今日は、あなたのアフィリエイト報酬を10倍アップする方法についてレクチャーします。スマートパッシブインカムで有名な パットフリンが提唱する “DOING” の手法を理解すれば、スーパーアフィリエイターの思考方法に近づけるようになります。
“DOING”とは、D(=Demo):商品のデモンストレーションを行う、O(=Offer):質疑応答のオファーを出す、I(=Interview):アフィリエイト商品の製作者にインタビューする、N(=Never):絶対に、同じ問題に対して複数の解決策を提案しない、G(=Get):人前で商品を購入する、の頭文字をとったものです。パットフリンがマルチミリオネアになれたのは、このDOING のガイドラインを着実に守ったからだと言えるでしょう。
今回お届けするノウハウはこちら
海外の有名なアフィリエイターが使うガイドライン “DOING”
あなたの見込み客にサービスを提供すると同時に、アフィリエイト収入であなたのプラットフォーム上に収益性の高いビジネスを構築するための方法を紹介します。
この方法について話をする前に、アフィリエイト収入には負の側面があることを知っておきましょう。多くのアフィリエイターが、これまでアフィリエイト業界を悪用してきた歴史があります。具体的には、様々な商品が「見込み客に役立つから」という理由ではなく、「利益が大きいから」という理由で宣伝されてきたのです。
これは、収益性の追求から生じる問題です。見込み客の問題解決を最優先事項として念頭に置き、彼らから受け取る意見に注意深く耳を傾けていれば、問題が生じることはありません。
今回紹介する方法は、スマートパッシブインカムで有名なパットフリンがPodcastの中で説明しているものです。彼は、”DOING”というアフィリエイトの手法を使っています。DOINGとは、「Demo, Offer, Interview, Never, Get」の5つ単語の頭字語を取ったものです。
パットフリンはたった一人で3億円近くのオンラインビジネスをしているフリーランサーです。Teachableを使ってオンラインコース を販売して1億円。他の人の商品をアフィリエイトして1億円。コンサルティングで1億円だとポッドキャストの中で説明をしていました。
前回のレクチャーを見て、あなたは既にアフィリエイト商品を選んだことでしょう。DOINGは、その商品をプロモーションするために、また、あなたのアフィリエイト戦略を構築するために、非常に参考となるガイドラインです。
DOINGで紹介する手法は、誰もが実践しているものではありません。この5つの原則のうち、1つか2つしか実践していないアフィリエイターも多いことでしょう。しかし、あなたがアフィリエイターとして収益性を高めたいのであれば、DOINGの原則全てを適用させることが大切です。
さっそく、5つの手法について見ていきましょう。
D(=Demo):商品のデモンストレーションを行う
見込み客に、あなたがアフィリエイト商品を実際に使っている様子を見せましょう。これは、ソフトウェアやオンラインコースなど、どんな商品を宣伝するかのにかかわらず重要なポイントです。
僕らは以前、海外のEメールサービスのデモを行いました。MailChimpやConvertKitの解説動画をYouTubeにアップロードしました。どのような特徴があるソフトウェアなのか、どのような使い方ができるのかということを、具体的に見せたのです。こうすることによって、購入後の安心を担保できます。
商品の購入を検討している見込み客にとっては、実際に使ってみなければわからない情報というのは魅力的に見えるものです。例えば、オンラインコースを宣伝する場合には、購入プロセスから実際に使ってみるまでをビデオで録画し、共有してみるのもいいでしょう。
プロダクトローンチフォーミュラで有名なジェフウォーカーはよく「オーナーシップ」という言葉を使います。オーナー、つまりその商品を持っているということです。まだ商品を購入していない段階から、既に商品を持っているかのような気分にさせるのが重要だと彼は言います。
車のCMなどが「オーナーシップ」のわかりやすい例です。海外沿いの誰もいない道路を、よく手入れされたピカピカの車で気持ちよく滑走している場面です。助手席には犬がいて窓から顔を出しています。後部座席には綺麗な奥さんと可愛いお子さんが座っています。リアシートの後ろには、サーフボードが積んであります。
まさにその車を既に所有してその車に乗っているかのような気分にさせてくれます。このオーナーシップ戦略を、あなたのアフィリエイトに取り入れてみてください。あなたはソフトウェアやウェブサービスの使い方を説明するだけでなく、それらツールを使うことでどんなメリットが得られるか鮮明に説明してあげてください。まるでみている人たちが、既にそのツールを持っているかのように錯覚するほど鮮明に。
ただし、この方法を使う場合には、アフィリエイト・マーケティングの基本的なルールに従っていていることが前提となります。そして、あなたが実際に使っており、おすすめできる商品にだけ有効なテクニックです。商品の内部をビデオで見せても問題ないかどうかなどのルールについては、個別にチェックしましょう。おそらく、商品の製作者の多くは「自分の作った商品を多くの人に見てもらいたい」と思っているので、快諾してもらえるでしょう。
O(=Offer):質疑応答のオファーを出す
見込み客からの商品に対しての質問に答えることも重要です。
あなたが宣伝する商品について、疑問を持っている見込み客もいるかもしれません。彼らからの質問に、積極的に答えましょう。そうすることで、彼らをサポートする姿勢を示すことができ、安心してもらえます。またその結果として、商品購入までスムーズに進んでもらうことにもつながります。
もちろん、購入前だけではなく、購入後にも質問に答えることをおすすめします。あなたがその商品をよく理解していることを見込み客に示すことができ、彼らの信用を勝ち取ることができるからです。
アフィリエイト商品は、当然ですがあなたが作ったものではありません。誰か他の人が作ったものです。しかし、アフィリエイト商品として紹介する限り、あなたは見込み客と商品の間に立って、その商品を保証する必要があるのです。
以前、京都大学出身の有名なアフィリエイターがこう言っていました。
アフィリエイターは最高の商売だ、なぜなら販売者責任がないから
これはあまりにも無責任な発言だと思います。確かに法律上は販売者責任はないのかもしれません。だけど、売っておしまい、であればあまりにも悲しすぎます。その商品を紹介することで、幾らかのコミッションを得られたのであればあなたも幾分かの責任をおうべきではないでしょうか。少なくとも、その商品について質問があれば、回答してあげるのが筋でしょう。
僕たちは継続的に ClickFunnels や Deadline Funnel の質問に応え続けています。質問にテキストで答えるだけではなく、ビデオにして回答しています。僕らが自信を持って勧めている商品である以上、僕たちはそれに対する幾分かの責任を感じているからです。
I(=Interview):アフィリエイト商品の製作者にインタビューする
アフィリエイト商品について、その製作者に想いをインタビューしましょう。そうすることで、アフィリエイト商品と見込み客の間に人間的な繋がりを作ることができます。
製作者と見込み客との関係を確立するために、彼らの情熱をインタビューするのです。これは、とても価値があることです。製作者には、対面形式で質問をしたり、商品についてのディスカッションしたりしましょう。もし製作者にインタビューできない場合は、その商品を実際に使っている人にインタビューしてもいいですね。
例えば、これは Udemy 講師で初めて年収1億円を突破した フィルさんです。フィルさんが、Thinkific のCEO である、 Greg さんにインタビューをしています。CEOはインタビューなんかに応えてくれないとあなたは思っているかもしれませんが、それはただの思い込み。
このスクショは、僕が実際に Greg さんとやりとりした内容です。2016年のメールです。この頃、まだ Thinkific は円決済 や Zapier の導入はしていませんでした。だから彼に直接お願いして機能を追加してもらいました。海外のウェブサービスを立ち上げたCEOと話すは、これが最初ではありません。シンプルにメールを送ってみてください。思っている以上に彼らは直接的に連絡をくれます。
あなたのメールに答えてくれるだけではなく、彼らはあなたのPodcastやYouTubeに登場しようとするかもしれません。
N(=Never):絶対に、同じ問題に対して複数の解決策を提案しない
1つの問題に対して、いくつもの商品を紹介してはいけません。
1度に複数の商品を紹介することは魅力的に感じられます。実際に、ほとんどの問題には多くの解決策があり、それらをあえて「知らないふり」するのは難しいかもしれません。しかし、それでも、アフィリエイトにおいて1つの問題に複数の解決策・商品を提示することにはデメリットがあります。それは、端的に言えば、見込み客を混乱させてしまうことです。ひとつの問題に対して、解決策が2つも3つもあると、何を選べばいいのかわからなくなってしまうのです。
例えば、見込み客の中にメーリングリストを作成したいと考えている人がいるとしましょう。その人があなたのWebサイトに来て「どんなツールを使えばいいですか?」と聞いたとします。そこであなたが「メールサービスはたくさんあります。AかB、もしくはCかD、それからEなんかもおすすめです。」と答えたらどうでしょう。混乱させてしまうのは明らかですね。
僕たちは、売る商品に応じてメールのプロバイダーを分けています。法人向けには MailChimp を使い、それ以外のターゲットにはConvertKitからメールを送信しています。しかしこれを上手に説明するのは非常に難しいし、顧客を迷わせてしまいます。だから僕のブログや、YouTubeでは、フリーランサーならConvertKitを使いましょうと1つの選択肢しか提示していません。あなたも顧客を迷わすようなことはしないでください。1つの解決策だけを提示しましょう。
解決策となる全てのサービスについて、それぞれの長所と短所をすべて説明することはできます。反対に、見込み客に対して、最適な解決策が何かを特定し、それだけをおすすめすることもできます。どちらの方法を選択しても構いませんが、選択肢が少ない方が、見込み客にとっては選択する時間が省け、購入にもつながりやすいです。また、たくさんの商品を紹介していると、あなたが収益目当てでアフィリエイト商品を紹介しているように思われるというリスクもあります。
上記のように、いくつもの異なるメールサービスをおすすめしたとしても、すべてのサービスの価格・特徴の違いを彼らに理解させられないのであれば、アフィリエイトはうまくいきません。見込み客優先で考えるのであれば、1つの問題に対して、1つの解決策・商品だけを紹介することが最善だと言えるでしょう。
G(=Get):人前で商品を購入する
アフィリエイト商品を人前で購入することで、見込み客の安心を担保することができます。商品をプロモーションする手段はいくつもあります。しかしその中でも特に効果的なのは、アフィリエイト商品を自ら人前で購入することです。
そうすることで、ほとんどの見込み客がその商品やサービスを信頼してくれます。あなたがその商品を「心の底からおすすめしている」ということを示すには、こういった工夫が必要です。
特にあなたが海外の商品をアフィリエイトする場合、英語に不安のある人たちは購入するのを躊躇います。そこであなたは購入するプロセスを見せるだけではなく、アカウントの生成方法から、商品の使い方までを、ワンストップで説明してあげるのです。こうすることで、見込み客は、商品を買う前から買った後までの過程を知ることができて安心します。
成功するアフィリエイトの3つのルールと3つのヒント
以上が、アフィリエイトプロモーションの5原則である”DOING”です。ここで少し立ち止まって、前回紹介したアフィリエイト・マーケティングにおける3つの基本的なルールを確認しましょう。
- あなたが使わない商品を宣伝しない
- 好きじゃない商品を宣伝しない
- おすすめできない商品を宣伝しない
今回は、この3つのルールの他に、アフィリエイトで成功するためのヒントをさらに3つ紹介します。
#ヒント1:アフィリエイト商品を自分が作った製品と同じように扱う
先述の通り、アフィリエイト商品はあなたの所有物ではありません。他の誰かが作ったものでしかありません。あなたはその商品を完成させるために何時間も、何日も、何週間も、何年も、血と汗と涙を流したわけではありません。
しかし、アフィリエイト商品には、自分が作った商品と同じように敬意を持って扱うべきです。商品の製作者を尊重すべきです。見込み客に商品を売り込むときには、自分が作った商品を売り込むのと同じ気持ちで販売をすべきなのです。
これは、かなり高い基準かもしれません。しかし反対に言えば、それくらいの気持ちで売り込めないものは、アフィリエイト商品としておすすめすべきではないと言えます。
#ヒント2:常に真っ向からアフィリエイトに取り組む
アフィリエイトについて、一切の情報を見込み客から隠そうとしないでください。アメリカには、アフィリエイトで収益を受けていることを明かさないといけない法律があります。しかし、そういった法律がなくとも隠してはいけません。見込み客に包み隠さず伝えることは良いことです。見込み客にアフィリエイトについて明らかにする最も良い方法は、特定の購入が自分たちに利益を発生させることを伝えることです。
僕はリソースページにこのような文章を載せています。
ここで紹介するツールは全て僕が現在進行形で使っているものだけです。いくつかのURLにはアフィリエイトリンクが含まれています。今後も有益な無料コンテンツを制作し続けるためにご支援の方よろしくお願いします。
もちろんここにリストアップした全てのツールを購入する必要はありません。あなたのビジネスに良い影響を与えるものだけを購入してくださいね!
アフィリエイト商品を宣伝することを恥じる必要はありません。見込み客にとって、最も価値がある商品やツール、サービスをアフィリエイトで紹介していることをきちんと説明することで、あなただけではなく、見込み客にとってもメリットがある取引だと理解してもらえるでしょう。
#ヒント3:少ないほどより良い結果を生む
アフィリエイトで宣伝できる商品は、数百または数千にも及ぶでしょう。しかし、それらすべてを宣伝する必要はありません。先ほど見た通り、いくつもの商品を紹介して見込み客を混乱させるべきではありません。より少なく、より良いものに焦点を当てて紹介しましょう。
まずは、見込み客に宣伝したいアフィリエイト商品を1つか2つ、もしくは3つほど選択しましょう。そして、特定の商品をできるだけ積極的に、強く、何度も宣伝します。これがアフィリエイトで成功する効率的な方法です。
僕たちであれば、ClickFunnels 、Deadline Funnel、ConvertKit 、これら3つの商品を集中的にアフィリエイトしています。それはこれら3つの商品が、顧客の問題を解決するトップ3つの商品であると信じているからです。
アフィリエイトを実施する際の注意点
最後に注意点を挙げます。あなたの見込み客が使用しない商品を宣伝しないでください。
これまでのレクチャーで、海外のEメールサービス「ConvertKit」を例に何度か挙げて説明しました。その理由は、この製品が、このシリーズにおける「メーリングリストを作成する」という目標に合う最高のサービスだからです。
このシリーズの受講者は、メーリングリストを作る必要があります。その際、僕らが最大級におすすめできるアフィリエイト商品を挙げたわけです。一方で、たとえば、ガーデニングをテーマにプラットフォームを構築しているようなコミュニティの場合、このEメールサービスに登録するよう受講者に指示しても意味がありません。なぜなら、言うまでもなく、Eメールサービスではガーデンの問題を解決できないからです。あなたの見込み客が使うべきものをアフィリエイト商品として宣伝しましょう。
あなたがプラットフォームを作る過程で、これらの方法を活用してください。そうすることで、効果的なアフィリエイト収益戦略を実施できるはずです。
石崎力也のブログには、今日のアドバイスの要約や成功するアフィリエイトを行うのに役立つリソースが記載されています。ご質問がある場合は、以下のコメント欄でお知らせください。もしなければ、次のビデオに進み、アフィリエイトにおいて最も効果的な宣伝戦略のいくつかを見ていきましょう。