フォーブズからこんな記事が出ました。
消費者の25%を失うかも? 統計が示す動画マーケティングの重要性(Forbes JAPAN) – Yahoo!ニュース:
広告配信プラットフォームのDSPを提供するシンダキャスト(Syndacast)は、ウェブトラフィックは数年後までに、全体の74%を動画が占めるようになると予想している。また、マーケティングとウェブデザインなどを専門に扱うインジヴィア(Insivia)によれば、ユーザーの90%以上が、製品を紹介するビデオは購買に関する意思決定プロセスを助けるものになると答えている。
さらに、企業がいずれのチャンネルにおいても動画コンテンツを提供していない場合、消費者の4人に1人はその会社に対する興味を失うという。
そもそもテキストだけで競争優位性を保てるって思う方が不自然です。テキスト情報と動画情報があれば、やっぱり動画情報を見ようとしますよね。ただ人間は不思議なもので、動画だけだと飽きちゃうんです。まさに現代的なテレビっ子だった僕が、活字メディアに回帰したように、動画情報をメインに生きてきた人間がテキスト情報を欲する転換点みたいなものがあるように思えます。
となると、ネットでものを売る人たちはこう考えなきゃいけません。
見込み客の興味を引き続けるためには、テキスト情報と動画情報をバランス良く提供し続ける必要があるな、と。
YouTubeが盛り上がり始めた2010年ごろから「近い将来、世界のトラフィックのほとんどは動画が占めることになる」と言われ続けていて、その数字は今回のように74%の場合もあれば、90%と大風呂敷を広げたニュースメディアもあったほどです。ただ実際はその見積もりを上回ることは一度もなく、確かに動画の数は増えているけどネットといえばテキストだよね、という状態が続いているんですね。
いずれにせよ、今後、動画の需要は高まるのは間違いないので、今から動画編集の勉強をしておくのは悪いことではありません。まずテキストで見込み客を魅了できるようになる。次に動画で見込み客を魅了できるようになる。この両輪を回しながらビジネスを運営できるようになると、まあだいたい次の5、6年はなんとかなるんじゃないかな、という所感でございます。
ちなみにこのプロモーション動画は、ナレーションを除き全て僕が作りました。ストップモーション風にアニメーションを仕上げたんです。
まず紙にキャラクターのラフ案を描き、WacomのペンタブでIllustratorに絵を本描きします。次にスクリプトを作り、Voice.comで声優さんにお金を払って読み上げてもらいます。その音声に合わせてAfter Effectsを使いエフェクトを加えていく・・・ってな流れです。最後にPremiere Proでアセンブルすれば、できあがります。工程だけを聞くと難しいと思うかもしれませんが、こんなのは2週間もあれば作れるようになります。
たった2週間で動画プロモーションを学べるようになるんです。
いつやるの?今でしょ。(今やっているプロジェクトが終わってからでしょ)
石崎
PS:動画の中で、テキストが重要である、と言っています。なんか変な感じですね。