帯をデータで確認することが可能です。

具体的には、Google Analytics 4の「データ探索(Explore)」という機能を使って、あなたのフォロワーが最もSNS上で反応しやすい時間帯を調べます。このデータ探索とは、分析したいコンテンツや指標を自由に指定できる機能です。これはUA(旧Googleアナリティクス)に存在したカスタムレポートという機能に近いものです。

実践:探索ツールでSNS経由のトラフィックを時間帯別に表示する方法

Google Analytics 4におけるデータ探索の利用はとても簡単です。以下の手順で必要なデータを収集できるようになります。まずは、たくさんあるデータのうちSNS経由のデータだけに絞り込みをかけてみましょう。データの絞り込みにはセグメントという機能を使います。

Content marketing google analytics explore free

  • Google Analytics 4にアクセスし、左側のメニューで「探索」から「自由形式」を選びます

Content marketing google analytics segment

  • 変数の中にあるセグメントのプラスボタンを押して、「ユーザーセグメント」を選びます
  • 新しい条件をクリックして、トラフィックソースから「セッションのデフォルト チャネル グループ」を選びます

Content marketing google analytics segment social media

  • 「フィルタを追加」をクリックして「含む」の条件として「Organic Social」を選びます
  • 左上のセグメントタイトルに「SNS」などの分かりやすい名前をつけ、セグメントを保存します

Content marketing google analytics segment drag and drop

  • 今作ったセグメントが「セグメントの比較」の部分に自動で入ります。もし入っていない場合は、ドラッグアンドドロップで追加してください

次に縦軸に時間ごとの欄を作りましょう。ディメンションというものを設定します。

Content marketing google analytics dimension time

  • ディメンションのプラスボタンを押します
  • 検索バーに「時間」と入力します
  • 「時間」を選びインポートします

Content marketing google analytics dimension time dragndrop

  • 時間のディメンションを行の欄にドラッグアンドドロップします
  • 行の欄にある不要なディメンションを削除します

次にSNSごとのデータの欄を横軸に用意しましょう。「セッションの参照元 / メディア」というディメンションを探して追加します。

Content marketing google analytics dimension traffic source

  • 変数のディメンションのプラスボタンを押します
  • ディメンションの検索バーで「メディア」と入力します
  • 「セッションの参照元 / メディア」を選びインポートします

Content marketing google analytics dimension traffic source dragndrop

  • インポートした「セッションの参照元 / メディア」を列の欄にドラッグアンドドロップします
  • 列の欄にある不要なディメンションを削除します

時間のディメンションを選ぶ際には「N時間目」という紛らわしい項目もあるので注意してください。「N時間目」ではなく「時間」のディメンションを選んでください。

最後の「指標」の部分にはデフォルトで「アクティブユーザー数」が入っているはずです。もし入っていない場合は、指標のところにドラッグアンドドロップして追加してください。

Content marketing google analytics explore done

これが完了すると、SNSごとにアクセスの多い時間帯が表示されるようになります。横軸にアクセス元として各SNSプラットフォーム名が並び、縦軸にアクセスされた時間帯が並びます。プラットフォームの表示にはドメイン名が使われます。これをRefferal(リファラル)と呼んでいます。例えば「t.co / referral」となっているのはTwitterです。Twitter以外は以下のようにわかりやすいサイト名になっているはずです。

  • Twitter:t.co
  • Facebook:
    • facebook.com
    • l.facebook.com
    • m.facebook.com
    • lm.facebook.com
  • Instagram
    • instagram.com
    • l.instagram.com
  • YouTube:youtube.com

またすべての時間帯を合計した、各プラットフォームごとの総アクセス数も出てきます。最もトラフィックの多いSNSが、あなたが特に力を入れて継続投稿すべきプラットフォームであることは明白ですね。なお、Google Analyticsにおけるトラフィックのレポートにおけるデータは0時〜23時の表記で示されます。「0」は真夜中、「23」は午後11時ということですね。

繰り返しになりますがこのカウントは、見込客がSNS投稿を見た時刻ではありません。SNS上のリンクをクリックして実際にあなたのサイトを訪れた時刻です。このようにして、SNSプラットフォームごとにどの時間帯でのアクセスが多いのか?を特定することが可能になります。

Google Analyticsを利用することで、あなたが運営しているいくつかのSNSのうち、どれが最もビジネスに利益をもたらしているかを理解できるかと思います。このデータに基づいてSNSに投稿することで、より効率的にトラフィックやコンバージョンの増加に繋げられるでしょう。

Google Analyticsのデータをスプレッドシートにまとめる

さて、ここまでGoogle Analyticsでのデータの収集と分析方法についてご紹介してきました。しかし、いくら良質なデータを集めても、それを適切に活用できなければ意味がありません。ここからは、得られたデータをどのように投稿スケジュールに活用していくべきかについて見ていきましょう。

Content marketing google analytics to google sheets

Google Analyticsのカスタムレポートのデータを活用をもとに、あなたのフォロワーが最も投稿をチェックした時間帯をスプレッドシートにまとめましょう。スプレッドシートにまとめておけば、チームで共有するのも楽になります。

具体的には、各SNSからの時間帯ごとのアクセス数をスプレッドシートに集約してください。この作業には、Googleが無料で提供するGoogle Sheetsが便利です。Googleスプレッドシートとも呼ばれています。Google SheetsはGoogle Analyticsとの連携が簡単で、アクセス数に関するデータを簡単にエクスポートできます。

Content marketing google analytics explore export

右上のダウンロードアイコンからデータのエクスポートを行いましょう。直接Googleスプレッドシートに出力することができます。エクスポート先としてGoogleスプレッドシートを指定すると、インポートの確認画面が出るのでインポートボタンで許可します。

あとはスプレッドシート内であなたの見やすいようにデータを整理してください。各SNSにおけるトラフィックが最も多い時間や曜日を一目でわかるように可視化するのです。以上で、あなたのフォロワーが最もSNSをチェックする時間帯を知ることができます。

まとめ:Google Analyticsを活用して最適なSNS投稿時間帯をリサーチする

ここまで、Google Anayticsを活用したSNSの投稿時間についての調査方法について解説してきました。最後に要点を4つにまとめます。

  • Google Analyticsを使えば、SNS経由であなたのサイトを訪問したデータを分析することができる。
  • Google Analytics 4のデータ探索でSNS経由のトラフィックだけを対象とするには、セグメントで「セッションのデフォルト チャネル グループ」からフィルタで「Organic Social」を選択する。
  • SNSプラットフォームごと、時間帯ごとのデータを見るには「セッションの参照元 / メディア」と「時間」のディメンションをそれぞれ列と行に割り当てる。
  • Google Analyticsで抽出したデータは必要に応じてスプレッドシートにまとめておくとチームで共有しやすい。

今回はここまでです。また次回、お会いしましょう。

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