今回は、ソーシャルメディアを使ってあなたのエバーグリーン・ローンチにお客さんを連れてくる方法について解説します。英語圏のデジタルマーケターの成功例を交えて、ファネルにトラフィックを送り込むためのSNS戦略を紹介します。このレクチャーを見れば、ソーシャルメディアを使ってファネルに集客するためのコツが理解できます。
ファネルを完成させたあなたは、いよいよご自身のエバーグリーン・ローンチの仕組みにトラフィックを集めたいと思うでしょう。その時に、闇雲にSNSに投稿をするのではなく、しっかりと1つ1つの投稿に意味を持たせてください。今回は、ただフォロワー数を増やすための方法ではありません。今回は、あなたのSNSを訪れて興味を持ってくれた見込客を、きちんとマネタイズする方法について解説していきます。
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SNSにオプトインページのリンクを貼る
ソーシャルメディアで集客するときのポイントは、ソーシャルメディアからあなたのファネルに直接リンクを貼ることです。ファネルの入り口へのリンクなので、オプトインページのURLを貼るようにしてください。理由は顧客の興味関心によって、それに合った最適なファネルに誘導したいからです。
例えば、「離脱の少ない会員制サイトの5つの特徴」といった内容を投稿した場合には、会員制の作り方に関するファネルに誘導することが出来ます。「オートウェビナーで話すべき3つの話題」という投稿であれば、エバーグリーン・ローンチの作り方に関するファネルに誘導すれば良いのです。
このように話題ごとに、ピンポイントなオファーに誘導することが出来ます。これは一度ブログなどの他のメディアを経由するよりも、ずっと効率的です。そもそもブログであっても、各記事から関連するオファーを出しています。ソーシャルメディアになってもやることは同じと考えてください。
プラットフォーム#1:Instagram
Mariah CozのInstagramアカウントを見てみましょう。
彼女は、プロフィール部分にしっかりとリンクを載せています。リンク先には、さらに沢山のリンクが貼られています。
各ファネルのオプトインページに飛べるようになっているのです。ここにはブログのトップページに飛ぶようなリンクを用意することも出来ます。ですが、お客さんの興味別に直接ファネルに飛べるようになっている方が、成約率は向上します。LinkTreeのようなサービスを使い、たくさんのリンクを1つのページにまとめることが出来ます。
もちろん、ClickFunnelsでコース一覧のページを作っておいても良いでしょう。
Instagramには、ストーリーという手軽なスライドショーの機能もあります。ここにウェビナーなどの無料トレーニングの予告編を入れておくのも有効な手段です。例えば、エバーグリーン・ローンチに関するウェビナーがある場合は、その一部を切り取ってストーリーに載せます。「このウェビナーで学べる5つのこと」などと予告的な内容を投稿します。もし続きを見て欲しい場合は、先ほど作ったプロフィール上のリンクにアクセスするように促してください。
しかしこのストーリー機能が見れるのは、24時間だけという制限があります。24時間を過ぎてもストーリーにアクセスできるようにしておくにも、ハイライトという部分に保存をしてください。ハイライトに保存することで、1度投稿したストーリーをいつでも見てもらえるようになります。
プラットフォーム#2:Facebookページ
英語圏のビジネスの場ですごくポピュラーなのが、Facebookです。また沢山のビジネスコミュニティが、Facebookのグループ機能を使って運営されています。あなたがもしFacebookを使っていれば、個人のアカウントとは別にビジネスページを作って、運用しましょう。
Facebookでは、直接ファネルにつながるような話題や、ライブローンチのお知らせを投稿してください。季節のセール情報を載せても良いでしょう。色々な話題を分散してタイムリーに投稿していくのも大事ですが、もう1つ必ずやって欲しいことがあります。それは、投稿のピン留めです。
無料のウェビナーや、ビデオシリーズの紹介と称して各ファネルへのリンクを載せた投稿を1つ用意してください。その投稿をページの上部にピン留めしてください。こうすることで、ページを訪れた時に必ずその投稿が目に入るようになります。こうすることでページを見ている人が、無料のトレーニングを見たいと思った時に、ページ内を探し回らなくて良いようになります。
プラットフォーム#3:Facebookライブ
Facebookでは、ライブという強力なツールもあります。多くの人はライブで何を話したらいいか、迷います。でもライブで話すべき話題選びは簡単です。ライブでは、ウェビナーのピッチ以外の部分を話せば良いのです。例えば、ウェビナーの冒頭の15分、30分で話している話題を入れてください。
Facebookライブの場合も、最終的には直接オプトインページに誘導することになります。見込客にはオプトインページから登録して、無料のウェビナーやビデオシリーズを見てもらいます。Facebookライブとウェビナー本編の内容が重複したらまずいんじゃないの?と心配する必要はありません。
やっぱりライブで話す場合は、ウェビナーで話す以外の話題にも触れることが出来ます。また視聴者からのQ&Aコーナーを設けることも出来るので、よりインタラクティブな内容になって、見込客に興味を持ってもらうことが出来ます。そして、興味を持ってくれた見込客はフルバージョンのウェビナーで、より詳しく学ぶことが出来ます。
Facebookライブを行う際には、事前にFacebookページや他のSNSで予告をしておきましょう。あらかじめ、日時を予告しておくことでリアルタイムに参加する人数を増やすことが出来ます。予告は複数回行うことをオススメします。理由は、予告を見つけてもらうためと、リマインドです。
プラットフォーム#4:Pinterest
日本ではまだあまり馴染みがありませんが、英語圏ではPinterestという画像ベースのSNSがあります。これは、他人の投稿した画像をキュレーションして、自分だけのボードに保存して楽しむSNSです。
Amy Porterfieldや、Mariah Cozなどの英語圏の女性起業家がよくこのPinterestを使っています。彼女たちのPinterestには、綺麗に作り込まれた画像が入っていて、短いテキストとともにリンクが貼られています。
Pinterestでは、動画を載せることが出来ません。また、Instagramのストーリーのように写真を何枚も貼ることが出来ません。Pinterestでは、その代わりに綺麗なバナーを貼るくらいです。載せられる情報量が少ないのです。FacebookやInstagramに比べれば少し地味なSNSに見えるかもしれませんが、Mariah Cozの場合はPinterestのフォロワーが2万人ほどいます。
プラットフォーム#5:YouTube
さて次はYouTubeです。YouTubeの場合は、Facebookライブのように最終的に紹介したファネルのテーマに沿った動画を投稿していきます。英語圏のプレイヤーの多くは各動画の概要欄に、動画のテーマに関連したファネルのURLを貼っています。無料のウェビナーや、ビデオシリーズだけでなく、リードマグネットなどを配る名目でファネルに誘導しても良いでしょう。
YouTubeの概要欄にリンクを貼るときは、なるべく上の方に貼るようにしてください。下に行けば行くほど、スクロールが必要になるので、見込客がクリックしてくれる率が下がってしまうはずです。
もし既に過去の動画が沢山ある場合は、それらの概要欄をすべて編集しましょう。すべての動画にCTAとして、ファネルへのリンクを含めてください。またこれから撮影するものには、「興味がある場合は、概要欄から無料のウェビナーを視聴してください」というように、動画の中でファネルへのリンクの存在に言及すると良いでしょう。
まとめ:SNSから直接ファネルにリンクを貼る
今回は、ソーシャルメディアを使ってあなたのエバーグリーン・ローンチにお客さんを集める方法をお伝えしてきました。どのソーシャルメディアを使うかは、あなたのスキル、そしてお客さんの好みを考慮に入れて決定してください。いずれにしても、ソーシャルメディアの投稿では、最終的にあなたのファネルのどれかにつながるテーマを選んでください。最後の要点を4つにまとめました。
- エバーグリーンのファネルをSNSで宣伝して、オプトインページにトラフィックを呼び込む。
- Instagramの場合はプロフィールや、ストーリーからリンクを貼る。
- Facebookでは個人アカウントとは別にビジネスページを作って、ファネルに関連する話題から集客する。またFacebookライブを行ってオプトインページに集客することも可能である。ライブではQ&Aなどで見込客のエンゲージメントを高めることが可能である。
- 他にPinterestという画像専用のSNSや、YouTubeを用いてファネルに集客することが可能である。
今回は以上です。また次回のレクチャーでお会いしましょう。