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石崎力也のコンサルティング「いしこん」

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【メルマガ読者の増やし方】10分以内に10人のリストを集める方法【Facebook広告は使うな】

Last updated on 2020年12月16日 By 石崎 力也

今日はメルマガの読者を増やす方法についてレクチャーします。メルマガの読者は3ステップで増やします。0から100、100から1000、1000から1万の3ステップです。それぞれの段階でやることは全く異なります。安心してください。それぞれのステップを詳しく説明します。当面のゴールはメルマガ読者1万人ではないでしょうか。僕の周りでリストを1万持っている人で、年収5000万円を下回っている人を知りません。そのリストがFacebook広告などで集めた粗悪なトラフィックでない限り、1万人の見込み客はダイレクトにあなたの豊かさに寄与するはずです。

メーリングリストの構築が難しいと感じているのであれば、そんなに心配しなくても構いません。新しい購読者を獲得するために知っておくべきことのすべてをあなたにお教えします。あなたのプラットフォームのパワーの源は、メーリングリストであるということを知っておいてください。充実したメーリングリストがあれば、オンラインコンテンツのマーケティングやセールスがうまくいくだけではなく、スピーチの機会や出版の契約を結ぶこともできます。メーリングリストの可能性は無限大。まずは、このリストを増やすところから始めましょう。

今回お届けするノウハウはこちら

  • Videofruit.comの創設者、ブライアンハリスとは?
  • メルマガの読者6000人に商品を販売し250万円を売り上げた話
  • メルマガを軸にした事業が一番簡単なネットビジネス
  • ジェフウォーカーの退職金は「メルマガのリスト」
  • 10分で10人のリストを集める方法
  • 最初のメルマガ読者100人を獲得する方法 – Podcast tour
  • 180人にお願いして167人がオプトインしてくれた具体的な方法
  • メルマガ読者を1万人まで増やす3つのマイルストーン
  • 250人のリストを使い1週間で100万円のローンチをする方法
    • エバーグリーン ローンチをする場合のリストの価値
    • ライブローンチをする場合のリストの価値
  • 知名度ゼロの人がメルマガ読者を集めることはできるのだろうか?
  • 僕は自分の息子をYouTuberにしたくない
  • メルマガの読者を100人、1000人、10000人に増やす方法
    • ステージ#1. メルマガの読者を0から100人にする方法
    • ステージ#2. メルマガの読者を100人から1000人にする方法
    • ステージ#3. メルマガの読者を1000人から1万人にする方法
  • 新商品のローンチと次の商品のローンチの間にリストを増やす
  • 巨大リストホルダーがやっているメルマガ読者を増やす施策
  • 僕たちはいつまでリストを集め続けるのだろうか?
  • Facebook広告を使ってリストを集めてはいけない理由
  • メルマガの読者を増やすためにやっては”いけない”こと
  • リスト集めに使う時間は1日15分でいい
  • まとめ:平凡な人間がたくさんのメルマガ読者を獲得している

Videofruit.comの創設者、ブライアンハリスとは?

UntitledImage

あなたはConvertKit やMailChimp を使いメーリングリストの作成をしました。次に、メーリングリストの購読者を増やすこと注力していきましょう。メーリングリストの規模を拡大させる秘訣を学ぶために、今回のレッスンでは、Bryan Harris(ブライアンハリス)を紹介します。

Bryan(ブライアン)は”Videofruit”という人気ブログの他に、”List Goal”や”SmartBribe”、そして代表的なトレーニングプログラム”Get 10,000 Subscribers”などの立案者でもあります。彼のチームは膨大なエネルギーと時間を費やし、自身のメーリングリストを拡大するだけではなく、メーリングリストのメンバーを増やす方法を教えたり、メーリングリストの規模拡大に役立つツールを開発しています。だからあらためて言うまでもなく、今回のレクチャーにうってつけの人物であるというわけですね。

Bryan(ブライアン)について話すのは、いつも楽しいです。僕が思うに、Bryan(ブライアン)は面白いだけではなく、とてもスマートな人物です。もう少し詳しく彼のことについてお話しします。

Bryan(ブライアン)はあんまり自分の話を公にすることはないので、僕のように海外マーケターのウォッチャーでないと彼がどんな人物かなかなかわからないものです。Videofruitのサイトを見回してもなかなか彼のプロフィールが見つかりません。Twitterに来てようやく彼の写真が見れる程度です。

Bryan(ブライアン)がこういったビジネスを始めたきっかけは、かなり昔のことでした。7歳の頃、兄弟と一緒にアラバマ州モービルのベッドルームで、ベースボール・カードの店を始めようと計画したことがありました。でも、そのアイディアはあえなく失敗して、ほかのあらゆるビジネスアイディアもうまくいきませんでした。2013年頃になり、ようやくうまくいかないビジネスに嫌気がさし、Pat Flynn(パットフリン)のように成功している人がどんなビジネスをしているのか、研究を始めたんです。

Pat(パット)やAmy Porterfield (エイミーポーターフィールド)、そしてMichael Hyatt(マイケルハイアット)がしていて、Bryan(ブライアン)がしていないことはなんだろうか?彼に足りないものはなんなのか?それは、例えるならば親からのアドバイスや、ドッグトレーニングのようなもので、調べれば調べるほど、成功するためのテクニックには矛盾が生まれました。多くの人は、自分の成功テクニックを示すときに、そのほかの人を否定するものですから、共通するコツなんてなかったのです。ビジネスを成長させる方法でも、オンラインマーケティングでも、同じような状況でした。

しかし、すべての成功者がやっていた、共通のコツがあったのです。それは何か…。

メーリングリストのメンバーを増やすということです。

何度も、何度も、彼らが成功を掴むことができたのは、メーリングリストを増やしたから。矛盾ばかりの情報の中で、唯一、共通していたのは、この事実だったのです。メーリングリストのメンバーは、Bryan(ブライアン)のことを気にかけてくれ、知ってくれ、信頼してくれ、そして、Bryan(ブライアン)から何かを買いたいと思ってくれています。だから、成功できるのです。

さっそく、Bryan(ブライアン)はメーリングリストに関する研究と実験を始めました。しかし、これはとても退屈だった。最初の1年でもっとも力を入れたのは、メーリングリストのメンバーを1万人に増やすということでした。さまざまな人を調査した結果、1万人という規模はかなり大きなハードルであるということがわかりました。そこまでの購読者数に到達するにはかなりの時間を要します。

でも、1年間でなんとか、目標としていたメンバー数を達成することができました。そこで、はじめてのコンテンツをローンチしたのです。そうすると、思っていた以上にうまくことが運び、メーリングリストの可能性を実体験するに至りました。そして、この出来事以来、彼はメーリングリストに関する仕事を事業の中心に据えたのです。つまり

  1. Bryan(ブライアン)自身のメーリングリストをさらに拡大させること、
  2. 購読者としっかりとした関係を築くこと、
  3. そして、有料コンテンツをローンチすることです。

メルマガの読者6000人に商品を販売し250万円を売り上げた話

どうでしょう、インターネットビジネスの世界にはリストの重要性を解く人はたくさんいますが、Bryan(ブライアン)ほど切実にリストに向き合っている人は珍しいと思いませんか?僕自身もインターネットビジネスは、1にリスト、2にリスト、3にリストだと思っているのですが、それでもリストに対する情熱というか気持ちはBryan(ブライアン)の足元にも及びません。

Bryan(ブライアン)のメーリングリストの規模が1万人に達し、はじめてコンテンツをローンチした時のことをもう少し紹介しましょう。なぜ、メーリングリストを拡大すべきなのか。具体的に言えば、1万人もの購読者がいるメーリングリストを獲得できれば、ビジネスにとってどんな意味があるのか、その可能性をこのトレーニングを見ているあなたに理解してもらいたいのです。

Bryan(ブライアン)が2014年1月にメーリングリストを始めた段階では、購読者は1人もいませんでした。そして10月。メンバー数は6,000人になりましたが、まだまだ目標には至りません。ただ、メーリングリストに対して、何かしらのコンテンツを売りたいと考えていました。だから、年末にかけて、いろいろなリソースをまとめたコンテンツを作り始めたのです。初期段階の人にとって、とても役立つ製品アイディアのようなコンテンツでした。

basecamp

Basecamp社の37signalsと呼ばれるメンバーをご存知ですか?Basecampとはアメリカ合衆国イリノイ州に本社を置く非上場企業でウェブアプリケーションを手がけている会社です。Ruby on Rails(ルビーオンレイルズ)を作った会社といえばピンとくるでしょうか。彼らが「おがくずを売る」と呼ぶ行為を知っていますか?共同創業者であるJason が「Sell Your By-products(副産物を売れ)」というブログを書いてバズりました。日本でも翻訳記事が出ています。まさかRuby on Rails(ルビーオンレイルズ)が副産物でできたものだと知ったらあなたは驚くでしょうか?

あなたが持っている組み合わせられるコンテンツについて考えてみましょう。例えば、WordPressのテーマ。自分のWebサイトをデザインして「これなら、少しアレンジして販売できるかもしれない」と思いつけるかもしれません。

僕たちは、自身のTeachable をローカライズするにあたって優秀な翻訳家と協議しながら適切な訳語をシートにまとめました。ビジネスパートナーの小川さんが「これ売れそうですね」といったところから「Teachable の日本語化パッチ」の商品は売れました。いうまでもなく、日本でTeachable を運用しているほぼ全ての企業がこの商品を購入することになり、副産物が僕たちに臨時の収入をもたらしてくれています。

Bryan(ブライアン)も同じように副産物を売りました。緒に仕事をしたクラウドワーカーのリストやスワイプファイル、そして、クラウドワーカーとのワークフローなどの情報を持っていました。多くの人は、こういった類の情報を欲しがっていました。人々はBryan(ブライアン)にメールでこう尋ねてきました。

「これは誰がデザインしたの?」

「どのクラウドワーカーを雇って会員制サイトをローンチしたんですか?」と。

こういったニーズに合わせた情報を、30人のクラウドワーカーのリストと共にGoogle Docにまとめてパッケージングしました。

僕も彼のローンチを側から見ていたので、いかに彼が魅力的にプロモーションしていたか、そしてその商品がたくさん売れていたかをよく覚えています。

彼はEvernoteのノートに100ページものランディングページをまとめて売ったこともあります。ランディングページを作ったのは彼ではありません。だけどBryan(ブライアン)が認めたランディングページには価値があると考える人は少なからずいたようでした。

メーリングリストのメンバー6,000人に送り、最初の1週間で250万円分売りました。後日、podcastでこう言ってました。

正直言って、それまでの人生で稼いだことのあるお金よりも、このコンテンツの売り上げの方が大きかったです。当時、僕の会社の給料は年間400万円でしたから。

メルマガを軸にした事業が一番簡単なネットビジネス

もしかしたら、これを作り話だと思う人もいるかもしれません。良かったらGoogleで検索してみてください。Bryan(ブライアン)以外にもたくさんの経験談が出てくるでしょう。石崎力也、僕自身も同じように調べて「嘘やん、ありえんし!」と思ったと同時に、目が覚めた思いでした。そして、僕はどんなコンテンツにニーズがあるのかに注意を払い始めました。ブログ記事を書いてフィードバックをもらったり、ウェビナーをして感想を聞いたり。Udemyにコースを出して、どんなコースが売れるのか、どんなコースが売れないのか。市場の反応を調べました。そこで調べた結果がものすごく役に立っています。こうやって、多くの人が求めていることがなんなのか調べたのです。

そして、人々がもっとも興味を持っている「石崎さん、あなたはどうやってメーリングリストを増やしているの?」「メーリングリストは作ったし、ちゃんと動いています。今後は、あなたと同じくらいの規模のメーリングリストを作る方法を教えて」といった疑問に合わせてコースをまとめました。そういったコースをTeachable でもUdemyでもたくさんローンチしてきました。

例えば、12,000人に向けてこのリストの集め方に関するコースをローンチしたところ、メーリングリスト自体の規模も12,000人から23,000人に増えたのです。

このコースは、2,200万円もの売り上げを記録しました。この経験は、僕のビジネスに対する見方を完璧に変えるものでした。今でもよく覚えています。僕たちは西麻布にある自宅兼オフィスで仕事をしていました。

西麻布の狭い部屋に四人が雑魚寝していたのです。家賃は16万5000円。今でもよく覚えています。僕らが出て行こうとしたときに大家さんが「家賃に不満あるなら言ってください、16万円に下げますから」と言ってくれたのを記憶しています。

アップセルを7つ用意して、メルマガ読者にローンチをしたところあまりにも売れ行きが良かったので、創業時のメンバー四人は、その場で解散を決意したのです。ああ、もうこれだけのリストがあれば世界中のどこにいても仕事できるよね、と若かった四人はそう思ったのです。2013年の10月のことです。

アイディアやビジネスを軌道に乗せようとするとき、何から考え始めるべきなのか。それは「僕のことを知ってくれていて、しかも好きでいてくれて、信頼してくれて、僕の商品を書いたいと思ってくれている人を、どうやって獲得できるのか」ということでした。このような人々を獲得できれば、あとは簡単なものです。

僕は、ビジネスオーナーとして、そしてプラットフォーム・ビルダーとして、少なくないデジタル資産を持っています。Webサイトがあり、ソーシャルメディアがあり、オンラインコースのようなコンテンツがあります。中でも、僕は特にメーリングリストを重要なデジタル資産と位置付けています。いろいろなコンテンツや資産がある中で、メーリングリストとはどういった点で特別なものなのか説明させてください。

メーリングリストは、どんなビジネスにおいても、僕にとって最重要なものです。これまで、メルマガを主要のコンテンツとして用いるだけではなく、メルマガを通して顧客の教育、あるいはコーチングもおこなってきました。もちろん、メルマガを使ったとしても、魔法のように簡単に成功を掴み取ることができるわけではありません。ただ、メーリングリストが特別なのは、僕が話したいと思っている人たちと、直接コミュニケーションを取ることができるからです。

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Webサイトには、いくつかのビジネスモデルがあります。つい最近も、自転車で移動中に、Podcastを聞いていました。彼のWebサイトのビジネスモデルは、月に200万ものユニークユーザーがあるため、それを利用して広告枠を企業向けに販売し、また、Tシャツを販売するというものでした。彼は優秀なセールスマンで、大きなスポンサーを獲得しています。しかし、このビジネスモデルをゼロから作り、継続するのは、とても難しいですね。

彼の収益のすべては、Webサイトへの莫大なトラフィックに基づいており、GoogleやSEOの検索順位がベースになっています。しかし、多くの人は彼のようにたくさんのトラフィックを持っているわけではありません。しかも、Googleはいつでも検索アルゴリズムを変更でき、すべての検索順位を変えてしまうことできます。

駆け出しのプラットフォーム・ビルダーにとって、唯一の所有物はドメイン名です。誰からもドメイン名は奪われることはありません。あなたは、自分のWebサイトに来る人たちと、メーリングリストを介して直接コミュニケーションを取ることができます。実際、考えてみてください。例えばFacebook Liveを定期的に行っているとしましょう。どうやって、オーディエンスを呼び込むのでしょうか?もし、今日Facebook Liveをやるとして、どうやって告知するのでしょうか?

Facebookへ投稿するしかないですね。でも、それで見ることができるのは8%くらいです。そして、残りの人たちがその投稿を見るには、広告に10万円をかけるしかありません。そうすれば、多くの人が広告自体は目にすることになります。しかし、Facebook Liveを見る人はそこまで多くはないでしょう。そして、次にTwitterに投稿するかもしれません。そのツイートを目にする人もいるかもしれません。しかし、Facebookの投稿と同様で、そのツイートを見てFacebook Liveを見てくれるという人はそこまでいないでしょう。

メーリングリストはどうでしょうか。1,000人、1万人、あるいは10万人のメーリングリストにメールを送るだけで、すぐさま、すべての購読者のもとにダイレクトで連絡を取ることができます。

メーリングリストなら、即座に、直接的に、どこかの利用規約を気にすることなく連絡をすることが可能となるのです。このように、誰かにダイレクトに話しかけられるような手段が、他にあるでしょうか。FacebookもTwitterもGoogleも、プラットフォーム上のルールを変えてしまうことができます。あなたのアカウントをすぐさま凍結させることさえ。しかし、メーリングリストなら、誰も購読者のリストを削除することはできません。

ジェフウォーカーの退職金は「メルマガのリスト」

僕はJeff Walkerの古くからの顧客です。ネットビジネスの初期から彼をウォッチしてきました。Jeffは、商品の中でこう言いました。

「僕は自分のメーリングリストを退職金の代わりにするつもりです」と。

もちろん、本当に退職するつもりはないのですが「メーリングリストで人々と繋がってさえいれば、いつまでも収入源を持ち続けることができる」という言葉は、核心をついていると思いました。

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Jeffと彼の奥さんは、家を買うか、建てるかしようとしていました。そのために頭金の350万円が必要でしたが、彼はその頭金を払えるだけの余裕がありませんでした。そこで彼はすぐにコンテンツを作成し、メーリングリストに流したのです。すると、1週間で頭金を稼ぐことができました。まさにメーリングリストの魅力であり、ダイレクトに連絡が取れることの強みです。

メーリングリストが他のプラットフォームと違う点がもう1つあります。それは、メールがビジネスに必ず用いられるということです。最後にFacebookで何か買い物をしたことを覚えていますか?もしかしたらFacebook Marketplaceで、近所の人からサンダルを買ったり、野球ミットを買ったりしたかもしれません。Facebookで1万円を超える買い物をしたのは、いつが最後でしょうか。Facebookの広告をクリックして、誰かがあなたに何かを売り付けたかもしれないですね。

さて、購入した後、通知が来ました。どこに来ましたか?そうです。Eメールで「お買い上げありがとうございます」の文字列が届きます。

FacebookやTwitter、Snapchatなど。これらのプラットフォームでアカウントを作るとき、何が必要となりますか?何を使ってログインしますか?そう、メールアドレスとパスワードですよね。だから、代表的なソーシャルメディア・プラットフォームでさえ、彼らのビジネスのベースは、メールアドレスなのです。

LinkedInは、1日に5回もユーザーが自社プラットフォームに戻ってくるために何をしているか知っていますか?LinkedInは、あなたにメールを送り、「あなたに連絡を取った人がいます」「あなたと連絡を取りたがっている人がいます」といったようなことを通知してくるのです。人々にとってメールというのは欠けてはならない存在だからこそ、ソーシャルメディア・プラットフォームもベースとしてメールを用いています。

Facebookだって定期的に「石崎力也さん – 友達リクエスト1件があります」というメールを送ってきます。SNSも結局はメールアドレスに頼っているのです。

僕らにとって、メーリングリストというのは、もっとも重要な存在だとも言えるでしょう。コンテンツのフォーマットやプラットフォームには流行り廃りがありますが、メーリングリストがある限り、僕らに関心を向けてくれる人へのパイプラインがあるのですから。これは、とてもエキサイティングなことです。ただ、あなたは「たしかに素敵だけど、そもそもメーリングリストを持ってないよ」とか「メーリングリストの規模はせいぜい200人くらいです」と考えているかもしれません。では、こういう状況のあなたがベストなスタートを切るためには、どうすればいいのでしょうか?

10分で10人のリストを集める方法

僕は以前アンケートを取りました。うちのメルマガ読者のうち、67%が「メーリングリストに購読者がいない」と言っていました。このレクチャーを見終わる前に、あなたのメーリングリストに購読者を追加する方法は、2つあります。

まず、メーリングリストに参加してくれるように、誰かを招待しましょう。文字通り、すぐにお持ちの携帯電話を取り出して、連絡をとってください。あなたが最後に電話をした10人と、テキストメッセージを送った10人に改めて連絡を取り、メーリングリストに参加してくれるようにお願いするのです。

どう言えばいいか分からないって?例えば、こうです。「XXさん、こんにちは!実はニュースレターを始めたんです。このニュースレターで、ドッグトレーニングについての知識を発信していくつもりだから、良かったら登録してください。」ね?難しくないでしょ。もちろん犬を飼っている人に言わなきゃいけないけど。

これが、簡単にメーリングリストの購読者を増やす方法です。友達や家族、同僚たちに、あなたのメーリングリストへ参加してくれるようにお願いすればいいだけです。僕の知っている人の中には、こうやって周りにお願いして回った結果、24時間で登録者を200人増やした人もいるくらいです。

あなたのことをすでに知っていて、しかも好きでいてくれて、信頼してくれている人たちでベースを作りましょう。なぜなら、あなたのことを全く知らない人たちで、メーリングリストの基礎を作るというのは、かなり難しいことだからです。まずは、あなたの周囲の人の中から、メーリングリストのテーマに興味を持ってくれそうな人をピックアップして、購読者になってもらうということがおすすめです。

これだけで、1ヶ月あれば1,000人くらいの規模のメーリングリストを作れるでしょう。実際、そうやってメーリングリストをスケールさせた人を何人も知っています。まずは、知っている人をあなたのメーリングリストに招待するだけ。「どうも!ニュースレターを始めたから、良かったら登録してよ」と10人にメールをしてください。きっと、このレクチャーが終わる前に、購読者ができるでしょう。

素晴らしい方法だと思いません?ここで行動できるかどうかが大きな違いを生みます。

えー、面倒だよ。お願いするのが嫌だ。たかだか10人のリストを集めるためだけにそこまでやりたくありません、とあなたは思ったかもしれない。

ダメダメ。たかだかだ10人集めるために、メールを送るなんて面倒だって思うそのメンタリティが、リストの数を小さくするのです。リストはかき集めるものです。自然に集まるのを待っていたら永遠にリストは構築できません。

最初のメルマガ読者100人を獲得する方法 – Podcast tour

もう1つの戦略は…。もしかしたら嫌がる人もいるかもしれませんが、Podcast tourです。これは、Bryan(ブライアン)が教えてくれたノウハウで、本当に役立ちます。具体的に、どんな戦略かお話ししますね。Bryan(ブライアン)はこう言います。

まずは、iTunesから、あなたのメーリングリストのテーマをカテゴリー検索してみましょう。たとえば“Dog training”で検索するとします。そうすると、Cesar Millan(シーザーミラン)の名前が出てくる他に、他にも何人かのドッグトレーナーが表示されますね。こういった人たちは、インタビューをベースにしたPodcastを配信しているのです。彼らは、自分自身のテーマについてインタビューしてくれる人を探しています。なので、あなたは、彼らのインタビュー相手になってください。

まず、自分のテーマに合わせたPodcastを探して、リストを作りましょう。そして、インタビューに参加したい旨を記したメールを作成。メールに答えてくれた人とインタビューをして、Podcastで配信してもらい、最後にあなたのメーリングリストに視聴者が参加してくれるように呼びかけるのです。

とてもシンプルな戦略ですね。神田昌典さんのダントツ企業実践オーディオセミナー には、茂木健一郎、アントニオ猪木、苫米地英人など著名なオピニオンリーダーが登場しています。一方であんまり知名度のない社長さんも登場します。彼らは自選なのです。

神田昌典さんに「インタビューしてください」とお願いしているのです。神田昌典さん本人の口からそう言っていたので、嘘ではありません。全員が神田昌典さんの選んだ人ではないという点がポイントです。つまり小さな企業の社長さんたちは、20世紀の時代からPodcast tourをやっていたのです。

そしてこの方法はインタビュイーを求めているプラットフォームで応用ができきます。インタビュー形式のブログはたくさんあるし、YouTubeでもインタビューや対談コンテンツが人気です。1つ1つのホストに連絡をしてみてください。必ず誰かが手をあげます。そしてあなたは服装を整えて、会場に行けば良いだけの話です。

今紹介した2つのメーリングリスト拡大戦略は、とても簡単なんです。これだけで、まず100人の購読者を手に入れることができるでしょう。

もし公の場で喋る機会があれば、同じようなことをすればいいですね。

人前に立つ機会があり、パブリックスピーキングのスキルがあるのであれば、もう完璧です。Bryan Harris(ブライアンハリス)はPodcastの中でこうアドバイスをしています。

僕が公の場で喋る機会があるときに必ずやることの1つは、アクションプランと無料コンテンツを提供することです。

数ヶ月前に、デンマークで行われたイベントで講演をするように依頼されました。そこで初めて有料のセミナーでの講演を経験しました。2週間ヨーロッパで過ごしてから、デンマークに向かい、セミナーをおこないました。その時にある実験をしました。メーリングリストをゼロから作って、家に帰るまでにそのメーリングリストでコンテンツを売ることができるかどうか、という実験です。

もうすでにワクワクするような面白い実験ですよね?いかにもBryan(ブライアン)らしい試みです。彼はこう続けます。

セミナー・ルームはとても大きくて、おそらく180人くらいの参加者がいました。英語を話すのは僕だけで、他の人たちはみんなデンマーク語を話していました。イベントが始まっても、正直なところ、開会式で何を話しているのか分からなかったくらいです。ただ、とりあえずステージに上がり、講演をしました。彼らは、みんな僕が理解できるように、第二言語の英語を話してくれました。

そうです、セミナー会場に翻訳者はいなかったのです…。

だからゆっくりと英語で話しました。でも、講演は大成功を収めたのです。だって、メーリングリストのメンバーが結果的に160人になっていたのですから。もう1度言いますが、会場にいたのは180人です。

とブラインは語っていました。驚くべき結果です。

180人にお願いして167人がオプトインしてくれた具体的な方法

Bryan(ブライアン)は講演の中で、ちょうど僕がこのレクチャーで話しているようなことを喋りました。

メーリングリストを拡大するためには、まず2つの方法があると。あとは、携帯電話を取り出して、”slides@videofruit.com”に連絡をしてくれたら、このプレゼンテーションのスライドとリソースをすべてお送りしますよ、と言ったんです。その結果、180人中167人が登録してくれたそうです。逆に言えば、13人が登録しなかったのですね。おそらく、Bryan(ブライアン)が何をしてくれるのかを英語で理解できなかったのでしょう。

Bryan(ブライアン)自身も南部訛りの英語を話しますから。

そして、そのメーリングリストへ、バックエンド商品を販売し、さらに2,3通のコーチングプログラムに関するメールを送りました。そして、彼らと電話をして、コーチングプログラムを販売したのです。このコンテンツは50万円でしたが、彼がヨーロッパから帰る前に2つ売ることに成功しました。つまり、100万円の収益をあげたのです。

このBryan(ブライアン)のエピソードから言いたいのは、プレッシャーをかけるようだけど、すでに喋る準備ができているなら、もしくは公で話せるようなスキルがあるなら、様々なミートアップにアクセスしてみてほしいということです。あなたの住んでいる街がある程度の規模であるなら、あなたのトピックについて話す機会があるはずです。ぜひ、同じ業界の人たちに話に行ってください。今ほど紹介したBryan(ブライアン)の戦略を駆使して、メーリングリストを増やしてください。そして、あなたが売らないといけないコンテンツを、バックエンドで売りましょう。

バックエンド商品はコーチングからスタートするのは、とても良い方法です。僕もかつてTOEICのスコアアップに関するコーチングからスタートしました。僕の周りの人も初めてのサービスは、コーチングに関するものが多いです。つまり、文字通り誰かに電話をかけて、しゃべればいいのです。商品を用意する必要がないから今すぐ始められます。

手元に商品がないときは、コンサルやコーチングを売ってしまえばいい。明日から始められます。

では、その後のマイルストーンについてお話ししましょう。ここまで100人の購読者を集めることについて話しました。そのあとはどうすればいいのでしょう。

メルマガ読者を1万人まで増やす3つのマイルストーン

メーリングリストのグロースには、3つの重要なマイルストーンがあります。

1つ目は100人。おそらく最大で1週間ほどの時間を要することになるでしょう。ただ、先ほど話した戦略を実行すればいいだけです。つまり、周囲の人を招待することです。本質的に必要なのは、これだけです。あとは、必要に応じてPodcast tourをしましょう。インタビューの受け手を招待したり、スケジュールを立てたりしないといけないので、少し時間をかけることになります。あとは、パブリックスピーキングも駆使するといいですね。もし、苦手でなければ、ですが。東京近辺では毎日のようにミートアップが行われています。少人数のものから、大きな会場を借りるものまで。彼らは常にスピーカーを求めています。あなたがスピーチに参加して、最後にCTA。メルマガに参加してください、の一言を添えればいいだけです。

これら3つの戦略を駆使すれば、1週間で簡単に100人の購読者を獲得することができます。もしそれ以上に時間がかかるようであれば、もちろん延長しても構いません。愚直に戦略を続けましょう。Webサイトのデザインを気にする必要はありませんし、メーリングリスト・サービス・プロバイダもここでは必要ありません。あなたに必要なのは、紙とペンと電話の3つだけです。メーリングリストに誘ってみて、OKが出たら、ノートに相手のメールアドレスをメモしておきましょう。

次のマイルストーンは、1,000人の購読者を集めることです。このラインに達するには、平均して90日間ほどはかかると考えてください。もちろん、30日ほどで1,000人を達成した人もみたことがあります。しかし、これは例外中の例外で、普通なら3ヶ月程度はかかるものです。

そして、もっとも大きなマイルストーンが1万人です。リスト1万人を持っている人で年収5000万円を下回っている人を見たことがありません。彼らはビジネスをいくつも保有し、いつまでも収益化することができます。つまり、このマイルストーンに到達すれば、アーリー・リタイアも夢ではありません。スキルも経験もない状態で始めると、おそらく1年ほどはかかるでしょう。

250人のリストを使い1週間で100万円のローンチをする方法

じゃあ、リスト1,000人でビジネスを構築することは無理でしょうか?

実は、それも可能です。”Build a Thriving Business”のブログを運営するJohnのエピソードは、僕のお気に入りです。彼は、有料のWordPressテーマを購入しました。

彼はフォーラムに参加した中で、たくさんの人が質問をしていることに気づきました。WordPressをそもそも理解していない人、どうやってインストールすればいいのか知らない人、設定の仕方がわからない人など。多くの初心者が、そのフォーラムにはいたのです。そこでJohnは、彼らを助けるためのコーチングサービスを販売し始めました。

しばらくして、彼はコーチングに疲れてしまったのか、もしくはコーチングサービスをスケールさせることが難しいと気づいたのか、WordPressテーマの使い方に関するコースを作成して販売し始めました。彼は、当時おおよそ250人ほどのメーリングリストを持っていましたが、コースをローンチしたことによって、たった1週間で100万円もの収益を得たのです。

日本でも海外でも、僕は、そういった事例を、何度も何度も見てきました。Bryan Harris(ブライアンハリス)も同じことを言っています。

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https://stories.videofruit.com/stories/ にアクセスしてみてください。購読者数と売上高、そして、そこまで到達するのにどれくらいの期間がかかったのかについての情報がたくさん掲載されています。

僕は過去にジェフウォーカーやパットフリンの記事を読んだことを覚えています。

その時、僕が知りたかったのは、

  1. メーリングリストをスケールさせるために、どれくらいの時間がかかるのかということと、
  2. それによってどれくらいの収益を上げたのか、

という2点でした。他の人たちの話を聞くたびに、どんどん戦略が見えてきたからです。「メーリングリストの可能性は十分にわかった。次はそこに到達するための戦略が必要だ」と。

リストに関しては次の等式が、世界的な共通理解として受け入れられていますし、僕も賛同します。

エバーグリーン ローンチをする場合のリストの価値

1リスト = $1/m

  • 1000リストを持っている人は、毎月$1000の利益を生むことができる。だいたい年収120万円ほどでしょうか。
  • 1万リストを持っている人は、毎月$1万の利益を生むことができる。だいたい年収1200万円ほど。

ライブローンチをする場合のリストの価値

1リスト = $3/m

  • 1000リストを持っている人は、毎月$3000の利益を生むことができる。だいたい年収360万円ほど。
  • 1万リストを持っている人は、毎月$3万の利益を生むことができる。だいたい年収3600万円ほど。

もちろん、ローンチをする回数や、成約率や売っている商品の切り口、価格帯、アップセルの数にも左右されます。僕の場合はこれら平均値より少しだけ高いパフォーマンスを出せています。

知名度ゼロの人がメルマガ読者を集めることはできるのだろうか?

きっと僕の話を聞いて、このレクチャーを見ている人は、おそらく同じような感想を持っていると思います。つまり「僕はBryan(ブライアン)ほど賢くない。しかもジェフウォーカーほど、知名度があるわけでもない」という気持ちです。こういった気持ちになるのも仕方ないです。正直にお伝えします。果たして、このノウハウは平凡な人にとっても有効でしょうか?

bryan harris podcast

Bryan Harris(ブライアンハリス)はPodcastの中でこう答えています。

僕はアラバマ出身で、大学を3回も中退しているんです。ビジネスをする上でプロフィールを偽ることもできるでしょうが、それだけはやっちゃいけない。要するに、僕は普通の人間です。ただ、あえて言うとすれば、「絶対に途中で諦めない」ということが成功のキーワードだったかもしれません。

僕のリストビジネスの仕事は50番目のビジネスでした。これまでのビジネスアイディアの中には、数時間しか続かないものもあれば、数日、数週間続くものもありました。テネシー州アンティオキアで駐車場管理の仕事を始めたこともあります。おそらく、これは僕が経験した中でもっとも最悪のビジネスアイディアでした。空いている駐車場の一角を3ヶ月間だけ借りました。

僕としては、Nashvilleで1番繁盛している駐車場になる予定でした。駐車場を借りてから、Craigslistで車を売りに出している人たちに週末料金5,000円で交渉してみました。6人ほど車を置いてくれる人が決まったので、その翌週には駐車場で自動車の販売会を開いたのです。そうすると、市から許可証の問題に違反したと言われ、停止命令を受けてしまいました。

他にもダンスのインストラクターをしたこともありますが、それもうまくいきませんでした。eBayのショップを管理したこともありますが、すぐに凍結されてしまい、PayPalから追い出されました。つまり、こういった失敗があっても、続けることです。

なるほど。説得力のあるご意見です。僕も似たようなアドバイスを差し上げたいと思います。ブログを始めたいと言っている友達が家に来たら、僕はこう言います。「あなたはブログを書くのを楽しく感じますか?」と。もし楽しく感じるのであれば、試してみてほしい。でも、ブログで成功するためには、心から成功を望んでいないといけない。簡単なことではないですから。きっとたくさんの失敗をするでしょうし、損することだってあります。

rikiyaishizaki.com のドメインは2013年に登録したものです。No Second Life のブログを運営している立花たけしさんに影響を受けてスタートしたものです。今はブログのタイトルが変わっています。まあそのくらい前の話だということです。

ブログの更新が続いたのは最初の数週間だけ。安心してください。どの記事も消してありますから、探しても見れません。すでに動いているビジネスにリソースを割いた方が遥かにパフォーマンスがいいので、なんで今更金にもならないブログを書かなきゃいけないんだと思い止まる。

でもしばらくすると内側に言葉が溜まってくる。書きたくなる。で、またやめる。この繰り返しでした。2015年に、毎週土曜日に2つのブログを更新すると決めてから、それだけ守り続けて、ようやく2018年くらいから、ブログのマネタイズに成功しました。

だから、失敗をしても続けなければなりません。そして、心から成功を望み続けるのです。良い仕事につけば、もっと早くたくさんのお金を稼ぐことだってできます。だから、お金のためにブログを書くというのであれば、絶対にやめるべきです。でも、もしあなたが起業家で、始めるべきことが心の中で明らかになっているのであれば、そのアイディアを実行に移さなければなりません。そうしないと、死ぬ時に満足できないでしょう。だから、失敗しても、絶対に諦めてはいけません。

僕は自分の息子をYouTuberにしたくない

僕がオンラインコース・ビジネスを気に入っているのは、お客さんの成功までの学習曲線が短くなるからです。2013年にオンラインコース・ビジネスを始めた時、アイディアもありましたし、収益化したかったのですが、参考にすべきモデルが今と比べると明らかに少なかったのです。僕より先に、似たようなアイディアを試した人はほとんどいなかった。

だから、最初は広告から始めたのですが、ほとんど効果はありませんでした。

しかし今では、自由に使うことができるリソースが充実しています。ブログ、メルマガ、ウェブサービス、テクノロジー、フリーランス、シェアリングエコノミー、サブスクリプション、オンラインスクール、マーケットプレイス。どれか1つをランダムにピックアップして3ヶ月真剣にやるだけで、大金を稼げるようなネタがそこら中に転がっています。

そう、これほどありがたいことは状況は、これまでありませんでした。

まだまだオンライン・ビジネスを収益化することは難しいことではありますが、人類史上において、かつてないくらいには簡単になってきています。だから、諦めないでください。インターネットサーフィンをするのではなく、即座にアクションをしましょう。Bryan Harris(ブライアンハリス)のVideofruitが利益を上げたのは、およそ1年半前のことでした。そう、ついこの前の出来事なんです。

グノシーやNewsPicksなどの記事を読めば、偶然うまくいった例がたくさん載っています。YouTubeを始めて1年で1億円の収益を獲得したビジネスなど。素晴らしいことではありますが、ほとんどの人にとって、再現性の低いビジネスモデルです。

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うちの子供は世界一稼いでいるYouTuberのライアントイレビューが大好きです。彼が紹介するおもちゃをすぐに欲しがるから親としてあまり見せたくないのですが。じゃあ、ライアンのようにおもちゃのレビューをすればお金持ちになれるのか。自分の子供におもちゃのレビューをさせるのか。今から参入しても同じジャンルのビデオが供給過多で儲からないでしょう。仮に儲かったとしても、息子におもちゃをレビューして欲しいとは思いません。

おもちゃは遊ぶものです。どちらかというと心の動きが内側に向かっていく作業です。他人に見せるのではなく、自分1人で楽しむものだと僕は思うのです。

一方で、メーリングリストは、僕がこれまで試した中でもっとも安定し、繰り返し利用することができるビジネスモデルなのです。そう、それがまさに僕らがメーリングリストをおすすめしている理由です。

メルマガの読者を100人、1000人、10000人に増やす方法

さて、マイルストーンの話に戻りましょう。

メルマガの読者、100人、1000人、10000人、それぞれのステージにおいて、メーリングリストを構築する戦略は、どのようになるか確認しましょう。

ステージ#1. メルマガの読者を0から100人にする方法

1つ目のマイルストーン、つまり100人の購読者を獲得する戦略については、既に話しましたね。そうです。100人に向けては、身近な人を招待し、Podcast tourをおこない、パブリックスピーキングをするという戦略で達成できるはずです。ただ、この方法で200人を超えるのは難しいでしょう。そこで、100人から1,000人規模にまでメーリングリストをスケールさせるには、どういった戦略を用いるべきか、今からお話をしましょう。ここで役立つのは、パートナーシップです。

おそらく100人規模のメーリングリストを持っている段階では、Webサイトへのトラフィックもそこまで多くなく、コンテンツアップグレードやポップアップなど、いろいろな最適化戦略を駆使しても、アクセスを増やすことはできないでしょう。そして、トラフィックがなければ、メールアドレスを集めることもできません。

Tim Ferrissであれば、1週間でどうやってメーリングリストの購読者を20万人も集めたかについて、ブログ記事を書くこともできるでしょう。ただ、これは彼がもともと月に500万人ものユニーク・ユーザーがいるWebサイトを持っているという前提があってこそです。だから、一般的な人にとっては、彼と同じような方法でメーリングリストをスケールすることは不可能です。

ステージ#2. メルマガの読者を100人から1000人にする方法

100人から1,000人規模にするためには、こういったイメージを持ってみてください。あなたは、砂漠のど真ん中にいます。そして、時々、目の前を遊牧民が2〜3人通ります。あなたは、彼らを購読者として捕まえなければなりません。でも、自分以外の人間に出会うのは3ヶ月に1回ほどです。ピンタレストで日本人向けのコンテンツをシェアしても意味がありません。それは砂漠でリスト集めをするようなものだからです。

地下鉄の駅に注目するのであれば、駅の周りにあるビジネスに注目しないと。駅付近には、たくさんの飲み屋があります。その近くには、休憩場所があり、スタバのようなコーヒーショップがいくつも出店しています。彼らは立地条件が良かったら、そこに集まったわけではありません。地下鉄駅があるからこそ、そして駅に毎日、何千人もの人が通っているからこそ、その場所を選んだのです。

言いたいことはわかりますね?オンライン・ビジネスでも同じことをしないといけません。たくさんの顧客を抱えている人の近くに店を移動させるのです。

コミュニケーションが苦手だからというつまらない理由で、毎日ブログの後ろに隠れて実家のコタツで記事を書き続けて2年も経とうとするのに何も変化が起きないのは、誰もいないところで誰も興味を持てない歌を歌っているからです。

コンテンツはオーディエンスがいてはじめて価値を持ちます。誰も見ていないコンテンツを作るのは、部屋で独り言を喋っているのと同じです。実際に、今、僕は誰もいない部屋で、ひとりごちています。これが独り言になるか、コンテンツになるかの境界線は、あなた、そうオーディエンスの存在なのです。

ストリートミュージシャンであり将来的にメジャーデビューを目指すのであれば人ごみのある場所で歌うべきなのです。実家の子ども部屋にこもり10年歌い続けても一向に才能の花が咲かないのは明白です。

あなたは積極的に人のいる場所に行ってください。100人から1,000人規模のメーリングリストを持っている段階で、これを実現する方法はいくつかあります。

1つ目は、Podcast tourの継続。メーリングリストが大きくなればなるほど、時間対効果は低くなりますが、1,000人を達成するまではインタビューに参加を続け、その最後にあなたのメーリングリストへ参加してもらうように呼びかけましょう。

2つ目は、ゲスト投稿です。これは、正しい方法でおこなう必要があります。Bryan Harris(ブライアンハリス)が提唱したExpanded Guest Postと呼ばれる手法を使いましょう。

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例えば、この神戸真里さんという方は、ご自身のブログでもオランダで起業する方法について記事を書いています。だけどlifehackerのようなより大きな媒体に寄稿することで、より大きなトラフィックを得ることに成功しています。

この方法では、ブログの投稿で、読者があなたのメーリングリストに参加するように呼びかけます。また、読者がメーリングリストに加わろうと思えるように、彼らのメールアドレスと引き換えに、何かダウンロード可能な特典を用意しましょう。これは、本当に効果的です。

ダウンロードできる特典、つまりリードマグネットがあれば、それをきっかけに、たくさんの購読者が生まれます。

ステージ#3. メルマガの読者を1000人から1万人にする方法

3つ目の方法は、ノーピッチ・ワークショップをおこなうことです。ノーピッチ、つまりセールスをしないということ。これは、カメラの前で喋り慣れている人に限りますが…。この方法で、僕は1万人から2万4000人規模にまで、メーリングリストをスケールさせることができました。メーリングリストを拡大させるために、もっとも有効な方法かと思います。

ノーピッチのワークショップでは、同じくらいの規模か、それよりも大きいプラットフォームを持つ人とチームを組みます。たとえば、僕のメーリングリストが500人規模だとすれば、同じく500人か、1,000人、2,000人くらいの人を選びましょう。そして、チームを組んだ人たちと一緒にウェビナーをやって、何かを教えるのです。

技術的な部分はすべてあなたが設定します。彼らがワークショップの招待を自分のメーリングリストに送信することで、ウェビナーに参加したい人たちは、全員あなたのランディングページにアクセスする流れになります。そして、そのランディングページからウェビナーに参加するオプトインフォームを設定し、ウェビナーの登録者があなたのメーリングリストに参加するようにします。もちろん逆の流れも必要です。あなたは彼らのオプトインページを用意し、あなたのリストから彼らのリストにお客さんが移動する流れを作らねばなりません。

新商品のローンチと次の商品のローンチの間にリストを増やす

2014年の夏、はじめてのローンチから2回目までのリローンチにかけて、20回のテストをおこないました。あの頃は本当によく働いていました。最初のローンチでは、おおよそ2,000万円ほどの収益を上げました。また、2回目のローンチでは、前回よりもメーリングリストの規模が2倍になり、収益も比例して4,000万円〜5,000万円ほどになりました。この間でやったこと。それこそノーピッチのワークショップだったのです。

では、僕とチームを組んだ人は、僕のためにメールを送ったようなものですよね?彼らのモチベーションとなる要素は何だったのでしょうか?

とても興味深い部分ですよね。多くの大規模なリストホルダーは、そういったことに力を貸す場合にいくらかの手数料を取ることが多いです。ただ、リストがそこまで大きくない人たちは、そういった考えを持っていないことがほとんどです。彼らはメーリングリストを増やしたい、見込み客に価値を提供したいということを考えているのです。

だから彼らにとって、ノーピッチのワークショップのメリットはと言うと、いつも僕はこうやって売り込んでいました。「ゲスト投稿のようなものだよ。あなたのWebサイトに何かを書くんじゃなくて、ライブでワークショップで何かを教えるイメージで。コーチングセッションだと思ってほしい。通常、このセッションをするなら〇〇円はかかるけど…あなたの購読者のために、無料でやろうと思っているんだ。」と。そこで、このウェビナーをゲスト投稿に変えて、ワークショップをパッケージ化して、どこかでリードマグネットとして使用できるようにするのです。

そうすれば彼らの見込み客にとっても価値がありますし、彼らも追加の露出を得られます。

相互作用的であることがポイントです。彼らの見込み客もワークショップに参加することができます。この方法は、これまでのあらゆる試行錯誤の中で見つけた成長戦略のうちの1つです。ほとんどの人がまだやっていないことをしましょう。あなたの業界でワークショップをやっている人がいないのなら、「やります」と言った方がずっと簡単に注目を集められます。

メーリングリストの規模が500人から2,000人くらいの人で集まれば、ワークショップをする人はかなり少ないでしょう。だから、あなたは僕と同じような戦略をすることができます。

もし、一緒にワークショップをしてくれる人が見つからなければ、セッションの回数を調整して、交互に購読者を獲得できるように交渉しましょう。そうすれば、彼らのメーリングリストが大きくなり、次にあなたのメーリングリストも大きくなります。この方法は、自分に合うように調整もできるところが気に入っています。

巨大リストホルダーがやっているメルマガ読者を増やす施策

ここからは応用編。僕たちが今どんなメーリングリスト構築戦略をおこなっているか、紹介します。リストの数が1万を超えた人は、参考にしてみてください。

僕が今一番興味を持っているのは、自分にとって成功した物事です。これは、注目すべき教訓ではないかと思うのです。あなたが得意なことであれば、なんだっていい。それに集中しよう。いろいろな戦略を試してみて、何かがうまく機能しているということがわかったら、他の戦略に移る前に、今の戦略を最大限に活用すべきです。

まるで禅問答のようなアイディアです。でも考えてみてください。巨大なリストを持っている人たちは、他の人と違う何かをやっています。それは巨大をリストを持っている人にしか知らない戦略なのです。他人に言われて「やってみました」程度のノウハウは、せいぜい1万人程度しか集められません。それ以上になると、特別なことをやらなきゃいけない。

うちの場合、ここ数年の間で、もっとも成功した戦略の1つは、パートナーシップでした。100〜1,000人規模のメーリングリストで、ワークショップを共に開催するというのは、さっき話しましたよね。やればやるほど、メーリングリストも、自分の会社も進化していきます。そして、僕らが今取り組んでいるのは、商品を作って、その商品を宣伝するために、企業とパートナーシップを組むということです。これも、かなりうまく機能しています。ノーピッチではなく、ピッチありまくりのウェビナーをやるのです。

まずは自分のビジネスをよく見てみてください。うまく機能している戦略を、さらにブレーンストーミングして進化させるのです。特に、他の人がまだやってない方法で進化させるにはどうすればいいのか考えましょう。例えば、パートナーのウェビナーがかなり人気があるとしましょう。それならば、パートナーシップを結べばいいのです。大規模な合弁事業の立ち上げのようなものです。僕は、これからもジョイントベンチャーで様々な法人と定期的にウェビナーをおこなうつもりです。

もちろん選別も必要です。つい最近の話です。講座ビジネスの運営で有名なTさんや、プロダクトローンチを教えているSさんからJVの打診がありました。彼らはリストの数が10万を超える日本でも屈指のリストホルダーです。だけど、報酬の比率が悪かった。僕は最低でも収益折半でないと、仮に相手のレベルが上でも組みません。先程の2人は50%以上を要求してきたので、僕はチャットワーク経由で断りました。

次の日に「石崎さんのローンチですから、石崎さんの条件を飲みます、だからやりましょう」と条件変更の連絡がありましたけど、僕はもう気が変わってしまったのでいよいよ彼らにYESをいうことのないまま今日に至っています。まあ、そういうこともあります。もしあそこでYESを言っていれば今頃もっとお金持ちになっていたかもしれません。でもきっとヨーロッパに移住することはなかっただろうし、セミナー会場を借りて、情報リテラシーの低いお客さんにいつまでもセールスファネルの作り方を教えていたことでしょう。

リストを大きくしたいのは皆が考えていることですが、自分のやりたいことやポリシーやプライドも天秤にかけながらビジネスを遂行すべきと思うのです。

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僕らがビジネスを進化させてこれたのは、パートナーシップとツールのおかげです。僕らは、ソフトウェアの恩恵を受けています。ClickFunnels、Deadline Funnel、Teachable、MailChimp、Zapierなど。Zapierでバックオフィスを自動化すると、優秀な人材を3人雇うくらいのパフォーマンスが出ます。

一方で、パートナーシップについては、たくさん結ぶことはできません。だから、パートナーシップを結ぶ上で、手伝ってくれる人をたくさん雇わなければなりませんでした。しかし、この問題に行き詰まった時、こう考えたのです。「僕らが本当に得意なことはなんだろうか?」「僕らにできることはなんだろうか?」「月に50社ではなく、1社のパートナーシップを結ぶのでもいいのではないだろうか?」と。

ConvertKitは、1年間に150もの企業とパートナーシップを組んで、月々100万円の売り上げから、1億円の売り上げに成長しました。僕らの会社は、現時点ではそこまでのパートナーシップを結ぶ力はありませんが、今できることは、月に1人だけでも本当に良いパートナーを見つけ、小さな商品を1つ開発し、その人とパートナーシップを結ぶということです。

Bryan Harris(ブライアンハリス)はこう言います。

僕らは、ソフトウェアを開発する上で、そこまで競争相手がいないということに気付きました。まず、ツールを開発するということは難しいのです。月に1つのペースで、ソフトウェア開発をするというのは、本当に困難なことです。だから、パートナー候補に僕らの強みを売り込むと「そんなソフトウェア聞いたこともなかったよ。一緒に構築するツールに私の企業名をつけてもいいかい?見栄えも機能も良い物になれば、私たちの見込み客にも役立つものになるはずだよ」と言ってくれます。

こうやって強みを生かすことによって、人々の役に立つことができる上に、競合相手も少ない。しかも、プロモーションにもつながります。これは、とても重要なことです。だから、すでに実行している戦略の中でも、特にうまくいっているものを探し、それをよりクリエイティブに活用できる方法を探しましょう。

僕たちはいつまでリストを集め続けるのだろうか?

さてここからは超現実的な話。

あなたはこれから、ブログ、メルマガ、YouTube、Udemyなどパーソナル・プラットフォーム を構築してきます。パーソナル・プラットフォーマーのキャリアのうち、どれくらいの期間をメーリングリストの構築にかけるべきでしょうか?今後、メーリングリスト構築の優先順位が下がるということはありますか?もしくは、常にベストを尽くすべきでしょうか。

答えはシンプル。リストビルディングを継続してください。メーリングリストは常に構築していくほうがいいですが、ただメーリングリストでビジネスが完結するわけではありません。目標は、人々にあなたの商品を買ってもらい、彼らの成功につなげるということです。だから、少なくとも僕個人の見解としては、常に2つの目標が必要です。それは、どれくらい収益を上げるかという利益目標と、ユーザーがどれくらい変化するかという成功目標です。

これら2つの目標のどちらかを見失ってしまっている場合、間違った方向に進んでしまうことが多いです。もし、ユーザーの成功だけを見ているのであれば、ほとんど収益にはつながらないでしょう。一方で利益目標しかないのであれば、ユーザーを助けるために最適化するということはないでしょう。ただ物を作って、それをうまく販売しているだけです。

だから、利益目標と成功目標のどちらも持っておくべきです。常に成長したいと考えるだけではなく、常に人々を助けたいと考えるべきです。その上で、ユーザーからお金を払ってもらわないといけません。なぜなら、お金を払わない人たちは、あなたの話を聞いてくれないからです。僕らは、人を助けるために、物を売るべきです。そして、メーリングリストとは、人々があなたから商品を買うための方法です。

多くの人がメーリングリストの規模を100人から1,000人にすることはできます。だから、僕がアドバイスをするのは、多くの場合、1,000人の購読者を集め、初めてのコンテンツをメーリングリストへ販売するということからです。基本的に、1,000人のメーリングリストを作るのは、90日間がかかります。目を閉じて、こうイメージしてください。90日後、あなたのメーリングリストには、あなたのトピックに興味を持ち、あなたのことを知っていて、好きでいてくれ、信頼し、あなたから何かを買いたいと思ってくれている1,000人がいるという未来。

1,000人のメーリングリストを獲得できたら、小さな商品を作成しましょう。1〜2週間くらいの期間で5,000〜2万円程度の価格帯のコンテンツを作成します。1,000人の購読者に一斉にお知らせを流すと、50人くらいが買ってくれるでしょう。そうすれば、90日間という期間を使い、100万円を稼ぐことができたことになります。僕は、このように稼ぐことができた人を、これまで何度も繰り返し目にしてきました。

メーリングリストの成長には、常に注意を払いましょう。なぜなら、あなたの会社が大きくなったとしても、収益に影響を与える可能性があるからです。収益目標を常に意識し、成長を停滞させないようにしましょう。1,000人に到達するまでは、まず人を集めることに専念し、そのラインを超えたら次は商品を作ることに集中しましょう。そこから先は、メーリングリストのスケールと、商品開発のどちらに対しても、意識を向けなければなりません。

商品を作れば多くの人が惹きつけられ、メーリングリストのスケールにも役立ちます。それが、良い商品であるならば尚更です。メーリングリストに適当に商品を投げ込んで、比較対象がないから、良し悪しが分からず買ってしまうというのはよくありません。だから、本当に良い商品を作り、それを買ってもらうというのが、できうる限りの最高のマーケティング形態かと思います。この段階までくると、いわゆる口コミマーケティングが発生します。こちらの努力とは全く関係のないところで商品が売れ始め、リストがスケールします。

Facebook広告を使ってリストを集めてはいけない理由

もしかしたらあなたはこう考えているかもしれません。「概念的な話はもう結構。メーリングリストを大きくするためのポイントを1つだけ教えてくれ」と。

これは何を達成しようとしているのか、その目標にもよります。例えば、僕らの目標は、2022年末までに1万人の成功した顧客を生み出すということです。僕らのいう成功している購読者とは、メーリングリストの規模を1,000人に増やし、商品をローンチした人のことです。

この目標を掲げたのが2016年。その年の目標は、100人の成功者を生み出すことでした。翌年の2017年は、200人が目標でした。次の年は400人で、その次は800人。次は1,600人、そして3,200人、6,400人…という感じで、1万人達成を目指しています。この目標のためには、もっと多くの購読者を獲得しなければなりません。僕たちはセールスが得意です。ほかにも最適化できることはありますが、いろいろと手を出してしまうと、1万人を達成することはできません。

もしあなたの目標が、影響力を増やすことであれば、そのために多くの見込み客を集める必要があるでしょう。もしくは、あなたの目標がライフスタイルビジネスかつ、人々のことを助けることであれば、オートパイロットで動くビジネスを構築して、最低限のグロースをさせていけばいいでしょう。これは、あなた自身の目標によって、異なることなのです。

僕と小川さんはビジネスの成功よりも、課外活動、そうですね旅行や趣味や家族を重視しています。だから少し贅沢できる程度のお金が非常に効率よく入ってくるような形態が最善と考えています。僕と小川さんの家族は平日の朝から葛西臨海公園でバーベーキューをし、その後、舞浜のイクスピアリにあるジャングルカフェで火山の噴火を楽しみながらお茶します。ディズニーランドとはいえど、平日だから人は全然いません。

僕らが求めているのはこれです。仮に大きな金額を稼げたとしても、平日潰れるなら、お金の価値は半減すると真剣に考えているのが僕らのような人間です。

ちなみにFacebookの広告は、メーリングリストを増やすのに効果的です。部分的には。特にメーリングリストを1,000人から1万人にするのに役立つ方法だと言えるでしょう。ただ戦略として難易度は高いです。

僕たちもFacebook広告はよく活用しています。広告代理店に消化金額の20%をお支払いする契約で、勝手にやってもらっているという表現が正しいでしょうか。

ただ、ほとんどの人は、Facebook広告を導入するタイミングがあまりにも早いですね。彼らは、Facebookに広告を載せるということだけで満足してしまっているように思います。なぜなら、すぐに成功できる戦略に感じてしまうからです。1万円を払って広告を出すと、50人は購読者が増えるでしょう。しかし、100人から1,000人規模までの間は、商品がありません。それに、おそらく多くの人がこの段階では自分のテーマをよく理解していません。厳密に言えば、理解していると考えていますが、まだ洗練されきっていないのです。それに、商品をどう売ればいいのかもわかっていない。

早い段階でたくさんのお金と時間を無駄にすることは、とても簡単です。僕の個人的な経験から言うと、FacebookのようなSNSに広告を出すことは、かなり難しいマーケティングチャネルだと言えます。今まで僕らもいろいろなことを試してきましたし、うまくいったものもありますが、そこまで到達するにはかなり多くの試行錯誤をしなければなりませんでした。

もしあなたがそういった経験をすでにお持ちで、マーケティングのスキルセットもあり、サポートしてくれる優秀な人材を雇うお金があるのであれば、絶対にやったほうがいい。しかし、あなたの商品が出来上がるまでは待ってください。1,000人を超えるまで待って、もし5万円の機会損失があったからといって、妻に怒られるわけではないでしょう。準備もできていないうちに高度なマーケティングをおこなうのは、お金を捨ててしまうようなものです。

メルマガの読者を増やすためにやっては”いけない”こと

では、次にメーリングリストを作り始めた段階で、やってしまいがちなミスについてお話をします。多くの人が陥りがちな間違いとは何でしょうか?

リストを構築する順序については、もうお話ししましたよね。正しい戦略を、間違った順番で実行してしまっている人が実に多いです。メーリングリストの購読者が2人しかいないのに、ホリエモンやヒカキンとパートナーシップを結ぼうだなんて…これはよくない考えです。

あとは、これまでFacebook広告をやったことがない人が、広告を出そうとするのもよくないです。1万円というのは大きな額です。まだ自分の商品が何なのかわかっていないタイミングですることではありません。絶対にお金の無駄です。最初の段階では、モチベーションや勢いを得るために、ビジネスを最適化をしなければなりません。

知り合い全員をメーリングリストに招待する戦略のいいところは、ただテキストメッセージを送るだけでいいということです。すぐに注目を得ることができますし、翌週にブログ記事を書けば、以前よりも読者が増えているはず。しかも、あなたのお母さんや奥さんではなく、他の人たちです。あなたがしていることに関心を持ち、コメントやシェアをしてくれる人たちです。こういった人がいてくれることで、モチベーションにもなりますし、勢いもつくでしょう。

初期段階で重要なのは、辞めないことです。これは戦略どうこうの問題ではなく、気持ちの問題です。立ち止まらないために、ビジネスを自分なりに最適化することが大切です。自分自身でモチベーションを生み出し、勢いをつけ、小さな成功を収めることができるように最適化することが大切なのです。Dave Ramseyが教えているthe Debt Snowball Methodって聞いたことあります?複数の口座に借金がある場合、小さいものから優先的に支払いをしていく戦略です。数学の問題ではありません。借金の返済をやめないことです。その方法は、最小の負債と最大の負債を分類して、順番に処理するということです。

戦略についても同じことが言えるはずです。もっとも簡単なものから、もっとも大きな影響を与えるものまで、順番に並べ替えていき、簡単なものから手をつけましょう。今すぐ携帯電話を手に取り、10人にテキストメールを送ってください。そうすれば、メーリングリストのメンバーが増えるはずです。

いざリストを増やそうとすると、多くの人がネットから自然と集まるものを待っている。誰も読まれたブログを毎日書き、再生回数が10回にも満たないYouTubeの動画をアップロードし続けている。それで、自分はWordPressの専門家とか、仕組みのエキスパートなんて言うんだから悲しくなります。

毎日実家のコタツでブログを書き両親からはそろそろ就職すればと言われ、安っぽいレンガの壁紙の前に立って挙動不審な表情を浮かべながらSonyのカメラを回し続ける。仕組みのエキスパートならそんな馬鹿げた真似はしません。無給のコンビニバイトをアラサーのおっさんが続けているようなものです。僕だったら、代わり映えしない毎日と、結果のでない日々に発狂すると思います。さらに両親にチクチク言われるとなると、もう確実にメンタルがおかしくなります。

彼らの問題は何か。いきなり大きな問題、難しい問題に取り組みすぎているのです。SEOを攻略する。WordPressで集客する。サイトを育てる。YouTubeでトラクションを得る。Facebook広告を打つ。どれも簡単なことではありません。

知り合いにメーリングリストに参加するようお願いする?超簡単じゃないですか。ついさっき、うちの妻が朝食を食べ終えた後の机にアルコールスプレーを吹きかけて綺麗にしていました。で、こう言うんです。「僕のメルマガに参加しない?」って?オプトイン率は100%です。仮に嫌と言っても、僕が勝手にメールアドレスを追加します。

これは、ほんの些細な成功かもしれません。あなたの人生にとって、ほとんど何の違いも生むことはないかもしれません。しかし、この小さな成功によって勢いをつけることができます。英語圏ではモメンタムという表現が使われます。

日本ではあまり扱われない概念ですが、海外のセミナーに参加すると、必ずと言っていいほど最初のモジュールで「モメンタム」が説明されます。モメンタムを出すためのワークショップもたくさん開かれます。日本語に訳すと、勢い。勢いのあるビジネスと勢いのないビジネスは、イコール成功するビジネスと失敗するビジネスの違いなのです。

YouTubeの登録者が伸びてきている。ブログのアクセスが増えてきた。リストの落ちがいい。成約率が高くなっていた。問い合わせの数が増えた。こういったモメンタムは、ビジネスがうまくいっているインディケーターであると同時に、僕たちを鼓舞するためのエネルギー源になります。モメンタムを出す最初のきっかけは小さな成功です。他人から見ると成功とすら思えないほど小さなもので結構です。

リスト集めに関して僕もこれまで何度も繰り返し、小さな成功を重ねてきました。知っている人から「イエス」を引き出すと、奇妙な心理的現象が起こります。相手が頷いてくれるだけで、受け入れてもらえたという気持ちが生まれます。そうすれば、モチベーションが湧き上がり、頑張ろうという勢いが出てきます。

そうすれば自信が生まれ、やがて、その自信が成功へと導いてくれる、ということですね。自信がなければチャレンジもできません。

リスト集めに使う時間は1日15分でいい

ほかによくある間違いは、どんなものがあるでしょうか。

始めることに多くの時間がかかると考えてしまうことです。おそらく、このビデオを観ている人の多くが、何かしらの仕事をしているはずです。僕には、医者の友人がいます。彼は東京でアレルギー専門医として下働きをしています。2013年に僕がYouTubeで初めてビデオを公開したとき、彼は僕の後ろに座っていて、それ以来、彼もパーソナル・プラットフォームを始めようとしてきました。

ただ、彼はまだ自分のプラットフォームを持っていません。その理由の1つは、始めるのに多くの時間が必要だと思っているからです。プラットフォームを構築するためには、仕事を1時間早く切り上げるか、1時間早く起きなければならないと考えているのです。しかし、その必要はありません。正しい順序で戦略を展開すれば、1日15分だけで十分です。まずは、初期段階で結果を得るために、最適化することが必要です。そして、結果が出たらそれを元に時間を作りましょう。

パーソナルプラットフォームビジネスを始めようとする人は多いですが、その中でも特に何かしらの専門分野を持った人が多いですね。しかし、彼らの多くがなかなか成功にたどり着けません。

僕が北海道で大学生をしてきたとき、五十嵐という人物に出会いました。僕たちは実践するドラッカーの本を出版している佐藤等先生が開催する読書会でよく顔を合わせる仲でした。縁があって、札幌駅前の紀伊国屋書店で一緒に講演をしたことがあります。彼は札幌在住で、これまで僕が会った中で最高のセールスマンだと思います。彼は、大企業に保険を販売する仕事をしています。僕は大学を卒業し、そのままデジタルマーケティングの専門家として起業しました。

後に、彼は自分の知識をコースやコーチングプログラムにし、優秀なセールスマンに販売したいと僕に言ってきました。そのため、僕は彼に「今すぐ友人をリストに招待する必要がある」「あなたの知人100人に今すぐ連絡を取って」と返事をすると、彼は「そんなことはしたくない」「Webサイトで売りたいんだ」と答えたのです。

だから僕はこう言いました。「頼むから、そんなことしないでくれ。最初からWebサイトで販売するなんて時間の無駄だよ」「3ヶ月かけてWebサイトを作り上げたとしても、君は自分が何を伝えたいのかすらわかってないはずだ」「メーリングリストから始めないと、いくら立派なWebサイトを作っても、誰からも認知されないよ」

3ヶ月が経ったあと、何が起こったか。彼はWebサイトもできていないし、メーリングリストにも誰も購読者がいませんでした。計画性がなかったのです。ですから、多くの時間を割かないといけないと考えたり、正しいことを正しい順序で行わなかったり、自分は特別だと考えて近道をしようとしたり…そういったことはやめましょう。

人とコミュニケーションをするのが嫌だから、という理由で就職をせずブログビジネスを始めた人を知っています。彼は今年の12月までに月収30万円稼げるようになりたいと言っていました。驚くことに、その発言をしたのは3年前の出来事です。その年の12月に月収30万円を達成できず、次の年もやはり月収30万円を達成できませんでした。おそらく今年も月収30万円を達成するどころか、月収10万円すら達成できないでしょう。彼はいまだに、毎日、誰も読んでいないブログを書き、再生回数が10回未満の動画をYouTubeにアップロードし続けています。

いわゆる子供部屋おじさんになりつつあり、僕を含めて周りの人が声をかけづらい存在になっています。今さら就職もできないし、かといってコンビニバイトをしたところで何の足しにもならない。だけどネットビジネスはもっと非効率。なぜならキャラクターが弱すぎるからです。地獄のループに入っている人に声をかけるのは非常に難しい作業なのです。

彼はこのままパッとしない30代を過ごし、婚期を逃し40代、50代とおっさんになっていくのでしょうか。そうであれば、悲しい限りです。彼の敗因は、小さなプライドです。友達にメルマガに参加してという勇気がなかった。誰からも指図されたくないというワガママが彼を暗い闇へと吸い寄せてしまいました。

一生光のない闇の中で過ごすことを考えれば、プライドを捨て、小さな勇気を振り絞り、一声かけるなんて些細なことです。「メルマガに参加して」というだけでいいんです。笑い話のようですが、僕は去年の冬、神楽スキー場の第5ロマンスリフトでプロスノーボーダーと隣り合わせになり、短い間で意気投合し、リフトを降りる前に彼は僕のメルマガに参加したんです。僕のリストはとうの昔に1万を超えています。僕は今でもそういった地道な活動を続けています。

自分の都合のためにリストを増やしているわけではありません。プロスノーボーダーに商品を売りつけるつもりもありません。もし周りでオンラインコースビジネスで困っている人がいれば、石崎力也って面白い人がいるよと紹介してくれるだけでいいのです。実際に、その数週間後、日本で1番大きなスノボのYouTubeチャンネルを開設している人たちが僕のクライアントとなりました。

パウダーを滑るために上昇するリフトで一声かける。「メルマガ読みませんか?」それだけでいいのです。

WordPressでブログを書かなくてもいいし、SEOを攻略しなくてもいい。高いカメラを購入してYouTuberの真似事をする必要もない。実績もないのにTeachable でオンラインコースを販売したって誰も買ってくれないでしょう。どうしてわざわざ複雑なことから始めるのでしょうか。もっと簡単で成果が確実に出る施策から始めましょう。

すべては、小さな成功を掴み取るところからです。毎日15分から始めて、すぐに結果を出すのです。そこから、いろいろなことができるようになりますから。最初から時間をかけなくてもいい。小さく始めましょう。

まとめ:平凡な人間がたくさんのメルマガ読者を獲得している

さて、最後にメーリングリストを構築しようと考えている人に、アドバイスがあります。

僕の教えた戦略を信じて、実行してください。あなたなら、絶対にできます。僕にできたことなのだから、誰にだって絶対にできるのです。このレクチャーの視聴を30秒だけストップして、携帯電話を取り出して、今すぐ1人でいいからテキストメッセージでメーリングリストへ招待してください。この方法でもうまくいかなかったなら、魅力的なリードマグネットを用意して、もう一度挑戦してみましょう。1人の購読者をメーリングリストに加えたら、さらに2人を獲得することができます。100人の購読者を獲得できたら、1,000人を獲得することができます。

僕の妻も同じようにやりました。5年前に彼女はオンラインビジネスを始めました。僕は彼女に何か特別にしてあげることはありませんでした。だって、必要以上に手を貸したら、彼女自身から何かをしようとする気持ちがなくなってしまいますから。そして、妻は最初の1週間で知り合い全員に尋ね回り、200人の購読者を獲得しました。その後どうなったと思います?

今でも毎月最低$1000の収入を安定して稼ぎ続けています。完全に不労所得です。この5年の間に子供が2人できました。小さなお子さんがいるご家庭ならわかると思いますが、赤ちゃんが2人もいると1日にパソコンを開く機会なんてゼロです。頑張って、1週間に1回、お家でイオン(オランダならアルバートハイン)を頼むためだけにパソコンを開く程度です。僕らはオランダにいるので、あるそんな状況でも、毎月$1000を稼ぐ続けることができる。そして次の5年もおそらくはこの仕組みから$1000以上が毎月落ち続けるでしょう。これがオートメーションの機能しているリストマーケティングの威力です。

大人になってから2回もおねしょをし、毎日のように寝坊し、財布を持たずにグローサリーストアに行くような僕みたいな人間でもうまくできた。(本当は2回以上おねしょしています。夜寝る前にプロテインを飲むのがいけないのかもしれません)

だから、あなただって、できるはずです。

もしヒントがいるのであれば、rikiyaishizaki.com を参照してください。先ほども紹介しましたが、https://stories.videofruit.com/stories/ にアクセスすれば、あなたの先達(せんだつ)のストーリーを100以上は見ることができるでしょう。あなたの年齢や立場、業界など、条件が似ている人を見つけましょう。僕自身、今でもはvideofruitの成功事例を読んでモチベーションを得ています。ただ、それだけです。

僕は特にNathan Barry(ネイサンバリー)やBrennan Dunn(ブレナンダン)のブログが好きです。

年末になったら、彼らはこの1年間のまとめを書くでしょう。僕と同じような環境下にいる人たちなので、僕は彼らに強く共感しました。彼らの記事を読むだけで、とても励まされました。「普通の人なんだな」「Nathanは、何の変哲もないアイダホ州出身の男だ」「彼ができるなら、僕にだってできる。だからNathanが言ったようにやってみよう」と。

アイダホ州行ったことありますか?僕はアメリカ留学している時に、アイダホ大学で開催されたプログラミングの大会に参加しました。もう呆れるほど広大なフィールドがそこには広がっています。トラクターとかも無茶苦茶でかいです。実際に写真を撮ったのですが、僕の身長の2倍ほどタイヤを駆動する乗り物を使って、おじいちゃんがとうもろこしを収穫しているのです。

どうやってこんなトウモロコシ畑から、ConvertKit を作り上げる起業家が生まれるのでしょうか?僕はいまだに不思議に思っています。とはいえ、かくいう僕も石川県の片田舎からビジネスを立ち上げた人間です。最寄りのバス停から金沢駅に向かうバスは3時間に1本ほど。若者の遊び場といえば、アピタかジャスコ。車を1時間走らせて到着する千里浜という海も大して綺麗ではない。もっと近いところに海はないかとGoogle Mapで検索をすれば、8号線沿いにエーゲ海というラブホテルが見つかりました。海じゃねぇし。

まあそんな寂れた街からスタートしました、僕も。刺激のない日常の反発ゆえ、今はこうやって移民弁護士にお金を積んで世界中の好き所に住めるようになりました。はじめはリストゼロでした。僕の原点は、リストに参加してくれた1番最初の読者、山下くんです。ラブホテル・エーゲ海の近くに住む、高岡中学校の同級生です。昔、一緒にトイストーリー1を観に行きましたね。そこが原点。

ちょっとしたヒントをあげましょう。Googleで、”year-end review”というキーワードと、あなたがフォローしている人の名前をセットで検索してみてください。僕は、常にNathan、Pat Flynn、そしてBrennan Dunnの3人をフォローし続けています。インスピレーションを受けることができるので、ぜひ彼らのストーリーを読んでみてください。そして、彼らが今年やったことを知ってください。彼らがどれだけ、あなたと変わらない普通の人間か、よくわかるはずです。

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2019 in review – A year of balance

2019年、Nathanは子供を授かりました。儲けたお金を使い、少しだけ贅沢をしました。プール付きのAirbnbで二泊しました。ヨットの操縦方法を学びました。初めてデジタルコンテンツを販売して90万円の収入になりました。ConvertKit に大口顧客が2つもつきました。

なんと手の届きそうなリアルな生活でしょうか。

彼らはただひたすら前進を続け、最終的に成し遂げた人に過ぎません。そういった人を、これまで何度も見たことがあります。だから、あなたにもできます。立ち止まらずに、このレクチャーで話したことや、コンプリートバンドルで学んだことを実践すれば、そこにたどり着けることができます。

最後の締めをするとすれば、こうです。このレクチャーで説明した通りにやってみてください。そんなに難しいことではないはずです。コンプリートバンドルの受講生なら、絶対にできます。

それでは、今度はあなたの番です。Bryan(ブライアン)のアドバイスを念頭に置きつつ、学習を進めてください。僕らは、常にあなたのメーリングリスト構築をサポートする準備ができています。始める前に、何か質問がありましたら、下記のコメント欄でお知らせください。

カテゴリInternet Business

About 石崎 力也

石川県金沢市出身。モントリオール在住。専門スキル:競艇、コピーライティング、DRM、アニメーション。このサイトの運営責任者です。2013年3月に六本木と西麻布で会社を設立し、同年11月までに全てのメディア・広告事業を軌道に乗せる。現在は、家族と一緒に、3か月に1度、住む国を変えながら生活をしています。

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