• Skip to primary navigation
  • Skip to main content

石崎力也のコンサルティング「いしこん」

年収1000万円以上のネットビジネス経営者を対象にデジタルコンテンツの販売方法とマーケティングオートメーションの導入方法に関する情報を発信するブログ。

  • いしこん 3.0
  • 無料ウェビナー
  • もう1本読む?
    • 個人事業主のためのAIツール活用術|ChatGPTから始めるビジネスの自動化・効率化マスターガイド
    • ネット広告代理店を個人で開業!Facebook広告運用のスキルを身につけて成功する方法|ツールの設定、数値分析、営業、業務効率化まで
    • 【保存版】コンテンツマーケティングのネタ切れを防ぐ!ネタの見つけ方と戦略のコツ
    • 上級者をペルソナに設定し優良顧客だけを集める方法
    • Eメールマーケティングの基礎知識|開封率と成約率の向上、セグメンテーションまで
    • 30代フリーランスが家族と一緒にオランダに移住した体験を話します
    • Webマーケティングのやり方マスター講座|ブランディング戦略、SNS発信、スケジュール管理を解説
    • ネットビジネスの始め方【これでオランダ移住を実現しました】
    • オンラインコース(講座)ビジネスの作り方・やり方
    • 会員制サイトの作り方とサブスクリプションの導入方法
    • 動画広告の作り方マスター講座|種類、活用方法から効果測定のコツまで
    • 短くて成約率の高いVideo Sales Letter(VSL)の作り方
    • エバーグリーンローンチとは?ツールの使い方を詳しく解説!
    • 個人でKindle電子書籍を出版して利益を得る方法
    • Teachable(ティーチャブル)の使い方・操作方法
    • ClickFunnels(クリックファネル)の使い方・操作方法
  • コース一覧
  • お客様の声
  • 石崎力也とは?
  • リソース
  • スクール
  • Show Search
Hide Search
現在の場所:ホーム / アーカイブEvergreen Launch

Evergreen Launch

Udemyのコース内容:エバーグリーンローンチ

Last updated on 2022年8月20日 By 石崎 力也

これはエバーグリーンのメガ・バンドル・コースです。

もしあなたがオンラインビジネスをゼロから作りたい、あるいはより多くの時間を作り出しオンラインビジネスを持っていることから得られる自由が欲しければ、このコースはあなたのために存在します。

このコースは7つのセクションから構成されています。1つのセクションが、1つのコースに値するほどボリュームがあります。エバーグリーンローンチに関する7つのコースが1つに入ったお得なコースだとお考えください。

この巨大な7つのコースであなたが得られることを端的にまとめると…

「安定収入を生み出す複数の”自動化可能な”セールスファネル」です。

あなたはこの自動化されたエバーグリーンローンチのファネルから毎月のように報酬を得ることができます。

このコースではエバーグリーンローンチを実現するために必要なツール、LTO(Limited Time Offer)の作り方、ワンページファネル、Eメールファネル、オートウェビナーファネル、15分オファーと一括ボーナスの使い分けなどをカバーしています。

もちろん全ての人がエバーグリーンローンチで成功するわけではありません。仮にエバーグリーンローンチのセールスファネルを完成させたとしても、トラフィックの問題、サポートの問題、コース作りの問題など、やることは山積みです。

これは、それら問題を解決できる一部の人のためコースです。

もしあなたが、運の良い一部の商才のある人であれば、エバーグリーンローンチのノウハウは「金塊」のようなものです。毎月その金塊をちょっとずつ削って換金するかのように、あなたの知識やスキルが安定して収益を運んでくれます。

金塊、買う?

エバーグリーン・ローンチにお客さんを呼び込むためにリードマグネットを使う方法

Last updated on 2023年4月28日 By 石崎力也(編集者)

今回は、リードマグネットを使って効率的にエバーグリーン・ローンチに集客する方法を解説します。リードマグネットとは、メールアドレスを登録してもらう代わりに渡すプレゼントのことです。リードマグネットを用意することで、見込客にオプトインに対する強力なインセンティブを与えることが可能です。このレクチャーでは、リードマグネットによる集客を効果的にするために、取り入れるべきコツを紹介します。

リードマグネットとは、PDFやプレゼンテーション資料のような無料のコンテンツです。もちろんリードマグネットなしでも、オプトインしてくれるお客さんはいます。ウェビナーやビデオシリーズなどの内容が見込客の興味に合致していれば、オプトインはされていくでしょう。さらにオプトイン率を高めたい場合は、リードマグネットのような実際に見込客が手にすることができるマテリアルを用意してください。リードマグネットのようなダウンロードできるものというのは、ただ「ウェビナーで解決策をお話します」ということよりもやはり強力なインセンティブになります。今回は、そのリードマグネットをより魅力的にするためのコツを4つ紹介します。

コツ#1:リードマグネットは即効性のあるものにする

まずは、リードマグネットのテーマを見込客の興味に合致したものにしてください。あなたは既にオプトインページを用意し、ペルソナの持つ悩みや問題意識を把握しているはずです。リードマグネットとして、以下のものが人気です。

  • eBook
  • ワークシート
  • チートシート
  • テンプレート
  • チェックリスト

Ebook

eBookとは、「あなたの知識や技術をインターネットで販売する方法」のようなタイトルで、それに関する内容をまとめたPDFです。小冊子のような読み物をイメージしてください。

Worksheet

ワークシートというのは、ユーザーが書き込みながら作業が出来るようになっている資料です。各項目に文章と、実際に手を動かすためにワーク部分が用意されています。

Cheatsheet

チートシートとは、忘れてしまいやすい事柄だったり、アイデアのリストを一覧でパッと見れるようにまとめたものです。チートというのは、英語でズルをするという意味ですね。いちいち覚えていられない場合に、ササッと確認してラクをしてしまうためのシートです。

Template slide

テンプレートは分かりますね。ステップメールのテンプレート、ウェビナースライドのテンプレートなど自分でゼロから作ると大変なマテリアルを、すぐに再利用できるようにしたものです。

Checklist

最後のチェックリストは、文字通り何かの作業をするときにクオリティを一定に保つために使うものです。抜けや漏れを防止し、高いクオリティの成果物を作る際にすごく重宝します。

ここまで人気のあるリードマグネットを見てきて、何か共通点がありませんか?そうです。リードマグネットは即効性がある方が喜ばれます。テンプレートであれば、面倒な作業をスキップしていきなり使い始めることが出来ます。チェックリストやチートシートだって、すぐに使い始められますよね?

このようにその悩みや問題意識をすぐに解決してくれる内容を、リードマグネットのテーマとして選んでください。ポイントはこの「悩みをすぐに解決してくれる」という点です。

コツ#2:出来るだけアクショナブルな形にする

リードマグネットには即効性だけではなく、なるべく実際に活用しやすいものを選んでください。eBookのように、見込客に情報を与えるものも良いのですが、せっかくなら見込客が手を動かせるものにしてあげましょう。

eBookは受動的なコンテンツで、なかなか消化できないという人がいます。ましてや、パソコンの画面ではPDFを全部読めないというのは確かに頷ける話です。

Worksheet2

だから、ワークシートのように書き込む部分を多く入れたコンテンツを用意することで、見込客が能動的にリードマグネットを活用することが出来るようになります。その点でワークシートには始めから手を動かす部分が含まれています。eBookの中にワーク部分を入れても良いでしょう。

Email template

またテンプレートや、チェックリストというのは、すでに使用する用途が決まっているのですごくアクショナブルなコンテンツだと言えます。実際に使えるコンテンツであるほど、見込客から欲しいと思ってもらうことができます。リードマグネットを作る時には、このアクショナブルという部分を意識して作るようにしてください。

コツ#3:Canvaで綺麗なデザインを作り込む

アクショナブルな中身が出来上がったら、今度は見た目を整えましょう。リードマグネットにとって、見た目もすごく重要です。

よくデジタルコンテンツの世界では、商品のモックアップを見せますよね?本やDVDのようなモックアップがすごく多いです。英語圏だと、パソコンやスマホに画面をはめ込んだモックアップも多いですよね。なぜモックアップを用意するかと言えば、デジタルコンテンツには形が無いからです。もともと形のないものに、商品としての形を与えるために綺麗なモックアップを用意するのです。

これは、リードマグネットでも同じです。オプトインすると貰えるものが、魅力的に見えた方がオプトイン率は上昇します。言い換えれば、見込客が感じる商品の価値、知覚価値をアップさせるためにデザインを洗練させることが重要になります。ここでオススメするのがCanvaです。

Canva book template

Canvaは、ブラウザで動作するグラフィックツールです。スライド、チラシ、ソーシャルメディアの投稿といったジャンルごとに膨大な数のテンプレートが用意されています。素人でも手軽に綺麗なデザインを作ることが出来るツールです。

Youtube thumbnail

実際にうちのYouTubeのサムネイルも、スタッフがCanvaだけを使って作っています。無料部分の機能だけでも相当いろいろな機能が使えます。このCanvaを使って、リードマグネットの表紙やモックアップを作っても良いでしょう。表紙だけでなく、eBookの全ページをCanvaで作ることも出来ます。Canvaを使えば、手軽に無料でクオリティの高いデザインを施すことが出来ます。ぜひ一度試してみてください。

コツ#4:あなたのファネルへのリンクを埋め込む

お客さんによっては、リードマグネットだけをもらって、ウェビナーやビデオシリーズなどのファネル本編のコンテンツを見ない人もいるでしょう。そういったお客さんに、あなたのサイトへ戻ってきてもらう工夫をしておきましょう。

Cta leadmagnet

リードマグネットの中に、あなたのファネルやサイトへのリンクを貼っておくんです。こういう「リンクを貼っておく」のようなCTA(Call To Action)の考え方は、インターネットビジネスにおいてはすごく重要です。見込客は、あなたの意図しないようなタイミングであなたの商品やサービスが欲しくなります。それがどんなタイミングかは分かりません。

だから、色々な場所にあなたのサイトへのリンクを載せておくんです。見込客がリードマグネットを読んでいて、「石崎さんのコンテンツもっと欲しいなぁ」となった時に、近くにリンクがあればクリックしてくれます。あなたはせっかくリードマグネットを作ったのですが、その中で目一杯あなたの宣伝をしましょう。

まとめ:見込客にとって価値のあるリードマグネットを作る

今回は、エバーグリーン・ローンチへの集客に使用するリードマグネットの作り方のコツを紹介しました。リードマグネットのあるなしで、オプトインへのインセンティブは大きく変わってきます。最後に要点を5つにまとめました。

  • エバーグリーンファネルへのオプトインを増やすためにリードマグネットを活用する。リードマグネットとはオプトイン引き換えに提供する無料のコンテンツのことである。リードマグネットの魅力度合いがオプトイン率に影響を与える。
  • リードマグネットを即効性や実用性のある内容にすると魅力が増す。eBook、ワークシート、チートシート、テンプレート、チェックリストなどが人気である。
  • リードマグネットをアクショナブルなものにすると魅力的に映る。具体的には書き込み可能なワークシートなど手を動かすもの。またテンプレートやチェックリストなどすでに使用用途が決まっているものは人気がある。
  • リードマグネットはCanvaで綺麗なデザインに仕上げるとさらに魅力的になる。Canvaに用意された膨大なテンプレートを使用すると素人でも手軽に綺麗なデザインが制作可能である。
  • リードマグネットにファネルへのリンクを埋め込み、ファネルへの集客導線を増やす。

さて、今回の内容はここまで。また次回のレクチャーでお会いしましょう。

エバーグリーン・ローンチにお客さんを集めるためのUdemyの使い方

Last updated on 2023年4月28日 By 石崎力也(編集者)

今回は、エバーグリーン・ローンチで集客する際に、Udemyを活用する方法についてお伝えします。Udemyは僕が2016年に参入して、これまでずっと収益を上げ続けてきたプラットフォームです。それこそ、Udemyで最初の売上を作るところから、Udemyを使って自社商品に誘導するところまですべてを把握しています。このレクチャーを見れば、

僕は2016年にUdemyで最初の収益を得ました。それからずっと、Udemyにコースを出し続けています。僕はこれまでにUdemyで、累計13万人以上の生徒にオンラインコースの作り方、デジタルマーケティングなどを教えてきました。その中で失敗と成功を重ね、培ってきたUdemyの活用方法を、今回6つに厳選してまとめました。それでは1つずつ見ていきましょう。

人気コースになるとUdemyが宣伝してくれる

Udemyにコースを出す一番の理由は、なんといっても集客が自動化できることです。

Udemy category top

どういうことかと言えば、Udemy内でベストセラーのタグが着くなど、コースが人気になるとUdemyがあなたのコースを宣伝してくれるようになります。Udemyのサイト中だけで「オススメのコース」として、プロモーションされます。

Udemy ads

そのうちにサイト内だけでなく、Udemyがお金をかけて他の媒体に広告を出してくれるようになります。あなたのコースを宣伝するために、Udemyがあなたの代わりに広告を打ってくれるんです。すごくないですか?これ。あなたにもぜひ、ここを狙って欲しいんです。Udemyにコースを出し続け、ベストセラーコースに仕上げてください。

使い方#1:ワンソース・マルチユースでコンテンツを再利用する

まずは、Udemyに出すレクチャーコンテンツは、あなたの別のメディアでも再利用しましょう。僕らは、まずブログ記事としてテキストコンテンツをアップします。それを元にYouTube用の動画を作ります。さらにそれをUdemyにコースとして出すんです。さらにブログ記事を元にテキストコンテンツはKindleとして、そして同じ内容でナレーションを収録してAudibleとして出版します。

Blog course

ブログ記事の段階から、最終的にコースとして販売することを意識して、テキストコンテンツを作っていきます。コースとして作るのは、すごくハードルの高い作業ですが、きちんとカリキュラムを書き出した上でスタートすれば十分可能です。

とはいえ、Udemyに出した動画と同じものをYouTubeなどで無料公開することは出来ません。じゃあどうしているかと言えば、まずYouTubeに動画をアップします。しばらくすると、YouTubeのアナリティクスでどの動画が人気があるかが分かってきます。

ここでひと工夫です。人気の動画はYouTube上に残し、その動画だけはUdemy上でプレビュー可能にしてしまうんです。プレビュー可能にしたUdemyのレクチャービデオは、無料で公開することが出来ます。1コースにつき、全体の10%くらいのビデオをUdemyのプレビューに設定し、YouTubeに残すイメージです。

話を元に戻すと、テキストコンテンツからUdemyの動画にしてもいいし、その逆でも良いです。もちろん、Udemyで販売するコースを、自社で有料で販売しても良いです。Udemyの規約を守りながら、コンテンツを上手に再利用することを考えてください。

使い方#2:撮影機材にこだわる

レクチャーを作る際には、撮影機材にこだわってください。顔出し、画面収録など撮影スタイルに違いはありますが、具体的に重要なのはマイクです。動画のクオリティを決定付けるのは、実は映像ではなく、音声が大部分をしめています。いきなり高いマイクを買う必要はありません。あとで紹介しますが、安くて音質の良いマイクがあるのでそれを使ってください。

画面収録の場合は、パソコンに接続できるマイクの他に、画面収録ツールを用意しましょう。Macの場合は、標準アプリのQuickTimeでも画面収録は可能です。ですが、ScreenFlowなどの画面収録専用のツールを用意することをオススメします。収録に関する細かな設定が出来る他にも、収録ツールの中に動画編集の機能がついています。収録して、そのまま編集して書き出すということが1つのツールの中で出来るので、すごく便利です。

顔出しの場合は、まずはiPhoneなどのスマホでも良いでしょう。マイクはスマホに直接入力して映像と一緒のファイルとして撮影するか、別撮りして後から編集で入れましょう。顔出しの場合は、撮影や編集が上手になってきたら、少しずつ上位の機材を使いながら、クオリティをアップさせていきましょう。

僕が推奨する撮影機材は、「石崎式!撮影機器一覧」という資料にまとめてあります。機材を予算別に分けているので、初めて機材を揃える場合でも選びやすいはずです。ぜひ参考にしてください。

使い方#3:撮影環境を整える

機材にこだわったら、次は撮影環境にもこだわりましょう。まずやって欲しいのは、撮影環境の固定化です。これは、なるべく撮影に入るまでの準備時間を最小にするということです。

例えば僕の場合は、顔出し撮影用の機材を自分の部屋に常設しています。スタンディングデスクの上にはiMacが置いてあり、様々なデバイスにつなぎっぱなしになっています。「さあ動画を撮ろう」と思って部屋に入れば、すぐに撮影開始できる環境が出来上がっています。

Udemyでは、たくさんのレクチャーを撮影する必要があります。なるべく撮影作業がスムーズに流れるように、撮影機材の設置方法なども工夫してみてください。

もう1つ注意して欲しいのが騒音です。特にエアコンの音です。いくら良いマイクを使っていても、エアコンの音はかなりのノイズとしてビデオに入ります。たかがエアコンと思うかもしれませんが、エアコンの音は意外と大きく録音される代表的なノイズです。

僕も昔台湾でコースを撮っているときに、熱くてもエアコンを入れたくなかったので、バケツに入れた氷水に足を突っ込んでいたのを覚えています。そのくらいエアコンの音には注意してください。可能ならば、徐々にエアコン以外の音の出ない冷暖房器具を検討してください。

使い方#4:プロモーションビデオをしっかり作る

Udemyでは、コースの紹介動画としてプロモーションビデオというものを作ることが推奨されています。

Udemy promotional video

これは2分程度の動画で、講師の紹介、コース受講のメリット、コースで扱う内容、対象となる受講者などの予告編のようなものです。

これに関してはUdemyが詳しい制作ガイドを用意しています。それに従って作れば、魅力的なプロモーションビデオは簡単に作れると思います。プロモーションビデオがしっかりしていれば、どんなことが出来るコースなのかがより明確になり、購入が増えるはずです。

使い方#5:受講生とコミュニケーションを取る

コースを売っておしまいではなく、コースの受講生ともコミュニケーションを取りましょう。Udemyでは、受講生から講師にメッセージを送る事ができます。このメッセージの使い方は2つに分けられます。

Udemy communication

1つ目はQ&Aです。このメッセージ経由で、質問が来ることがあります。レクチャーのここの意味が分からないというものから、動画やワークシートなどのレクチャーの不備を見つけてくれることもあります。なるべく丁寧に回答して、顧客満足度を上げてください。

2つ目は、受講生とのやりとりの中でお客さんの声を取っていく使い方です。Udemyのコースや自社商品を売っていくときに、ターゲットとなるペルソナを決めると思います。そのペルソナがどんな言葉を使い、どんな悩みを抱えているのか。そういったことを、Udemyの受講生との会話の中で蓄積していくんです。

たくさん来る受講生からの質問に答えたりしているうちに、彼らの気持ちが理解できるようになってきます。昔、漫画「こち亀」の作者である秋本治さんが言っていました。ある程度まで漫画を描くと、あとは両津勘吉が勝手に動き始めるらしいんです。秋本先生はそれをただ書いていくだけ。

あなたの頭の中でペルソナが勝手に動き始めたらしめたもんです。ペルソナの生活、考え方、悩みなどが手に取るようにイメージできるようになる、絶好のチャンスです。

使い方#6:ボーナスレクチャーで自社商品を販売する

最後は、Udemyからあなたの自社商品につなげていきましょう。ただしUdemyでは、基本的にレクチャーの中であなたの有料商品やメルマガの紹介は出来ません。でもたった1箇所だけ、その宣伝が許されている部分があるんです。それがボーナスレクチャーと呼ばれるものです。

ボーナスレクチャーは、コースの最後の最後に配置できるレクチャーです。このレクチャーでは、例外的にあなたの有料商品やメルマガの宣伝をすることが出来ます。

Udemy bonus lecture

僕らはここに、そのUdemyコースに関連する商品のファネルを貼り付けています。これはコンテンツマーケティングと同じ考えで、お客さんの興味のある分野の商品に誘導しています。

逆に言えば、もともとファネルのテーマに興味のあるお客さんだけが入ってくるので、成約率はグンとアップします。Udemy自身が広告費を使って、僕らのコースをプロモーションしてくれて、さらに自社商品にお客さんを連れてきてくれるのです。本当にすごい仕組みです。ぜひこのボーナスレクチャーを積極的に活用してください。

まとめ:Udemyコースを使って集客を自動化する

今回は、エバーグリーン・ローンチへの集客にUdemyを活用する方法をお伝えしました。Udemyでは、ベストセラーなどの人気コースを優遇する仕組みが備わっています。そのベネフィットをフルに享受するために、クオリティの高いコースを供給できるプレイヤーになってください。最後に要点を7つにまとめました。

  • Udemyで人気コースになるとUdemyが様々なメディアであなたのコースを宣伝してくれる。
  • Udemyに出すコンテンツはワンソース・マルチユースで再利用すると良い。その際にUdemyで販売するレクチャーをYouTubeで無料公開することは出来ないので注意する。YouTubeに残したい動画がある場合には、Udemy上で該当レクチャーを無料プレビューに設定する。
  • Udemyに質の高いコースを供給するためには、撮影機材にこだわると良い。特にマイク機材は音質の良いものを使用する。推奨機材は「石崎式!撮影機器一覧」を参照する。
  • Udemy用のレクチャーをスムーズに撮影できる環境を整える。撮影に入るまでの準備時間を最小化するために可能であれば機材を常設にする。撮影時にはエアコンなどの環境音などのノイズに注意する。
  • Udemyコースではプロモーションビデオを用意する。2分程度の動画で、講師の紹介、コース受講のメリット、コースで扱う内容、対象となる受講者などを簡潔に話す。詳しくはUdemyの詳しい制作ガイドを参考にする。
  • Udemyでコースを販売した後は、Q&Aに答えて顧客満足度を高める。また受講生とのやり取りを通して、自社商品の見込み客の悩みなどをリサーチすることが可能である。
  • Udemyコース内では原則あなたの自社商品の宣伝はできない。だが1コースに1レクチャーだけ宣伝可能なボーナスレクチャーを設置可能である。ボーナスレクチャー内で自社商品を販売する。

今回は以上です。それでは、また次回のレクチャーでお会いしましょう。

Google広告を使ってエバーグリーン・ローンチへの集客を自動化する5つのコツ

Last updated on 2023年4月28日 By 石崎力也(編集者)

今回は、エバーグリーン・ローンチへの集客方法として、広告を活用するためのコツをお伝えします。僕たちが実際に広告代理店に教えてもらいながら、その運用を間近で見てきました。広告運用の成功のためには沢山の要素があります。ですが、今回は僕が広告経由の集客を始めるときに、最初から知っておきたかったと思ったことを5つに絞り込みました。レクチャーを見れば、広告集客で大失敗する確率をグッと下げることが可能です。

オーガニックからの集客は、きちんと育てば素晴らしい集客経路になります。ですが、オーガニック集客の問題点はメディアが育つまでに 時間がかかることです。顧客をかけて、確かにお金はかかりますがその分この時間を短縮することができます。ファネルへの集客で初動を出したい、オーガニック集客以外にも集客経路が欲しい。そんな場合は、この広告に挑戦してください。今回は、実際に広告を使ってみて「あぁこれ、広告を始める前に知りたかったな」と思ったことだけを5つ厳選しました。1つ1つチェックしていきましょう。

広告経由のトラフィックはオーガニックよりもずっとコールド

広告活用のコツをお伝えする前に、 1つ覚えておいてほしい重要なことがあります。 それは広告経由のトラフィックは、 オーガニック経由のトラフィックよりずっとホールドだと言うことです。 つまり、広告から来るお客さんはびっくりするぐらい熱量が低いんです。オーガニックで売れている商品であっても、広告だと全然買ってもらえません。

でもこれは考えてみれば当然のことで、お客さんはファネルに入る前に何か別のことをしていたはずです。ディスプレイ広告というバナー形式の広告であれば、投資に関するブログ記事を読んでいたかもしれません。YouTube広告であれば、自分のタイムラインに流れてきた面白そうな動画を見ようとしていたかもしれません。

当然ですが、広告ではお客さん自身が「広告を見よう」と思っていません。お客さんは広告を強制的に見せられているので、必然的に広告に対する興味・関心が薄くなります。もう本当にビックリするくらい反応が悪いんです。だから僕らは、広告用にファネルを最適化する選択を取りました。その時のことを1つ目のコツでお話しましょう。

コツ#1:購入しやすいLTO商品を用意する

広告を始めた当初、僕らはまず、オーガニックのファネルをそのまま広告用に使いました。どんなファネルだったかというと、プロダクトローンチで20万円のオンラインコースを売るファネルでした。内容は会員制サイトの作り方。今流行りのトピックにもしっかり当てはまっていました。でも結果は大失敗。やはり、広告経由のお客さんに20万円の商品を売るのは無理がありました。

Lto phrase

そこで僕は、メイン商品の前の段階として、価格の安い商品を用意しました。それがLTO商品です。LTOとは、Limited Time Offerの略でオプトイン直後に時間限定で割引価格の商品をオファーする方法のことです。

Lto price

僕はこのLTO商品に5700円の値付けをしました。お客さんがリードマグネットを目当てにオプトインした直後に、この5700円のLTOがオファーされます。

このLTOは大成功しました。5700円は、すごく購入しやすい価格帯の商品だったようです。僕はここで終わりませんでした。せっかくならば、もっと高単価な商品も買っていって欲しい。そう思った僕は、LTO商品のアップセルとして、元々の20万円の商品を配置することにしました。

ここで僕はある部分にひと工夫をいれました。それは決済方法です。20万円の商品をそのままアップセルしても良いのですが、5700円で購入した直後に20万円は余りにも価格差がありすぎます。アップセルは、顧客単価を上げるためにとても有効な方法ですが、それはアップセルが売れればの話。僕はここで、20万円の商品を4万円の5回払いにしました。

Osb2 upsell payment plan

分割払いにすることで、1回あたりの支払額が大きく減るので、購入の敷居がグッと下がります。まるで10万円もするiPhoneを簡単に高校生に買い与えてしまう24回払いのように、分割払いには商品の価格をものすごく低く見せる効果があります。最終的に払う金額はほとんど変わらないのに、本当に不思議です。

広告を回す際には、一番最初にオファーされる商品は購入しやすい価格にしてください。またアップセルは、可能な限り分割払いを採用すると、成約率が上がります。この2つは必ず覚えておいてください。

コツ#2:撤退ラインを決定する

広告を運用する際に、1日のどくらいの予算を投下するかというのを決める必要があります。これは、広告を出稿する際にGoogle広告などの画面に入力するので、必ず必要になる数字です。ほとんどの人は、この数字を決めて運用しています。ですが、意外と忘れがちなのが損切りポイントです。つまり、どのくらいマイナスになったら撤退するという撤退ラインです。

当然ですが、広告はオーガニックとは異なり、回せば回すだけ広告費が掛かります。掛かった広告費よりも売上額が少なければ、そのプロジェクトは赤字になります。初期はたいてい赤字になります。広告が回り始めてすぐに売上が上がることは稀だからです。広告内のパラメータを調整しながら、徐々に成約が出るイメージを持っておいてください。

ただし広告運用開始前に、どこまで赤字が増えたら広告を停止するか?という撤退ラインは必ず決めておきましょう。これが意外とやってる人が少ないんです。FXなどの投資でもそうですが、エントリーポイントと一緒に損切りポイントを必ず決めてからエントリーします。そうでないと、損切りするポイントが分からなくなるからです。

広告にも同じことが言えます。一旦広告運用が始まってしまうと、「クリック率が改善してきたから、これから収益が回復するんじゃないか」「もうあと10万円だけ回そう」という感じで、どんどん撤退が難しくなっていきます。それを防止するための方法が、撤退ラインの存在です。「100万円の赤字になったら撤退」というように、明確に数字で決めておくと広告の停止がしやすくなります。これは必ず覚えておいてください。

コツ#3:定期的に指標をチェックする

広告運用がスタートしたら、定期的にGoogle広告などのダッシュボードで数字をチェックする作業が大事になります。これは新しい広告クリエイティブの反応率はどうか?ターゲット層は合っているか?などをチェックします。広告のパフォーマンスは、管理ダッシュボード上に明確な数値となって現れます。

定期的にこれらの数値を観察し、広告のパフォーマンスをチェックしながら同時に改善作業を行ってください。目標の顧客獲得コストを調整したり、1日ごとの広告予算額を調整します。思ったとおりのターゲット層にリーチできていない場合は、ターゲット層の絞り込みをしても良いでしょう。

特に広告運用が始まった初期は、数時間ごとにチェックすることをオススメします。これは広告代理店の吉野さんの言う「肌感覚を身につける」というものです。広告でもデジタルマーケティングでもそうですが、「これは行けそうだ」というセンサーのようなものを持つためには、経験が必要になります。

その経験の正体は、つまり場数です。まずは広告に関する経験値を得るために、広告のダッシュボードを定期的にチェックする癖をつけてください。そうすると、うまくいきそうなもの、ダメなものが大体分かってきます。

コツ#4:広告クリエイティブを定期的に差し替える

4つ目のコツも、非常に重要です。広告クリエイティブとは、広告に使用する画像や動画などのメディアを言います。これらは一度作ったら終わりという訳にはいきません。どんなにパフォーマンスの高い広告クリエイティブだったとしても、定期的な入れ替えが必要なのです。

これは、広告代理店の吉野さんが言うところの「広告クリエイティブの摩耗」と呼ばれる現象です。つまり、広告クリエイティブの効果が、再生回数とともに低減してくることを指します。広告クリエイティブの摩耗は、どんなクリエイティブであっても必ず起こります。

なぜこのような摩耗が発生するのでしょうか?それは、Google広告の機能にあります。GoogleはAIを用いて、様々な広告パフォーマンスを学習します。色々な層のユーザーに広告を露出してみては反応を記録し、学習して、次のユーザー層に活かします。広告の表示回数が多くなってくると、この学習機能が天井に当たります。だいたいのユーザー層に当たりきったところで、広告の露出頻度が徐々に減り始めます。

この摩耗が起こる表示回数は、広告クリエイティブによっても異なります。ですが、定期的に広告クリエイティブの差し替えが必要なことは事実です。広告クリエイティブを定期的に入れ替えるためには、チーム内でそのための仕組みを作ると良いでしょう。広告スクリプトを書く人、撮影またはアニメーションを作る人、最終的な動画に編集する人。のように少しずつチームメンバーを整えておくと、楽になります。

コツ#5:不安な場合はプロに依頼する

ここまで4つのコツをお伝えしてきましたが、そうは言っても広告はとっつきにくいメディアです。 自分たちだけで広告を出稿すると言うことには、不安がつきまとうでしょう。もし広告運用が初めてで不安な場合は、プロにお願いしましょう。僕らも株式会社インフルエンスムーブメントの吉野さんに、広告運用のお手伝いをして頂きました。

僕ら自身、やはりプロの方にお願いして良かったです。商品の分析から、ターゲット層の選定、広告キャンペーンの設定、広告のメンテナンスなどを一手に引き受けてくれました。結果的に1ファネルで2,000万円を売り上げるようなキャンペーンにすることが出来ました。

もちろん、広告代理店に依頼する場合は手数料が掛かります。手数料は、広告費の消化金額に対して何パーセントという契約が多いようです。詳しくは広告代理店に問い合わせると良いでしょう。またクラウドワークスなどでも、広告運用を代行してくれるワーカーさんが存在します。彼らとコミュニケーションを取りつつ、安心して任せられる人を探してみるのも良いでしょう。

まとめ:広告運用のコツを押さえて有利な状態でスタートする

今回は、エバーグリーン・ローンチに集客をする際に、広告を活用する方法をお伝えしました。まず広告経由のお客さんは、あなたの商品に関する興味・関心が薄いということを認識しておいてください。それを認識した上で、お客さんが購入しやすい商品を用意しましょう。最後に要点を6つにまとめました。

  • 広告経由で集めたトラフィックはオーガニックよりも反応が薄いため、広告用にファネルを最適化する必要がある。
  • 広告費の回収を容易にするために、購入しやすい価格帯のLTO商品を用意する。LTO購入者には高額商品のアップセルを行う。アップセルに分割払いを導入すると成約率が向上する。
  • 広告で集客する際には、赤字が出たときにどこで辞めるかという撤退ラインをあらかじめて決めておくと停止時の判断がしやすい。
  • 広告運用を開始したら広告のパフォーマンスをチェックする。その過程で広告に関する経験値を蓄積することが可能である。
  • 広告クリエイティブは時間とともに必ずパフォーマンスが落ちてくるため、定期的に差し替える必要ある。定期的に広告クリエイティブが制作できる仕組みを整えておくと良い。
  • 広告運用が不安な場合は広告代理店などのプロの運用を依頼する。

今回は以上です。ではまた、次回のレクチャーでお会いしましょう。

YouTubeを使ってエバーグリーン・ローンチに集客するための5つのコツ

Last updated on 2023年4月28日 By 石崎力也(編集者)

今回は、エバーグリーン・ローンチに見込み客を集めるためにYouTubeを活用する方法をお伝えします。YouTubeを集客に使うためには、いくつかコツがあります。僕が実践の中で洗練させてきたコツをあなたにお伝えします。このレクチャーを見れば、YouTubeで集客コンテンツを作る際に大失敗することを防止できます。

ブログ記事が定期的に出る仕組みが整ったら、いよいよビデオに行きましょう。動画は作るのがすごく大変です。テキストのコンテンツは、ものすごく多くのプレイヤーがいます。あなたの競合もいかにテキストコンテンツを量産するか、そればかり知恵を絞っているでしょう。ですが、あなたはもっと渋滞の少ない場所で、楽に戦ってください。このレクチャーでは、僕がYouTubeに毎週ビデオを投稿する中で発見したコツをこっそりシェアします。

ビデオコンテンツは参入障壁が高いので有利

ビデオコンテンツを作ると決まったら、まずは機材選びから始まります。どのくらいの予算で、どの程度のクオリティのものを作るのか、ということも決めなければなりません。それから実際に機材のセッティング、撮影の細かなプロセスなども、やってみると意外と時間のかかる作業です。さらに動画編集という重いプロセスが入るので、必然的に供給者の数が減ります。

ただし、日本ではまだハイクオリティなビデオを作れるプレイヤーが圧倒的に少ないので、頑張ってこの参入障壁の向こうに行くことを決断してください。そうすれば、見込客をあっと言わせる集客コンテンツを作ることが可能になります。では実際に、YouTubeに定期的にハイクオリティな動画を出し続けるためのコツを5つほど見ていきましょう。

YouTubeのコツ#1:コース単位で動画を作る

まず1つ目のコツは、可能ならコース単位でビデオを作って欲しいということです。ほとんどの人たちは、自分のチャンネルのテーマに沿った動画を、ランダムに出しています。YouTube自体が単発の動画を視聴するプラットフォームになっているため、ビデオを配信している側にも何かを体系的に話すという視点はありません。

Teachable course

でもあえて僕らはコース単位でビデオを作ります。コース単位とは、モジュール1、モジュール2と章立てを作り、その中にレクチャー1、レクチャー2と入れ子構造にしていくことです。なぜ僕らがコース単位でビデオを作るかといえば、それはコンテンツを効率的に再利用するためです。

Udemy course

僕らはこれを、ワンソース・マルチユースと呼んでいます。YouTubeに配信したものを、今度はUdemyなどのオンラインコースのマーケットプレイスに出す。次は形を変えて、KindleやAudibleとして再利用します。もしこの時に、僕らの出すコンテンツが単発動画だけだったらどうでしょう?

それらを寄せ集めてUdemyにコースとして登録したところで、体系的に何かをカバーするコンテンツにはなりません。ましてや、それをKindleやAudibleにするのも難しいでしょう。単発動画は1章、2章という形になっていないため、すごく再利用に向いてない形式なのです。だから僕らは、このコース形式を実現するために、YouTube動画の元となるブログ記事の段階から、コース形式でコンテンツを作っています。

YouTubeのコツ#2:すぐに撮影できる環境を整える

2つ目のコツは、かなり現実的なTipsといえます。それは、撮影開始までの手間を極力少なくすることです。つまり、撮影しようと思ったときにすぐに撮影が開始できる環境を作っておくのです。

僕の環境を少しだけお話しましょう。まず、僕は自分の部屋に撮影機材を常設しています。カメラ、三脚、マイク、スクリプトを読むためのプロンプター。これらすべてを常に撮影できるセッティングにしたままです。カメラはバッテリーではなく、ACアダプターにつなぎっぱなし。だから「いざ撮影する時に限ってバッテリー切れ」なんてこともありません。

スタンディングデスクの上には、iMacを置いていてそこにカメラやオーディオインターフェースがつながっています。だから、撮影しようと思ったら部屋に入ってきて、スタンディングデスクの前に立つだけ。「よっこらしょ」とイスに座る必要もありません。

すぐに撮影に入れる環境を作っておくと、撮影頻度が上がります。毎回の準備にかかる時間や、手間などが無いため、空き時間にパッと1本だけ撮影するということが可能になります。僕は、日常の中にたくさんのアクティビティを詰め込んでいます。

IMG 8185

1日4回の子供の送迎、1日2回のジム、ギターレッスン、サーフィン、オランダ語の学習、そして妻がテニスに行ってる間は赤ちゃんを抱いてのお留守番です。

これらの隙間時間を狙って撮影をしています。「あっ、次の予定まで15分あるけど、どうしよう」と思ったときに、わざわざ機材のセッティングをし直していたら、いつになっても撮影に漕ぎ着きません。そもそも、準備が必要だと、撮影自体の作業が億劫になるはずなんです。準備しなきゃと思うだけで、撮影から遠ざかります。

これがすごく重要なのですが、お客さんに繰り返し話しても、なかなか理解してもらえません。だけど、これを見ているあなたには、ぜひ実践して欲しい隠れたノウハウです。ちなみに僕の推奨している撮影機材については、石崎式!撮影機器一覧というシートにまとめているので、ぜひ参考にしてください。

YouTubeのコツ#3:10分〜15分くらいの尺に保つ

動画の尺を適切に保つ、というのも大事なコツです。前に1本50分くらいの動画を作ったことがあるのですが、まるで1本のウェビナーを撮影するくらい大変な作業でした。動画が長くなるということは、まず元になるスクリプトが長いので執筆に時間が掛かります。そして、動画の撮影時間も伸びます。さらに動画編集スタッフに渡した後の編集作業にも、もちろんそれなりの時間が必要になります。

長い動画を作って、視聴者が喜んでくれれば良いのですが、残念ながらそうは行きません。YouTubeにいるユーザーは、10分〜15分くらいのコンテンツを見慣れています。沢山の動画があるので、あんまり長い時間を1つの動画に費やせないのです。動画は長くなればなるほど、視聴者は離脱していきます。1つの動画を見続けることが難しいからです。

Youtube enagement2

逆に10分〜15分程度の動画であれば、最後まで見ようと思えば可能なボリュームです。最後まで見てしまおうというモチベーションも保ちやすいので、視聴者の離脱防止になります。もしボリュームが大きくなりそうな場合は、スクリプトとなるブログ記事の段階で、複数のコンテンツに分割してしまいましょう。同じ尺のコンテンツを作るとしても、それを1つにするよりも、分割した方が消費しやすいということを覚えておいてください。

YouTubeのコツ#4:動画に動きをつけて飽きを防止する

4つ目のコツは、3つ目と同じ目的です。4つ目は、動画に出来るだけ動く要素を取り入れて、視聴者の離脱を防ぐということです。色々な視覚的要素を与えることで、視聴者が飽きるのを防止します。

Youtube broll

動画の中で、画像を見せたり、Bロールとして短いビデオクリップを挿入します。

Youtube chapter

またモーショングラフィックスという機能を使って、動きのあるテロップやタイトルを出しています。こういうモーショングラフィックスのテンプレートは、Envato Elementなどの素材サイトで手に入ります。一度ダウンロードして設定してしまえば、毎回入れる文字が違っても同じようなモーションを入れることが出来ます。

こういった動きのある要素を、動画の中で一定間隔になるように出しています。動画の中で、視聴者が飽きそうになった頃に動きのある要素が入ると、離脱を防止する効果があるからです。

Premiere edit

編集ソフトのPremiere Proの画面でタイムラインを見ると、一定の間隔で何かしらの視覚的要素が入っていることが分かります。

YouTubeのコツ#5:定期的に続けられる仕組みを整える

最後に一番大事なコツをお伝えします。それは、定期的に動画を作ることができる仕組みを作ることです。集客コンテンツはずっと必要になるものです。ほとんどプレイヤーがモチベーション、勢い、思いつきなどの不安定な要素に頼ってコンテンツを作っています。あなたには、もっと着実なコンテンツメイキングをして欲しいと思うんです。そのためには、いくつかやるべきことがあります。

Youtube schedule

まず、年間のコンテンツカレンダーを作成しましょう。レクチャー番号、レクチャー名、進捗状況、公開日などの情報を一覧できるようにスプレッドシートにまとめます。これがすべてのベースになります。もし年間のカレンダーが難しければ2ヶ月分、3ヶ月分でも結構です。

次に撮影スケジュールを組みましょう。僕は毎週月曜の午前中とあらかじめ撮影のタイミングを決めてしまっています。何月何日はどのレクチャーを撮影する、という風に決めても良いのですが、長期的な目線で見ると予定を立てることも1つのタスクになります。僕の場合は、撮影スケジュールを細かく決めること自体が継続が難しくなると思ったので、毎週の時間帯を先にブロックしてしまいました。

動画撮影が終わったら、次は編集作業です。動画編集者へは、Google Drive経由で撮影フッテージが同期されます。また別撮りした高音質版の音声ファイルも同時に同期されます。

Youtube quality check

動画編集者はそれらを編集し、クオリティチェックを担当するスタッフに提出します。クオリティチェックのOKが出ると、サムネイルの作成や動画の予約投稿が設定されます。

僕は動画を撮影するだけ。撮影が終了すると、僕はそのまま帽子を被って外へ出て海へと向かいます。僕がデン・ハーグの海でサーフィンしている間に、自動的にGoogle Driveに撮影済みのフッテージがアップロードされます。あとは、動画編集者、クオリティチェック担当者、サムネイル作成スタッフ、予約投稿スタッフの手を通って、YouTube上にアップロードされます。

もちろん、最初はビデオを撮影するだけでも大変でしょう。僕もこんなにスムーズな仕組みを持っていませんでした。慣れない機材を使いながら、スクリプトを噛んでは言い直し、ちゃんと読めたかと思えば救急車や外部の音が入って台無し。でも負けずに続けてください。これらは僕はもちろん、僕のコンサル生の方が全員経験してきたことです。上手にビデオを作れるようになるための、必要不可欠な通過儀礼だと思ってください。

長く続けるためには、出来るだけあなたの手間が掛からない仕組みを作ってください。この仕組みはもちろん、自動化ツールだけでは作れません。動画編集を含む各種スタッフの教育、スタッフ間の連携体制、これらを作り上げるソフトスキルが必要になります。こういった、人の絡んだ仕組みは一気に作り上げることは出来ません。1歩1歩少しずつです。まずは動画編集だけ。サムネイル作成だけ。という形で1つ1つ形にしていってください。

まとめ:見込客に視聴される動画を継続的に作る

今回は、あなたのエバーグリーン・ローンチへ集客する方法として、YouTubeを活用するコツを紹介しました。可能であれば、YouTubeに出す動画は単発動画ではなく、コース形式を取るようにしてください。最後に要点を6つにまとめました。

  • 集客としてビデオコンテンツは有効である。ビデオコンテンツを作るのは参入障壁が高いため、質の高いビデオが作れるのであれば市場の中で目立つことができる。ビデオコンテンツは定期的にYouTubeに投稿する。
  • YouTube動画をコース単位で作ることを推奨する。コース単位で動画を作ることでUdemyやKindle、Audibleなどの他のメディアへの再利用が可能になる。
  • いつでもすぐにYouTube撮影ができるように、撮影機材は片付けずに撮影場所に常設しておくことを推奨する。撮影に掛かる準備や手間を省くことで効率的な撮影が可能になる。
  • 動画の尺は視聴者が見やすい10分〜15分ほどに保つ。長い動画は制作に時間が掛かる割に視聴者が最後まで見ない。
  • 視聴者の飽きを防止するために、動画には一定間隔ごとにBロールの挿入やモーショングラフィックスなどで視覚的な変化をつけると良い。
  • 確実な動画制作が行えるように定期的に続けられる仕組みを整える。年間のコンテンツカレンダーなどであらかじめ動画制作予定を決定する。撮影スケジュールを決定する。動画編集のワークフローの実際の作業に即して効率化する。

今回は以上です。また次回のレクチャーでお会いしましょう。

石崎式!撮影機器一覧

複製してお使いください。(Googleへのログインが必要です)

https://docs.google.com/document/d/1s0r6L6GPSGBUxToy8rFSgwtddWtDf5F99dDz1bQ2c-8/copy

  • ページ 1
  • ページ 2
  • ページ 3
  • Interim pages omitted …
  • ページ 14
  • 移動 次のページ »

「デジタルマーケティング完全ガイド」を無料プレゼント0円でダウンロード

石崎力也のコンサルティング「いしこん」

Copyright © 2025 · Rikiya "Sales Funnel" Ishizaki