どうも石崎です。
Josh Grobanを聴いています。
カナダのオタワあたりで紅葉見ながらテラスでコーヒー飲んで聴きたい音楽です。
あ、あくまでも想像です。聴いている場所はフィットネスジムのバイクの上です。
アンケート:「オムツ使いますか?」
こんな街中にあるのに若者がいない。若くて30代後半くらい。老人ホーム化が進んだフィットネスジムです。入会アンケートで「オムツを使いますか?」の項目を見たとき、どうやって椅子から転げ落ちてやろうか画策したほどです。
BrooklynにあるRich’s gymという場所は若者しかいませんでしたよ。しかもアフリカ系、メキシコ系アメリカ人ばかり。たぶん半分くらいは現役ギャングだね、とか家内と冗談を言いながら筋トレをしていました。ああ懐かしい。毎年行くのに恋しくなるのがニューヨークです。こんなアジアの極東にある老人ホームにいると気が滅入る一方です。
さて、今日は何の話をしましょうか。
昨日の続きをしましょう。
文字は重要なのか否か
免許皆伝DRMの中で、インターネットビジネスの核は文字であることを強調したのに昨日は文字だけじゃ危ないよと警鐘を鳴らした。お前は一体何様なんだ。そう思った方もおられるはず。本当、何様だよ。ぼくもそう思います。
商売上良い事を言わないとお客さんはモノを買ってくれませんからね。そりゃ文字で一儲けできると聴きゃ、誰でもDRMをやりたくなるでしょう。日本人である限り文章を書くのは難しいことではないんだからね。
確かにDRMを使えば文字だけでお金を稼ぐことができる。ブログ書いてリストを集めて、リストに対しメルマガを発行し、セールスレターを定期的に見せる。売るものは何でも良い。金庫でも、コーヒーでも、オフィスチェアでも、情報商材でも、アボカドクッキーでも、ソフトウエアでも。
ほら、文字だけでモノが売れた。
うーん、でもねー。ただテキトーに文章を書いているわけではないからね。マーケティングという設計図を確認しながら、お客さんのモノが欲しくなる心理プロセスに沿って文字を書くから商品が売れるわけで。コレってマーケティングがお金を稼いでいるんじゃないですか。
たぶんそうね。そうですね。
マーケティングという乗り物に文字が乗っている。いや逆かな。どっちだろ。
有料メルマガを書きながら、人のメルマガを読まない
僕はですね、メルマガなんて読まないわけですよ。馬鹿みたいだけど有料メルマガを購読しておきながら読んでいない。国内外問わず、月間1000円くらいを払いながらメルマガを複数誌購読している。でも読んでない。
比較的、働かない人種の僕ですらメルマガ読んでない。お金を払っているのに読んでない。Facebookもやってないし、LINEもやってない。居酒屋に誘ってくれる友達もいない。なのに時間がない。正確にはメルマガに割く時間がない。
自分がメルマガ読んでないのに、メルマガでマネタイズする方法を教えるなんて、なんか変だよね。僕はいつもそう思うんです。
いや、わかりますよ。なんでメルマガでモノがたくさん売れるか。成約率という言葉が物語っています。成約率1%ってことは、メルマガ読者が100人いれば1人くらいは買ってくれるってこと。1000人いれば10人くらいは買ってくれる。たぶんその10人は熱心にメルマガを読んでくれる人なんです。だからDRMが成り立つ。
しかしねぇ。1000人のうち990人はメルマガを真剣に読んでないんだなぁ。彼らはYouTubeを見て、Facebookを見て、居酒屋で会話して、適度にパートナーと情交している。メルマガなんて読んでいる時間がないわけです。僕もそのうちの一人。
DRMも腐るし、メルマガもいずれ陳腐化する
年々成約率が落ちる今日。いま、DRMで成果出せなかったらいつ出すんだろうと僕は不安に思うわけです。これはDRMが廃れるわけではなく、メルマガという媒体が廃れる可能性を言っているんですよ。DRMは人間心理をいじくるモデルだからそう簡単には陳腐化しない。しかしメルマガは来年にでも読まれなくなるポテンシャルを持っている。
そんな中、メルマガで稼ぎなさいと喧伝するのもおかしな話だよなと自分で思うわけです。しかし内心では大声で「メルマガですら稼げない人が、今後どうやってフリーランスをやっていくの?」と叫んでいるわけです。
このアンビバレンツな気持ち、わかっていただけますか。
フリーランスとして独立した直後は金がありません。金がなければ金を作るしかない。どんな方法で作るか。合法なモデルの中から1番手っ取り早い方法を選ぶのが合理的な判断でしょう。僕にとっての合理的な判断がメルマガなわけです。しかしそのメルマガのポテンシャルが未知なわけです。今後消えるのかどうか。僕にもわかりません。
ただ稼げるうちは稼いでおきましょうというスタンスです。こーいったメルマガ不要論なんてのは10年より前から行われているのに、未だにネット上のダイレクトマーケターはメルマガ一本で大金を稼ぎ続けているのです。
こんな簡単なメルマガですら稼げない人って、本当に今後どうするんでしょうね。他人事ながら気になります。正直な気持ちを吐露しました。
パッと学習して、パッとマネタイズして、パッと違うビジネスに移ってゆく。ジョブホッパーと呼ばれながらいろんな会社を転々とするように。
石崎力也拝