今回は、エバーグリーン・ローンチをEメールでプロモーションする方法を解説します。Eメールを使って、あなたのファネルにトラフィックを呼び込みましょう。このレクチャーを見れば、Eメールを使って効果的にファネルに人を送り込む方法が理解できます。
あなたは、重い腰を上げてようやくご自身のエバーグリーン・ローンチの仕組みを完成させたことでしょう。これから、どんな風に見込客をファネルに呼び込んだら良いかと考えているはずです。あなたのリストにいるお客さんは、あなたの商品について興味を持って集まってきたはずです。機会があればあなたから商品を買いたいと思っているはずです。だから今回ご紹介するような方法を使って、Eメールで上手にリスト内のお客さんにリーチしてください。
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方法#1:ファネルが完成したらまずリストに告知する
ファネルが完成したら、まずはあなたのリストにいるお客さんにファネルを紹介するメールを打ちましょう。また可能であれば、ファネルを作っている段階から、制作過程を定期的にメールで送ると良いでしょう。制作過程を見せることで、お客さんにあなたのファネルを一緒に作っているような感覚を持ってもらうことが出来ます。
お客さんに、まるでファネルの制作が自分ごとのように思ってもらえる効果があります。進捗過程を週1回くらいのペースで見せてあげると、お客さんの興味を引きつけておくことが出来るでしょう。
僕たちもCashLabという商品をローンチするときに、ローンチ直前に何通かに渡ってメールを送りました。 レクチャーを撮影している様子や、プロモーションの準備をしている様子。 実際の作業画面なんかもスクリーンショットと一緒に送ると、すごくリアリティが出ます。お客さんはこのリアリティを求めています。
お客さんが買う商品が作られる過程、そしてその商品の裏にあなたが情熱を持って商品を制作している姿に興味を持つんです。だから、制作過程も出来るだけ、人間味に溢れたものを送ってください。制作過程は、本番のローンチのための予告として機能します。見込客が楽しめるような話題を振りつつ、ローンチ日までカウントダウンしていきましょう。
ローンチ前の数日間は、こまめにメールを送ると良いでしょう。お祭りのような雰囲気を作ると、お客さんも気になってメールを開いてくれます。最終的なローンチ日時を決めて、アナウンスしておくと期待感を高めていくことが出来ます。ちなみにCashLabのローンチは、6月18日の21時でしたが、この日時に向けて何週間も前からメールを送り続けてきました。
上手に告知が出来て、見込客の期待感が高まっていれば、ローンチ直後から沢山の購入があるはずです。
方法#2:定期的なニュースレターにCTAを含める
最初のローンチが終了した後は、もうメールで見込客に知らせる機会は作れないのでしょうか?大丈夫です。ここにもちゃんと方法があります。あなたはリストに対して、定期的なニュースレターを発行していますか?
ニュースレターは、あなたが自分でも書いてもいいし、スタッフや外注さんに代筆してもらっても良いでしょう。それも大変な場合は、あなたのブログとEメールプラットフォームを連携してメールを送りましょう。MailChimpやConvertKitではブログのRSSと連動して、あなたのブログの更新通知を自動で送る機能があります。
そういう自動の更新通知メールの中に、ファネルへの誘導をするバナーを配置しても良いでしょう。定期的に送るメールは、お客さんも繰り返し目にします。人間には心理学でいう単純接触効果というものがあります。単純接触効果とは、馴染みのないものでも繰り返し目にするうちに、徐々にその対象に好感を持っていくというものです。
可能ならば、テキストリンクよりもバナー画像を用意してください。Canvaを使えば、クールなバナーを簡単に作ることが出来ますから、10分くらいでパパっと作ってしまいましょう。一度作ってしまえば、繰り返し使えます。またそのデザインを元に、別のファネルを紹介するバナーに作り替えることも出来ます。
ConvertKitの場合はリンクトリガーも有効
ここで、ConvertKitを使っている人には便利な機能を紹介しておきましょう。
それがリンクトリガーです。普通メール内のリンクをクリックすると、オプトインページなどのページに飛びます。見込客は、オプトインページにあるフォームにメールアドレスを入力し、登録ボタンを押します。こうすることで初めて、見込客がファネルにオプトインされます。
「これワンクリックで出来ないか?」そう考えたのがConvertKitでした。ConvertKitのリンクトリガー機能では、メール内の特定のリンクをクリックした人を、別のメールシーケンスに入れたり、タグを付けたりすることが可能です。この機能を使えば、オプトインしたいと思ったお客さんを、オプトインページに飛ばすことなくオプトインさせることが可能になります。
このようにお客さんのワンクリックを減らす、ひと手間を減らすようなことをすると、オプトイン率は格段に上がります。リンクトリガー機能は、MailChimpには無いConvertKitの特徴的な機能です。もしあなたがConvertKitを使っていれば、ぜひ使ってみてください。もちろんMailChimpの人も安心してください。オプトインページを魅力的にすれば、お客さんのオプトイン率は向上しますから、大丈夫です。
まとめ:リスト内の見込客を温めてファネルに誘導する
今回は、Eメールを使ってあなたのエバーグリーン・ローンチに見込客を呼び込む方法をお伝えしました。既存のリストに対してローンチする場合には、あらかじめローンチ日時を決めた上で、沢山の予告メールを送りながらリストを温めてください。最後に要点を4つにまとめました。
- ファネルが完成したらあなたのEメールリストにいる見込客にファネルの存在を告知する。
- 告知方法の1つ目は、制作過程などをシェアしながら見込客の興味を引きつける方法である。
- 告知方法の2つ目は、定期的なニュースレターの中にファネルへ誘導するリンクやバナーを貼る方法である。
- ConvertKitのリンクトリガーを使えば、メール内のリンクをクリックした人をオプトインページに飛ばすことなく、そのままファネルにオプトインさせることが可能である。
今回の内容は以上です。また次回のレクチャーでお会いしましょう。