今回は、エバーグリーン・ローンチの話題を扱います。オートウェビナーファネルにおいて、ウェビナーを埋め込んだセールスページを作るメリットをお伝えします。今回紹介する方法は、ウェビナーの効果をブーストするものですから、このレクチャーを見終わったあとに早速試してください。
オートウェビナーファネルでは、オプトイン直後のウェビナーの他に、後からフォローアップする形でメールでもセールスを行っていきます。その際に「どのページのリンクをメールで送るのか?」という疑問が出るはずです。今回はそれに対する僕の考えて話しています。
今回お届けするノウハウはこちら
メールで送るのはどのページなのか?
オートウェビナーファネルで、見込客にウェビナーを見せたあと、メールでもフォローアップを送ります。その時に、どのページのリンクを送ったら良いのでしょうか?
パターン#1:ウェビナーリプレイ
これにはいくつかパターンがあります。1つ目は、ウェビナーのリプレイページを送る方法です。オプトイン直後に見せたウェビナーとほとんど同じ形で、ウェビナーのリプレイページを作り、そこにトラフィックを送るケース。
この方法はウェビナーをもう一度見てもらうことで感情に訴えかけやすいという反面、もう一度ウェビナーを見るのは結構億劫です。そのため、離脱が発生しやすいという欠点があります。
パターン#2:セールスページ
そしてもう1つが、セールスページを送る方法です。ウェビナーのピッチ部分をセールスレターの形に直し、テキストや画像でセールスを行うページです。この方法では、ウェビナーほどの感情の起伏は作り出せませんが、じっくりとページを見てもらい、商品の購入を吟味してもらうことが可能です。
お客さんの中には、ウェビナーを見て衝動的に購入を決断するよりも、セールスページのような長い文章をじっくりと読み込み、判断したいという人が一定数います。そういったニーズを満たせるという反面、ページが静かになってしまいライブ感が無くなってしまうという欠点があります。
パターン#3:ウェビナー付きセールスページ
3つ目の方法が、今回紹介するウェビナーを埋め込んだセールスページを送る方法です。これは先ほど紹介した2つのパターンを合体させたもので、お互いのメリットを残しつつ、デメリットを補った素晴らしい方法です。
まず、セールスページを作ります。そしてその上部にウェビナーのリプレイ動画を貼り付けます。僕はこの方法をオススメします。なぜって?それには2つの理由を紹介させてください。
ウェビナー付きセールスページを選ぶ2つの理由
理由#1:もっと売れるから
まず理由の1つ目として、ウェビナーを動画として振り返ることが出来ます。それによって、やっぱりページに活気が出るんです。人の声で商品のピッチは入るし、ウェビナーの中のストーリーも聞くことができます。
エバーグリーン・ローンチって、同時にみんなで参加するライブローンチとは違うんです。だから、なぜかページも静かな感じになります。だからこそ、動画で臨場感を演出しているんです。ページ上に完成度の高いウェビナー動画があるだけで、すごく臨場感が出るものなんです。
さらに、ピッチの内容を画像とテキストでじっくり振り返ることが可能です。ウェビナーの中で紹介したQ&Aも、もう一度確認することが出来ます。人によって、消費しやすいコンテンツの種類が異なります。商品の内容を、動画よりもテキストでじっくり確認したい人だっています。結果的にファネルの成約率が上がることになります。
理由#2:メールで送るリンクが1つで済むから
2つ目の理由は、オペレーションの観点からです。もしリプレイページとセールスページを別々に用意した場合、両者をどう使い分けますか?仮に締切日までに送るEメールシーケンスが6通だったとして、前半の3通をリプレイページにしますか?じゃあ後半の3通はセールスページですね。
でも、そうすると締切前の後半3通しか見てない人は、もしかするとウェビナーを全く見ていないかもしれません。だって、カウントダウンページで離脱したお客さんにも、Eメールシーケンスを届けますから。
だから、ウェビナーリプレイとセールスページを一緒にしてしまいましょう。統一してしえば、どちらのページを送ったらよいか?迷う必要は無くなります。そして、URLが1つになるので管理が楽になります。
僕はよくシンプルという言葉を使います。物事を徹底的にシンプルにしたいんです。僕がシンプルという言葉を使う時、それが意味するところはこういうことです。「シンプルとは、1つだけを選ぶことである」と。シンプルにするとは、複雑な沢山の選択肢を捨てて、その中から1つだけを選ぶということです。
リプレイページとセールスページが合体して1つになっていれば、お客さんも迷うことがなくなります。僕ら販売者とお客さん、どちらにもシンプルなこのやり方をぜひ採用してみてください。
まとめ:シンプルなファネルで成果を上げる
今回は、オートウェビナーファネルにおけるTipsを紹介しました。メールで後から送るセールスページには、ウェビナー動画を埋め込むことをオススメします。ウェビナー動画を埋め込んだセールスページにすることで成約率のアップにつながります。最後に要点を2つにまとめました。
- オートウェビナーファネルにオプトインした見込客にはメールシーケンスを送っていく。メール内のリンク先としてウェビナーのリプレイ動画付きのセールスページを推奨する。
- メールからウェビナー動画付きのセールスページに飛ばす理由は2つある。1つはウェビナー動画だけでなくセールスページがあることで、見込客がピッチの内容を画像と文字でじっくり確認できるため。もう1つは、リプレイ動画のリンクとセールスページのリンクを分けて送る必要が無くなるため。
今回の内容はここまで。次回のレクチャーでまたお会いしましょう。