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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

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Content Marketing

10-3 SNSを使ってブログに集客する方法【Google Analyticsを使った人気記事の分析】

Last updated on 2023年5月25日 By 石崎力也

このレクチャーでは、SNSを使ったブログの宣伝方法について解説します。あなたはブログを成長させるためにSNSを使いたいを考えているかもしれません。しかし、実際にどうSNSを活用して良いのか悩んでいませんか?このレクチャーを学べば、ブログを成長させる上でのSNS活用方法を理解することができるはずです。

SNSを活用するには、SNS上で人気になりやすいコンテンツを選んでシェアすると良いでしょう。あなたが作成した数あるコンテンツの中でも、特に人気の高いものについて、SNSを使って毎日少しずつしかも繰り返し宣伝してください。これを実行することで、より多くの人にリーチしてトラフィックを得ることができます。コンテンツを宣伝する際の投稿スケジュールについてもお話しします。では具体的な方法について見てみましょう。

人気コンテンツを何度も宣伝すべき理由

さて、繰り返しシェアすべきコンテンツの選び方や、投稿スケジュールについてお話しする前に、まずは「なぜ人気コンテンツに絞って、何度も宣伝する必要があるのか」についてお話ししておきましょう。

その理由を一言でいえば「より多くのフォロワーを獲得できるから」です。例えば、あなたがブログを運営しているとしましょう。ただ単に「ブログのPV数を伸ばしたい」と考えているのであれば、全ての記事を何度もSNSでシェアすることも一つの方法です。

しかし、「新規フォロワーを獲得したい」と考えるのであれば話は別です。初見の人が一瞬でファンになるようなコンテンツが必要だからです。初めてあなたの記事を目にする人の数を増やすことも大事ですが、さらにその記事を読んだ人に「面白い」「役に立つ」と思ってもらうことも同時に必要になります。

全ての記事を繰り返しSNSでシェアすれば、前者の「初めてあなたの記事を目にする人の数を増やすこと」は達成できます。しかしその記事の内容が共感を呼ぶものでなかったり、読者にとって有益なものでなかったりすると、わざわざフォロワーになろうとは思ってもらえません。

ですので、既に多くのPV数を獲得していたりする人気の記事に的を絞ってシェアするのです。こうすることで新たな人にリーチし、かつその人がフォロワーになってくれる確率をグッと上げることができます。

SNSで再シェアするコンテンツの選び方

それでは、あなたが作成した数多くのコンテンツのうち、どれを「人気コンテンツ」と判断してシェアすべきなのでしょうか?シェアするコンテンツを選ぶ際にはどうしても特定のコンテンツを選びたくなります。例えばそれはあなた自身が気に入っている記事や、時間をかけて書いた記事かもしれません。

しかし、フォロワーを増やしたいのであれば、データに基づき客観的に評価されている記事をシェアしなければなりません。ここでは「客観的に評価されている記事」を見つける方法をご紹介しましょう。

まずは現時点での人気記事をピックアップしてください。これには数値やデータを使ってください。詳しいデータを見るにはGoogle Analyticsの分析機能が役に立ちます。

  1. Google AnalyticsでSNSからの流入が多い記事を確認する
  2. ブログ上で最も多くのPVおよびセッションを獲得している記事を確認する

これらの記事は多くの人に支持されている記事であり、現在あなたのブログにトラフィックをもたらしてくれる記事です。ですので、これらの人気記事を再び共有することは理にかなっています。「上位何%」「上位何記事」など自分の中で基準を設けて、それらを中心に再度SNSでシェアしてください。

Google AnalyticsでSNSからの流入数を記事別に調べる方法

それではGoogle Analyticsを使って、記事ごとにSNSからの流入数を調べる方法を見ていきましょう。Google Analytics 4(GA4)のデータ探索という機能を使います。まず前提として、Google Analyticsでブログのアクセス解析データを蓄積していることが必要になります。もしまだの場合は、Google Analyticsを設定してデータを蓄積してからこの方法を使ってください。

まずはGoogle Analyticsにログインして、左側の「探索」をクリックします。次に「自由形式」というものをクリックしてください。これは旧Google Analyticsにあったカスタムレポートのような機能です。色々なデータを自由に配置して、自分の好きなレポートを作ることができます。今回はこれを使います。

Contents marketing google analytics explore

「自由形式」というものを選ぶと、表示する数値を選ぶ画面になります。まずセグメントというのが「どのデータを対象にするか?」ということを意味しています。ここではSNS経由のトラフィックのみを対象とします。そのためSNS経由のトラフィックのみのセグメントを新しく作っていきます。

Contents marketing google analytics segment

  • 変数の中にあるセグメントのプラスボタンを押して、「ユーザーセグメント」を選びます
  • 新しい条件をクリックして、トラフィックソースから「セッションのデフォルト チャネル グループ」を選びます

Contents marketing google analytics segment social

  • 「フィルタを追加」をクリックして「含む」の条件として「Organic Social」を選びます
  • 左上のセグメントタイトルに「SNS」などの分かりやすい名前をつけ、セグメントを保存します

Contents marketing google analytics segment sns

  • 今作ったセグメントが「セグメントの比較」の部分に自動で入ります。もし入っていない場合は、ドラッグアンドドロップで追加してください

これでSNS経由のトラフィックのデータだけが表示されるようになりました。次にディメンションというものを作っていきます。ディメンションとは表示項目のような意味です。今回は記事ごとのアクセス数を知りたいので、ランディングページというディメンションを用意します。

Contents marketing google analytics dimension landingpage

  • ディメンションのプラスボタンを押します
  • 検索に「ランディング」と入力して、「ランディング ページ + クエリ文字列」を選びインポートします

Contents marketing google analytics dimension drag

  • 追加されたディメンションを行のところにドラッグアンドドロップします
  • 列に配置されているディメンションは不要なので、バツボタンで削除します
  • 値のところに「アクティブ ユーザー数」が入っていることを確認します

Contents marketing google analytics social landingpage final

そうすると、記事ごとにアクセス数の一覧が表示されるはずです。しかも覚えていますか?今セグメントを使って、SNS経由のトラフィックのデータだけを見ています。そのため、ここに表示されている値は「記事別のSNSからの流入数」ということになります。この数値が大きいものが、SNSからのアクセス数の多い記事ということになります。

過去の記事を再シェアする際のスケジュール

さて、繰り返しシェアする記事を見極められたら、次は投稿スケジュールを立てましょう。過去の記事を使ってフォロワーを獲得するには、単に毎日SNSで記事を宣伝すれば良いわけではありません。各プラットフォームの特性を理解した上で、メッセージを変えて、適切な頻度でシェアすることが重要です。

より効果的に記事をシェアしたいのであれば、事前に月間、もしくは週間での投稿スケジュールを立てることがおすすめです。一度スケジュールを立ててしまえば、予約投稿などを活用して投稿忘れも防げます。

投稿スケジュールは、利用しているプラットフォームと、フォロワーの属性の両方を加味して決めましょう。例えばTwitterなど、多くの人が毎日いくつもの投稿を行うプラットフォームであれば、短期間に何度もシェアしても良いでしょう。

一方でFacebookやLinkedIn、PinterestといったSNSでは、平均的なユーザーの1日あたりの投稿数は1ポストもしくはそれ以下です。こういったSNSで同じコンテンツを何度もシェアしても、効果は薄いです。それどころか宣伝ばかりを繰り返していると受け取られることで、信頼を失ってしまうリスクもあります。

例えばあなたがFacebook、Twitter、LinkedIn、Pinterestを利用している場合、Twitterでは4日ごとにシェアします。FacebookとPinterestでは5日ごとに、LinkedInでは1週間ごとにシェアするなどの方法が考えられます。もちろん上記の投稿スケジュールは一例です。あなたのフォロワーにとって最適と思える投稿頻度でシェアしてください。

まとめ:人気コンテンツをシェアしてフォロワーを増やす

ここまで、あなたが作成した人気のコンテンツをSNSで繰り返しシェアすべき理由と、その具体的な方法についてご紹介してきました。

  • ブログの新しい読者を獲得したり、ブログのPV数を伸ばしたい場合には人気のコンテンツをSNSで繰り返しシェアする。
  • 人気コンテンツかどうかの判断基準は、主観ではなくデータに基づいて行う。
  • Google Analyticsのデータ探索を使うこと記事ごとにSNSからの流入数のデータを確認することができる。
  • SNSで過去の人気コンテンツをシェアする間隔はTwitterは4日ごと、Facebook、Pinterestは5日ごと、Linkedinでは1週間ごとを推奨する。

今回のレクチャーはここまでです。また次回、お会いしましょう。

10-2 SNSキャンペーン企画の効果的な告知方法は?|投稿頻度と内容を解説

Last updated on 2023年5月23日 By 石崎力也

今回のレクチャーでは、マーケティングにおけるSNSの活用方法をお伝えします。1つのキャンペーンを行うときに、キャンペーン期間中にSNSをどう活用したら良いか?悩みますよね。このレクチャーでは1つのコンテンツを繰り返しSNSで共有する際のポイントをご紹介します。

今回は、SNSの使い方を期間限定のキャンペーンの例を使って解説します。期間中になるべく多くの参加者を集めるためには、繰り返しの宣伝が必要ですよね。しかし、ただ毎日「キャンペーン開催中!」という同じポストをしても、誰も興味を持って見てくれません。各プラットフォームに合った内容・頻度で投稿内容を計画する必要があります。それでは具体的なスケジューリングのコツについて、早速見ていきましょう。

各SNSにおける1日あたりのベストな投稿頻度

では最初に、プラットフォームごとのベストな投稿頻度をまとめておきましょう。プラットフォームごとの投稿頻度を把握することで、投稿頻度が多くなりすぎることを防止できます。プラットフォームごとの1日のベストな投稿頻度は次の通りです。

  • Twitter:1日15ツイート
  • Facebook:1日1投稿
  • LinkedIn:1日1投稿(平日のみ)
  • Pinterest:1日9投稿(最大11投稿まで)

これを見るとTwitterとPinterestの投稿頻度が突出して高いことがわかります。TwitterとPinterestでは他に比べてキャンペーンの投稿を多く行って良いということです。このあと具体的なSNS投稿のスケジュール例を見ていきます。この投稿頻度のことを念頭において頂くと理解がしやすいはずです。

ここで紹介した投稿頻度はあくまで一般的なデータを基にしたものです。あなたにとってのベストな投稿頻度は、ビジネスのジャンルやフォロワー数やユーザーの属性によっても異なります。まずはこの頻度からスタートして、あなたのベストな頻度について見極めてください。

1ヶ月間のキャンペーンにおけるSNS宣伝スケジュール

SNSを使ってなんらかのキャンペーンを打ち出した場合を想定して、その際のベストな投稿スケジュールの例についてご紹介します。ちなみに、ここで言う「キャンペーン」の内容はなんでも構いません。

Contents marketing promotion

製品やサービスの売上を伸ばしたいのならセールを開催したり、メルマガ登録者数を増やしたいのなら「いつまでに登録すればこれをプレゼント」など企画をしたりできます。ある分野のブログ記事を何日かごとに順番に紹介していくのも良いでしょう。あなたのビジネスのゴールに適したキャンペーンを打ち出しましょう。

せっかく入念な準備のもとにキャンペーンを開催したり、素晴らしいコンテンツを作成したりしても、それが多くの人の目に触れられなければ意味がありません。そのためキャンペーンやコンテンツの宣伝にSNSを活用することは必須です。複数のプラットフォームを活用して、様々な切り口でメッセージを伝え続けてください。

さてキャンペーンの実施が決まったら、参加者を増やすためにキャンペーンを宣伝しなければなりません。ここで活躍するのがSNSです。キャンペーンの開催期間中、メッセージを変えて何度も頻繁にアピールしましょう。ここでのポイントは2つです。

  • ポイント1:メッセージを繰り返す
  • ポイント2:メッセージを色々な形に変化させる

SNS上には沢山の投稿が溢れています。1つのSNS投稿でキャンペーン内容をしっかり見てもらえる、という保証はありません。発信者であるあなたが思っているほど、見込み客はあなたの投稿を見ていないと考えてください。見込み客はあなたの投稿を繰り返し見ることで徐々に教育されていきます。彼らとの接点を増やす意味で、メッセージを繰り返し投稿することを意識してください。

また同じメッセージであっても、全く同じ画像や文面を繰り返し投稿するのはやめてください。見込み客からすれば、「ああまたこの投稿か」となって飽きられてしまいます。プラットフォームごとに合った形式に変えることはもちろん、伝えたいメッセージを色々な切り口で、手を変え品を変え伝えていくことが重要です。

ここでは、キャンペーンの開催期間を30日間と仮定してベストなSNS投稿スケジュールをご紹介します。利用するSNSは、Facebook、Twitter、LinkedIn、Pinterestです。どのSNSプラットフォームに、どういったタイミングで告知をしていけば良いのか?3つのフェーズに分けて説明していきます。

フェーズ1:キャンペーン発表当日

キャンペーン開催の発表をしたその日は最も重要です。全てのフォロワーにキャンペーンの開催を知ってもらい、さらに拡散してもらえるよう、利用している全てのSNSでキャンペーンが始まったことを宣伝しましょう。可能であれば、キャンペーン開始前に予告期間を2日〜3日ほど取れば期待感を高めた状態でスタートできます。

Contents marketing promotion banner freekindle

キャンペーン内容や期間などを記載したバナー画像を作ると良いです。僕らもよくキャンペーンを行うときに、その内容と期間を載せたしたバナー画像を作ります。文字で書くよりも目を引くからです。デザインを用いて、重要な情報を目立たせることができるのでオススメです。Canvaというツールが優秀なので、こういったバナーを短時間で作ることができます。

Promotion timeline day1

まずはキャンペーンが始まった時刻に、TwitterとPinterestでキャンペーンの内容がわかるような内容の投稿を行いましょう。タイムラインの流れが早いTwitterでは、1時間後にもう1度、メッセージを変えて宣伝しても良いでしょう。LinkedInでは、キャンペーン開始時刻から3時間後を目安に、そのキャンペーンに参加することのメリットを伝えるような投稿を行います。

さらにその2時間後を目処に、Facebookにも投稿してください。繰り返しになりますが、ただ単に「キャンペーンを開始しました」という投稿をするのは辞めましょう。タイトルやメッセージを質問形式にするなど工夫して、他の多くのポストに埋もれないように意識しましょう。

フェーズ2:キャンペーン発表後10日目まで

キャンペーン開始から10日目までは、フォロワーに「煩わしい」と思わせない程度の頻度で宣伝していきましょう。この期間、FacebookやLinkedIn、Pinterstなど、フィードの流れが比較的ゆっくりなSNSでの連日投稿は不要です。

つまり、この期間に集中的に活用すべきはTwitterです。毎日多くの人が多くのツイートをするため、1度きりの投稿だとひと目につかず流されてしまう可能性があります。何度も繰り返し、投稿内容や視点を変えてキャンペーンにまつわる投稿をしましょう。

具体的にはキャンペーン開始の翌日にもう1度、その内容と締切などがわかる投稿を行ってください。そして開始から3日目以降は、それぞれ次のように切り口を変えながら、キャンペーンに関する投稿をしてください。

  • 開始2日目:内容と期限をリマインド
  • 開始3日目:議論を呼ぶようなメッセージ
  • 開始4日目:ユーモアを交えたメッセージ
  • 開始8日目:フォロワーに質問を投げかける
  • 開始9日目:キャンペーンのメリットを伝える

議論を呼ぶようなメッセージとは、人によって意見が割れるような話題を投げてみることです。例えば、オプトインと引き換えに電子書籍出版に関するPDFを配るキャンペーンであれば次のような感じです。「電子書籍のタイトルで売れるのはどっち?」とか「電子書籍は自分で執筆する?それともライターを雇う?」といったものです。AかBかというようなテーマは、議論を呼ぶので話題として盛り上がりやすいです。

Contents marketing promotion controversial lotte

引用:https://twitter.com/yukimi_lotte/status/1315562853768720386

また実際の企業の例として、こんなものもあります。ロッテの雪見だいふくでは「禁断の雪見トースト」という投稿を行っていました。これはパンの上にチーズと雪見だいふくを載せてトーストすると、禁断の味になるというものです。すごくユニークですし、少し罪悪感も刺激する内容なので、議論を呼びそうな感じが分かると思います。

Contents marketing promotion humor tanita

引用:https://twitter.com/TANITAofficial/status/1404730421405917189

キャンペーン開始から4日目あたりには、ユーモアを交えた投稿をしてみましょう。例えば体重計で有名なタニタは、「タニタのってる大喜利」という面白いキャンペーンをやりました。あらかじめ画像を用意して、フォロワーには大喜利形式で文字を入れて投稿してもらいます。参加者には抽選でギフト券が配られていました。大喜利なので、ユーモアのある投稿がタイムライン上に並びました。

Facebookも使うなら8日目にキャンペーンページのURLも紹介する形で投稿してください。なおメッセージの内容は、キャンペーンに直接関係するものばかりに限定する必要はありません。例えば、あなたがマーケティングツールを販売していて、メルマガ登録の催促キャンペーンを実施しているとしましょう。

この場合、「今の時代、SNSを正しく活用できるかどうかがマーケティングにおける勝ち負けの分かれ道になっています。このメルマガに登録すれば…」「SNSマーケティングで成功している企業の共通点はなんだと思いますか?」「X日までにメルマガに登録した方には、有料級の電子書籍をプレゼント!」などの異なる切り口でメッセージを作成しても良いでしょう。

フェーズ3:キャンペーン発表後10目〜30日目まで

この期間もやはりメインで使うべきSNSはTwitterです。次のテーマに沿って、一定の頻度でキャンペーンに関する内容のツイートを継続してください。どうしても内容が思い浮かばない場合は、以前の投稿をリツイートするのも一つの方法です。

  • 開始から12日目:キャンペーンの内容を伝える
  • 開始から18日目:キャンペーンの内容を伝える
  • 開始から22日目:議論を呼ぶようなメッセージ
  • 開始から25日目:ユーモアを交えたメッセージ
  • 開始から27日目:キャンペーンのメリットを伝える
  • 最終日:キャンペーンの内容と間もなく終了する旨を伝える

Twitter以外のSNSについては、連日の投稿は避けましょう。それぞれのSNSでメッセージの内容を変えながら、キャンペーンの宣伝をしてください。例えば12日目にLinkedInにキャンペーンの具体的な内容を投稿し、20日目にPinterestでキャンペーン参加のメリットを伝える投稿をする。終了間近の27日目にはLinkedInで、キャンペーンからの引用を含む投稿を作成します。最終日にはFacebookで再度、キャンペーンの内容を詳しく伝えても良いですね。

そんな風に各SNSを順番に使ってメッセージを色々な方法で伝えるようにしていきます。ここで紹介したプラットフォームは1つの例ですが、あなたの使うプラットフォームに置き換えてやってみてください。また締切が近くなるにつれて、締切日が迫っていることも徐々に伝えるようにしてください。

同一コンテンツを複数投稿する際の注意点

ここまで見てきてお分かりの通り、同じコンテンツを繰り返し投稿するにはプラットフォーム選びが非常に重要です。つまり、FacebookやLinkedIn、PinterestはTwitterのように毎日同じ内容を投稿するのには適していません。それはTwitterに比べて他のプラットフォームでは、1日の平均投稿数が少ないからです。

Contents marketing promotion optimum post freq

平均的な1日あたりの投稿回数が少ないプラットフォームにおいて、最適な頻度を超えて繰り返し同じ内容の投稿をしてしまうとフォロワーが減ってしまうなどのリスクもあります。注意しましょう。同じコンテンツを繰り返しシェアする際には、プラットフォームに最適な投稿頻度に合わせてください。

さてここでご紹介した同一コンテンツを繰り返し投稿する方法は、キャンペーンの宣伝以外にも活用できます。力を入れて書いた記事、新しく出した製品・サービスの宣伝、新規事業の開始など、多くの人に拡散したいコンテンツがある場合には同じ方法で繰り返し投稿してみましょう。

まとめ:SNSの特性を活かしてスケジューリングする

ここまで、1つのコンテンツを繰り返しSNSで投稿する方法についてご紹介してきました。最後に要点を3つにまとめました。

  • キャンペーンを行う際には、各SNSプラットフォームごとの最適な投稿頻度に合わせて行う。最適な投稿頻度に合わない高い頻度で同じ投稿ばかりをしてしまうとフォロワーが減るなど悪い影響が出やすい。Twitterは1日15ツイートと突出して高いので、Twitterを中心とした投稿を考えると良い。
  • 見込み客がすべての投稿を見ていることはありえないので、なるべく接触頻度が高くなるように同じメッセージを繰り返し投稿する。その際に同じメッセージを様々な形に変えて投稿していくと、飽きられることなく見込み客の興味を引き付けやすい。
  • 投稿のタイプとしては次のようなものがある。キャンペーンの内容と期限をリマインドするもの。議論を呼ぶようなメッセージ。ユーモアを交えたメッセージ。キャンペーンのメリットを伝えるもの。

今回のレクチャーはここまでです。また次回、お会いしましょう。

10-1 【GA4の探索レポートの使い方】SNS経由の時間帯別アクセス数を分析する方法

Last updated on 2023年5月25日 By 石崎力也

今回のレクチャーでは、SNSでの最適な投稿時間帯を探る方法についてご紹介します。SNSにいつ投稿すれば、最も多くのトラフィックやコンバージョンを得られるのか気になりませんか?今回はGoogle Analyticsを使ってSNSからのトラフィックが最大となる時間帯を調べていきます。

SNSにいつ投稿すればよいのか?これについては、ネット上で様々なリサーチ結果が公開されています。ですが、そこには必ず「結果は業種や顧客層によって変化します」とのただし書きがあります。つまりそれはデータがあくまで最大公約数的なものであり、様々な条件によって結果が異なることを意味しています。それではあなたのビジネスに最適な投稿時間帯を正確に知るにはどうしたら良いでしょうか?答えはあなたのサイトを実際に訪れたユーザーの統計データを分析することです。それでは早速その方法を見ていきましょう。

GA4を使ってSNS経由のアクセスが多い時間帯を調べる

複数のSNSを運用している場合、それぞれのプラットフォームにおけるベストな投稿時間を把握するには「Gcoogle Analytics」を活用するのがベストです。Google Analyticsは、Googleアカウントさえあれば誰でも利用できる分析ツールです。今回はGoogle Analytics 4(GA4)における分析方法を解説します。

今回のデータを分析するには、あらかじめGoogle Analyticsをセットアップし既にデータを取得し始めている必要があります。もしまだセットアップが済んでいない場合は、このレクチャーが終わったあとに早速セットアップしてアクセスデータの蓄積を始めてください。

Content marketing google analytics social media to website traffic

どうやってSNSからのトラフィックが最も多い時間帯を調べるのか?それはSNS経由であなたのサイトを訪問したデータを調べればよいのです。Google Analyticsを使えば、アクセス元のSNSとアクセスされた時間帯をデータで確認することが可能です。

具体的には、Google Analytics 4の「データ探索(Explore)」という機能を使って、あなたのフォロワーが最もSNS上で反応しやすい時間帯を調べます。このデータ探索とは、分析したいコンテンツや指標を自由に指定できる機能です。これはUA(旧Googleアナリティクス)に存在したカスタムレポートという機能に近いものです。

実践:探索ツールでSNS経由のトラフィックを時間帯別に表示する方法

Google Analytics 4におけるデータ探索の利用はとても簡単です。以下の手順で必要なデータを収集できるようになります。まずは、たくさんあるデータのうちSNS経由のデータだけに絞り込みをかけてみましょう。データの絞り込みにはセグメントという機能を使います。

Content marketing google analytics explore free

  • Google Analytics 4にアクセスし、左側のメニューで「探索」から「自由形式」を選びます

Content marketing google analytics segment

  • 変数の中にあるセグメントのプラスボタンを押して、「ユーザーセグメント」を選びます
  • 新しい条件をクリックして、トラフィックソースから「セッションのデフォルト チャネル グループ」を選びます

Content marketing google analytics segment social media

  • 「フィルタを追加」をクリックして「含む」の条件として「Organic Social」を選びます
  • 左上のセグメントタイトルに「SNS」などの分かりやすい名前をつけ、セグメントを保存します

Content marketing google analytics segment drag and drop

  • 今作ったセグメントが「セグメントの比較」の部分に自動で入ります。もし入っていない場合は、ドラッグアンドドロップで追加してください

次に縦軸に時間ごとの欄を作りましょう。ディメンションというものを設定します。

Content marketing google analytics dimension time

  • ディメンションのプラスボタンを押します
  • 検索バーに「時間」と入力します
  • 「時間」を選びインポートします

Content marketing google analytics dimension time dragndrop

  • 時間のディメンションを行の欄にドラッグアンドドロップします
  • 行の欄にある不要なディメンションを削除します

次にSNSごとのデータの欄を横軸に用意しましょう。「セッションの参照元 / メディア」というディメンションを探して追加します。

Content marketing google analytics dimension traffic source

  • 変数のディメンションのプラスボタンを押します
  • ディメンションの検索バーで「メディア」と入力します
  • 「セッションの参照元 / メディア」を選びインポートします

Content marketing google analytics dimension traffic source dragndrop

  • インポートした「セッションの参照元 / メディア」を列の欄にドラッグアンドドロップします
  • 列の欄にある不要なディメンションを削除します

時間のディメンションを選ぶ際には「N時間目」という紛らわしい項目もあるので注意してください。「N時間目」ではなく「時間」のディメンションを選んでください。

最後の「指標」の部分にはデフォルトで「アクティブユーザー数」が入っているはずです。もし入っていない場合は、指標のところにドラッグアンドドロップして追加してください。

Content marketing google analytics explore done

これが完了すると、SNSごとにアクセスの多い時間帯が表示されるようになります。横軸にアクセス元として各SNSプラットフォーム名が並び、縦軸にアクセスされた時間帯が並びます。プラットフォームの表示にはドメイン名が使われます。これをRefferal(リファラル)と呼んでいます。例えば「t.co / referral」となっているのはTwitterです。Twitter以外は以下のようにわかりやすいサイト名になっているはずです。

  • Twitter:t.co
  • Facebook:
    • facebook.com
    • l.facebook.com
    • m.facebook.com
    • lm.facebook.com
  • Instagram
    • instagram.com
    • l.instagram.com
  • YouTube:youtube.com

またすべての時間帯を合計した、各プラットフォームごとの総アクセス数も出てきます。最もトラフィックの多いSNSが、あなたが特に力を入れて継続投稿すべきプラットフォームであることは明白ですね。なお、Google Analyticsにおけるトラフィックのレポートにおけるデータは0時〜23時の表記で示されます。「0」は真夜中、「23」は午後11時ということですね。

繰り返しになりますがこのカウントは、見込客がSNS投稿を見た時刻ではありません。SNS上のリンクをクリックして実際にあなたのサイトを訪れた時刻です。このようにして、SNSプラットフォームごとにどの時間帯でのアクセスが多いのか?を特定することが可能になります。

Google Analyticsを利用することで、あなたが運営しているいくつかのSNSのうち、どれが最もビジネスに利益をもたらしているかを理解できるかと思います。このデータに基づいてSNSに投稿することで、より効率的にトラフィックやコンバージョンの増加に繋げられるでしょう。

Google Analyticsのデータをスプレッドシートにまとめる

さて、ここまでGoogle Analyticsでのデータの収集と分析方法についてご紹介してきました。しかし、いくら良質なデータを集めても、それを適切に活用できなければ意味がありません。ここからは、得られたデータをどのように投稿スケジュールに活用していくべきかについて見ていきましょう。

Content marketing google analytics to google sheets

Google Analyticsのカスタムレポートのデータを活用をもとに、あなたが運用する各SNSのフォロワーが最もあなたの投稿をチェックした時間帯をスプレッドシートにまとめましょう。スプレッドシートにまとめておけば、チームで共有するのも楽になります。

具体的には、各SNSからの時間帯ごとのアクセス数をスプレッドシートに集約してください。この作業には、Googleが無料で提供するGoogle Sheetsが便利です。Googleスプレッドシートとも呼ばれています。Google SheetsはGoogle Analyticsとの連携が簡単で、アクセス数に関するデータを簡単にエクスポートできます。

Content marketing google analytics explore export

右上のダウンロードアイコンからデータのエクスポートを行いましょう。直接Googleスプレッドシートに出力することができます。エクスポート先としてGoogleスプレッドシートを指定すると、インポートの確認画面が出るのでインポートボタンで許可します。

あとはスプレッドシート内であなたの見やすいようにデータを整理してください。各SNSにおけるトラフィックが最も多い時間や曜日を一目でわかるように可視化するのです。以上で、あなたのフォロワーが最もSNSをチェックする時間帯を知ることができます。

まとめ:Google Analyticsを活用して最適なSNS投稿時間帯をリサーチする

ここまで、Google Anayticsを活用したSNSの投稿時間についての調査方法について解説してきました。最後に要点を4つにまとめます。

  • Google Analyticsを使えば、SNS経由であなたのサイトを訪問したデータを分析することができる。
  • Google Analytics 4のデータ探索でSNS経由のトラフィックだけを対象とするには、セグメントで「セッションのデフォルト チャネル グループ」からフィルタで「Organic Social」を選択する。
  • SNSプラットフォームごと、時間帯ごとのデータを見るには「セッションの参照元 / メディア」と「時間」のディメンションをそれぞれ列と行に割り当てる。
  • Google Analyticsで抽出したデータは必要に応じてスプレッドシートにまとめておくとチームで共有しやすい。

今回はここまでです。また次回、お会いしましょう。

14-5 SEOキーワードの決め方|ブレストから決定までを3つのステップで解説

Last updated on 2023年5月17日 By 石崎力也

今回は、コンテンツマーケティングを行う上でのSEOキーワードの選び方を取り上げます。SEOのキーワードのアイデアが出なくて困っている時、どうしたら良いでしょうか?今回のレクチャーでは、効果的なブレインストーミングの方法をお伝えします。この方法はチームでコンテンツを作っている場合でも、個人でもやっている場合でも使うことができます。このレクチャーで洗練されたSEOキーワードを出す方法を身に着けてください。

コンテンツマーケティングにおいては、SEOキーワードの選定は重要な作業です。ですが、いざキーワードを選ぼうとすると真っ白なパソコン画面の前で固まってしまうかもしれません。テキストカーソルだけが点滅していて前に進めない状態を、英語圏では “Blinking Cursor Syndrome” つまり点滅カーソル症候群と呼んでいます。このような状態を抜け出すためにアイデアメイキングの方法を3つのステップに分けてお伝えします。

ステップ#1:ブレインストーミングで数を出す

まずはキーワードのアイデアを選ぶ前に、なるべく多くのアイデアを出すブレインストーミングの作業を行いましょう。後半でアイデアの絞り込みをします。いくつかの方法を紹介するので、この段階でできるだけ多くのアイデアを出すようにしてください。

1人で思いつくアイデアをすべて書き出す

ブレインストーミングで頭の中にあるアイデアをひたすら書き出してみましょう。その際のポイントは、頭の中にあるアイデアを片っ端からすべて書き出すことです。この時点でアイデアの良し悪しを判断する必要はありません。なるべく多くのアイデアが出るよう、頭で思いつくすべてのものを記録してください。

Content marketing keyword brainstorming alone

もしチームでコンテンツ制作を行っている場合は、チームメンバーが各自でブレインストーミングを行ってください。チームメンバーには後で見せる機会があるので、この段階では1人で黙々とアイデア出しを行ってください。10分ほど集中して各自でアイデア出しを行う時間を確保してみてください。

SNSや掲示板などでキーワードを探す

自分の頭の中だけではアイデアの数に限界があります。もしも行き詰まってしまった場合には、自分の頭の外側にアイデアを求めましょう。TwitterやInstagramのようなSNSで自分のコンテンツのテーマについて検索してみてください。そこで実際にどんな言葉が使われているのかを見てください。

Content marketing keyword brainstorming internet

なぜこんなことをするのかというと、人間は自分の使っている言葉を用いて検索をするからです。例えばオンラインコースのことを「オンライン講座」と呼ぶ人もいれば「動画教材」と呼ぶ人もいます。あなたが普段使っていないような、人々が実際に使ってる言葉からキーワードをもらってくることができます。またYahoo知恵袋やQuoraのような掲示板サービスからもアイデアを得ることができます。

クラウドソーシングでアイデア出しを外注化する

もう1つ、自分の頭の外からアイデアを補給する方法があります。それはブレインストーミングの外注化です。クラウドソーシングサイトなどを使って、他人から言葉を募集するのです。僕のクライアントでオンラインコースクリエイターの中野琴子さんという方がいます。

中野さんは実際にKindle出版の際にクラウドソーシングサイトを利用しました。Kindleの表紙に載せるフレーズを募集するためです。実際に募集してみると、クラウドワーカーたちから沢山のフレーズが集まりました。その中にはご自身が思いつかなかったような言葉がたくさん入っていたと、中野さんは僕に話してくれました。

Content marketing keyword brainstorming crowdworks

実際にクラウドワークス上でネーミングやアイデアに関する仕事のカテゴリを見てみると、似たような募集がたくさん行われています。このように特定のテーマを与えて、それに対するキーワードを集めてもらうという作業を外注化することもできるのです。

ステップ#2:キーワードを評価する

キーワードのアイデアをたくさん出すことができたら、それぞれのアイデアを評価していきましょう。それぞれのアイデアには、1・2・3の3段階の評価を与えてください。1は弱いアイデア、2は普通のアイデア、3は優れているアイデアです。

1の弱いアイデアは実行する価値のないアイデアです。2の普通のアイデアは悪くないアイデアです。これは改善することでもう一段上のアイデアに押し上げられそうなものでもあります。3の優れているアイデアは、そのまま文句なしで使うことができる素晴らしいアイデアです。もしチームでコンテンツ制作している場合は、チーム内でお互いのアイデアを見せ合って評価を下してください。ですが評価方法に迷った場合のために、3つの評価方法を紹介します。

方法#1:SNSのフォロワーやEメールリストに聞いてみる

最初の方法はアイデアの良し悪しをあなたの見込み客に聞いてみる方法です。これはSNSのフォロワーでも良いですし、あなたのメルマガの購読者でも良いでしょう。複数のキーワードを並べてみて、どのコンテンツに興味があるか?ということを聞いてみてください。TwitterなどのSNS上の投票機能でも良いですし、Googleフォームなどを使って回答してもらうことも可能です。

方法#2:アイデアに出てきたキーワードで検索してみる

2つ目の方法はアイデアとして上がってきたキーワードで実際に検索してみることです。実際に検索することでユーザーの検索意図に合致したコンテンツが出てくるかどうかを確認することができます。またGoogle検索結果のページ下部に出てくる「関連キーワード」の項目から、さらなるアイデアを得ることもできます。

方法#3:キーワードツールで検索する

3つ目の方法はキーワードツールを使って検索ボリュームなどのデータを確認する方法です。主なキーワードツールとしてGoogleのキーワードプランナー、ラッコキーワード、Ubersuggestなどがあります。キーワードプランナーとラッコキーワードでは検索ボリュームなどの詳しいデータを見るために課金が必要です。

Content marketing keyword brainstorming ubersuggest

Ubersuggestでは1日3回まで無料で検索することが可能です。キーワードツールを使用すると検索ボリュームの他に、そのキーワードでのSEOの難易度などを調べることできます。直感だけに頼らずデータを元にアイデアの質を判断することが可能です。

ステップ#3:実際に使用するキーワードを決定する

キーワードごとの評価が終わったら、実際に使うキーワードを決めていきましょう。評価の段階で、各キーワードを1・2・3の3つに分けました。1の弱いアイデアに関しては不採用とします。3の優れたアイデアに関しては、文句なく採用にしましょう。

では2の普通のアイデアに関してはどうでしょうか。2のアイデアに関しては、改善を行うことで3の優れたアイデアにできるものがあるはずです。そのためブラッシュアップができるかどうかを見てください。もしも3のアイデアと同じレベルにならないものであれば、不採用とします。

このように一度多くのアイデアを出し、そこから徐々に絞り込んでいく方法を使ってください。アイデアの中で本当に優れているものだけを採用してください。この方法は1人で行う場合にも、チームで行う場合にも有効です。チームで行う場合の方がより多彩なアイデアが得られるはずです。

まとめ:ブレインストーミングからキーワードを絞り込む

ここまで、SEOキーワードのアイデアを出すための方法をお伝えしてきました。最後に要点を3つにまとめました。

  • ステップ#1:ブレインストーミングで多くのキーワードを出す。1人で書き出す方法、SNSや掲示板で調べる方法、外注を使う方法が存在する。
  • ステップ#2:書き出したキーワードを3段階で評価する。チームの場合はお互いに見せあって評価する。他にもフォロワーやメルマガ購読者の反応を見たり、実際にそのキーワードで検索したり、キーワードツールを使う評価方法が存在する。
  • ステップ#3:実際に使用するキーワードを決定する。3段階評価のうちの一番上の評価のものだけを採用する。

今回はここまで、また次回のレクチャーでお会いしましょう。

14-4 【SEOキーワードの3つの落とし穴】Googleからのペナルティを回避する方法

Last updated on 2023年5月8日 By 石崎力也

今回は、コンテンツマーケティングにおけるSEOキーワードの話題をお届けします。SEOを意識していても、なかなかアクセスが集まらないと悩んでいませんか?もしかするとキーワードの使用方法の落とし穴にハマっているかもしれません。このレクチャーを通してキーワード選定の落とし穴を理解し、それらの落とし穴を回避できるようになるはずです。

ブログなどの集客コンテンツを作っている場合、SEOキーワードの設定を行うはずです。しかし多くの場合、SEOを意識しすぎるあまり不自然なキーワード設定を行ってしまっています。意味の分かりにくい言葉になっていたり、人間にとって違和感のあるキーワードになっている場合があります。それを避けるために、コンテンツ制作者がよく陥ってしまうSEOキーワードの落とし穴の種類を見ていきましょう。

落とし穴#1:関係のない話題を混ぜている

例えばあなたの選んだメインのSEOキーワードが「車のメンテナンス」だとしましょう。ただあなたはキーワードを探している段階で実は「バイクのメンテナンス」の方が検索ボリュームが多いことに気づいてしまいました。

その場合にブログのタイトルを「車とバイクのメンテナンス方法10選」にしたとしましょう。この場合、確かに車のメンテナンスとバイクのメンテナンスどちらの検索でも引っかかってくれるでしょう。

ですが、実際のコンテンツには車とバイクのメンテナンス方法が混在してしまっています。車とバイクのメンテナンス方法は違うので、検索ユーザーは本来どちらか片方のメンテナンス方法を探しているはずです。

Content marketing seomistake1

どちらの話題も一緒に混ぜてしまった結果、結果的にコンテンツの満足度が下がってしまいます。たどりついた読者がコンテンツに満足しなかった場合、コンテンツの滞在時間や直帰率が上昇するので結果的に検索エンジンから低評価を受けてしまいます。このようなことを避けるためには、検索ボリュームに惑わされることなくコンテンツに入れる話題とそのキーワードを絞る必要があります。

落とし穴#2:大きなキーワードを2つ以上設定している

2つ目の落とし穴は、1つの話題に対して2つ以上の大きなキーワードを選んでしまうということです。この落とし穴は1つ目と似ていますが、1つ目のように話題が複数に分散しているわけではありません。例えば、車のメンテナンスについてのブログ記事の中に「自動車の歴史」のような見出しのセクションを作ったとしましょう。これは確かに話題としては「車」という共通した情報を扱っています。

ですが、車についての大きなキーワードとして「車のメンテナンス」「車の歴史」という2つを設定してしまっています。たしかに車のメンテナンスに興味がある人は、車の歴史にも興味があるかもしれません。ですが、検索している時点では車のメンテナンスについての情報を探しています。

Content marketing seomistake2

この場合もコンテンツのテーマとしては良いものの、ユーザーの目的以外の情報も含まれています。コンテンツの焦点がぼやけてしまっています。コンテンツマーケティングではユーザーの検索意図に沿ったコンテンツを作ることが推奨されています。そのため、大きなキーワードは1つに絞るようにしてください。そうすることで、ユーザーが目的の情報にピンポイントにたどりつくことができるようになります。

落とし穴#3:キーワードを詰め込みすぎている

SEOを行う上で1つのコンテンツにキーワードをあまり多く詰め込みすぎるのは避けるべきです。例えば、1文の中に不自然な形でたくさんのキーワードを配置したりすると、Googleからスパムと判定されペナルティをもらうことがわかっています。こういったキーワードを詰め込む行為をキーワードスタッフィング(Keyword Stuffing)と言います。Stuffingとは英語で「入れ物にいっぱいに詰める」という意味です。

Google keyword stuffin spam policy

参考:https://developers.google.com/search/docs/essentials/spam-policies?hl=ja

これはGoogle公式ページのスパムポリシーにも明確に規定されています。Google検索セントラルという公式ページ上ではキーワードの乱用の例として「同じ単語や語句を不自然なほど繰り返すこと」というものがあげられています。このスパムポリシーに違反した場合は検索結果が下げられたり、最悪の場合は検索結果が表示されないなどの対策が取られます。

Content marketing seomistake3

Googleがスパムとして認識しているキーワードスタッフィングはコンテンツの本文だけではありません。コンテンツのHTMLの中のコメントタグ、metaタグ、画像のaltタグといったものまで見られています。そのため本文やHTML問わず、局所的に不自然な形でキーワードを繰り返したりすることは避けるようにしてください。

スパム判定を受けるキーワード密度の基準は残念ながら公開されていません。Googleはあくまでコンテンツをユーザーにとって自然な文章にするように推奨しています。人間にとって自然な文章にするようにキーワードの量を調整してください。

まとめ:コンテンツの焦点を絞りスパムを避ける

ここまでSEOキーワードを選定し使用する際の落とし穴と、その対策についてみてきました。最後に要点を3つにまとめます。

  • コンテンツと関連性の低い話題とそのキーワードを選定しないよう注意する。ノイズの多いコンテンツはユーザーに評価されずSEOにマイナスとなる可能性がある。
  • 1つのトピックに関して複数の大きなキーワードを設定しないよう注意する。ユーザーが目的とするコンテンツにピンポイントにたどりつけなくなる可能性がある。
  • キーワードを不自然な形で多用するキーワードスタッフィングはGoogleのスパムポリシーに違反する。スパムポリシーに違反したコンテンツは検索順位の引き下げや、検索結果からの削除が行われる。

今回はここまで、また次回のレクチャーでお会いしましょう。

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