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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

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現在の場所:ホーム / Evergreen Launch / 【実例あり】エバーグリーン・ローンチを効率化するZapierの使い方

【実例あり】エバーグリーン・ローンチを効率化するZapierの使い方

Last updated on 2022年6月15日 By 石崎力也(編集者)

今回は、エバーグリーン・ローンチの仕組みを効率化するZapierというツールについて解説します。エバーグリーン・ローンチでは、ツールの同士の連携が重要な役割を果たします。これを見れば、Zapierを使ってあなたのエバーグリーン・ローンチをさらに効率化するヒントが得られます。

あなたがエバーグリーン・ローンチを実装する理由の1つに、自動化ができると言うものがあると思います。今までリアルタイムに手動でやっていたセールスを、 ツールやシステムに任せることができるのです。 もちろんエバーグリーン特有のセールスのテクニックなどは必要ですが、やはり自動化の技術は必須のスキルになります。今回はその自動化のスキルを一気に高めるために、Zapierを紹介します。

今回お届けするノウハウはこちら

  • エバーグリーン・ローンチに必要になる2つのスキル
  • エバーグリーン・ローンチではツールの連携が重要
  • Zapierで3,000以上のアプリを連携できる
  • 僕らが使っているZapのTop#5
    • Zap#1:ClickFunnelsでオプトインしたユーザーにMailChimpタグを付ける
    • Zap#2:ClickFunnelsで購入したユーザーをTeachableに送る
    • Zap#3:買った商品ごとに処理を分岐する
    • Zap#4:YouTube広告のパフォーマンスを計測する
    • Zap#5:Chatworkに通知を出す
  • まとめ:Zapierで自動化の穴を補完する

エバーグリーン・ローンチに必要になる2つのスキル

エバーグリーン・ローンチでは、主に2つの重要なスキルがあります。1つは、オフラインや対面の雰囲気に頼らないセールスのスキル。そしてもう1つは、自動化のスキルです。

無料説明会、セミナー、1対1の対面セールスなどのオフラインの場では、オンラインよりも比較的商品が売れやすいという特徴があります。これはオフラインという特性上、セミナー会場や会議室などの空間を共有できます。会場にいると、他のことが出来ないのでそれだけ話に集中できます。またその場の空気感を共有できるので、しっかりとしたロジックが無くてもそれなりに商品が売れてしまいます。

しかし、オンラインの場はもっとシビアです。セミナー会場を出るのは勇気が要りますが、ブラウザを閉じるのはワンクリックだけ。そして、ウェビナーやセールスが少しでも退屈なら、見込客はすぐ他のことを始めます。オンラインだと周りに沢山の誘惑があるので、集中力を保ってもらうことが難しいんです。

子供が泣き始めたり、宅配便のお兄さんが来たり、電話やメールが見込客の集中を中断します。みなさん、しっかりとカット編集された5分や10分のYouTube動画に慣れているので、1時間のウェビナーを見てもらうだけでも大変です。

このオンラインで物を売る、というスキリはすぐに身につくものではありません。最初は上手に出来なくても、少しずつスキルをつけていくしかありません。僕も10年ほどこのデジタルマーケティングの世界にいますが、沢山のコースを世に送り出し、物が売れなかった経験を通して、徐々にスキルがついていきました。これについては、また別の場所で解説します。

エバーグリーン・ローンチではツールの連携が重要

オンラインでのセールスのスキルが一気につくものでない以上、もう1つの重要なスキルである自動化スキルだけは絶対に身につけておいて欲しい。これが僕の本音です。自動化のスキルは、セールスのスキルと比較するとやるべきことが明確なので、上達が目に見えやすいです。だから、最初はこのスキルだけでも強化して欲しいと思っています。

多くの英語圏のツールが、外部のデベロッパーに向けてAPIを公開しています。なので、英語圏のツール同士もネイティブに連携が出来るようになっています。

ClickFunnels integration

例えば、ClickFunnelsはこの連携機能に力を入れています。公開されている他のサービスのAPIを使って、ClickFunnelsの中のデベロッパーが、それらのツールとの連携機能を開発しているんです。ClickFunnelsはデベロッパーが頑張っているので、連携できるツールの数が豊富です。

ただ、TeachableなどのようにClickFunnelsが連携機能を提供していないツールも存在します。そんな時に必要になるのがZapierです。日本でもノーコード系のツールということで、すごく注目が集まっていますよね。ノーコードとは、コーディングやプログラミングをすることなく、自動化などの仕組みを作ることができるサービスをいいます。

Zapierを使えば、連携機能が用意されていないアプリ同士をつないで、自動化の仕組みに組み込むことができます。しかもコーディングやプログラミングは不要です。ただし、連携したいツールがAPIを公開していて、さらにZapierにも対応していなければいけません。

日本のツールでは、なかなか開発体制が弱かったり、ユーザー規模が小さかったりするので、Zapierに対応しているサービスが少ないんです。これも僕が英語圏のサービスを優先して使う理由です。

Zapierで3,000以上のアプリを連携できる

3,000種類。これは、Zapierが対応しているサービスの数です。ちょっと前まで彼らは2,000種類とか言ってたはずなので、すごいペースで開発が進んでいるんだと思います。

Zapier app category

実に様々なジャンルのサービスに対応しています。ちょっとどんなジャンルがあるか、紹介しましょう。

  • ビジネス分析
  • Eコマース
  • コミュニケーション
  • コンテンツ管理
  • 人事管理
  • IoT
  • ITオペレーション
  • ライフスタイル・フィットネス
  • マーケティング
  • 生産性向上
  • セールス・顧客管理
  • カスタマーサポート
  • Webページビルダー

様々な分野のサービスに対応していることが分かりますね。GoogleやSNS、Slackなどの有名どころのアプリはもちろん、マニアックなサービスもあります。僕らが実際にどのサービスを連携させているか、気になりますよね?僕らがZapierを使って連携させているのは、次のサービスです。

Zapier myapps

  • ClickFunnels
  • MailChimp
  • ConvertKit
  • Teachable
  • Deadline Funnel
  • Chatwork
  • Gmail
  • Google広告
  • Google Docs
  • Googleスプレッドシート
  • Proof
  • Stripe
  • YouTube

使っているサービス自体はそこまで多くありません。それぞれのファネルに対して似たような自動化を組んでいるからです。それでも、ものすごい数のZapを組んでいます。Zapierでは、1つ1つの自動化の単位をZapと呼びます。例えば、Evergreen Factoryという商品のファネルに入った見込客に、MailChimpにタグを付ける。これで1つのZapとして、作ります。別のファネルに入った見込客を処理する場合には、別のZapを作るという具合です。

Zapier weekly summary

毎週Zapierからレポートが来るのですが、80以上のZapが働いて、2000以上のタスクが自動化されています。完全にバックグラウンドで動いているので、僕らは全くタッチしていません。人がやらなくていい作業をツールに任せる。これを実行したことで、どれだけの時間やリソースが僕らに降って湧いてきたか、分かりません。

あなたのビジネスでツールが代替できる部分はありますか?もしあるならば、Zapierを使ってさっさと自動化して欲しいと思います。ビジネスでもっとインパクトを出せる場所に、あなたのリソースを突っ込んでください。では最後に、僕が実際にZapier上でどのサービスを組み合わせて、どんな自動化を組んでいるのかを少しだけお見せしましょう。

僕らが使っているZapのTop#5

ZapierはプランごとにZap数の上限があります。僕らの場合は自動化の鬼であるビジネスパートナーの小川さんが、マニアックなZapを組みまくった結果、Zap数がUnlimitedのプランに移行することになりました。もはやいくつZapがあるのか、正確に把握できていません。だけど、ビジネスがスムーズに回っているので、うまくZapierが処理してくれてるんだと思います。今回はそんな沢山あるZapの中でも、僕がよく使っているZapを5つ紹介します。

Zap#1:ClickFunnelsでオプトインしたユーザーにMailChimpタグを付ける

これは、ClickFunnelsでファネルにオプトインしたユーザーに対して実行するZapです。MailChimpで自動のEメールシーケンスを流すために、MailChimp上で「Lead」という見込客用のタグを付けています。本来は、ClickFunnels側のMailChimp連携機能で、タグ付けまでをやってしまいたいのですが、うまく出来ません。なので、その作業をZapierにやらせています。

ファネルにオプトインした人に期間中、Eメールシーケンスで毎日セールスをしています。だから、このZapは売上に直結する重要なものと言えます。それで最初に取り上げました。

Zap#2:ClickFunnelsで購入したユーザーをTeachableに送る

実際にClickFunnels上で商品を購入してくれたお客さんに、Teachableでコース視聴権限を付与します。つまり商品購入者に対する納品作業です。このZapは、それを実現してくれるものです。

Zapier teachable enroll

Zapが発動する条件である「トリガー」にClickFunnelsを設定し、自動化する作業である「アクション」にTeachableを設定します。さらにTeachable側で「Enroll User in Course」というイベントを選ぶと、購入者に商品の視聴権限を付与できるようになります。

Teachable start course

こうしてClickFunnelsからTeachableへ、顧客データが引き継がれることになります。そうすると、Teachableではコース視聴権利の付与と同時に、自動的に受講案内のメールが届きます。もういちいち銀行で入金確認をして、パスワード付きのメールを手動で送信する必要もありません。

ClickFunnels、Zapier、Teachableと3つのツールを経由することで、販売後の納品作業をここまで自動化することが出来るんです。本当にいい時代になりました。

Zap#3:買った商品ごとに処理を分岐する

これは、Zapierの上位プランを使うと簡単に出来ます。もちろん、上位プランでなくても1つ1つZapを作っていけば、同じような機能を実装できるので、安心してください。

Zapier path

例えば、1つのファネルで複数の商品が売れたとしましょう。フロント商品から始まり、お客さんがアップセル商品をポンポンと買ってくれたとします。エバーグリーン・ローンチがうまくいくと、実際にこういうのは日常的になります。1つのファネルでお客さんが3つ、4つの商品を連続して買っていってくれるというのは珍しいことではありません。その場合に、それぞれの商品ごとにTeachableで視聴権利を付与するコースを切り替えなければいけません。

Zapier each product

CashLabを買ってくれたお客さんには、TeachableでCashLabの視聴権利を付与します。早期ボーナスの期間に買ってくれたお客さんには、その早期ボーナスのコースも付与しないといけません。Proofに売上実績を反映しないといけないし、MailChimpでCashLabの購入者タグも必要です。チームの通知用Chatworkにも、通知を出します。

Zapier path actual

これをファネル上のすべての商品に対して行います。僕らは、最初上位プランを契約していなかったので、商品ごとに1つずつZapを作っていました。Zapierである一定以上のプランにアップグレードすると、1つのZap内で処理を分岐できる「Path」という機能が使えるようになります。

そうなると、ファネルごとに1つのZapを作り、その中を商品別に分岐して処理させることが可能になります。それまでは1ファネルに6つ、7つとZapを組んでいました。僕らのようにZapが100個以上と多くなってくると、このように1つにまとめる機能がとても便利になってきます。

Zap#4:YouTube広告のパフォーマンスを計測する

僕たちは集客経路として、オーガニックのブログ集客の他に、YouTube広告も利用しています。広告代理店の方にお願いして、広告出稿しています。その広告からの売上やオプトイン数などの日々のパフォーマンスを、スプレッドシートに記録して管理しています。

Ads performance sheet

当然、この数値も手入力ではなく自動でGoogleスプレッドシートに出力しています。売上の額や、オプトインの数など一見簡単そうなこのデータも実はいくつかの複雑な工程を経て、シートに自動入力されています。

Zapier filter

画像を見ると分かりますが、まずZapのトリガーとなるのはClickFunnelsでの売上です。そして商品別に数値を、シート上で数値を入力する場所を分けているので、Zapierのフィルター機能で特定の商品だけに絞り込みます。関係のない商品の売上は、除外されます。

次にタイムゾーンの問題を解決します。ClickFunnelsでは購入日時がUTC(世界協定時)で記録されます。そのため、日本時間からのズレが生じます。それをそのままシートに入力してしまうと、日ごとの売上が正確では無くなります。

Zapier utc

そこでZapierのFormatterというツールを間に挟みます。これは、テキスト、数字、日時その他の少し複雑なデータ処理をやってくれる結構便利なツールです。ここでは日時のフォーマットを変換するオプションを使います。ClickFunnelsでの購入日時をUTCから日本時間に変換します。日付と日時の両方を変換してくれるので、どちらかが日をまたいでも問題ありません。ちゃんと変換してくれます。

ここでタイムゾーンの問題がクリアできて初めて、日付ごとのデータをGoogleスプレッドシートに入力できるようになります。こう書くとすこし難しく感じますが、いくつもZapを組んで、エラーを経験することで自然と上手に扱えるようになっていきます。安心してください。

Zap#5:Chatworkに通知を出す

僕らは、日々のオプトインや売上を体感的にチームに周知するために、Chatworkへも通知を飛ばしています。主要なファネルへのオプトイン、商品の成約などをChatworkの専用グループに通知しています。これにもZapierを使っています。

Zapier chatwork

これは購入者への納品用Zapの一番最後のステップにくっつけています。このように売上の通知などをタイムリーに把握できると、チームの士気も上がるので、オススメです。また、別のアイデアとして、テスト中のファネルの不具合を通知しても良いでしょう。

僕らのZapの中にも、Stripeで課金に失敗したらお客さんにメールを飛ばしたり、カスタマーサポートのスタッフにメールを飛ばして、対応してもらうZapも用意しています。

このように成果や不具合をすぐにチームメンバーに通知するのにも、Zapierは便利です。様々なサービスの通知を1箇所にまとめることが出来るからです。

まとめ:Zapierで自動化の穴を補完する

今回は、エバーグリーン・ローンチにおいてZapierが果たす役割と、実例をお伝えしました。エバーグリーン・ローンチではツール同士の自動化が重要ですが、ツールによっては連携したいもの同士での連携機能が用意されていない場合があります。Zapierはそんな時に有効です。3,000種類以上のツールに対応しているので、ツール同士をつないで柔軟な自動化を組むことが出来ます。

Zapierは、Eメールプラットフォームでのタグ付け、商品の納品、スプレッドシートへの入力、メールやビジネスチャットツールへの通知など、様々な使い方があります。多くの処理をプログラミングなしで実現するには、Zapierは最適なサービスです。僕らは今後もZapierを軸に自動化を組んでいくつもりです。

あなたも自動化したい作業が思いつきましたか?もし素敵なZapを思いついたらぜひコメント欄で教えてください。あなたが自動化スキルを身に着けて、エバーグリーン・ローンチを成功させ、自分の時間を取り戻す。そうなることを願っています。今回はここまで。また次のレクチャーでお会いしましょう。

Filed Under: Evergreen Launch

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