コピーライティングって学んでも使い道がないと思っていませんか?あるいはセールスレターを書くだけがコピーライティングと思っていませんか?このレクチャーでは、あなたのネットビジネスでコピーライティングを活用する方法についてお話をしていきます。
あなたがコピーライティングを今すぐ活用できる7つのパーツは
- ホームページ
- About ページ
- タイトル
- オプトインページ
- グローバルナビゲーション
- プロフィール
- セールスレター
です。7つの部品を、コピーライティングの力で改善することで、顧客に刺さるウェブサイトが完成します。すなわち、オプトイン率アップ、制約率アップ、売上アップにつながります。
今回お届けするノウハウはこちら
セールスの再定義 – ユーザーにアクションを促す全ての行動
今回のレクチャーでは、商品やサービスを販売するのと同じように、アイディアを販売する上で、コピーライティングがいかに読み手とのコミュニケーションに役立つかご理解いただけるはずです。早速、僕の言っていることを具体的にお見せしましょう。
まず、「セールス」について再定義をしたいと思います。僕たちの定義では、セールスというのは、ある種のアクションを促すための行動です。もちろん、これが購入というアクションにつながることもありますが、必ずしもそうではありません。
ときに、アイディアを受け入れてもらうために、何かしらの呼びかけをする場合があるでしょう。例えば、非営利団体は常にこれを行っています。彼らは、寄付を求めるときにはお金を探しますが、ボランティアを探すときにはアイディアを売っているようなものです。彼らは、自分たちのためになんらかの形で貢献してくれる人を探すため、受け手のアクションを促しています。
同様に、あなたがアイディアを見込み客に売り込むときがあるでしょう。例えば、ヘルシーなライフスタイルを推奨し、彼らに生活を変えることを呼びかけるとしましょう。新たなダイエット方法やフィットネス、栄養学に関するブログを持っているのであれば、彼らにコメントというアクションを促すことができます。もちろん、コピーライティングを用いてです。
このように「コピーライティングを使ってアクションを促す」という視点を持つと、あなたの視野が一気に広がります。
見込み客に何をしてほしいのかを、常に意識する必要があります。そして、販売に繋げなければなりません。これを前提として、説得力のあるコピーを作成するために、あなたがホームベース、つまりウェブサイトとメーリングリストでどのようなことをすればいいのか、どんな場面でコピーライティングの技術を活用できるのか、お話をします。
#1. ホームページ
コピーライティング活用のための最大の機会は、あなた自身のホームページです。ここでいうホームページは、ドメインにアクセスしたときに表示される固定のページのことです。
rikiyaishizaki.com のホームページでは次のようなコピーが掲載されています。
週4時間だけ働く – 集客、教育、販売、決済、納品。これらの仕事を自動化することで96%の作業量を減らすことができます。僕らがやるのはクールな仕組みを作ることだけ。
VideoFruit.comは、ホームページを使用してメーリングリストを宣伝するWebサイトの好例です。人々に何らかのアクションを促したいのであれば、ウェブサイトの中で最もアクセスが集まるホームページを活用しましょう。
見込み客をあなたのメーリングリストに登録させたいですか?素晴らしい。それが、あなたの焦点となるものです。彼らに、あなたの商品を購入してもらいたいですか?いいですね。それも、あなたの焦点となり得るでしょう。魅力的なコピーを使い、自分のブランドを人々に紹介し、そこから最初の行動に移させることができます。
#2. About ページ
魅力的なコピーは、非常に重要です。しかし、ホームページのAboutページでは、これが見落とされがちです。Aboutページには、簡単に略歴などしか書かないという人が多い。しかし多くの場合、トップページの次に人々が見るのが、Aboutページなのです。
Aboutページでは、ユーザーが尋ねるであろう質問に答えましょう。彼らが本当に求めているのは「この人はいったいどのような人物なのだろうか」「この人を信頼することはできるだろうか」という2点です。この疑問点に答えるために、コピーライティングを使うのです。
もちろん、前回のレクチャーで触れたファイブ・エモーショナル・モチベーターを活用してください。これまでの経歴を通して、ユーザーと繋がることができるようにするのです。そうすれば、彼らは「この人は僕の悩みを解決してくれる素晴らしいガイドだ」と認識してくれるでしょう。覚えていますか?5つの動機?
- encourage their dreams(目標や夢を応援する)
- justify their failures(失敗を認めてあげる)
- allay their fears(恐怖感を和らげてあげる)
- confirm their suspicions(疑いに言及してあげる)
- help them throw rocks at their enemies(商売敵に石を投げる)
この段階において、あなたのオンラインコースやサービス、オプトインなど…あなたの優先事項がなんであれ、見込み客があなたのコンテンツをより深く掘り下げるように促すチャンスが見つかるはずです。1つ目に焦点を当てていた目標を達成すれば、次に2つ目のプロモーションを行うことができます。重要なのは、1つ1つのアクションやフォーカスに関して、常に明確な提示をし続けるということです。
#3. タイトル
コピーライティングを活用すべきもう1つの要素は、タイトルです。ブログのタイトル、メールの件名、サイトのキャッチコピー。ブログやWebサイト、メールボックスなど、インターネットのあらゆる場所で、あなたが設定するタイトルは最初に人々の目に留まる要素です。誰かがブログ記事を読みに来たとき、タイトルがいかに重要かご存知でしょう。そのタイトルが優れているかどうかで、本文を読んでもらえるかどうかが決まるのですから。
誰かがあなたからのメールを受け取ったとき、その件名の良し悪しで、そのメールを開くのか、そのまま削除するのかが決まります。だから、コピーライティングの技術を使って、メールを開いてもらうように促さなければなりません。本文を書くのに比べ、タイトルを決めるというのは非常に小さな要素かと思われるかもしれません。しかし、実際はそうではないのです。タイトルを決める時も、コピーライティングのチャンスだと思って取り組みましょう。
「rikiyaishizaki.com」のブログを見ていただければ、僕らがいかにタイトルにこだわっているのか理解できるでしょう。見出しがコピーライティングの1つのチャンスだと考えることによって、様々なアプローチ方法を見出すことができるはずです。
#4. オプトインページ
ホームベースで魅力的なコピーライティングコンテンツを作成する4つ目の場面は、メーリングリストのオプトインです。多くのWebサイトでは「僕のニュースレターに登録してください」といったようなオプトインしか用いられていません。しかし、これはあまりクリエイティブではありません。
コピーライティングとは、受け手の共感を生み出す技術です。あなたは無料のコンテンツで解決できる問題を明確に提示し、オプトイン自体にフォーカスを当てたコピーを作成することができるはずです。
ブログ記事の中にも、コピーライティングを活用できる機会を見出すことができます。コンテンツというのは、Webサイトにおいて様々な場面、方法で消費されるものです。そのため、ブログ記事の中央でプロモーションや何かしらのアクション…例えばメーリングリストのリードマグネットや、無料ダウンロードのコンテンツなどをアピールすることがおすすめです。
SUMO.ME のプラグインは、これを実現します。WordPressに設置すると、全てのブログ記事の中央や右下にアクションの呼びかけを表示することが可能になります。Webサイト全体に関わる編集をする際にも、このカスタムプラグインを調整するだけで、簡単に更新ができます。rikiyaishizaki.comのサイトから離脱しようとすると、ニュースレターへのオプトインがポップアップで表示されます。あれはSUMO.MEのプラグインで運用されています。
#5. グローバルナビゲーション
そして、ナビゲーションリンクにおいても、コピーライティングを活用できます。ブログのトップに表示されるメニューを見てみると、多くの場合スペースを無駄にしていることが分かるでしょう。しかし、ナビゲーションリンクというのは、Webサイト上のほとんど全てのページで表示されるもの。常にアクセスユーザーの視界にあるものですので、使わない手はありません。相手にどのようなアクションを求めているのか、意識させるのにうってつけのスペースなのです。
ナビゲーションリンクに、見込み客が関心を持たないコンテンツへのリンクを貼り付けるのはやめましょう。Webサイトを案内するために必要なコンテンツの中核部分のみに焦点を当てましょう。そして次に、宣伝する商品やコンテンツのダウンロードなど、アクションを促すフレーズに焦点を当てます。特に重要なナビゲーションリンクには、ハイライトで強調しておくことをおすすめします。例えば「無料のEメールコースはこちら」とか「コース一覧」などです。
さらに、コピーライティングはボタン部分にも生かすことが可能です。たとえば「詳細情報」というボタン上のテキストは、どのWebサイトでも使われていますよね。でも、これって本当に効果的なテキストなのでしょうか?今、滞在しているページから他のページに移動するというアクションを促したいのであれば「アクションを実行するには、今すぐここをクリック」とか「今すぐご参加ください」とか、アクションに特化した用語を使うべきです。ボタンなのであまり長い文は使えませんが、それでもユーザーの行動を促すには効果的でしょう。
僕の場合であれば、回遊してもらいたいページをグローバルナビゲーションに設置してあります。「おすすめ記事」とするよりかはアクション系の文字列が入っている「もう1本読む?」の方がインパクトが強いと思いませんか?
#6. プロフィール
ブログ記事のbio(オーサー情報)にも、コピーライティングを大いに活用しましょう。
全てのWebサイトでbioが採用されているわけではありませんが、rikiyaishizaki.comのようにブログ記事の一番下に筆者のプロフィールが簡潔に記されていることがありますよね。
他にも商品やリソースのリンクを掲載したり、ゲスト投稿をしたりした場合、自分のbio(オーサー情報)をリンクすることができるはずです。コピーライティングを用いて、あなたのホームページにユーザーを遷移させましょう。彼らがどんなアクションを取ってほしいのか、彼らからどう認知されたいのか、bio上でコピーライティングをフル活用しましょう。
#7. セールスレター
コピーライティングは、商品の販売ページでも活用できます。これは、おそらく最も知られたコピーライティングの使用方法でしょう。アフィリエイト商品であれ、オンラインコースであれ、どんなものでも構いません。フラッグシップとなる商品以外にも、1つ1つのコンテンツのメリットを説明するためのセールスレターを作成すると良いでしょう。
これで以上となります。プラットフォームにエネルギーを注ぎ込み、ターゲットとなる見込み客からの関心を引き付けるために、どれだけコピーライティングが効果的であるか、ぜひ実感してください。ホームページ上でコピーライティングを活用したという方は、ぜひコメント欄でそのアイディアをシェアしてくださいね。