あなたはコンテンツマーケティングで集客したいと考えているネットビジネス経営者で、実際にどんな集客コンテンツを作れば良いか迷っているかもしれません。そこで集客コンテンツに最適な人気のあるトピックを紹介します。それは何かをすべき理由を語るコンテンツです。コンテンツマーケティングを使ってお客さんを集めている僕が解説します。
コンテンツマーケティングで大変なのは、集客コンテンツのテーマを決めることです。多くの集客コンテンツを作る必要があるため、アイデアに困っている人もとても多いのです。僕もネットビジネスの業界で、コンテンツマーケティングをかれこれ10年以上行ってきました。10年間でどんなコンテンツが見込み客にうけるのかも理解できるようになりました。もしあなたがコンテンツのテーマに迷ったときはまず、何かをすべき理由を解説するコンテンツを作ってみてください。そのメリットをここから説明していきます。
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理由を説明して興味を持ってもらう
あなたは「今すぐ将来に向けて投資を始めるべき5つの理由」という記事を見つけたら、クリックしますか?僕なら真っ先にクリックしてしまいます。実際にこういった、何かをすべき理由を説明するコンテンツは世の中にたくさん存在しています。理由の部分をメリットと置き換えても良いでしょう。本当によく目にする定番の人気コンテンツです。
理由を説明するコンテンツは、集客コンテンツとしてとても優れています。それはあなたが提供しているサービスや商品に対する興味を引き付けることができるからです。多くの人はあなたのサービスや商品の重要性やメリットを理解していません。あなたが扱っているものが何で、なぜそれが必要になるのかが分かっていません。
このタイプのコンテンツでは、理由を説明することで見込み客の興味をあなたの扱っているものに一気に集めることができます。つまりそのトピックについて知らない状態からスタートして、そのトピックについてもっと知りたい学びたいという状態に持っていくことができるのです。
例えば、僕はオンラインコースやセールスファネルの作り方を教えています。僕の場合であれば「あなたの知識を元にオンラインコースを作るべき4つの理由」というコンテンツを作ることを考えます。そのコンテンツの中で、見込み客に対してオンラインコースを知らない状態から「オンラインコースの良さを理解してそれに興味を持っている」という状態に持っていくことができるのです。
「筋トレが最強のソリューションである」という本を知っていますか?僕はこの本を読んで筋トレに目覚めました。その結果、全く筋トレをする習慣のない状態から、週5で筋トレをするような状態にまでなりました。なぜこの本で筋トレに目覚めたのか?答えは簡単です。この本には筋トレをすべき理由が山ほど書かれていたからです。
体がカッコよくなる、気分がよくなる、自信がつく、職場で頼られる、睡眠の質が上がる。など、それこそ筋トレをすべき理由が数えきれないくらい並んでいます。そして僕は筋トレをすべき理由のコンテンツを読んで、筋トレを知らない状態から説得されてしまったのです。多くの人は筋トレをする前の僕のように、それをやることで得られる利点を理解していません。
それはつまり、なぜそれについて学んだり実践する時間を作るべきなのかを理解していないことになります。ある事柄について時間やエネルギーを費やす価値が理解できれば、人間はそこに貴重な時間やエネルギーを注ぐことができるようになります。ちょうど、毎日のようにジムに通ってダンベルを挙げている僕のように。
理由に番号を付けてさらに好奇心を掻き立てる
ここで少し理由を説明するコンテンツを作る際のコツをお伝えします。それはコンテンツの中で紹介する理由に番号を付けることです。ダラダラと理由を挙げていくのではなく、理由がいくつあるかということを宣言してしまうのです。つまり「投資を始めるべき理由」というタイトルならば「投資を始めるべき5つの理由」という風に変えるのです。
そしてコンテンツの中でも見出しを作り1つ目、2つ目というように順を追って解説します。こうすることで、整理されて分かりやすい魅力的なコンテンツに仕上げることができます。逆に理由をダラダラと語るコンテンツでは、結局何が理由になるのか端的に理解することが難しくなります。仮に同じコンテンツの内容だったとしても、番号を振ることでオーディエンスに喜ばれるコンテンツに変えることが可能になります。
実際に僕も集客コンテンツでこの番号付けのテクニックをたくさん使っています。実際の僕のコンテンツタイトルを列挙してみます。
- あなたの個人的な経験をオンラインコースに変えて販売すべき3つの理由
- あなたのコーチングスキルを元にオンラインコースに作るべき3つの理由
- あなたのマーケティング戦略にカレンダーが必要な4つの理由
- あなたのビジネスにエバーグリーン・ローンチが必要な5つの理由
- 売れる広告作りにリサーチが必須である3つの理由
- 会員がサブスクリプションを継続する4つの理由
このように理由を説明する集客コンテンツには、必ずといって良いほど理由に番号を付けています。この種類のコンテンツを作る際には、ぜひ参考にしてください。
オーディエンスはステップゼロにいると仮定する
理由を説明するコンテンツを作る上でのコツをもう1つ紹介しましょう。それは、オーディエンスは全く無知なゼロの状態にいると仮定することです。つまりステップ1ではなくステップゼロの状態です。あなたは自分の教えていることについて本当に豊富な知識を持っています。そうするとつい、自分のいつもの基準でコンテンツを作ってしまいそうになります。
ですが、あなたのコンテンツを消費するオーディエンスは全くの素人だと考えてください。彼らはあなたの教えていることに、これから興味を持つ人達です。その人達にいきなり専門用語や難しい概念の話をしてもダメです。難しい話に圧倒されてしまい、スムーズに興味を持つことができなくなります。そのため彼らのレベルに合わせたコンテンツを作るという意識が必要になります。
「なぜExcelが重要なのか」「なぜ会計の知識が重要なのか」「なぜ20代から投資を始めるべきなのか」というコンテンツに触れる人のほとんどが、そもそも自分が問題を抱えていることすら気づいていません。自分が潜在的に持っている問題にも気づいていないし、それに対して解決策があるということにも気づいていないのです。
Excelが分かれば今まで電卓で足し算していたものが一気に計算できて、もっと便利に生きることができます。会計や投資を知っていれば適切なお金の使い方が理解でき、お金に困ることもなくなります。そのことにすら気づいていない状態だと考えてください。そのくらい彼らが分かっていないということを忘れないようにしてください。
だからこそ彼らに対してゼロから分かりやすく、丁寧に説明する必要があります。あなたが何気なく使っている用語の解説も必要でしょう。例えば投資なら「インデックス投資」だとか「キャピタルゲイン」だとか、そういう言葉には解説が必要です。あなたが当然知っていると思っていることであっても、オーディエンスが理解できるか?そのことを常に気に留めるようにしてください。
初心者向けにコンテンツを書く際に、あなたの持っている豊富な知識はまるで呪いのように作用します。あなたに専門知識があるがゆえに、普段使っている難しい概念や言葉を使いたくなります。呪いというのはちょっと大げさかもしれません。ですが、常にあなたは難しい言葉を使う方に偏りやすいということを意識することが必要です。その上でオーディエンスが何かを始める前のステップゼロの時点にいるということを常に頭の隅にとめておいてください。
まとめ:初心者向けに理由を解説する集客コンテンツを作る
ここまで、初心者向けに理由を解説する集客コンテンツを作るメリットと、そのコツを紹介してきました。最後に要点を4つまとめました。
- 何かをすべき理由を解説する集客コンテンツは、あなたの提供するサービスや商品への興味を集めるのに適した優れたコンテンツである。
- 人間はある事柄の価値を理解できて初めて、時間やエネルギーを投資したいと思えるようになる。
- 理由を解説するコンテンツを作る際には、複数ある理由に番号を付けて整理するとオーディエンスに喜ばれる。
- 理由を解説するコンテンツを作る際には、オーディエンスが初心者であることを意識してコンテンツを作ることが好ましい