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Limited Time Offerとは?
One Page Funnelを復習していきましょう。通常、オプトイン直後に「ありがとうございました」と、サンキューページを出します。One Page Funnelの場合は、サンキューページで商品をEarly Bird Price(最安値)でオファーします。商品の値段にもよりますが、最安値にするために大体5,000~2万円引きにしてください。なお、Limited Time OfferはDeadline funnelで運用されます。
なぜ石崎力也は全てのファネルにLTOを設置するのか?
Limited Time Offer(LTO)について、もう少し詳しく説明します。LTOとは時間制限のあるオファーのことです。僕は全てのファネルにLTOを設置すべきだと思います。この話は後で詳しく説明します。
上の画像は、僕の商品のMOREFREE.MEです。オプトイン直後に、4,900円の商品が3,000円の割引により1,900円で購入できるオファーが表示されます。オファーしている商品は「STEP0:あなたのブログやビジネスにぴったりのユニークなジャンルを決定する方法。」です。
「いしこん」
上の画像は、僕のオートウェビナーのLTOです。オプトインページで「オンライントレーニングに登録してください」と表示させています。オンライントレーニングの登録が完了したら「あと10分ほどでウェビナーが始まります。あれはたしか、2014年5月。」と、ストーリーを回想するところから始めます。ウェビナーのオプトイン直後に、29,700円の商品が24,000円の割引により5,700円で購入できるオファーが表示されます。
上の画像は、僕の奥さんの商品です。「WAIT ONE MORE THING!READY TO GET STARTED RIGHT NOW?(ちょっと待って、もう一個あります!今すぐ始める準備はできていますか?)」と表示してあります。値段も僕のMOREFREE.MEと同じです。無料コースのサインアップ直後に、49ドルの商品が30ドルの割引により19ドルで購入できるオファーが表示される仕組みです。
実際に僕は、全てのファネルにLTOを設置して運用しています。必ずオプトイン直後に、オファーをしています。それはなぜでしょうか?
LTOはAランク(成功者)の時間を無駄にしない
僕は「全てのファネルにLTOを設置すべきだ」と言いました。確信のある理由が2つあるので紹介します。
- すぐに買いたい人がいるから
- Aランクの顧客の時間を無駄にしない
すぐに買いたい人がいるから
世の中には商品をすぐに買いたい人、すぐに悩みを解決したい人がいます。彼らに対して「ちょっと待ってください。まずは僕の長いセールスレターを見てください」「1週間後のローンチまで待ってください」と言うのは、一見すると悪い気がします。なぜなら、そもそもオプトインするのは、商品を買いたい気持ちの表れだからです。と僕は認識しています。「欲しい人はいませんか?」と聞いて、オプトインという形で挙手してくれた人にそのままオファーするイメージです。
Aランクの顧客の時間を無駄にしない
皆さんも、欲しいと思った商品はすぐにでも買いたいと思いますよね?特にAランクの方は、欲しい物や、ビジネスに役立つ物には、すぐにお金を支払うことをためらわないものです。実際にあるAランクの方が「1回100万円のセミナーなら、すぐにpayする」と言っていました。
東京では高額のセミナーが頻繁に行われています。しかしながら、資金力のあるAランクの方は、1回100万円のセミナーでも参加をする資金力があるのです。僕らが提供する濃いノウハウのデジタルコンテンツに、20万円払うのなんて決して惜しくないはずです。だからこそ、Aランクの顧客を待たせてはいけません。彼らの時間を無駄にしないでください。
何度も例に出しますが、中華の席でAランクの方が「石崎さん、僕は15分のカウントダウンタイマーを待つ暇はありませんでした。だからウェビナーを見る前に全て購入しました」と言っていました。僕はAランクの方をターゲティングしてビジネスをしています。ポンポンと購入してくれる彼らを見ていると、やはりウェビナーなどを全て見終わる前に買っていきます。彼らの時間を無駄にしないために、LTOはすごく重要です。
LTOは最安値を提示する
復習を兼ねて、Limited Time Offer(LTO)をどのように運用するか見ていきましょう。オプトイン直後のサンキューページがあった場所に、LTOを設置します。つまり、普通のサンキューページの代わりに、オファーを用意するということです。
売る商品は、当然ながらお客さんの悩みを解決するものです。そのような商品を欲しい人は今すぐ買いたいと思っています。だから、商品の値段は、高くても良いのです。例えば、砂漠で水を売ると受けますよね。喉が乾いている人に対して、値引き交渉をする必要はありません。「喉を潤したい」という悩みが解決するなら、ペットボトルの水が1本1万円でも買ってくださいます。お金を払う方がお金持ちであるほど、すぐに買ってくれます。
そしてポイントは、Early Bird Price(最安値)でオファーしてください。基準は先行販売価格です。商品を作っている段階や、商品のプロモーションが始まった段階で販売します。その時に販売する価格と同じにしてください。一連のプロモーションの中で最も安い値段を、LTOでオファーします。Deadline Funnelで30~60分のカウントダウンタイマーを用意してください。
僕が作ったファネルをこれまでいくつか紹介しました。僕がこよなく愛し多用するEメールのエバーグリーンファネルや、ウェビナーのエバーグリーンファネルにもLTOを設置しています。僕は、全てのファネルにLTOを設置しています。One Page Funnelは、リターンの高いかなり使える手法です。どんなファネルを作るにしても、LTOを必ず1つ入れましょう。
石崎力也のオートウェビナーファネルを公開します
上の画像は、僕のオートウェビナーファネルの一部です。まずはオプトインページがあります。「週に4時間だけ仕事をして、デジタルコンテンツをマーケティングオートメーションで販売している方法を知りたいですか?」と表示してあります。ここに登録すると、Limited Time Offre(LTO)が表示されます。「今すぐオンラインスクール構築プログラムを買ってください。80%オフの5,700円で手に入ります」と、オファーがされます。
ここで2つの回答に分かれます。
- 「興味ありません。ウェビナー見させてください」
- 「今すぐこの商品を買わせてください」
「今すぐこの商品を買わせてください」に進むと決済ページに行きます。決済ページで商品を購入するとOne Time Offer(OTO)で、もっと高い商品をオファーします。これはワンクリックでいけます。
また、オプトインと同時に、一連のステップメールが流れます。ステップメールの前半では、ウェビナーのリプレイとしてオートウェビナーに直接流します。ウェビナーのリプレイを見た後に、商品が欲しいなと思ったら決済ページに行きます。ここでさらに商品を購入すると、先ほどのアップセルページ、OTOに行くという流れです。
ステップメールの後半では、一番長い全文のセールスレターを見せます。ウェビナーを見た後に、買おうか悩んでいる人にテキストでもう一度訴求するようなイメージです。ここで同じく商品が欲しいなと思ったら決済ページに行きます。ここで購入すると、やはりOTOに行きます。
これが僕のオートウェビナーの流れです。オプトイン直後にLTOを必ず挟む点が肝となります。
LTOを全てのファネルに設置する理由
One Page Funnelと言いつつ、僕は全てのファネルにLTOを設置しています。プリローンチの段階や、先行販売の段階や、すぐに収益化したい段階でOne Page Funnelを作りそこにLTOを用いるのは、よく考えると当然のことなのです
LTOは、ファネルそのものではなくファネルの一部と考えます。One Page Funnelが使いこなせるようになったら、全てのファネルにLTOを設置してください。そこで、オプトイン直後に必ず何かをオファーしましょう。
LTOは、最もシンプルで簡単に作れる強力なオファーです。これに対して複雑で、時間、労力、コストかけて作ったオファーが、破壊力のあるオファーになるのは当然のことです。つまり、プロダクトローンチで20万円の商品がポンポン売れていくのは、当たり前だということです。それは、時間をかけて作って、オファーも作り込んでいるからです。その一方で、LTOは、シンプル簡単に作れて、リターンも大きいです。一度、実際にやってみて頂ければ理解してもらえると思いますが、驚くほど多くの方が購入してくださいます。この事例も、また後で紹介します。
ステップメール、ウェビナーは必要ありません。サンキューページをLTOページに変えるだけで、商品が売れていきます。それがOne Page Funnelと、LTOの趣旨だと思ってください。Eメールのオプトイン直後に表示される、一度限りの強力なオファーです。
LTOに必要な要素(ヘッダーとカウントダウンタイマー)
LTOに最も必要な要素とは「ヘッダー」です。実は、そこしか違いません。正確に言うと、フルのセールスページ、フルのセールスレターのヘッダーをLTO用に変更するということです。「ご購入ありがとうございました。登録ありがとうございました。ちょっと待って!今回購入してくれると…」これがLTO専用のヘッダーです。何がどう違うか?それぞれのパーツを見ていきましょう。
LTOに必要な要素:カウントダウンタイマー(Deadline Funnel または ClickFunnels)
カウントダウンタイマーはDeadline Funnelがお勧めです。ClickFunnelsで運用している人は、ClickFunnelsを使ってもいいです。ClickFunnelsにDeadline Funnelを埋め込むのが一番強いです。カウントダウンタイマーがないとLTOの意味がありませんから、必ず必要です。
LTOに必要な要素:時間を伝える(30分以内に購入された方には…)
「30分以内に購入された方には…」と、必ず時間を伝えてください。
LTOに必要な要素:節約できる金額を伝える(2万円お安くなります…顧客に計算させない)
「2万円お安くなります」と、顧客に計算させずに、節約できる金額を伝えます。例えば「10万円の商品が、8万円になります」というオファーではダメです。「10万円の商品が2万円お安い、8万円で買えます」のようにこちらで割引額を計算して金額を伝えましょう。
LTOに必要な要素:プログレスバーを設置する(SamCart または ClickFunnels)
SamCartまたはClickFunnelsで簡単に設置できます。
上の画像の「あと少しで完了します…」の部分です。「まだ終わっていません。あなたはプロセスをコンプリートしている途中です」と、進捗のバーを出します。
LTOに必要な要素:ヘッドラインのコピーが超重要(ちょっと待って!XXX)
僕のヘッドラインのコピーは「ちょっと待って!あともう1個あります。30分だけのスペシャルオファーです。この案内は一度しか表示されません。ライフタイムアクセス権を購入できるのはこのキャンペーンだけ。今購入すると12万円の割引になります」というものです。特に「ちょっと待って!あと1個」と、もう1つ伝えたいことがあることを言います。
LTOに必要な要素:打消し線で通常価格を装飾する
打消し線で通常価格を装飾してください。「21万7000円→9万9700円」ではダメです。「12万円の割引」と必ず節約できる金額を明記する必要があります。
LTOのレターと通常のセールスレターの違い
通常のセールスレターとLTOのレターの違いを確認していきましょう。
さて問題です。上の画像は、とても長いレターですが、こちらは通常のセールスレターでしょうか?それともLTOのレターでしょうか?これはLTOの要素がありませんので、正解は「通常のセールスレター」です。
上の画像のLTOのレターはどうでしょう?通常のセールスレターと似ていますが、ヘッダーの部分が違います。
- 通常販売価格に打消し線
- 安くなっている値段
- プログレスバー
- 「ちょっと待って!」
- 割引額
- カウントダウンタイマー
上に並べた要素が、通常のセールスレターとLTOのレターとの違いです。逆に言うと、違いはヘッダーだけです。最初に通常のセールスレターを作って、ヘッダーの部分にこれらの要素を入れてあげます。そうするとLTOのレターになります。
事例1 videocreationのLTO
僕と山田どうそんさんとのビジネスブランドです。バックエンドでUdemyで稼ぐ方法を売っています。
オプトインした後に、LTOが来ます。「ちょっと待ってください!今すぐ始める準備ができていますか?今から15分限定で『あなたのスキルを動画コンテンツにする方法』を1,900円で購入できます。3,000円の割引です。(通常価格は4,900円)」というオファーが来ます。
Deadline Funnelは、Squarespace上では動きません。videocreation.cloudのドメインで見たときに、初めてDeadline Funnelsのカウントダウンタイマーが現れます。ポイントは「15分限定」の時間の指定です。そして割引額が3,000円で、通常価格が4,900円と表示されています。できれば通常価格に打消し線を入れるといいです。あとは、お決まりの「ちょっと待ってください!」というヘッドラインのコピーも入れてあげましょう。
事例2 morefreeのLTO
上の画像は、僕のMOREFREE.MEのオプトインページです。「あなたはブログをマネタイズする方法について、何か知っていますか?断言します、あなたは何も知らない。」と、書いてあります。オプトインページの後にLTOが来ます。LTOはビデオクリエーションと同じオファーのやり方です。
ここに「ちょっと待ってください!もう一個!」と決まり文句が来る訳です。「今から15分限定で、あなたの参入ジャンルを決定する方法を1,900円で購入できます。3000円の割引です。(通常価格は4900円)」。もちろんこのLTOには、Deadline Funnelsが埋め込まれています。本来は、フローティングバーが表れて15分のカウントダウンが始まります。