どうもこんにちは、石崎力也です。
今日は「Keynoteでオンラインコースの資料を作る方法」をお伝えしていきます。
このレクチャーであなたが学べることは次の4つです。
- Envato Elementsでクールなプレゼンテーション資料のテンプレートをダウンロードする方法
- 魅力的なプレゼンテーション資料をKeynoteで作る方法
- Keynoteの基本的な操作方法
- 視聴者のリテンションを上げるために視認性を高める具体的な方法
このレクチャーを受講するために必要な条件は、
- MacアプリのKeynote
- Envato Elements(月々3000円ほど)
- カメラ目線のあなたの写真
です。このレクチャーは次のような人たちを対象としています。
- UdemyやSkillShareの講師
- オンラインコースを販売している人
- ネットで活躍するデザイナーやマーケター
では早速ノウハウをみていきましょう。
今回お届けするノウハウはこちら
- 0. Envato ElementsからKeynoteのテンプレートをダウンロードする
- 1. ReadMeテキストのフォントをダウンロードすべきか?
- 2. 文字を入力する
- 3. フォントのサイズを変更する
- 4. 引き算の法則と画像を削除する方法
- 5. デザインのバランスを考える
- 6. スライドを複製する方法(Command + D)
- 7. フォントの色を変更する方法
- 8. 写真を挿入する方法と角度や大きさを調整する方法
- 9. Envato Elementsから写真をダウンロードする方法
- 10. Finderから写真を挿入する方法
- 12. くだらない資料を作らないために
- 13. 一般論ではない具体的な情報を出す
- 14. スクショをエビデンスとして使う
- 15. 同じスライドを連続で使用してはいけない理由
- 16. 視認性の高い写真を用意する
0. Envato ElementsからKeynoteのテンプレートをダウンロードする
実際に、資料を作成する前に、Envatoelementsでテンプレートをダウンロードしましょう。ダウンロードの仕方は「Browse」から「Presentation Template」に行きます。
そして、画面の左側にあるフィルターで「Keynote」にチェックを入れます。
使いたいテンプレートが決まったら、ダウンロードボタンをクリックします。すると、プロジェクト名を入力するポップアップが表示されますので、「+ Create new project」をクリックし、プロジェクト名を入力します。最後に、「Add & Download」をクリックすれば、テンプレートがダウンロードできます。
1. ReadMeテキストのフォントをダウンロードすべきか?
テンプレートの中で使われているフォントを使用したい場合は、一度ダウンロードする必要があります。それは、「ReadMe.txt」で確認してみてください。ただ、日本語を使う場合はあまり関係ありませんので、ダウンロードする必要はないと思います。
2. 文字を入力する
ダウンロードしたテンプレートは、複数ある場合がありますので、好きなものを選んで開きます。僕のダウンロードしたテンプレートには5色のカラーが用意されていました。今回はデフォルトカラーを選びました。
そしたら、まずはコースのタイトルを入力しましょう。どこからかコピーしてきて、それを貼り付けると文字化けする時があります。その場合は手動で入力してみましょう。
3. フォントのサイズを変更する
フォントが大きい場合は、テキストボックスを選択した状態で、テキストの大きさの数値を小さくしていきます。つまみをクリックして数値を小さくしても良いですし、直接数値を入力してもOKです。
4. 引き算の法則と画像を削除する方法
多くの人は、Keynoteでいろんなことができるようになると、アニメーションを追加したり、画像を追加したりしてしまいます。でも、追加すればするほど変な資料になってしまいます。なので、必要ないものはどんどん消していきましょう。例えば、今回のテンプレートだと、SNSのアイコンがデフォルトで用意されているのですが必要ないので、選択して「delete」で削除してしまいます。
5. デザインのバランスを考える
先ほど、SNSのアイコンを削除した関係で、テキストが上寄りになっていますので、これをセットで選択し真ん中に持ってきます。
また、テキストが3列で逆三角形になっているのが気持ち悪い場合は、1行の長さを変更しましょう。ちなみに、テキストの一部色を変更しても面白いです。
6. スライドを複製する方法(Command + D)
スライドを複製したい場合は、複製したいスライドを選択した状態で「Command+D」をクリックします。もしくは、右クリックをして「複製」を選択します。
7. フォントの色を変更する方法
テキストの特定の部分の色を変更したい際は、その部分を選択し、画面右の「フォーマット」から「テキスト」に行き、「スタイル」で色を変更します。
8. 写真を挿入する方法と角度や大きさを調整する方法
テンプレートで写真のマークがある場合は、そのアイコンをクリックすれば写真にアクセスできます。そして、写真を選ぶと、用意された箇所に写真が埋め込まれます。
挿入した写真の位置を変更したい場合は、ダブルクリックして、位置を変更します。また、このとき写真の下に編集ツールが表示されますので、つまみを右にスライドさせれば写真を小さく、左にスライドさせれば大きくすることができます。
9. Envato Elementsから写真をダウンロードする方法
テンプレートのデザインをより良いものにしたい場合は、Envato Elementsでストックフォトやイラストなどもダウンロードできるようになっているので、「Graphics」や「Photos」で探してみましょう。検索の仕方は、Keynoteのテンプレートを探すときと同じく、「Browse」で行います。また、ダウンロードの方法も全く同じです。
例えば、「Graphics」だと、上にカーソルを置けば右側に「Backgrounds」や「Textures」などカテゴリーが出てくるので好きなカテゴリーを選択して、画像を選ぶこともできます。
10. Finderから写真を挿入する方法
ダウンロードした写真は、ドラッグ&ドロップでファインダーから直接挿入することができます。ただ、このとき注意が一つあります。テンプレートであらかじめ用意されている枠に画像を挿入する際は、枠に青い線が表示されていることを確認してください。それが表示されれば、ちゃんと画像が用意された枠に収まります。あとは、必要に応じて画像の位置や大きさを微調整してみてください。
12. くだらない資料を作らないために
よく大学の講義などで、文字を詰め込んだつまらないスライド資料を見たことあると思います。そんなくだらない資料を作らないために、極力文字を少なくしましょう。それで、なるべく操作画面やビジュアルに訴えるような資料を作成するように心がけましょう。
13. 一般論ではない具体的な情報を出す
また、資料では一般論ではなく、あなたの経験に基づく内容など、具体的な情報を出すようにしましょう。例えば、「ベストセラーコースとは、売れているコースのことです。」というのではなく、「ベストセラーコースとは、売れているコースのことです。うちのベストセラーコースは、1ヶ月で$894を1コースだけで売り上げます。」みたいな感じですね。
14. スクショをエビデンスとして使う
このスライドのように、実績や何かしらのデータをスクショでエビデンス(証拠)として載せると、信憑性が増して、お客さんはあなたの講義をより聞こうと思ってくれます。今回は、僕のUdemyのコース売上のスクショをエビデンスとして使ってみました。
15. 同じスライドを連続で使用してはいけない理由
同じスライドや似たようなスタイルのスライドを連続して使用すると、ページの切り替わりがわかりづらいので、別のスライドを使用することをお勧めします。そうすれば、別のページに切り替わったので話が変わるな、というのがお客さんにも伝わるようになります。
16. 視認性の高い写真を用意する
Envato Elementsのストックフォトやイラストを使うのも良いですが、このスライドのようにカメラ目線の写真を挿入してみると良いです。こういった写真を使えば、お客さんは写真と目が合うので、お客さんの注意を引くことができます。また、カメラ目線の写真でなくても、視認性の高い写真を使って、よりお客さんに集中してもらいやすい資料を作成していきましょう。